- SunSet -
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#201 [希歩]

健吾が風呂入ってる間

アイス食べて煙草吸いながら

ベッドでゴロゴロしてたら

いつの間にか寝てた。

⏰:11/03/25 04:57 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#202 [希歩]

起きたら横で健吾も寝てて

携帯見たら19時過ぎ。

「健吾!健吾!寝過ぎた!」

寝ぼけながら健吾も携帯を見る。

「うわ〜。ん〜もぉちょい。」

「おいw」

⏰:11/03/25 04:59 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#203 [希歩]

結局起こすのに30分以上かかった。

「腹減った。飯食い行くぞ」

「あ、うん。いーよ」

健吾が私の煙草に手を伸ばす。

「それ私のだし!」

「は?俺のだし」

⏰:11/03/25 05:02 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#204 [希歩]

私の煙草と健吾の煙草

一緒だったらしい。

「じゃあどっちも変わらんな!」

って結局私の煙草吸い始めたから

私が健吾の煙草取って吸った。

⏰:11/03/25 05:04 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#205 [希歩]

それから近くのファミレスでご飯。

当然のようにさらっと

支払いしてくれて

何か大人って思ったんだよね。

⏰:11/03/25 05:07 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#206 [希歩]

淳矢とは何か違う感情があった。

もっと一緒にいたい

もっと知りたい

そして、一緒にいるときの

安心感があった。

⏰:11/03/25 05:08 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#207 [希歩]

彼氏いない歴2年。

久しぶりの感覚だった。



健吾に惹かれてる

自分がわかった。

⏰:11/03/25 05:11 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#208 [希歩]

健吾に送ってもらった後

ありがとうってメール入れた。

それから毎日メールしてた。

バイト行って店長に

「好きな人できました」

って言った。

⏰:11/03/25 05:13 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#209 [希歩]

「淳矢はどーなったん?」

って言われて

「淳矢君はどーもなってないです。
私が好きなのは淳矢君じゃないです」

って言い切った。

⏰:11/03/25 05:15 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#210 [希歩]

「どんな人なん?」

って聞かれた。

「1個上で現場職で外車乗ってて
見た目はカッコ可愛い感じで
性格は優しいけどドSです。
一緒に居ったら落ち着くし
包容力あるってゆーか…」

「俺について来い!みたいな?」

「そんな感じです(笑)」

⏰:11/03/25 05:20 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#211 [希歩]

「まぁ希歩にはそーゆー人が
合っとるかもしれんなぁ。
自分の曲げたくない部分は
曲げること無いけど
結構人に合わせるタイプじゃし」

「よーわかってますね(笑)」

「だてに接客業してないよ(笑)」

⏰:11/03/25 05:24 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#212 [希歩]

健吾とは週1で遊んでた。

ドライブ行ったり

ご飯食べに行ったり

健吾の家でぐだぐだしたり。

健吾のお母さんにも会った。

可愛くてノリよくて良い人。

⏰:11/03/25 05:27 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#213 [希歩]

4月になる頃には会う回数が

週1だったのが週3になってた。

仕事終わってからとか

バイト終わってからとか

私のバイト休みの日とか。


健吾ママが私のぶんの

夕飯作ってくれるようにもなった。

⏰:11/03/25 05:30 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#214 [希歩]

健吾のお兄さん、弟とも

仲良くなった。

お兄さんが私の3個上で

弟が私の2個下。

ちなみにお父さんはいない。

⏰:11/03/25 05:31 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#215 [希歩]

4月10日

健吾の家で夕飯食べてる時

お母さんが

「てかアンタらいい加減
付き合ったらどーなん!?」

って言った。

⏰:11/03/25 05:33 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#216 [希歩]

「付き合う?」

健吾が言う。

「いいけど」

「じゃー付き合おっか」



そんな感じで

私と健吾の付き合いは

スタートした。

⏰:11/03/25 05:35 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#217 [希歩]

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4920/

⏰:11/03/25 05:36 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#218 [希歩]

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4920/

⏰:11/03/25 05:37 📱:F04C 🆔:dZJmEAHs


#219 [希歩]

健吾と付き合い始めてから

別に何が変わるわけでもなく

会えるときはできるだけ会って

会えないときは連絡を取る。

健吾の家族みんなで

外食に行ったりもした。

⏰:11/03/26 02:08 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#220 [希歩]

家に遊びに行った時は

必ず夕飯をいただいた。

私より健吾より誰よりも

お母さんが一番

私たちが付き合ったことを

喜んでたみたいだった。

本当に気に入られてた。

⏰:11/03/26 02:10 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#221 [希歩]

付き合ってから1ヶ月。

健吾も何回か店に来てたし

店長もバイト先のスタッフも

みんな健吾のことを知ってた。

格好良くて優しい良い彼氏だ

って言われてた。

⏰:11/03/26 02:14 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#222 [希歩]

喧嘩も全く無かった。

健吾は女友達も多かったけど

浮気の心配もしてなかったし

私も男友達は多いけど

全く心配されてなかった。

健吾が友達と遊ぶときは

ほとんど必ず連れて行ってくれた。

⏰:11/03/26 02:17 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#223 [希歩]

健吾は別に私が友達と遊ぶとき

来てなかったけどね。

「○○と遊びに行く」

って言ったら

送り迎えもしてくれてた。

⏰:11/03/26 02:18 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#224 [希歩]

付き合ってから2ヵ月。

「お前もぉうち住めば?」

って健吾に言われた。

「でもバイト先遠くなる」

健吾の家からバイト先まで

車で20分かかるから。

⏰:11/03/26 02:21 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#225 [希歩]

「辞めてこっちで探せば」

「…は!?」

これが初めての喧嘩だった。

「私は今のバイト先が好きじゃけ
絶対に辞めたくない!
そんなんなら健吾とは住まん!
冗談きちーわ。まじ黙れ」

⏰:11/03/26 02:23 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#226 [希歩]

健吾はすぐに謝ってきたけど

本当に許せなかった。

悔しかった。

私はお金が欲しいがために

ここでバイトしてるわけじゃない。

給料は他の居酒屋と比べれば

だいぶ安いけど

そんなことより大切なものがある。

⏰:11/03/26 02:25 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#227 [希歩]

「ごめん。じゃあシフト全部
基本遅番にしてもらって。
俺が夜勤のときは早番に
してもらえればずっと
送り迎えしてやれるけん。」

そう言われて私は落ち着き
同棲を了承した。

⏰:11/03/26 02:28 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#228 [希歩]

健吾の部屋に私用の

収納ケースを買い

私の物置スペースを作った。

私の親には彼氏んちに住む

と言い、家を出た。

⏰:11/03/26 02:30 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#229 [希歩]

健吾のお母さんも兄弟も

歓迎してくれた。

私は給料そんなに多くないから

健吾が私のぶんも家に

お金入れてくれることになった。

⏰:11/03/26 02:33 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#230 [希歩]

私は健吾と私の煙草代と

健吾の朝の缶コーヒー代と

部屋に置いとくお菓子代のみ。

化粧品とか私の雑費は

全部健吾が出してくれた。

⏰:11/03/26 02:36 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#231 [希歩]

共同の財布も作り

月に2万ずつ入れることにし

それで出かけたりしよう

って約束をした。

⏰:11/03/26 02:37 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#232 [希歩]

同棲生活が始まってから

喧嘩も無く、健吾の家族とも

仲良くやり、バイトも頑張った。

健吾のそばが落ち着いた。

健吾がいないことが

考えられなくなってきた。

⏰:11/03/26 02:40 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#233 [希歩]

付き合って3ヵ月が過ぎた頃…










淳矢君が店に来た。

⏰:11/03/26 02:41 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#234 [希歩]

来た瞬間本当に固まった。

店長も固まってた。

「いらっしゃいませ」

「久しぶり」

普通に接してきた淳矢君。



…遅いよ。

⏰:11/03/26 02:43 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#235 [希歩]

「バイト終わってから話せる?」

「えっ…いや、ごめん無理だ」

「なんで?」

「…迎え来る」

「俺が送ったるよ」

「いや…ごめん。」

⏰:11/03/26 02:45 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#236 [希歩]

店長もハラハラしながら見てた。

「遠慮すんなって!」

「ごめん。…あのさ」

「ちょい待って、トイレ!」

淳矢君がトイレに行った瞬間

店長の顔をバッと見た。

⏰:11/03/26 02:48 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#237 [希歩]

「そんな顔すんなって」

泣きそうな顔だったらしい。

「どうしたらいいですかね…」

「ちゃんと言うのが良いと思うで」


そんなのわかってる。

隠す必要もない。

でも

もしかしたら傷つけるかもしれない。

それが怖い…。

⏰:11/03/26 02:50 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#238 [希歩]

淳矢君が戻って来た。

私は勇気を振り絞って

淳矢君に言った。

「私、彼氏できたんよ。
今一緒に住んどって
送り迎えしてもらいよるけん
話せん。…ごめん。」

淳矢君は下唇を噛み下を向いた。

⏰:11/03/26 02:53 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#239 [希歩]

「…そっか…。」

何もかける言葉が無くて

その時2階のお客様に呼ばれたので

私は2階に上がった。


オーダーを取り下に降りると店長が

「今から15分休憩しておいで。
その間に話してきんさい。」

って言った。

⏰:11/03/26 02:57 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#240 [希歩]

「わかりました。
ありがとうございます。
休憩いただきます。」

私は淳矢君を連れて

店の裏へ出た。

⏰:11/03/26 02:59 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#241 [希歩]

「彼氏と…何ヶ月なん?」

「3ヵ月過ぎたぐらい。」

「そっか。俺…遅かったな。」

「………」

「俺、色々考えたけど
やっぱきーちゃんのこと好きで
きーちゃんと普通に
話したかったんだわ。
俺のこと見てほしい
って言っときながら
逃げたのは俺じゃけどな…。」

⏰:11/03/26 03:02 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#242 [希歩]

「…うん」

「彼氏できたってさっき聞いて
ほんまショックうけたわ〜。
でも好きで居るんは自由じゃろ?
迷惑じゃなかったら
客として通っていい?
遊びに誘ったりはせんけん!」

「…うん。」

「そんな顔すんなって!」

「ごめんね。ありがとう。」

⏰:11/03/26 03:07 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#243 [希歩]

それだけ話して店に戻り

淳矢君はおあいそして帰った。

他のお客様も帰り

店長と2人になってから

店長にちゃんと話した。

⏰:11/03/26 03:09 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#244 [希歩]

「希歩は自分が正しいと
思った道を進めばいい。
健吾君が大切なんじゃろ?
なら健吾君を大切にしんさい。
淳矢が何言ったけーって
お前が引きずってもしゃあないで」


って言われた。


私が好きなのは健吾。

淳矢君は…お客様。

⏰:11/03/26 03:11 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#245 [希歩]

バイトが終わってから

賄いを食べてたら

健吾が迎えに来た。

「ん?何かあった?」

健吾が私の顔をのぞき込む。

⏰:11/03/26 03:13 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#246 [希歩]

「なんもないよっ」

私は無理やり笑顔を作った。

「お前全部顔に出るし
嘘つけんのんじゃけー
無理すんなって。どした?」

すると店長が

「健吾君ごめんなぁ。
今日平日なのに忙しくて
希歩動き回らせたし
俺が怒ってしもぉたけん
希歩疲れとんじゃ思うんよ」

って。

⏰:11/03/26 03:16 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#247 [希歩]

「そうなんですか。
なら希歩お疲れじゃな。
帰ってさっさ寝よーか」

「うん」

賄い食べ終わって片付けてから

私たちは家に帰った。

⏰:11/03/26 03:18 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#248 [希歩]

風呂に入り、髪を乾かして

2人でベッドに入り込む。

「なぁ、店長はあぁよーたけど
ほんまは何かあったんじゃろ?
俺には言えんことなん?」

「…ん。健吾、好き?」

「どしたん?好きよ」

「私も健吾が好き。」

⏰:11/03/26 03:22 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#249 [希歩]

「珍しいね。普段言わんくせに」

「いーの」



確かめたかった。

自分の気持ちを。

私は健吾が好き。

本当に…幸せだから。

健吾のことだけ考えよう。

⏰:11/03/26 03:24 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#250 [希歩]

「今日バイト先で色々あって
精神的に疲れたんよね。
やっぱ酔っ払い相手だったら
たち悪いお客さんも居るけーさ。」

「そっか。何かあったら言えよ?
何かされてからじゃ遅いんで?」

「うん、大丈夫。ありがとう」

私はその日

健吾に抱き付いて眠りについた。

⏰:11/03/26 03:27 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#251 [希歩]

感想板
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⏰:11/03/26 03:28 📱:F04C 🆔:qef7OKCw


#252 [希歩]

でも気付いとったんよね、健吾は。

私がはぐらかしとることに。

私は健吾が気付いとることを

気付いてなかった。

⏰:11/03/27 03:51 📱:F04C 🆔:qRkJZko2


#253 [希歩]

でも、私が気付いとったにせよ

私はどーもできんかったと思う。

今ならまだ色々考えれるけど

そのときの自分じゃ

何もできなかったと思う。

⏰:11/03/27 03:53 📱:F04C 🆔:qRkJZko2


#254 [希歩]

8月。

世間は夏休み真っ只中。

私も健吾もバイトに仕事。

ただ私に変化が起きた。

バイトが本気でイヤになった。

⏰:11/03/27 03:55 📱:F04C 🆔:qRkJZko2


#255 [希歩]

お客さんと絡むのは好きだった。

私がいるから来る

と言うお客さんも何人もいた。

でも、その中に

ストーカーじみた

お客さんが出てきたんだよね。

⏰:11/03/27 03:57 📱:F04C 🆔:qRkJZko2


#256 [希歩]

私が出勤の日は必ず店にいた。

毎回私が帰るまでいた。



まず、何で私の出勤日を

知っているのかが怖かった。

⏰:11/03/27 03:59 📱:F04C 🆔:qRkJZko2


#257 [希歩]

そのお客さんと話すのが苦痛で

本当に精神的に参ってた。

私のプライベートなことも

なぜか知ってた。

本当に…何で?

⏰:11/03/27 04:01 📱:F04C 🆔:qRkJZko2


#258 [希歩]

さすがに店長に言った。

でも店長は

仕方ないじゃろ〜

みたいな感じで

我関せず。

⏰:11/03/27 04:02 📱:F04C 🆔:qRkJZko2


#259 [希歩]

そして健吾に相談した。

いっぱいいっぱいで

泣きながら言った。

そのお客さんが来始めてから

健吾は店に顔出してなかったから

「今度顔出しに行くわ」

って言ってくれた。

⏰:11/03/27 04:04 📱:F04C 🆔:qRkJZko2


#260 [希歩]

そして何日か後

健吾が店に来てくれた。

一緒に店に入って

私はバイト。

健吾は客として

カウンターに座ってた。

⏰:11/03/28 03:53 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#261 [希歩]

それからしばらくして

例のお客さんが来た。

私は健吾に合図をする。

「なんかどっかで見たことある」

え!?

なにそれ!?

健吾はその後考えこんでた。

⏰:11/03/28 03:55 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#262 [希歩]

「あ、思い出したわ!
アイツ和哉の先輩じゃ!」


和哉ってのは

健吾と出会った飲みの時居った人。

⏰:11/03/28 03:58 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#263 [希歩]

「え…うそ?」

「普通に絡んでみるわ」

私にコソッとそう言い

健吾はその先輩とやらに

絡みに行った。

⏰:11/03/28 03:59 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#264 [希歩]

私はカウンター越しに

会話を聞いていた。

「和哉の先輩ですよね?」

健吾の存在に

気付いたその先輩は

少し焦った顔をした。

⏰:11/03/28 04:02 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#265 [希歩]

「何で居るんすか?
家から結構遠いのに
わざわざこんなとこまで」

「健吾君こそ」

「彼女が働いてるんで
たまに来るんですよ」

「そーなんじゃー…」

⏰:11/03/28 04:04 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#266 [希歩]

そこから私がオーダーを

取りに行ったため

会話は聞けなかった。

オーダーを取って

戻ろうとしたとき

健吾が寄ってきて

「会話に入って来い」

って言った。

⏰:11/03/28 04:06 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#267 [希歩]

少しして店が落ち着いた頃

私は会話に入ることにした。

「永田さん(その先輩)、
健吾とお知り合いなんですか?」

「あ、うん。まぁ一応」

「世間って狭いですね!
健吾、私の彼氏なんですよ^^」

⏰:11/03/28 04:09 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#268 [希歩]

「へぇ、世間狭いね」

「で、永田さんはよく
ここ来てるんですか?」

健吾が問いかける。

「うん」

「永田さんもう常連さんですもんね!」


本当に半分笑いそうだった。w

⏰:11/03/28 04:11 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#269 [希歩]

「で、遠いのになんでわざわざ
ここまで来とるんですか?」

「ん〜…この店好きなんよね」

「あ、希歩がよぉた
希歩が居るとき毎日居る
常連さんって永田さん?」

「うん。ね!永田さん。
凄いですよね。私のシフト
わかっとるみたいに
タイミングいいですもん!」

⏰:11/03/28 04:15 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#270 [希歩]

「ははは…」

永田さんは苦笑。

「永田さん、せっかくなんで
これから2人でどっか行きません?
希歩まだバイト終わらんし
相手してくださいよ〜!」

⏰:11/03/28 04:18 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#271 [希歩]

「ごめん。明日早いし帰るよ。」

「じゃあちょっとだけでも
時間良いですかね?
話しあるんすよー^^」

健吾…

顔は笑っとるけど

心が笑ってない…。

⏰:11/03/28 04:20 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#272 [希歩]

永田さんは仕方なく了承し

2人は支払いを済ませ店を出た。

健吾が何を言うのか

ハラハラして気が気じゃなかった。

⏰:11/03/28 04:22 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#273 [希歩]

しばらくして健吾が店に

戻ってきた。

「永田さんは?」

「帰ったよ」

「どーなったん?」

「後で言う」

私はちゃっちゃと片付け

バイトを上がった。

⏰:11/03/28 04:33 📱:F04C 🆔:cXWTDKAo


#274 [希歩]

帰りの車の中で

私は健吾にどーなったか聞いた。

「永田さんもぉ来んよ^^
人の女に何しよーとしょん?
なんで希歩のシフト知っとん?
って聞いたら
一番端のカウンター座ったら
シフト表見えるんだってさ。」

⏰:11/03/29 02:46 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#275 [希歩]

健吾は続ける。

「俺らが飲みした時
和哉が写メ撮りよったん覚えとる?
それ見て希歩のこと可愛いと思って
和哉にバイト先聞いたらしい。
和哉は希歩は健吾と付き合っとるけ
手出さんほーがいいって
言ったらしーけど来たらしー。
とりあえず一発殴って
次ツラ見せたら島流すど
ってゆーて置いてきた^^」

⏰:11/03/29 02:51 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#276 [希歩]

健吾を敵に回すと怖い。

健吾の父親はヤクザ。

だから健吾は父親周りと仲が良い。

本当に島流ししたことも

あるらしく…(^^;)

地元じゃ有名だし

本当にしでかすから…(´_ゝ`)

⏰:11/03/29 02:56 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#277 [希歩]

よくそーゆーの

自慢する人いるけど

(自分強いぞ悪だぞアピール?w)

健吾はそーゆーの無い。

それは健吾の友達から聞いた話で

健吾からは何も聞いてない。

⏰:11/03/29 02:59 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#278 [希歩]

でもそーゆー時に

サラッと言うから

恐ろしい(´_ゝ`)

永田さんも健吾が

そーゆー人間なことぐらい

知ってただろうし

和哉君も忠告しただろうに…。

⏰:11/03/29 03:01 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#279 [希歩]

それから聞いた話、

永田さんは飛んだ。



健吾と出くわせば

島流されるからね…(^^;)


ちょっと申し訳なかったけど

ホッとしたのも事実。

⏰:11/03/29 03:03 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#280 [希歩]

その永田さんの件から

1ヶ月ほど経った頃

また問題が起きた。





淳矢君のこと。

⏰:11/03/29 03:08 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#281 [希歩]

「お前、淳矢ってわかるなぁ?」

突然言われた。

久しぶりに聞いた淳矢君の名前。

「えっ…何?」

「はぁ…。お前さぁ、言えや。
何で俺に言わんかった?
言えんよーなことか?」

…状況が読めない。

⏰:11/03/29 03:12 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#282 [希歩]

「何?どゆこと?…え?」

「前にお前の様子おかしかった時に
俺手回したんだわ。調べさした。

淳矢は店の常連じゃろ。
で、淳矢はお前が好きで
あの日お前は告白された。

あっとるか?」

冷静な顔が怖い。

何を…どこまで調べた…?

⏰:11/03/29 03:15 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#283 [希歩]

「何しようとしとん?」

「黙れ。答えろ。」

「…あっとるよ」

「何で隠した?」

「………」

何でって………

何でだろう…。

⏰:11/03/29 03:17 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#284 [希歩]

「とりあえず明日仕事終わり
淳矢って奴に会いに行くわ。」

「は!?なんしに?」

「関わんなって言いに」

「そんなん言わんで良いじゃん!」

⏰:11/03/29 03:20 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#285 [希歩]

「何で?永田の時は
あんだけ嫌がって
淳矢って奴は良いんか?」

「淳矢君は永田さんとは違う。
健吾からすれば一緒じゃろうけど
淳矢君は違うよ!
友達としても大切なんよ!」

友達として大切だから…

なんて都合の良い言葉。

⏰:11/03/29 03:22 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#286 [希歩]

「あのなぁ、
どっちかが恋愛感情あれば
そこに男女の友情は成立せん。
永田とは違うのはわかった。
でも俺は、お前に好意抱く奴
近付けたくねーけんなぁや。」

「…わかった。わかったけど!!
でも絶対殴ったりせんで!
変なこと言わんで!約束して…」

⏰:11/03/29 03:26 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#287 [希歩]

「何でそこまでアイツかばうん?
お前、アイツのこと好きなわけ?」

「違うっ…。」

私は今にも泣きそうだった。

違う。

違うんだって。

好きとかじゃない…。

⏰:11/03/29 03:29 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#288 [希歩]

でも…大切なんだよ…。

淳矢君のことは

大切なんだよ…。


「泣くなや」

「泣いてない…」

⏰:11/03/29 03:31 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#289 [希歩]

「あ゛ーっ胸くそわりぃわ」

健吾は近くにあった

ティッシュ箱を

私に投げつけた。

「っ…たぁ…」

角がおでこに当たった。

⏰:11/03/29 03:34 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#290 [希歩]

「…寝る」


健吾は電気を消しベッドに入った。


私はベッドに入れず

コタツに入り、寝転んだ。

⏰:11/03/29 03:36 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#291 [希歩]

結局朝まで一睡もできず

健吾を起こす時間になった。

寝起きの悪い健吾を起こすと

健吾は一言も喋らず準備し

仕事へ行った。

⏰:11/03/29 03:39 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#292 [希歩]

仕事が終わったら

健吾は淳矢君のもとへ行くのか…

気になって仕方なかった。

しかもその日に限って

バイトは休み…。

⏰:11/03/29 03:43 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#293 [希歩]

その日健吾は6時ぐらいに

普通に帰ってきた。

「行くど」

健吾は私の腕を強く引き

無理やり車に乗せた。

⏰:11/03/29 03:45 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#294 [希歩]

私は無言。

何も喋れなかった。

健吾も何も喋らなかった。


ついた先は駅の裏側。

車の中で待っていると

淳矢君が来た。

⏰:11/03/29 03:47 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#295 [希歩]

淳矢君を見るなり健吾は車を出た。

私は後を追う。

「おい」

健吾は淳矢君の胸ぐらをつかんだ。

「健吾!!!」

私は健吾をつかんだ。

⏰:11/03/29 17:15 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#296 [希歩]

「ちょっとお前は黙っとけ」

健吾は私を振り離すと

淳矢君のほうへ向き直った。

「お前コイツに男居るん
知っとんよなぁ?」

「知っとるで」

⏰:11/03/29 17:17 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#297 [希歩]

「コイツと関わんな。
近寄んな。諦めろ。」

「知ってからは関わってない。
関わらんなら俺が誰を好きでも
関係ないじゃろう」

「手出したらただじゃおかんど。
ほんまは殴っちゃりたぁけど
希歩がやめろゆーけやめといちゃらぁ。
次関わったらただじゃおかんけぇの」

⏰:11/03/29 17:25 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#298 [希歩]

健吾はそのまま淳矢君を突き飛ばし

私の腕を引っ張り車へ戻った。

振り返り淳矢君を見ると

少し悲しそうに

私に笑顔を向けた。

⏰:11/03/29 17:27 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#299 [希歩]

私達は家に帰り部屋へ戻った。

健吾はベッドにうつ伏せ

そのまま動かなかった。

私は気まずくて

リビングへ行った。

⏰:11/03/29 17:29 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#300 [希歩]

リビングでは健吾のお母さんが

座ってコーヒーを飲んでいた。

「希歩も飲む?」

優しい笑顔を向けるお母さん。

「はい、いただきます。」

⏰:11/03/29 17:31 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


#301 [希歩]

私はコーヒーを受け取り

お母さんの前に座った。

「喧嘩?」

「あ…まぁ…。」

「あの子恋愛下手じゃけごめんね。
私のせいかもしれんけど…
愛し方がわからんのんだと思う。
不器用じゃけど、健吾なりに
希歩のこと大切にしとると思うよ。
希歩は今までの子とは違うの
私から見てもわかるけん
あんな子じゃけどよろしくね」

⏰:11/03/29 17:36 📱:F04C 🆔:wQ4o5x8U


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