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#1 [希歩]
高校を卒業して18歳の春
私はフリーター。
個人経営の居酒屋で
働き始めた。
:11/03/17 17:33
:F04C
:GHrfhhcI
#2 [希歩]
前田 希歩
進学する気も
就職する気も無かった。
人生なんとかなる!
やりたいことをやる!
楽しんだもん勝ち!
とか思ってた。
:11/03/17 17:36
:F04C
:GHrfhhcI
#3 [希歩]
居酒屋は
33歳の店長
他のスタッフが
自分を含めて5人。
一番上が3個上で
私が一番下。
:11/03/17 17:40
:F04C
:GHrfhhcI
#4 [希歩]
凄い楽しい職場で
みんな私を妹みたいに
可愛がってくれた。
居酒屋で働き始めて
3ヵ月ぐらい経ち
だいぶ慣れてきた頃
:11/03/17 17:43
:F04C
:GHrfhhcI
#5 [希歩]
めっちゃ忙しい金曜日。
いわゆる華金。
常連さんでうまるカウンター。
予約のお客様でうまる座敷。
ほんとに忙しかった。
:11/03/17 17:46
:F04C
:GHrfhhcI
#6 [希歩]
ガラガラッ
「今から5人大丈夫ですか?」
大学生っぽい若いお客さん。
「お二階でよろしければ
大丈夫ですよ」
「あ、じゃあお願いします」
5名のお客様を二階へ通した。
:11/03/17 17:48
:F04C
:GHrfhhcI
#7 [希歩]
正直内心
来んなこの糞忙しいのに!
って思ってたw
その時ちょうど私は
ランナー(料理運んだり注文取る人)
だった。
:11/03/17 17:52
:F04C
:GHrfhhcI
#8 [希歩]
「お姉ちゃん可愛いね!」
「ありがとうございます^^」
居酒屋で働いていたら
可愛いって言われることなんて
よくあること。
みんな酔っ払いだから。笑
:11/03/17 17:54
:F04C
:GHrfhhcI
#9 [希歩]
「何歳?」
「18です」
「2個下かぁ!
名前は?」
「前田 希歩です」
「希歩ちゃんね!覚えた!」
「ありがとうございます^^」
糞忙しいのに呼び止めんな
空気読め!!!!!!!←本音
:11/03/17 17:57
:F04C
:GHrfhhcI
#10 [希歩]
注文を取りに行くたび
お料理を持って行くたび
そのお二階に通した5人に
毎回毎回絡まれた。
:11/03/17 17:59
:F04C
:GHrfhhcI
#11 [希歩]
「希歩ちゃんお二階1番さんに
もしかして絡まれよーる?(笑)」
二階の状況が見えない
店長に言われた。
「かなり絡まれてます;;
忙しいのにすみません」
「じゃあお二階さんは
エミに行ってもらおうか」
:11/03/17 18:01
:F04C
:GHrfhhcI
#12 [希歩]
エミさんはその時入りたてで
まだ研修中の私の2個上の人。
「エミさんお願いします。
すみません。」
そして次に呼ばれたとき
エミさんが二階に上がった。
:11/03/17 18:03
:F04C
:GHrfhhcI
#13 [希歩]
するとエミさんがすぐ戻ってきて
「希歩ちゃん呼んでって言ってます」
って。
ちょうど調理中だった私。
「今手がはなせないって
言ってもらえますか?」
「わかりました」
:11/03/17 18:06
:F04C
:GHrfhhcI
#14 [希歩]
「きーちゃんモテモテじゃんw」
一緒にキッチンに入った
3個上のゆうくんが言う。
「忙しくなかったら
いいんだけどね〜」
と店長。
:11/03/17 18:08
:F04C
:GHrfhhcI
#15 [希歩]
うちの店はお客様との
会話も大切にする。
忙しくない日なんかは
お客様とずっとトークする。
店長に
「○番さんとトークしてきて」
って言われるぐらい。
:11/03/17 18:11
:F04C
:GHrfhhcI
#16 [希歩]
でも忙しいときはほんと
トークどころじゃなくて
カウンターさんとの
軽いトークでいっぱいいっぱい。
:11/03/17 18:12
:F04C
:GHrfhhcI
#17 [希歩]
そんな話をしていたら
エミさんが戻ってきて
「手が空いたら来てとのことです」
と言われた。
「わかりました。
ありがとうございます」
しつこい客だ(´_ゝ`)
:11/03/17 18:13
:F04C
:GHrfhhcI
#18 [希歩]
ピークも過ぎてだいぶ落ち着いた頃
「お二階1番さん行っておいで」
店長に言われた。
「はい、行ってきます」
二階に上がり1番の部屋に入った。
:11/03/17 18:15
:F04C
:GHrfhhcI
#19 [希歩]
「すみませんお待たせいたしました」
「おそいよー!」
「申し訳ございません」
「今日何時まで?」
「ラストオーダーは…」
「違う違う!希歩ちゃんが」
:11/03/17 18:17
:F04C
:GHrfhhcI
#20 [希歩]
「私ですか。
私は今日ラストまでなんで
1時半ぐらいですね。」
「終わったら遊ばん?」
「すみません明日早いんですよ;;」
「えー、じゃあアドレス教えて!」
「すみません仕事中なんで」
:11/03/17 18:19
:F04C
:GHrfhhcI
#21 [希歩]
「終わるまで待っとくよ」
「いや、それは悪いです」
断る言葉も無くなってきて
困り果てていると
「お前希歩ちゃん困っとるがー?
そのへんにしとき!
希歩ちゃんごめんなぁ
コイツら酔いすぎなんよ」
:11/03/17 18:22
:F04C
:GHrfhhcI
#22 [希歩]
5人のうちの1人が
助け船を出してくれた。
「いえ、大丈夫です^^
平日ならゆっくり
お話できるんですけど
金土はどうしても
ドタバタしてしまって
ゆっくりお話できないんですよ。
もしよかったらまた
平日来てください!」
:11/03/17 18:25
:F04C
:GHrfhhcI
#23 [希歩]
営業とかじゃなくて本音。
元々お客様と話すのは好きで
そんな雰囲気の店がよかったから
この店を選んだのもある。
忙しい日はどうしても
ドタバタしてしまうから
それができないのが嫌だった。
:11/03/17 18:27
:F04C
:GHrfhhcI
#24 [希歩]
「じゃあまた平日来るわ!
次平日のシフトいつ?」
「次は月曜日です^^」
「なら月曜来れたら来るなぁ」
「はい、お待ちしております」
「じゃ、今日はおあいそで」
「かしこまりました。
ありがとうございます。」
:11/03/17 18:30
:F04C
:GHrfhhcI
#25 [希歩]
おあいそして帰ったお二階1番さん。
その間に予約のお客様も帰り
一気にお客様が引き
カウンターに常連さんが
2組だけになった。
:11/03/17 18:32
:F04C
:GHrfhhcI
#26 [希歩]
「きーちゃん今日
大変っぽかったね」
と、常連のりょう君。
「あそこまでなのは
初めてでしたね(^^;)」
「希歩ちゃんモテるもんね!」
「酔っ払いにですけどねw」
「そんなことないってー」
「とかゆーりょう君も
酔っ払いじゃないですかw」
「ばれたかw」
:11/03/17 18:37
:F04C
:GHrfhhcI
#27 [希歩]
私はお客様に名前や顔を
覚えてもらえることが
この仕事をやっていて
一番の楽しみ、喜びだった。
色んな話をして
色んなことを知れるのも
楽しかった。
:11/03/17 18:40
:F04C
:GHrfhhcI
#28 [希歩]
そして月曜日
お二階1番さんが
5人の中の3人で来た。
:11/03/17 18:41
:F04C
:GHrfhhcI
#29 [希歩]
「希歩ちゃん来たよ〜!」
「お待ちしてました^^」
今度は座敷ではなく
カウンターに通した。
:11/03/17 18:42
:F04C
:GHrfhhcI
#30 [希歩]
その日のお客さんは
その3人と
常連さん2人。
スタッフは店長と2人。
常連さんとのトークは店長に任せ
私は3人についた。
:11/03/17 18:44
:F04C
:GHrfhhcI
#31 [希歩]
「この前はすみませんでした」
「俺らこそ忙しいのにごめんなぁ」
「あ、名前聞いても良いですか?」
「俺が翔。こっちが直輝で
こっちが淳矢。」
翔君が金曜日
異常に絡んできてた人で
直輝君がその横で
一緒に騒いでた人で
淳矢君が最後のほぉに
助け船出してくれた人。
:11/03/17 18:51
:F04C
:GHrfhhcI
#32 [希歩]
「S大生ですか?」
S大は近くにある大学。
「そ。3人ともS大生」
「経済ですか?」
「うん。よーわかったね」
「S大の2個上の経済に
結構知り合いいるんですよ。
経済学部以外他に何学部があるか
知らないんですw」
:11/03/17 18:56
:F04C
:GHrfhhcI
#33 [希歩]
「まじか。誰知っとん?」
「コウ君とか仲良いですよ」
「まじで!?わかるわかる!
普通に仲良いしなっ
何で知っとん?」
「幼なじみなんですよ」
「まじか!じゃあ家あの辺?」
「そーです^^徒歩1分圏内ですよ」
:11/03/17 19:03
:F04C
:GHrfhhcI
#34 [希歩]
世間は狭い。
話していくうちに
みんなと沢山の共通点が
見つかって笑いっぱなし。
あ、もちろん仕事しながら
話してたけど。
:11/03/17 19:05
:F04C
:GHrfhhcI
#35 [希歩]
それから3人はよく
店に来るようになった。
店長も3人の名前を覚えてた。
季節もう夏になっていた。
そんなある日、店長からの提案。
:11/03/17 21:33
:F04C
:GHrfhhcI
#36 [希歩]
「8月×日にスタッフと常連さんで
海にバーベキューしに行こーか!」
「いーですねぇ」
「俺はりょう君とかに
声かけるけん
翔君たちも呼んでみぃ!
アイツら夏休みじゃろう?」
「でも次いつ来るか
わかんないですよ?」
「共通の友達が居ったんじゃろ?
連絡先聞いてみればえぇんよ。」
:11/03/17 21:38
:F04C
:GHrfhhcI
#37 [希歩]
そう言われて私は次の日
コウ君に電話をかけた。
「コウ君、コウ君の大学の
翔君直輝君淳矢君わかる?」
「あー、わかるで!どした?」
「連絡先知りたいんじゃけど
教えてくれんかねー?」
「わかった。送っとくわぁ」
:11/03/17 21:41
:F04C
:GHrfhhcI
#38 [希歩]
送られてきたメールには
-------------------
淳矢の連絡先しか
わからんかった!
しかも番号だけだわ
すまん(^^;)
080********
-------------------
番号て(´_ゝ`)
知らん番号からかかってきて
出てくれるんかな?
と思いながら電話をかけた。
:11/03/17 21:44
:F04C
:GHrfhhcI
#39 [希歩]
「はい」
「わ!でた!」
「誰?」
「あ、すみませんっ;;
○○(店の名前)の
前田希歩ですけどっ」
「おー、希歩ちゃん?
どしたん?」
:11/03/17 21:46
:F04C
:GHrfhhcI
#40 [希歩]
「ちょっと用事あって
コウ君から連絡先聞きました。
あの、8月×日に○○の
スタッフと常連さんたちで
バーベキューするんですけど
良かったら来ませんか?
翔君と直輝君にも
聞いてもらいたいんですけど」
「8月×日?あー、わかった!
てか明日飲みに行こうと
思っとったんよねっ。
じゃあ明日また返事するわぁ」
「はい、お願いします」
:11/03/17 21:49
:F04C
:GHrfhhcI
#41 [希歩]
次の日
3人が店に来た。
「バーベキューみんな参加で!」
みんなの参加が決まり
なんだかんだ全部で
20人ぐらい集まった。
:11/03/18 13:02
:F04C
:vb4vvEnY
#42 [希歩]
前日、店が暇だったこともあり
その日のスタッフで仕込み。
店長の車の中に荷物つめて
準備完了!
:11/03/18 13:08
:F04C
:vb4vvEnY
#43 [希歩]
次の日、朝早くから
店の前に全員集合した。
朝起きるのなんか久しぶりで
起きれなくて
私が一番最後だった。
:11/03/18 13:11
:F04C
:vb4vvEnY
#44 [希歩]
車に乗り合わせて行くことになり
私は直輝君と淳矢君も一緒に
翔君のワゴンRに乗ることに。
「お願いしまーす」
翔君が運転席
直輝君が助手席
淳矢君と私が後部座席。
:11/03/18 13:15
:F04C
:vb4vvEnY
#45 [希歩]
場所は車で1時間のところにある海。
「きーちゃん眠たそうな顔しとるねぇ」
淳矢君に言われる。
「朝起きたのなんか久しぶりですもん。
いっつも夜中寝て昼過ぎに起きて
準備してバイト行っての
繰り返しなんで…。
酷いときなんか1日中寝てますしw
なかなか時間合わないんで
みんなとどっか遊びに行くのも
ほんと久しぶりなんですよ!」
:11/03/18 13:22
:F04C
:vb4vvEnY
#46 [希歩]
「じゃあ今日は思いっきり
楽しまんといけんね!」
「はいっ^^」
「てか思ったんじゃけど
敬語やめよーやあ?
仲良くなった気せんし!」
「あ、はい。わかりました」
:11/03/18 13:26
:F04C
:vb4vvEnY
#47 [希歩]
現地について準備を始めた。
「火は男がやるけぇ女性陣は
遊んできていーよ^^」
店長の言葉に甘えて
女性陣で海に入ることに。
水着になってから
3個上のスタッフの
ユキさんと一緒に
海に入った。
:11/03/18 13:41
:F04C
:vb4vvEnY
#48 [希歩]
ユキさんはギャル!って感じで
優しいし、面白いし
可愛いし、大好きなお姉さん。
:11/03/18 13:48
:F04C
:vb4vvEnY
#49 [希歩]
「きーちゃんあの人らぁと
仲良いねえ。どーなん?」
「どーなんってゆーのは?」
「あの人いいなぁとかないん?」
「いや、別に無いですね。
みんなで話すのが楽しいです」
「そっかぁ。きーちゃんも
そろそろ彼氏作りーよ」
「…彼氏かぁ」
:11/03/18 16:54
:F04C
:vb4vvEnY
#50 [希歩]
彼氏いない歴1年半。
高校入学してちょっとしてから
付き合った彼氏に
1年半前振られた。
好きな人ができたとか言う理由で。
:11/03/18 16:57
:F04C
:vb4vvEnY
#51 [希歩]
引きずってるわけでもなく
それからなんとなく
恋愛ってもんが面倒くさくなり
ずっと彼氏がいない。
告白されても
別に好きじゃないから
付き合うに至らないし
男友達は多いから
付き合わなくても
男とは遊べるし。
:11/03/18 17:00
:F04C
:vb4vvEnY
#52 [希歩]
「きーちゃん勿体ないよ!
普通に彼氏できるって。」
「だって興味無くて…」
「だめだめだめー!
若いんじゃけ楽しみなさい!」
:11/03/18 17:02
:F04C
:vb4vvEnY
#53 [希歩]
ユキさんはスタッフの
ユウ君と付き合ってる。
仲良いし正直羨ましい。
でも
面倒くさそうなんだよね。
:11/03/18 17:04
:F04C
:vb4vvEnY
#54 [希歩]
「みんなおいでー。
肉焼くでー!」
店長の叫び声。
「ユキさん行きましょ!」
私とユキさんは走って
みんなととこへ戻った。
:11/03/18 18:31
:F04C
:vb4vvEnY
#55 [希歩]
「きーちゃん食べ食べ〜」
みんなが私に食べさせようとする。
愛情表現なんだけど。
可愛がってくれてる
証拠なんだけど…
「もう食べれないですw」
ギブw
:11/03/18 20:37
:F04C
:vb4vvEnY
#56 [希歩]
みんなより早めに
ギブアップした私は
シートの上に寝転んで
ゴロゴロしてた。
:11/03/18 20:38
:F04C
:vb4vvEnY
#57 [希歩]
「食ってすぐ寝たら
牛になるぞ!!!」
淳矢君だった。
「うるさいなぁ」
「はい、ジュース」
「ありがとー」
:11/03/18 20:40
:F04C
:vb4vvEnY
#58 [希歩]
「しかしあちぃな!!!」
「ね。海入らんの?
てかもぉ食べんの?」
「あとで店長が焼きそば
作ってくれるらしいけん
休憩しとくー。
海は食ってすぐ入らん!」
「へぇ。他のみんなは?」
「がっつり食べよるよw」
:11/03/18 20:43
:F04C
:vb4vvEnY
#59 [希歩]
よく考えてみれば
淳矢君と直接2人で
話したのは初めて。
電話も用件だけだったし。
:11/03/18 20:44
:F04C
:vb4vvEnY
#60 [希歩]
「あ、アイス食べたい」
「買ってきてやろーか?」
「いいよ、行ってくる」
「危ないしついてったるわ〜」
「危なくないっしょw
幼稚園児じゃあるまいし」
:11/03/18 20:47
:F04C
:vb4vvEnY
#61 [希歩]
なんだかんだ言って
着いてきてもらった。
とゆーか着いてきた。
「これ美味しそう!
あ、でもこっちもっ」
「どっちも買えば?」
「溶けるじゃんっ」
:11/03/18 22:24
:F04C
:vb4vvEnY
#62 [希歩]
「じゃーこっち俺のね。
後でちょっとあげるわ」
「ほんまに!?ありがとー」
そうしてレジに並ぶと
淳矢が私のアイスも
支払いしてくれた。
:11/03/18 22:25
:F04C
:vb4vvEnY
#63 [希歩]
「いいよ、払うよっ」
「いーのいーの」
「ありがとーっ」
アイスを食べながら
海に戻ると
冷やかし野郎。(店長)
:11/03/18 22:27
:F04C
:vb4vvEnY
#64 [希歩]
「お前らそーゆーこと?笑」
「何よんすか(´_ゝ`)」
「若いっていいね!」
「いい歳して冷やかすとか
小学生みたいですね。w」
「心は少年じゃい!」
:11/03/18 22:29
:F04C
:vb4vvEnY
#65 [希歩]
「きーちゃん溶けよる!」
淳矢君が言う。
「うわっ。やばいやばい」
「てか食べるの遅すぎな」
「冷たいけん食べれんのんよっ」
「アイスは冷たいわ!馬鹿かw」
:11/03/18 22:31
:F04C
:vb4vvEnY
#66 [希歩]
そんなこんなで
アイスも食べ終わり
店長の焼きそばも食べ
スタッフチームと
常連チームに分かれて
みんなでビーチバレー
することになった。
:11/03/18 22:33
:F04C
:vb4vvEnY
#67 [希歩]
勉強はできないけど
スポーツはできる私。
みんな私にボール集めて
一種のイジメかと思ったw
:11/03/18 22:35
:F04C
:vb4vvEnY
#68 [希歩]
そんなんだったけど
バレーはスタッフチームが勝利。
罰ゲームは砂浜ダッシュ。
その後ビーチフラッグして
スイカ割りして…
後は自由時間だった。
:11/03/18 22:38
:F04C
:vb4vvEnY
#69 [希歩]
みんな思い思いの
自由時間を過ごす中
私は
疲れた。笑
:11/03/18 22:39
:F04C
:vb4vvEnY
#70 [希歩]
ユキさんユウ君は
2人で遊んでるし
店長は常連さんたちと飲んでる。
他のスタッフも海の中。
淳矢君たちは砂浜で
ボール遊びしてる。
:11/03/18 22:42
:F04C
:vb4vvEnY
#71 [希歩]
私は疲れて1人で砂浜で
スイカ食べながら
山作って遊んでた。笑
したら翔君が来て
「きーちゃん遊ばんの?
ワンノーするかー?」
って。
:11/03/18 22:44
:F04C
:vb4vvEnY
#72 [希歩]
「疲れたけんせん!」
「一番若いくせに〜」
「朝早かったけ眠たいんよー。
あ、スイカあげる!」
食べくさしのスイカを
翔君に渡した。
:11/03/18 22:45
:F04C
:vb4vvEnY
#73 [希歩]
「うまいとこだけ
食って渡すな!w」
「キュウリの味するもん」
「せんわw」
淳矢君と直輝君も来て
結局4人で話してた。
:11/03/18 22:48
:F04C
:vb4vvEnY
#74 [希歩]
4人で話してると
凄く居心地がよかった。
妹みたいに扱われるのが
心地よかったのかな。
末っ子だから?w
:11/03/18 22:49
:F04C
:vb4vvEnY
#75 [希歩]
しばらく話していると
日が暮れてきた。
オレンジ色に染まる海が
本当に綺麗だった。
「ね、めっちゃ綺麗!」
:11/03/18 22:51
:F04C
:vb4vvEnY
#76 [希歩]
「ほんまじゃなぁ」
「今日来てよかったぁ。
また明日から頑張れそう!」
「明日からまたバイト?」
「うんっ」
「また飲みに行くわなっ」
「うん^^」
:11/03/18 22:56
:F04C
:vb4vvEnY
#77 [希歩]
このままの関係でいたかった。
このままの関係が心地よかった。
そうだったはずなのに
どんどん変わって行った。
私も、3人も。
:11/03/18 23:00
:F04C
:vb4vvEnY
#78 [希歩]
私はその日の帰りに
3人と連絡先を交換し、
次の日からまた普通の日に戻った。
疲労もあるけど、仕事は仕事。
バイトも楽しくて仕方なかった。
:11/03/18 23:05
:F04C
:vb4vvEnY
#79 [希歩]
休憩に入り携帯を見ると
翔君からの着信が入ってた。
私は休憩しながら掛け直した。
:11/03/18 23:06
:F04C
:vb4vvEnY
#80 [希歩]
「もしもーし」
「おう、お疲れ!今バイト?」
「うん、休憩中」
「ごめんな。あのさぁ
3日後11人で予約したいんよ。
大丈夫そう?」
「ちょっと待ってね
予約帳みてみる!」
:11/03/18 23:08
:F04C
:vb4vvEnY
#81 [希歩]
予約帳を見ると予約無し。
「大丈夫!コースつける?」
「うん、3000円ぐらいので
飲み放つけてもらえる?」
「了解ですっ!何時頃?」
「19時ぐらいからかな。
大学の飲みじゃけぇ
直輝と淳矢も居るよ!」
「そかそか。じゃあ予約
取っときます^^」
:11/03/18 23:12
:F04C
:vb4vvEnY
#82 [希歩]
その日私はシフト入って無かった。
でも店長に
「どーせひまじゃろーて
家ご飯ないんだったら
ご飯食べにおいでーや!
まけたるー^^」
って言われたから
食べに行くことにした。
:11/03/19 03:17
:F04C
:y8BZm5lw
#83 [希歩]
うちんちは基本ご飯が無い。
別に複雑家庭なわけでもないけど
高校のとき私があまり
家に帰ってなかったから
母さんがご飯を父さんのぶんしか
作らなくなって無くなった。
:11/03/19 03:20
:F04C
:y8BZm5lw
#84 [希歩]
別に困るわけでもなかったし
普通に親とも仲良い。
店長もそれは知ってる。
だから普通のノリで毎回
誘ってくれていた。
:11/03/19 03:22
:F04C
:y8BZm5lw
#85 [希歩]
当日、19時前に店に行った。
適当に頼んで作ってもらって
カウンターでぐだぐだ話してたら
翔君を先頭に団体が来た。
:11/03/19 03:24
:F04C
:y8BZm5lw
#86 [希歩]
「いらっしゃい」
店長が奥へ通す。
「おー、きーちゃん
今日バイトないん?」
私に気付いた翔君。
「うん、休みー」
「一緒に飲むか?」
「アウェイだしやだ〜」
:11/03/19 03:26
:F04C
:y8BZm5lw
#87 [希歩]
「いーじゃん、おいでや」
「気が向いたら顔出すわ」
そう言うと翔君は
奥に入っていった。
:11/03/19 03:27
:F04C
:y8BZm5lw
#88 [希歩]
乾杯の声が聞こえ座敷は賑やか。
カウンターで
「賑やかでいいですねー」
なんて話してた。
:11/03/19 03:29
:F04C
:y8BZm5lw
#89 [希歩]
1時間ぐらい経った頃
「きーちゃ〜ん」
ほろ酔いの翔君が来た。
「こっちおいでや〜
みんな待っとるでー?」
「待ってないじゃろw
まぁちょっとだけ行くわぁ」
:11/03/19 03:31
:F04C
:y8BZm5lw
#90 [希歩]
座敷にあがると
みんな酔っ払いのテンション(^^;)
「あんたがきーちゃんかぁ
話は聞いとるでー!」
って知らん人にも知られてた。
「コイツがなー…」
その人が淳矢君を指差す。
:11/03/19 03:33
:F04C
:y8BZm5lw
#91 [希歩]
「ちょいまじお前黙れって」
「何?淳矢君私の
悪口言いよったん?(´_ゝ`)」
「違うわ!」
「淳矢がきーちゃんのこと
可愛い可愛いずっと言うけん
見てみたかったんよね!」
「ほんま黙れ」
:11/03/19 03:36
:F04C
:y8BZm5lw
#92 [希歩]
淳矢君が言ってたのは
意外だった。
翔君と直輝君からは
酔ったら必ず
直接言われてたけど
淳矢君は言ってなかったから。
内心めっちゃ嬉しかった。
:11/03/19 03:38
:F04C
:y8BZm5lw
#93 [希歩]
「きーちゃん小動物みたいじゃろ?
ほんま可愛いんだって〜」
酔っ払いの翔君が言う。
「酔っ払いに言われても
嬉しさ半減だし〜」
逆に言われすぎたら
価値を失う。笑
:11/03/19 03:40
:F04C
:y8BZm5lw
#94 [希歩]
別に私は可愛くないと思う。
小動物みたいってよく言われるけど
確かに背は小さい。
顔は…よくわからん。
至って普通。
どっちかってゆーと
ギャル寄りらしいけど
ギャルでもない。
:11/03/19 03:46
:F04C
:y8BZm5lw
#95 [希歩]
友達からは
ちびっ子ヤンキー
って言われる。
顔立ちも性格もキツいかららしい。
しかしツンデレ(´_ゝ`)w
:11/03/19 03:51
:F04C
:y8BZm5lw
#96 [希歩]
まぁそんなどーでもいい
私の自己紹介はおいときます。
自分のこと可愛いとか
思っとんじゃろ!とか
思われたくないんで
否定しとこうかなとw
私はぶすです。笑
:11/03/19 03:52
:F04C
:y8BZm5lw
#97 [希歩]
結局飲み放が終わるまで
ずっと捕まってた。
「そろそろ帰って寝るけん」
って言っても帰らせてもらえず
そのまま清算(^^;)
「二軒目行くぞー!」
って張り切る翔君。
:11/03/19 03:55
:F04C
:y8BZm5lw
#98 [希歩]
「私もぉ帰るよっ」
「だめだめだめー!
きーちゃんも飲め!」
「明日バイトだしっ;;
むしろまだ未成年だし」
「ノリ悪いぞ!」
「ほんと帰るー!!!」
:11/03/19 03:57
:F04C
:y8BZm5lw
#99 [希歩]
翔君にずっと腕を捕まれたまま
帰るって連呼する私。
「おい、翔!きーちゃん困っとるで
いい加減にせーって」
助け舟を出してくれたのは
また淳矢君だった。
:11/03/19 03:59
:F04C
:y8BZm5lw
#100 [希歩]
「俺も明日バイトじゃし
今日は帰るけん送ったるよ」
そう言うって淳矢君は
私を引っ張って歩き出した。
翔君も諦めて
「バイバーイ」
って。
:11/03/19 04:02
:F04C
:y8BZm5lw
#101 [我輩は匿名である]
広島かな?

:11/03/19 14:12
:F02B
:MCzRampE
#102 [我輩は匿名である]
:11/03/19 23:54
:P701iD
:VI6ccVH6
#103 [我輩は匿名である]
:11/03/19 23:56
:P701iD
:VI6ccVH6
#104 [希歩]
:11/03/20 02:18
:F04C
:A010nFWE
#105 [希歩]
「淳矢君家どこなん?」
「H町よ」
「うちんちM町じゃけぇ
めっちゃ近いな!!!
一人暮らしじゃろ?」
「そぉ。家出しに来てもえーよw」
「家出する理由がないわw」
:11/03/20 02:22
:F04C
:A010nFWE
#106 [希歩]
淳矢君の実家は
ここから電車で
20分くらいのところ。
人生経験とか理由つけて
近いくせに一人暮らしらしい。
:11/03/20 02:23
:F04C
:A010nFWE
#107 [希歩]
「てか淳矢君いつから
彼女居らんのー?」
なんとなく聞いてみた。
淳矢君とそーゆー話
したことなかったから
気になった。
:11/03/20 02:27
:F04C
:A010nFWE
#108 [希歩]
「んー、1年ぐらい」
「作らんの?普通にできそぉ。
顔も性格もいーじゃんっ」
「できないんです〜っ!
俺の魅力にみんな気付かんのよw」
「よー言うたw好きな人はー?」
「気になる人なら居るよ」
:11/03/20 02:30
:F04C
:A010nFWE
#109 [希歩]
「まじで!?大学の子?」
「違う違う」
「地元の子?何歳?どんな子?」
「興味津々すぎw」
「だって楽しいじゃん
こーゆーはなし!」
:11/03/20 02:31
:F04C
:A010nFWE
#110 [希歩]
「きーちゃんはどーなん?」
「私は恋愛どーでもいいもん。
好きな人も気になる人も居らんよ」
「おもんな」
「うるさいわ」
なんとも思ってなかったんだよ。
ほんとに。この時は。
:11/03/20 02:33
:F04C
:A010nFWE
#111 [希歩]
「今度きーちゃんがバイト無い日
どっか遊びに行かん?」
「いーねぇ!翔君とか直輝君も…」
「じゃなくて2人でっ!!!」
「へ?なんで?」
今思えば
私最低。笑
:11/03/20 16:32
:F04C
:A010nFWE
#112 [希歩]
でも私にとって
3人は1セットだったから
淳矢君が誘うイコール
4人で遊ぶだったわけで…
淳矢君と2人で遊ぶって
想像できんかった。
:11/03/20 16:36
:F04C
:A010nFWE
#113 [希歩]
「冗談冗談、翔らも誘って
どっか行こうや?」
「あ、うん!」
「どこ行きたい?」
「綺麗なとこ!」
「アバウト(笑)」
:11/03/20 16:46
:F04C
:A010nFWE
#114 [希歩]
私は綺麗なところが好き。
海とか、夜景とか
イルミネーションとか。
「どこ行きたい?」
って聞かれたら
決まって「綺麗なとこ」
って答える。
:11/03/20 16:54
:F04C
:A010nFWE
#115 [希歩]
「じゃあちょっと遠出な!
次、休みいつ?」
「しあさって」
「OK、ちゃんと起きろよ?」
「うん!」
「ニヤニヤすんなw」
:11/03/20 16:57
:F04C
:A010nFWE
#116 [希歩]
私はいつのまにか
ニヤニヤしてたらしい。
久しぶりの遠出と
綺麗なとこ行ける
って言う楽しみで。
:11/03/20 16:58
:F04C
:A010nFWE
#117 [希歩]
表情豊かだって
みんなから言われる。
喜怒哀楽
全部顔に出る。
良いところであり
悪いところでもある。
嘘がつけないのもこのせい。
:11/03/20 17:00
:F04C
:A010nFWE
#118 [希歩]
その日からめっちゃ
楽しみだった!
バイト中も多分ニヤニヤしてたw
店長に
「希歩ちゃんどしたん?」
て言われるぐらい。
:11/03/20 17:10
:F04C
:A010nFWE
#119 [希歩]
前日淳矢君から連絡が来て
「明日10時に迎えに行くけん
ちゃんと起きて準備しとけよ」
って。
私朝弱いからね(;O;)
:11/03/20 17:12
:F04C
:A010nFWE
#120 [希歩]
バイト終わってから
アラーム大量にセットて寝た結果
起きたの9時半…(笑)
めっちゃ焦って準備して
10時にみんな来たけど
結局30分ぐらい待たせた。
申し訳ないね。w
:11/03/21 01:35
:F04C
:bvKlRuhg
#121 [希歩]
3人にひたすら寝坊助扱いされ
無事?出発。
「どこ行くん?」
「内緒〜」
行き先不明のまま高速乗って
ひたすらドライブ。
:11/03/21 03:43
:F04C
:bvKlRuhg
#122 [希歩]
パーキングで休憩しながら
ついたのは
「角島!?!?」
ずっと行きたかったとこだった!
感動(;_;)
ひとりでテンション上がって
めっちゃ叫びよった。
:11/03/21 03:47
:F04C
:bvKlRuhg
#123 [希歩]
:11/03/22 03:14
:F04C
:oQ1ODJTQ
#124 [希歩]
「俺チョイス当たりじゃろ?」
自慢気な淳矢君。
「当たり当たり!
超嬉しい!ありがとーっ」
それからまたドライブして
湯田行って4人で足湯。
:11/03/22 03:18
:F04C
:oQ1ODJTQ
#125 [希歩]
夜になって山賊行って
とりあえず山口県満喫して
広島に戻ることになった。
睡魔に勝てなかった私は
帰りの車で爆睡してた。
:11/03/22 03:20
:F04C
:oQ1ODJTQ
#126 [希歩]
「きーちゃん、着いたよ」
淳矢君に起こされた。
「ん?家?へ?どこ?」
外は真っ暗。
どこかわからん。
「外でてちょい歩くよ」
:11/03/22 03:24
:F04C
:oQ1ODJTQ
#127 [希歩]
言われるがまま外にでて歩く。
「まじでどこここ?
心霊スポットゆーたら
許さんけーね!」
「違う違うw」
しばらく歩いて着いた先は
心霊スポットではなく
夜景スポット。
:11/03/22 03:26
:F04C
:oQ1ODJTQ
#128 [希歩]
「やっば!ぶち綺麗!!!」
とにかく綺麗だった。
めちゃくちゃ綺麗で…
夜景もだけど星も綺麗で
なんか色んな事思って
泣けてきた。
:11/03/22 03:30
:F04C
:oQ1ODJTQ
#129 [希歩]
「ちょ、何で泣きょん!?」
「なんかっ…今日いっぱい
色んなとこ連れてってもらえて…
めっちゃ楽しくて…嬉しくて…
なんでここまでしてくれるんか
わからんし…とにかくありがとうっ」
本当に嬉しくて仕方なかった。
3人のこと大好きだ
って思ったんよ。
:11/03/22 03:33
:F04C
:oQ1ODJTQ
#130 [希歩]
:11/03/22 03:35
:F04C
:oQ1ODJTQ
#131 [希歩]
大学生の夏休みは長い。
私は夏休みとか無いけど
シフトは融通きくし
土曜か日曜どっちか
休み取っては
3人と遠出してた。
:11/03/22 19:02
:F04C
:oQ1ODJTQ
#132 [我輩は匿名である]
お〜w
つのしまとか山賊とか湯田とか
地元ネタ出るとうれしい


:11/03/22 19:04
:F02B
:sBvb..rQ
#133 [希歩]
>>132
山口のかたですか^^★
山口はよく行ってました!
:11/03/24 01:28
:F04C
:/ZD9zYRg
#134 [希歩]
ETC1000円だったからね。笑
福岡にも行ったし
岡山、神戸、愛媛、香川
徳島、島根、鳥取…
今考えれば
1、2ヶ月の間で
めっちゃ色んな県行ってたっぽい。
:11/03/24 01:30
:F04C
:/ZD9zYRg
#135 [希歩]
全部4人で行った。
本当に居心地が良くて
ずっと笑ってた。
事が動き始めたのは
3人の夏休みが終わる
少し前だった。
:11/03/24 01:34
:F04C
:/ZD9zYRg
#136 [希歩]
いつものようにバイトが終わり
家に帰った。
一息ついた頃に携帯が鳴る。
着信相手は淳矢君。
:11/03/24 01:36
:F04C
:/ZD9zYRg
#137 [希歩]
「もしもし?」
「あ、バイト終わった?」
「うん、今帰ったよ」
「今から出てこれん?」
「ん、出れるけどどした?」
:11/03/24 01:37
:F04C
:/ZD9zYRg
#138 [希歩]
「ちょっとドライブ行こーや」
「いーけど、2人?」
「うん。無理?」
「大丈夫よ」
「なら家ついたら連絡する」
「はぁい」
:11/03/24 01:38
:F04C
:/ZD9zYRg
#139 [希歩]
暇なんじゃろーな
って思った。笑
淳矢君がついたらしく
私は家を出て
淳矢君の車に乗り込んだ。
:11/03/24 01:40
:F04C
:/ZD9zYRg
#140 [希歩]
こーゆーの今まで無かったし
若干緊張。
「どしたん?暇なん?」
「そぉ」
いつもとは違って
口数の少ない淳矢君に
若干の違和感を覚えながら
車は走り出した。
:11/03/24 01:43
:F04C
:/ZD9zYRg
#141 [希歩]
とにかくひたすら私は
喋りかけてた。
いつもと違う。
なんか怖かった。
喋ってないと落ち着かなかった。
:11/03/24 01:44
:F04C
:/ZD9zYRg
#142 [希歩]
30分ぐらい車を走らせて
ある駐車場に止まった。
私もよく知ってる
静かで、星が綺麗な場所。
4人でもよく来てた。
:11/03/24 01:47
:F04C
:/ZD9zYRg
#143 [希歩]
ベンチがあって
ベンチに2人で腰掛ける。
「てか淳矢君今日なんで
そんな喋らんのん?」
「あ、いや、ごめん」
「いーけど、何かあった?」
:11/03/24 01:48
:F04C
:/ZD9zYRg
#144 [希歩]
「今から話すこと真面目に聞いて?」
真剣な顔の淳矢君。
「うん」
私もつられて真剣な顔になった。
:11/03/24 01:49
:F04C
:/ZD9zYRg
#145 [希歩]
「俺、初めてきーちゃん見たとき
ほんま可愛いって思った。
翔とかが言いよる中に
俺混ざってなかったけど
ほんまに思ったんよ。」
「…うん。」
「でな、どんどん仲良くなれて
遊びに行くよーにもなって
きーちゃんの性格知って
で、好きだって思った。」
:11/03/24 01:53
:F04C
:/ZD9zYRg
#146 [希歩]
「きーちゃんは多分俺のこと
なんとも思ってないじゃろうけど
俺はきーちゃんが好きじゃけぇ
気持ち伝えたかった。」
少し震えた声の淳矢君。
「ありがとう」
そう言うのが
いっぱいいっぱいだった。
:11/03/24 01:55
:F04C
:/ZD9zYRg
#147 [希歩]
「今すぐ答えだしてとか言わんけ。
でもちょっとずつでも
俺のこと見てほしい。」
「うん、わかった。」
胸がきゅーってなった。
星空を眺めながら
淳矢君の気持ちを噛み締めた。
:11/03/24 01:58
:F04C
:/ZD9zYRg
#148 [希歩]
淳矢君が告白したことは
翔君も直弥君も
知らないみたいだった。
その日から一週間後くらいに
いつものように
3人が店に来た。
:11/03/24 21:16
:F04C
:/ZD9zYRg
#149 [希歩]
淳矢君とは少し気まずい。
淳矢君も少し気まずそうで
あまり喋らなかった。
普通に接客してたつもりだったけど
店長は変化に気付いたみたい。
:11/03/24 21:17
:F04C
:/ZD9zYRg
#150 [希歩]
3人が帰り、店にお客さんが
誰もいなくなったとき
「淳矢と何かあったんか?」
って、店長に言われた。
:11/03/24 21:18
:F04C
:/ZD9zYRg
#151 [希歩]
「一週間前告白されました。」
「そんなとこじゃろー思うたわ。
で、振ったん?」
「振ったわけじゃないです。
返事いらないって感じだったんで
返事してません。」
「希歩はどー思っとるん?」
:11/03/24 21:22
:F04C
:/ZD9zYRg
#152 [希歩]
「嫌じゃないです。でも…
"淳矢君"って単体よりも
3人で居ることのが普通で
淳矢君と2人で居ることが
全く想像できんし、
わからないです。」
「お前さ、まだ若いんじゃけ
とりあえず付き合ってみるとか
そんなんで全然良いと思うど?
てかそもそも2人でまともに
遊んだことないんじゃろ?」
:11/03/24 21:25
:F04C
:/ZD9zYRg
#153 [希歩]
「話したりはあるけど
遊ぶってのは無いです。」
「遊んでみぃっ。
知らんこと知れるかもじゃし」
「でも、今日もですけど
なんか気まずくて…。
私はちゃんと話したいけど
話しかけてもそっけなくて
何かそれが地味に辛いってゆーか…」
:11/03/24 21:28
:F04C
:/ZD9zYRg
#154 [希歩]
「うーん…そうじゃなぁ。」
「普通に喋りたいし
普通に遊びたいです。
今みたいな状態嫌です。」
「それちゃんと淳矢に
言うてみぃ。」
「…はい。」
:11/03/24 21:34
:F04C
:/ZD9zYRg
#155 [希歩]
バイトが終わってから
私は淳矢君にメールした。
電話じゃ話しにくい
って思ったから。
:11/03/24 21:35
:F04C
:/ZD9zYRg
#156 [希歩]
普通に喋りたいし
普通に遊びたい。
気まずいのは辛い。
って送った。
:11/03/24 21:36
:F04C
:/ZD9zYRg
#157 [希歩]
するとしばらくして
淳矢君からの着信。
「もしもし」
「あのさ…ごめん。
何か自分から言っといて
どー接して良いか
わからんかった」
「…そか。」
:11/03/25 01:24
:F04C
:dZJmEAHs
#158 [希歩]
「切り替えれるまで
しばらく店行かんとくわ」
「えっ」
「うん、なんかごめんな。」
そう言って電話は切れた。
:11/03/25 01:27
:F04C
:dZJmEAHs
#159 [希歩]
意味が分からなくて
なんだか切なくて
涙がでた。
:11/03/25 01:29
:F04C
:dZJmEAHs
#160 [希歩]
誰かに聞いてもらいたくて
その時起きてそうだった
中学校からの男友達の
陸に電話をかけた。
:11/03/25 01:30
:F04C
:dZJmEAHs
#161 [希歩]
「おー、どしたぁ?」
「陸〜。助けて〜」
「どしたんなぁ?
何かあったんか?」
私は淳矢君のことを
全部話した。
:11/03/25 01:32
:F04C
:dZJmEAHs
#162 [希歩]
「今から行くけー外出とけ」
って言って電話が切れた。
言われた通り外に出てたら
数分後、陸が来た。
:11/03/25 01:33
:F04C
:dZJmEAHs
#163 [希歩]
陸は中学校の時から
よく相談にのってくれてた。
馬鹿な奴だけど
しっかりしてる。
中学校の時から
何かあればこーして
家まで来てくれてた。
:11/03/25 01:34
:F04C
:dZJmEAHs
#164 [希歩]
陸の車に乗り、
中学校まで行った。
車を止めると
陸は喋り始めた。
:11/03/25 01:37
:F04C
:dZJmEAHs
#165 [希歩]
「お前さ〜、なんなん?
昔っからじゃけど
いちいち悩み過ぎなんだって。
まずお前は淳矢って奴のこと
好きなんか?どーなんな?」
「嫌いじゃないんよ。
むしろ好き。でもその好きは
友達としての好きなんよ。
じゃけ友達で居りたい。
でも淳矢君が多分今無理なんよ…。」
:11/03/25 01:40
:F04C
:dZJmEAHs
#166 [希歩]
「そりゃぁふられた側からすれば…」
「振ってないし!」
「同じだって。もし好きなら
その場で相手の言葉
否定しとるじゃろ普通。」
「…うん多分そーよね。」
:11/03/25 01:42
:F04C
:dZJmEAHs
#167 [希歩]
「今は様子みるしかないって」
「でも寂しい。
普通に喋りたいもん。」
「我が儘。ちょっとは我慢しろ」
「ちょっとじゃないかもじゃん!」
「ガキか!!!てかあっちも好きなら
普通に喋りたいとは思っとるって!
でもそれをする気持ちが今持てん
ってことじゃろ?待ってやれや!」
:11/03/25 01:45
:F04C
:dZJmEAHs
#168 [希歩]
「陸のばーか。ぼーけ」
「馬鹿でもボケでもえーわ。
お前に何思われたとこで
なんっっっとも思わんw」
「うちが居らんなっても
同じこと言えるんかぁ?」
:11/03/25 01:47
:F04C
:dZJmEAHs
#169 [希歩]
「言える言える。
ガキの相談のらんですむし」
とか言ってなんだかんだ
相手してくれるんだわ
コイツは。笑
:11/03/25 01:49
:F04C
:dZJmEAHs
#170 [希歩]
「あーあ。陸、帰ろ!」
「はいはいっ」
どんだけ我が儘言っても
どんだけ私が自由でも
なんだかんだ
優しいんだよ陸は。
馬鹿だけど。笑
絶対付き合うとか無いけど。笑
:11/03/25 01:51
:F04C
:dZJmEAHs
#171 [希歩]
:11/03/25 01:53
:F04C
:dZJmEAHs
#172 [希歩]
それから1ヵ月たっても
淳矢君は来なかった。
翔君と直弥君は
普通に店に来てた。
「お前らなんかあったん?」
って聞かれたけど
答えなかった。
:11/03/25 03:52
:F04C
:dZJmEAHs
#173 [希歩]
そして季節は冬。
12月
私は19歳になった。
店でみんながお祝いしてくれた。
常連さんたちも
翔君も、直樹君も。
でも淳矢君は来なかった。
:11/03/25 03:56
:F04C
:dZJmEAHs
#174 [希歩]
頭の片隅に
淳矢君の存在はあったものの
どーでもよくなってきた。
何ヶ月も会いに来ない
話もできてない。
何考えてるかわからない。
淳矢君のことは
あまり考えなくなった。
:11/03/25 03:58
:F04C
:dZJmEAHs
#175 [希歩]
翔君と直樹君が
2人でくるのが
当たり前になってきた。
そして2月になり
私は飲みに誘われた。
:11/03/25 04:00
:F04C
:dZJmEAHs
#176 [希歩]
誘ってきたのは1個上の男友達。
「今日飲みするけー来いやぁ」
ってノリだった。
次の日は休みだったし
早番で22時に上がりだったため
「22時にバイト先迎え来て
くれるんならいーよ!」
って言った。
:11/03/25 04:04
:F04C
:dZJmEAHs
#177 [希歩]
したら本当に来た。
面倒くさいとか言ってたのにw
しかも車3台。
1台は軽でもうあとの2台は外車。
誘ってきた奴が軽の助手席にいて
「後ろ乗れやー」
って。
:11/03/25 04:07
:F04C
:dZJmEAHs
#178 [希歩]
「やだ。私こっち乗りたい(笑)」
「我が儘か!じゃあ変わってもらえ」
「初対面で言いにくいけー
お前が言えやボケ!」
「ほんま可愛くねー奴じゃわ」
とか言いつつも
言ってくれた。笑
:11/03/25 04:09
:F04C
:dZJmEAHs
#179 [希歩]
私の周りそんな奴ばっか。
ほんと可愛くないw
ほんとツンデレ(´_ゝ`)笑
:11/03/25 04:11
:F04C
:dZJmEAHs
#180 [希歩]
「お願いしまーす」
私は車に乗った。
ちなみにその車2人乗りね。
「名前は?」
「希歩」
「俺は健吾ね。」
:11/03/25 04:13
:F04C
:dZJmEAHs
#181 [希歩]
健吾は初対面だけど
話しやすかった。
車の話とか歳とか
高校どこだったかとか
店に着くまで色々話した。
:11/03/25 04:16
:F04C
:dZJmEAHs
#182 [希歩]
店についてから
男7人と女私だけ
ってことを知る。
うん、意味不明。笑
:11/03/25 04:18
:F04C
:dZJmEAHs
#183 [希歩]
「何で私誘った?」
「一番暇そうだった」
「バイトでしたけどw」
「大丈夫。みんな仕事終わり。」
「じゃあ今日お前の奢りな」
「は?黙れ」
てな具合で飲み開始。
:11/03/25 04:20
:F04C
:dZJmEAHs
#184 [希歩]
食べて、飲んで、ぐだぐだ話してた。
私は女にしては酒は強いほう。
マイペースに飲んでたんだけど
まぁ周りから飲まされるわで
ふらふらになった。
:11/03/25 04:22
:F04C
:dZJmEAHs
#185 [希歩]
「家で飲み直すぞ!」
ってなってとりあえず移動。
家着いて
「酔い醒ましに
健吾と酒買ってこい」
って言われて
健吾とコンビニまで
片道10分歩いて行った。
:11/03/25 04:25
:F04C
:dZJmEAHs
#186 [希歩]
「大丈夫かぁ?」
「大丈夫じゃけど眠たい」
「寝んなよ」
「寝んしっ」
そんな会話しながら
コンビニで酒購入。
:11/03/25 04:26
:F04C
:dZJmEAHs
#187 [希歩]
「健吾アイス買って〜」
「はいはい」
コイツ優しい
とか思ったw
:11/03/25 04:27
:F04C
:dZJmEAHs
#188 [希歩]
周りとは違う
ツンデレじゃない感じ←
アイス食べながら
家に戻ったら
アイス取られて
みんなにアイス回されて
全部食べられた(;_;)
:11/03/25 04:29
:F04C
:dZJmEAHs
#189 [希歩]
「健吾が買ってくれたのにー!
さいてー。ばーか。糞じじい」
「黙れ。お前は酒飲んどけ!」
ってそれからひたすら飲まされた。
焼酎5杯ぐらい
一気に流し込まれて
その前にも店で飲んでたし
さすがに潰れた。
トイレとお友達。
:11/03/25 04:31
:F04C
:dZJmEAHs
#190 [希歩]
便器抱えておぇおぇやってたら
健吾が来た。
「大丈夫か?髪の毛つくど!」
髪の毛かきあげてくれて
背中さすってくれて
だいぶ落ち着いた頃に
抱き抱えられて部屋に戻った。
:11/03/25 04:36
:F04C
:dZJmEAHs
#191 [希歩]
そしたらみんな潰れて
床とベッドで爆睡してた。
「お前も寝ろ」
って言われて
私と健吾はソファに転がって寝た。
:11/03/25 04:38
:F04C
:dZJmEAHs
#192 [希歩]
朝方健吾に起こされた。
「仕事行くけ帰るわ。またな」
って。
"また"とかねぇだろ。
連絡先知らんし。
って思いながら再び眠りについた。
:11/03/25 04:40
:F04C
:dZJmEAHs
#193 [希歩]
起きたら昼。
携帯見たら知らん番号から
めっちゃ着信。
掛け直したら健吾だった。
:11/03/25 04:41
:F04C
:dZJmEAHs
#194 [希歩]
「何で番号知っとん」
「覚えてないんかw
昨日ノリで交換した」
「まじ?覚えてないわ」
「まだ家居るん?」
「居る。今起きた」
:11/03/25 04:43
:F04C
:dZJmEAHs
#195 [希歩]
「おい、それ健吾?」
飲みに誘ってきた奴が言う。
「うん」
「ちょいかわって」
私は携帯を渡した。
:11/03/25 04:44
:F04C
:dZJmEAHs
#196 [希歩]
「お前今日仕事半日?
あぁ、まじ。ならコイツ
迎えに来て送ってやって。
俺今日送れんの今気付いた」
電話聞きながら
コイツふざけんなwww
って思った。笑
:11/03/25 04:47
:F04C
:dZJmEAHs
#197 [希歩]
携帯渡されて
「アイツ送れんらしーけ
ちょっとしたら迎え行くわ」
って健吾に言われた。
「アイスほしい」
「わかったわかった。
後でコンビニ寄ってやる。」
:11/03/25 04:49
:F04C
:dZJmEAHs
#198 [希歩]
電話切って準備しよる間に
みんなバタバタ帰って行って
家主も出て行った。
家に取り残された私。
何でみんなこんな自由なん。笑
:11/03/25 04:51
:F04C
:dZJmEAHs
#199 [希歩]
しばらくしてから
作業着姿の健吾が来た。
「みんなは?」
「出て行った」
「何でお前だけ取り残されとんw」
「よね!?普通そー思うよね!?」
って言いながら車に乗った。
:11/03/25 04:53
:F04C
:dZJmEAHs
#200 [希歩]
「風呂入りたいけー
部屋で待っといて」
コンビニに寄った後言われた。
「わかったー」
健吾の家は実家。
誰もいないのわかってるけど
何となくそーっと入った。
:11/03/25 04:55
:F04C
:dZJmEAHs
#201 [希歩]
健吾が風呂入ってる間
アイス食べて煙草吸いながら
ベッドでゴロゴロしてたら
いつの間にか寝てた。
:11/03/25 04:57
:F04C
:dZJmEAHs
#202 [希歩]
起きたら横で健吾も寝てて
携帯見たら19時過ぎ。
「健吾!健吾!寝過ぎた!」
寝ぼけながら健吾も携帯を見る。
「うわ〜。ん〜もぉちょい。」
「おいw」
:11/03/25 04:59
:F04C
:dZJmEAHs
#203 [希歩]
結局起こすのに30分以上かかった。
「腹減った。飯食い行くぞ」
「あ、うん。いーよ」
健吾が私の煙草に手を伸ばす。
「それ私のだし!」
「は?俺のだし」
:11/03/25 05:02
:F04C
:dZJmEAHs
#204 [希歩]
私の煙草と健吾の煙草
一緒だったらしい。
「じゃあどっちも変わらんな!」
って結局私の煙草吸い始めたから
私が健吾の煙草取って吸った。
:11/03/25 05:04
:F04C
:dZJmEAHs
#205 [希歩]
それから近くのファミレスでご飯。
当然のようにさらっと
支払いしてくれて
何か大人って思ったんだよね。
:11/03/25 05:07
:F04C
:dZJmEAHs
#206 [希歩]
淳矢とは何か違う感情があった。
もっと一緒にいたい
もっと知りたい
そして、一緒にいるときの
安心感があった。
:11/03/25 05:08
:F04C
:dZJmEAHs
#207 [希歩]
彼氏いない歴2年。
久しぶりの感覚だった。
健吾に惹かれてる
自分がわかった。
:11/03/25 05:11
:F04C
:dZJmEAHs
#208 [希歩]
健吾に送ってもらった後
ありがとうってメール入れた。
それから毎日メールしてた。
バイト行って店長に
「好きな人できました」
って言った。
:11/03/25 05:13
:F04C
:dZJmEAHs
#209 [希歩]
「淳矢はどーなったん?」
って言われて
「淳矢君はどーもなってないです。
私が好きなのは淳矢君じゃないです」
って言い切った。
:11/03/25 05:15
:F04C
:dZJmEAHs
#210 [希歩]
「どんな人なん?」
って聞かれた。
「1個上で現場職で外車乗ってて
見た目はカッコ可愛い感じで
性格は優しいけどドSです。
一緒に居ったら落ち着くし
包容力あるってゆーか…」
「俺について来い!みたいな?」
「そんな感じです(笑)」
:11/03/25 05:20
:F04C
:dZJmEAHs
#211 [希歩]
「まぁ希歩にはそーゆー人が
合っとるかもしれんなぁ。
自分の曲げたくない部分は
曲げること無いけど
結構人に合わせるタイプじゃし」
「よーわかってますね(笑)」
「だてに接客業してないよ(笑)」
:11/03/25 05:24
:F04C
:dZJmEAHs
#212 [希歩]
健吾とは週1で遊んでた。
ドライブ行ったり
ご飯食べに行ったり
健吾の家でぐだぐだしたり。
健吾のお母さんにも会った。
可愛くてノリよくて良い人。
:11/03/25 05:27
:F04C
:dZJmEAHs
#213 [希歩]
4月になる頃には会う回数が
週1だったのが週3になってた。
仕事終わってからとか
バイト終わってからとか
私のバイト休みの日とか。
健吾ママが私のぶんの
夕飯作ってくれるようにもなった。
:11/03/25 05:30
:F04C
:dZJmEAHs
#214 [希歩]
健吾のお兄さん、弟とも
仲良くなった。
お兄さんが私の3個上で
弟が私の2個下。
ちなみにお父さんはいない。
:11/03/25 05:31
:F04C
:dZJmEAHs
#215 [希歩]
4月10日
健吾の家で夕飯食べてる時
お母さんが
「てかアンタらいい加減
付き合ったらどーなん!?」
って言った。
:11/03/25 05:33
:F04C
:dZJmEAHs
#216 [希歩]
「付き合う?」
健吾が言う。
「いいけど」
「じゃー付き合おっか」
そんな感じで
私と健吾の付き合いは
スタートした。
:11/03/25 05:35
:F04C
:dZJmEAHs
#217 [希歩]
感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4920/
:11/03/25 05:36
:F04C
:dZJmEAHs
#218 [希歩]
:11/03/25 05:37
:F04C
:dZJmEAHs
#219 [希歩]
健吾と付き合い始めてから
別に何が変わるわけでもなく
会えるときはできるだけ会って
会えないときは連絡を取る。
健吾の家族みんなで
外食に行ったりもした。
:11/03/26 02:08
:F04C
:qef7OKCw
#220 [希歩]
家に遊びに行った時は
必ず夕飯をいただいた。
私より健吾より誰よりも
お母さんが一番
私たちが付き合ったことを
喜んでたみたいだった。
本当に気に入られてた。
:11/03/26 02:10
:F04C
:qef7OKCw
#221 [希歩]
付き合ってから1ヶ月。
健吾も何回か店に来てたし
店長もバイト先のスタッフも
みんな健吾のことを知ってた。
格好良くて優しい良い彼氏だ
って言われてた。
:11/03/26 02:14
:F04C
:qef7OKCw
#222 [希歩]
喧嘩も全く無かった。
健吾は女友達も多かったけど
浮気の心配もしてなかったし
私も男友達は多いけど
全く心配されてなかった。
健吾が友達と遊ぶときは
ほとんど必ず連れて行ってくれた。
:11/03/26 02:17
:F04C
:qef7OKCw
#223 [希歩]
健吾は別に私が友達と遊ぶとき
来てなかったけどね。
「○○と遊びに行く」
って言ったら
送り迎えもしてくれてた。
:11/03/26 02:18
:F04C
:qef7OKCw
#224 [希歩]
付き合ってから2ヵ月。
「お前もぉうち住めば?」
って健吾に言われた。
「でもバイト先遠くなる」
健吾の家からバイト先まで
車で20分かかるから。
:11/03/26 02:21
:F04C
:qef7OKCw
#225 [希歩]
「辞めてこっちで探せば」
「…は!?」
これが初めての喧嘩だった。
「私は今のバイト先が好きじゃけ
絶対に辞めたくない!
そんなんなら健吾とは住まん!
冗談きちーわ。まじ黙れ」
:11/03/26 02:23
:F04C
:qef7OKCw
#226 [希歩]
健吾はすぐに謝ってきたけど
本当に許せなかった。
悔しかった。
私はお金が欲しいがために
ここでバイトしてるわけじゃない。
給料は他の居酒屋と比べれば
だいぶ安いけど
そんなことより大切なものがある。
:11/03/26 02:25
:F04C
:qef7OKCw
#227 [希歩]
「ごめん。じゃあシフト全部
基本遅番にしてもらって。
俺が夜勤のときは早番に
してもらえればずっと
送り迎えしてやれるけん。」
そう言われて私は落ち着き
同棲を了承した。
:11/03/26 02:28
:F04C
:qef7OKCw
#228 [希歩]
健吾の部屋に私用の
収納ケースを買い
私の物置スペースを作った。
私の親には彼氏んちに住む
と言い、家を出た。
:11/03/26 02:30
:F04C
:qef7OKCw
#229 [希歩]
健吾のお母さんも兄弟も
歓迎してくれた。
私は給料そんなに多くないから
健吾が私のぶんも家に
お金入れてくれることになった。
:11/03/26 02:33
:F04C
:qef7OKCw
#230 [希歩]
私は健吾と私の煙草代と
健吾の朝の缶コーヒー代と
部屋に置いとくお菓子代のみ。
化粧品とか私の雑費は
全部健吾が出してくれた。
:11/03/26 02:36
:F04C
:qef7OKCw
#231 [希歩]
共同の財布も作り
月に2万ずつ入れることにし
それで出かけたりしよう
って約束をした。
:11/03/26 02:37
:F04C
:qef7OKCw
#232 [希歩]
同棲生活が始まってから
喧嘩も無く、健吾の家族とも
仲良くやり、バイトも頑張った。
健吾のそばが落ち着いた。
健吾がいないことが
考えられなくなってきた。
:11/03/26 02:40
:F04C
:qef7OKCw
#233 [希歩]
付き合って3ヵ月が過ぎた頃…
淳矢君が店に来た。
:11/03/26 02:41
:F04C
:qef7OKCw
#234 [希歩]
来た瞬間本当に固まった。
店長も固まってた。
「いらっしゃいませ」
「久しぶり」
普通に接してきた淳矢君。
…遅いよ。
:11/03/26 02:43
:F04C
:qef7OKCw
#235 [希歩]
「バイト終わってから話せる?」
「えっ…いや、ごめん無理だ」
「なんで?」
「…迎え来る」
「俺が送ったるよ」
「いや…ごめん。」
:11/03/26 02:45
:F04C
:qef7OKCw
#236 [希歩]
店長もハラハラしながら見てた。
「遠慮すんなって!」
「ごめん。…あのさ」
「ちょい待って、トイレ!」
淳矢君がトイレに行った瞬間
店長の顔をバッと見た。
:11/03/26 02:48
:F04C
:qef7OKCw
#237 [希歩]
「そんな顔すんなって」
泣きそうな顔だったらしい。
「どうしたらいいですかね…」
「ちゃんと言うのが良いと思うで」
そんなのわかってる。
隠す必要もない。
でも
もしかしたら傷つけるかもしれない。
それが怖い…。
:11/03/26 02:50
:F04C
:qef7OKCw
#238 [希歩]
淳矢君が戻って来た。
私は勇気を振り絞って
淳矢君に言った。
「私、彼氏できたんよ。
今一緒に住んどって
送り迎えしてもらいよるけん
話せん。…ごめん。」
淳矢君は下唇を噛み下を向いた。
:11/03/26 02:53
:F04C
:qef7OKCw
#239 [希歩]
「…そっか…。」
何もかける言葉が無くて
その時2階のお客様に呼ばれたので
私は2階に上がった。
オーダーを取り下に降りると店長が
「今から15分休憩しておいで。
その間に話してきんさい。」
って言った。
:11/03/26 02:57
:F04C
:qef7OKCw
#240 [希歩]
「わかりました。
ありがとうございます。
休憩いただきます。」
私は淳矢君を連れて
店の裏へ出た。
:11/03/26 02:59
:F04C
:qef7OKCw
#241 [希歩]
「彼氏と…何ヶ月なん?」
「3ヵ月過ぎたぐらい。」
「そっか。俺…遅かったな。」
「………」
「俺、色々考えたけど
やっぱきーちゃんのこと好きで
きーちゃんと普通に
話したかったんだわ。
俺のこと見てほしい
って言っときながら
逃げたのは俺じゃけどな…。」
:11/03/26 03:02
:F04C
:qef7OKCw
#242 [希歩]
「…うん」
「彼氏できたってさっき聞いて
ほんまショックうけたわ〜。
でも好きで居るんは自由じゃろ?
迷惑じゃなかったら
客として通っていい?
遊びに誘ったりはせんけん!」
「…うん。」
「そんな顔すんなって!」
「ごめんね。ありがとう。」
:11/03/26 03:07
:F04C
:qef7OKCw
#243 [希歩]
それだけ話して店に戻り
淳矢君はおあいそして帰った。
他のお客様も帰り
店長と2人になってから
店長にちゃんと話した。
:11/03/26 03:09
:F04C
:qef7OKCw
#244 [希歩]
「希歩は自分が正しいと
思った道を進めばいい。
健吾君が大切なんじゃろ?
なら健吾君を大切にしんさい。
淳矢が何言ったけーって
お前が引きずってもしゃあないで」
って言われた。
私が好きなのは健吾。
淳矢君は…お客様。
:11/03/26 03:11
:F04C
:qef7OKCw
#245 [希歩]
バイトが終わってから
賄いを食べてたら
健吾が迎えに来た。
「ん?何かあった?」
健吾が私の顔をのぞき込む。
:11/03/26 03:13
:F04C
:qef7OKCw
#246 [希歩]
「なんもないよっ」
私は無理やり笑顔を作った。
「お前全部顔に出るし
嘘つけんのんじゃけー
無理すんなって。どした?」
すると店長が
「健吾君ごめんなぁ。
今日平日なのに忙しくて
希歩動き回らせたし
俺が怒ってしもぉたけん
希歩疲れとんじゃ思うんよ」
って。
:11/03/26 03:16
:F04C
:qef7OKCw
#247 [希歩]
「そうなんですか。
なら希歩お疲れじゃな。
帰ってさっさ寝よーか」
「うん」
賄い食べ終わって片付けてから
私たちは家に帰った。
:11/03/26 03:18
:F04C
:qef7OKCw
#248 [希歩]
風呂に入り、髪を乾かして
2人でベッドに入り込む。
「なぁ、店長はあぁよーたけど
ほんまは何かあったんじゃろ?
俺には言えんことなん?」
「…ん。健吾、好き?」
「どしたん?好きよ」
「私も健吾が好き。」
:11/03/26 03:22
:F04C
:qef7OKCw
#249 [希歩]
「珍しいね。普段言わんくせに」
「いーの」
確かめたかった。
自分の気持ちを。
私は健吾が好き。
本当に…幸せだから。
健吾のことだけ考えよう。
:11/03/26 03:24
:F04C
:qef7OKCw
#250 [希歩]
「今日バイト先で色々あって
精神的に疲れたんよね。
やっぱ酔っ払い相手だったら
たち悪いお客さんも居るけーさ。」
「そっか。何かあったら言えよ?
何かされてからじゃ遅いんで?」
「うん、大丈夫。ありがとう」
私はその日
健吾に抱き付いて眠りについた。
:11/03/26 03:27
:F04C
:qef7OKCw
#251 [希歩]
:11/03/26 03:28
:F04C
:qef7OKCw
#252 [希歩]
でも気付いとったんよね、健吾は。
私がはぐらかしとることに。
私は健吾が気付いとることを
気付いてなかった。
:11/03/27 03:51
:F04C
:qRkJZko2
#253 [希歩]
でも、私が気付いとったにせよ
私はどーもできんかったと思う。
今ならまだ色々考えれるけど
そのときの自分じゃ
何もできなかったと思う。
:11/03/27 03:53
:F04C
:qRkJZko2
#254 [希歩]
8月。
世間は夏休み真っ只中。
私も健吾もバイトに仕事。
ただ私に変化が起きた。
バイトが本気でイヤになった。
:11/03/27 03:55
:F04C
:qRkJZko2
#255 [希歩]
お客さんと絡むのは好きだった。
私がいるから来る
と言うお客さんも何人もいた。
でも、その中に
ストーカーじみた
お客さんが出てきたんだよね。
:11/03/27 03:57
:F04C
:qRkJZko2
#256 [希歩]
私が出勤の日は必ず店にいた。
毎回私が帰るまでいた。
まず、何で私の出勤日を
知っているのかが怖かった。
:11/03/27 03:59
:F04C
:qRkJZko2
#257 [希歩]
そのお客さんと話すのが苦痛で
本当に精神的に参ってた。
私のプライベートなことも
なぜか知ってた。
本当に…何で?
:11/03/27 04:01
:F04C
:qRkJZko2
#258 [希歩]
さすがに店長に言った。
でも店長は
仕方ないじゃろ〜
みたいな感じで
我関せず。
:11/03/27 04:02
:F04C
:qRkJZko2
#259 [希歩]
そして健吾に相談した。
いっぱいいっぱいで
泣きながら言った。
そのお客さんが来始めてから
健吾は店に顔出してなかったから
「今度顔出しに行くわ」
って言ってくれた。
:11/03/27 04:04
:F04C
:qRkJZko2
#260 [希歩]
そして何日か後
健吾が店に来てくれた。
一緒に店に入って
私はバイト。
健吾は客として
カウンターに座ってた。
:11/03/28 03:53
:F04C
:cXWTDKAo
#261 [希歩]
それからしばらくして
例のお客さんが来た。
私は健吾に合図をする。
「なんかどっかで見たことある」
え!?
なにそれ!?
健吾はその後考えこんでた。
:11/03/28 03:55
:F04C
:cXWTDKAo
#262 [希歩]
「あ、思い出したわ!
アイツ和哉の先輩じゃ!」
和哉ってのは
健吾と出会った飲みの時居った人。
:11/03/28 03:58
:F04C
:cXWTDKAo
#263 [希歩]
「え…うそ?」
「普通に絡んでみるわ」
私にコソッとそう言い
健吾はその先輩とやらに
絡みに行った。
:11/03/28 03:59
:F04C
:cXWTDKAo
#264 [希歩]
私はカウンター越しに
会話を聞いていた。
「和哉の先輩ですよね?」
健吾の存在に
気付いたその先輩は
少し焦った顔をした。
:11/03/28 04:02
:F04C
:cXWTDKAo
#265 [希歩]
「何で居るんすか?
家から結構遠いのに
わざわざこんなとこまで」
「健吾君こそ」
「彼女が働いてるんで
たまに来るんですよ」
「そーなんじゃー…」
:11/03/28 04:04
:F04C
:cXWTDKAo
#266 [希歩]
そこから私がオーダーを
取りに行ったため
会話は聞けなかった。
オーダーを取って
戻ろうとしたとき
健吾が寄ってきて
「会話に入って来い」
って言った。
:11/03/28 04:06
:F04C
:cXWTDKAo
#267 [希歩]
少しして店が落ち着いた頃
私は会話に入ることにした。
「永田さん(その先輩)、
健吾とお知り合いなんですか?」
「あ、うん。まぁ一応」
「世間って狭いですね!
健吾、私の彼氏なんですよ^^」
:11/03/28 04:09
:F04C
:cXWTDKAo
#268 [希歩]
「へぇ、世間狭いね」
「で、永田さんはよく
ここ来てるんですか?」
健吾が問いかける。
「うん」
「永田さんもう常連さんですもんね!」
本当に半分笑いそうだった。w
:11/03/28 04:11
:F04C
:cXWTDKAo
#269 [希歩]
「で、遠いのになんでわざわざ
ここまで来とるんですか?」
「ん〜…この店好きなんよね」
「あ、希歩がよぉた
希歩が居るとき毎日居る
常連さんって永田さん?」
「うん。ね!永田さん。
凄いですよね。私のシフト
わかっとるみたいに
タイミングいいですもん!」
:11/03/28 04:15
:F04C
:cXWTDKAo
#270 [希歩]
「ははは…」
永田さんは苦笑。
「永田さん、せっかくなんで
これから2人でどっか行きません?
希歩まだバイト終わらんし
相手してくださいよ〜!」
:11/03/28 04:18
:F04C
:cXWTDKAo
#271 [希歩]
「ごめん。明日早いし帰るよ。」
「じゃあちょっとだけでも
時間良いですかね?
話しあるんすよー^^」
健吾…
顔は笑っとるけど
心が笑ってない…。
:11/03/28 04:20
:F04C
:cXWTDKAo
#272 [希歩]
永田さんは仕方なく了承し
2人は支払いを済ませ店を出た。
健吾が何を言うのか
ハラハラして気が気じゃなかった。
:11/03/28 04:22
:F04C
:cXWTDKAo
#273 [希歩]
しばらくして健吾が店に
戻ってきた。
「永田さんは?」
「帰ったよ」
「どーなったん?」
「後で言う」
私はちゃっちゃと片付け
バイトを上がった。
:11/03/28 04:33
:F04C
:cXWTDKAo
#274 [希歩]
帰りの車の中で
私は健吾にどーなったか聞いた。
「永田さんもぉ来んよ^^
人の女に何しよーとしょん?
なんで希歩のシフト知っとん?
って聞いたら
一番端のカウンター座ったら
シフト表見えるんだってさ。」
:11/03/29 02:46
:F04C
:wQ4o5x8U
#275 [希歩]
健吾は続ける。
「俺らが飲みした時
和哉が写メ撮りよったん覚えとる?
それ見て希歩のこと可愛いと思って
和哉にバイト先聞いたらしい。
和哉は希歩は健吾と付き合っとるけ
手出さんほーがいいって
言ったらしーけど来たらしー。
とりあえず一発殴って
次ツラ見せたら島流すど
ってゆーて置いてきた^^」
:11/03/29 02:51
:F04C
:wQ4o5x8U
#276 [希歩]
健吾を敵に回すと怖い。
健吾の父親はヤクザ。
だから健吾は父親周りと仲が良い。
本当に島流ししたことも
あるらしく…(^^;)
地元じゃ有名だし
本当にしでかすから…(´_ゝ`)
:11/03/29 02:56
:F04C
:wQ4o5x8U
#277 [希歩]
よくそーゆーの
自慢する人いるけど
(自分強いぞ悪だぞアピール?w)
健吾はそーゆーの無い。
それは健吾の友達から聞いた話で
健吾からは何も聞いてない。
:11/03/29 02:59
:F04C
:wQ4o5x8U
#278 [希歩]
でもそーゆー時に
サラッと言うから
恐ろしい(´_ゝ`)
永田さんも健吾が
そーゆー人間なことぐらい
知ってただろうし
和哉君も忠告しただろうに…。
:11/03/29 03:01
:F04C
:wQ4o5x8U
#279 [希歩]
それから聞いた話、
永田さんは飛んだ。
健吾と出くわせば
島流されるからね…(^^;)
ちょっと申し訳なかったけど
ホッとしたのも事実。
:11/03/29 03:03
:F04C
:wQ4o5x8U
#280 [希歩]
その永田さんの件から
1ヶ月ほど経った頃
また問題が起きた。
淳矢君のこと。
:11/03/29 03:08
:F04C
:wQ4o5x8U
#281 [希歩]
「お前、淳矢ってわかるなぁ?」
突然言われた。
久しぶりに聞いた淳矢君の名前。
「えっ…何?」
「はぁ…。お前さぁ、言えや。
何で俺に言わんかった?
言えんよーなことか?」
…状況が読めない。
:11/03/29 03:12
:F04C
:wQ4o5x8U
#282 [希歩]
「何?どゆこと?…え?」
「前にお前の様子おかしかった時に
俺手回したんだわ。調べさした。
淳矢は店の常連じゃろ。
で、淳矢はお前が好きで
あの日お前は告白された。
あっとるか?」
冷静な顔が怖い。
何を…どこまで調べた…?
:11/03/29 03:15
:F04C
:wQ4o5x8U
#283 [希歩]
「何しようとしとん?」
「黙れ。答えろ。」
「…あっとるよ」
「何で隠した?」
「………」
何でって………
何でだろう…。
:11/03/29 03:17
:F04C
:wQ4o5x8U
#284 [希歩]
「とりあえず明日仕事終わり
淳矢って奴に会いに行くわ。」
「は!?なんしに?」
「関わんなって言いに」
「そんなん言わんで良いじゃん!」
:11/03/29 03:20
:F04C
:wQ4o5x8U
#285 [希歩]
「何で?永田の時は
あんだけ嫌がって
淳矢って奴は良いんか?」
「淳矢君は永田さんとは違う。
健吾からすれば一緒じゃろうけど
淳矢君は違うよ!
友達としても大切なんよ!」
友達として大切だから…
なんて都合の良い言葉。
:11/03/29 03:22
:F04C
:wQ4o5x8U
#286 [希歩]
「あのなぁ、
どっちかが恋愛感情あれば
そこに男女の友情は成立せん。
永田とは違うのはわかった。
でも俺は、お前に好意抱く奴
近付けたくねーけんなぁや。」
「…わかった。わかったけど!!
でも絶対殴ったりせんで!
変なこと言わんで!約束して…」
:11/03/29 03:26
:F04C
:wQ4o5x8U
#287 [希歩]
「何でそこまでアイツかばうん?
お前、アイツのこと好きなわけ?」
「違うっ…。」
私は今にも泣きそうだった。
違う。
違うんだって。
好きとかじゃない…。
:11/03/29 03:29
:F04C
:wQ4o5x8U
#288 [希歩]
でも…大切なんだよ…。
淳矢君のことは
大切なんだよ…。
「泣くなや」
「泣いてない…」
:11/03/29 03:31
:F04C
:wQ4o5x8U
#289 [希歩]
「あ゛ーっ胸くそわりぃわ」
健吾は近くにあった
ティッシュ箱を
私に投げつけた。
「っ…たぁ…」
角がおでこに当たった。
:11/03/29 03:34
:F04C
:wQ4o5x8U
#290 [希歩]
「…寝る」
健吾は電気を消しベッドに入った。
私はベッドに入れず
コタツに入り、寝転んだ。
:11/03/29 03:36
:F04C
:wQ4o5x8U
#291 [希歩]
結局朝まで一睡もできず
健吾を起こす時間になった。
寝起きの悪い健吾を起こすと
健吾は一言も喋らず準備し
仕事へ行った。
:11/03/29 03:39
:F04C
:wQ4o5x8U
#292 [希歩]
仕事が終わったら
健吾は淳矢君のもとへ行くのか…
気になって仕方なかった。
しかもその日に限って
バイトは休み…。
:11/03/29 03:43
:F04C
:wQ4o5x8U
#293 [希歩]
その日健吾は6時ぐらいに
普通に帰ってきた。
「行くど」
健吾は私の腕を強く引き
無理やり車に乗せた。
:11/03/29 03:45
:F04C
:wQ4o5x8U
#294 [希歩]
私は無言。
何も喋れなかった。
健吾も何も喋らなかった。
ついた先は駅の裏側。
車の中で待っていると
淳矢君が来た。
:11/03/29 03:47
:F04C
:wQ4o5x8U
#295 [希歩]
淳矢君を見るなり健吾は車を出た。
私は後を追う。
「おい」
健吾は淳矢君の胸ぐらをつかんだ。
「健吾!!!」
私は健吾をつかんだ。
:11/03/29 17:15
:F04C
:wQ4o5x8U
#296 [希歩]
「ちょっとお前は黙っとけ」
健吾は私を振り離すと
淳矢君のほうへ向き直った。
「お前コイツに男居るん
知っとんよなぁ?」
「知っとるで」
:11/03/29 17:17
:F04C
:wQ4o5x8U
#297 [希歩]
「コイツと関わんな。
近寄んな。諦めろ。」
「知ってからは関わってない。
関わらんなら俺が誰を好きでも
関係ないじゃろう」
「手出したらただじゃおかんど。
ほんまは殴っちゃりたぁけど
希歩がやめろゆーけやめといちゃらぁ。
次関わったらただじゃおかんけぇの」
:11/03/29 17:25
:F04C
:wQ4o5x8U
#298 [希歩]
健吾はそのまま淳矢君を突き飛ばし
私の腕を引っ張り車へ戻った。
振り返り淳矢君を見ると
少し悲しそうに
私に笑顔を向けた。
:11/03/29 17:27
:F04C
:wQ4o5x8U
#299 [希歩]
私達は家に帰り部屋へ戻った。
健吾はベッドにうつ伏せ
そのまま動かなかった。
私は気まずくて
リビングへ行った。
:11/03/29 17:29
:F04C
:wQ4o5x8U
#300 [希歩]
リビングでは健吾のお母さんが
座ってコーヒーを飲んでいた。
「希歩も飲む?」
優しい笑顔を向けるお母さん。
「はい、いただきます。」
:11/03/29 17:31
:F04C
:wQ4o5x8U
#301 [希歩]
私はコーヒーを受け取り
お母さんの前に座った。
「喧嘩?」
「あ…まぁ…。」
「あの子恋愛下手じゃけごめんね。
私のせいかもしれんけど…
愛し方がわからんのんだと思う。
不器用じゃけど、健吾なりに
希歩のこと大切にしとると思うよ。
希歩は今までの子とは違うの
私から見てもわかるけん
あんな子じゃけどよろしくね」
:11/03/29 17:36
:F04C
:wQ4o5x8U
#302 [希歩]
健吾のお父さんとお母さんは
離婚している。
お母さんが子どもを引き取った。
それから健吾の反抗期が始まり
毎日殴り合いの喧嘩。
壁にも穴が残ってた。
:11/03/29 17:43
:F04C
:wQ4o5x8U
#303 [希歩]
お母さんは健吾を避け
一時期健吾だけ
お父さんの家に住んでいた。
それから高校生になる頃に
お母さんの家の方が学校に近い
という理由でこっちに戻ったらしい。
:11/03/29 17:46
:F04C
:wQ4o5x8U
#304 [希歩]
しかしお母さんは健吾が怖く
向き合わなかったと言う。
健吾が落ち着き話すようになったのは
健吾が高校卒業してから。
:11/03/29 17:49
:F04C
:wQ4o5x8U
#305 [希歩]
今の仲良い2人からは
考えつかない。
「何で喧嘩したんか知らんけど
健吾は希歩のこと本間に
大切なんじゃってことは
わかってあげてね。
健吾がどーもならんかったら
私に相談してくれていいけんね」
お母さんはそう言って
寝室へと出て行った。
:11/03/30 01:48
:F04C
:CbTHQ/tI
#306 [希歩]
私も部屋へと戻る。
電気はついたまま。
健吾はうつ伏せたまま
寝息をたててた。
…のんきな奴。
:11/03/30 02:12
:F04C
:CbTHQ/tI
#307 [希歩]
私は健吾を寄せて横に入り込み
健吾の顔を見つめてた。
格好良いし、
普段優しいのに
キレたらほんまタチ悪い。
でも、キレる理由は決まって
私のことなんだよね。
私を守るためなんだよね。
:11/03/30 02:14
:F04C
:CbTHQ/tI
#308 [希歩]
それからは順調だった。
いつのまにか仲直りしてたし。
うん、あんま記憶無いけど
楽しかったし幸せだった。
:11/03/30 03:08
:F04C
:CbTHQ/tI
#309 [希歩]
健吾と健吾の友達(男女)と
ダーツバー行ったり
バイクで2ケツしてもらって
ツーリングみたいなんもしたな。
:11/03/30 03:10
:F04C
:CbTHQ/tI
#310 [希歩]
車で色んなとこも行った。
健吾は私の我が儘
何でも聞いてくれた。
健吾の友達も私のこと
妹みたいに可愛がってくれた。
:11/03/30 03:12
:F04C
:CbTHQ/tI
#311 [希歩]
健吾と付き合ってから
一気に人脈増えたと思う。
スッゴいパソコン使える人とか
バンドマン、美容師、DJ
ヤクザ、暴走族…
本当に沢山の人。
困った時は必ず誰かに頼めば
解決できた。
:11/03/30 03:16
:F04C
:CbTHQ/tI
#312 [希歩]
:11/03/30 03:17
:F04C
:CbTHQ/tI
#313 [希歩]
その頃、
バイトスタッフの
私が入った時のメンバーは
私とユウ君以外辞めてた。
新人さんが一気に3人入って
忙しいこと忙しいこと…。
:11/04/01 03:40
:F04C
:0RkgHszA
#314 [希歩]
それでも私が一番年下だった。
年下が年上に教えるのって
気いつかうし教えにくいし
ホントやだった。
:11/04/01 03:42
:F04C
:0RkgHszA
#315 [希歩]
教えるの慣れてないし
私はすぐに顔に出るから
店長とユウ君が
一番やりにくかったと思う。
今思えば申し訳ない…。
:11/04/01 03:43
:F04C
:0RkgHszA
#316 [希歩]
そんな私は新人さんたちから
「怖い」
って陰で言われてたみたい。
その理由に健吾も含まれてて
健吾や健吾が連れてくる友達が
飲みにくるとやりづらいって…。
:11/04/01 03:46
:F04C
:0RkgHszA
#317 [希歩]
店長もユウ君も
健吾とも健吾の友達とも
仲良いから、新人さんたちに
そんなことないよ。
良い奴らなんよ。
って言ってたらしい。
:11/04/01 03:47
:F04C
:0RkgHszA
#318 [希歩]
新人さんたちみんな
どっちかとゆーと
大人しい人だったから
なかなか打ち解けられなかった。
:11/04/01 03:49
:F04C
:0RkgHszA
#319 [希歩]
店長と相談した結果
常連さんとバイトスタッフで
遊びに行こう!ってなった。
去年は夏にバーベキューしたけど
今年はしなかったからね。
:11/04/01 03:51
:F04C
:0RkgHszA
#320 [希歩]
どこ行く?ってなって
話し合った結果
レクリェーション大会。
絶対健吾たち来んだろ
って思いながら誘ったら
案外みんなノリ気だった。
:11/04/01 03:53
:F04C
:0RkgHszA
#321 [希歩]
内容はフットサルと
ドッジボールとバレー。
健吾の友達は健吾覗いて8人来た。
他の常連さん10人ぐらい来て
スタッフが6人。
どーなるんだろーと不安もありつつ
スタートした。
:11/04/01 04:02
:F04C
:0RkgHszA
#322 [希歩]
したら案外楽しめる!
みんなでワイワイキャーキャー
とりあえず楽しかった。
ドッジボールが一番楽しかったな。
健吾と私は敵同士。
私と健吾の罵り合い見て
みんな爆笑してた。w
:11/04/01 04:04
:F04C
:0RkgHszA
#323 [希歩]
最終的にはみんな打ち解けてた。
私と健吾の存在が
一種のネタみたいになってたw
新人スタッフの男の人で
1個上のキョウ君って人がいて
キョウ君は車が好きみたいで
健吾と盛り上がってた。
:11/04/01 04:08
:F04C
:0RkgHszA
#324 [希歩]
「私も話入れてや!」
って言ったら
「お前は飲み物買って来い」
って健吾に金渡されて
パシられた(T_T)
:11/04/01 04:09
:F04C
:0RkgHszA
#325 [希歩]
ムカついたけんその金で
自分のアイス買ったら
殴られた。笑
:11/04/01 04:10
:F04C
:0RkgHszA
#326 [希歩]
「お前はお遣いもできんのんか?
飲み物買って来いゆうたよな?」
「アイス溶かそうか?w」
「あとで覚えとけよw
もう一回行って来い」
「ピ
クルでいい?」
(↑健吾の嫌いな飲み物w)
「殴ってええんかなぁ(^_^)?」
「コーラ買ってきますw」
:11/04/01 04:13
:F04C
:0RkgHszA
#327 [希歩]
また健吾にお金もらって
コーラとピ
クル買ったw
「誰がピ
クル買ってきょんなw」
「私が飲むんじゃけいーじゃんw」
そんなやりとりを笑ってくれる
みんなは優しい。笑
:11/04/01 04:16
:F04C
:0RkgHszA
#328 [希歩]
そんなこんなで
健吾達が怖いと言う
誤解?も解け
終わったレクリェーション大会。
私も新人さんたちとは
打ち解けることができたし
次の日から仕事が楽しかった。
:11/04/02 04:04
:F04C
:Dtj1M2Zo
#329 [希歩]
健吾と付き合って半年の記念日
記念日なんてちゃんと
祝ったこと無かったのに
その日はバイト休み取れ
って健吾に言われてたから
ちゃんと休みを取って
健吾も有給取ってた。
:11/04/02 04:12
:F04C
:Dtj1M2Zo
#330 [希歩]
ノリで福岡まで行って
服買ってもらって
夜ご飯食べて帰った。
家についてから
風呂から上がりゆっくりしてると
健吾が小さい袋を渡してきた。
:11/04/02 04:17
:F04C
:Dtj1M2Zo
#331 [希歩]
「どしたん?」
「やる」
袋をあけるとネックレス。
「えっありがとう!」
「一応ペアな」
って、健吾がつけていた
ネックレスを私に見せてきた。
:11/04/02 04:18
:F04C
:Dtj1M2Zo
#332 [希歩]
「ありがと!めっちゃ嬉しい!」
私は思わず健吾に抱きついた。
「犬かっ」
「ありがとありがとありがと〜!!」
めっちゃ嬉しかった。
もぉとにかくニヤニヤだった。
:11/04/02 04:20
:F04C
:Dtj1M2Zo
#333 [希歩]
「そーいや11月○日さぁ
大地の誕生日なんだわ」
大地ってゆーのは
私と健吾が知り合う
キッカケになった人。
:11/04/04 04:20
:F04C
:YVag0NCA
#334 [希歩]
「そーなん。何かするん?」
「とりあえず何かしたいんじゃけど
希歩の店使えんのん?」
「わざわざうちの店まで来るん?
団体15人までなんじゃけど…」
「まじか。なら入れんな。
何か良い店無いかね?」
「うちの地元なら
顔きく店あるけど」
:11/04/04 04:23
:F04C
:YVag0NCA
#335 [希歩]
「それでいいけん頼んでみて!」
「じゃあしあさって休みじゃけ
一緒に行こーや。何人来るん?」
「とりあえず今決まっとるので
男女合わせて26人+お前で27人」
「どんだけ来るん!w」
「まだ増やすよ」
:11/04/04 04:26
:F04C
:YVag0NCA
#336 [希歩]
大地はなんだかんだ
みんなに好かれる性格だから
人脈もあるし友達が多い。
だから声かければみんな来る。
私と健吾が店に行く前に
27人から35人ぐらいまで増えてた。
本当に凄い(゚Д゚)
:11/04/04 04:31
:F04C
:YVag0NCA
#337 [希歩]
健吾が私に相談してきてから2日後
私たちは夜に店に行った。
その店は私のバイト先の
常連さんの経営する店で
お洒落なダイニングバー。
隠れ家っぽい店。
:11/04/04 04:34
:F04C
:YVag0NCA
#338 [希歩]
店長さんの奥さんも働いてて
薄暗くて雰囲気も良い。
「きーちゃんじゃん!久しぶり!」
店長の奥さんが声をかけてきた。
:11/04/04 04:36
:F04C
:YVag0NCA
#339 [希歩]
「久しぶりですっ!」
「あ、きーちゃん彼氏?」
「そうです^^あの、
お願いあるんですけど…」
私たちは食べながら
店長と奥さんに
いきさつを説明した。
:11/04/04 04:38
:F04C
:YVag0NCA
#340 [希歩]
「じゃあその日は貸し切りにしよーか!
立食パーティーみたいな感じで良いなら
うちの店でやって良いよっ!
立食なら上限50人までで
○○円ぐらいを人数で割ってや!
そんで飲み放題にするけぇ^^」
って言ってくれた(;O;)
本当に無理言ったのに
感謝感激だった。
:11/04/04 04:44
:F04C
:YVag0NCA
#341 [希歩]
とりあえず場所は確保できた。
ケーキ屋さんでケーキを
オーダーメイド?で
作ってもらうことに。
プレゼントは各自持ち寄り。
結局ガチで40人ぐらい集まって
店長さんと打ち合わせとかした。
:11/04/04 04:51
:F04C
:YVag0NCA
#342 [希歩]
私はプレゼント考えた結果
お金無かったし(笑)
大地の部屋に散らばってる
大量の写真を
うまく言って持って帰って
いい感じにアルバム作ることにした。
低コスト(笑)
:11/04/04 04:54
:F04C
:YVag0NCA
#343 [希歩]
写真邪魔とか言ってたから
ちょうど良いかなー
って思ったわけだ!w
:11/04/04 04:54
:F04C
:YVag0NCA
#344 [希歩]
そして当日
私は一足先に
ケーキを取りに行ってから
店へ行った。
店の仕組みは
1階にレジとカウンターがあって
地下にホールがある感じ。
:11/04/04 04:57
:F04C
:YVag0NCA
#345 [希歩]
1階で徐々に集まる人達から
お金を貰い、地下に降りてもらう。
大地と健吾と他3人は
大地を連れてくるからいない。
:11/04/04 05:00
:F04C
:YVag0NCA
#346 [希歩]
みんな集まったところで
私はまずドリンクの
オーダーの仕方を説明した。
カウンターまでグラス持って行って
注文する仕組み。
:11/04/04 05:01
:F04C
:YVag0NCA
#347 [希歩]
とりあえず大地が入って来る前に
私が中の1人に着信を入れるから
そしたら静かにしといてほしい
って伝えた。
:11/04/04 05:03
:F04C
:YVag0NCA
#348 [希歩]
それだけ伝えて私は健吾に連絡。
とりあえず健吾に迎えに来てもらった。
いっつも食べに行く時私も一緒なのに
私がいなかったら変だから。
:11/04/04 05:05
:F04C
:YVag0NCA
#349 [希歩]
「うまく説明できた?」
「みんな静かに聞いてくれた!」
「まぁ俺の女の指示静かに聞かんと
知らんでってゆーといたけーな(笑)」
「そーなん(笑)」
脅すなよな…(T_T)
:11/04/04 05:07
:F04C
:YVag0NCA
#350 [希歩]
そして大地と他3人とも合流。
大地には誕生日じゃけ
ご飯奢ってやるけー来い
とだけ言ってある。
「どこ食い行くん?」
「私の地元に良い店あるけんそこ!」
:11/04/04 05:09
:F04C
:YVag0NCA
#351 [希歩]
話しながら店に近付いた。
私は中の1人に着信を入れた。
そして店に入る。
静か。みんな凄いw
「いらっしゃいませ。下へどうぞ」
案内され下へ行く。
:11/04/04 05:12
:F04C
:YVag0NCA
#352 [希歩]
大地が下に降りきった瞬間
「「大地!ハッピーバースデー!」」
ライトがつくと共に
一斉にクラッカーを鳴らした。
:11/04/04 05:14
:F04C
:YVag0NCA
#353 [希歩]
「………………はっ!?」
めっちゃ驚いて唖然の大地。
ハッピーバースデーを歌いながら
大地の前にケーキを持ってきた。
:11/04/04 05:16
:F04C
:YVag0NCA
#354 [希歩]
「はっぴばーすでーとぅーゆー」
大地は状況を飲み込めたのか
歌い終わると共に
ろうそくを吹き消した。
凄い嬉しそうな顔で
やって良かったって思った。
:11/04/04 05:18
:F04C
:YVag0NCA
#355 [希歩]
「大地!誕生日おめでとう!」
私は一番に大地にプレゼントを渡した。
「え、これ俺の部屋のやつ!?」
「そぉ。まとめといたよw」
「うわっサンキュー!
めっちゃいい感じじゃんっ」
喜んでくれて良かった(^ω^)
:11/04/04 05:20
:F04C
:YVag0NCA
#356 [希歩]
次々と渡されるプレゼント。
何人かでまとまって
1つの物を買ってる人たちもいた。
大地は一つ一つ見ていき
本当に嬉しそうにしてた。
:11/04/04 05:22
:F04C
:YVag0NCA
#357 [希歩]
とりあえず最初は全員
生でいいって言っといたから
全員に生を渡した。
そっからは実際主役関係なしに
飲んで食べてどんちゃん騒ぎ。
私は酔っぱらう前に
支払いを済ませた。笑
:11/04/04 05:24
:F04C
:YVag0NCA
#358 [希歩]
私は大地にめっちゃ飲まされた。
健吾が止めに入ったけど
すでにふらふらだった。
酔い醒ましに
いったん健吾と外に出た。
:11/04/04 05:27
:F04C
:YVag0NCA
#359 [希歩]
「お前飲みすぎ!」
「大地が〜…」
私は地べたに体育座りして
煙草に火をつけた。
「酔い回るぞ」
「大丈夫だし〜
涼しいねぇ」
「酔っ払いがっ」
:11/04/04 05:30
:F04C
:YVag0NCA
#360 [希歩]
「大地喜んでくれて良かったねぇ」
「まぁ俺のおかげかな!w」
「私は〜?(T_T)」
「希歩も頑張った頑張った!」
「じゃろぉ?もっと褒めて!」
「ちょーしのんなw」
:11/04/04 05:31
:F04C
:YVag0NCA
#361 [希歩]
私はそれから健吾に抱き付き
目をつむってた。
寝てたわけじゃないよ。
記憶あるから。笑
:11/04/04 05:33
:F04C
:YVag0NCA
#362 [希歩]
「きーちゃん大丈夫?」
奥さんの声。
「あ、すみません。
コイツは大丈夫ですよ。
酔ったらすぐ眠くなるんですよ」
「ほんまにー。お水いる?」
「ならお願いします」
:11/04/04 05:35
:F04C
:YVag0NCA
#363 [希歩]
健吾と奥さんが会話を交わし
奥さんがお水持ってきてくれた。
「ありがとうございます」
「いえいえ。きーちゃんの彼氏君さ、
きーちゃんのこと大好きじゃろ?」
「…は!?」
:11/04/04 05:37
:F04C
:YVag0NCA
#364 [希歩]
「見よって思ったんよね〜。
大好きなんじゃろーなって。
私も旦那もきーちゃんのこと
きーちゃんがバイト始めてから
ずっと見てきとるけどさ、
きーちゃんって憎めん性格
しとるじゃろー?(笑)」
「確かにそうですね(笑)」
:11/04/04 05:41
:F04C
:YVag0NCA
#365 [希歩]
「大事にしてあげてね。
きーちゃん愛想良いし
娘みたいに可愛いんよ。
きーちゃんも彼氏君のこと
大好きだと思うよ?
彼氏君と居るとき
凄い幸せそーな顔しとる^^」
「大事にします。
俺が幸せにします。」
:11/04/04 05:45
:F04C
:YVag0NCA
#366 [希歩]
「良かった^^
きーちゃん泣かせたら
許さんけーねっ!
じゃ、私は戻るね」
奥さんは中に入って行った。
健吾がそう言ってくれて
嬉しかった。
私も健吾大切にしよう
って思った。
:11/04/04 05:47
:F04C
:YVag0NCA
#367 [希歩]
「おい、きぃ!起きろ。
とりあえず水飲めっ」
私は健吾に身体を起こされた。
「健吾〜」
「何?」
「なんでもないっ」
「なんなん気持ち悪い(笑)」
:11/04/04 05:49
:F04C
:YVag0NCA
#368 [希歩]
私たちが中に入る頃には
本当にみんなぐでんぐでん。
自由解散だから
みんな好き勝手帰ってった。
一応主役の大地は
完全に潰れてた。
:11/04/04 05:52
:F04C
:YVag0NCA
#369 [希歩]
最終的に
主催者である健吾+3人と
大地と私だけになり
私はだいぶ酔いが落ち着いて来たし
カウンターで飲み直すことにした。
大地は潰れて寝てたけど。
:11/04/04 05:54
:F04C
:YVag0NCA
#370 [希歩]
スタッフみんなにお礼を言い
ずっとみんなで話してた。
酔うと本音が出るのか
私と健吾以外の3人が
健吾がどんだけ私を好きか
って暴露し始めた。笑
:11/04/04 05:56
:F04C
:YVag0NCA
#371 [希歩]
「コイツ今まで女に尽くしたこと
ないでー?見たこと無いし!
散々酷い扱いしてきよったし
希歩はほんまに異例!」
とか言ってた。
周りから言われると
なんか嬉しいよね。
:11/04/04 05:58
:F04C
:YVag0NCA
#372 [希歩]
次の月は私の誕生日だった。
正直何も期待してなかった。
むしろ健吾は忘れてると思ってたし
私は普通にバイト入れてた。
前々日ぐらいに
「お前誕生日じゃろ?」
って言われた。
:11/04/04 18:00
:F04C
:YVag0NCA
#373 [希歩]
「うん。なに?」
「どっか飯行くか?」
「え、バイトだし」
「はぁ!?普通誕生日に
バイト入れるか!?」
「去年バイトだったもん」
「去年は男居らんかっただろーが」
:11/04/04 18:01
:F04C
:YVag0NCA
#374 [希歩]
「てか健吾忘れとる思うとったし」
「お前なぁ…」
「じゃけごめんっ!」
「はぁ…」
健吾は不機嫌になり寝た。
まぁ私が悪いよね。
:11/04/04 18:03
:F04C
:YVag0NCA
#375 [希歩]
誕生日当日
私は健吾に送ってもらい
バイトに行った。
「きーちゃん今日誕生日なのに
休まんで良かったん?」
「忘れられてると思ってて
普通にバイト入れたら覚えてて
喧嘩になりましたよ〜(笑)」
:11/04/04 18:20
:F04C
:YVag0NCA
#376 [希歩]
「大丈夫なん?ほんまに。」
「大丈夫ですよ〜っ」
そんな話をしてると
ガラッとドアが開き
健吾が入ってきた。
:11/04/04 18:21
:F04C
:YVag0NCA
#377 [希歩]
その後ろには
いつものお決まりメンバー。
「どしたん?」
「せっかくじゃけー
祝ってやろーと思って
みんなでケーキ買ってきた」
:11/04/04 18:23
:F04C
:YVag0NCA
#378 [希歩]
「は!?まじ!?ほんまに!?」
「お前が馬鹿じゃけほんま
いちいち振り回されるわ。」
「ごめんね」
「ま、もぉお前の頭弱いとこは
慣れたしいーけどっ。まぁ食え」
そう言って健吾は箱から
可愛いホールのケーキを出した。
:11/04/04 18:26
:F04C
:YVag0NCA
#379 [希歩]
「2」と「0」のろうそくが
真ん中に揺れていた。
私は二十歳になった。
ハッピーバースデーを
みんなが歌ってくれて
私はろうそくを吹き消した。
:11/04/04 18:28
:F04C
:YVag0NCA
#380 [希歩]
「おめでとう」
ってみんな言ってくれて
みんなでケーキを食べた。
私バイト中だったから
あんまりゆっくりは
できなかったけどね。
:11/04/04 18:32
:F04C
:YVag0NCA
#381 [希歩]
みんな私のバイトが
終わるまでいて、
みんなで帰ることになった。
もう日付は変わってたけど
誕生日だから良いとこ
連れてってやるって言うから
ついて行った。
:11/04/05 03:53
:F04C
:R/U407qk
#382 [希歩]
ついたところは夜の海。
私たち以外誰もいなくて
静かで、波の音が聞こえるだけ。
綺麗で、吸い込まれそうで、
砂浜に座ってボーっとしてた。
:11/04/05 03:55
:F04C
:R/U407qk
#383 [希歩]
健吾が私の横に座った。
他の皆は少し離れた場所で
わいわい遊んでた。
「健吾、ごめんね」
「何で謝るん?」
:11/04/05 03:57
:F04C
:R/U407qk
#384 [希歩]
「誕生日覚えとってくれたのに…」
「別に謝らんでいーよ。
まぁぶっちゃけムカついたけど
お前がマイペースなんも
よーわかっとるつもりじゃし
何も考えんとこも馬鹿なとこも
全部わかっとるけーさ。
ほんま世話やけるけど
それがお前なわけじゃし
それが好きで一緒に居るんは
俺なんじゃけ、気にすんな。」
:11/04/05 04:00
:F04C
:R/U407qk
#385 [希歩]
「ありがとう」
「帰ったらいーもんあげるわ」
「え!?なになに!?」
「内緒〜」
「楽しみっ!」
「楽しみにしとけっ」
「うん!」
:11/04/05 04:02
:F04C
:R/U407qk
#386 [希歩]
それから、寒いし帰ることになった。
解散して家に帰ると
健吾はプレゼントを渡してきた。
「あけていい!?」
「どーぞ」
:11/04/05 04:03
:F04C
:R/U407qk
#387 [希歩]
袋の中にはVUITTONの財布。
しかもずっと欲しかったやつ。
「えー!高かったじゃろう!?
ありがとーっ(;_;)」
「どーいたしまして」
健吾の誕生日は1月。
何してあげようか
この日から凄い考え始めた。
:11/04/05 04:07
:F04C
:R/U407qk
#388 [希歩]
その前にあるのがクリスマス。
クリスマスは流石にちゃんと
休み取ったよ。
健吾が店予約してくれて
食べに行った。
:11/04/05 04:08
:F04C
:R/U407qk
#389 [希歩]
私は健吾にプレゼントとして
VUITTONのキーケースと
クリスマスカードをあげた。
キーケースボロボロだったし
凄い喜んでくれた。
:11/04/05 04:10
:F04C
:R/U407qk
#390 [希歩]
クリスマスカードには
「メリークリスマス!
クリスマス健吾と過ごせて
めっちゃ幸せ!
こんな私と一緒に居ってくれて
ありがとー。
これからもよろしくねっ^^
健吾大好き\^^/希歩」
って書いた。
:11/04/05 04:12
:F04C
:R/U407qk
#391 [希歩]
健吾からはペアリングを貰った。
健吾にはいつも
何かしてもらいっぱなしで
色んな物買ってもらってた。
健吾は大好きな車を弄ることさえ
我慢してた。
:11/04/09 04:33
:F04C
:p86uzjrQ
#392 [希歩]
ごめんね。
ありがとう。
本当に伝えきれない。
私は健吾に
何をしてあげられてるのか…。
:11/04/09 04:34
:F04C
:p86uzjrQ
#393 [希歩]
1月
私達は近所の神社に初詣に行き
お詣りしてから
そこに知り合いも沢山いたし
みんなで飲んで騒いだ。
:11/04/11 04:03
:F04C
:a343eudI
#394 [希歩]
初日の出見に行くってなって
10人ぐらいで見に行った。
めっちゃ綺麗だったなぁ…。
その日健吾の親戚が集まる
って言うんで、
私も行くことになった。
:11/04/11 04:06
:F04C
:a343eudI
#395 [希歩]
健吾の母側のおばあちゃんの家に
みんなで行った。
ほんま緊張した。
「健吾、彼女?」
いとこの男の人が言う。
:11/04/11 04:08
:F04C
:a343eudI
#396 [希歩]
「おう。希歩って言うけん
よろしくしたって」
「初めまして。希歩です」
そんな挨拶を交わし
おばあちゃんとも仲良くなった。
:11/04/11 04:10
:F04C
:a343eudI
#397 [希歩]
おばあちゃんってどこも
かわらんよね。
何か食べさせてあげたい
って思うのか
アイス食べ〜
ケーキあるよ〜
とか(笑)
うちのばあちゃんもそうなんよね。
:11/04/11 04:12
:F04C
:a343eudI
#398 [希歩]
「あんたら結婚せんのね?」
っておばあちゃんに言われた。
結婚の話とか全然出てなかった。
でも
「するよ」
って…。
え!?(笑)
:11/04/11 04:15
:F04C
:a343eudI
#399 [希歩]
「は!?え!?するん!?」
「せんのん?」
「だって健吾とそんな話
一言もしてないじゃん」
「うち住めって言った時点で
考えとったけど?」
「は!?まじで!?」
:11/04/11 04:19
:F04C
:a343eudI
#400 [希歩]
「たちまち金貯まったら
しよーと思っとったし」
「金貯めてなくない?」
「え、貯めとるよ?」
「は!?どっからそんな金
出てきとん!?」
「元々あった貯金と
合わせたら200万はある」
:11/04/11 04:21
:F04C
:a343eudI
#401 [希歩]
はぁー!?(笑)
てか逆に200万貯まって
金貯まったら結婚するって
目標額なんぼよ?って話w
私にめっちゃ金使って
生活費云々で
よくそんなに貯めれるなと…。
:11/04/11 04:22
:F04C
:a343eudI
#402 [希歩]
私と付き合う前にすでに
100万は貯金あったらしい。
月に何度かある父親の手伝いの
給料は全部貯金に回し(月5万ぐらい)
現場の給料から生活費とか
私に使うお金の余りも
全部貯金に回してたらしく
気付いたらそれぐらい
貯まってたらしい(゚Д゚)
:11/04/11 04:31
:F04C
:a343eudI
#403 [希歩]
私もバイト始めてから
月3万は貯金してたから
50万以上あった。
2人合わせたら250万以上。
…目標額は?www
:11/04/11 04:35
:F04C
:a343eudI
#404 [希歩]
とりあえず笑いが出てきた。
本当に突然すぎて(笑)
笑うしかなかったと言うか…。
もっとはよ言えや!w
って感じだった(p_-)
:11/04/11 04:39
:F04C
:a343eudI
#405 [希歩]
帰ってから健吾と話した。
「なんぼためる気なん?」
「いや、実際なんぼ貯めるとか
どーでもいーんよね。
ただお前にはまだ早いんかな
って思ったり。
まだ遊びたいじゃろうし」
「う〜ん、どーだろ」
「別に俺は今籍入れても
いーけどなっ(笑)」
:11/04/11 08:12
:F04C
:a343eudI
#406 [希歩]
「いきなりすぎてついてけんわ(笑)」
「ま、なんでもいーじゃん
あんま深く考えんなって。
貯金して損はない(笑)」
新年早々
ほんと乱される…w
:11/04/11 08:14
:F04C
:a343eudI
#407 [希歩]
そして健吾の誕生日
私は健吾をご飯に連れて行き
プレゼントで時計を渡した。
それから大地の家に行き
10人ぐらいで祝った。
:11/04/11 08:16
:F04C
:a343eudI
#408 [希歩]
私ホント大したことできないけど
それでも健吾は喜んでくれた。
小さなことでも喜んでくれる。
優しくて、沢山の幸せをくれる
そんな健吾が大好きだった。
:11/04/11 08:20
:F04C
:a343eudI
#409 [希歩]
2月
健吾と出会って1年が経った。
バレンタインは手作りであげた。
美味しいって言ってくれた。
幸せだった。幸せだったのに
私は次第に健吾が
うざったくなってきたんだ。
:11/04/11 08:24
:F04C
:a343eudI
#410 [希歩]
倦怠期と言うのか
本当に健吾がダルかった。
毎日毎日喧嘩して
「うざいっ。実家帰る!」
って実家に帰った。
:11/04/11 08:25
:F04C
:a343eudI
#411 [希歩]
健吾からは毎日連絡が来たけど
全然返さなかった。
私が実家に帰ってから1週間後
健吾がバイト先に来た。
:11/04/11 08:27
:F04C
:a343eudI
#412 [希歩]
そしてバイト先で健吾がキレた。
「お前大概にせーよ。
バイト終わったら駅けぇや」
そう言い残して出て行った。
その日は早出だったため
店長が9時には上がらせてくれた。
:11/04/11 08:29
:F04C
:a343eudI
#413 [希歩]
私は言われた通り駅に行った。
健吾の車が停まってて
私は中に入った。
:11/04/11 08:30
:F04C
:a343eudI
#414 [希歩]
「お前いつまでナメたことしょんな!?
どーしてぇんか言えや!!!!!」
いつもと違う雰囲気の健吾に
いつもなら言い返す私も
怖くて喋ることさえできず
うつむいた。
:11/04/11 08:32
:F04C
:a343eudI
#415 [希歩]
健吾はそのまま
健吾の家へ車を走らせた。
そして家へと入り
部屋で私達は向かい合った。
:11/04/11 08:34
:F04C
:a343eudI
#416 [希歩]
「おい」
私は健吾が言葉を発するたび
ビクッとした。
「なんか喋れや!!!!
口ついてねぇんか!!!!!」
:11/04/11 08:35
:F04C
:a343eudI
#417 [希歩]
「おっきい声出さんで…」
やっと言えた言葉がそれ。
「あ…すまん…」
健吾は頭をかきながら
話を続けた。
:11/04/11 08:37
:F04C
:a343eudI
#418 [希歩]
「お前は別れたいんか?」
私は首を横に振る。
違う。
別れたいんじゃない。
:11/04/11 08:38
:F04C
:a343eudI
#419 [希歩]
「じゃあどーしてぇんな?」
「………わからん」
堪えていた涙があふれた。
「泣くな。俺が泣きてぇわ」
「…ごめん……。」
:11/04/11 08:40
:F04C
:a343eudI
#420 [希歩]
私はどうしたいのか
自分でもわからない。
別れたくはない。
でも一緒にいるのも
イライラして仕方ない。
:11/04/11 08:41
:F04C
:a343eudI
#421 [希歩]
健吾は深く溜め息をついた。
「俺の何が気に食わん?」
「…わからん」
「……チッ」
健吾は舌打ちをし
私の胸ぐらを掴んだ。
:11/04/11 08:43
:F04C
:a343eudI
#422 [希歩]
「やだ!やめてや!」
「何してぇんか
わからんのじゃお前は!!!
殺されてぇんか!!!!!」
私は泣きじゃくり言葉も出ず
首を横に振り続けた。
:11/04/11 08:48
:F04C
:a343eudI
#423 [希歩]
健吾は少し冷静になったらしく
「すまん…」
と言い私を抱きしめ
背中をさすった。
:11/04/11 08:50
:F04C
:a343eudI
#424 [希歩]
「…泣くな。わりぃ。」
健吾は悪くないよ。
私が悪いんよ。
我が儘で、自己中で…。
いっつも迷惑かけとるのは
私なんじゃもん。
:11/04/11 08:51
:F04C
:a343eudI
#425 [希歩]
「健吾は…私と居って幸せ…?」
ふと思ったことだった。
「幸せよ。何で?」
「私健吾に何もしてあげれん…。
健吾はいっぱい想ってくれるのに
私は何も返せんくて………」
:11/04/11 08:54
:F04C
:a343eudI
#426 [希歩]
「そんなことどーでもえーよ。
俺は好きでしょんじゃけ。」
「でもねっ…」
「でもとか、だってとか
そーゆー話じゃねぇんよ。」
:11/04/11 08:56
:F04C
:a343eudI
#427 [希歩]
結局、この一件は落ち着いた。
しかしまた事件は起きる。
ある日私は健吾に起こされ
目を覚ました。
:11/04/14 00:10
:F04C
:jrUqxgZc
#428 [希歩]
「お前、晴菜と連れか?」
「へ?晴菜?宮崎晴菜?」
「おう。連れか?」
「まぁ中高一緒じゃったし
仲良いよ。最近はあんまり
連絡取ってないけど。なに?」
:11/04/14 00:12
:F04C
:jrUqxgZc
#429 [希歩]
健吾の話によると
晴菜は真鍋君と付き合ってた。
真鍋君は健吾とタメの友達で
健吾たちのコミュニティーの1人。
:11/04/14 00:15
:F04C
:jrUqxgZc
#430 [希歩]
真鍋君は集まりに毎回
晴菜を連れてきてたらしい。
私は出くわしたこと無かったから
2人が付き合ってることも
晴菜が顔出してることも
知らなかったけど。
:11/04/14 00:18
:F04C
:jrUqxgZc
#431 [希歩]
私が晴菜と出くわしたこと無い
イコール
健吾も出くわしたこと無い。
でもコミュニティーの中心は
健吾と大地だった。
健吾と大地が居なくても
他の場所で集まってるんだけど
そこでゴタゴタがおきた。
:11/04/14 00:21
:F04C
:jrUqxgZc
#432 [希歩]
真鍋君と付き合ってるにも関わらず
晴菜がコミュニティーの男に
手を出し始めた。
こっそり連絡先を交換し
「○○が好きだから
真鍋君と別れたいと思ってる。
でも怖くて別れられない」
などと言っていたらしい。
色んな男に。
:11/04/14 00:25
:F04C
:jrUqxgZc
#433 [希歩]
男同士もだんだん気付き始め
真鍋君にもバレた。
そして修羅場もあったらしく
その話が健吾の耳に入った。
:11/04/16 10:43
:F04C
:FtN0nYRs
#434 [希歩]
険悪なムードになっている
健吾達のコミュニティー。
健吾は晴菜を呼び出すと言い出した。
ヤバい
直感で思った。
:11/04/16 10:46
:F04C
:FtN0nYRs
#435 [我輩は匿名である]
早く書いて
:11/04/24 15:27
:P01B
:aWJpijrw
#436 [希歩]
しばらく更新できず
申し訳ないです。
今研修の新人さんが
3人も入っていて
バイトが忙しくてなかなか
更新する時間が無く…。
ほんとすみません(;_;)
落ち着いたらゆっくり
更新したいと思います。
:11/04/25 11:45
:F04C
:o21Tfwco
#437 [希歩]
:11/04/25 11:49
:F04C
:o21Tfwco
#438 [希歩]
「変なことせんで!」
「お前は黙っとけ」
「友達なんよっ?」
「関係ない。じゃあ
アイツと連れやめろ」
「健吾っ!!!」
これ以上引き止めるのは
無理だと思った。
:11/04/26 23:18
:F04C
:aT2oGa/c
#439 [希歩]
それから健吾は仲間を呼び
みんなに指示を出した。
とりあえず捕まえて来い
と。
すぐに晴菜は見つかり
大地の家へ連れて行かれた。
:11/05/07 02:42
:F04C
:z51FWFIk
#440 [希歩]
私は健吾に家にいろと言われ
その場に行かなかった。
確かに悪いことをしたのは
晴菜だが、しかし
健吾は…健吾たちは…
いつも酷いことしか考えない。
:11/05/07 02:42
:F04C
:z51FWFIk
#441 [希歩]
健吾はすぐに帰ってきた。
30分も無かったと思う。
「晴菜、どうしたん?」
私は問った。
「俺は言いたいこと言って
一発蹴りあげてから
他の奴らに後は好きにしろ
っつって帰ってきた」
と健吾は言った。
:11/05/07 02:43
:F04C
:z51FWFIk
#442 [希歩]
「何…しとんかな…」
「まぁアイツらのことじゃし
ヤりあげるか殴りあげるかしか
思いつかんのんじゃね?」
「っ…最低!!!」
私は健吾の肩を押して
部屋から出ようとした。
正確には大地の家に
向かおうとした。
しかし後ろから健吾に
腕を捕まれた。
:11/05/07 02:44
:F04C
:z51FWFIk
#443 [希歩]
「どーする気な?」
「やめさせる」
「お前にそんなこと
できるんか?」
「知らんわ!」
私は健吾を振り払い
大地の家まで走った。
:11/05/07 02:44
:F04C
:z51FWFIk
#444 [希歩]
大地の部屋を開けると
泣き叫ぶ晴菜を囲む
複数の男達と
ソファーで煙草をふかす
大地の姿があった。
「あ、希歩…」
大地が私に気付く。
「お前らやめろや!!!!!」
私は精一杯の大声で叫んだ。
:11/05/07 03:10
:F04C
:z51FWFIk
#445 [希歩]
「あ?」
男達は私のほうへ目を向けた。
「希歩…」
「きーちゃん…」
みんなが驚いた顔で見てくる。
そして晴菜も私に気付く。
「何で希歩が…?」
:11/05/07 03:10
:F04C
:z51FWFIk
#446 [希歩]
私は全てを無視して叫んだ。
「お前らは限度知らんのか!?
よってたかって1人の女に
何しよーとしょんじゃ!!!!!」
叫んだ後に私は晴菜を引っ張り
はだけた服の上に私の上着を着せた。
「希歩!お前ソイツが何したか
知ってよーるんか!?」
「知っとるわボケ!」
それだけ言って、私は
晴菜を連れて外へ出た。
:11/05/07 03:11
:F04C
:z51FWFIk
#447 [希歩]
とりあえず近くの公園へ行き
腰を下ろした。
「晴菜、ごめんね」
「何で希歩が謝るん?
うちほんまに助かった…。
でも何で希歩が居るん?」
「健吾…わかる?
最初に居ったと思う」
「すぐ帰ってった人かね?
なんかリーダーみたいな…」
:11/05/07 03:11
:F04C
:z51FWFIk
#448 [希歩]
「うん、あれ彼氏なんよね…。
今一緒に住んどるし。
あのメンバー達自体基本
健吾と大地が中心なんよ。
じゃけぇあのコミュニティーの
人間はみんな私のこと知っとる。
今回のことも健吾から聞いとった。」
「そっかぁ…」
「真鍋君と付き合っとったんよね?」
「うん。でも凄い殴られるし
喧嘩ばっかでめっちゃ別れたくて…。
でも別れ話するたんびに殴られて
別れてもらえんくてさ。
じゃけ嫌われようと思ったんよ。」
:11/05/07 03:12
:F04C
:z51FWFIk
#449 [希歩]
「…じゃけあんなことしたん?」
「うん。でも間違っとったよね。
自分のことしか考えてなかった。
あんなことされても自業自得よね」
かける言葉が見つからなくて
「そっか…」
と呟き
沈黙が続いた。
:11/05/07 03:12
:F04C
:z51FWFIk
#450 [希歩]
「健吾君…だっけ?
どれくらい付き合っとん?」
「10ヶ月ぐらいかなー。
もーすぐ11ヶ月になる」
「へぇ。なんかいいなぁ」
「そぉ?」
「うん。幸せ?」
「幸せ…なんかな?」
「なんだそれっ(笑)」
:11/05/07 03:13
:F04C
:z51FWFIk
#451 [希歩]
しばらく話して
私たちは帰ることにした。
「またなんかあったら連絡して」
と言い、家に戻った。
:11/05/07 03:14
:F04C
:z51FWFIk
#452 [希歩]
部屋に戻ると、
健吾は私を見るなり
「すまんかった」
と言った。
私が晴菜を連れ去った後
大地から電話があったらしい。
:11/05/07 03:14
:F04C
:z51FWFIk
#453 [希歩]
「やりすぎた。すまん。」
「もう良いよ」
「おう」
「晴菜、真鍋君と別れたくて
あんなことしたんだって。
別れ話するたんびに殴られて
別れたくて嫌われようと思ったんて。
確かに晴菜のやりかたは
間違っとるけど、わかってあげて」
「そーか。わかった。」
:11/05/07 03:15
:F04C
:z51FWFIk
#454 [希歩]
それから平和な日に戻った。
付き合って11ヶ月経ち
ホワイトデーには
クッキーと化粧ポーチを貰った。
バイトもいつも通りだった。
そして4月、付き合って1年が経った。
1年記念日にはUSJに行った。
そしてペアリングを貰った。
:11/05/07 03:15
:F04C
:z51FWFIk
#455 [希歩]
嬉しくて、幸せで…
早く結婚したいなぁ
なんて思ってた。
:11/05/07 03:16
:F04C
:z51FWFIk
#456 [希歩]
:11/05/07 03:18
:F04C
:z51FWFIk
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