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#1 [希歩]
高校を卒業して18歳の春
私はフリーター。
個人経営の居酒屋で
働き始めた。
:11/03/17 17:33
:F04C
:GHrfhhcI
#2 [希歩]
前田 希歩
進学する気も
就職する気も無かった。
人生なんとかなる!
やりたいことをやる!
楽しんだもん勝ち!
とか思ってた。
:11/03/17 17:36
:F04C
:GHrfhhcI
#3 [希歩]
居酒屋は
33歳の店長
他のスタッフが
自分を含めて5人。
一番上が3個上で
私が一番下。
:11/03/17 17:40
:F04C
:GHrfhhcI
#4 [希歩]
凄い楽しい職場で
みんな私を妹みたいに
可愛がってくれた。
居酒屋で働き始めて
3ヵ月ぐらい経ち
だいぶ慣れてきた頃
:11/03/17 17:43
:F04C
:GHrfhhcI
#5 [希歩]
めっちゃ忙しい金曜日。
いわゆる華金。
常連さんでうまるカウンター。
予約のお客様でうまる座敷。
ほんとに忙しかった。
:11/03/17 17:46
:F04C
:GHrfhhcI
#6 [希歩]
ガラガラッ
「今から5人大丈夫ですか?」
大学生っぽい若いお客さん。
「お二階でよろしければ
大丈夫ですよ」
「あ、じゃあお願いします」
5名のお客様を二階へ通した。
:11/03/17 17:48
:F04C
:GHrfhhcI
#7 [希歩]
正直内心
来んなこの糞忙しいのに!
って思ってたw
その時ちょうど私は
ランナー(料理運んだり注文取る人)
だった。
:11/03/17 17:52
:F04C
:GHrfhhcI
#8 [希歩]
「お姉ちゃん可愛いね!」
「ありがとうございます^^」
居酒屋で働いていたら
可愛いって言われることなんて
よくあること。
みんな酔っ払いだから。笑
:11/03/17 17:54
:F04C
:GHrfhhcI
#9 [希歩]
「何歳?」
「18です」
「2個下かぁ!
名前は?」
「前田 希歩です」
「希歩ちゃんね!覚えた!」
「ありがとうございます^^」
糞忙しいのに呼び止めんな
空気読め!!!!!!!←本音
:11/03/17 17:57
:F04C
:GHrfhhcI
#10 [希歩]
注文を取りに行くたび
お料理を持って行くたび
そのお二階に通した5人に
毎回毎回絡まれた。
:11/03/17 17:59
:F04C
:GHrfhhcI
#11 [希歩]
「希歩ちゃんお二階1番さんに
もしかして絡まれよーる?(笑)」
二階の状況が見えない
店長に言われた。
「かなり絡まれてます;;
忙しいのにすみません」
「じゃあお二階さんは
エミに行ってもらおうか」
:11/03/17 18:01
:F04C
:GHrfhhcI
#12 [希歩]
エミさんはその時入りたてで
まだ研修中の私の2個上の人。
「エミさんお願いします。
すみません。」
そして次に呼ばれたとき
エミさんが二階に上がった。
:11/03/17 18:03
:F04C
:GHrfhhcI
#13 [希歩]
するとエミさんがすぐ戻ってきて
「希歩ちゃん呼んでって言ってます」
って。
ちょうど調理中だった私。
「今手がはなせないって
言ってもらえますか?」
「わかりました」
:11/03/17 18:06
:F04C
:GHrfhhcI
#14 [希歩]
「きーちゃんモテモテじゃんw」
一緒にキッチンに入った
3個上のゆうくんが言う。
「忙しくなかったら
いいんだけどね〜」
と店長。
:11/03/17 18:08
:F04C
:GHrfhhcI
#15 [希歩]
うちの店はお客様との
会話も大切にする。
忙しくない日なんかは
お客様とずっとトークする。
店長に
「○番さんとトークしてきて」
って言われるぐらい。
:11/03/17 18:11
:F04C
:GHrfhhcI
#16 [希歩]
でも忙しいときはほんと
トークどころじゃなくて
カウンターさんとの
軽いトークでいっぱいいっぱい。
:11/03/17 18:12
:F04C
:GHrfhhcI
#17 [希歩]
そんな話をしていたら
エミさんが戻ってきて
「手が空いたら来てとのことです」
と言われた。
「わかりました。
ありがとうございます」
しつこい客だ(´_ゝ`)
:11/03/17 18:13
:F04C
:GHrfhhcI
#18 [希歩]
ピークも過ぎてだいぶ落ち着いた頃
「お二階1番さん行っておいで」
店長に言われた。
「はい、行ってきます」
二階に上がり1番の部屋に入った。
:11/03/17 18:15
:F04C
:GHrfhhcI
#19 [希歩]
「すみませんお待たせいたしました」
「おそいよー!」
「申し訳ございません」
「今日何時まで?」
「ラストオーダーは…」
「違う違う!希歩ちゃんが」
:11/03/17 18:17
:F04C
:GHrfhhcI
#20 [希歩]
「私ですか。
私は今日ラストまでなんで
1時半ぐらいですね。」
「終わったら遊ばん?」
「すみません明日早いんですよ;;」
「えー、じゃあアドレス教えて!」
「すみません仕事中なんで」
:11/03/17 18:19
:F04C
:GHrfhhcI
#21 [希歩]
「終わるまで待っとくよ」
「いや、それは悪いです」
断る言葉も無くなってきて
困り果てていると
「お前希歩ちゃん困っとるがー?
そのへんにしとき!
希歩ちゃんごめんなぁ
コイツら酔いすぎなんよ」
:11/03/17 18:22
:F04C
:GHrfhhcI
#22 [希歩]
5人のうちの1人が
助け船を出してくれた。
「いえ、大丈夫です^^
平日ならゆっくり
お話できるんですけど
金土はどうしても
ドタバタしてしまって
ゆっくりお話できないんですよ。
もしよかったらまた
平日来てください!」
:11/03/17 18:25
:F04C
:GHrfhhcI
#23 [希歩]
営業とかじゃなくて本音。
元々お客様と話すのは好きで
そんな雰囲気の店がよかったから
この店を選んだのもある。
忙しい日はどうしても
ドタバタしてしまうから
それができないのが嫌だった。
:11/03/17 18:27
:F04C
:GHrfhhcI
#24 [希歩]
「じゃあまた平日来るわ!
次平日のシフトいつ?」
「次は月曜日です^^」
「なら月曜来れたら来るなぁ」
「はい、お待ちしております」
「じゃ、今日はおあいそで」
「かしこまりました。
ありがとうございます。」
:11/03/17 18:30
:F04C
:GHrfhhcI
#25 [希歩]
おあいそして帰ったお二階1番さん。
その間に予約のお客様も帰り
一気にお客様が引き
カウンターに常連さんが
2組だけになった。
:11/03/17 18:32
:F04C
:GHrfhhcI
#26 [希歩]
「きーちゃん今日
大変っぽかったね」
と、常連のりょう君。
「あそこまでなのは
初めてでしたね(^^;)」
「希歩ちゃんモテるもんね!」
「酔っ払いにですけどねw」
「そんなことないってー」
「とかゆーりょう君も
酔っ払いじゃないですかw」
「ばれたかw」
:11/03/17 18:37
:F04C
:GHrfhhcI
#27 [希歩]
私はお客様に名前や顔を
覚えてもらえることが
この仕事をやっていて
一番の楽しみ、喜びだった。
色んな話をして
色んなことを知れるのも
楽しかった。
:11/03/17 18:40
:F04C
:GHrfhhcI
#28 [希歩]
そして月曜日
お二階1番さんが
5人の中の3人で来た。
:11/03/17 18:41
:F04C
:GHrfhhcI
#29 [希歩]
「希歩ちゃん来たよ〜!」
「お待ちしてました^^」
今度は座敷ではなく
カウンターに通した。
:11/03/17 18:42
:F04C
:GHrfhhcI
#30 [希歩]
その日のお客さんは
その3人と
常連さん2人。
スタッフは店長と2人。
常連さんとのトークは店長に任せ
私は3人についた。
:11/03/17 18:44
:F04C
:GHrfhhcI
#31 [希歩]
「この前はすみませんでした」
「俺らこそ忙しいのにごめんなぁ」
「あ、名前聞いても良いですか?」
「俺が翔。こっちが直輝で
こっちが淳矢。」
翔君が金曜日
異常に絡んできてた人で
直輝君がその横で
一緒に騒いでた人で
淳矢君が最後のほぉに
助け船出してくれた人。
:11/03/17 18:51
:F04C
:GHrfhhcI
#32 [希歩]
「S大生ですか?」
S大は近くにある大学。
「そ。3人ともS大生」
「経済ですか?」
「うん。よーわかったね」
「S大の2個上の経済に
結構知り合いいるんですよ。
経済学部以外他に何学部があるか
知らないんですw」
:11/03/17 18:56
:F04C
:GHrfhhcI
#33 [希歩]
「まじか。誰知っとん?」
「コウ君とか仲良いですよ」
「まじで!?わかるわかる!
普通に仲良いしなっ
何で知っとん?」
「幼なじみなんですよ」
「まじか!じゃあ家あの辺?」
「そーです^^徒歩1分圏内ですよ」
:11/03/17 19:03
:F04C
:GHrfhhcI
#34 [希歩]
世間は狭い。
話していくうちに
みんなと沢山の共通点が
見つかって笑いっぱなし。
あ、もちろん仕事しながら
話してたけど。
:11/03/17 19:05
:F04C
:GHrfhhcI
#35 [希歩]
それから3人はよく
店に来るようになった。
店長も3人の名前を覚えてた。
季節もう夏になっていた。
そんなある日、店長からの提案。
:11/03/17 21:33
:F04C
:GHrfhhcI
#36 [希歩]
「8月×日にスタッフと常連さんで
海にバーベキューしに行こーか!」
「いーですねぇ」
「俺はりょう君とかに
声かけるけん
翔君たちも呼んでみぃ!
アイツら夏休みじゃろう?」
「でも次いつ来るか
わかんないですよ?」
「共通の友達が居ったんじゃろ?
連絡先聞いてみればえぇんよ。」
:11/03/17 21:38
:F04C
:GHrfhhcI
#37 [希歩]
そう言われて私は次の日
コウ君に電話をかけた。
「コウ君、コウ君の大学の
翔君直輝君淳矢君わかる?」
「あー、わかるで!どした?」
「連絡先知りたいんじゃけど
教えてくれんかねー?」
「わかった。送っとくわぁ」
:11/03/17 21:41
:F04C
:GHrfhhcI
#38 [希歩]
送られてきたメールには
-------------------
淳矢の連絡先しか
わからんかった!
しかも番号だけだわ
すまん(^^;)
080********
-------------------
番号て(´_ゝ`)
知らん番号からかかってきて
出てくれるんかな?
と思いながら電話をかけた。
:11/03/17 21:44
:F04C
:GHrfhhcI
#39 [希歩]
「はい」
「わ!でた!」
「誰?」
「あ、すみませんっ;;
○○(店の名前)の
前田希歩ですけどっ」
「おー、希歩ちゃん?
どしたん?」
:11/03/17 21:46
:F04C
:GHrfhhcI
#40 [希歩]
「ちょっと用事あって
コウ君から連絡先聞きました。
あの、8月×日に○○の
スタッフと常連さんたちで
バーベキューするんですけど
良かったら来ませんか?
翔君と直輝君にも
聞いてもらいたいんですけど」
「8月×日?あー、わかった!
てか明日飲みに行こうと
思っとったんよねっ。
じゃあ明日また返事するわぁ」
「はい、お願いします」
:11/03/17 21:49
:F04C
:GHrfhhcI
#41 [希歩]
次の日
3人が店に来た。
「バーベキューみんな参加で!」
みんなの参加が決まり
なんだかんだ全部で
20人ぐらい集まった。
:11/03/18 13:02
:F04C
:vb4vvEnY
#42 [希歩]
前日、店が暇だったこともあり
その日のスタッフで仕込み。
店長の車の中に荷物つめて
準備完了!
:11/03/18 13:08
:F04C
:vb4vvEnY
#43 [希歩]
次の日、朝早くから
店の前に全員集合した。
朝起きるのなんか久しぶりで
起きれなくて
私が一番最後だった。
:11/03/18 13:11
:F04C
:vb4vvEnY
#44 [希歩]
車に乗り合わせて行くことになり
私は直輝君と淳矢君も一緒に
翔君のワゴンRに乗ることに。
「お願いしまーす」
翔君が運転席
直輝君が助手席
淳矢君と私が後部座席。
:11/03/18 13:15
:F04C
:vb4vvEnY
#45 [希歩]
場所は車で1時間のところにある海。
「きーちゃん眠たそうな顔しとるねぇ」
淳矢君に言われる。
「朝起きたのなんか久しぶりですもん。
いっつも夜中寝て昼過ぎに起きて
準備してバイト行っての
繰り返しなんで…。
酷いときなんか1日中寝てますしw
なかなか時間合わないんで
みんなとどっか遊びに行くのも
ほんと久しぶりなんですよ!」
:11/03/18 13:22
:F04C
:vb4vvEnY
#46 [希歩]
「じゃあ今日は思いっきり
楽しまんといけんね!」
「はいっ^^」
「てか思ったんじゃけど
敬語やめよーやあ?
仲良くなった気せんし!」
「あ、はい。わかりました」
:11/03/18 13:26
:F04C
:vb4vvEnY
#47 [希歩]
現地について準備を始めた。
「火は男がやるけぇ女性陣は
遊んできていーよ^^」
店長の言葉に甘えて
女性陣で海に入ることに。
水着になってから
3個上のスタッフの
ユキさんと一緒に
海に入った。
:11/03/18 13:41
:F04C
:vb4vvEnY
#48 [希歩]
ユキさんはギャル!って感じで
優しいし、面白いし
可愛いし、大好きなお姉さん。
:11/03/18 13:48
:F04C
:vb4vvEnY
#49 [希歩]
「きーちゃんあの人らぁと
仲良いねえ。どーなん?」
「どーなんってゆーのは?」
「あの人いいなぁとかないん?」
「いや、別に無いですね。
みんなで話すのが楽しいです」
「そっかぁ。きーちゃんも
そろそろ彼氏作りーよ」
「…彼氏かぁ」
:11/03/18 16:54
:F04C
:vb4vvEnY
#50 [希歩]
彼氏いない歴1年半。
高校入学してちょっとしてから
付き合った彼氏に
1年半前振られた。
好きな人ができたとか言う理由で。
:11/03/18 16:57
:F04C
:vb4vvEnY
#51 [希歩]
引きずってるわけでもなく
それからなんとなく
恋愛ってもんが面倒くさくなり
ずっと彼氏がいない。
告白されても
別に好きじゃないから
付き合うに至らないし
男友達は多いから
付き合わなくても
男とは遊べるし。
:11/03/18 17:00
:F04C
:vb4vvEnY
#52 [希歩]
「きーちゃん勿体ないよ!
普通に彼氏できるって。」
「だって興味無くて…」
「だめだめだめー!
若いんじゃけ楽しみなさい!」
:11/03/18 17:02
:F04C
:vb4vvEnY
#53 [希歩]
ユキさんはスタッフの
ユウ君と付き合ってる。
仲良いし正直羨ましい。
でも
面倒くさそうなんだよね。
:11/03/18 17:04
:F04C
:vb4vvEnY
#54 [希歩]
「みんなおいでー。
肉焼くでー!」
店長の叫び声。
「ユキさん行きましょ!」
私とユキさんは走って
みんなととこへ戻った。
:11/03/18 18:31
:F04C
:vb4vvEnY
#55 [希歩]
「きーちゃん食べ食べ〜」
みんなが私に食べさせようとする。
愛情表現なんだけど。
可愛がってくれてる
証拠なんだけど…
「もう食べれないですw」
ギブw
:11/03/18 20:37
:F04C
:vb4vvEnY
#56 [希歩]
みんなより早めに
ギブアップした私は
シートの上に寝転んで
ゴロゴロしてた。
:11/03/18 20:38
:F04C
:vb4vvEnY
#57 [希歩]
「食ってすぐ寝たら
牛になるぞ!!!」
淳矢君だった。
「うるさいなぁ」
「はい、ジュース」
「ありがとー」
:11/03/18 20:40
:F04C
:vb4vvEnY
#58 [希歩]
「しかしあちぃな!!!」
「ね。海入らんの?
てかもぉ食べんの?」
「あとで店長が焼きそば
作ってくれるらしいけん
休憩しとくー。
海は食ってすぐ入らん!」
「へぇ。他のみんなは?」
「がっつり食べよるよw」
:11/03/18 20:43
:F04C
:vb4vvEnY
#59 [希歩]
よく考えてみれば
淳矢君と直接2人で
話したのは初めて。
電話も用件だけだったし。
:11/03/18 20:44
:F04C
:vb4vvEnY
#60 [希歩]
「あ、アイス食べたい」
「買ってきてやろーか?」
「いいよ、行ってくる」
「危ないしついてったるわ〜」
「危なくないっしょw
幼稚園児じゃあるまいし」
:11/03/18 20:47
:F04C
:vb4vvEnY
#61 [希歩]
なんだかんだ言って
着いてきてもらった。
とゆーか着いてきた。
「これ美味しそう!
あ、でもこっちもっ」
「どっちも買えば?」
「溶けるじゃんっ」
:11/03/18 22:24
:F04C
:vb4vvEnY
#62 [希歩]
「じゃーこっち俺のね。
後でちょっとあげるわ」
「ほんまに!?ありがとー」
そうしてレジに並ぶと
淳矢が私のアイスも
支払いしてくれた。
:11/03/18 22:25
:F04C
:vb4vvEnY
#63 [希歩]
「いいよ、払うよっ」
「いーのいーの」
「ありがとーっ」
アイスを食べながら
海に戻ると
冷やかし野郎。(店長)
:11/03/18 22:27
:F04C
:vb4vvEnY
#64 [希歩]
「お前らそーゆーこと?笑」
「何よんすか(´_ゝ`)」
「若いっていいね!」
「いい歳して冷やかすとか
小学生みたいですね。w」
「心は少年じゃい!」
:11/03/18 22:29
:F04C
:vb4vvEnY
#65 [希歩]
「きーちゃん溶けよる!」
淳矢君が言う。
「うわっ。やばいやばい」
「てか食べるの遅すぎな」
「冷たいけん食べれんのんよっ」
「アイスは冷たいわ!馬鹿かw」
:11/03/18 22:31
:F04C
:vb4vvEnY
#66 [希歩]
そんなこんなで
アイスも食べ終わり
店長の焼きそばも食べ
スタッフチームと
常連チームに分かれて
みんなでビーチバレー
することになった。
:11/03/18 22:33
:F04C
:vb4vvEnY
#67 [希歩]
勉強はできないけど
スポーツはできる私。
みんな私にボール集めて
一種のイジメかと思ったw
:11/03/18 22:35
:F04C
:vb4vvEnY
#68 [希歩]
そんなんだったけど
バレーはスタッフチームが勝利。
罰ゲームは砂浜ダッシュ。
その後ビーチフラッグして
スイカ割りして…
後は自由時間だった。
:11/03/18 22:38
:F04C
:vb4vvEnY
#69 [希歩]
みんな思い思いの
自由時間を過ごす中
私は
疲れた。笑
:11/03/18 22:39
:F04C
:vb4vvEnY
#70 [希歩]
ユキさんユウ君は
2人で遊んでるし
店長は常連さんたちと飲んでる。
他のスタッフも海の中。
淳矢君たちは砂浜で
ボール遊びしてる。
:11/03/18 22:42
:F04C
:vb4vvEnY
#71 [希歩]
私は疲れて1人で砂浜で
スイカ食べながら
山作って遊んでた。笑
したら翔君が来て
「きーちゃん遊ばんの?
ワンノーするかー?」
って。
:11/03/18 22:44
:F04C
:vb4vvEnY
#72 [希歩]
「疲れたけんせん!」
「一番若いくせに〜」
「朝早かったけ眠たいんよー。
あ、スイカあげる!」
食べくさしのスイカを
翔君に渡した。
:11/03/18 22:45
:F04C
:vb4vvEnY
#73 [希歩]
「うまいとこだけ
食って渡すな!w」
「キュウリの味するもん」
「せんわw」
淳矢君と直輝君も来て
結局4人で話してた。
:11/03/18 22:48
:F04C
:vb4vvEnY
#74 [希歩]
4人で話してると
凄く居心地がよかった。
妹みたいに扱われるのが
心地よかったのかな。
末っ子だから?w
:11/03/18 22:49
:F04C
:vb4vvEnY
#75 [希歩]
しばらく話していると
日が暮れてきた。
オレンジ色に染まる海が
本当に綺麗だった。
「ね、めっちゃ綺麗!」
:11/03/18 22:51
:F04C
:vb4vvEnY
#76 [希歩]
「ほんまじゃなぁ」
「今日来てよかったぁ。
また明日から頑張れそう!」
「明日からまたバイト?」
「うんっ」
「また飲みに行くわなっ」
「うん^^」
:11/03/18 22:56
:F04C
:vb4vvEnY
#77 [希歩]
このままの関係でいたかった。
このままの関係が心地よかった。
そうだったはずなのに
どんどん変わって行った。
私も、3人も。
:11/03/18 23:00
:F04C
:vb4vvEnY
#78 [希歩]
私はその日の帰りに
3人と連絡先を交換し、
次の日からまた普通の日に戻った。
疲労もあるけど、仕事は仕事。
バイトも楽しくて仕方なかった。
:11/03/18 23:05
:F04C
:vb4vvEnY
#79 [希歩]
休憩に入り携帯を見ると
翔君からの着信が入ってた。
私は休憩しながら掛け直した。
:11/03/18 23:06
:F04C
:vb4vvEnY
#80 [希歩]
「もしもーし」
「おう、お疲れ!今バイト?」
「うん、休憩中」
「ごめんな。あのさぁ
3日後11人で予約したいんよ。
大丈夫そう?」
「ちょっと待ってね
予約帳みてみる!」
:11/03/18 23:08
:F04C
:vb4vvEnY
#81 [希歩]
予約帳を見ると予約無し。
「大丈夫!コースつける?」
「うん、3000円ぐらいので
飲み放つけてもらえる?」
「了解ですっ!何時頃?」
「19時ぐらいからかな。
大学の飲みじゃけぇ
直輝と淳矢も居るよ!」
「そかそか。じゃあ予約
取っときます^^」
:11/03/18 23:12
:F04C
:vb4vvEnY
#82 [希歩]
その日私はシフト入って無かった。
でも店長に
「どーせひまじゃろーて
家ご飯ないんだったら
ご飯食べにおいでーや!
まけたるー^^」
って言われたから
食べに行くことにした。
:11/03/19 03:17
:F04C
:y8BZm5lw
#83 [希歩]
うちんちは基本ご飯が無い。
別に複雑家庭なわけでもないけど
高校のとき私があまり
家に帰ってなかったから
母さんがご飯を父さんのぶんしか
作らなくなって無くなった。
:11/03/19 03:20
:F04C
:y8BZm5lw
#84 [希歩]
別に困るわけでもなかったし
普通に親とも仲良い。
店長もそれは知ってる。
だから普通のノリで毎回
誘ってくれていた。
:11/03/19 03:22
:F04C
:y8BZm5lw
#85 [希歩]
当日、19時前に店に行った。
適当に頼んで作ってもらって
カウンターでぐだぐだ話してたら
翔君を先頭に団体が来た。
:11/03/19 03:24
:F04C
:y8BZm5lw
#86 [希歩]
「いらっしゃい」
店長が奥へ通す。
「おー、きーちゃん
今日バイトないん?」
私に気付いた翔君。
「うん、休みー」
「一緒に飲むか?」
「アウェイだしやだ〜」
:11/03/19 03:26
:F04C
:y8BZm5lw
#87 [希歩]
「いーじゃん、おいでや」
「気が向いたら顔出すわ」
そう言うと翔君は
奥に入っていった。
:11/03/19 03:27
:F04C
:y8BZm5lw
#88 [希歩]
乾杯の声が聞こえ座敷は賑やか。
カウンターで
「賑やかでいいですねー」
なんて話してた。
:11/03/19 03:29
:F04C
:y8BZm5lw
#89 [希歩]
1時間ぐらい経った頃
「きーちゃ〜ん」
ほろ酔いの翔君が来た。
「こっちおいでや〜
みんな待っとるでー?」
「待ってないじゃろw
まぁちょっとだけ行くわぁ」
:11/03/19 03:31
:F04C
:y8BZm5lw
#90 [希歩]
座敷にあがると
みんな酔っ払いのテンション(^^;)
「あんたがきーちゃんかぁ
話は聞いとるでー!」
って知らん人にも知られてた。
「コイツがなー…」
その人が淳矢君を指差す。
:11/03/19 03:33
:F04C
:y8BZm5lw
#91 [希歩]
「ちょいまじお前黙れって」
「何?淳矢君私の
悪口言いよったん?(´_ゝ`)」
「違うわ!」
「淳矢がきーちゃんのこと
可愛い可愛いずっと言うけん
見てみたかったんよね!」
「ほんま黙れ」
:11/03/19 03:36
:F04C
:y8BZm5lw
#92 [希歩]
淳矢君が言ってたのは
意外だった。
翔君と直輝君からは
酔ったら必ず
直接言われてたけど
淳矢君は言ってなかったから。
内心めっちゃ嬉しかった。
:11/03/19 03:38
:F04C
:y8BZm5lw
#93 [希歩]
「きーちゃん小動物みたいじゃろ?
ほんま可愛いんだって〜」
酔っ払いの翔君が言う。
「酔っ払いに言われても
嬉しさ半減だし〜」
逆に言われすぎたら
価値を失う。笑
:11/03/19 03:40
:F04C
:y8BZm5lw
#94 [希歩]
別に私は可愛くないと思う。
小動物みたいってよく言われるけど
確かに背は小さい。
顔は…よくわからん。
至って普通。
どっちかってゆーと
ギャル寄りらしいけど
ギャルでもない。
:11/03/19 03:46
:F04C
:y8BZm5lw
#95 [希歩]
友達からは
ちびっ子ヤンキー
って言われる。
顔立ちも性格もキツいかららしい。
しかしツンデレ(´_ゝ`)w
:11/03/19 03:51
:F04C
:y8BZm5lw
#96 [希歩]
まぁそんなどーでもいい
私の自己紹介はおいときます。
自分のこと可愛いとか
思っとんじゃろ!とか
思われたくないんで
否定しとこうかなとw
私はぶすです。笑
:11/03/19 03:52
:F04C
:y8BZm5lw
#97 [希歩]
結局飲み放が終わるまで
ずっと捕まってた。
「そろそろ帰って寝るけん」
って言っても帰らせてもらえず
そのまま清算(^^;)
「二軒目行くぞー!」
って張り切る翔君。
:11/03/19 03:55
:F04C
:y8BZm5lw
#98 [希歩]
「私もぉ帰るよっ」
「だめだめだめー!
きーちゃんも飲め!」
「明日バイトだしっ;;
むしろまだ未成年だし」
「ノリ悪いぞ!」
「ほんと帰るー!!!」
:11/03/19 03:57
:F04C
:y8BZm5lw
#99 [希歩]
翔君にずっと腕を捕まれたまま
帰るって連呼する私。
「おい、翔!きーちゃん困っとるで
いい加減にせーって」
助け舟を出してくれたのは
また淳矢君だった。
:11/03/19 03:59
:F04C
:y8BZm5lw
#100 [希歩]
「俺も明日バイトじゃし
今日は帰るけん送ったるよ」
そう言うって淳矢君は
私を引っ張って歩き出した。
翔君も諦めて
「バイバーイ」
って。
:11/03/19 04:02
:F04C
:y8BZm5lw
#101 [我輩は匿名である]
広島かな?

:11/03/19 14:12
:F02B
:MCzRampE
#102 [我輩は匿名である]
:11/03/19 23:54
:P701iD
:VI6ccVH6
#103 [我輩は匿名である]
:11/03/19 23:56
:P701iD
:VI6ccVH6
#104 [希歩]
:11/03/20 02:18
:F04C
:A010nFWE
#105 [希歩]
「淳矢君家どこなん?」
「H町よ」
「うちんちM町じゃけぇ
めっちゃ近いな!!!
一人暮らしじゃろ?」
「そぉ。家出しに来てもえーよw」
「家出する理由がないわw」
:11/03/20 02:22
:F04C
:A010nFWE
#106 [希歩]
淳矢君の実家は
ここから電車で
20分くらいのところ。
人生経験とか理由つけて
近いくせに一人暮らしらしい。
:11/03/20 02:23
:F04C
:A010nFWE
#107 [希歩]
「てか淳矢君いつから
彼女居らんのー?」
なんとなく聞いてみた。
淳矢君とそーゆー話
したことなかったから
気になった。
:11/03/20 02:27
:F04C
:A010nFWE
#108 [希歩]
「んー、1年ぐらい」
「作らんの?普通にできそぉ。
顔も性格もいーじゃんっ」
「できないんです〜っ!
俺の魅力にみんな気付かんのよw」
「よー言うたw好きな人はー?」
「気になる人なら居るよ」
:11/03/20 02:30
:F04C
:A010nFWE
#109 [希歩]
「まじで!?大学の子?」
「違う違う」
「地元の子?何歳?どんな子?」
「興味津々すぎw」
「だって楽しいじゃん
こーゆーはなし!」
:11/03/20 02:31
:F04C
:A010nFWE
#110 [希歩]
「きーちゃんはどーなん?」
「私は恋愛どーでもいいもん。
好きな人も気になる人も居らんよ」
「おもんな」
「うるさいわ」
なんとも思ってなかったんだよ。
ほんとに。この時は。
:11/03/20 02:33
:F04C
:A010nFWE
#111 [希歩]
「今度きーちゃんがバイト無い日
どっか遊びに行かん?」
「いーねぇ!翔君とか直輝君も…」
「じゃなくて2人でっ!!!」
「へ?なんで?」
今思えば
私最低。笑
:11/03/20 16:32
:F04C
:A010nFWE
#112 [希歩]
でも私にとって
3人は1セットだったから
淳矢君が誘うイコール
4人で遊ぶだったわけで…
淳矢君と2人で遊ぶって
想像できんかった。
:11/03/20 16:36
:F04C
:A010nFWE
#113 [希歩]
「冗談冗談、翔らも誘って
どっか行こうや?」
「あ、うん!」
「どこ行きたい?」
「綺麗なとこ!」
「アバウト(笑)」
:11/03/20 16:46
:F04C
:A010nFWE
#114 [希歩]
私は綺麗なところが好き。
海とか、夜景とか
イルミネーションとか。
「どこ行きたい?」
って聞かれたら
決まって「綺麗なとこ」
って答える。
:11/03/20 16:54
:F04C
:A010nFWE
#115 [希歩]
「じゃあちょっと遠出な!
次、休みいつ?」
「しあさって」
「OK、ちゃんと起きろよ?」
「うん!」
「ニヤニヤすんなw」
:11/03/20 16:57
:F04C
:A010nFWE
#116 [希歩]
私はいつのまにか
ニヤニヤしてたらしい。
久しぶりの遠出と
綺麗なとこ行ける
って言う楽しみで。
:11/03/20 16:58
:F04C
:A010nFWE
#117 [希歩]
表情豊かだって
みんなから言われる。
喜怒哀楽
全部顔に出る。
良いところであり
悪いところでもある。
嘘がつけないのもこのせい。
:11/03/20 17:00
:F04C
:A010nFWE
#118 [希歩]
その日からめっちゃ
楽しみだった!
バイト中も多分ニヤニヤしてたw
店長に
「希歩ちゃんどしたん?」
て言われるぐらい。
:11/03/20 17:10
:F04C
:A010nFWE
#119 [希歩]
前日淳矢君から連絡が来て
「明日10時に迎えに行くけん
ちゃんと起きて準備しとけよ」
って。
私朝弱いからね(;O;)
:11/03/20 17:12
:F04C
:A010nFWE
#120 [希歩]
バイト終わってから
アラーム大量にセットて寝た結果
起きたの9時半…(笑)
めっちゃ焦って準備して
10時にみんな来たけど
結局30分ぐらい待たせた。
申し訳ないね。w
:11/03/21 01:35
:F04C
:bvKlRuhg
#121 [希歩]
3人にひたすら寝坊助扱いされ
無事?出発。
「どこ行くん?」
「内緒〜」
行き先不明のまま高速乗って
ひたすらドライブ。
:11/03/21 03:43
:F04C
:bvKlRuhg
#122 [希歩]
パーキングで休憩しながら
ついたのは
「角島!?!?」
ずっと行きたかったとこだった!
感動(;_;)
ひとりでテンション上がって
めっちゃ叫びよった。
:11/03/21 03:47
:F04C
:bvKlRuhg
#123 [希歩]
:11/03/22 03:14
:F04C
:oQ1ODJTQ
#124 [希歩]
「俺チョイス当たりじゃろ?」
自慢気な淳矢君。
「当たり当たり!
超嬉しい!ありがとーっ」
それからまたドライブして
湯田行って4人で足湯。
:11/03/22 03:18
:F04C
:oQ1ODJTQ
#125 [希歩]
夜になって山賊行って
とりあえず山口県満喫して
広島に戻ることになった。
睡魔に勝てなかった私は
帰りの車で爆睡してた。
:11/03/22 03:20
:F04C
:oQ1ODJTQ
#126 [希歩]
「きーちゃん、着いたよ」
淳矢君に起こされた。
「ん?家?へ?どこ?」
外は真っ暗。
どこかわからん。
「外でてちょい歩くよ」
:11/03/22 03:24
:F04C
:oQ1ODJTQ
#127 [希歩]
言われるがまま外にでて歩く。
「まじでどこここ?
心霊スポットゆーたら
許さんけーね!」
「違う違うw」
しばらく歩いて着いた先は
心霊スポットではなく
夜景スポット。
:11/03/22 03:26
:F04C
:oQ1ODJTQ
#128 [希歩]
「やっば!ぶち綺麗!!!」
とにかく綺麗だった。
めちゃくちゃ綺麗で…
夜景もだけど星も綺麗で
なんか色んな事思って
泣けてきた。
:11/03/22 03:30
:F04C
:oQ1ODJTQ
#129 [希歩]
「ちょ、何で泣きょん!?」
「なんかっ…今日いっぱい
色んなとこ連れてってもらえて…
めっちゃ楽しくて…嬉しくて…
なんでここまでしてくれるんか
わからんし…とにかくありがとうっ」
本当に嬉しくて仕方なかった。
3人のこと大好きだ
って思ったんよ。
:11/03/22 03:33
:F04C
:oQ1ODJTQ
#130 [希歩]
:11/03/22 03:35
:F04C
:oQ1ODJTQ
#131 [希歩]
大学生の夏休みは長い。
私は夏休みとか無いけど
シフトは融通きくし
土曜か日曜どっちか
休み取っては
3人と遠出してた。
:11/03/22 19:02
:F04C
:oQ1ODJTQ
#132 [我輩は匿名である]
お〜w
つのしまとか山賊とか湯田とか
地元ネタ出るとうれしい


:11/03/22 19:04
:F02B
:sBvb..rQ
#133 [希歩]
>>132
山口のかたですか^^★
山口はよく行ってました!
:11/03/24 01:28
:F04C
:/ZD9zYRg
#134 [希歩]
ETC1000円だったからね。笑
福岡にも行ったし
岡山、神戸、愛媛、香川
徳島、島根、鳥取…
今考えれば
1、2ヶ月の間で
めっちゃ色んな県行ってたっぽい。
:11/03/24 01:30
:F04C
:/ZD9zYRg
#135 [希歩]
全部4人で行った。
本当に居心地が良くて
ずっと笑ってた。
事が動き始めたのは
3人の夏休みが終わる
少し前だった。
:11/03/24 01:34
:F04C
:/ZD9zYRg
#136 [希歩]
いつものようにバイトが終わり
家に帰った。
一息ついた頃に携帯が鳴る。
着信相手は淳矢君。
:11/03/24 01:36
:F04C
:/ZD9zYRg
#137 [希歩]
「もしもし?」
「あ、バイト終わった?」
「うん、今帰ったよ」
「今から出てこれん?」
「ん、出れるけどどした?」
:11/03/24 01:37
:F04C
:/ZD9zYRg
#138 [希歩]
「ちょっとドライブ行こーや」
「いーけど、2人?」
「うん。無理?」
「大丈夫よ」
「なら家ついたら連絡する」
「はぁい」
:11/03/24 01:38
:F04C
:/ZD9zYRg
#139 [希歩]
暇なんじゃろーな
って思った。笑
淳矢君がついたらしく
私は家を出て
淳矢君の車に乗り込んだ。
:11/03/24 01:40
:F04C
:/ZD9zYRg
#140 [希歩]
こーゆーの今まで無かったし
若干緊張。
「どしたん?暇なん?」
「そぉ」
いつもとは違って
口数の少ない淳矢君に
若干の違和感を覚えながら
車は走り出した。
:11/03/24 01:43
:F04C
:/ZD9zYRg
#141 [希歩]
とにかくひたすら私は
喋りかけてた。
いつもと違う。
なんか怖かった。
喋ってないと落ち着かなかった。
:11/03/24 01:44
:F04C
:/ZD9zYRg
#142 [希歩]
30分ぐらい車を走らせて
ある駐車場に止まった。
私もよく知ってる
静かで、星が綺麗な場所。
4人でもよく来てた。
:11/03/24 01:47
:F04C
:/ZD9zYRg
#143 [希歩]
ベンチがあって
ベンチに2人で腰掛ける。
「てか淳矢君今日なんで
そんな喋らんのん?」
「あ、いや、ごめん」
「いーけど、何かあった?」
:11/03/24 01:48
:F04C
:/ZD9zYRg
#144 [希歩]
「今から話すこと真面目に聞いて?」
真剣な顔の淳矢君。
「うん」
私もつられて真剣な顔になった。
:11/03/24 01:49
:F04C
:/ZD9zYRg
#145 [希歩]
「俺、初めてきーちゃん見たとき
ほんま可愛いって思った。
翔とかが言いよる中に
俺混ざってなかったけど
ほんまに思ったんよ。」
「…うん。」
「でな、どんどん仲良くなれて
遊びに行くよーにもなって
きーちゃんの性格知って
で、好きだって思った。」
:11/03/24 01:53
:F04C
:/ZD9zYRg
#146 [希歩]
「きーちゃんは多分俺のこと
なんとも思ってないじゃろうけど
俺はきーちゃんが好きじゃけぇ
気持ち伝えたかった。」
少し震えた声の淳矢君。
「ありがとう」
そう言うのが
いっぱいいっぱいだった。
:11/03/24 01:55
:F04C
:/ZD9zYRg
#147 [希歩]
「今すぐ答えだしてとか言わんけ。
でもちょっとずつでも
俺のこと見てほしい。」
「うん、わかった。」
胸がきゅーってなった。
星空を眺めながら
淳矢君の気持ちを噛み締めた。
:11/03/24 01:58
:F04C
:/ZD9zYRg
#148 [希歩]
淳矢君が告白したことは
翔君も直弥君も
知らないみたいだった。
その日から一週間後くらいに
いつものように
3人が店に来た。
:11/03/24 21:16
:F04C
:/ZD9zYRg
#149 [希歩]
淳矢君とは少し気まずい。
淳矢君も少し気まずそうで
あまり喋らなかった。
普通に接客してたつもりだったけど
店長は変化に気付いたみたい。
:11/03/24 21:17
:F04C
:/ZD9zYRg
#150 [希歩]
3人が帰り、店にお客さんが
誰もいなくなったとき
「淳矢と何かあったんか?」
って、店長に言われた。
:11/03/24 21:18
:F04C
:/ZD9zYRg
#151 [希歩]
「一週間前告白されました。」
「そんなとこじゃろー思うたわ。
で、振ったん?」
「振ったわけじゃないです。
返事いらないって感じだったんで
返事してません。」
「希歩はどー思っとるん?」
:11/03/24 21:22
:F04C
:/ZD9zYRg
#152 [希歩]
「嫌じゃないです。でも…
"淳矢君"って単体よりも
3人で居ることのが普通で
淳矢君と2人で居ることが
全く想像できんし、
わからないです。」
「お前さ、まだ若いんじゃけ
とりあえず付き合ってみるとか
そんなんで全然良いと思うど?
てかそもそも2人でまともに
遊んだことないんじゃろ?」
:11/03/24 21:25
:F04C
:/ZD9zYRg
#153 [希歩]
「話したりはあるけど
遊ぶってのは無いです。」
「遊んでみぃっ。
知らんこと知れるかもじゃし」
「でも、今日もですけど
なんか気まずくて…。
私はちゃんと話したいけど
話しかけてもそっけなくて
何かそれが地味に辛いってゆーか…」
:11/03/24 21:28
:F04C
:/ZD9zYRg
#154 [希歩]
「うーん…そうじゃなぁ。」
「普通に喋りたいし
普通に遊びたいです。
今みたいな状態嫌です。」
「それちゃんと淳矢に
言うてみぃ。」
「…はい。」
:11/03/24 21:34
:F04C
:/ZD9zYRg
#155 [希歩]
バイトが終わってから
私は淳矢君にメールした。
電話じゃ話しにくい
って思ったから。
:11/03/24 21:35
:F04C
:/ZD9zYRg
#156 [希歩]
普通に喋りたいし
普通に遊びたい。
気まずいのは辛い。
って送った。
:11/03/24 21:36
:F04C
:/ZD9zYRg
#157 [希歩]
するとしばらくして
淳矢君からの着信。
「もしもし」
「あのさ…ごめん。
何か自分から言っといて
どー接して良いか
わからんかった」
「…そか。」
:11/03/25 01:24
:F04C
:dZJmEAHs
#158 [希歩]
「切り替えれるまで
しばらく店行かんとくわ」
「えっ」
「うん、なんかごめんな。」
そう言って電話は切れた。
:11/03/25 01:27
:F04C
:dZJmEAHs
#159 [希歩]
意味が分からなくて
なんだか切なくて
涙がでた。
:11/03/25 01:29
:F04C
:dZJmEAHs
#160 [希歩]
誰かに聞いてもらいたくて
その時起きてそうだった
中学校からの男友達の
陸に電話をかけた。
:11/03/25 01:30
:F04C
:dZJmEAHs
#161 [希歩]
「おー、どしたぁ?」
「陸〜。助けて〜」
「どしたんなぁ?
何かあったんか?」
私は淳矢君のことを
全部話した。
:11/03/25 01:32
:F04C
:dZJmEAHs
#162 [希歩]
「今から行くけー外出とけ」
って言って電話が切れた。
言われた通り外に出てたら
数分後、陸が来た。
:11/03/25 01:33
:F04C
:dZJmEAHs
#163 [希歩]
陸は中学校の時から
よく相談にのってくれてた。
馬鹿な奴だけど
しっかりしてる。
中学校の時から
何かあればこーして
家まで来てくれてた。
:11/03/25 01:34
:F04C
:dZJmEAHs
#164 [希歩]
陸の車に乗り、
中学校まで行った。
車を止めると
陸は喋り始めた。
:11/03/25 01:37
:F04C
:dZJmEAHs
#165 [希歩]
「お前さ〜、なんなん?
昔っからじゃけど
いちいち悩み過ぎなんだって。
まずお前は淳矢って奴のこと
好きなんか?どーなんな?」
「嫌いじゃないんよ。
むしろ好き。でもその好きは
友達としての好きなんよ。
じゃけ友達で居りたい。
でも淳矢君が多分今無理なんよ…。」
:11/03/25 01:40
:F04C
:dZJmEAHs
#166 [希歩]
「そりゃぁふられた側からすれば…」
「振ってないし!」
「同じだって。もし好きなら
その場で相手の言葉
否定しとるじゃろ普通。」
「…うん多分そーよね。」
:11/03/25 01:42
:F04C
:dZJmEAHs
#167 [希歩]
「今は様子みるしかないって」
「でも寂しい。
普通に喋りたいもん。」
「我が儘。ちょっとは我慢しろ」
「ちょっとじゃないかもじゃん!」
「ガキか!!!てかあっちも好きなら
普通に喋りたいとは思っとるって!
でもそれをする気持ちが今持てん
ってことじゃろ?待ってやれや!」
:11/03/25 01:45
:F04C
:dZJmEAHs
#168 [希歩]
「陸のばーか。ぼーけ」
「馬鹿でもボケでもえーわ。
お前に何思われたとこで
なんっっっとも思わんw」
「うちが居らんなっても
同じこと言えるんかぁ?」
:11/03/25 01:47
:F04C
:dZJmEAHs
#169 [希歩]
「言える言える。
ガキの相談のらんですむし」
とか言ってなんだかんだ
相手してくれるんだわ
コイツは。笑
:11/03/25 01:49
:F04C
:dZJmEAHs
#170 [希歩]
「あーあ。陸、帰ろ!」
「はいはいっ」
どんだけ我が儘言っても
どんだけ私が自由でも
なんだかんだ
優しいんだよ陸は。
馬鹿だけど。笑
絶対付き合うとか無いけど。笑
:11/03/25 01:51
:F04C
:dZJmEAHs
#171 [希歩]
:11/03/25 01:53
:F04C
:dZJmEAHs
#172 [希歩]
それから1ヵ月たっても
淳矢君は来なかった。
翔君と直弥君は
普通に店に来てた。
「お前らなんかあったん?」
って聞かれたけど
答えなかった。
:11/03/25 03:52
:F04C
:dZJmEAHs
#173 [希歩]
そして季節は冬。
12月
私は19歳になった。
店でみんながお祝いしてくれた。
常連さんたちも
翔君も、直樹君も。
でも淳矢君は来なかった。
:11/03/25 03:56
:F04C
:dZJmEAHs
#174 [希歩]
頭の片隅に
淳矢君の存在はあったものの
どーでもよくなってきた。
何ヶ月も会いに来ない
話もできてない。
何考えてるかわからない。
淳矢君のことは
あまり考えなくなった。
:11/03/25 03:58
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#175 [希歩]
翔君と直樹君が
2人でくるのが
当たり前になってきた。
そして2月になり
私は飲みに誘われた。
:11/03/25 04:00
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#176 [希歩]
誘ってきたのは1個上の男友達。
「今日飲みするけー来いやぁ」
ってノリだった。
次の日は休みだったし
早番で22時に上がりだったため
「22時にバイト先迎え来て
くれるんならいーよ!」
って言った。
:11/03/25 04:04
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#177 [希歩]
したら本当に来た。
面倒くさいとか言ってたのにw
しかも車3台。
1台は軽でもうあとの2台は外車。
誘ってきた奴が軽の助手席にいて
「後ろ乗れやー」
って。
:11/03/25 04:07
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#178 [希歩]
「やだ。私こっち乗りたい(笑)」
「我が儘か!じゃあ変わってもらえ」
「初対面で言いにくいけー
お前が言えやボケ!」
「ほんま可愛くねー奴じゃわ」
とか言いつつも
言ってくれた。笑
:11/03/25 04:09
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#179 [希歩]
私の周りそんな奴ばっか。
ほんと可愛くないw
ほんとツンデレ(´_ゝ`)笑
:11/03/25 04:11
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#180 [希歩]
「お願いしまーす」
私は車に乗った。
ちなみにその車2人乗りね。
「名前は?」
「希歩」
「俺は健吾ね。」
:11/03/25 04:13
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#181 [希歩]
健吾は初対面だけど
話しやすかった。
車の話とか歳とか
高校どこだったかとか
店に着くまで色々話した。
:11/03/25 04:16
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#182 [希歩]
店についてから
男7人と女私だけ
ってことを知る。
うん、意味不明。笑
:11/03/25 04:18
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#183 [希歩]
「何で私誘った?」
「一番暇そうだった」
「バイトでしたけどw」
「大丈夫。みんな仕事終わり。」
「じゃあ今日お前の奢りな」
「は?黙れ」
てな具合で飲み開始。
:11/03/25 04:20
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#184 [希歩]
食べて、飲んで、ぐだぐだ話してた。
私は女にしては酒は強いほう。
マイペースに飲んでたんだけど
まぁ周りから飲まされるわで
ふらふらになった。
:11/03/25 04:22
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#185 [希歩]
「家で飲み直すぞ!」
ってなってとりあえず移動。
家着いて
「酔い醒ましに
健吾と酒買ってこい」
って言われて
健吾とコンビニまで
片道10分歩いて行った。
:11/03/25 04:25
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#186 [希歩]
「大丈夫かぁ?」
「大丈夫じゃけど眠たい」
「寝んなよ」
「寝んしっ」
そんな会話しながら
コンビニで酒購入。
:11/03/25 04:26
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#187 [希歩]
「健吾アイス買って〜」
「はいはい」
コイツ優しい
とか思ったw
:11/03/25 04:27
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#188 [希歩]
周りとは違う
ツンデレじゃない感じ←
アイス食べながら
家に戻ったら
アイス取られて
みんなにアイス回されて
全部食べられた(;_;)
:11/03/25 04:29
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#189 [希歩]
「健吾が買ってくれたのにー!
さいてー。ばーか。糞じじい」
「黙れ。お前は酒飲んどけ!」
ってそれからひたすら飲まされた。
焼酎5杯ぐらい
一気に流し込まれて
その前にも店で飲んでたし
さすがに潰れた。
トイレとお友達。
:11/03/25 04:31
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#190 [希歩]
便器抱えておぇおぇやってたら
健吾が来た。
「大丈夫か?髪の毛つくど!」
髪の毛かきあげてくれて
背中さすってくれて
だいぶ落ち着いた頃に
抱き抱えられて部屋に戻った。
:11/03/25 04:36
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#191 [希歩]
そしたらみんな潰れて
床とベッドで爆睡してた。
「お前も寝ろ」
って言われて
私と健吾はソファに転がって寝た。
:11/03/25 04:38
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#192 [希歩]
朝方健吾に起こされた。
「仕事行くけ帰るわ。またな」
って。
"また"とかねぇだろ。
連絡先知らんし。
って思いながら再び眠りについた。
:11/03/25 04:40
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#193 [希歩]
起きたら昼。
携帯見たら知らん番号から
めっちゃ着信。
掛け直したら健吾だった。
:11/03/25 04:41
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#194 [希歩]
「何で番号知っとん」
「覚えてないんかw
昨日ノリで交換した」
「まじ?覚えてないわ」
「まだ家居るん?」
「居る。今起きた」
:11/03/25 04:43
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#195 [希歩]
「おい、それ健吾?」
飲みに誘ってきた奴が言う。
「うん」
「ちょいかわって」
私は携帯を渡した。
:11/03/25 04:44
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#196 [希歩]
「お前今日仕事半日?
あぁ、まじ。ならコイツ
迎えに来て送ってやって。
俺今日送れんの今気付いた」
電話聞きながら
コイツふざけんなwww
って思った。笑
:11/03/25 04:47
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#197 [希歩]
携帯渡されて
「アイツ送れんらしーけ
ちょっとしたら迎え行くわ」
って健吾に言われた。
「アイスほしい」
「わかったわかった。
後でコンビニ寄ってやる。」
:11/03/25 04:49
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#198 [希歩]
電話切って準備しよる間に
みんなバタバタ帰って行って
家主も出て行った。
家に取り残された私。
何でみんなこんな自由なん。笑
:11/03/25 04:51
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#199 [希歩]
しばらくしてから
作業着姿の健吾が来た。
「みんなは?」
「出て行った」
「何でお前だけ取り残されとんw」
「よね!?普通そー思うよね!?」
って言いながら車に乗った。
:11/03/25 04:53
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#200 [希歩]
「風呂入りたいけー
部屋で待っといて」
コンビニに寄った後言われた。
「わかったー」
健吾の家は実家。
誰もいないのわかってるけど
何となくそーっと入った。
:11/03/25 04:55
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