雨空〜雨上がりの道はきっと
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#92 [我輩は匿名である]
旦那さんと別れてあげたら…?
早いうちに…
:11/11/07 00:16
:840N
:/SAMpbBk
#93 [歌子]
そうですね。今なやんでいます。
それも含めてまた更新します
:11/11/07 15:59
:CA004
:577zghnU
#94 [歌子]
ー続き書きます
:11/11/07 16:01
:CA004
:577zghnU
#95 [歌子]
拓也のメールは私をおかしくさせた。
拓也は本当に本気なのだろうか。
…現実的に考えて無理だ。
拓也は家を奥さんの実家の敷地内に建てたらしい。よく写メでみる限り綺麗で大きくて素敵な家だ。
それを手放すというだけでも大変である。
しかも離婚となると慰謝料もとられるだろう。
職場でもよい顔をする人もいないだろう。
私は貧乏でもなんでも我慢できる…しかし、拓也は本当にそんなリスクをおかす気があるのだろうか?
:11/11/07 16:13
:CA004
:577zghnU
#96 [歌子]
ロマンチストな拓也だから、現実を見ないで、まるでおとぎ話のようなつもりで私に言ってくれたのだろう。
私も何を浮かれているんだろう。
はじめからわかって割り切っていたじゃないか。
拓也との時間は夢の中なのだと。
現実に混ぜてはいけない。
:11/11/07 16:16
:CA004
:577zghnU
#97 [歌子]
だが、家に帰る足取りは重い。
現実にもどりたくない。
「ワタシナニガシタイノ?」
拓也に重い女だと思われたくなくてとりあえず明るいメールを返した。
:11/11/07 16:21
:CA004
:577zghnU
#98 [歌子]
11月5日
今日は友達と会う。
内心ドキドキしていた。
なぜならその友達は、拓也と出会った結婚式をした友達だからだ。
…会って早々にきかれてしまった。
「歌子、変な噂聞いたんだけど…大丈夫?」
「な、なにが?」動揺を隠しきれたか不安だ。
顔がこわばらないよう、一生懸命笑顔を作った。
拓也にたまに会っている程度の事が彼女の耳にも入っているようだった。
「向こうにも奥さんいるし、歌子も旦那さんいるから…変なことになったら可哀想だと思って」
友達は優しくたしなめた。
「大丈夫だよ、本当になんでもないよ。心配してくれてありがとう。」
そう言って、苦しくなって冗談ぽく
「もし本当だったらどうする?」
と言ってみる。
彼女は困惑した顔で「えっ?えっ?」といっている。
私はさらに冗談だというように、クスクス笑ってみせた。
:11/11/07 17:31
:CA004
:577zghnU
#99 [歌子]
苦しくなったのだ。
嘘でも拓也の事をなんでも無いというのが。
苦しくて、寂しくなったのだ。
拓也に会いたい、拓也の声が聞きたいー友達と会っている間中拓也の事しか考えていられなかった。
:11/11/07 17:33
:CA004
:577zghnU
#100 [歌子]
ワインを一人で一本空けた。
普段の私ならまだ呑めたかもしれない。
だけど今日は頭がぐるぐるする。
たまらなくなって拓也にメールをした。
拓也はすぐに電話をくれた。
「うざい女」頭の隅でもう一人の私が言っている。
でももう止まらなかった。
:11/11/07 17:43
:CA004
:577zghnU
#101 [歌子]
何を話したかはっきり覚えていない。
外は雨が降り出した。
雨に濡れながら、やっぱり拓也は雨男だと笑ってしまった。
:11/11/09 19:10
:CA004
:GWSpAo4s
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