雨空〜雨上がりの道はきっと
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#112 [歌子]
続き書きます。
:11/11/14 06:42
:CA004
:Goooe9tM
#113 [歌子]
このままでは駄目だ。
きちんと、決着をつけよう。
でも旦那と別れる勇気が、決定打がまだない。
拓也からの言葉を待っているのだろう。
しかし、そんなに素早くうまくいくわけがない。
:11/11/14 06:47
:CA004
:Goooe9tM
#114 [歌子]
土曜日は、とても暖かい秋晴れだった。
私達二人には珍しい。
10時に駅で待ち合わせて、今日は時間がないからそのままホテルへ向かった。
…ここのところ、会えば抱き合っている。よくある不倫のそれになってきているのか。
:11/11/14 06:50
:CA004
:Goooe9tM
#115 [歌子]
ホテルに入ると拓也はスグに何も言わずに抱きしめた。
私も無言で力いっぱい抱きしめた。
拓也の男が目覚めているのがわかったが今はただ抱きしめていたい。
:11/11/14 06:53
:CA004
:Goooe9tM
#116 [歌子]
ふと見ると、拓也が涙を拭う仕草をした…本当だろうか?
私は目が悪く、しかも暗がりで涙までは見えなかった。
本気だろうか?
その動作で私は急に怖くなった。
私はこの人に遊ばれているのか?
あそんでいたとして、なんのメリットがあるの?
私はけして美人ではない。スタイルもいいわけじゃない。お金もあるわけじゃない。年だって奥さんと一緒だし…
:11/11/14 06:58
:CA004
:Goooe9tM
#117 [歌子]
だから愛だと思いたい…違うのか?
この涙が嘘だとして、そこまでする理由は?
…私はどこまでこの人を信用してないんだろう。
そんな人と一緒にいて幸せになれるのか?
:11/11/14 07:01
:CA004
:Goooe9tM
#118 [歌子]
短い時間でぐるぐると色んな思考がまわる。
駄目だ。
一度ベッドから離れ、落ち着こう。
:11/11/14 07:02
:CA004
:Goooe9tM
#119 [歌子]
ソファーに移動し、白ワインを二人で呑み、少し話をする。
他愛もない話だ。
拓也が優しい笑顔で笑う。
ああ、大丈夫だ。
私はこの笑顔が好きなんだ。この笑顔の虜なんだ。
:11/11/14 19:56
:CA004
:Goooe9tM
#120 [歌子]
二人で二度ほど溶け合って、少しまどろんだ。
どちらともなく目が覚めて、微笑みあう。
:11/11/15 17:22
:CA004
:qOU/439Q
#121 [歌子]
そしてまた二人でお風呂にはいり、唇を合わせる。
最近私はキスをする時眼を閉じない。
見ていたいのだ。きちんとやきつけたいのだ。
これが夢でないのだと。
…今日もあっという間だった。
拓也といると時計が意地悪をして駆け足になっているのではないかと思う。
:11/11/15 20:54
:CA004
:qOU/439Q
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