雨空〜雨上がりの道はきっと
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#25 [歌子]
拓哉はとても明るい。
チャラいというよりはポジティブな感じ。

一緒にいて笑いが耐えない。

でも、拓哉が気を使っていて、私を楽しませてくれているのがわかる。

はじめのうちはあまり気を使わないで欲しいとも思った。
だが、何度も会う内に、こういう性格の人なんだとわかってきた。

人を楽しませるのが自分の楽しみという人は少なくないだろう。
サービス精神が旺盛とでも言うのだろうか

⏰:11/08/23 15:14 📱:CA004 🆔:FWEFCSEs


#26 [歌子]
だから、拓哉から発せられる言葉に真実を探すのは難しい。

私は拓哉の一言、一言に一喜一憂するほどもう幼い少女ではないのだ。

しかし、いくばくかの期待や願いが無いわけでもない。


ーもしもこれが本心なら…


永遠に続くわけでもない事は自分が一番わかっている。
本心であった時に、私には受け止めるすべはないのだ。

だからこのままでいい。
このまま流れに身を任せて、余計な追求や思惑は自分を苦しめるだけだ。

⏰:11/08/23 15:19 📱:CA004 🆔:FWEFCSEs


#27 [歌子]
体調大丈夫?

最近暑かったり寒かったりだったもんね

恋患いなら作戦通り
っじゃなくてぇ
大丈夫そうだけど、

風邪気味は心配だよ

ちゃんと薬のんだ?
暖かくしてる?
水分しっかりとってる?
あとあと冷えピタオデコにちゃんとはってる?

ゴメンよぉ日曜日に違うお薬だしすぎて風邪薬渡してなかったね

はいオデコ出して ちゅ 早く治りますようにお口にもちゅ〜う
えっ足りないって?
もぉちゅっちゅっちゅ〜
今日は頑張りすぎちゃダメですよ
帰ったらお布団入るんですよトントンしてあげるから

う〜看病してあげたいよ

やっと終わってこれから帰りまーす

⏰:11/08/23 15:24 📱:CA004 🆔:FWEFCSEs


#28 [歌子]
ちょっと風邪気味カモと送った私に対して送られてきた拓哉からのメール

まるで女子だ。笑


やはり心の全てを許してしまうには危険がある。

⏰:11/08/23 15:26 📱:CA004 🆔:FWEFCSEs


#29 [歌子]
が、このメールを読んでやはり顔がにやけてしまった。


私達の交際はとてもポップな感じだ。

今まで見てきた不倫のドラマのようにドロドロしていない。

表面上は。

それは拓哉の明るさ故なのかもしれない。

私のこころのうちは、こんなにもどす黒く、よくドラマでみたそれに類似している。

⏰:11/08/23 15:30 📱:CA004 🆔:FWEFCSEs


#30 [歌子]
拓哉がもし私のこの心のうちを知ったらどうするだろう?


重たいと感じ逃げてしまうのか

そこまで思うのならと腹を割って話してくれるのか

⏰:11/08/23 16:47 📱:CA004 🆔:FWEFCSEs


#31 [歌子]
やはりこの問題ばかりが頭にうかぶ。


今日は本当に少し風邪気味だ。思案をめぐらせるのはやめて、旦那さんの為に夕飯の支度をしよう。

⏰:11/08/23 16:54 📱:CA004 🆔:FWEFCSEs


#32 [歌子]
8月24日 晴れ


昨夜旦那に抱かれた

「少し熱っぽいのは排卵日のせいかもしれない」

「よし、じゃあ、しようか。」


旦那とは消して冷めてはいない。むしろラブラブだ。
毎朝行ってきますのキスをするし、ただいまのキスをする。もちろん、おやすみのキスもするし、なんの理由もなく毎日30回以上キスをしている。

「愛してる?」「愛してるよ」の会話は日常茶飯事だし、旦那は毎日私を「可愛い」と言ってくれる。
それはきっと本当で、仕事から帰ってきた時も、私がご飯の支度をしている時も、テレビを見ている時も、私の体を触ってくる。

私はぽっちゃり体系だ。
その柔らかい感触が好きなのか、「歌子の体、きもちいい」と言って離れない。

⏰:11/08/24 16:24 📱:CA004 🆔:LfkfhBj6


#33 [歌子]
ただ、そこから先が「無い」のだ。

彼も私もその理由は彼の年齢だと思っている。

旦那は私より一回り以上も年上で去年厄年を終えた。

早く子供が欲しいといつも話している。
抱きたい気持ちはあるのだが体がついていかないと…


旦那は見た目はとても若い。旦那と同年代の人達と比べてみても群を抜いてカッコいい…と私は思っている。
仕事柄、筋肉質な体と日焼けした肌、昔は悪かったんだと言わんばかりの腕の傷。話す内容もウィットにとんで面白い。

真実、こんな素敵な人が私の旦那で良いのかと、思う時もあるほどだ。

⏰:11/08/24 16:32 📱:CA004 🆔:LfkfhBj6


#34 [歌子]
しかし、昨夜の私は最低だった。

旦那に抱かれながら、拓哉を思い出してしまっていた。

何度も考えないようにした。考えてはいけないと言い聞かせた。

しかし、暗闇の中で目を瞑ると拓哉の顔がチラついて、旦那の仕草と拓哉の仕草を比べてしまう。

自分の体が反応しないのがわかる。
旦那のモノを無理やり受け入れた。

流石に申し訳なくなり、いつも以上に演じてみせる。

今まで最中に演じなかった事はない。それは一つの決まり事の優しさ。
そして自分もそれで良いと思っていた。
拓哉に会うまでは…


久しぶりという事もあり、旦那は直ぐに果てた。

⏰:11/08/24 16:48 📱:CA004 🆔:LfkfhBj6


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