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#17 [なおみ]
私たちは自己紹介をした。
塚本高史似のイケメンは亮という名前だった。
歳は23で、介護福祉の仕事をしていた。
MATSU似のワイルド系は公貴という名前だった。
歳は亮と同じ23で、電気屋の取り付け工事の仕事をしていた。
亮「まりちゃんとなおみちゃんは学生なの?」
まり「あたしは働いてるよー。夜系のお客さん相手の花屋さんなんだ。」
私「あたしは大学生。」
そのときまりと私はまだ19歳くらいで、特に学生の私なんか、亮と公貴が大人に見えた。
:12/07/09 22:02
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#18 [なおみ]
公「亮ってよくしゃべるけど、まぢイケメンだろ?チャラそうに見えて実際一途だからよ。」
亮「いやいや、公貴こそワイルドでかっこいいっしょ?EXILEにいるでしょこいつ!」
急に2人の誉めあいが始まった。
そんな感じにまりが突っ込んだ。
まり「いやいや、誉めあいとかいらないから!暑いからプール行こうよ!」
私たちは笑いながら立ち上がり、まりと私はサングラスを外した。
公「可愛い眼してんな!さっきも思ったけどよ。」
公貴が私の顔を覗きこんできた。
私「ちょ...」
私は照れて面白い返しがまったくできなかった。
今のは、ずるいでしょ。
てか、さっきっていつ?!
私は照れてるのを隠し切れずにやにやしながら3人についてった。
:12/07/09 22:18
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#19 [なおみ]
亮「てかさっきトイレ行こうつったじゃん?まぢで俺行きたいんだよね!」
私「んー!あたしも!」
亮「お!じゃあ行こう!」
あたしと亮はトイレに向かった。
亮と公貴は背はあまり大きくなかった。
ちょっと話しただけで、2人が無邪気で優しい人たちなんだなって分かった。
トイレから出てくると亮が待っててくれた。
亮「おー。そこ滑るから気を付けろよ。」
そう言って亮は手を出してくれた。
こいつら...全力だな?!
まんまとキュンキュンしちゃってる私は、本能に従うことにした。
手を繋ぐって、私的に一番どきどきする!
でも、平然を装ってすぐに手を放した。
私「ありがとっ!」
私は謎に小走りした。
亮は笑ってた。
:12/07/09 22:41
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#20 [なおみ]
まりと公貴を待たせてる場所に戻ると、2人は楽しそうに何か話してた。
亮「なんかあの2人黒いもん同士、お似合いだな。」
私はその言葉にちょっとヤキモチを妬いた。
私「亮は焼かないの?真っ白!」
亮「おいっ気にしてんだから言うなよ笑」
戻ってきた私たちを見るとまりがブーブー言ってきた。
まり「遅い〜!2本目に火つけるとこだった!」
私「ごめん!行こ!」
私はビーサンをぽいっと脱いで浮き輪を持ってまりの腕を引っ張った。
まり「どうしたの?なんかあった?」
まりはにやにやしながら聞いてきた。
私「別にー!」
このときの気持ちは、自分でもよく分かんなかった。
:12/07/09 22:55
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#21 [なおみ]
4人で波のプールに行って、他愛もないことを話してた。
どこに住んでるとか、亮と公貴の関係とか、私とまりの関係とか。
会話の中で、私は公貴って名前を呼べずにいた。
恥ずかしさもあったけど、公貴って、なんか気軽に呼べる長さじゃない。
亮は勢いで呼んじゃってたけど。
だから、急に呼んでみた。
私「え、きみちゃんっ!...は、さあ、あのあの、どうして介護福祉の仕事辞めちゃったの?」
よしっ、自然だった!
亮「笑。どうしてなのよーきみちゃん!」
公「なんか亮にきみちゃんて呼ばれても嬉しくない。」
あ、自然じゃなかったのかな。ま、いっか!
公「さっき俺と亮は同じ大学卒業したって言っただろ?卒業したあと亮と同じ職場に就職したんだけどよ、違う道もあるんじゃねえかって思っちゃってよ。」
亮「それで辞めちゃったんだよな?条件悪くはなかったと思うんだけどな。」
まり私「ふうん。」
公「まあ、ゆくゆくはまた介護福祉に戻ると思うんだけどよ。」
きみちゃんの話をもっと聞きたいと思った。
もう既に、私はきみちゃんに惹かれていた。
:12/07/09 23:40
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#22 [なおみ]
私たち4人は閉園ギリギリまでプールで遊び、着替えてから合流する約束をして、それぞれのロッカーに向かった。
まり「なおみ、きみちゃんタイプっしょ?」
私「うん!まぢストライクー!!
まりは?亮タイプじゃん?」
まり「うーん、ちょっと違うかなー!でも2人とも性格良さそうだよね。」
あ、そっか!まりのタイプはもうちょっと可愛い系か!
そんな会話をしながら着替えて、化粧直しをして、ロッカーを出た。
そしたらきみちゃんと亮が待ってくれていた。
私服もお洒落でいい感じだった。
:12/07/10 00:32
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#23 [なおみ]
私「お待たせ〜!」
私ちが手を降ると亮が食い気味で言ってきた。
亮「このあとまだ時間ある?遊園地行こうよ!」
私はまりの顔を見た。
行きたいです!って顔に出してみた。
まり「笑。いいよー行こう!」
4人で遊園地に向かった。
ジェットコースターとかお化け屋敷とかミラーハウスに行った。
ずっと爆笑してた気がする。
その間、階段登り降りするときとか、お化け屋敷の中歩くときとか、亮が手を引いてくれてた。
違う〜!きみちゃんがいいのー!
とか思ってたけど、そんなこと言えないし、大人しく手を引かれてた。
:12/07/10 08:19
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#24 [なおみ]
遊園地も閉園の時間になって、最後に4人で写メを撮ろうって話になった。
そのときは頑張ってきみちゃんの横をゲットした!
そのあと飲みに行こうかって流れもあったんだけど、明日まりは仕事だし、と思って断った。
アドレスを交換して大人しくバイバイした。
帰り道にまりにきみちゃん攻めます宣言をした。
私は結構肉食で、自分からガンガン行くタイプだ。
まり「頑張れ〜!笑」
まりはおもしろがって応援しつつうきうきしてた。
:12/07/10 08:33
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#25 [なおみ]
地元の駅でまりと別れて、家に着いた頃にメールが来た。
亮からだった。
ちょっとがっかりしたけど、すぐに返事をした。
『今日はありがと!
楽しかったね♪
またみんなで遊ぼー;-) 』
返信した1分後くらいにメールがきた。
はやっ!
って思ったらきみちゃんからだった。
メールを読んで即効返事を返した。
『今日はちょー楽しかったね!
一緒に遊んでくれてありがとっ☆
今度飲みに行こう♪』
自分でも笑っちゃうくらいのこの違い。
まあ、分かりやすくていいよね!
:12/07/10 18:49
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#26 [なおみ]
きみちゃんと亮はマメで、メール一通一通が丁寧だった。
何日かやり取りは続いたが、いつしか亮とはメールをしなくなり、きみちゃんとだけメールをするようになっていた。
夏休みが終わり、9月になった。
私の大学は夏休みが短い。
朝からしっかり授業はあったが、起きれるわけもなく、昼過ぎに大学に着いた。
先週も会ったメンツ、久しぶりに会ったメンツ、みんな元気そうだった。
「なおみきみちゃんとどうなの〜?」
仲良し3人には既にきみちゃんの話をしていて、みんなわくわくしながら聞いてきた。
私「どーもこーも!会う約束もしてないよ〜」
私はテーブルに伏せて見せた。
「いやいや!まだ出会って2週間も経ってないのにヘコむところじゃないでしょ!」
うーん、確かに!
けどさ〜けどさ〜
と思ってたらメールがきた。
:12/07/11 08:27
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