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#37 [なおみ]
きみちゃんは唖然として私を見てた。
むしろ引いてたかも。
当然ですよね!
けどこのときの私はこんな発言が相手にどう思われるかなんて考えてなかった。
次の言葉が出ずにいるきみちゃんを見て、当時の私はすごい発言したことに気付いた。
私「あ!違うの!あのあのー変な意味じゃなくて、ベッドで寝る方が疲れのとれ具合違うじゃん?きみちゃん明日仕事だし!」
あんまりフォローになっていなかったけど、きみちゃんは何か考えてた。
私「お風呂もあるし!」
必死でフォローしてる私を見て、きみちゃんが笑った。
公「なおみがそれでいいんならよ、俺的には有難いけどよ。」
そう言って、適当なラブホ探しを始めた。
ラブホ街は色んな事情がありそうな男女がたくさんいた。
どこも満室で、やっと空いてた部屋があって、そこに決めた。
:12/07/17 08:45
:Android
:cAaIoL22
#38 [なおみ]
部屋に入って、一通り部屋の中を探険して、2人でベッドに腰かけた。
私「疲れたねー。」
公「な。」
きみちゃんがテレビを付けた。
そしたら、どーんっと大画面に女の人の秘部がアップで写った。
公私「...。」
きみちゃんは一瞬固まってすぐにチャンネルを代えた。
私は一瞬なんなのか分からなくて、チャンネルを代えられたあとに気付いた。
私「あたし、お風呂入ってくる♪」
気まずい空気をごまかすように、明るく言ってみた。
公「いってらっしゃい!」
きみちゃんの言い方もごまかしてたのかも。
私はお風呂に入りながらどきどきしてた。
やばい!このままきみちゃんとゴールしちゃうかも!
だめだめ!まだ早い!早すぎる!!
そんな軽い女じゃないんだから!
でもきみちゃんだったらいいかも...だめっ!
結構葛藤だった。
:12/07/17 23:21
:Android
:cAaIoL22
#39 [なおみ]
お風呂からあがって、バスローブみたいな服があったけど、それを着たら如何にもって感じだから、結局着てた服をまた着た。
とにかく!
普通にして、普通に寝よう!
そう心に決めて、ドアを開けた。
そしたらきみちゃんがお腹を出して寝てた。
えーーーー!
ってガッカリじゃなくて!
いいのいいのっこれでいいの!
自分に言い聞かせて、隣に座った。
寝顔をまじまじと見た。
すーすー言ってて、可愛かった。
私「はあ。」
なんのため息か分かんないけど、一息ついて、きみちゃんをちゃんとまっすぐ寝かせた。
服がめくれあがってるのも直して、お布団もかけてあげた。
テレビを消して、電気も消して、私も横になった。
それでもまだちょっとどきどきしてて、しばらくは寝れなかった。
きみちゃんとの会話を思い出して、いろいろ考えてたらいつの間にか眠ってた。
:12/07/17 23:36
:Android
:cAaIoL22
#40 [なおみ]
朝方になって、目が覚めた。
時間にしたら数時間しか寝れてなかった。
隣ではきみちゃんがまだすーすー言ってる。
私はちょっと窓を開けてみて、外の光を入れた。
そういえば、きみちゃん何時に起こしたらいいか聞くの忘れたと思って、また時計を見た。
もう電車が動いてそうな時間だった。
私「きみちゃん、そろそろ行かなくて平気?」
私はきみちゃんを揺すった。
公「ん〜...。今何時?」
私「もうちょっとで5時。」
公「んー。行くかー...。」
きみちゃんはそう言って二度寝した。
私「ちょっと!笑 時間大丈夫なの?」
公「6時くらいに出れば平気...。」
じゃあいっかと思って、私はポットでお湯を沸かし始めた。
:12/07/18 21:15
:Android
:kW0vHGxc
#41 [なおみ]
普段はこんなことしないんだけど、お茶を入れてみた。
なんか寝れなくて。
顔を洗って歯磨きして、軽く化粧をした。
髪が若干うねってるけど、まあいっか。
そんなこんなしてたら、6時ちょっと前になった。
私「きみちゃん、コーヒーとお茶、どっち飲む?」
公「コーヒー...」
そう言ってきみちゃんは起きた。
私「おはよ。笑」
公「おはよう。悪いな。ありがとな。」
きみちゃんはちょっと照れたように言った。
そんな感じがすごく可愛かった。
きみちゃんがコーヒーを飲み終わって、歯磨きしてる間に私が精算を済ませた。
公「あ!」
きみちゃんは泡だらけの口で叫んだ。
慌てて口をゆすいで、お財布から1万を取り出して私に渡してきた。
私「いーの!あたしが誘ったんだから!それにもうお財布しまっちゃった!」
公「いやいや悪いからよ。」
私「いーの!笑」
私は部屋を飛び出した。
:12/07/18 21:29
:Android
:kW0vHGxc
#42 [なおみ]
きみちゃんは笑いながら部屋を出てきた。
私はエレベーターまでダッシュ。
このときから、お会計奪い合い戦争が始まったっけ。
エレベーターが来たのと同時にきみちゃんも私に追い付いた。
公「なおみ、ありがとな。」
そんな何回も言わないでー!って感じだった。
私「ぐっすり寝れた?」
公「ぐっすりだよ!なおみのお陰だな。」
ほんとに。おだて上手なんだから!
私たちは駅に向かった。
本数は少なかったけど、電車は動き始めてた。
私「きみちゃん、昨日今日ありがと!ちょー楽しかった!お仕事頑張ってね!」
私は抱きつきたかった衝動を抑えて、両手を出した。
きみちゃんも両手を出して、私の手を強く握ってくれた。
公「こちらこそありがとな!また連絡するからよ!」
私はすっごく名残惜しかったけどゆっくり手を放した。
きみちゃんは違う改札だったから、私が改札に入るのを見届けてくれた。
見えなくなる直前に手を振った。
きみちゃんも振ってくれた。
:12/07/18 22:03
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:kW0vHGxc
#43 [なおみ]
私ははあ〜っとうっとりしたため息をついた。
電車に乗ったとき、きみちゃんからメールがきた。
公『今日はありがとな。ちゃんと電車乗れたか?』
そのメールを読んだら、急に寂しくなった。
はあ。
ちょー好きになっちゃった。
:12/07/18 22:05
:Android
:kW0vHGxc
#44 [なおみ]
その後も、きみちゃんとは何回かデートした。
相変わらず、お会計争奪戦は続いてた。
私たちはカラオケが大好きで、行きたい場所が決まらなかったらカラオケに行ってた。
きみちゃんは見た目とは違い、甘い声を出す。
歌が上手でとっても聞き心地がいい。
私はきみちゃんの歌が大好きだった。
いっつも聞き入っちゃって、私の番なのに予約を入れ忘れることが多々あった。
公「なおみは何歌っても上手えかんなー。」
きみちゃんのがよっぽど上手いよ!
素直に言えない。
きみちゃんのそういうところ、すごく尊敬した。
素直に人を誉められるとこ。
相手の気持ちを理解していること。
さりげない気遣いができるとこ。
人として、私は本当に尊敬してた。
:12/07/19 08:31
:Android
:f79CnVIs
#45 [なおみ]
月2回くらいのペースで会っていて、メールは毎日してた。
そんなある日、ぱったりメールが来なくなった。
携帯が鳴る度にきみちゃんかもと思って、授業中だろうがバイト中だろうが即効確認してた。
けど、やっぱり来ない。
そんな中、久しぶりにまりと遊んだ。
まり「久しぶり〜!」
まりは相変わらずテンションが高かった。
私「久しぶりだね!あれ?痩せた?」
まり「痩せたよー!最近忙しくてさ〜!」
まりは更に小顔になってた。
まりとはあのとし○えんのプール以来、会ってなかった。
メールとかではちょいちょいきみちゃんに関する話をしてた。
:12/07/19 08:44
:Android
:f79CnVIs
#46 [なおみ]
まり「それで、きみちゃんからどれくらい連絡来てないの?」
お買い物中に一通り話して、2人でカフェに落ち着いてた。
私「もうすぐ一週間〜。」
私はため息をついた。
まりはそんな私を見て笑った。
まり「怒らせちゃったとか、思い当たることないんでしょ?だったらきみちゃんになんかあったのかもじゃん!連絡してみれば?」
私「そうですよね〜。...今連絡してみよっと!」
私はその場で携帯を出してメールを打ち始めた。
『久しぶり!元気?
なんか連絡ないから心配だよ!
大丈夫?』
送信したら、少しだけすっきりした。
そのあとはまりの近況報告を聞いて、またお買い物をして解散した。
丁度、家に着いた頃携帯が鳴った。
きみちゃんからだった。
なぜか返事を読むことに緊張した。
:12/07/20 08:21
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