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#48 [なおみ]
公「じゃあ行くか!」

⏰:12/07/20 08:43 📱:Android 🆔:XrHQvwVs


#49 [なおみ]
↑ごめんなさい、失敗しました(;-;)

公「じゃあ、行くか!」

そう言うと、きみちゃんは手を私に差し出した。

え!!
私はテンションが上がって、その手を迷いなく繋いだ。

その頃、デートは10回くらいしていたが、私たちはお互いに触れたこともなかった。
手を繋ぐなんてなかったし、このときが初めてだった。

きみちゃんは手袋を片方外して手を繋いでくれた。
きみちゃんの体温が、温かくて、全身が温まっていくように感じた。

⏰:12/07/21 13:29 📱:PC 🆔:AN54FmsE


#50 [なおみ]
まずは2人でランチをした。
そのときも他愛ない会話で盛り上がっていた。

私「でも、風邪ってそんなにひどかったの?」

私は連絡が取れなかった一週間のことを聞いた。

公「ああ。やばくてよ、仕事中倒れたんだよ。平気と思って我慢してたのが悪かったんだな。」

私はあからさまに心配顔をしたんだと思う。
きみちゃんはそんな私を見て笑った。

公「そのあと点滴打って元気になったから大丈夫だよ。心配すんな。」

きみちゃんはちょっと悲しそうな笑顔だった。
その理由はよく分からなかった。

⏰:12/07/21 13:37 📱:PC 🆔:AN54FmsE


#51 [なおみ]
ランチを終え、お買い物をした。
私はボディクリームとか化粧品を大量に買った。

今日は、2人でお泊りをすることは暗黙の了解だった。

初めてのデートでお泊りをしてから、その後何回かお泊りはしていた。
だけど、特に何もなく、本当に寝るだけだった。

寝る距離も、触れない距離で寝ていたりした。

私「ねえねえ、この試供品今日きみちゃんに試させて?」

公「なんで俺で試すんだよ。笑」

そう言って、きみちゃんは私を引き寄せた。
きみちゃんの香水のいい香りがした。

⏰:12/07/21 14:01 📱:PC 🆔:AN54FmsE


#52 [なおみ]
なんか、今日のきみちゃんは違う。

今まで何かを抑えているように私と接してきたきみちゃんが、今日は何も抑えていないように感じた。

私は、寒くなってきたからかなあとか思ってた。

外は徐々に暗くなってきて、街がきらきら色づき始めた。

⏰:12/07/21 14:10 📱:PC 🆔:AN54FmsE


#53 [なおみ]
私「やばーい!ちょーきれい!!」

私が携帯でイルミネーションの写真を撮る姿を、きみちゃんはにこにこして見ていた。

公「俺も撮ろう♪」

2人でどっちの画像がきれいだとか言い合っていた。

歩き回って、イルミネーションを一通り見ていたら、ホットワインを販売しているワゴン車があった。
周りはワインのいい香りがする。

⏰:12/07/21 14:21 📱:PC 🆔:AN54FmsE


#54 [なおみ]
私「いい匂いするねー。」

公「飲むか!なおみどっちがいい?」

私「白〜♪」

しばらくすると、きみちゃんがホットワインを持ってきてくれた。

私「ありがとう。」

湯気がかすかに出ていた。
寒い空気の匂いと、ホットワインの温かい香りが、すごく愛称がいいなあと思った。

私「おいしいね!」

私はきみちゃんを覗き込んだ。

公「うめえな。外で飲むからまたうめんだろうな。」

きみちゃんは赤っ鼻でおいしそうに飲んでいた。

⏰:12/07/21 14:26 📱:PC 🆔:AN54FmsE


#55 [なおみ]
公「今更なんだけどよ、なおみはなんで亮と連絡取らなくなったの?」

私「え!どうして?」

私は唐突なその質問に、質問で返してしまった。

公「亮、結構なおみのこと気に入ってたからよ。」

私は返事に困った。

私「あたしね、とし○えんのプールで2人に声かけられる前に、2人のこと見てたんだ。」

公「俺らも。」

私「え!いつ?」

きみちゃんは笑った。

⏰:12/07/21 14:42 📱:PC 🆔:AN54FmsE


#56 [なおみ]
公「なおみと、まりちゃんが流れるプールにキャーキャー言いながら入ってきたとき。」

あの騒いでたときに見られてたんか。
私はちょっと恥ずかしかった。

私「私はね、きみちゃんと亮が流れるプールで小学生と遊んでたとき。」

きみちゃんは笑った。

公「あのときか。」

私「それでね、私、きみちゃんに一目ぼれに近かったの。」

私はさらっと恥ずかしいことを言っていることに気づかなかった。
気づいたのは、きみちゃんの照れた顔を見たとき。

⏰:12/07/21 14:47 📱:PC 🆔:AN54FmsE


#57 [なおみ]
公「俺ら、なおみたちに声かけたかったんだけどよ、先客がいっつもいたから声かけられなかったんだよ。」

私「えー!割り込んできて欲しかった。笑」

公「だから、寝込みを襲ったんだよ。笑」

そういうことだったのか。
私の中でいろいろ繋がった。

私「そのあと、きみちゃんとも亮とも連絡取ってたんだけど、やっぱりきみちゃんと仲良くしたかったから、亮とは連絡取らなくなっていったんだ。」

きみちゃんは頷いた。

このとき、きみちゃんが何を考えていたかは、今なら分かる。

⏰:12/07/21 15:08 📱:PC 🆔:AN54FmsE


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