教師と生徒 なにが正しい?
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#11 [Y]
「…ねぇ せんせー?ひまぁ」

淡々とした口調をとびきり
甘え声にかえて副担を呼ぶ

『ん〜?あと少しだから』

チラッとも見ない副担に何故か
こうでなくっちゃなどと思い
テンションがあがる私。ならば…

「いつ終わる?かまってよ」

副担の後ろに周り顔を覗きこむ
さすがに近すぎたと慌てて
顔を引っ込めようとした時
ガッと後頭部を捕まれ驚いた
ぇ、なんて情けない声を出して

ペンを持っていた右手が
いつの間にか私の後頭部へ
机に向いてた体は横に向いて

『…先生にちょっかい出すな。
誰が見てるか分からないだろ』

なんて拍子抜けな事言われて
見られなきゃいいのかなんて
心の中で呟いた。でも心なしか
副担はどや顔だったのを覚えてる

⏰:12/08/10 05:48 📱:N04B 🆔:☆☆☆


#12 [Y]
「…近っ、」

後頭部を掴まれたまま少し俯き
抗議した。自分で仕掛けたのは
もう頭にはなかった。

『…はぁ』

ぱっと頭が自由になる。
離れてから余裕が出来て
キスできたかもとか考えていた

それからは無言。離れたとこに
座り次の作戦を考えていた。
今日は何かが変わると
根拠のない自信を持ちながら。

そして、副担がのびをして
車の鍵をとった

『ん、終わった。じゃあ行くか』

「うん。ありがとう」

そして副担の車に乗り込んだ
もちろん助手席に…。

⏰:12/08/10 06:01 📱:N04B 🆔:☆☆☆


#13 [Y]
道を教えながら他愛もない会話
さっきの事はこいつには何でも
なかったのかなんて少し苛立つ
でもすぐにそれも忘れた

「…海行きたい」

『海(笑)?今から?』

「うん、仕事終わった?』

『まあ 一応は…。』

「行こーよ、穴場スポット」

『…皆には秘密な』

だろーな。なんて鼻で笑い
穴場スポットへ到着
そこは港で防波堤に座り足を
ぶらぶらさせながら海を見た。

「…来たら?ねえ…××!」

さすがに外で先生と呼ぶのは
まずいと思い皆が呼ぶように
下の名前で呼んだ。すると、一瞬
戸惑ったような顔をして隣へ来た

⏰:12/08/10 06:28 📱:N04B 🆔:☆☆☆


#14 [Y]
「なに?照れてんの(笑)」

『ん…いやいや(笑)照れんわ』

「素直になれば(笑)なんてね」

『Yは海好きだわけ?』

「好きだよ。変かな?」

『いや、俺も好きだからさ』

胸が疼いたのが分かった。私に
むけてじゃないと言い聞かせ
なんだか調子が狂うのを感じた

「…………………………」

海を見る副担の横顔を見る
現実じゃないみたいだとか、
なんでこうなったんだっけとか
やっぱかっこいいなとか
いろんな事を考えながら見てた

視線に気付かない副担に
もどかしくなって近寄る
今さら私を見る副担に
笑いかけて海を見ていると
釣りをしてたおっさんに

「お嬢さん海に落ちるなよー
彼氏も見張っとかないとー(笑)」
なんて言われて二人して
カップルに見えるんだと笑った

⏰:12/08/10 06:40 📱:N04B 🆔:☆☆☆


#15 [Y]
ふ、とお互いが黙り目が合う
なんだか気まずくて目をそらす

副担も同じだったのか周りを
不自然にきょろきょろと見てる
早く気まずさを消したくて
慌てて出した質問にまた焦った
これじゃあその先に進みたい人だ

「…彼女とかいるの?」

『さあ(笑)Yは?』

でも副担はおちゃらけたような
返答で気まずさはどこかへいった

「………さあ(笑)?」

⏰:12/08/10 06:47 📱:N04B 🆔:☆☆☆


#16 [Y]
『(笑)そっかそっか』

「ねぇ、副担でしょ?担任に
連絡とれん時に連絡するから
番号教えてよ」

『…ん?あぁ いいよ 』

さりげなくケー番を貰い
高揚する気持ちに少しだけ
ほんとに少しだけ戸惑っていた。

⏰:12/08/10 12:12 📱:N04B 🆔:☆☆☆


#17 [我輩は匿名である]
つづき見たい〜!
書いてほしいです(>_<)

⏰:12/09/03 15:53 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#18 [Y]
>>17さん ありがとうございます励みになります
では更新いたします(*^^*)

⏰:12/09/29 13:23 📱:N04B 🆔:☆☆☆


#19 [Y]
それから後は学校の話をして
特に進展もなく解散した。

家に帰ってからもずっと
にやけたりでも…なんて
落ち込んだり自分でも思う位
すごく乙女だったななんて、

ただただ学校に楽しみができた

⏰:12/09/29 13:26 📱:N04B 🆔:☆☆☆


#20 [Y]
夏休みも終わり全体集会。
私は心を入れ換えて
ちゃんとしようと
白髪染めで黒染めして
朝からちゃんと登校した
副担に誉めてもらいたかったし
いつまでも中途半端な事は
したくないと思ったから。

集会が始まって
マイクを通して響く
興味のない校長や生徒会長の話
全く耳に入らなくて
頭にあるのは副担の事ばかり。

教頭と話す副担を見つけて
自然と背筋が延びる。
あたしに気づいて、
そう心に思いながら。

⏰:12/09/29 13:34 📱:N04B 🆔:☆☆☆


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