seven
最新 最初 🆕
#59 [えりにゃん]
「まあ俺も数学キライだけどな。
 ってか勉強がキライだわ。」

「あたしも勉強キライ!
 ほんま面倒くさいよな〜」

「違いないねぇな!」

「私らって似てるとこ多くない?!」

「それ俺も思ってたんだよ!
 ラルクが好きなところとか」

「それはたまたまやろ!」

私の鋭いツッコミで
二人の笑い声が重なった。

⏰:12/08/25 08:14 📱:Android 🆔:muTkFVF6


#60 [えりにゃん]
「なぁほんちゃん。」

まだ笑顔の余韻が残るなか、
その声は似つかわしくない。

「ハハ‥どした?」

彼の返事は笑顔の尾をひいている。

「永遠って信じる?」

「何だ、いきなり(笑)」

私の問いかけとは裏腹に
彼の返事は軽い。

「いきなりって言うか
 ふと思ってん。」

「俺は信じないなぁ。
 だって人の気持ちも物も状況も
 全部終わりはあるし
 永遠なんて無理だろ。」

口調は軽かったが回答は
かなり真面目なようだ。

「やんな。
 あたしも信じてないねん。
 みんなずっと一緒!とか
 言いながら離れていくし
 永遠とかずっととか
 そゆ言葉って大っキライ。」

⏰:12/08/25 08:23 📱:Android 🆔:muTkFVF6


#61 [えりにゃん]
「俺も嫌い。
 運命も信じねぇし。」

「うん、私も。
 そんなん嘘やんな。」

「俺ら似てるな!」

「確かに!にてる!」

ほんちゃんと本当に
意気投合したのはこの瞬間やった。

運命も永遠も信じない。
私たちの大きな共通点。

もしかしたらこんなのは
共通点でも何でもなかったのかも
しれないと、今では思うけど
でも、この会話がなかったら
親近感を抱くことも
あなたに近づくことも
なかったかもしれないね。

⏰:12/08/29 15:52 📱:Android 🆔:77esyZoo


#62 [えりにゃん]
「あのさー‥?」

ほんちゃんの声がさっきとは違う。

「んー?なにー?」

「‥っやっぱいいわ!」

ハハッと笑って誤魔化すように
言うほんちゃん。
どないしてんやろ?

「え?何?何かあんの?」

そんなん、心配なるやん!

「やっ、別に大したことじゃないけど
 あのさ、その"ほんちゃん"って言うの
 やめない?」

「えっ?何で?」

ほんちゃんって可愛いあだ名やのに。
あだ名のない私からしたら
あだ名があることが羨ましかった。

⏰:12/09/17 13:14 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#63 [えり]
わわ、名前すいません(>_<)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


「そのほんちゃんってあだ名は
 ツカサがつけたあだ名でさ
 ツカサしか呼ばないんだよ」

「うん?別に良くない?」

「そうじゃなくて、何て言うか‥
 慣れないんだよね、その呼ばれかた」

「えーっ!私は好きやけどな。」

今さら呼び方に拘るん?笑
ほんちゃんて変な人やな〜(笑)

「俺が嫌なんだって!
 修也って言うから修也って呼んでよ」

「んー‥
 でも今から呼び方変えるは
 緊張するしっ(>_<)!」

「また緊張かよ!笑
 大丈夫だよ!名前なんだから(笑)」

⏰:12/09/17 13:25 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#64 [えり]
うぅ〜(´pωq`)

これは、呼ばざるを得ない
状況みたいです。(泣)

「しゅっ、‥修也」

「呼べたじゃん〜☆
 これからはそっちで呼べよ!」

仕方なしに小声で言うと
とても嬉しそうなほん‥じゃなくて
修也の声が聞こえた。

「そう言えばあたしのこと
 あんまり呼んでくれへんよな?」

あたしだけ恥ずかしいのは
あかんやろ!
同じ気持ち味わわせたんねん♪

「そ、そうかな?」

案の定、修也は気まずそうに言う。

へっへ〜ん(・∀・)
ざまーみろっ☆

「あたしのこと呼んでみて♪」

意地悪してみたり(笑)

⏰:12/09/17 14:14 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#65 [えり]
「えっ!呼べるよそれぐらい!」

焦ったように言い返す彼。

焦ってる焦ってる〜♪

「ほなはよ呼んでよ(笑)」

「えーっ‥」

「まだぁ〜?(笑)」

なかなか言わない彼を急かすが
言う気配はない。
絶対言わせたんねん(`З´)!
あたしだけあんな思いさせて
逃げるのは許さへん(`・ω・´)

「あれ?あたしちゃんと言ったのに
 修也は呼んでくれへんの?」

意地悪そうに言うと

「〜っ!えりっ」

と虫の声ほどの大きさで
投げやりに呼ばれた。

⏰:12/09/17 14:31 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#66 [えり]
でもね、残念でしたーっ☆

「えっ?何て〜?
 ちっさすぎて聞こえへんかった♪」

ちゃんと呼んでくれへんかったら
許してあげへんもんねーっ(^_-)

「はー?お前は悪魔か!!」

悔しそうな彼。
なんか‥うける(笑)

「悪魔ちゃうしっ!
 ちゃんと呼んでくれたら
 それでOKやのに呼んでくれへんから」

「呼んだじゃん」

「小さすぎて何言うてるんか
 全然分からんかったもーん」

お互いにひく気はない様子。
まっ、当たり前やけどなー。

「はよ呼んでー!」

「‥‥」

⏰:12/09/17 14:37 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#67 [えり]
「まだですかー?」

「っ!えり!」

「はいっ!!!!」

いきなり呼ばれてビックリする私。

なんか‥
恥ずかしいー!!!!!!
「恥ずかし〜っ!!!!!」

私の心の声と彼の声が重なった。

「名前呼ばれるんて
 こんな恥ずかしかったっけ?」

「俺も同じこと思ってる(笑)」

「うちらあほみたいやな」

何処となくおかしくて笑い合った。

⏰:12/09/17 14:41 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#68 [えり]
修也との電話は楽しくて仕方ない。
特に面白い話をしているわけでも
笑わされてるわけでもないのに。

それに修也の声が心地いい。
話してるだけで落ち着く。

でもたまーにドキドキもするねん。

このドキドキって何なんやろ?

ふわふわーってして体が熱くなる。
不思議な感じ。
何これ?

私、こんな気持ち知らん。

⏰:12/09/17 14:45 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194