seven
最新 最初 🆕
#62 [えりにゃん]
「あのさー‥?」

ほんちゃんの声がさっきとは違う。

「んー?なにー?」

「‥っやっぱいいわ!」

ハハッと笑って誤魔化すように
言うほんちゃん。
どないしてんやろ?

「え?何?何かあんの?」

そんなん、心配なるやん!

「やっ、別に大したことじゃないけど
 あのさ、その"ほんちゃん"って言うの
 やめない?」

「えっ?何で?」

ほんちゃんって可愛いあだ名やのに。
あだ名のない私からしたら
あだ名があることが羨ましかった。

⏰:12/09/17 13:14 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#63 [えり]
わわ、名前すいません(>_<)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


「そのほんちゃんってあだ名は
 ツカサがつけたあだ名でさ
 ツカサしか呼ばないんだよ」

「うん?別に良くない?」

「そうじゃなくて、何て言うか‥
 慣れないんだよね、その呼ばれかた」

「えーっ!私は好きやけどな。」

今さら呼び方に拘るん?笑
ほんちゃんて変な人やな〜(笑)

「俺が嫌なんだって!
 修也って言うから修也って呼んでよ」

「んー‥
 でも今から呼び方変えるは
 緊張するしっ(>_<)!」

「また緊張かよ!笑
 大丈夫だよ!名前なんだから(笑)」

⏰:12/09/17 13:25 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#64 [えり]
うぅ〜(´pωq`)

これは、呼ばざるを得ない
状況みたいです。(泣)

「しゅっ、‥修也」

「呼べたじゃん〜☆
 これからはそっちで呼べよ!」

仕方なしに小声で言うと
とても嬉しそうなほん‥じゃなくて
修也の声が聞こえた。

「そう言えばあたしのこと
 あんまり呼んでくれへんよな?」

あたしだけ恥ずかしいのは
あかんやろ!
同じ気持ち味わわせたんねん♪

「そ、そうかな?」

案の定、修也は気まずそうに言う。

へっへ〜ん(・∀・)
ざまーみろっ☆

「あたしのこと呼んでみて♪」

意地悪してみたり(笑)

⏰:12/09/17 14:14 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#65 [えり]
「えっ!呼べるよそれぐらい!」

焦ったように言い返す彼。

焦ってる焦ってる〜♪

「ほなはよ呼んでよ(笑)」

「えーっ‥」

「まだぁ〜?(笑)」

なかなか言わない彼を急かすが
言う気配はない。
絶対言わせたんねん(`З´)!
あたしだけあんな思いさせて
逃げるのは許さへん(`・ω・´)

「あれ?あたしちゃんと言ったのに
 修也は呼んでくれへんの?」

意地悪そうに言うと

「〜っ!えりっ」

と虫の声ほどの大きさで
投げやりに呼ばれた。

⏰:12/09/17 14:31 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#66 [えり]
でもね、残念でしたーっ☆

「えっ?何て〜?
 ちっさすぎて聞こえへんかった♪」

ちゃんと呼んでくれへんかったら
許してあげへんもんねーっ(^_-)

「はー?お前は悪魔か!!」

悔しそうな彼。
なんか‥うける(笑)

「悪魔ちゃうしっ!
 ちゃんと呼んでくれたら
 それでOKやのに呼んでくれへんから」

「呼んだじゃん」

「小さすぎて何言うてるんか
 全然分からんかったもーん」

お互いにひく気はない様子。
まっ、当たり前やけどなー。

「はよ呼んでー!」

「‥‥」

⏰:12/09/17 14:37 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#67 [えり]
「まだですかー?」

「っ!えり!」

「はいっ!!!!」

いきなり呼ばれてビックリする私。

なんか‥
恥ずかしいー!!!!!!
「恥ずかし〜っ!!!!!」

私の心の声と彼の声が重なった。

「名前呼ばれるんて
 こんな恥ずかしかったっけ?」

「俺も同じこと思ってる(笑)」

「うちらあほみたいやな」

何処となくおかしくて笑い合った。

⏰:12/09/17 14:41 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#68 [えり]
修也との電話は楽しくて仕方ない。
特に面白い話をしているわけでも
笑わされてるわけでもないのに。

それに修也の声が心地いい。
話してるだけで落ち着く。

でもたまーにドキドキもするねん。

このドキドキって何なんやろ?

ふわふわーってして体が熱くなる。
不思議な感じ。
何これ?

私、こんな気持ち知らん。

⏰:12/09/17 14:45 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#69 [えり]
「なぁ、えり」

「は、はい‥」

「なーに畏まってんの?」

修也が鼻で笑っているのがわかった。
でも‥

「名前‥修也に呼ばれるの慣れてへんし」

「なんだそれ!」

次はアハハッと腹を抱えて笑う修也。

「だって、恥ずかしいやん(>_<)」

「なんだそれ(笑)」

「何もないっ」

「えりは可愛いな」

?!
今‥今、可愛いって言われた?

「はっ?;;;;か、彼女に怒られるよっ!」

照れ臭さを必死に隠すように
彼女の存在をちらつかせた。

「そんなんバレねーよ(笑)」

⏰:12/09/17 15:28 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#70 [えり]
「あたしがバラしたる〜♪
 まあ、さっきの修也も
 可愛かったけどなぁー♡」

「可愛くねーよ!」

「可愛いよー!
 あたし、修也のそゆとこ好きやで?」

「お前、それツカサが聞いたら
 俺が怒られるじゃん(笑)」

「えぇー。
 でも本間のことやし。
 修也の友達想いなところとかも
 好きやで?」

⏰:12/09/17 15:32 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#71 [えり]
今思えば、これって告白やんな(笑)
こんなことよく言えたな〜。

なんの恥じらいもなくこんなに
素直に人に対する気持ちを伝えたのは
いつ以来なんやろ?

私を素直にさせてくれる
魔法を持ってたんかな?修也は。

⏰:12/09/17 15:34 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194