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#74 [えびにゃんofポンラー]
「あ、あの〜、照れます。」
驚きと何とも言えない緊張感。
「あ、お前はそーいうの
慣れてんだっけ。」
あ、れ?
何か冷たくない?
「全然慣れてへんよ!
照れるってハッキリ言うたやん!」
そんな冷たい返事がくるなんて
思ってへんかった。
何で?何でなん?
「そーいうんじゃねーよ。
お前は好きって言われることに
慣れてるんだろ。
俺は慣れてねーから勘違いすんだよ。」
「勘違いじゃないやん!」
咄嗟に出た言葉。
何か、何か違う。
:12/10/26 00:30
:Android
:9SneClaE
#75 [えり]
「は?
意味わかんねぇよ」
電話の向こう側。
私の家からは遠い遠い東京のあなた。
こんなに遠くてもあなたが
寂しそうに笑ってる気がした。
「そのまんまやん」
「そんなんじゃわかんねぇって。」
「修也は良いとこいっぱいある
そう言っただけ。」
「うん、それで?」
「それだけやのに何でツカサが
関係あるん?」
「お前なー(笑)
付き合ってる男が居んのに
他の男に好きとか言っちゃ
だめなの(笑)わかる?」
「良いとこあるって教えるために
言うだけでもあかんの?」
「だめ。
でも俺はお前のそーいう
素直なところが好きだよ。
自分に嘘つけないんだろ?」
:12/10/26 00:38
:Android
:9SneClaE
#76 [えり]
「うん、多分。」
「あとは?」
「え?」
「もっと俺のこと教えてよ。」
ひとつため息をついたあと、
修也は優しく言った。
甘い甘い密に誘われる。
「あっ、えっと
意外と家族思いなとこと
あとやさしいとこ。
それから負けず嫌いなとことか
結構楽観的なことかな。」
「うん。」
「あとは‥」
「お前さー
俺のこと好きだろ。」
遮られた先の言葉に
甘い香りがした。
「うん。」
「俺も。えりのこと好きだよ。」
:12/10/26 00:44
:Android
:9SneClaE
#77 [えり]
「うん。
‥‥‥えぇええぇえΣ(〇д〇`;)!!」
「お前気づいてなかったのかよ(笑)」
「えっ?えっ?えっ?」
「うける(笑)(笑)」
戸惑う私を他所に笑い転げる修也。
「うけるなーっ!!!」
「だって(笑)期待通りの反応(笑)」
それでもなお笑い続ける。
何か、何か見透かされてる感じが
ムカつくー!!!!!
:12/10/26 00:49
:Android
:9SneClaE
#78 [えり]
2009年4月12日
こうして私たちは
付き合うことになりました。
:12/10/26 00:51
:Android
:9SneClaE
#79 [えり]
【修一と付き合った!】
そうメールを送った相手は圭子。
いつもならこんな風にすぐに人に
報告することなんてないんやけど
何かいつもと違って今回は
めっちゃ嬉しくて誰かに言いたかった
っていうか、自慢したかったというか
取り敢えず嬉しくてたまらんかった。
すぐに返事がきた。
【おめでとう!
でも、ツカサくんは?別れたん?】
あ…。
修一と距離が縮まる度にツカサが
薄れていく。
初めは感じていた罪悪感。
今ではツカサに対する罪悪感よりも
ツカサと付き合ったまま修一と
付き合った、修一に対する
罪悪感が生まれていた。
【まだ別れてないねん。
でも修一も別れてないみたいやし
もしかしたら遊びかも?(笑)】
遊び…?
もしかして
ほんまに遊びやったりして?
圭子への言い訳で言ったつもりが
自分への不安の種となってしまった。
:13/01/28 08:31
:IS11S
:3a0mqCNI
#80 [えり]
すいません、修一は修也です。
第一変換のものを
入力してしまいました(T-T)
:13/01/28 08:32
:IS11S
:3a0mqCNI
#81 [えり]
【え?修也くん別れてないん?
遠距離やのに最初からそれは
まずいやろ!(笑)】
んー。やっぱりお互いの信用問題に
関わってくるやんなぁ。
修也、本間に別れてないんかなぁ?
最近彼女の話は全然聞いてないし
あたしもツカサの話はしてない。
気になるけど、ちょっと怖い。
【そうやんなー(^^;)))
でもあたしもツカサと別れてないし
何か聞きづらいわー。】
てか、あたしの今の位置付けって
修也の中でどうなってるんかな?
彼女は前から居てるし
やっぱり 浮気相手 …?
でもあたしがそうなんやとしたら
修也の位置付けも自然とそうなる。
:13/01/28 08:45
:IS11S
:3a0mqCNI
#82 [えり]
正直、ツカサにはもう恋愛感情が
なくなっていた。
さみしがりやの私はただ単に
寂しくないように誰かと常に
関わっていたい、そんなわがままで
ツカサとは別れられずにいた。
そうは言ってもツカサは相当
私のことがすきみたいで、最近は
電話の最中に お風呂に入るから
あがったらかけ直す と言っても
嫌だ と言ってなかなか入れない。
遠距離のせいもあるかもしれないが
私生活を激しく乱されることで
だんだんとウザくなってきていた。
世間的には 冷めた と言うのだろうが
私のなかでは冷めたというよりも
依存が弱くなった と言う方が
なんとなくシックリくる。
それでも別れられない理由は
彼氏と言う位置付けに彼が居たから。
私にとって彼氏って
その程度の存在でしかなかった。
今までは。
:13/01/28 08:53
:IS11S
:3a0mqCNI
#83 [えり]
【でもやっぱり付き合うってことは
彼女になるってことなんやから
ちゃんと聞いてみたら?】
普段はあたしをよく頼ってくる圭子。
こんなことも言うんやなぁ。
【そうやんな…。
あたしもツカサのこと考える。
ありがとう(>_<)】
圭子との友達歴はそう長くはない。
だから知らない部分が多くて
きっと当たり前なんやと思うけど
でもこんな真剣に考えてくれるんや、
そう思うと圭子と友達で良かった
心からそう思えた。
【修也、彼女とはどうなってるん?】
返事が怖かった。
圭子が背中を押してくれたから
聞く勇気は出たものの
返事を聞く勇気はなかった。
:13/01/28 09:00
:IS11S
:3a0mqCNI
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