偽りの愛と秘密の恋
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#1 [美月]
初めてひとめぼれをした
中学校の入学式。
それは後に私の親友の彼氏になる人でした。
:12/09/01 00:55
:Android
:☆☆☆
#2 [美月]
むかしむかしの出来事です。
当時の私は中学1年生
似合わない制服
小学生気分がまだ抜けない子供でした
『あの人かっこいい…』
そう呟いたのは中学に入り初めてできた
私の友達だった。
:12/09/01 00:59
:Android
:☆☆☆
#3 [美月]
私たちの中学校は
3つの地域にある3つの小学校が
中学校で1つになるから
知らない人がたくさんいた。
:12/09/01 01:01
:Android
:☆☆☆
#4 [美月]
『あの人かっこいい』
呟いたのは夏(なつ)
その視線の先に目をやると
その人とおもいっきり目が合った
これが私の初恋
友達と好きな人が被るという
悲しい恋のはじまり。
:12/09/01 01:03
:Android
:☆☆☆
#5 [美月]
夏『絶対付き合う!!美月かっこよくない?』
キラキラした目で言う夏に
頑張って!!と笑いながら言うしか出来なかった
:12/09/01 01:04
:Android
:☆☆☆
#6 [美月]
正直 夏の好きに比べたら
私の好きはすぐ終わりが来そうな
気がしてたから…
夏は可愛いし愛されキャラ
ライバルには手強すぎるって
すぐに心の中で敗けを認めた自分がいた
:12/09/01 01:07
:Android
:☆☆☆
#7 [美月]
入学して周りの雰囲気に
遅れないように女の子や男の子に
声をかけたり かけられたり
夏とはクラスが違ったから
友達作りに一生懸命だった。
:12/09/01 01:09
:Android
:☆☆☆
#8 [美月]
入学して何日かたった日
私のひとめぼれの人
(夏の好きな人)が私と一緒のクラスだったことに今更気付いた。
クラスの中でも人気者でモテモテだったから
名前もすぐにわかった。
:12/09/01 01:12
:Android
:☆☆☆
#9 [美月]
彼の名前はだいき
まだ中1だというのに
整った少し濃いめの顔
先輩からも人気だった。
夏『美月クラス交代してよーうらやましいー』
これは夏の口癖になっていた。
:12/09/01 01:15
:Android
:☆☆☆
#10 [美月]
夏『美月だいきくんと仲良くなってよ?じゃぁ夏も喋れる!!』
夏は自分で言ったコトバニうんうんと頷き
美月頑張って!
そぉ言い残しクラスに戻って行った
:12/09/01 01:17
:Android
:☆☆☆
#11 [美月]
声かけるとか…
恥ずかしすぎるし無理!
心の中で何度もおもった。
でもだいきくんと仲良くなる
きっかけが偶然にも早く訪れた
:12/09/01 01:19
:Android
:☆☆☆
#12 [美月]
担任『そろそろクラスも慣れた頃やし席替えするぞー!』
皆『やったー!』
みんながワイワイしだして
ジャンケンで勝った順にくじをひいた
私のひいた番号の席を黒板に確認しに行き
机を移動させた。
:12/09/01 01:22
:Android
:☆☆☆
#13 [美月]
移動させおえると
目の前にだいきくん…。
え?
びっくりした瞬間
だいきくんから
『美月…ちゃん?やんな?』
「え?うん?ハハハ…」←苦笑い
『時々目あいよったし
でもなんか俺に愛想悪いし?知ってた』
:12/09/01 01:26
:Android
:☆☆☆
#14 [美月]
「愛想悪いかな?今度から愛想よくするな♪」
軽く言ってみたけどドキドキ
やっぱり好き って思った。
その席替えをきっかけにだいきくんと
仲良くなっていき
夏がクラスにくるたび
余計に仲良くなった気がした
:12/09/01 01:28
:Android
:☆☆☆
#15 [美月]
それから半年後くらいに
夏はだいきくんに告白。
返事はokで二人はその日から
彼氏と彼女になった。
中1の男女の付き合いなんか
手つなぐのがいっぱいいっぱいだった当時
それでも夏が羨ましくて仕方なかった
:12/09/01 01:30
:Android
:☆☆☆
#16 [美月]
早く好きな人見つけよ!!
そう思いながらもだいきくんと喋るたびに
夏には申し訳なかったけど
好きになっていった
片思いって悲しい
初恋は実らへん
いつかどこかできいた言葉
本間にその通りやった。
:12/09/01 01:32
:Android
:☆☆☆
#17 [美月]
中2になって
だいきくんと夏は一緒のクラスで
私は違うクラスだった。
もっと可愛いくなって
私も彼氏ほしい!
それが口癖のようになった自分。
校則がそんなに厳しくなかった
学校だったから
中2になるとスカートが短くなり
髪の毛もすこーし茶色くしてみたり
それだけで大人になれた気分だった。
:12/09/01 01:37
:Android
:☆☆☆
#18 [美月]
先輩後輩の口喧嘩も多くなる時期
あいつは生意気
スカート
化粧
言い出したらきりがないくらい
中2と中3は仲が悪かった。
どこの学校にもあり得る話だね?^^
毎日が楽しかった。
少しずつだいきくんへの気持ちも
薄くなっていってた
:12/09/01 01:40
:Android
:☆☆☆
#19 [美月]
中3にもなると
男の子も女の子もやりたい放題で
女子トイレは女の子たちの
秘密基地みたいで鏡の前には化粧品
休み時間になれば
女子トイレ…
そんな日々
今考えたらトイレって…って
笑ってまうけどその時は
楽しくて仕方なかった
:12/09/01 01:44
:Android
:☆☆☆
#20 [美月]
中3の夏に初めて彼氏が出来た
相手は他クラスのヤンキーちっくな人
名前はアキ
仲良くなったきっかけはメール
私の女友達にアキが私の連絡先を聞いたらしく
急にメールが送られてきた。
他クラスやから会話もそんなに
する機会も少なくメールばっかり
でもアキとのメールは楽しくて
たまに保健室に行くとアキが授業を
さぼってたりと仲良くなった
:12/09/01 01:50
:Android
:☆☆☆
#21 [美月]
だんだん仲良くなってきたとき
アキから告白された。
俺と付き合わん?
私はアキが好き
嫌いじゃない…
その気持ちは
恋なんか友情なんか
わからなかったけど
いいよってメールを返した。
:12/09/01 01:52
:Android
:☆☆☆
#22 [美月]
アキと付き合ってから
学校の帰りとか一緒に帰ったりしてた
だいきくんと夏も中1から
ずっと付き合ってた。
時々夏たちと帰る時間が被ることも
あったけど
アキがいるから夏たちにバィバィ〜
って笑って手をふれた
:12/09/01 01:55
:Android
:☆☆☆
#23 [美月]
でもアキとは長く続かなかった
付き合って3ヶ月くらいで
私たちは別れた。
季節は11月冬の気配がして
肌寒くなっていた
理由はやっぱり友達としての
関係が良いってふたりで
話した結果だった
:12/09/01 01:58
:Android
:☆☆☆
#24 [美月]
初めて手を繋いだのも
初めてキスしたのも
ぜんぶアキでした。
後悔はしてへんよ。
アキで良かったって今でも
綺麗な思い出。
純粋な恋愛なんかアキが
最初で最後やったんかな?
:12/09/01 02:00
:Android
:☆☆☆
#25 [美月]
みんなが受験モードに入る中3の冬
私は頭が悪かったから
頭が悪い=定番の高校
県の中でも最低ランクであろう高校
願書さえ提出すれば受かるって
言われるくらいの高校だったから
受験勉強なんか全然していなかった。
:12/09/01 02:03
:Android
:☆☆☆
#26 [美月]
そんなじきにだいきくんと夏が
別れた…。
別れた理由はだいきくんから…
って夏から聞いた。
進路も別々。
ふたりにしかわからへん話やから
詳しくは知らない。
でも夏が悲しそうやった…
:12/09/01 02:04
:Android
:☆☆☆
#27 [美月]
夏は頭も賢くて高校のレベルも
高かった。
それに比べてだいきくんは
私と変わらないくらいの成績…
だいきくんと私は
高校は違うかったけど
だいきくんが行く高校も
私と一緒くらい頭が悪かった
:12/09/01 02:07
:Android
:☆☆☆
#28 [美月]
中学校 卒業式
いろんな思い出があって
担任の言葉に友達と離れ離れに
なる悲しさでいっぱい泣いた
初恋も初彼氏も
楽しい悲しい思い出も
いっぱいあった3年間
これから先の未来なんか
その時の私には想像出来なかった。
:12/09/01 02:10
:Android
:☆☆☆
#29 [美月]
高校の入学式
県の最低レベルといわれるだけあって
入学式はカラフルな頭がいっぱいで
男はヤンキーみたいな人ばっかり
女はギャルばっかりで
逆に黒髪が浮いてみえてた。
私も母親にグチグチ言われながらも
入学式当日 明るくした髪の毛に
新しい制服。
おばあちゃんにお願いして
切って直してもらってたスカートの丈に
満足しつつ
中学校の入学式とはまたまた
違った新鮮さがあった
:12/09/01 02:15
:Android
:☆☆☆
#30 [美月]
私の中学校からは
私を含め3人程度ですごく少なく
知り合いもいないし
ゼロからの友達つくり…
少し不安になりながらも
クラス表を見て教室にむかった
:12/09/01 02:16
:Android
:☆☆☆
#31 [美月]
教室に入るなり
女の子たちはグループにわかれているんだろう…
という予想はおお外れ
みんなワイワイしてて
私が席を確認して椅子に座るなり
どこ中ー?
って座ったままの子たちが
たくさん話かけてくれた。
:12/09/01 02:18
:Android
:☆☆☆
#32 [美月]
学力のレベルも一緒
会話も似てるすぐにクラスに
打ち解けれた。
不安やったけど楽しくて幸せやった。
:12/09/01 02:20
:Android
:☆☆☆
#33 [美月]
高校生活にも慣れてきた頃
学校帰りに私の地元のコンビニで
たまたまアキに出会った
アキの他にもアキと同じ制服を着た人たち
ばかりで
その中にだいきくんもいた。
:12/09/01 02:22
:Android
:☆☆☆
#34 [美月]
「久しぶりー!だいきくんとアキって学校一緒なんや?」
ア『知らんかった?てか女紹介してくれー!』
「久しぶりに会って第一声が女紹介?笑」
男達『俺らもー!』
って騒ぎだす数人の中にだいきくんまで
:12/09/01 02:25
:Android
:☆☆☆
#35 [美月]
「はいはい探しとくー」
そぅ適当に言って帰ろうとした時
だいきくん『美月〜』
そういいながらこっちに歩いてきた
美月…?顔が赤くなってないか
自分でもびっくりで
「なに?!」
『番号教えてや!』
「あーうん。」
そういうとお互い携帯をだして
赤外線で送ったら
空メールでだいきくんからメール
『それ俺の!!また連絡するわー』
:12/09/01 02:29
:Android
:☆☆☆
#36 [美月]
平然を装ったけど
ドキドキでやばかった…
やっぱりだいきくんの顔見たら
好きなんかな?って考えさせられた
女の子紹介してほしいから
アドレス聞いてきたんかな?
そう思ってた
:12/09/01 02:31
:Android
:☆☆☆
#37 [美月]
その日の夜
だいきくんからメールがきた
今日言うた紹介のことやけど
俺は美月でもええでー
このメール…見た瞬間に…
????え?
すぐ返事をかえす
どおゆうこと?
:12/09/01 02:43
:Android
:☆☆☆
#38 [美月]
だいきくんからすぐメールが返ってくる
冗談やんか!なんかごめんな
紹介紹介て言うて
なんや…ってちょっと残念になりながらも
いいで!気にしてないから♪
その日からだいきくんと良く連絡を
取るようになった
:12/09/01 02:45
:Android
:☆☆☆
#39 [美月]
高校に入ってから
ますます男前になっていただいきくん
ツイストがかかった
ほんのり茶色の髪の毛
私の気持ちはまだ消えてなかった。
:12/09/01 14:57
:Android
:☆☆☆
#40 [美月]
ある日の学校でのこと
隣の席の愛といつものように
お喋り中
愛は入学してから毎日一緒にいる子
ショートヘアーに八重歯が
チャームポイントの可愛い女の子
後ろの席の梓が私と愛の間から
勢い良く携帯を差し出す
梓『どう?タイプ?』
そう笑顔でいう梓の顔を見てから
携帯の画面に目をやると…
:12/09/01 15:02
:Android
:☆☆☆
#41 [美月]
梓と他 男女5人ほどで
とられたプリクラの画像だった
私「どのひとがー?」
愛『愛はこの人がタイプ♪』
梓「女の子紹介してって言われたんやけど愛と美月どう?」
:12/09/01 15:05
:Android
:☆☆☆
#42 [美月]
そして梓の半ば強引な説得で
愛と私は
男のアドレスを教えてもらった
梓『じゃぁ今度の日曜日の夜あけといてな?』
私「展開はやー!」
梓『だってアイツらうるさいんやもん!』
そうして梓と愛と私は次の日曜日に
このプリクラの男達と遊ぶことになった
:12/09/01 15:08
:Android
:☆☆☆
#43 [美月]
日曜日 当日の夜
愛と待ち合わせして電車で梓のもとへ
むかった
梓たちの地元の駅に着くと
駅の改札をぬけたところに
梓と他2名の男の人
梓「美月ー愛ー!」
梓が手招きしながら私たちを呼ぶ
:12/09/01 15:12
:Android
:☆☆☆
#44 [美月]
梓、私 「はじめましてー!」
男『あ!どうもー』
ふたりともテンションが高くて
おもしろい人たちだった。
男『もうひとり来るんやけどバイトでちょっと遅れるから先いこか?』
梓の地元の駅から歩くこと
15分程度で海に着いた
その海に行く道のりで私たちは
いろんな事をはなした。
:12/09/01 15:17
:Android
:☆☆☆
#45 [美月]
男ふたりは私たちと同い年で
もう一人くる人も同い年。
地元が梓と一緒
名前はアツシ君とユウ君
それくらいのやりとりだったけど
話すテンポにノリに初めは乗り気じゃなかった愛と私も楽しくなってきいていた
:12/09/01 15:21
:Android
:☆☆☆
#46 [美月]
海に着くとジャーン!!
梓が持っていた袋の中から
花火を取り出した
私『そんなん持ってたん?w』
愛『まだ6月やでーはやない?w』
梓「もー夏みたいなもんやん?しよしよ!」
:12/09/01 15:23
:Android
:☆☆☆
#47 [美月]
打ち上げ花火はなかったけど
今年初めての花火を男女5人で
ワイワイしながら楽しんだ
するとユウ君の携帯が鳴り
もう一人のバイト終わりの人が
合流することを聞いた
:12/09/01 15:24
:Android
:☆☆☆
#48 [美月]
その人がくる前に花火は終わってしまい
みんなで輪になって喋っていると
ユウ君「あ!きたきたー」
ユウ君の視線の先には
薄暗いけど男の人が歩いてくるのが見えた
:12/09/01 15:27
:Android
:☆☆☆
#49 [美月]
男『え?花火終わったん?花火するんじゃなかったん?』
ユウ君「ごめんー晴が遅いから先してもて終わってもたー」
ユウ君と男の人の会話でその人の
名前が晴ってことがわかった。
第一印象は無口なひと?だった。
:12/09/02 00:09
:Android
:☆☆☆
#50 [美月]
梓が私と愛のことを紹介してから
地元の話 学校の話
初めて会った気がしないほど
楽しかった。
帰りにみんなとアドレスを交換
そして愛と私は終電に乗って帰った
:12/09/02 00:14
:Android
:☆☆☆
#51 [美月]
次の日の授業中 愛がこっちを見て
携帯みて!って言ってきたから携帯をみると
愛からのメール。
"愛なユウ君と付き合うかもー。"
え?すぐに愛を見た
私「急展開!はやくない?」
愛『ひとめぼれってやつ♪』
:12/09/02 00:17
:Android
:☆☆☆
#52 [美月]
私にもひとめぼれの経験があるから
否定はしなかった。
愛の恋がかなったらいいなって
素直に思えた。
それから授業中ぼーっと考えたのは
ひとめぼれ…
中学校の入学式がすごく懐かしく感じた
:12/09/02 00:19
:Android
:☆☆☆
#53 [美月]
その日家に帰るとだいきくんから
メールがきた。
"今日ひま?"
びっくりしながらも
"あいてるよ!"
すぐに返事をして夜8時くらいに
よくみんなでたまってた
河川敷でだいきくんと待ち合わせ
:12/09/02 00:22
:Android
:☆☆☆
#54 [美月]
河川敷にある小さなベンチに
座るとすぐに原付の音がして
その原付は私の方にむかってきた
だいきくん「美月ー!」
原付の正体はだいきくん
私『原付乗ってるんや?』
だいきくん「バイトいくんも足がいるやん?」
私『そっか♪』
:12/09/02 00:25
:Android
:☆☆☆
#55 [美月]
だいきくんが隣に座り
なぜか二人とも無言状態。
そしてだいきくんが煙草に火をつけて
話はじめた。
『彼女できたねん。』
「へーそなんや?おめでとう!!」
『なんかコクられてその流れで』
「モテる男は大変やなーうらやましい♪」
:12/09/02 00:28
:Android
:☆☆☆
#56 [美月]
『美月てな俺のことどう思う?』
「男前やと思うで?優しいし男女問わず人気者やんか」
『………そっかぁ』
その後また沈黙。
そんな時だいきくんの左手が
私の右手に触れた
:12/09/02 00:32
:Android
:☆☆☆
#57 [美月]
『俺中学校入ったとき美月のこと気になっててな…』
「え?」
思いもよらぬ言葉にドキドキと驚きで
なにもいえへんかった
『今さらやけど美月が彼女やったら楽しかったやろなーって思った』
「そーかな?でも今彼女おるんやし過去形やし?」
パニックで自分でも何言うていんか
わからんかったけど
私の気持ちは言われへんままやった。
:12/09/02 00:36
:Android
:☆☆☆
#58 [美月]
『んでなんか今日会いたくなって連絡しただけ!笑』
「懐かしくなって?笑
思い出にひたる時間ですか?笑」
そんなどうでもいい会話しか
できひんかったけどだいきくんの気持ちが過去形でも嬉しかった。
:12/09/02 00:39
:Android
:☆☆☆
#59 [美月]
その日からだいきくんに
会うことはなくなった
メールも電話もしなかった。
それから私にも彼氏ができた。
相手は晴君だった。
頻繁に連絡をとるようになって
二人で遊ぶことも多くなり
そんな中晴君からコクられて
付き合うことになった。
:12/09/02 00:43
:Android
:☆☆☆
#60 [美月]
初めてのエッチも
初めての指輪も
晴君やった。
:12/09/02 00:43
:Android
:☆☆☆
#61 [美月]
晴君と付き合って1年がすぎようと
してたころ。
高校二年生の夏の終わり。
喧嘩もあったけど順調やった。
高校生活も全然苦じゃなかった
相変わらず緩い校則
留年覚悟で挑んだ期末テスト後の追伸で
二年生に上がれて
そのまま三年生。
全てが順調でした
:12/09/02 00:47
:Android
:☆☆☆
#62 [美月]
高校三年生の冬
私たちの高校は大学や専門学校に行く
人たちより就職の方が多かった。
でも
県下最低レベルの私たちの学校に
求人を送る企業は少なかった。
:12/09/02 00:51
:Android
:☆☆☆
#63 [美月]
周りが次々と決まっていく就職内定
私はあせりもせず
どうにかなるやろ?的な甘い考えやった
:12/09/02 00:52
:Android
:☆☆☆
#64 [美月]
そうこうしている間に
卒業式当日になり
就職が決まっていないのは
私を含め10人くらいはいたと思う
その中には愛も梓もいた。
:12/09/02 00:53
:Android
:☆☆☆
#65 [美月]
何も決まらず卒業
親には本当に申し訳なく思った
高校に行けて卒業できたのに
フリーター
でも母親も父親も私を責めようとは
しなかったから
余計にごめんなさいって
気持ちがおおきかった。
:12/09/02 00:56
:Android
:☆☆☆
#66 [美月]
卒業しても晴君とは
なんだかんだ続いていた。
でもお互い空気みたいな存在で
月に2,3回会えばいい方って
思うくらい
さめきっていた。
:12/09/02 00:58
:Android
:☆☆☆
#67 [美月]
結局仕事はと言うとアルバイト
地元にある小さなbarで
夕方から夜中1時まで働いていた。
そこのオーナーは
面接に行くなり
高校卒業してアルバイトかい!
って痛いつっこみを入れられたけど
あたたかく迎え入れてくれた。
:12/09/02 01:05
:Android
:☆☆☆
#68 [美月]
ずっと頑張って働いてくれたら
正社員も夢じゃないかな?
って言ってくれたオーナーの言葉に
頑張ろっておもえた。
カウンターと裏方の仕事もした。
Barって言っても大人ちっくなお店ではなく
学生でも全然大丈夫なくらい
木の作りでオシャレなアットホームな
お店やった
:12/09/02 01:09
:Android
:☆☆☆
#69 [美月]
仕事にもなれてきた6月。
仕事終わりに携帯をみると
着信あり
相手はアキ
思いもよらない相手
なんでアキ?そう思いながらも
電話をかけなおした
:12/09/02 01:13
:Android
:☆☆☆
#70 [美月]
プルルル…
アキ『美月ー久しぶりー!』
私「久しぶりやな!どしたん?」
『今地元の奴らであつまっとんやけど来れば?』
「どこで?」
久しぶりやし顔を出すことにした私は場所を聞いた
『河川敷!』
え?河川敷?本間すきやなって笑ってしまった。
:12/09/02 01:17
:Android
:☆☆☆
#71 [美月]
着いた頃にはみんな酔っぱらい
地元の子たち6人くらいで
なかよかった女の子もいて
私が行くと寝ている奴もいれば
話てる奴もいて
みんなの顔をみるとなぜか嬉しくなった
:12/09/02 01:19
:Android
:☆☆☆
#72 [美月]
その酔っぱらいの中には
だいきくんもいて
ベンチの上で寝てしまっていた。
時間も遅いし次の日仕事の子たちも
いたからすぐ解散になったけど
私はお酒を飲んでなかったから
だいき 頼むな!
ってみんな帰っていった。
:12/09/02 01:23
:Android
:☆☆☆
#73 [美月]
必死にだいきくんをおこすけど
起きなくて
なんで一番最後に呼ばれた私が
酔っぱらいの介抱?って少しイライラしつつ
携帯で時間をみると
夜中の2時を回っていた。
ほったらかして帰ることも出来ず
ひたすらだいきくんの体をゆすると
やっと起きた。
:12/09/02 01:26
:Android
:☆☆☆
#74 [美月]
だいきくん『え?美月い?』
目を擦りながら顔を近づけて
確認してきた
私「そーです。はよ帰らな?」
『俺明日やすみですよー』
「ほなここで寝るんー?」
酔っぱらいとは会話が全然成立しなかった
:12/09/02 01:28
:Android
:☆☆☆
#75 [美月]
アキに助けを求めて電話をしても出ないから
どうしようか迷った結果…
ベンチのまえにすわって
だいきくんを見ていた。
:12/09/02 01:30
:Android
:☆☆☆
#76 [美月]
……………………
『美月?ちょっとこっち。』
その言葉と共に寝ていたはずの
だいきくんの手が私の腕を掴み
だいきくんの上に馬乗り状態…
:12/09/02 01:32
:Android
:☆☆☆
#77 [美月]
「なに?酔っぱらい困るー!」
『起きとるから』
その瞬間 ひょいとだいきくんが
起き上がりだいきくんの顔が目の前に…
だいきくんがあぐらをかき
その上にまたがった状態
綺麗に整った顔にガッチリした腕
心臓破裂するんちゃうかな?
胸が熱くなった。
:12/09/02 01:36
:Android
:☆☆☆
#78 [美月]
その時 だいきくんからのキス
酔っぱらっとるからかな
そのときはそう思ってた。
でもキスをされても
嫌じゃなかったむしろ初恋が叶ったような気持ちで
触れたかっただいきくんに
触れられたことに嬉しかった。
『美月ー』
「ん?」
『俺ん家いく?』
「えっ?」
これから無茶苦茶な恋愛関係に
なっていくことをその時の私は気付くことが出来なかった。
:12/09/02 01:43
:Android
:☆☆☆
#79 [我輩は匿名である]
最初から一気に読みました。続きが気になったo(><)oまた時間できたら書いて下さい
:12/09/02 11:48
:SH03B
:☆☆☆
#80 [美月]
ありがとうございますf(^ー^
読んでくれてる方がいて
嬉しいです!!
↓つづき
:12/09/03 00:03
:Android
:☆☆☆
#81 [美月]
だいきくんからの思いもよらない言葉
私「えっ?行かへん…」
だ『じゃぁ明日は?迎えにいく。』
私「バイトやから夜遅くなるで?」
だ『いいで。俺車買ったから♪』
:12/09/03 00:06
:Android
:☆☆☆
#82 [美月]
私「そっか!もう免許とれる年やもんな♪あたしもお金貯めよ♪」
そんな話どうでもよかった。
明日なんで?会いにくるんやろ?
そのことしか考えれなかった。
:12/09/03 00:07
:Android
:☆☆☆
#83 [美月]
次の日もバイト中も
だいきくんのことばっかり考えいた。
バイトが終わってから
だいきくんにメール
返事はすぐ帰ってきて
バイト先の近所まで迎えにきてくれた
:12/09/03 00:09
:Android
:☆☆☆
#84 [美月]
私「お邪魔しまーす!」
だ『どうぞー!』
車内はだいきくんの匂い
芳香剤も香水も似たような匂いだった。
私「車いいなーあたしもはよ欲しいなぁ♪」
だ『頑張って免許とって買い!!』
車内は他愛もない話ばかり。
むしろ無言になったら気まずくなるから
どうでも良い話をひたすらはなした。
:12/09/03 00:12
:Android
:☆☆☆
#85 [美月]
だいきくんの横顔に運転する仕草
かっこよすぎた。
車が着いた場所は広い公園の駐車場
だ『ちょっと休憩♪』
私「え?そんな走ってないやん?笑」
だいきくんは笑っていた
だ『美月てな彼氏おるんやろ?』
私「なんで知ってるん?」
だ『噂できいた!笑』
:12/09/03 00:17
:Android
:☆☆☆
#86 [美月]
私「だいきくんもおるんやろ?」
だ『まあ一応。』
その後 沈黙………
するとだいきくんと目があって
なにもいわずに
頭の後ろに手をまわされて
唇が重なった。
私は拒否することもなく
そのキスを受け入れた
何度も何度も繰り返されるキスに
答えるだけで精一杯だった。
:12/09/03 00:20
:Android
:☆☆☆
#87 [美月]
これって浮気かな?
頭の中ではそんなことを考えながらも
胸のドキドキはおさまらず
やっと唇が離れたとき
だいきくんから美月としたい。
って言われた。
顔は熱くて胸が苦しいくらい鼓動がはやかった。
:12/09/03 00:24
:Android
:☆☆☆
#88 [美月]
そして着いた場所はホテル
だいきくんと私はひとつになった。
だいきくんの言葉にキスに
抱きしめる強さも全てが愛しかった。
でも終わったあとの罪悪感はおおきかった。
:12/09/03 00:27
:Android
:☆☆☆
#89 [美月]
私には晴君がいる。
さめきっていてもまだ彼氏なわけで
だいきくんにも彼女がいる。
なんでだいきくんが私を抱いたのか?
理由もわからないまま
何事もなかったかのように
家まで送ってもらった。
:12/09/03 00:29
:Android
:☆☆☆
#90 [美月]
そして私はその数週間後に
晴君と別れた。
理由は好きな人ができた。って
言ったら晴君はわかった。って
あっけなく私たちは終わった。
:12/09/03 00:31
:Android
:☆☆☆
#91 [美月]
別れたからってそのことを
だいきくんに言ってはいなかった。
彼氏と別れた
そう伝えてもなにも変わらないって
わかっていたから。
:12/09/03 00:33
:Android
:☆☆☆
#92 [美月]
だいきくんと曖昧な関係になったけど
だいきくんとどんな形でも
つながっていることに幸せを感じていた
やっぱり私は昔からひとめぼれした
その日からだいきくんが大好きだった
:12/09/03 00:35
:Android
:☆☆☆
#93 [美月]
あの日からだいきくんと会う回数が
増えた。
普通にしゃべってわかれる日もあれば
体を重ねることもあった。
これって世間一般でいえば
ただのセフレやんって思った。
:12/09/03 00:37
:Android
:☆☆☆
#94 [美月]
だいきくんは何を思っているのか
私のことをどう思っているのか
全然わからなかった。
でも1つわかったことは
だいきくんにとって私は都合の良い女。
:12/09/03 00:40
:Android
:☆☆☆
#95 [美月]
そのことを友達に相談すると
美月もだいきくんのことを
都合良くしたらいいって言われた。
大好きな人に抱かれる
それってめっちゃ幸せ。
寂しくなるときもあるし
この関係にもいつか終わりがくるから
その時までだいきくんを好きでいよう。
その時から私の考えは変わっていった。
:12/09/03 00:45
:Android
:☆☆☆
#96 [美月]
だいきくんからの連絡を待つだけじゃなくて
私から連絡する日も多くなった。
そんな関係が3ヶ月は続き虚しくなった時もあったけど
それなりに幸せでたのしかった。
:12/09/03 00:51
:Android
:☆☆☆
#97 [美月]
ある日の日曜日
その日はバイトが休みで
夕方から友達と遊ぶ約束をしていたけど
急用ができったって友達からの連絡で用事がなくなって
しまった私は暇潰しにTSU○AYAに行った
:12/09/03 00:57
:Android
:☆☆☆
#98 [美月]
TSU○AYAで雑誌を立ち読みしていると
『美月ちゃん?』
後ろから名前を呼ばれて
振り返ると知らない男の人
私「え?誰っ?」
男『忘れられた俺?』
色々思い出そうとしてみたけど
やっぱりこの人が誰なのかわからなかった。
:12/09/03 11:31
:Android
:☆☆☆
#99 [美月]
私「ごめん本間にわからへん(^^;」
男『晴の1つ上のユウキ』
私「あっ、なんかわかるようなわからへんような」
男『2.3回会ったことあるんやけどな?』
:12/09/03 11:34
:Android
:☆☆☆
#100 [美月]
言われてみればこんな人いたような
気もした。
絶対部屋着であろう服装に
お洒落な坊主 身長は高くて
いかつい容姿は笑ったら
あの顔はどこへいったんや?
ってくらい可愛いくなる。
:12/09/03 11:37
:Android
:☆☆☆
#101 [美月]
ユウキ『晴と別れたんやろ?やっぱり浮気のこと?』
私「え?浮気?晴が?」
ユウキ『ん?俺やばいこと言うてもた?』
私「いや…別れよって言ったんは私なんでもうなんとも思ってないですよ。」
ユウキ『なんかいらんこと言うてもごめんな、てか敬語やめてや?普通でええから』
:12/09/03 11:40
:Android
:☆☆☆
#102 [美月]
私「わかった!てか晴君のこと言える立場じゃないから」
話し出した私たちは
とりあえず出よってなって
ユウキくんの車に乗せてもらって
近くのコンビニの駐車場へ行った。
ユウキくんはコンビニの中に入り
私は駐車場の車止めに座って待っていた。
:12/09/03 11:44
:Android
:☆☆☆
#103 [美月]
ユウキ『はい』
渡されたのは缶コーヒー
私「ありがとう」
ユウキ『コーヒー飲める?』
私「あっ馬鹿にしたな?笑」
なんかすごく居心地が良くて
お兄ちゃんみたいやった
:12/09/03 11:46
:Android
:☆☆☆
#104 [美月]
そんなとき私の携帯がなった
着信 だいきくん
電話にでた。
ユウキは隣で口パクで"おとこ?"って
笑っていた。
私「はい、どしたん?」
だ『今から会える?』
私「今は無理かな知り合いの先輩とおるから…」
だ『わかった。気ぃつけてな。』
電話はすぐに終わった
:12/09/03 11:49
:Android
:☆☆☆
#105 [美月]
ユウキ『彼氏?俺知り合いの先輩?笑
友達でいいやん。』
私「彼氏じゃない…」
ユウキ『へーモテますね』
私「こんな事聞くんおかしいけど…」
それから初めて会話をした
会ってまだ20分くらいしか
たってないユウキくんに
だいきくんとのことをはなした。
:12/09/03 11:51
:Android
:☆☆☆
#106 [美月]
やるだけ、セフレ?
都合の良い人。
ユウキくんはうんうんって
言いながら最後まで話を聞いてくれた。
たぶん尻軽って思われてるって
思いながらもユウキくんには
全部はなせた。
:12/09/03 11:54
:Android
:☆☆☆
#107 [美月]
ユウキ『まぁ俺が言える事はセフレなんかやめとけ。それやったらコクったらええやんか?』
私「でも彼女おるし」
ユウキ『そんな男やめとけやめとけ!』
私「そうしたいんやけど…会ったらやっぱり好き差が増すねんな…」
ユウキ『相当好きなんやな?そんなええ男なんやなぁ』
ユウキくんは半ばあきれた口調で言った
:12/09/03 11:58
:Android
:☆☆☆
#108 [美月]
"簡単にあきらめれれたら
とっくにあきらめてるよ"
そぅ心の中でつぶやいた。
『ま!セフレかなんか知らんけど
ほどほどにな!』
それからユウキくんは話を変えた
気ぃ使わせたかな?
:12/09/03 15:15
:Android
:☆☆☆
#109 [美月]
「てか晴君って浮気してたん?」
『せやで?なんか年下らしいで
俺も詳しくは知らんけどな?』
「まぁ自然消滅って言葉が似合う二人やったから仕方ないけど」
『あっ携帯かしてー』
ユウキに携帯を渡すと赤外線をし初めて…
:12/09/03 15:18
:Android
:☆☆☆
#110 [美月]
『はいおわり。番号とアドレス送ったからまた暇な時コンビニコーヒーでもしような』
「あ、うん。笑
女なれしてますね先輩!笑」
『あたりまえよー!』
いっぱい笑った。
ユウキくんに話してすごく
楽になった気がした。
心のどこかではだいきくんとの関係を
どうして良いか迷っていたときに
ユウキくんから言われた言葉。
元カレの先輩。ありがとう。
:12/09/03 15:22
:Android
:☆☆☆
#111 [美月]
ユウキくんと会った次の日
やっぱり私はだいきくんと会った。
絶対やるときは沈黙になってから
キスをされる。
それに答えてだいきくんに抱かれる
暗黙のルールのように
何かを求めるかのように体を重ねていた。
:12/09/03 15:25
:Android
:☆☆☆
#112 [美月]
数週間後……
地元の女友達6人くらいで
久しぶりに再会しご飯を食べに行った
一人の友達が男もよぼーよ!
ってなって電話をかけ始めた
そして徐々に人数が集まり
結局男女 13人くらい
久しぶりで会話もはずみ楽しかった
:12/09/03 15:29
:Android
:☆☆☆
#113 [美月]
そして最後にやってきた人は
だいきくん
だいきくんが来ることは
聞いていたけど こんなみんながいる
場所でだいきくんに会うと恥ずかしくなって目をあわすどころか
会話すら全然できなかった。
:12/09/03 15:30
:Android
:☆☆☆
#114 [美月]
だいきくんはそれを察していたのか
だいきくんからも喋ることはなかった。
そしてみんなの話は
彼氏と彼女の話になった。
男子『あ!美月!!この前コンビニで見たで男とおったよな?』
たぶんユウキくんのこと。
私「彼氏じゃないから!前の男と別れてから彼氏できないし!」
ちょっと強調して言ってみたが
案の定だいきくんは至って普通
:12/09/03 15:34
:Android
:☆☆☆
#115 [美月]
すると友達の美紀って子が
「美紀彼氏と遠距離なんやけどさ
この前寂しくてちょっとくらいばれへんよなってバイト先の年上の人とエッチしてもてさーなんか彼氏と別れてバイト先の人と付き合おって思ってるんや」
と爆弾発言!
みんな美紀の話に食い付くが
私はすごくきまづかった。
それでもだいきくんは普通。
余計にだいきくんが何を考えてるんか
わからへんかった。
:12/09/03 15:39
:Android
:☆☆☆
#116 [美月]
女友達「てかさバイト先の人は美紀のこと好きなん?やりもくとかじゃないん?」
美『うーん。たぶんすきでいてくれてるんちゃうかな?』
男「まぁ体目的な女にチュゥとかせんって言うしな!」
思わずあたしが声をあげた。
私「え?男の人って好きな子にしかチュゥせんの??」
言った後に恥ずかしくなった。
:12/09/03 15:43
:Android
:☆☆☆
#117 [美月]
男『ひとそれぞれかもやけど
よく言わん?エッチはいいけどキスは無理とか?』
納得する人もいれば そうじゃない人も
いたけど…
男『な?だいきは?』
だ『無理やろ…』
男『好きな奴にはチュゥよな』
と言いながらだいきくんに唇をむけて
はしゃいでいた。
:12/09/03 15:46
:Android
:☆☆☆
#118 [美月]
私の顔は熱くて熱くて
勘違いかもしれへんけど
それだけで浮かれた。
すると私の隣にいた男友達が
トイレに行くといって席を外した
そこのお店は堀ごたつ形式で
急に人数が増えたからキツキツやった。
:12/09/03 15:50
:Android
:☆☆☆
#119 [美月]
トイレから帰ってくる男友達に
だいきくんが
『きついしこっち席つめるからそこ座れば?』
と言いだいきくんが私の隣にきた。
話はまだ恋愛トーク。
すると左太ももに違和感。
だいきくんがみんなにばれないように
私の太ももあたりに自分の手をおいていた
:12/09/03 15:54
:Android
:☆☆☆
#120 [美月]
すぐに左手で阻止しようとすると
次は手を握られた
ばれたらどうする?
誰かに見られてない?
緊張しっぱなしやった。
すると繋がれていた手は離され
だいきくんはトイレに行った。
:12/09/03 15:56
:Android
:☆☆☆
#121 [美月]
その後 携帯がなり受信BOXをひらくと
だいきくんからメール。
"俺先帰るふりするから
美月もその後に出て○○におって"
え"っ?
どうしよ…考えているうちに
だいきくんがトイレから戻ってきた。
:12/09/03 15:59
:Android
:☆☆☆
#122 [美月]
だ『俺明日早いしごめんやけど先帰るわ』
皆「おー!次は飲みにいこー!」
だいきくんと皆のそんなやり取り
すると一瞬
だいきくんと目があいお店を出ていく
その10分後
おもいきって声を発した
「あ、あたしもちょっと急用で帰らなあかんから…」
おどおどしてたかな?
皆『だいきの次は美月かよーわかった
またあつまろな』
ほっとして皆に手をふりながら
お店を後にしてだいきくんに言われた所まで行くと
道端にはだいきくんの車
だいきくんは車を止めてたばこを吸っていた
:12/09/03 16:05
:Android
:☆☆☆
#123 [美月]
はいてるヒールの音で
だいきくんがこっちを向いた
私「あんなメールきたらびっくりするから」
笑いながら言った
だ『嬉かったくせに』
だいきくんはからかうように言う
そのまま車に乗り込むと
行き先もわからぬまま
車内は音楽が響くだけ
:12/09/06 18:20
:Android
:☆☆☆
#124 [美月]
着いたのは海が見える駐車場
夜の海は真っ暗で街頭がやけに明るく見えた。
だいきくんは座席をたおして
寝転がる
『あーなんか疲れた。』
「え?楽しかったけど?まぁいろいろ疲れたけど…」
そのときだいきくんの携帯がなり
私とだいきくんの間におかれた携帯
横目で見ていたら
携帯にうつしだされた名前は
"あやか"
携帯はずっと鳴ってた
「でぇへんの?」
『うーん。』
その後 携帯はなり終わり
また鳴り出した。
:12/09/06 18:28
:Android
:☆☆☆
#125 [美月]
てかだいきくんの彼女は
"あやか"じゃないよね?
ひとりで考えてた。
ずっと鳴ってる携帯に
だいきくんは観念したかのように
「ちょっとごめん。」
そう言うと車の外にでた。
:12/09/06 18:30
:Android
:☆☆☆
#126 [美月]
エンジンが着いたままの車内
聞いてはいけないと思いながらも
携帯をさわってるふりして
少し窓をあけた。
だいきくんは多分 自分の会話は
聞こえてないって思ってたかもしれん。
でもよく聞こえた。
:12/09/06 18:32
:Android
:☆☆☆
#127 [美月]
『うん。ごめん今日は無理』
『家やけどもう寝るし』
『明日は大丈夫やからごめんな。』
だいきくんの優しい口調。
なんとなく電話の相手との関係はわかった。
:12/09/06 18:34
:Android
:☆☆☆
#128 [美月]
あたしは窓を閉めて
だいきくんを待っていた。
多分電話の相手は彼女ではなく
浮気。
そうあたしみたいな存在なひと。
少しショックはあったけど
あたしも浮気相手みたいなもん。
どうこう言える立場じゃなかった。
:12/09/06 18:37
:Android
:☆☆☆
#129 [美月]
だいきくんが電話を終え
車に戻ってくる。
『ごめんななにしてたん?』
笑顔で言われると負けてしまう
「ん愛たちからメールきてたからメールかえしてるー」
地元の友達の名前をだすと
そなんやって煙草を吸い始めた
:12/09/06 18:39
:Android
:☆☆☆
#130 [美月]
煙草を吸い終えると
真っ直ぐこっちを向き
頭に手を回されてだいきくんに
引き寄せられた。
いつものキス
私はガムを噛んでたから
多分口の中はめっちゃ甘い香りがしてた。
:12/09/06 18:41
:Android
:☆☆☆
#131 [美月]
『ガムちょうだい?』
そう言って口の中に舌が入ってきて
わたしは噛んでたガムをだいきくんに口うつし
だいきくんがニヤッと笑うと
またガムを私の口へともどし
何度もキスをした。
:12/09/06 18:43
:Android
:☆☆☆
#132 [美月]
『俺ん家くる?』
………。
「今日はやめとく。」
だいきくんは何も気がず
『じゃぁ送るわ』
そう言うと車は私の家に向かった。
:12/09/06 18:45
:Android
:☆☆☆
#133 [我輩は匿名である]
あげ〜\(^o^)/
:12/09/17 09:49
:iPhone
:☆☆☆
#134 [美月]
あげてくれて
ありがとうございます(*^^*)
:12/09/20 23:35
:Android
:☆☆☆
#135 [美月]
つづき。
だいきくんに家の近くまで
おくってもらって
車が見えなくなるまで
その場でぼぉーっとつったっていた。
:12/09/20 23:37
:Android
:☆☆☆
#136 [美月]
だいきくんにとって
あたしはただのセフレやったんかな?
ちょっと期待していた自分に
悲しさとアホらしさで情けなくなった。
家に着きベッドに横になると
携帯をひらいた。
:12/09/20 23:40
:Android
:☆☆☆
#137 [美月]
なぜか電話帳に登録された
ユウキくんのアドレスを見た。
そのままメールをうった
"セフレもぅ終わりかも〜"
名前も打つのを忘れてそのまま送信
:12/09/20 23:43
:Android
:☆☆☆
#138 [美月]
すぐに返事は返ってきた。
"名前くらいいってくれます?美月ちゃん"
あっ。今更気付く。
"ごめん…笑 でもよくわかりましたねえ"
メールのやりとりは続いた
"セフレのワードが出てくる相手なんかお前しかおらん!"
そのメールを見て笑ってしまった
:12/09/20 23:48
:Android
:☆☆☆
#139 [美月]
"あたしセフレ第2号かも。"
自分で送っときながらその送信メールを
見返してへこんだ。
"へーセフレ2号とかその男うらやましいー
てか番号送って。俺メールより電話派"
"090…"
と番号だけおくるとすぐに電話がかかってきた
:12/09/20 23:51
:Android
:☆☆☆
#140 [美月]
『あっ!どーも』
ユウキくんの声になんかホッとしてる自分がいた。
「ごめんな…夜遅いのになんかユウキくんには言えた」
『セフレ2号?』
「うん。彼女だけじゃなくてセフレ1号がおるみたい」
『まぁなにがあったんかしらんけど
もうそんなやつやめとけって』
笑いながら言うユウキくんの言葉が
うれしかった。
ユウキくんもモテるイメージやから
ユウキくんが言える立場?って思ったけど
そのときはユウキくんの
やめとけ って一言をききたかったんかな。
:12/09/20 23:57
:Android
:☆☆☆
#141 [美月]
ユウキとの初めての電話は
私の私情ばかりで終わったけど
コンビニで話したとき同様
ずっとうんうん。時には
間違ってる。ユウキくんは
"自分"をもってて気持ちも態度も
全てがストレートなひとだった。
:12/09/21 18:26
:Android
:☆☆☆
#142 [美月]
だいきくんと気まずくわかれた
あの日からだいきくんからも
私からもお互い連絡をすることはなかった。
そのかわりっていう言葉は悪いけど
ユウキくんからは頻繁に連絡がくる。
だいきくんのことも中途半端
でもユウキくんに甘えている自分。
ズルい奴やった。
:12/09/21 18:29
:Android
:☆☆☆
#143 [美月]
だいきくんに対する気持ちは
会うことがなくなるとだんだん
薄れてはいくけど
もしだいきくんに出会ったら
連絡があったら
絶対にそんな関係になるって言い切れるくらい
まだまだ依存していた。
:12/09/22 23:15
:Android
:☆☆☆
#144 [美月]
そんな微妙な生活の中
私は教習所へ通い始めた
夜働いている分
積めて授業がうけれるため
学科だけでも進むペースは早かった
調度おなじくらいに
教習所に通い出した知り合いがいて
その子と日にちが一緒になると
休憩中に喋ったり
教習所帰りにあそびに行ったりするくらい
仲良くなった
:12/09/22 23:20
:Android
:☆☆☆
#145 [美月]
ある日 教習所へ行くと
友達(ともこ)がいつもみたいに
私に気付き手をふりながらこっちへ走ってきた。
「あの人が美月のアドレス教えてほしいっていうてきたんやけど私いまから授業入ってるから
後は頑張ってー!」
と笑いながら急いでその場から立ち去った
:12/09/22 23:25
:Android
:☆☆☆
#146 [美月]
ともこが言うあの人が
私にむかって歩いてくる
背が高くてお洒落な服装に
パーマがかかった髪を無造作にセットしている人
見た目はチャラ男。
チャラ男がにこにこしながら
近づき発した一言
「番号教えてや♪」
:12/09/22 23:29
:Android
:☆☆☆
#147 [美月]
見た目通りな印象
多分この笑顔に色んな女の子を
おとしてきたんやな?ってくらい
スマイル100点。
『えっ?なんで?』
「なんで?って友達なりたいから?」
『いやー』
笑いながら言うと
まぁここ(教習所)で会う機会多いし
仲良くなったら教えるって話で了解した。
:12/09/22 23:33
:Android
:☆☆☆
#148 [美月]
その日から教習所で会う回数は増え
会うたびに
チャラ男はいろんな女の子と一緒にいた
女の子といても
「美月〜ばぃばぃ〜」
「番号はよ教えろ〜」
あげくのはてには
「おい、そこのおばはん!」
もうむちゃくちゃでだんだん
仲良くはなっていった。
:12/09/22 23:36
:Android
:☆☆☆
#149 [美月]
名前はケン…らしい
回りの子たちがケンくんって
言ってるのを聞いて知った
『ケンくん!私もうすぐ卒検やで?すごくない?』
自販機の前にひとりでいるケンに
話しかけた
「すごいーかしこいーえらいー」
気持ちもこもってない
からかうように言うケン
:12/09/22 23:41
:Android
:☆☆☆
#150 [美月]
『かしこいやろーありがとー』
私もふざけてやる気なく返す
「俺明日卒検やけどー」
聞いてびっくりしたけど私よりも
先に教習所に通いだしたから当たり前
気付けばケンに会ってから1ヶ月すぎていた。
:12/09/22 23:43
:Android
:☆☆☆
#151 [美月]
「じゃぁ明日卒検受かったらアドレス教えろよ!」
『受かったらな!絶対落ちるわ!』
そんな言葉はどこへやら…
次の日ケンは見事卒検合格
結局アドレスを交換してみたものの
連絡をとることはそんなになかった。
:12/09/22 23:46
:Android
:☆☆☆
#152 [美月]
数日後 私も卒検に合格し
その後 受けた自動車の試験に
何回か落ちたものの
3回目くらいでやっと免許取得。
一番に報告した相手はユウキくん。
:12/09/22 23:49
:Android
:☆☆☆
#153 [美月]
そしてケンにも一応報告。
そんな平凡な日常
免許も取れたし毎日充実していた時
地元も高校も違うけど
友達繋がりで仲良くなったゆいから
連絡があった。
ちょうど仕事は休みだったから
久しぶりにゆいに会うことになり
待ち合わせのファミレスに行った
:12/09/22 23:55
:Android
:☆☆☆
#154 [美月]
ファミレスにつくとゆいがいて
席に座るとゆいからいきなり
思いもよらぬ話をくりだされた
「美月って地元○○中やんな?」
『そおやけどなんで?』
「だいきって子となかいい?」
え?ちょっとドキッとしつつ
『うん、まぁ友達かな』
「そっか!お願いがあるんやけど…」
:12/09/22 23:59
:Android
:☆☆☆
#155 [美月]
「今からちょっとだいき君の彼女よんでいい?なんか色々あって美月に協力してもらいたいねん!」
内心めっちゃ迷った
なにを言われるん?協力?彼女がくる?
それでも平然を装い
『全然いいで♪』
「ありがとー!!じゃぁ呼ぶわ!!」
そう言うとゆいは電話をかけた。
:12/09/23 00:02
:Android
:☆☆☆
#156 [美月]
その30〜40分後にだいきくんの
彼女がきた。
初めて会った彼女…
見た目は大人しそうな可愛らしい子で
妹系な感じ。
いまさら罪悪感でいっぱいになった。
:12/09/23 00:04
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:☆☆☆
#157 [美月]
「はじめましてみきです!」
笑顔も可愛いくて 人懐っこい人柄
『あ、はじめまして!!美月です♪』
ゆいは初対面の私たちを見て
なぜかニヤニヤしつつ話は本題にはいった。
:12/09/23 00:07
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:☆☆☆
#158 [美月]
ゆい「美月に聞いてもらったら早いやん?」
みき「うん…でも迷惑じゃない?」
なにか二人で意味深な話を始めて
みきが出た言葉
みき「美月ちゃんってだいきと仲良し?」
私『う、うん?まぁ仲良いほうかな?なんで?』
みき「だいき浮気してるっぽいんや…」
えっ…??
みき「ゆいが美月ちゃんやったらなんかわかるかもよ?って言うたから聞いてもらいたくて」
申し訳なさそうに言うみきちゃんに
一瞬かたまってしまった。
:12/09/23 00:11
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:☆☆☆
#159 [美月]
私『なんで浮気してるっぽいん?』
みき「昨日も夜電話しても繋がらへんしここ1ヶ月そういうのが多くて携帯もロックかけてるし…」
………2.3ヶ月
私はだいきくんとは連絡をとっていない。
だいきくんと一緒にいたときに
連絡があった
"あやか"の存在は知っているけど
でも…私はどう言うていんかわからへんかった。
:12/09/23 00:18
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:☆☆☆
#160 [美月]
私もそういう関係になっていたのは
事実で。
もしみきちゃんがいう
だいきくんの浮気相手があやか
やったとしても
私も浮気相手のひとりやった。
もうその場から逃げたくなった。
:12/09/23 00:19
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:☆☆☆
#161 [美月]
『わからへん…だいきくんとは最近会ってないし連絡もとってないから』
そうみきちゃんに告げた。
実際 私の地元の間でもだいきくんの噂自体なかった
みき「そっかぁ…頑張ってだいきに話してみる!」
それからみきちゃんとゆいと
いろんな話をしてすっかり仲良くなった。
:12/09/25 01:25
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:☆☆☆
#162 [美月]
その日 決心できた。
だいきくんにはもう会うことはないって…
嘘ついたまま。
真実はだいきくんと私しか知らない秘密の関係。
みきちゃん
ごめんなさい…。
彼女に会ってから気付くとか遅すぎやし
都合のええ女やけど
みきちゃんごめんね。
心から思った。
そして だいきくんの彼女である
みきちゃんがすごくうらやましかった。
:12/09/25 01:29
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:☆☆☆
#163 [美月]
それからだいきくんにも
みきちゃんにも会うことはなかった。
そして月日は流れ私は19歳になった。
:12/09/25 01:33
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:☆☆☆
#164 [美月]
誕生日を迎えた次の日
教習所で知り合ったケンから
初めて連絡がきた。
ケンの存在自体 薄れていた頃に
思いもよらない電話
"来週飯いかん?"
チャラ男オーラ満載のケンから
出たその一言はそのときはすごい
悲しそうな声やった。
そんな元気がなさそうなケンに思わず
"大丈夫!どしたん?元気なくない?"
からかい気味で言ってみたけど
やっぱりケンは元気がなかった。
:12/09/25 01:38
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:☆☆☆
#165 [美月]
ケンとご飯を食べる約束をした当日
前々から休みをもらってたから
昼から美容院へ行き
夕方そのままケンと待ち合わせ。
ケンと私の地元は遠くて
場所がなかなか決まらなかったから
私がケンの地元に行くことになり。
電車で最寄りの駅までむかった。
:12/09/25 01:42
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:☆☆☆
#166 [美月]
駅に着くとケンが自転車に乗って待っていた
『え?なんで自転車?』
久しぶりに会った第一声。
「久しぶり乗りたくなったから!」
相変わらずのケンやった。
『自転車似合わん!!』
ひとりでケラケラ笑っていると
「えーからはよ乗れって」
久しぶりの自転車のふたりのり
案外楽しかった
:12/09/25 01:46
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:☆☆☆
#167 [美月]
ケンが良く行くという居酒屋で着いた
自転車できた意味がそこでわかった気がした
『飲むから自転車?』
「そーや!今日は飲む!!付き合えよ!!」
それからひたすらケンの愚痴とやらを
永遠に聞かされた。
:12/09/25 01:48
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:☆☆☆
#168 [美月]
結構飲んだわりにはケンは全然大丈夫そう
なにが変わったといわれれば
よく喋る人が余計に喋るようになった
って感じ
「てかありがとうな。なんかスッキリしたわ。」
真面目に言うケン
ケンも私相手にここまで喋れるとは思ってもいなかったみたいで…
自分でもびっくりしていた。
:12/09/25 01:53
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:☆☆☆
#169 [美月]
これから始まる
偽りの悲しい恋愛の
幕開けだということも
その時の私たちは知るすべもなかった。
:12/09/25 01:56
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:☆☆☆
#170 [美月]
ケンと会った日から
暇があればメールをしてくる日が増えた
メールも電話も楽しかった。
何よりケンから相談されたり
美月に言えば楽になる
って言われるたび
頼りにされてることが
嬉しかった。
:12/09/26 23:32
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:☆☆☆
#171 [美月]
ある日ケンが言った一言で
私たちは始まった。
"お互い好きな奴が出来るまで俺と付き合わん?"
冗談やろ?って笑ったけど
ケンは本間やから。
って笑った。
ケンには色んな話をしたから
だいきくんのことも全部
私の今までを知っている
私もケンの今までを知っている
楽しかったらそれでいいやん?
それでも付き合ったら好きになることもあるし?
ケンの言葉になぜか納得し…?
私たちは彼氏彼女になった。
:12/09/26 23:40
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:☆☆☆
#172 [美月]
ケンの彼女になっても
付き合ってる実感は全然なく
地元も離れているため
週一回会えば良い方で
束縛もしなければ好きとかそんな事も
言わない関係やった。
それでもケンは私を彼女と言っていた。
:12/09/26 23:43
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:☆☆☆
#173 [美月]
そんな関係をいっきに変える出来事が訪れた
久しぶりに二人の休みが合った日
昼から買い物にでかけ
私は特に目当てもなく
ケンの用事に付き合っていた
その日の私はいつもより
少し高めのヒールをはいていて
思っていた以上に歩き回ったから
足が痛くなってきて
ケンが服を試着しているとき
ヒールを脱いで足を見ると皮がめくれて
真っ赤になっていた
:12/09/26 23:52
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:☆☆☆
#174 [美月]
その足を見てから足のことばっかり
考えて余計に痛くて……
歩き方もおかしかった…w
歩いている途中
「美月もしかして足痛い?」
『えっ?』
「なんか歩き方おかしいし?」
『…痛い』
苦笑いで言うとケンは歩道のはしにより
座れるとこを探してくれた
:12/09/26 23:58
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:☆☆☆
#175 [美月]
花壇になっているところに
腰をかけて
ヒールをぬいで足を見せた
「真っ赤やん!はよ言えよ!」
『だって自分でたっかいヒールはいてきて…はずかしいやん!!』
「本間そんなたっかいヒールはくからや!!俺の靴と交換する?」
ケンは笑いながら言った
『じゃぁケンがヒールで私が靴な♪』
「アホか!!こんなんはいて歩けんわ!」
そんな会話中
足のサイズを聞かれて
ケンにサイズを言うと
ちょっと待っとけよってケンは走って
どっかへ行ってしまった。
:12/09/27 00:04
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:☆☆☆
#176 [美月]
まさか靴買ってくるん?
そう思いながら待つこと20分程度…
ケンは紙袋片手に帰ってきた
:12/09/27 00:05
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#177 [美月]
「これはいとき!」
少し乱暴に渡された紙袋の中身は
ぺたんこのサンダル
『ありがとう。なんかごめんな』
ケンの行動にすごく胸が熱くなった。
「金かえせよーあっ飯おごってな?」
『えー!じゃぁ自分で選びたかったー』
「可愛いくないやつやな本間」
そんな事を言いながらもすごく嬉しかった
:12/09/27 00:11
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:☆☆☆
#178 [美月]
その後 歩くスピードもあわせてくれて
自然と繋がれた手にちょっとドキドキもした
付き合ってるから
当たり前なことやけど
手を握ったのもこの日が初めてやった
:12/09/27 00:12
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:☆☆☆
#179 [美月]
買い物が終わってから
ケンの車で友達とよく行くお店でご飯を食べた
帰りに港に近い駐車場に車をとめて
ふたりで他愛のない会話をする
これはよくあることでその時間が
すごい落ち着けて好きやった。
:12/09/30 01:00
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#180 [美月]
『正直な別れよか迷っててん』
「あたしも思ってた」
『でも俺いまは美月が好きかもー』
「ほんまにー?」
『うん明日になったらわからんけどー』
「どないよ!」
ケンはよく冗談を真剣に言うときがあるから
笑いながら聞いてた
:12/09/30 01:03
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#181 [美月]
『美月は?』
「好きやけど依存するほど大好きじゃないかもー」
『おれもー』
「まあ後どんくらいこの関係が続くかわからんけどさ俺はお前とおったら楽しいで!」
『ありがとう』
なんか友達か!ってツッコミたくもなったけど
ケンの言葉は心地が良かった
:12/09/30 01:06
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#182 [美月]
ケンと付き合って1ヶ月が過ぎたころ
友達から聞いた話。
"だいきくん結婚するって"
そっか…
相手はみきちゃんらしい。
みきちゃんで良かったって思った自分と。
ちょっと寂しくなった自分。
メールでおめでとうって送ろうとしたけど
送れなかった。
:12/09/30 01:10
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#183 [美月]
でも地元が一緒なだけに
会う確率は高くて
結局その結婚の話を聞いた数日後
だいきくんともうひとり
地元で結婚する子がいたから
友達でお祝いをかねて飲みに行くことになった。
あれから長い間だいきくんには会っていなかったから
どう接していんかわからなかった私は
居酒屋につき席についてから
だいきくんの顔も見れなかった。
:12/09/30 01:16
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#184 [美月]
みんな久しぶりに集まったから
話しは尽きず 楽しかった
お祝いで集まったはずが同窓会状態
途中 ケンが電話がかかってきて咳を外し
外に出た
『浮気しよんやなー?』
いつもみたいに笑うケンの声を聞くと
なぜかホッとしている自分がいた。
「してませーん!そぉ言うケンこそ浮気してるんちゃうん?」
『あ?ばれた?』
「うんばれた!」
『まぁ気をつけて帰れよー』
ケンと笑いあい冗談を言い
最後はなんだかんだ心配してくれていた。
:12/09/30 01:24
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#185 [美月]
電話を終え席に戻ろうとしたとき
だいきくんがトイレが出てきて
タイミングわるっ…
スルーすることもできず
って思っていたら
『久しぶりやな元気しよったん?』
「うん元気すぎる」
『みきに会ったらしいな?みきが言うてた』
「うん会った可愛い子やな♪あっ結婚おめでとう」
『ありがとう』
それくらいしか話せんかったけど
結婚おめでとう…
すごいスッキリした。
初恋がだいきくんで良かったって
今でもそう思う。
初恋は叶わへん?うん!叶わへん!!
後悔はなかった。
幸せやった。
:12/09/30 01:31
:Android
:☆☆☆
#186 [美月]
おめでとう
心から思えたよ。
:12/09/30 01:32
:Android
:☆☆☆
#187 [美月]
ケンにだいきくんが結婚することを教えたら
残念やったなってからかわれたけど
ケンはそれ以上なんも言わへんかった。
:12/09/30 01:35
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