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#58 [Ray]
先輩たちは…

『お前またかー?』

『いつも臭いわ!パクられるで』

とか言うてた。
コイツ…薬やっとるわ。

ビビりのあたしは
関わりたくなかった。

この人たち…オカシイ。


そしてそんな事も忘れかけた
2月半ば。

三年生は卒業だ。
あたしたちは、あんま学校に行かず
三年生と遊びまくってた。

そして…かなり怪しめなバー?
みたいな地下の所に入った。

そして卒業の話になって
皆で卒業してほしくない!!
ってかなり落ちてた。

⏰:12/09/24 17:26 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#59 [Ray]
『まぁまぁ!そんな落ちんな!
嫌な事は忘れましょう♪』

そう言ってあたしたちのお酒に
何かを入れた。
もう、一瞬で分かった。

これ、アカンヤツやん。

あたしがビビってると
隣に居た騒がしいけど
絶対あたしには逆らわない
マユミが一気に飲み干した。

マユミは俯いたまま
しばらく動かなかった。


すると…ガタンッ!
って立ってフラフラしながら
外に出て行った。

⏰:12/09/24 17:31 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#60 [Ray]
あたしたちは爆笑しながら
ゆっくり呑んでた。

ただの一杯で皆フラフラだった。

そしてどうやって
帰ったのか分からないけど
気付いたら家だった。

そして次の日から
マユミは学校に来なくなった。

春休みに久しぶりにマユミに会うと
ガッリガリになってて
目は焦点が合ってなくて
明らかおかしかった。
その姿が怖くてゾッとした。

そしてマユミはあたしに言った。

『あたし裏切られたんや。
歩美殺すわ』

その目は本気で
歩美を殺しそうやった。
歩美はマユミと双子と言うくらい
仲良くてずっと一緒に居た。

『何言うてんねん!
ホラ!皆で遊び行くで!』

あたしはフラフラのマユミを
家から出した。

とりあえず何か食わさんと。
そう思ってデカいスーパーに寄った。

⏰:12/09/24 17:40 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#61 [Ray]
お菓子から食べさせな。
あたしとアユとミユキで
ウロウロしてた。

するとマユミは急に
あたしたちから離れて
どこかに向かって歩いた。

あたしたちも急いで追いかけて
着いた所はかなりゾッとした。

そこは日常品とかが売ってて
キッチン用品があった。
マユミが止まったのは

ナイフがバーと並んでる所。

コイツ…本気やん。
あたしは言った。

『マユミ何してんー?行こや♪』

『歩美殺す言うたやん』

『ほっときーよ!ええやん♪』

『ええ訳ないやん!黙っとき!』

⏰:12/09/24 17:46 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#62 [Ray]
前も言ったけど
マユミはあたしに逆らって来ない。
普段、はね。
この時はホンマにおかしかった。

あたしもキレた。

『あんたええ加減にせぇや!
止め言うてんねん!』

するとマユミは包丁を出して
あたしの胸ぐらを掴み
後ろの鍋とかある所に押し付けて

『何やねん、お前。
お前から殺してもええんやぞ』

と包丁を押し付けて来た。
あれはかなりビビった!!

刺されたー!
って思ったわ!

⏰:12/09/24 17:50 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#63 [Ray]
とりあえず、こっちがブチ切れそうや。
でも刺されるのは勘弁。
あたしは引きつりながらも
満面の笑みでマユミの両手を抑えた。

『落ち着きーよ!
そんなイライラせんと!
とりあえず外出るで!』

あたしは離れて
外に連れ出した。

そして出た瞬間に
あたしはマユミの胸ぐらを掴み
壁に押し付けた。

『あんた何しとんねん。
目アカンで。アホか。殺すぞ』

ムカつきすぎて意味分からない事を
ずっと言っていた。

マユミはあたしと目を合わさず
下を向いてた。

そして……。

『レイには分かる訳ないやん!』

って一発殴られた。
あたしはブッッチ切れて
3発くらい殴りながら言った。

『あんたが言わんと分かるか!
アホか!!死にたいんか!?
何かあるなら言えや!!』

マユミは泣きながら言った。

⏰:12/09/24 18:01 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#64 [Ray]
『レイは…いつも守られて
皆から好かれて…!
あんたにあたしの気持ちなんか
分かる訳ないやん!』

マユミは近くの自転車とか倒して
暴れ始めた。

『喧嘩も強くて!いつも強くて!
怖いモンなんてないと思ってた!
でも、あの時あんたは
ビビってアレを呑まなかった!
あたしは一気に呑んで
初めて先輩が笑って褒めてくれた』

マユミは泣いてた。

『お前凄いな、って…。
でも、違かった。
もぉ…皆嫌いやねん!!
関わらんといてや!』

マユミは走って居なくなった。
あたし→呆然。

⏰:12/09/25 01:08 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#65 [Ray]
マユミは普通に仲良かった。
今まで名前は出てこなかったけど
色々思い出あるねん…。

もう思い出すのが辛いねん。

マユミはその2日後に死んだ。
自分で自分を刺して…。

『でも…違かった』

マユミが最後言った
「違かった」の意味は
この時まだ知らない。

あたしたちはお葬式に参加した。
皆はあたしに泣きついた。

あたしが皆守らなアカンわ。
そう思って涙を堪えて
皆をずっと慰めていた。

火葬場には行かなかった。

あたしのせいで死んだんや。
のこのこ行ける訳ない。

⏰:12/09/25 01:14 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#66 [Ray]
新学期が始まった。

皆マユミの話には触れず
もう忘れた感じやった。

そしてクラス表を見た。
仲良い子は誰も居ない。
唯一、雄大が同じクラスやった。

『雄大♪また同じクラスやん!』

『ホンマやな!よろしく!』

そして席に着いた。
ホンっっマに誰も知らん。

その時後ろの花蓮に話し掛けられた。

『元5組のレイちゃんやろ?
あたし花蓮!よろしくな』

『あ、あたし知らんわ。
ごめんな。よろしく!』

『はは〜!ストレートやな!
仲良くしてな♪』

花蓮と名乗ったのは
ホンマに可愛いくて細い。
色黒でテニス部の子。

そして始業式が始まった。
前には新入生。

つまんなくて爆笑かました。

⏰:12/09/25 01:25 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#67 [Ray]
そして学校がスタートしたんやけど
これがまた最悪やった。

一週間もすれば
花蓮の本性が見えてきた。

花蓮は短気、自己中。
絵に書いたような奴やった。

あたしが全く知らん子を
標的にして
ブス、デブ、きもい、死ね
を連呼してた。

あたしは関わりたくなくて
他のクラスに行って逃げてた。

体育とかクラスを移動する時は
机で爆笑して一人ぼっちで
教室に居るのが好きやった。

何度か先生に見つかって
かなりシバかれた。

そして学校には
行ったり行かなかったり。

⏰:12/09/25 01:30 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


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