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#61 [Ray]
お菓子から食べさせな。
あたしとアユとミユキで
ウロウロしてた。
するとマユミは急に
あたしたちから離れて
どこかに向かって歩いた。
あたしたちも急いで追いかけて
着いた所はかなりゾッとした。
そこは日常品とかが売ってて
キッチン用品があった。
マユミが止まったのは
ナイフがバーと並んでる所。
コイツ…本気やん。
あたしは言った。
『マユミ何してんー?行こや♪』
『歩美殺す言うたやん』
『ほっときーよ!ええやん♪』
『ええ訳ないやん!黙っとき!』
ま
:12/09/24 17:46
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#62 [Ray]
前も言ったけど
マユミはあたしに逆らって来ない。
普段、はね。
この時はホンマにおかしかった。
あたしもキレた。
『あんたええ加減にせぇや!
止め言うてんねん!』
するとマユミは包丁を出して
あたしの胸ぐらを掴み
後ろの鍋とかある所に押し付けて
『何やねん、お前。
お前から殺してもええんやぞ』
と包丁を押し付けて来た。
あれはかなりビビった!!
刺されたー!
って思ったわ!
:12/09/24 17:50
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#63 [Ray]
とりあえず、こっちがブチ切れそうや。
でも刺されるのは勘弁。
あたしは引きつりながらも
満面の笑みでマユミの両手を抑えた。
『落ち着きーよ!
そんなイライラせんと!
とりあえず外出るで!』
あたしは離れて
外に連れ出した。
そして出た瞬間に
あたしはマユミの胸ぐらを掴み
壁に押し付けた。
『あんた何しとんねん。
目アカンで。アホか。殺すぞ』
ムカつきすぎて意味分からない事を
ずっと言っていた。
マユミはあたしと目を合わさず
下を向いてた。
そして……。
『レイには分かる訳ないやん!』
って一発殴られた。
あたしはブッッチ切れて
3発くらい殴りながら言った。
『あんたが言わんと分かるか!
アホか!!死にたいんか!?
何かあるなら言えや!!』
マユミは泣きながら言った。
:12/09/24 18:01
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#64 [Ray]
『レイは…いつも守られて
皆から好かれて…!
あんたにあたしの気持ちなんか
分かる訳ないやん!』
マユミは近くの自転車とか倒して
暴れ始めた。
『喧嘩も強くて!いつも強くて!
怖いモンなんてないと思ってた!
でも、あの時あんたは
ビビってアレを呑まなかった!
あたしは一気に呑んで
初めて先輩が笑って褒めてくれた』
マユミは泣いてた。
『お前凄いな、って…。
でも、違かった。
もぉ…皆嫌いやねん!!
関わらんといてや!』
マユミは走って居なくなった。
あたし→呆然。
:12/09/25 01:08
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#65 [Ray]
マユミは普通に仲良かった。
今まで名前は出てこなかったけど
色々思い出あるねん…。
もう思い出すのが辛いねん。
マユミはその2日後に死んだ。
自分で自分を刺して…。
『でも…違かった』
マユミが最後言った
「違かった」の意味は
この時まだ知らない。
あたしたちはお葬式に参加した。
皆はあたしに泣きついた。
あたしが皆守らなアカンわ。
そう思って涙を堪えて
皆をずっと慰めていた。
火葬場には行かなかった。
あたしのせいで死んだんや。
のこのこ行ける訳ない。
:12/09/25 01:14
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#66 [Ray]
新学期が始まった。
皆マユミの話には触れず
もう忘れた感じやった。
そしてクラス表を見た。
仲良い子は誰も居ない。
唯一、雄大が同じクラスやった。
『雄大♪また同じクラスやん!』
『ホンマやな!よろしく!』
そして席に着いた。
ホンっっマに誰も知らん。
その時後ろの花蓮に話し掛けられた。
『元5組のレイちゃんやろ?
あたし花蓮!よろしくな』
『あ、あたし知らんわ。
ごめんな。よろしく!』
『はは〜!ストレートやな!
仲良くしてな♪』
花蓮と名乗ったのは
ホンマに可愛いくて細い。
色黒でテニス部の子。
そして始業式が始まった。
前には新入生。
つまんなくて爆笑かました。
:12/09/25 01:25
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#67 [Ray]
そして学校がスタートしたんやけど
これがまた最悪やった。
一週間もすれば
花蓮の本性が見えてきた。
花蓮は短気、自己中。
絵に書いたような奴やった。
あたしが全く知らん子を
標的にして
ブス、デブ、きもい、死ね
を連呼してた。
あたしは関わりたくなくて
他のクラスに行って逃げてた。
体育とかクラスを移動する時は
机で爆笑して一人ぼっちで
教室に居るのが好きやった。
何度か先生に見つかって
かなりシバかれた。
そして学校には
行ったり行かなかったり。
:12/09/25 01:30
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#68 [Ray]
ある日学校に行って
花蓮と喧嘩した。
『○○ムカつく〜イジメようや♪』
ホンマに今名前を思い出せない位の
陰キャラの子。
あたしはとうとうキレた。
『あのさ、いい加減やめろや。
陰キャラしか虐めんと楽しいん?
ホンマダサいで』
あたしが言うと花蓮は
何も言わず居なくなった。
いつも花蓮の後ろについてる
金魚のフンと一緒に。
でも有紗だけは居てくれた。
有紗はニューハーフみたいな顔。
凄いサバサバしてて好き。
そこから花蓮とは話さなくなった。
特に嫌がらせとか
大声で悪口とかはなかった。
ただ話さなくなった。
:12/09/25 01:37
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#69 [Ray]
そして何もない日が続いたある日。
門の所で楓ちゃんを待ってた。
その時聞こえた。
『水口レイー!殺すぞ!!』
皆が上を見た。
誰も居なかったけど
誰かは分かった。
犯人は1年のカレン。
これもまた花蓮と同じ名前。
小学校が同じで一回シメてた。
多分調子こいてるだけ。
コイツのお陰様でずっと年下が
大嫌いやった。
『カレン。降りて来いや。
ビビってんちゃうぞ!!』
あたしは下から叫んだ。
もちろん降りて来ることはなかった。
:12/09/25 01:43
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#70 [Ray]
そして楓ちゃんが来て
あたしたちは溜まり場に向かった。
その間にカレンの事を話した。
『そいつシバかないアカンな』
楓ちゃんは楽しそうに言った。
『あたしホンマにシバくわ。
昔から気に食わんわ』
『手伝ったろか?!』
あんた…楽しんでるやん。
『いや、とりあえず
レナ一人で行くわ。
そんでここに居られん様にする』
あたしはニヤケながら言った。
楓ちゃんは
『こわーい♪』
って言いながら楽しそうやった。
:12/09/25 01:47
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