あの夏
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#1 [主]
あの夏、出会った。
それは偶然?必然?
:12/12/17 06:33
:SH-13C
:iXIARXP2
#2 [主]
あたしとあなたが出会ったのは
今から3年前の夏。
あたしは20歳目前。
19歳のお正月。
あたしはある決心をした。
:12/12/17 06:37
:PC
:MX1RygFY
#3 [主]
「海の家で働きたい!」
何となく当たり前の毎日に
嫌気がさし変化が欲しかった。
だから5月くらいに
速攻パソコンで探した。
:12/12/17 06:40
:PC
:MX1RygFY
#4 [主]
でもなかなか決まらなくて
あたしは友達に相談した。
「しず〜海の家でやりたい!」
仲の宵しずはバイトで一緒だった
タメの子。
:12/12/17 06:42
:PC
:MX1RygFY
#5 [主]
「りな本当に海好きだね!」
りなってのはあたしね!
「好き〜一生海に居たいもん」
あたしは本当に海が好きだった。
昔から毎年年中行ってたし。
:12/12/17 06:44
:PC
:MX1RygFY
#6 [主]
「てか何でそんな好きなの?」
「ん〜…なんでだろ!」
「ふっ。まー聞いてみるよ!」
「まじ〜!?ありがと〜!!」
そう言って別れた。
あたしが海好きな理由。
ちゃんとあるよ。
:12/12/17 06:47
:PC
:MX1RygFY
#7 [主]
それから3、4日後。
あたしの携帯にしずから着信。
「は〜い?」
「もしもし、りな?今いい?」
「ん?どした?また男か〜?」
「違ぇよ!!海の家!見つかったよ」
「海の家…え!!!まじ!?」
「今忘れてただろ?」
「そんな訳ないじゃん!!!!
本当に!?ありがとー!!愛してる!」
:12/12/17 06:54
:PC
:MX1RygFY
#8 [主]
そんな感じで
あたしはその夏
憧れの海の家で働く事になった。
しずも一緒に働くみたいで
2人で会ってはその話で持ち切り。
「早く夏来ないかな〜」
「りな毎年そのセリフ言ってる」
「今年は特別だよ〜」
:12/12/17 06:57
:PC
:MX1RygFY
#9 [主]
「てかさ、何で○○が良かったの?
●●の方が近いじゃん」
○○は家から少し離れてる。
「ん〜何となく!
近いと知り合い来そうじゃん」
○○はね…思い出がいっぱいなんだ。
「ふ〜ん?
ま〜楽しみだね!水着買わなきゃ」
「ソレ!!!買いに行こ〜!
寮だし楽しみ〜」
:12/12/17 07:02
:PC
:MX1RygFY
#10 [主]
それからあたしたちは
浮かれまくっていた。
そしてとうとうその日が来た。
でかいキャリーバックに
一杯荷物を持って
しずのお母さんに送ってもらった。
車だと5時間くらいだったけど
浮かれてるあたしたちには
あっという間に着いた気がした。
:12/12/17 07:04
:PC
:MX1RygFY
#11 [主]
到着してあたしたちは
まず寮に向かった。
そして店長に会った。
店長に会うのは2回目。
まじイケメン!!!!!
そして3人ではなしてた。
最初しずから話して
色んな諮問とか確認をしてた。
:12/12/17 07:07
:PC
:MX1RygFY
#12 [主]
そしてあたしの番。
「じゃ〜次はりなちゃんね」
「はいっ!!」
「まず…前科ある?」
「はっ!?え…ないです」
明らかしずにしてた質問とは違った。
その後もしずとは違う質問攻撃。
喧嘩売られても買っちゃダメだよ。
酔っぱらい居るけどスルーね。
しつこくナンパされても切れない。
:12/12/17 07:12
:PC
:MX1RygFY
#13 [主]
……。
あの…どんなイメージ…。
そしてイケメン店長は
最後に笑って言った。
「ま〜2人とも話すといい子だし
安心した!
くれぐれも問題は起こさないように!」
「「…はい」」
ちょっと悲しくなったのは
言うまでもない。
:12/12/17 07:15
:PC
:MX1RygFY
#14 [主]
「とりあえずここ部屋ね!
明後日からよろしく(’▽`)」
シフトとか確認して
部屋に案内されて
イケメン店長は去って行った。
「ねぇ…あたしってそんなイメージ?」
あたしはしずに恐る恐る聞いた。
「うん。ま、しょうがない。
間違ってはないからね」
しずはキッパリ言った。
:12/12/17 07:20
:PC
:MX1RygFY
#15 [主]
「そんな事より…イケメン探そ!!!」
しずは目をキラキラさせていった。
ここ半年ずっと言ってた事。
「イケメン居るかな〜」
とうとう間近。
あたしとしずはルンルン。
:12/12/17 07:22
:PC
:MX1RygFY
#16 [主]
「まじ彼氏欲しい〜」
「間違いナシ。
絶対ぇしずよりイケメンの
彼氏作ったろ〜」
あたしは余裕ぶっこいてた。
彼氏か…。
ぶちゃけ欲しいけど
出来る自信がなかった。
:12/12/17 07:25
:PC
:MX1RygFY
#17 [主]
口ではいくらでも言えるけど
好きって感情が分からなくなってたから。
3年くらい好きな人居なくて
理想ばかりデカクなった。
その日皆で寄るご飯を食べてた。
皆ひとりずつ挨拶した。
毎年手伝いに来てるリオさん。
27歳で美人。ただの輩だけど
本当にいい人。
:12/12/17 07:29
:PC
:MX1RygFY
#18 [主]
海の家初心者の
ミユちゃんアイちゃん。
2つ上でまじギャル!!!
あとは店長の知り合いで
シン君と淳平君。
2人とも2つ上でシン君は肌が白くて
店長とは違うタイプのイケメン。
淳平君は世間一般ではイケメンだと思う。
あたしは本当にタイプじゃなかった。
:12/12/17 07:38
:PC
:MX1RygFY
#19 [主]
皆自己紹介が終わって
後はくだらない話をしてた。
そして店長の提案で
忙しくなる前に皆で海に行こう!
って話になった。
お風呂に入ってそれぞれ
部屋に入ってしずと話してた。
しずは淳平君タイプらしい。
:12/12/17 07:41
:PC
:MX1RygFY
#20 [主]
それから
シン君派、淳平君派で分かれた。
あたしはシン君派だったよ(’▽`)
次の日ちゃんと化粧をして
海に向かった。
夏の初めだったけど
サーフアーしか居なかった。
「適当に遊んで親睦を深めて下さい!!」
店長はそう言うと砂浜に寝て焼き始めた。
:12/12/17 07:46
:PC
:MX1RygFY
#21 [主]
店長は本当に不思議でイジラレて
ギャグ線が高くて愛されキャラ。
ミユちゃんアイちゃん
リオちゃんとはすぐ仲良くなった。
シン君、淳平君も仲良くなって
これかたが楽しみだった。
その1日であたしは焼けた。
:12/12/17 07:49
:PC
:MX1RygFY
#22 [主]
とうとう始まった海の家!
最初は全然暇だった。
だから仕事も覚えやすくて
3日目くらいには完璧だった。
でも世間は夏休みに入ってすぐ…
まじ地獄だった。
忙しい!!
7月も後半にきた頃。
:12/12/17 07:52
:PC
:MX1RygFY
#23 [主]
基本男がロッカーと厨房担当で
女子はテーブルの片付けとかだった。
5時に終わりのアナウンスが流れて
7時前には人がほとんど居ない。
あたしは日が無くなってから
砂浜で黄昏れるという
気取った事をしていた。
その日も終わって黄昏れていた。
:12/12/17 07:58
:PC
:MX1RygFY
#24 [主]
でも、その日は大切な日で
ご飯食べて9時くらいに
もう1回海に行った。
大切な日って言うのは
元カレが死んだ日だった。
色んな思い出がこみ上げて来て
だんだん涙が出て来た。
しばらくすると砂浜を踏む音がした。
:12/12/17 08:01
:PC
:MX1RygFY
#25 [主]
まじでビビった。
…お化け…?
思い切って顔を勢いよく上げたら
知らない男が居た。
「「ぎゃーー!!!!!」」
向こうもビビっていた。
しばらく固まって目線をズラせなかった。
:12/12/17 08:04
:PC
:MX1RygFY
#26 [主]
「ビックリさせんなよ!!」
男はため息をついていった。
「ご…めんなさい」
「あんた何してんの?」
「黄昏れてる」
「ふーん。何で泣いてたの?」
「別に。関係ないじゃん。
眠いから帰るわ」
:12/12/17 08:06
:PC
:MX1RygFY
#27 [主]
何かイライラした。
普通さ初対面の人に
そんな事聞かないでしょ?
何で男ってあんな無神経なの。
しかもサーフィンのボード持ってたし。
こんな時間に…?
こっわ!!!!!
:12/12/17 08:11
:PC
:MX1RygFY
#28 [主]
あれは本当に人間だったのか
疑問に思いながら寮に帰った。
「お〜りな!どこ行ってたの〜?」
店長が酔っぱらいながら聞いて来た。
あたしが知ってる限り
10分の9は宴会みたいに
色んな人が来て飲み会をしてた。
:12/12/17 08:44
:PC
:MX1RygFY
#29 [主]
「黄昏れてました〜!!」
あたしは敬礼みたいなポーズで
その騒がしい飲み会に参加した。
「りなはさ〜ヤンキーだったでしょ?」
相変わらず酔っぱらいの店長。
顔を赤くして聞いて来た。
「違うし!!清純派♡」
:12/12/17 08:48
:PC
:MX1RygFY
#30 [主]
あたしはドヤ顔で言った。
「俺ね、りな見た時から
ずーっとおもってたんだよね!
こいつ絶対なんかあるって!」
「何かって何??!!」
「ん〜闇みたいな?」
「…そんなんないわ!!!!」
:12/12/17 08:50
:PC
:MX1RygFY
#31 [主]
「ミユとアイはギャル!!って感じじゃん?
りなはね、何か違うんだよね」
「ん〜良くわかりません。
とりあえずここで吐かないでね」
あたしは店長から離れた。
「りな〜俺を置いて行かないで〜」
なんかあたしが捨てたみたいになった。
:12/12/17 08:53
:PC
:MX1RygFY
#32 [主]
「はいはい〜店長は
りなお気に入りだからね〜」
りおちゃんが間に入ってくれた。
「俺は!りなが1番好きかな〜」
「うん。ありがとう。」
そう言ってごまかした。
:12/12/17 08:56
:PC
:MX1RygFY
#33 [主]
「よしっ!
今日はあたしも呑みたい気分だから
潰れるくらい呑も〜!!」
そしてめっちゃ呑んだ。
無駄に一気したりして
…まぁ記憶なくなりますよね。
あたしは酔っぱらうと
マジでタチ悪いらしい。
口も悪くなるし本当に気分屋になる。
:12/12/17 09:01
:PC
:MX1RygFY
#34 [主]
次の日皆に謝ったのは
言うまでもない…。
そして次の日は完璧二日酔い。
海の家は皆大変って言う。
時給が安いのに忙しいとか。
本当その通りだと思うけど
その分毎日楽しい!
海好きにはたまらないよね!
毎日大好きな海の真ん前で
仕事できるんだよ!?
:12/12/17 09:04
:PC
:MX1RygFY
#35 [主]
二日酔いもお昼を過ぎると
無くなって来て普通だった。
そして夕方。
いつものように黄昏れてた。
「あ、」
横から聞こえて見たら
昨日の人がいた。
:12/12/17 09:06
:PC
:MX1RygFY
#36 [主]
「あ…ども」
かるく頭を下げた。
「昨日は何かごめんなさい。
出来れば昨日の事は忘れてください」
「え?あ、はい。
…てか毎日生み居るの?」
「ん〜まぁそうですね。
そこの海の家で働いてるんで」
「え!!!???そうなんだ!海好き?」
「うん!めっちゃ好き!」
:12/12/17 09:10
:PC
:MX1RygFY
#37 [主]
「へぇ〜俺も」
そう言ってその人は二コって笑った。
その瞬間なんか…照れた。
「名前、何ていうの?」
「りなです!」
「りな!俺、優!」
その優と名乗った人は
よく見るとめっちゃイケメン!!
:12/12/17 09:13
:PC
:MX1RygFY
#38 [主]
…あれ?
何だろう、これ。
何かちょっとキュンってした。
その日は名前を知っただけで
すぐ寮に戻った。
またみんなで呑んで部屋でしずと語った。
でも優の事は言わなかった。
:12/12/17 09:16
:PC
:MX1RygFY
#39 [主]
次の日の朝。
早く寝たから早く起きた。
海に行ってまた黄昏れた。
サーフィンしてる人が多かった。
何か黄昏れると色々思い出す。
レン…。
いつか、あんたの事
思い出に出来るんかな…。
あんた以上なんで居るのかな。
:12/12/17 09:20
:PC
:MX1RygFY
#40 [主]
その日も仕事終わり
優と話してた。
「優くんはこの辺に住んでんの?」
「うん。すぐそこだよ」
「ふーん。毎日波乗ってるの?」
「そうだな。年中やってるな。
1日の始まりと終わりにやんなきゃ
普通にすごしてるだけでつまんないし」
:12/12/17 09:24
:PC
:MX1RygFY
#41 [主]
「へぇ〜」
「りなは何で海の家でやってるの?」
「ん〜あたしも普通が嫌だったから!
海も好きだし!!」
「そっか!」
それからしばらく話して
しずに呼ばれた。
:12/12/17 09:26
:PC
:MX1RygFY
#42 [主]
そしてその日寝る時
しずに言われた。
「今日のナンパ〜?
めずらしいじゃん!
ナンパされて話すの」
「ナンパじゃないよ!!」
「ナンパ以外海での出会いないでしょ」
「ん〜ナンパとかじゃ
なかったんだよな…」
:12/12/17 09:29
:PC
:MX1RygFY
#43 [主]
あたしは優と出会った時からの
話を軽くした。
「へぇ〜何か凄いね!」
しずは全部聞き終わってから言った。
「え、なにが?」
「何か不思議な出会いじゃん?
まず、りなが泣く事が想像つかないじゃん」
すじは真顔で言った。
:12/12/17 09:32
:PC
:MX1RygFY
#44 [主]
確かにあたしはもう何年も
人前で泣いてない。
変なプライドがあるんだと思う。
「そんで優くん?が偶然居たって
…運命じゃん!!」
ニヤニヤして天井を指差した。
「…アホ臭。
あのね、キュンってしたのは確か。
でも今までこんなのいっぱいあった。
その度付き合ってみたりしたけど
どれも好きになれなかったし」
:12/12/17 09:36
:PC
:MX1RygFY
#45 [主]
あたしは今まで3年間
好きな人居ないって言ったけど
彼氏も居なかった訳じゃない。
いいな、って思う人もいた。
それで、いいな、って思う人と
付き合ってみたりもした。
でもどの人も好きになれなかった。
何でだろうって思って
たどり着いたのが…。
追われるより追いたい。
:12/12/17 09:39
:PC
:MX1RygFY
#46 [主]
いいな、って思った人で
付き合うきっかけは
全部向こうからの告白だったり。
それで「りな〜りな〜」だと
飽きちゃう。
じゃ、あたしのタイプって…。
と考えた時にたどり着いたのは…。
冷たい人、クールな人
女に興味がない人。
とか、そんな感じ。
:12/12/17 09:42
:PC
:MX1RygFY
#47 [主]
それを色んな人に話すと
女は大体否定する。
「絶対愛されてた方がいい」
そんなの分かってる。
でも1回このような男で
傷つかない限りそれは分かんない。
タイプってそんなもんでしょ?
ってあたしは思う。
:12/12/17 09:44
:PC
:MX1RygFY
#48 [主]
でも実際そんな男居なくて
ましてや、ここは海。
海で出会いを求めてるなら
出会う可能性は…ほぼ0%。
話はズレたけど
だから、あたしはきっとこれから
好きな人は出来ないと思う。
だからせめて
キュンキュンしたいだけ。
:12/12/17 09:47
:PC
:MX1RygFY
#49 [主]
それから何日かして
毎日のように優に会っていた。
ある日、久々に夜9時くらいに
海に行ったら優が居た。
「りな?」
そう声をかけられて見たら優だった。
「優?何してんの?」
「何となく散歩してた!!」
:12/12/17 09:50
:PC
:MX1RygFY
#50 [主]
そして優は隣に座って言った。
「夜会うの久々だな。」
「初めて会った日以来だよね」
「あぁ!そうだな」
「…あの日なんで
あたし泣いてたんだろう」
「何で泣いてたの?」
「ふっ。やっぱ直球だよね」
:12/12/17 09:52
:PC
:MX1RygFY
#51 [主]
「知りたい事は知りたいんだもん!」
「ん〜思い出したら言うわ!」
「…嘘でしょ?
忘れて何かないでしょ?」
「…は?忘れたよ」
「じゃ何で泣いてたの?」
「分かんない!
泣きたくなったんじゃん?」
:12/12/17 09:55
:PC
:MX1RygFY
#52 [主]
「泣くくらいの理由があったのに
忘れないよ、絶対。
りなは忘れるくらいの内容で
泣いたりしないよ」
「……」
「話したくないなら別だけど」
「話したくないとかじゃない」
「はなして楽になる事もあるんだよ」
「…やっぱ話したくない」
「は!!? 何だし〜言えやコラ!」
そう言ってくすぐって来た。
:12/12/17 09:58
:PC
:MX1RygFY
#53 [主]
「待った待った!!!
言う言うから〜!」
「うん」
「でもな〜…ひかないでね」
「うん。ちゃんと聞くよ」
優はあたしの顔をまっすぐ見て来た。
「あの日は元カレの命日だったんだ」
ゆうはそれからずっと「うん」って
聞いてくれてた。
:12/12/17 10:01
:PC
:MX1RygFY
#54 [主]
今見たら誤字脱字多いですね…。
気をつけます…。
適当にレンの事を話し終わって
何となく思った。
あたし何で会って1週間位の人に
こんな事話してるの??
話し終わって優に言った。
「あ、ごめん。こんな事話して。
何か暗くなっちゃったね〜」
:12/12/18 07:06
:PC
:gEg.dA5U
#55 [主]
優は少し黙って海を見ながら言った。
「お前…見かけによらず
苦労してるんだな!!」
「見かけによらずって!!!」
「あはは〜!
話してくれてありがとう♪」
そう悲しそうに笑った優を見て
何か悲しくなった。
:12/12/18 07:08
:PC
:gEg.dA5U
#56 [主]
「じゃ〜…」
「ん??」
「…明日も仕事だろ?
そろそろ帰るか」
優は悲しそうな顔のままだった。
何か言いたそう。
「ねぇ!何か優も言いたいんじゃないの?」
あたしは思い切って言った。
:12/12/18 07:11
:PC
:gEg.dA5U
#57 [主]
「…お前人の事直球とか言って
りなも結構直球だぞ!?」
「だって知りたい事は聞く!!
って誰かが言ってた気がしてさ」
そんなあたしを見て優は一瞬
何かを考えた気がした。
「じゃ…明日9時にこの時間ね」
「え!!分かった…」
「絶対来いよ!!?」
:12/12/18 07:13
:PC
:gEg.dA5U
#58 [主]
そう約束をして
あたしたちはバイバイした。
明日か…。
何の話するんだろう。
ちょっとドキドキしながら
次の日になった。
その日は朝からめっちゃ忙しかった。
だいだい海の家は9時から。
まぁ9時に入ってくる人は
ほとんど居ないけど。
:12/12/18 07:16
:PC
:gEg.dA5U
#59 [主]
どもその日は結構多かった。
しかも8時半過ぎに
10人以上の団体が来た。
皆いかつい男でかなり若い。
団体はさっさと着替えて
テーブルに座り飲み物を頼んだ。
そんで少し…いや、かなり
態度が悪かった。
「ビールいっぱいちょうだい」
感じ悪く言われて
女の子何人かで持って行った。
:12/12/18 07:19
:PC
:gEg.dA5U
#60 [主]
そして人も入って来て
まじ忙しい。
しかもその日に限って
常連さん?の松田さんが居た。
松田さんはまじで厄介。
ただのジジイのくせに
全身真っ黒で女の子ナンパして
上手く行かないと八つ当たり。
まぁ上手く行く訳がない。
だって持ち帰ろうとするんだよ!?
もしあたしがナンパされたら
シバキ倒すよね。
:12/12/18 07:22
:PC
:gEg.dA5U
#61 [主]
従業員は1番気を使う人で
ほとんど店長に任せてる。
お昼過ぎて
忙しさもピークの時
松田さんが機嫌悪かった。
どうやら、また失敗らしい。
そしてなぜか店長は
あたしにこう言ったのだった。
「ちょっと松田さん任せていい?」
…はぁ〜!!!!?????
:12/12/18 07:25
:PC
:gEg.dA5U
#62 [主]
「無理です。」
あたしは丁寧に断った。
でも店長は諦めない!!
「お願い!俺すぐ戻るから!!」
めっちゃ押されてあたしは
渋々松田さんのところに行った。
「こんにちわ〜…」
:12/12/18 07:26
:PC
:gEg.dA5U
#63 [主]
松田さんは
何だお前?見たいな目で見た。
「い…一緒に呑んでいいですか…?」
「…座れ」
いや、帰らせて?
心の中でそう呟きながら
あたしはそぉ〜っと隣に座った。
「「………」」
ナニハナセバイイノ?
:12/12/18 07:29
:PC
:gEg.dA5U
#64 [主]
「あたしの事覚えてますか?」
「…知らん!!!」
あたしの顔をちらっと見て言った。
「ですよね〜…あはは…。
ビール好きなんですか?」
「ビールしか呑まん!」
「へ…へぇ〜!!あたしもビール好き!」
まじ必死だった。
:12/12/18 07:31
:PC
:gEg.dA5U
#65 [主]
「お前も呑め」
しばらくしてから
初めて松田さんが言ってくれた。
あたしは乾杯してガブガブ呑んだ。
「お前酒強いのか?」
「多分この店で1番強いです!」
「俺も前は強かったんだぞ?」
それから何とか話した。
やっぱだんだん弱くなっていきますよね〜
とか地雷を踏まないように必死。
そしてマジで相談された。
:12/12/18 07:34
:PC
:gEg.dA5U
#66 [主]
女の子が好きなんだけど
どうしたらいい?って言われた。笑
うん、あの時のあたし良く頑張った。
何だかんだ仲良くなって
店長が戻って来た。
そしてあたしは仕事に戻った。
皆に「本当にお疲れ」って言われ
泣きそうになりながら仕事した。
:12/12/18 07:36
:PC
:gEg.dA5U
#67 [主]
そして団体の一部に
声をかけられた。
「お姉ぇ〜さん!
こいつが連絡先知りたいんだって!」
「あはは〜ありがとうございます」
笑って誤魔化し他の所に行こうとしたら
また言われた。
「連絡先とか教えちゃダメなの?」
「じゃまた来てくれたら〜」
そう言って裏に行った。
:12/12/18 07:56
:PC
:gEg.dA5U
#68 [主]
「りなどうした?疲れてる?」
シンくんが声をかけてくれた。
それだけで神に見えた。
「う〜ん今日疲れたかも」
「夏バテ気をつけろよ〜?」
まじで神だった。
あの時は本当に助かった。
でもその後も団体はしつこかった。
:12/12/18 07:59
:PC
:gEg.dA5U
#69 [主]
あたしはミユちゃんと
一緒に休憩入って
違う海の家でご飯を食べて
戻ってくる時…。
「ねぇ〜やっぱさっきの奴
お姉さんの連絡先知りたいって!」
しつけぇ〜。
:12/12/18 08:01
:PC
:gEg.dA5U
#70 [主]
まぁ海の家で働いてると
皆そんなの慣れっこで
あたしもかわした。
でもしつこくてしつこくて…。
「じゃ来週来たら教えてくれる〜?」
「てかそんな知れたいんだったら
本人が言ってこいやって話ですよね☆」
あたしは優しく満面の笑みで言った。
…つもりだった。
あたしとミユちゃんは
そのままスタスタ歩いた。
:12/12/18 08:04
:PC
:gEg.dA5U
#71 [主]
「じゃさ!!
俺が知りたいって言ったらいい?」
「…また来てくれたら〜」
そう言って仕事に戻った。
そして店長が
松田さんのお世話してくれたから
早めに上がっていいよ。
って言われてあたしはいつもの所で
一人黄昏れてた。
今日は疲れた〜…!!!!!
:12/12/18 08:06
:PC
:gEg.dA5U
#72 [主]
「りな?」
振り向くとシン君が居た。
シン君はニコッと笑ってた。
「今日はお疲れさま」
「ありがと〜!!!」
「疲れたんじゃない??」
「ん〜そうでもないよ」
それからシン君は
隣に座って一緒に黄昏れた。
:12/12/22 12:20
:PC
:gGlWM18Y
#73 [主]
「もうずぐ8月だね」
あたしは海を見て言った。
「そうだな。りなは海好きなの?」
「海好きだよ!!
将来海の近くに住みたいくらい」
「よっぽど好きなんだな!!」
そう言って笑い合った。
:12/12/22 12:24
:PC
:gGlWM18Y
#74 [主]
そして人も減ってきて
あたしたちは寮に戻った。
ご飯を食べ終わって
あたしはそーっと海に向かった。
いつもの場所に座って優を待った。
「ごめん、遅くなった!!」
しばらくして優は息を切らして来た。
何か一生懸命な所に笑えた。
最初はくだらない話をして
あたしの恋愛観を話したりした。
:12/12/22 12:27
:PC
:gGlWM18Y
#75 [主]
「りなは元カレ死んだって言ったじゃん?
今はどうなの?」
「最初はやっぱり病んだけど今は
全然引きずったりはしてないよ!」
「引きずらなくなった理由は?」
「あたしめっちゃ性格悪くなるけど
聞きたい??笑」
「うん」
:12/12/22 12:29
:PC
:gGlWM18Y
#76 [主]
「全部アイツのせいにした」
「どういう意味?」
「アイツさ、死んだの自殺なんだ。
だから『お前何勝手に死んでるんだ』
って思うようにした。
その方が自分が楽なんだよね」
「そっか」
あたしは自分が弱いから
逃げていたんだと思う。
怒りさえ覚えるようにした…。
:12/12/22 12:32
:PC
:gGlWM18Y
#77 [主]
「だってさ、嫌いになっちゃった方が
先に進めるし!!
まぁあたしが弱いからだね」
「りなは強いよ」
「そんな事ないよ!」
「そう思ってるのはりなだけだよ。
17歳で背負うには重すぎたね。
だからいっぱい我慢して来たと思う」
「あたし我が儘だよ〜?」
「知ってる。笑」
:12/12/22 12:36
:PC
:gGlWM18Y
#78 [主]
2人で笑い合ったあと
あたしは優に聞いた。
「優は、どんななの?」
「…俺はね〜結構エグイよ?」
そう言って笑っていた。
「俺の家族皆火事で死んだんだ」
:12/12/22 12:39
:PC
:gGlWM18Y
#79 [主]
………はい?
優は遠くを見つめてこう話した。
優はかなりグレてた時期があったらしい。
そしてある日家族で出かけるって
用事があったらしいんだけど
勿論すっぽかして
友達と悪い事をしていたらしい。
そしてその日だったらしい。
家が火事になったのは。
時間は「この時間には出かけるから」
って言ってた30分くらい後だったらしい。
「俺最低だよな。
家族より友達を選んだ。
あの日何の用事があったのか
凄ぇ気になる。
何であの日友達の所に行ったのか
あの頃の俺をぶっ飛ばしたい」
:12/12/22 12:48
:PC
:gGlWM18Y
#80 [主]
「普段は外に出るのすら
面倒臭くて家にこもったり
ツレ呼んだりしてたのに
出かけるって言われて
普段そんな事言わないから
無理矢理連れ出されそうで
嫌だったんだよな。
俺最低だよな。」
何も言えなかった。
:12/12/22 12:52
:PC
:gGlWM18Y
#81 [主]
そして遠くを見つめて言った。
「行かなくても部屋に居れば良かった。
そしたら、俺も…」
「いい訳ないじゃん!!」
何となく自然に言葉が出た。
優はあたしを見て笑った。
「やっぱ、りなは優しいね」
「優しくないよ…全然」
:12/12/22 12:55
:PC
:gGlWM18Y
#82 [主]
火事は隣の家のが移ったらしい。
7件全焼して何人か亡くなった。
新聞にも載ったらしい。
「その火事の後
皆に同情の目で見られて
凄ぇ嫌だったんだ。
だから引っ越して来た。
それからこんな話したの
りなが初めてだよ。何でだろうな」
優は悲しそうに笑った。
:12/12/22 13:00
:PC
:gGlWM18Y
#83 [主]
「今だから言える。
家族は本当に大切だって。
まっ、俺が言っても
説得力ないな!!」
「そんな事ないよ。
話してくれてありがと」
「…俺、あの日の事
一生後悔する。
なんでもっと早く
素直になれなかったんだろ。
何で身近な人をもっと
大切にできなかったんだろう。
当たり前すぎて分かんなかった。
近すぎてうざかった。
後悔がおっきすぎるな」
:12/12/22 13:04
:PC
:gGlWM18Y
#84 [主]
「後悔なんて付きもんだし
当たり前の事じゃん?
前を向け何て言えないし
絶対に思わない。
向き合って行こうよ。
って、あたし何様だよね」
そう言って少し笑ったら
「そんな事言われたの初めて」
って優も少し笑った。
「言ってやりたい事も
してやりたい事も
山ほどあるのに届かないんだな…」
「…あっ!!!!
言ってやりたい事海に叫ぼ!笑」
:12/12/22 13:08
:PC
:gGlWM18Y
#85 [主]
あたしは急に思って
優に提案したら笑って
「賛成!」と言った。
あたしはビーサンを脱いで
裸足で海まで砂浜走った。
優は後ろからついて来て言った。
「俺言いたい事もいっぱいある!
親孝行だってしてやりたい!
こんな息子でごめん。
…産んでくれて育ててくれて
ありがとうございました。
オカンとオヤジの子供で良かった」
:12/12/22 13:16
:PC
:gGlWM18Y
#86 [主]
最後は声を震わせながら言ってた。
しばらくして優はあたしに言った。
「次、りなだよ」
あたしは先の見えない海に向かって
初めて気持ちを出した。
「何で置いて行ったの?
勝手な事してんじゃねぇよ…。
約束守るって言ったじゃねぇか。
ふざけんな、マジで…。
あたしは前に進むからね。
色んな初めてをくれてありがと。
大好きだったよ。…ばいばい」
:12/12/22 13:24
:PC
:gGlWM18Y
#87 [主]
確かこんな事を言った気がする。
こんな青春みたいな事をして
最後は優とくだらない話をして
その日は帰った。
今まで付き合ったりして
正直レンと比べてる所があった。
忘れるなんて出来ない。
そっと心に閉まっとくから
あたしは前に進むよ。
そう決めた10代最後の夏が始まった。
:12/12/22 13:27
:PC
:gGlWM18Y
#88 [主]
忙しさもピークの頃
あたしは1日休みを貰えた。
「りなは休みとかあるの?」
「明後日休み貰った!!」
いつものように黄昏れてた時
優に言われた。
「まじで!?
行きたい所あるんだけど
一緒に行かない??」
「え!行きたい!!どこ?」
「ソレは内緒だよ♪」
:12/12/25 21:19
:PC
:i7fCtBhw
#89 [主]
その日の夜
しずにその話をした。
「へぇ〜良い所までいってるじゃん」
「別にそんなんじゃないよ」
「あのさ!!!!りなは自分の気持ちに
嘘つき過ぎだよ!実際どうなの?」
「……分かんないんだよね」
本当に分かんないんだもん。
今まで気になるって思っても
付き合ったりしたらすぐ冷めるし
また同じ事繰り返しそうで怖い。
:12/12/25 21:23
:PC
:i7fCtBhw
#90 [主]
もしかしたら
そう思い込もうとしてるだけなのかも。
それは自分でも分からない。
しずはため息を吐いて言った。
「好きって感情が分からないって事ね」
「…そういう事です」
「でも良いんじゃない?失敗しても。
だってりなは1回恋愛出来てるんだもん。
失敗は何回もするもんじゃん?」
「でも…優には同じ事したくない。
今までみたいに傷つけたくないから」
「それってさ…今までの男とは
何か違うって事じゃないの?」
:12/12/25 21:27
:PC
:i7fCtBhw
#91 [主]
「それはあたしでも気づいてるよ。笑
でも、それは多分連絡を取ってないから。
優さ、連絡マメじゃないんだよね。
これでマメな奴だったら冷めてる!」
そんな事を言って笑った。
あたし何様だよな、本当。笑
そして次の日。
今日で連勤が終わる!
明日はやすみだ!
って思ったらやる気が出た。
:12/12/25 21:31
:PC
:i7fCtBhw
#92 [主]
その日はいつも通り忙しくて
でも、疲れは感じなかった。
「お姉さん♪」
後ろから気持ち悪い声が聞こえた。
見るとこの前のしつこい奴。
一気に鳥肌がたった。
「あ、ども〜」
「冷たくね!?」
あたしは無視して仕事を続けた。
そしてしばらくすると
あたしの地元の友達が入って来た。
男女6人くらいだったかな?
:12/12/25 21:36
:PC
:i7fCtBhw
#93 [主]
「りな!?やっと見つけた〜」
「お前!探したんだぞ」
「焼けたね〜」
皆に一斉に話しかけられた。
あたしはビックリして思考停止。
「…え?え?何で分かったの?」
「先輩達が言ってたんだよ!
だから来たくなって探した」
:12/12/25 21:38
:PC
:i7fCtBhw
#94 [主]
あいつ等…。
あたしは地元で仲良い人は
タメの女一部と
先輩の男しか居ない。
だから先輩には言っていたけど
来るんだったらてめぇ等が来いって思った。
「じゃ、先輩達は居ないの?」
「ん〜もう少しで来るんじゃないかな?」
「え…来るの?」
来られても困る。笑
:12/12/25 21:41
:PC
:i7fCtBhw
#95 [主]
だってその先輩の中には…。
「りな!!」
「マムさん…」
あたしが半年くらいから
ずっと気になってたマムさんが居るから。
あたしとマムさんが出会ったのは
地元の新年会での事。
:12/12/25 21:44
:PC
:i7fCtBhw
#96 [主]
あたしは知らない中に混ざって
幼なじみで地元で仲良い亜紀と
一緒に恥じっこの方で居た。
その時何人かは知ってたから
その知ってる人たちの中で
話してたらマムさんが絡んで来た。
「りなちゃ〜ん」
「ごねんなさい、誰?」
「俺ね、りなちゃんに会うの
3回目くらいだよ?」
:12/12/25 21:47
:PC
:i7fCtBhw
#97 [主]
「あ、そうですか」
そんな感じで流した。
その後は特に何も話さず
その日は帰った。
それから1ヶ月も経たない事
また亜紀と遊んでたら
先輩から電話来て合流した。
迎えに来てくれて
仲のいい龍也君の車で
ボーリングに向かった。
:12/12/26 11:18
:PC
:nF3XsMLQ
#98 [主]
その時マムさんも居た。
車はマムさん、あたし、先輩
って並んで乗っていた。
その時先輩に
「ごめんね、りなちゃん」
って言われて肩を組まれた。
そして引き寄せられて言われた。
「りなちゃん可愛いね〜!
まむが気に入ったらしいから
俺ヤキモチ妬かせてる〜」
みたいな事をふざけて言った。
:12/12/26 11:21
:PC
:nF3XsMLQ
#99 [主]
それを言ったのはユウマ君。
あたし達の地元で知らない人は居ない。
そしてその日のボーリングは
ユウマ君とマムさんが
ずっとふざけてて本当に楽しかった。
それから少しして亜紀に言われた。
「マムさんりなの事
めっちゃ気に入ったらしいよ」
「マジで?ウケる〜」
:12/12/26 11:25
:PC
:nF3XsMLQ
#100 [主]
あたしは本当に興味がなかった。
だからどうでも良かった。
それからも
マムさんとかの話は出てたけど
会う事もなく、ノリで
「あたしがマムさんのアドレス
聞いたら喜ぶかな〜」
とかいって笑ってた。
そして仕事中亜紀から
急にマムさんのアドレスが
送られて来た。
:12/12/26 11:27
:PC
:nF3XsMLQ
#101 [主]
「これマムさんのアド♡」
あたしは止まった。
速攻亜紀に電話した。
「何で?!」
「この前マムさんのアドレス
知りたいって言ったじゃん!
だから信也に聞いた♡」
信也君は亜紀の彼氏ね。
マムさんとかと同じグループ。
「お前まじふざけんな。
あたしが知りたいって
いったみてぇじゃねぇか!!」
:12/12/26 11:30
:PC
:nF3XsMLQ
#102 [主]
「ごめんごめん!!!!
でもマムさん喜んでたって♡」
沢山文句言ってやりたかったけど
仕事中だったし切った。
マムさん喜んでたって…
連絡しなきゃダメじゃん。
その日夜に連絡した。
「りなです。急にすみません」
本当あっさりした内容。
:12/12/26 11:33
:PC
:nF3XsMLQ
#103 [主]
何時間か後連絡が返って来て
しばらく連絡取ってた時言われた。
「俺来月試合あるんだ!!
良かったら来てくれない?」
マムさんはあるスポーツをしていて
1ヶ月半後の試合に来てほしい
って言って来た。
まぁ皆行くだろうしいいか。
そんな感じでオッケーした。
:12/12/26 11:36
:PC
:nF3XsMLQ
#104 [主]
そしていよいよ
試合を1週間後に控えた
ある日曜日。
あたしが仕事の人たちと呑んでたら
亜紀から連絡が来た。
「は〜い?どした?」
「りな〜俺!!」
まさかのマムさんだった。
「え?どうしたの!?」
「今何してるの?」
「○○で呑んでる」
:12/12/26 11:38
:PC
:nF3XsMLQ
#105 [主]
「まじか。帰ってくる?」
「終電で帰るよ」
「俺たちさ皆で居るから
りな合流しようよ!!」
「え〜いいけど着くの遅いよ?」
「大丈夫!!俺が迎えに行く!!」
「じゃ今から帰るわ」
なぜかあたしは終電ではなく
早めに電車に乗った。
:12/12/26 11:40
:PC
:nF3XsMLQ
#106 [主]
そして迎えに来てくれて
あたしたちは車で
夜中までやってるヤンキーが集まる
ゲームセンターに行った。
その時あたしのために
色んな物を取ってくれて
けなげで可愛いと思った。笑
そして皆が車のゲームで
対戦中、龍也君に言われた。
:12/12/26 11:42
:PC
:nF3XsMLQ
#107 [主]
「最近どう?」
「なに急にw普通だよ」
「そう言えば来週行くでしょ?」
「うん!龍也君も行くっしょ?」
「行くよ〜あのさ、多分
マム試合に勝ったら
りなちゃんに告るっぽいよ」
「まじで!?うける」
「だからちゃんと考えてやって」
:12/12/26 11:45
:PC
:nF3XsMLQ
#108 [主]
そう言ってその話は終わった。
その後あたしがUFOキャチャーを
見てたらマムさんに言われた。
「これ欲しい?」
「可愛い」
「俺が取ってやるよ!!」
「え!!!いいよ!」
「大丈夫!俺上手いから」
そう言って本当に取ってくれた。
:12/12/26 11:47
:PC
:nF3XsMLQ
#109 [主]
そしてその日は家の前まで
送ってくれてバイバイした。
それから1週間あたしは
マジで考えた。
勝ったら告るかも…って。
色々考えた末に「なしだな」って思った。
そして試合当日。
まぁ、話すと長くなるけど
結果は負けた。
そして試合が終わった時来て
皆に謝っていた。
「りな、まじごめん!!
せっかく来てくれたのに
負けちゃって本当にごめん!」
:12/12/26 11:51
:PC
:nF3XsMLQ
#110 [主]
「全然!!楽しかったし!」
「年末もあるから絶対来て!!」
「分かった〜」
そして試合を見ていて思った事。
『あ、アリだな』
何かめっちゃかっこ良かった。
顔も性格も全然タイプじゃない。
性格なんて真逆がタイプだと思った。
でも、何か気になった。
その日の打ち上げは
本当に楽しくて笑いっぱなしだった。
:12/12/26 11:54
:PC
:nF3XsMLQ
#111 [主]
その打ち上げでも
「この人いいかも」
って思った時はいっぱい会った。
でも長くなるからそれは省くね。
あたしはそれから結構
気になっていたかも。
でも、なぜか全然連絡がなくて
意味が分からなかった。
「マムさんから連絡ないんだけど何で?」
亜紀に会う度言ってたかも。笑
:12/12/26 11:56
:PC
:nF3XsMLQ
#112 [主]
耐えきれなくなって
1回あたしから連絡した。
電話したら出なくて
少ししたら折り返して来た。
「ごめん!今気づいた」
「たいした事じゃないんだけど
暇だったから連絡してみた!」
最初はくだらない話して
笑い合った。
:12/12/26 11:58
:PC
:nF3XsMLQ
#113 [主]
「てか、遊ぼうよ!」
あたしはめっちゃ
勇気出して言った。
「そうだな!
でも俺今めっちゃ忙しくて
友達ともあんま遊べてないんだよ」
友達優先、萌。って思った。笑
「そうなんだ…じゃしょうがないね」
「りなの為に時間作る!!」
その言い方が可愛くてさらに萌えた。笑
:12/12/26 12:01
:PC
:nF3XsMLQ
#114 [主]
「マジで!!いつでも誘って!」
「うん!でもぶっちゃけ
りなの事誘いずらいんだよね」
「え、何で?」
「りな仕事忙しいじゃん?
しかもあれたちが遊ぶって
ほとんど夜だからさ…」
「全然いいのに」
:12/12/26 12:03
:PC
:nF3XsMLQ
#115 [主]
こいつ気使ってたのか?
「それでりなが遊べなかったら
俺も嫌だしさ…」
めっちゃ可愛くない?!
今までクールな人が好きとか
あたし嘘ついてたじゃん!!
ま、誘ってね。
みたいな感じで電話を切った。
でもそれから今まで連絡はなかった。
マメに連絡来たら冷めるし
マメじゃなさすぎるのもやだ。
あたしは凄い我が儘だと思う。
:12/12/26 12:07
:PC
:nF3XsMLQ
#116 [主]
そして海の家で久しぶりに会った。
「久しぶり」
と二コっと笑った笑顔は
あたしが知ってる顔だった。
「久しぶり。何で連絡しないの?」
ちょっとキレ気味で言った。
でも目は合わせられなかった。
皆は前マムさんが試合に勝ったら
あたしに告るって言ってた事も
あたしが少し気になってた事も
全部知ってる。
:12/12/26 12:10
:PC
:nF3XsMLQ
#117 [主]
そして、あたしに連絡しない間
マムさんに何があったのかも。
何も知らないで被害者ぶってたのは
この時あたしだけだった。
「ごめんな。ごたついてた」
その言葉にイラッとした。
「ごたついてた?
いつも忙しいとかさ…。
連絡くらいできなぇのかって思うわ」
何でこんな事を言ったのか分からない。
ただ、無性に苛ついた。
そして何より泣きそうになった。
:12/12/26 12:14
:PC
:nF3XsMLQ
#118 [主]
おかしいな。
マムさんから連絡来なくて
もういいや。って思って
ここで優に出会って
ちょっといいな、って思ったのに
またマムさんに会って
あたにの気持ち分からなくなってる。
あたし恋愛出来ないんじゃない。
ただ傷つく事が怖くて逃げてたんだ。
「りな、ちょっと話せる?」
龍也君があたしに言った。
店長を見たら何かを察したように
頷いて笑ってくれた。
:12/12/26 12:17
:PC
:nF3XsMLQ
#119 [主]
「5分だけなら」
「すぐ終わるから。
りな、マムの話聞いてやって。
何があったのか本人の口から。
終わった後でいいから」
「話…?分かった」
その日は皆あたしの海の家に居た。
マムさんとは気まずかったけど。
そして終わってあたしは
マムさんに呼ばれた。
:12/12/26 12:20
:PC
:nF3XsMLQ
#120 [主]
「ごめんな、りな。
俺、ずっと元カノから
連絡来てて監禁状態だった」
マムさんはそう言って笑った。
…は?何言ってるの、この人は。
「分かれて1年くらい経ってたんだけど
試合終わった位から連絡来てて
最後って約束で会ったんだよ」
マムさんが話した内容は
可哀想って言うより、恐怖。
:12/12/26 12:23
:PC
:nF3XsMLQ
#121 [主]
会って帰り際
「分かれたら死ぬから!」
って言われたらしい。
そして家に居ても
マムさんの携帯が鳴るたびに
女だと思い込んで
包丁で自分の腕を切ったらしい。
もちろん、携帯もチェックされてて
あたしの事を警戒してたとか。
だから皆に「りなには言わないで」
って言ってたらしい。
:12/12/26 12:26
:PC
:nF3XsMLQ
#122 [主]
最後に
「もうちゃんと分かれたよ」
って笑顔で言った。
「どうやって分かれたの?」
「何か急にキレて
家飛び出して別れてって言われた。
俺が振られたわ!!!!」
めっちゃ笑ってた。
手叩いて爆笑してた。笑
「ごめんな。連絡出来なくて。
俺もともとマメじゃないしさ。
でもこれからはちゃんとするよ!」
:12/12/26 12:30
:PC
:nF3XsMLQ
#123 [主]
申し訳なさそうに言った。
「別に…毎日じゃなくていい」
そんな感じで仲直り?した。
そしてその後は久々に
地元で呑みに行った。
めっちゃ楽しくてまじ酔っぱらった。笑
「おい、お前酒持って来い!」
とか言ってた。笑
:12/12/26 12:33
:PC
:nF3XsMLQ
#124 [ネタ民]
暇人必見(`・ω・)
こんにちはーネタ民です!
早速ですが、ネタ板にネタがないという非常事態!!!あなたの隠し持っている爆笑ネタを打ち明けてはどうですか!?内気な引っ込み思案な方でも、その独特な個性が魅力的☆ゲイもいるので仲間もできちゃう?!☆
ネタ板にはイケメンやセクシーな女ネタ民が勢揃いだよ・+(*゜∀゜*)+・
みんなでネタ板を盛り上げていきましょーう♪真面目キャラのコメンツも最高ですねー気楽にお越しくださいましー+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚:.。+゚
あなたという人材が必要です
bbs2.ryne.jp/t.php?b=zzz
:12/12/27 13:36
:SH003
:ySgV.MJQ
#125 [主]
そして何時間か後
あたしは酔いも冷めて
普通に楽しめた。
そして…気づいた。
あ、明日、優…。
ソッコー携帯チェックしたら
連絡が来ていた。
「明日3時ね」
あたしは何もなかった様に
返事して朝まで呑んだ。
:12/12/28 12:06
:PC
:gBOG2lK6
#126 [主]
その日帰り際に
マムさんに言われた。
「また今週末来るから!」
「分かった〜」
「他の男について行くなよ」
「さぁ〜ね。また来週ね」
そんな感じで皆帰って行った。
久々の地元楽しかった。
そして寮に帰って
何よりも先に眠りについた。
:12/12/28 12:09
:PC
:gBOG2lK6
#127 [あああ]
あげー
:12/12/31 17:19
:beskey
:ipbHMIa2
#128 [主]
あげありがとうございます。
次の日優は車で迎えに来た。
あいさつをして
車乗り込んで言われた。
「さて、行くか」
「どこ行くの?」
「内緒だよ!ちょっと最初
どっかで飯でも食うか!!」
そんな感じで出発した」
:13/01/04 16:43
:PC
:hO/MPC5g
#129 [主]
「りな昨日何してたの?」
「え?昨日?」
何してたか本気で忘れて
まじで思い出そうと頑張った。
「昨日いつもの場所に居なかったから
なんかあったかなって思って」
「…あ!!!地元の友達が来てて
そのまま皆で呑みに行ったの」
「そうなんだ!
りなの地元ってどんな奴居んの?」
:13/01/04 16:46
:PC
:hO/MPC5g
#130 [主]
そっから色んな話をした。
先輩の話や親友の事。
優は興味津々に聞いてくれた。
「地元って良いよな。
仲悪い奴も居るの?」
「居るよ〜!!
1こ上の女は誰一人仲良くない!
でも男が仲良いからいいけど
地元では働けないもん!笑」
:13/01/04 16:50
:PC
:hO/MPC5g
#131 [主]
「はは〜!!
どんだけ悪い事してんの!」
「してないよ!!
見た目通り清純派♥」
そんな感じで笑いながら
イタリアンに行った。
優はくだらない話をしながら
本気で楽しめる。
その時再確認した。
「よし、行くか!!」
優の言葉で立ち上がって
車に乗り込んだ。
:13/01/06 09:39
:PC
:BcVeuqaA
#132 [主]
「ねぇ〜そろそろ
どこ行くか教えてよ!」
「ん〜まだダメ」
「まさか…心スポじゃないよね?」
「さぁ〜?どうでしょう」
そして車は山道に入って行った。
本気で怖くて泣きそうだった。
「まさか…あたしを捨てないでね?」
「はは!!!どういうことだし!」
「こんな山道にあたし捨てないでね!!?
何か恨みがあるなら謝るから!!」
まじ必死だった。
:13/01/06 09:43
:PC
:BcVeuqaA
#133 [主]
そしてたどり着いたのは…。
「えーーーーー!!!!!!!
すっげぇーー!!!」
めっちゃ奇麗な夜景だった。
「何これ!!めっちゃ奇麗!!」
「そんな喜んでくれるとは
思わなかったわ!!笑」
「本当ビックリ!!
何でこんな洒落た事してんの!」
「俺カッコ良くね!?」
優は照れたように笑らった。
:13/01/06 09:47
:PC
:BcVeuqaA
#134 [主]
「ありがとうね!!」
本当に嬉しかったし
あんな奇麗な夜景は
今までで最初で最後だった。
そしてしばらくして
急に言われた。
「昨日地元の奴来てたって
さっき言ってた人とか居たの?」
「え?先輩とか?居たよ」
「ふ〜ん、そうなんだ♪」
「急になんで〜?」
:13/01/06 09:51
:PC
:BcVeuqaA
#135 [主]
「いや、りなの地元で
仲良い奴らってどんな奴なんだろ
ってちょっと思ってさ」
「めっちゃ馬鹿だけど
本当にいい奴ばかだよ!!」
「へぇ〜何かりなってあんま
心開かないイメージだけど
そんな言う奴らって
どんなんか聞きたい!!」
「ん〜タメは女しか仲良くなくて
本気で言いたい事言えるし
逆に言ってくれるんだ!!」
:13/01/06 09:55
:PC
:BcVeuqaA
#136 [主]
「多分連絡取らなくなる事は
ないと思うし、何かあっても
絶対ずっと友達だと思う」
「それ凄ぇな!!」
「でしょ!!
先輩は凄い可愛がってもらってる!
『可愛い後輩もって幸せだな!!』
ってよく言い合ってる!笑
昨日来てた先輩は特に仲良いから
久々に呑みに行ったの!」
:13/01/06 09:59
:PC
:BcVeuqaA
#137 [主]
「そうなんだ!!
いい奴らなんだろうな」
「うん!!あ!写真あるよ」
そう言って見せた。
「うわ!いかつくね!?」
「見た目はね!!
この人は〜…」
それから色々説明した。
:13/01/06 10:05
:PC
:BcVeuqaA
#138 [主]
「この人はユウマ君で
地元でめっちゃ有名!
凄い面白いんだよ!!」
「へぇ!」
「この人は龍也君!
中学の先輩で凄い優しい!
酔っぱらうとすぐ脱ぐの!笑」
「それめっちゃウケる!!」
「で最後この人はマムさん。
凄い面白いしこんな見た目で
かなり一途らしい」
「そうなんだ」
マムさん…今週末くるのかな。
:13/01/06 10:11
:PC
:BcVeuqaA
#139 [主]
「…そんな感じかな!!
皆見た目によらずいい人!!」
「いかついけど
皆いい人そうで良かったよ」
「うん!!今週?も来るらしい!!」
「見てみてぇな!!」
「あたしの働いてる所
来るらしいから覗いてみれば?」
今思うと何でこんな事言ったのか
全く分からない。
口が滑ったと言うか…
そう言うしかなかった。
:13/01/06 10:15
:PC
:BcVeuqaA
#140 [主]
それから少しして帰った。
帰りは寮の前まで送ってくれて
バイバイした。
ちなみにマムさんは
その日連絡取っていて
優と会いながらマムさんと
連絡取ってるって
あたしチャラい…?って思った。
「別に普通じゃね?」
部屋でしずに話してたら言われた。
「まぁ普通かは分かんないけど
そんなの皆したりしてるっしょ」
「そっか〜。てか純平は?」
しずは純平と仲良くなっていた。
:13/01/07 03:05
:PC
:0rXhZoSw
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