変なヤツ
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#101 [夏]
それから話は進んで
アコは本当の彼氏じゃなくて
男友達を連れてきた。
その方がずっと楽だった。
彼氏は一個上だから気まずかったし。
そして当日。
何かドキドキした。
緊張してて普段よりオシャレしてたな。w
アコの男も車を持ってるらしくて
待ち合わせ場所で会って
そこから別々に向かった。
:13/02/23 06:49
:iPhone
:7bIcY4W2
#102 [夏]
このドキドキはなんだろ。
ジェットコースターに乗った時みたいな
変な感じ。
それに気付かないフリして
車に乗ってた。
「なっちゃん久しぶりだね」
「あ、うん!久しぶり!」
「元気だった?この前ごめんね」
「なんで謝るの?」
:13/02/23 06:52
:iPhone
:7bIcY4W2
#103 [夏]
「俺、あれから考えたんだ。
確かに踏み込みすぎたなって」
ヒロは片手ハンドル
片手口元で少し恥ずかしそうだった。
「よく考えら無神経だよな。
何か今更恥ずかしいわ!」
「…はは!
本当考えすぎだよね!」
あたしは久しぶりに
笑って話をした。
:13/02/23 06:56
:iPhone
:7bIcY4W2
#104 [夏]
それから全く
「好き」とか言われなくなった。
離れていったから追い始める
というまんまと罠にハマった。
何故か気になってしょうがなかった。
好きなのかな?
そう思ったけど違うと言い聞かせた。
でも気持ちは素直で
久しぶりに人に興味を持って
連絡待ってる自分とか
会う前ドキドキする自分とかが
気持ち悪くて仕方なかった。
:13/02/23 09:56
:iPhone
:7bIcY4W2
#105 [夏]
でも…あたしだけ
こんな普通に暮らして
いいのかなって思う。
ある日決めた。
ヒロに全部話そうって。
その時年末くらいで
久しぶりに会った。
:13/02/23 09:58
:iPhone
:7bIcY4W2
#106 [夏]
「なっちゃんから誘うの
凄ぇ珍しくない?!」
めっちゃテンション高く
現れたヒロにドキッとした。
「あのね、話したい事あるの」
「なに?相談?聞くよ!」
そう言ってタバコを消した。
:13/02/23 10:01
:iPhone
:7bIcY4W2
#107 [夏]
「あたしね、最低な奴と
ずっと付き合ってたの。
始めて本気で好きになった人だった」
その事を始めて自分から
全部話した。
1〜10まで全てを。
ヒロはずっと
「うん」って聞いてくれてて
あたしは顔をあげられなかった。
:13/02/23 10:04
:iPhone
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#108 [夏]
「今までずっと逃げてた。
でも気づいたんだ。
逃げてちゃダメなんだって。
ヒロはさ、真っ直ぐで素直で
優しいじゃん?
ヒロを見て気づいたんだと思う。
だから…謝ってくるね」
自分でも何言ってるんだろ
って思った。
:13/02/23 10:06
:iPhone
:7bIcY4W2
#109 [夏]
話した所で
何も変わらないけど
あたしの中で大きな決断を
最初にヒロに聞いてほしかった。
あたしが言い終わったら
少ししてヒロが言った。
「うん。頑張れ」
:13/02/23 10:09
:iPhone
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#110 [夏]
その一言があたしの中で
凄い嬉しかった。
言葉にしづらいけど。
「頑張れ」って言葉は嫌い。
でも…ヒロに、好きな人に言われる
「頑張れ」は全然違かった。
何日か後アコと居たら先輩から
連絡がきた。
:13/02/23 10:13
:iPhone
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#111 [夏]
「…あ、今夏と居るから…」
アコはいつも通りあたしに
気を使って断ろうとしてた。
「…アコ!……行こう」
そう言ったらめっちゃ驚いてた。
先輩に会うのは久しぶりだから
正直かなり怖かった。
:13/02/23 10:15
:iPhone
:7bIcY4W2
#112 [夏]
今まで最低な態度しか
取ってなかったし。
どんな顔して会えばいいのか
本気で震えた。
「…夏?大丈夫だよ?
あたしも居るから」
アコが肩を持って言ってくれた。
その一言がどんだけ心強かったか。
:13/02/23 10:17
:iPhone
:7bIcY4W2
#113 [夏]
先輩たちは個室に入ってて
外まで声が聞こえるくらい
盛り上がっていた。
変な汗をかきながら
心臓バクバクでアコが扉を開けた。
「おー!きたきたー!」
「おっせぇな!」
「まずは乾杯でしよ!」
いつも通りだった。
それだけで泣きそうになった。
:13/02/23 10:20
:iPhone
:7bIcY4W2
#114 [夏]
お酒が来て
一個上の中心的存在の
隆二くんが言った。
「それじゃ〜!!
なっちゃん、おかえり〜!」
そう言って乾杯してくれた。
この時にはあたしは涙目だよね。w
あたしが話し始めた瞬間
皆シーンとなった。
:13/02/23 10:23
:iPhone
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#115 [夏]
「ごめんなさい…。
ありがとございます。
本当にごめんなさい」
「なっちゃん?俺言ったよ!
なっちゃんは悪くない。
誰もせめてないよ?見てみ?」
太田君が下を向いてるあたしに
優しく言ってくれた。
:13/02/23 10:25
:iPhone
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#116 [夏]
顔をあげると
何人か泣いていた。
あたしは呆れたように言った。
「何でそんな優しいの…。
もっと怒ってほしかった!
殴ってほしかったよ‼」
あたしが強く言ったら
あの厳つい太田君が泣いた。
そしてこう言った。
:13/02/23 10:28
:iPhone
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#117 [夏]
「それで辛くしてたなら
本当にごめん!
…でも俺等は絶対に
なっちゃんを責めない!
可愛い後輩なんだよ…。
俺等にとってなっちゃんは
妹みたいな後輩なんだよ…。
俺等は…皆なっちゃんが好きで
早く戻ってきてほしかった!
だから今日が凄い嬉しい‼」
あたし本当に幸せ者だね…。
:13/02/23 10:31
:iPhone
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#118 [夏]
そしてアコも泣きながら言った。
「夏、もぉ自分を責めないで。
あたしは3才から一緒だけど
変わった夏が怖かったよ…。
でもお母さんの話をする前
あたし泣いたよね?
その時すぐ来てくれたよね?
何も話してなかったのに。
夏、大好きだよ?
だからもぉ離れないで…」
:13/02/23 10:37
:iPhone
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#119 [夏]
こばさんも話してくれた。
「なっちゃん、康介が居ても
絶対に俺等と同じ事してたよ。
康介の分も生きてやって?
俺等毎日一緒に居たけど……
なっちゃんの心配ばかりしてたよ。
今も思ってると思う。
なっちゃんが無事で良かったって」
言葉に出来なかった。
:13/02/23 10:41
:iPhone
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#120 [夏]
居酒屋の個室で
厳ちぃ輩が号泣しながら
呑んでるって珍しいよね。w
でもあの時のあたしには
皆の言葉が凄い助けになった。
涙目だけど泣かず我慢した。
でもこの言葉を言った瞬間
何かが崩れてあたしも皆も
号泣した。
:13/02/23 10:44
:iPhone
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#121 [夏]
「康介君に会いたいよぉ…」
もぉ皆マジ号泣。w
今思い出しても泣き笑いする…。
あたしは何て最低な奴なんだろう。
勝手に被害者ぶって
1番傷付いてるのは自分だ
って思ってた。
でも皆の方が何倍も何十倍も
傷付いてポッカリ穴が開いたんだ。
:13/02/23 10:48
:iPhone
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#122 [夏]
それからは会わない間の話をして
泣き止み盛り上がった。
急に太田君に言われた。
「そーだ!
リナたちに何かされてない?」
「…あー、大丈夫」
:13/02/23 10:50
:iPhone
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#123 [夏]
「そっか…。
俺等でなっちゃんの所
行かないように見張ってたけど
最近静かだからさ…」
「リナちゃんにも謝らなきゃ」
「なっちゃん?
本当に自分責めないでね?
なっちゃんは幸せにならなきゃ
ダメなんだよ?!
自分だけ…とか思ってるでしょ!
違うからね?皆がなっちゃんの
幸せ願ってるんだからね?」
:13/02/23 10:53
:iPhone
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#124 [夏]
太田君は本当にいい先輩。
何で惚れなかったのか不思議。w
こんないい先輩たちに囲まれた
地元は今でも大好き。
帰り際、また呑もうって
約束をして帰った。
嬉しくて何回も泣きそうになった。
その2、3日後の事。
あたしは女の先輩にシバかれた。
:13/02/23 10:56
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#125 [夏]
謝りに行ったら
かなりボコボコにやられた。
リナちゃんも中学の先輩も
ずっと泣いてた。
泣きながらあたしを殴ってた。
最後は関わらないで!
って言われた。
:13/02/23 10:59
:iPhone
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#126 [夏]
女の先輩には一生
許されないんだと思った。
そして12月30日くらいに
ヒロと会った。
あたしの顔を見て驚いてた。
でも笑ってくれて
気持ちが楽になった。
先輩の事全部話した。
:13/02/23 11:02
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#127 [夏]
「あたし幸せだね。
先輩には本当感謝しても
しきれないよ…」
「なっちゃん、頑張ったね」
そう言って頭を撫でてくれた。
涙腺が可笑しいのか泣きそうになった。
それからすぐ帰った。
:13/02/23 23:22
:iPhone
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#128 [夏]
本当に言葉に出来ないくらい
感謝の気持ちでいっぱいだった。
ヒロへ対する気持ちも分かってたけど
今更どうしたらいいのか分からなくて
あんま連絡を取ってなかった。
ある日ヒロから連絡が来た。
「なっちゃん!俺引っ越す!」
「そぉなの?どこに?」
「○○○らへん!」
あたしたちが住んでるのは
東京の端っこで
引っ越し先は神奈川の端っこ。
:13/02/23 23:28
:iPhone
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#129 [夏]
だからかなり遠くなる。
電車だと2時間半くらい。
ちょっとビックリだった。
「一緒に探そうか?」
気づいたら言っていた。
今思うと結構ブッ込んでるな
って思う。w
「本当にー?やったー!」
そんな感じで一緒に行く事にした。
:13/02/23 23:31
:iPhone
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#130 [夏]
一緒に部屋を見に行く日。
ちょっと大人っぽくした。w
住む所らへんの不動産に行ったら
一緒に住むと間違えられた。
それに照れたわ。w
結局見つからないまま
一週間くらい経った。
:13/02/24 00:01
:iPhone
:c992LW9Q
#131 [夏]
「なっちゃんありがとね」
「何さ今さら!」
「何でここまでしてくれるの?
こんな俺のタメに。
俺馬鹿だから期待するわ!w」
「…いーんじゃん?」
「へぇ?!」
「期待しても…」
:13/02/24 00:04
:iPhone
:c992LW9Q
#132 [夏]
「え?あれ?なに?!」
「惚れたかもしれません」
初めてヒロに会った時
言われた言葉を言った。
少し間があいて笑いながら言われた。
「本当に?!本当?!?
俺信じるよ!?やったー!」
まじ可愛いと思った。
:13/02/24 00:07
:iPhone
:c992LW9Q
#133 [夏]
ヒロは目の前で
姿勢を正して言った。
「俺と付き合って下さい!」
「あたし、めっちゃ我儘だよ?」
「うん!」
「めっちゃ気強いよ?」
「こんなんでいいの?」
「夏がいいんだよ」
初めて夏って呼ばれた。
:13/02/24 00:09
:iPhone
:c992LW9Q
#134 [夏]
「…うん!」
あたしが頷いたら
ヒロは抱きしめた。
こんな純粋な付き合い方
久しぶりだなって思った。
タイプの一欠片もなかったのに
むしろ好きな方じゃなかったのに
あたしはこの人を選んだ。
:13/02/24 00:11
:iPhone
:c992LW9Q
#135 [夏]
そして家は一緒に住む事にした。
2人で部屋を探してて
本当に幸せだった。
ケンカはしなかった。
あたしが切れて終わる感じ。
地元は離れたけど
一ヶ月に一回くらいは
皆で呑んでる。
:13/02/24 00:14
:iPhone
:c992LW9Q
#136 [夏]
彼氏が出来た事を言ったら
皆本当に喜んでくれて
嬉しくてしょうがなかった。
名前を言うと皆何故か知ってた。
顔が広いらしい。
「なっちゃん良かったな。
浩輝なら任せられる!
ちゃんと幸せにしてもらえよ!」
太田君が言ってくれた。
:13/02/24 00:17
:iPhone
:c992LW9Q
#137 [夏]
「太田君、ありがとね。
いつも太田君の言葉で助けられた。
太田君の言葉がどれほど
あたしの中で大きかったか」
「当たり前だろ!
可愛い後輩なんだから!」
改めてわかった。
あたしは皆に守られっぱなしだった。
いつもいつも守ってくれてた。
:13/02/24 00:19
:iPhone
:c992LW9Q
#138 [夏]
本当にありがとじゃ足りないよ。
ありがとの上の言葉があれば
言葉に表せられるのにな。
ヒロとは上手くいってて
仕事が忙しいみたいで
休みとか一ヶ月に2、3回だけど
大事にしてくれて幸せだった。
あたしが19才になってすぐ
妊娠した。
:13/02/24 00:22
:iPhone
:c992LW9Q
#139 [夏]
その事を言ったら
ヒロは凄い喜んでくれて
結婚する事を決めた。
うちの両親にも挨拶しに行った。
ヒロがネクタイしめて
頑張って話してる姿には
惚れ直した。
:13/02/24 00:25
:iPhone
:c992LW9Q
#140 [夏]
お母さんも18才で結婚してる。
だから心配しながらも
あたしたちの事を応援してくれた。
こんなあたしも今年で26才。
長男は今5才。
そして一昨年に長女が生まれて
今年の春に次男が生まれます。
:13/02/24 00:28
:iPhone
:c992LW9Q
#141 [夏]
ヒロは仕事を頑張ってて
あたしの事をなっちゃんと呼んで
見事、尻に敷かれてます。w
誰かに誇れる事なんてなかった。
いつも後ろ指ばかり刺されてた。
そんなあたしを変えてくれたのは
ヒロでした。
:13/02/24 00:30
:iPhone
:c992LW9Q
#142 [夏]
前に、彼女のフリしてって言われて
だったら別れたとか言えよ!
って言ってたら違う道を選んでたのかな?
って思ったけど言い切れるよ。
どんな道を選んでも
あの時バラバラの道を行ってたとしても
あたしは絶対ヒロに惚れてた。
無邪気な笑顔と純粋な心。
あたしがほしかったものを
全部持ってたんだね。
:13/02/24 00:34
:iPhone
:c992LW9Q
#143 [夏]
ヒロに出会えて良かった。
ヒロに出会って先輩の気持ちも知り
あたしは色んな人に
変わったねと言われるようになった。
きっとヒロから教えてもらったんだね。
今でも康介君に会いたい。
いつか会おうね。
康介君ありがとね…。
:13/02/24 00:38
:iPhone
:c992LW9Q
#144 [夏]
あたしは色んな人に支えられて
ここまで生きて来れたんだと思います。
誰も居なかったら
どうなっていたのか
考えるだけで怖いです。
友達、家族、旦那、子供
どれも掛けたらダメなんだと
分かりました。
:13/02/24 00:54
:iPhone
:c992LW9Q
#145 [夏]
こんなどうしようもない
小説を読んでくれて
ありがとうございます。
皆さんに感想を書いてもらいたいけど
多分書き込み出来ませんよね?
何か設定でなのかな?
この解除の方法知りたいです。
あ、でも書き込めねぇよ
って話しですよね。
もし分かったらまたレスを
あげときます。
:13/02/24 00:58
:iPhone
:c992LW9Q
#146 [夏]
更新も遅くて
ダラダラと最後は
何が言いたいのか
分からないような
こんな駄文をよんでくれて
ありがとうございました。
:13/02/24 00:59
:iPhone
:c992LW9Q
#147 [夏]
--------END---------
2013.2.24 夏
:13/02/24 01:01
:iPhone
:c992LW9Q
#148 [我輩は匿名である]
できるかな
:13/03/18 03:39
:N-04E
:VJQUeP5w
#149 [我輩は匿名である]
ぬしwww
:13/03/18 03:39
:N-04E
:VJQUeP5w
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