私が恋をしたのは……恋しちゃいけない人でした……
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#41 [知慧]
まくし立てるあたしを黙らせるかのように、ジュンはかぶっていたニット帽を外した。
言葉を失った。
そう、ジュンの頭はツルツルだったのだ。
「カッコ悪いだろ?」
「そんな…そんなことないよっ!!」
あたしはジュンに抱きついた。
「やっぱり、あたし、ジュンのことがだいすきだよ!!」
「チエ…
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:iPhone
:4U/7YS1Y
#42 [知慧]
いったん落ちます
:13/03/13 19:37
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:4U/7YS1Y
#43 [知慧]
日に日に弱っていくジュンを見るのは辛かったけど、できるだけ一緒にいたかったから…。
あたしたちは、精一杯生きていた。
ジュンの声を、耳に焼き付けた。
パクとはそれから別れた。 最後まで優しかった。
ある晩、ジュンは血を吐いた。
「ジュン!!お医者さん、お医者さん呼ばなきゃ…!!」
:13/03/14 10:50
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:1Gn0nMEo
#44 [知慧]
でも、それはジュンに止められた。
「…やめてくれ!」
「でも!!」
「どうせ俺はもう長くない…だから、最後に…チエと、あのアパートで…」
ジュンの、最後のお願いだった。
あたしはどうしても叶えてあげたかった。
あたしたちは、この狭い病室から抜け出した。
:13/03/14 10:51
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#45 [知慧]
誰の目から見ても病人なジュンを連れ出すのは容易ではなかったけど。
そして、あたしたちはジュンのアパートにたどり着いた。
「なんか、なつかしいね…」
ちょっと来てなかっただけなのに、そこはなんだかなつかしかった。
あたしたちが別れる前の、ジュンが癌になる前のまま…。
「また…手料理作ってくれよ…ビーフストロガノフ…」
:13/03/14 10:53
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#46 [知慧]
いったん落ちます❄
:13/03/15 15:01
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