怖いぜ☆看護師☆
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#22 [◆PkkXRlcakI]
それでも午前中記録をする時間を省いて、昼休みだけは他の先輩方と比べたら少ない方だけどしっかりとった。その日もダッシュで私服に着替え外に出る。ものすごくイラついていた。タバコ吸わないとやってられん。タバコを吸ってはまた吸う。嫌がらせを受けている自覚があるぶん、イライラが収まらなかった。


戻ってまた仕事を再開する。人工呼吸器の患者さんが吸入開始になっているが、もちろん誰かがしようとすることなんてない。

師長「んー、平和やねえ」
D「今日晩御飯何にしよっかな…」

座りながら呑気な会話をする先輩達。それすら嫌味に聞こえる。イライラする、そう思いながらも人工呼吸器の吸入器がどこにあるかその2人に聞く。まだ来て数ヶ月、ここの病院で人工呼吸器の吸入をするのは初めてだった。

物品庫にあると言われ向かうが、小谷の知っている吸入器は数センチ程の円盤のようなもの。
円盤を探すが見つからない。
ない。
ない、ない。
どこにもない。
棚の奥かもしれないと、箱を出して開けてみる。そこにもない。くまなく探す。どこにもない。
何かにつまづいたら回らない状況。貴重な時間。吸入器を探すためだけに、数十分は経過していた。
それでも見つからない。

もう、回らない。

その言葉が頭をよぎった時、どうしようと思った。絶望に近い感覚。
それと同時に気楽に過ごす先輩達が重なる。
なんでうちだけがこんなに働かされてんの?
小谷の目からとうとう涙が出た。

⏰:13/04/21 02:46 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#23 [◆PkkXRlcakI]
 
やばい、泣いてしもた。
泣くな、自分。
小谷が頭の中で言い聞かせる。
でもひとつ頬を伝ってはまたひとつ。そしてどんどん溢れでてくる涙。

もういいや。少し泣いてスッキリしよう。こんな姿見せてはいけない。
とりあえず涙が止まるまで物品庫に居座ることにした。
しゃがみこんで涙を手で拭う。おかげで化粧も台無しだ。

その時、物品庫のドアが開いた。

D「何してんの?」

小谷「あ、」

顔を上げ、やばっ。と小谷は焦る。D先輩が小谷を見下ろしていた。なにしろ勤務中。泣く暇なんて小谷にはない。すみません、と、一言謝罪を入れる。
直後、D先輩から言葉攻めを受けた。

⏰:13/04/21 03:13 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#24 [◆PkkXRlcakI]
 
D「で、なんで泣いてんの?」

小谷「吸入器がみつからなくて……もう回らないと思って」

D「で、辞めるとか言うの?」

小谷「え?」

は?なに言ってんのこいつ。いきなり話を進め出すD先輩に小谷のイライラがまたよみがえる。

D「で、辞めるって言うの?それに、そんなとこで泣いても仕方ないよ」

小谷は元々理不尽と言う言葉が嫌いである。理不尽な仕打ちがあるからこその涙だ。なのに、ここまで言われて我慢できるほど小谷の器は広くなかった。
怒りがつのり、涙が止まる。

小谷「辞めるなんて一言も言ってないです。ひとりで全部屋持ってつまづいたら回らないって思って働いてました。そんな中色々言われて笑ってごまかしてたけど、ポジティブに考えれるほど強くないんで。てかもう(そこまで言われるぐらいなら)看護師辞めようと思います。」

D「辞めてどうするの?」

小谷「考えてないです。」

⏰:13/04/21 03:15 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#25 [◆PkkXRlcakI]
 
そこで、小谷は口をつむぐ。心の底ではここを辞める気なんてなかったからだ。給料はかなり低く魅力のない職場ではあるが、すぐ辞めるわけにはいかない。
これ以上言ったら相手の思うツボである。
D先輩も無言になる。
倉庫内が静まりかえる。
それでも怒りに満ちているからだろうか、気まずさというものは感じなかった。



以下、会話文に戻す。

⏰:13/04/21 03:23 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#26 [◆PkkXRlcakI]
 
D「吸入器ここにあるやん」

小谷「あ、はい(デカスギワロタてかお前らが探してしろそれぐらい内心ボコボコ、おこ)」


小谷(人工呼吸器ネブライザー装着。今日も一人居残り仕事たんサービス残業オワタ)

C「…ごめん、仕事いっぱいあるのに、やらせすぎてごめんね」

小谷「あ、いえ」

小谷(まさかのC先輩からの謝罪。てかD先輩話したのか。)

C「ここやらんでいいよ、うちやるし、記録は終わった?」

小谷「いや、実はまだひとりも」

C「じゃあ先に記録やり、何もないから何でも言って」

小谷「あ、ありがとうございます」

師長「しんどかったら言うんよ」

小谷「あ、はい」



小谷(なんだこの環境の変化)

⏰:13/04/21 03:35 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#27 [◆PkkXRlcakI]
 
―翌日―

小谷「おはようございます」

主任「おはよう、来たんだね」

小谷「えっ」

師長「もう来んかもしれんって思った。もう無理したらダメよ、ここまではできんと思ったら言って」

小谷「あ、はい、ありがとうございます」

C「おはよう、よかったー来てくれて。昨日ごめんね。何でも言って」



小谷(来なくなるレベルのイジメ受けてた?)

⏰:13/04/21 03:41 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#28 [◆PkkXRlcakI]
 
 
ランダム―ボーナス編―
 
 
小谷「Bさん見てくださいよ!うちボーナス少ないですっ」
明細表見せる

B「いいもの見せてあげる」
ポケットゴゾゴソ

B「はい」

小谷「えええ、まじですかぁ、これはさすがにありえん」



小谷(同じ夜勤する常勤同士、2年も年季ある先輩が私よりボーナス少ない摩訶不思議)

⏰:13/04/21 03:51 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#29 [◆PkkXRlcakI]
 
主任「小谷ちゃんもうZくんとは仲良くしないように。一緒に遊ぶ小谷ちゃんもそんなレベルでみられるよ。」

小谷「あ、はい…」

新人Z(リハビリ)は、ほぼみんなからフルシカトをくらっていた。
そして副看護長と会うたびに何かしら文句をつけられている。
新人Zが友人の結婚式のため希望休を出す。

副看護長「Z、あんた嘘ついてるやろ」

Z「えっ(唐突すぎ意味不明理解不能)」

―裏―

副看護長「あいつは嘘ついてまで休みをとろうとする」
事務長「うん」

副看護長「あいつ絶対辞めさせる」


小谷(病室前で職員の悪口怖い)

⏰:13/04/21 04:01 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#30 [◆PkkXRlcakI]
 
小谷(主任さんに可愛がられてる身分、周りの看護師たちともうまくいってる状況。多分今までのはZくん達と関わっていたからかもしれない
仲良くすれば、別病棟で陰口をたたかれている
そこの先輩が気をつけてって教えてくれた)

小谷(もしZくん達と関わればわたしまた居場所ない、またイジメられるかもしれない)

小谷(それならいっそ敵に回した方が立場は守られる)



小谷(わたしこんなに腹黒だっけ?)

⏰:13/04/21 04:09 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#31 [◆PkkXRlcakI]
 
小谷は主任さん、副看護長、Dさんが怖かった。

3人が嫌っている方々はボーナスからすべてにおいて嫌がらせを受けていた。

可愛いと評判のE先輩もそのうちのひとり。
正看護学校に通いながら、准看護師として働いていた。3ヶ月程続く実習中も給料がもらえるように月に2日しか休みをとらず、ぶっ通しで働いていた。働いた分はその実習中に代休として使うシステムになってるそう。
しかし、12月の実習終了とともに退職して勉強に専念すると伝えたら、実習が始まると同じぐらいに突然パートに切り替えられた。出勤した分しか給料が出ないということで、代休は無しである。
今までの月2日しか無かった代休分の働いていたお金は何も言われなかったためもういいと思い、諦めたそう。
そして辞めるとなった途端はみんなから無視や嫌味を言われ、耐えれなかったんだと思う。10月で辞めた。
嫌われても仕方ないような気性の激しさだったけど、さすがにひどい仕打ちで同情した。

⏰:13/04/21 04:33 📱:P06B 🆔:☆☆☆


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