【合法ハーブ】やdrugで狂った人たち。
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#1 [yuri]
合法ハーブ。脱法ハーブとも呼ばれるモノ、聞いたことありますか?

合法ハーブと出会いたくさんの楽しい経験をし、幸せを感じました。
でもその後には地獄がありました。

日本から合法ハーブがなくなって欲しい。だから書きます。

⏰:13/09/11 03:51 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#2 [yuri]
【書き始める前に】
☆ラベンダーや食品のハーブには申し訳ないですが、、合法ハーブは長いのでハーブと略させていただきます!

☆18禁のように卑猥に詳しく書くことはしませんが、少し性行為を連想させる言葉が入るかもしれません。

⏰:13/09/11 04:06 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#3 [yuri]
約1ヶ月前の8月。
友達に誘われ、2人で新宿へショッピングへ出掛けた。

途中で友達が言った。
「新宿探検しよう!」

生まれも育ちも東京の私たちだけれど、渋谷や原宿ばかりで遊んでいたから新宿の街をあまり知らなかった。

ただただ適当に、小学生みたいにはしゃぎながら新宿をぶらり。

「あっ!歌舞伎町だ!」と2人同時に叫ぶ。

⏰:13/09/11 04:42 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#4 [yuri]
何も考えずに歩いていたから、お昼頃だというのにホスト店が建ち並ぶ歌舞伎町に到着。

2人とも始めての歌舞伎町。

でも私は、隣で元気にはしゃぐ友達にはけして言わない過去を思い出し、ひとり涙した。

⏰:13/09/11 05:05 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#5 [yuri]
数年前の高校生時代にさかのぼる。

女子校に通う私は、彼氏が欲しいと思いながらもバイトもしておらず異性と関わりが無くモヤモヤしていた。

ある日刺激を求め、夜の六本木へ。
いろんなところから聞こえてくる、楽しそうな声と音楽。
その音を追いかけるとあっという間にクラブの中だった。

⏰:13/09/11 15:29 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#6 [yuri]
女ひとりで来ていたし、初めての慣れない場所で私は浮いていた。

たくさんの男性が口説いてくるので浮かれていると、激しく踊る男女の集団が目についた。

私がその集団を真剣に見始めたものだからか、さっきまで私にHをせがんできた中の大学生が言った。

「あれはタマ喰ってるねー」

⏰:13/09/11 15:38 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#7 [yuri]
タマとはMDMAのことだ。

つい最近、俳優の押尾が使用してニュースになっていたから名前は聞いていたが、てっきりSEXだけに使うものだと思っていた。

私は大学生に押尾の話をすると、
「Hにも効くけど、音楽が気持ちよく聴こえてめっちゃ踊れるし、使い方はいろいろー」
と教えてくれた。

それで、ものすごく使いたかったが違法で逮捕の可能性もあるから、諦めることに。
そのままお酒だけで大学生と軽くイチャイチャしながら朝を迎えた。

⏰:13/09/11 15:57 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#8 [yuri]
家に帰宅すると母は鬼のよう、父は娘の朝帰りに驚いていた。

六本木から始発で帰ったのでまだ朝の6時、学校には間に合う。
涙ながらに謝りまくり、急いでシャワーを浴びて濡れたままの髪で最寄り駅まで走る。

いつもの満員電車へ乗り込むと、濡れた髪がサラリーマンの背広に張り付いた。
いつもなら謝る。いつもなら申し訳ない気持ちになる。

でも、

いつもの私ではなかった。

頭はなぜかMDMAのことでいっぱいだった。

⏰:13/09/11 17:35 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#9 [yuri]
授業中はケータイでMDMAについてずっと調べ、気が付くとSNSでドラッグの売人と取り引きについてメールを交わしていた。

授業が終わり、週に2回しかないユルユルなサークルみたいなテニス部の日だというのにさぼって急いで帰宅する。

私も私の周りもドラッグの話なんてしない人生を過ごしていたから、とてもワクワク興奮していたのだ。

⏰:13/09/11 17:50 📱:iPhone 🆔:QMiGmENE


#10 [yuri]
家につくと、朝には鬼のようだった専業主婦の母と年の離れた小さい妹が明るく
「おかえりー!」
と言ってくれた。

その瞬間、さっきまで気持ちはパッと消え去り、すぐに売人の連絡先と履歴を削除。

いつもの私に戻ったみたい。

⏰:13/09/12 15:37 📱:iPhone 🆔:fpoTYIe2


#11 [yuri]
しかし、その数日後には合法ハーブに手を出すこととなる。

神様のイタズラ?

本当に本当に偶然だった。

⏰:13/09/12 15:58 📱:iPhone 🆔:fpoTYIe2


#12 [yuri]
そのキッカケになる日は、学校へ遅刻しそうで焦っていた。

学校のある駅につくと定期がなくなっている。とりあえず、駅員さんへ事情を話し改札を通過。

ちょうどお昼休みに校内放送が鳴り、私は職員室へ呼び出された。
担任から、高田馬場駅に定期が届けられている事を伝えられ一安心。

⏰:13/09/14 03:41 📱:iPhone 🆔:RhY2jys.


#13 [我輩は匿名である]
おもしろい!続き楽しみにしてます!

⏰:13/09/21 08:56 📱:iPhone 🆔:jyydH0os


#14 [yuri]
学校が終わると、高田馬場駅に急ぐ。親から貰ったブランドのパスケースに入った大事な定期だから。

無事に定期をお迎えしたとき、なんでだろうかお腹が空いてグーグー鳴る。
駅の目の前にあるマックの誘惑に負けて改札を出た。

⏰:13/09/26 16:01 📱:iPhone 🆔:L0sf8WKE


#15 [yuri]
マックに入ろうとしたが、横の細い路地に怪しい看板の店に気がつく。
上手く説明できないけれど、ハロウィンのようなデザインでとにかくブラックな香りを醸し出していた。

空腹よりマックより、この店は何の店なのか確かめたい欲求が湧いてくる。

⏰:13/09/26 16:12 📱:iPhone 🆔:L0sf8WKE


#16 [yuri]
頭で考えるより先に体が動いた。
ささっと店の前に行きドアを開ける。

暗くて青い照明の六畳ほどの店内。

甘ったるい香り。

「アナタ、ガッコウ イッテイル ネ?」

外国人の女性店員に話し掛けられた。

⏰:13/09/26 16:35 📱:iPhone 🆔:L0sf8WKE


#17 [我輩は匿名である]
ハーイ、ワタシガッコウイッテるネ


マダマンゲハエソロッテナイキッドデース

⏰:13/10/15 05:21 📱:AFFARE 🆔:/aCYaeUw


#18 [yuri]
彼女は私が制服を着ていたから聞いたのだろう。

私は軽くうなずく。

彼女は微笑みながら自己紹介を始めた。
「ワタシ、マービー。フィリピンジンダヨ。マービーッテヨンデネ。」

⏰:13/10/16 01:22 📱:iPhone 🆔:3qmXfONo


#19 [yuri]
私も続いて自己紹介。
「私はゆりって名前。ワイ ユー アール アイでゆりね。シックスティーン。」

マービーは握手を求めてきた。

私は握手に応じると、すぐに疑問を投げかける。
「ここはどんなお店?ごめんね。わからない。」

⏰:13/10/16 02:10 📱:iPhone 🆔:3qmXfONo


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