横顔の彼女
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#1 [村田]
実話です。
:14/01/19 21:16
:iPhone
:☆☆☆
#2 [村田]
何でことない日常。
いつものように大学へ行き、
バイトをしたり、遊びに行ったり。
その日はレポートを片付けようと、
少し距離がある図書館へ向かった。
「もしもし。」
俺はスマホから友達へ電話した。
:14/01/19 21:18
:iPhone
:☆☆☆
#3 [村田]
昨日着信が入っていたが、寝ていたので
出られなかった。詫びも含め、折り返した。
「おー。村田おはよ。
お前今日バイト?飯行かね?」
図書館へ向かう道のりは、
もう慣れてしまったけれど、
その日はどこか新鮮なような気がした。
どこか、はわからないけれど。
:14/01/19 21:22
:iPhone
:☆☆☆
#4 [村田]
もうそろそろ着きそうだ。
電話も終わらせないといけないな。
「休みだけど、レポート仕上げるよ。
20時ぐらいまでには終わらせるよ。」
「ちょうどいいや。俺19時まで
バイトだから。じゃ、また連絡する。」
スマホを耳から外し、ミュージックを選んで、代わりにイヤホンを耳に着けた。
:14/01/19 21:26
:iPhone
:☆☆☆
#5 [村田]
家から近い図書館はいくつかあるんだが、
距離があるこの図書館を選ぶ理由は、
オフィスのような綺麗な建物、
一階には有名カフェ店も入っていて、
モーニングとランチには困らない。
エスカレーターで、吹き抜けの天井を
見つめながら、図書館エリアへ向かう。
個別に用意されている自習スペースに
荷物を置き、座った。
よし、やるか。
:14/01/19 21:32
:iPhone
:☆☆☆
#6 [村田]
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「ーふぅ…」
どっぷり集中したな、4時間経過して
時計の針は13時だ。
お昼にしようかな、シャーペンを転がし
席を立った。
その時だった。
二つ隣の女性の姿が目に入った。
すらっとした大人な女性に、
俺の目は奪われてしまっていた。
:14/01/19 21:39
:iPhone
:☆☆☆
#7 [村田]
ここの自主スペースは窓際なので、
きっと寒いのであろう。
ストールを肩からかけていた。
すごい、綺麗な人だな。
それが正直な感想で、
実際に俺は動けないでいた。
目を奪われていて、動けない。
しかし、立ちっぱなしの俺へ
周りの人の視線が集中した。
しまった、昼食だ。行こう。
:14/01/19 21:43
:iPhone
:☆☆☆
#8 [村田]
カフェへ入り、パスタを注文し
窓際のカウンターへ腰を掛ける。
ここでも自習している人が、
たくさんいるな…。
さっきの人、大学生かな。
いや、社会人かな。
まさか高校生?いや無いか。
:14/01/19 21:46
:iPhone
:☆☆☆
#9 [村田]
スマホを取り出して、午前中に着ていた
メッセージを確認していく。
返信を打ち込みながら、
今日の夜ご飯の話のタネが出来たと、
友達に言おうか考えた。
「お待たせ致しました。」
パスタが運ばれてきて、口に含む。
食べ終わったら、話しかけてみようかな。
:14/01/19 21:53
:iPhone
:☆☆☆
#10 [村田]
食べ終わって、自習スペースに戻ると、
彼女はもういなかった。
帰っちゃったか…。
大体いつから来ていたんだろう。
くそ、こういう時に周りが見れなくなるまで集中してしまうのが嫌になる。
また会えるかな。
ここへ来たら会えるかな。
レポートを進める、早く終わらそう。
今日は飲んでやる。
:14/01/19 22:01
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