俺が一番と思った女
最新 最初 全 
#124 [しゅん]
もうすぐ高校入試という日まできて
俺は相変わらず
さゆりの世話をしていた。
世話という言い方はよくないな・・・
して当たり前のことやから
さゆりも高校は推薦で決まっていて
時間に余裕があった。
さゆりの病院に付き添っているときも
一緒に居るときでも
未来を忘れたことなんかなかった。
それからちょっとたって
さゆりももとの状態に戻り
通院もしなくてよくなった。
:06/08/04 14:05
:PC
:KCOHA./c
#125 [しゅん]
そんなある日
さゆりと公園で話していた。
急にさゆりは話し出した。
〔あのね、最近みーちゃんと連絡取ったん。ママとみーちゃんちに謝りにいったんね。
みーちゃんのママもわかってくれて、ちょっと楽になった。
元気にしてたよ。
でも、しゅんと最後にちゃんと話したいっちいいよった。
自分からする勇気とかないけどっち。
やから、みーちゃんに連絡とってみたら?
あたしがこんなん言うのおかしいと思うけど
あたしが悪いから...〕
それを聞いて
迷わず連絡しようと思った。
:06/08/04 14:39
:PC
:KCOHA./c
#126 [しゅん]
さゆりと別れて
頭の中を整理した。
それから未来に電話をした。
ワンコールもしないうちに未来はとった。
:06/08/04 15:12
:PC
:KCOHA./c
#127 [しゅん]
「未来?」
『うん。』
「今まで連絡せんでごめん・・・ほんとごめんな」
『・・・』
沈黙のまま時間がたった。
すごく長い時間
沈黙やった気がする。
:06/08/04 15:13
:PC
:KCOHA./c
#128 [しゅん]
『連絡してきてくれてありがとう。もう何もないっち思っとったけん。
びっくりした。』
「そっか・・・。ずっと迷っとったん。俺からせないけんと思いよったけどする勇気がでらんで。今になってしまった。ほんとごめん」
『もういいけん。』
「…お前は俺のことどうおもっとる?」
そう聞くと
『...ごめんね。もうしゅんとは無理や。好きな気持ちは変わってないけど今迄みたいにはできん。さーちゃんがおる限り無理や。
どんだけさーちゃんとそんなことないっち言っても
あたしは絶対疑ってしまうし上手くいきっこないもん。ごめんなさい。』
こう答えた
俺はすがることも出来ずに
そっか
それだけしか言えなかった。。。
:06/08/04 15:13
:PC
:KCOHA./c
#129 [しゅん]
『最後にしゅんに会えてよかったよ。
もうしゅん以上に好きになる人とかおるかな??
おらんやろーなぁ・・・・出来ますように!!
しゅん部活頑張ってね。
甲子園いくんよぉ!!
あたしも勉強頑張る!入試まであとちょっとやし。応援しとってね!!!
ありがとう。しゅん』
苦笑いをしながら
未来は俺に言った。
その顔は
涙を必死にこらえて
無理して笑いよるのがバレバレやった。
:06/08/04 15:19
:PC
:KCOHA./c
#130 [しゅん]
俺はすがりたかった。
すがれば未来は戻ってくれるかもしれない。
そう思った
でも
それをしなかった。
怖かった。
戻れたとして
もし、未来を傷つけてしまったとき。
俺はどおすればいいのか
わからなかった。
だから
俺も別れを選んだ。
未来が言うとおりに…
:06/08/04 15:22
:PC
:KCOHA./c
#131 [しゅん]
そっから未来とも何もなく
推薦が来ていた高校に進学した。
未来が行きたがっていた高校に合格したかもしらない。
:06/08/04 15:43
:PC
:KCOHA./c
#132 [しゅん]
毎日野球の日々で
勉強もしなくてはならない
そんな生活が続いた。
忙しくて忙しくて
毎日が早かった。
でも
夜寝る前になると
未来のことを必ず思い出す。
もうおわったのに
俺は忘れきれてなかった。
未来には新しい彼氏が出来たやろーな
そんなことを思いながら
いつの間にか眠りにつく。
そういう日々が続いた。
:06/08/04 15:47
:PC
:KCOHA./c
#133 [しゅん]
最後の甲子園に向けての大会が始まろうとしていた
甲子園に出れば
未来に成長した俺をみてもらえる。
そう思って練習も頑張った。
この大会が終われば
大学入試にむけて
猛勉強の日々が始まる。
チャンスは今しかなかった。
この一回にかけるしかなかった。
:06/08/04 15:51
:PC
:KCOHA./c
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194