俺が一番と思った女
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#51 [しゅん]
毎日が楽しくて仕方なかった。
学校も違うし
毎日会うわけやねーけど
会えるだけで嬉しかった。
部活もがんばれた。

⏰:06/08/02 09:17 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#52 [しゅん]
それでっち言ったらおかしいかもしれんけど
俺は
志望校ほぼ合格やった
野球をする条件やけど…

俺は迷っていた

未来と同じ高校に進学して
一緒に登校したり
放課後制服デートとかしたかった。

でも、俺のほぼ合格の高校は
一番レベルが高く
未来にはとうてい無理。

⏰:06/08/02 09:21 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#53 [しゅん]
未来が行きたい高校も
野球は強く
推薦も来ていた

でも
商業高校で
大学に進むには難しい。
俺は
高校の先生になりたかった。
そして野球を教えたかった。
大学進学は絶対条件だ。

「どうしよう・・・」


あのころの俺にとって
中学生の俺にとって
この選択はきつかった。

おふくろは
《あんたの好きなようにしなさい。それを応援するよ。》

とだけ俺に言った。

⏰:06/08/02 09:26 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#54 [しゅん]
未来に言えないまま時がすぎ・・・

未来は俺に聞いてきた
『ね〜〜〜しゅんは高校どこいくん??やっぱあっこ〜〜?』

ドキっとした
ほぼ合格ときまっている高校のことは
話してない。
まだ俺が返事するという形で保留になっていた。
知っているはずがない。
でも
前にここに行こうかなと話したことがあった
それでこう言ったんやかと思いながら
話ていた

「いや〜迷っとる。野球してーけど、お前と一緒に甲子園目指してーし。
 

⏰:06/08/02 09:35 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#55 [しゅん]
したら未来は
『なんで??行ったらいいやん!!せっかく来てくれっち言ってくれよるんやろ?
 もったいないよ☆しゅんの才能見てくれとるんやん!!
 ウチはしゅんの行きたい高校とか絶対いけれんし〜〜
 高校違っても彼女として甲子園連れてってくれれば
 しゅんがレギュラーで活躍してくれれば、うちはそれでいいよ!』

俺が予想してなかった未来の言葉…

⏰:06/08/02 09:51 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#56 [しゅん]
しかも
未来は俺が行きたい高校から推薦がきているのも知っていた。
それよりも何よりびっくりしたのが

別々の高校でいいっち言われたこと

前から未来が
『一緒の高校に行って
 高校で知らん人おらんぐらい有名なカップルなって
 毎日一緒におると〜〜
 で、しゅんはもち野球するやん?
 あたしはマネする〜〜〜☆
 したら部活で会えんっちならんし♪』
っち
めっちゃ楽しそうに話しよったのを
何回も聞いたけん・・

「お前さ、前一緒の高校行きたいっち言いよったやん!考えかわったん?」
俺が聞くと
未来はちょっとうつむき加減に
話し出した。

⏰:06/08/02 10:01 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#57 [しゅん]
『だってさ、あたしがしゅんの行く高校行ければいいけど、それは絶対無理やん。
 やからっちあたしが行きたい高校にしてっち言うのは
 あたしの勝手すぎるやん。
 どんなにあたしの行きたい高校が野球が強いでも、
 しゅんの夢は高校の先生で、野球教えることやん☆
 大学進学して夢かなえてよ〜〜
 しかも、今ねしゅんのこと大好きやけど、もしかしたら
 しゅんがあたしのこと嫌いになるかもしれん…
 このまま続くかわからんよ?
 何があるかわからん。
 しゅんがあたしと同じ高校に進学して
 もし、もしやけど
 バイバイすることなったとするやん?
 しゅんは何の為にこの高校来たっちなるやん
 あたしは、しゅんに後悔してほしくないし、夢かなえてほしいから。
 やから、しゅんの思ったとおりにしてね!』

⏰:06/08/02 10:13 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#58 [しゅん]
未来は
俺が考えとる以上に考えてくれとって
かなりびっくりした。
あっけにとられたっち言ったほうが正しいかな。
俺よりも全然大人やった。

何よりも嬉しかったのは
俺のことを考えてくれていたこと。
自分のこと以上に考えてくれていた。

⏰:06/08/02 10:18 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#59 [しゅん]
「ありがとう…」

心の中では頭の中では
めっちゃ色んな言葉が湧き出てくるのに
この一言しかいえなかった。

あいつの
強がった態度
無理やり笑いかける顔
あいつの精一杯の俺に対する
思いやりを感じた。

⏰:06/08/02 10:26 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#60 [しゅん]
それから俺は
未来に勉強を教えた。
今からは無理かもしれないけど
未来も成績あげてしゅんに近づけるようにがんばる!!
っち気合はいっていた。

⏰:06/08/02 11:03 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#61 [しゅん]
俺は推薦のきた高校に返事をし
ほぼ合格が決まった。
部活に集中し、未来にも一生懸命勉強を教えてきた。

でも。。。


夏休みに入る前。。。
俺は高校が決まっている。

みんなは必死に勉強している。
遊ぶ相手もいない。
未来も必死に勉強していた。

やけかな。。。
俺は一人取り残された気持ちで
遊んでも遊びきれない

何か満たされない自分がいた

⏰:06/08/02 11:20 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#62 [しゅん]
いつものように過ごしてた毎日に
変化が起きる。。。

未来がいきなり
『ねぇ〜〜しゅんさ、さゆりっち子知っとる??』
っち聞いてきた。

「さゆり?そんなありきたりな名前いっぱいおるやろ!!」
俺は答える。

すると、
『須藤さゆりっち子☆しゅんと同じ学校やよ!』

すどうさゆり??

須藤さゆり!!!!

は??あのさゆりと何で未来が知り合いなん!!!!!

俺はわけわからんくて
あせった・・・

⏰:06/08/02 11:50 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#63 [しゅん]
須藤さゆり

こいつは中学入学したときから
俺に興味があるらしく
ひつこいぐらい
しゅん、しゅんと寄ってきていた。
今は違うクラスになって
やっとそれも少なくなってきていた。
違うクラスになったのに
俺のクラスまで遊びに来て
昼休み一緒にご飯食べよだの
部活終わるまで待ってるから一緒帰ろだの
まじうざかった。

⏰:06/08/02 12:04 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#64 [しゅん]
俺と同じ中学の女を
何で未来が知ってるのか・・・

「お前、何でさゆりのこと知っとるん?」
俺は冷静に聞くと

『さーちゃんとはね、前の塾で一緒やったん☆今度遊ぶん!!
 しゅんのことまだ話してないけん、話さないと!!』

やばいと思った。
さゆりとは
別にやましいことはないけど、
一回あのしつこさに押されて
付き合ったことがある。

俺はなぜか
「いや、さゆりさあいつと俺仲わりーけん!言わんほうがいいかも」
といってしまった…

ほんとに馬鹿な俺…

すると

『そーなんやぁ・・・内緒にしたくないけど。。。仲悪いならさーちゃんも嫌かな?あんまその話にふれんどこ〜〜〜』


言っていた。

⏰:06/08/02 15:01 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#65 [しゅん]
罪悪感いっぱいの俺・・・

あいつは繰り返し聞いてきた。
『しゅん〜〜何でさーちゃんと仲悪いと?』

「あぁー何かね俺あいつ苦手なんちゃ」

『ふぅぅぅぅん』

ちょっと怪しく思ったかな。。。とおもいつつ
違う話題に変えた。



それからだ。
ちょっとずつ俺らの関係が崩れ始めたのは。

⏰:06/08/02 15:16 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#66 [しゅん]
今までは塾に行っても
自己学習が主で
完全にクラス別にはなっていなかった。
夏休みも半ば
塾のクラスが完璧に分かれて
未来と一緒に勉強することもなくなった。

最初は寂しかったが、俺は野球のリトルリーグが
気を紛らわしてくれた。

でも、時間がありすぎて
何をしたらいんかわからん日々が
続いた。

⏰:06/08/02 15:21 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#67 [しゅん]
そして、俺は絶対したらいけんことをしてしまう。




≪浮気≫






しかも、相手はさゆり。

そのときの俺は
どうしたら気が紛れるか
そればっかり考えていて
未来の気持ちや
さゆりの気持ちまでも
考えていなかった。

高校が決まっている。
それだけで
浮かれた気持ちでいっぱいだった。

⏰:06/08/02 15:28 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#68 [しゅん]
ある日の放課後
俺は一人で帰っていた。

いつもなら友達とつるんで帰るけど
その日はみんなサッカーして帰るといって
グラウンドでたまっていた。
俺はする気がおきんくて
帰った。

後ろから
しゅんちゃーーーん!
と呼ばれて振り向くと
下駄箱からさゆりがこっちに向かって
手を振りながら走ってきていた。

またや。。。
っち思いながら
「何?」っち冷たく返事をすると

〔そんな冷たくせんでよ!今日は一緒帰れるね〕
っちニコっちしながら隣に来た。

そのとき、ちょっとかわいいなこいつ思ってしまった。

断れる理由もなく
突き放しても突き放しても
ついてくるさゆりは
犬みたいで
あきらめが悪いっちゅーか
何ちゅーか。。。

思われることに優越感を感じる自分がどこかにいたのかもしれない。

⏰:06/08/02 15:40 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#69 [しゅん]
〔今日うちんちよって!話したいことある。〕

「ごめん!俺そんな気分やないけ。帰るわ!わりーね!!」

〔お願いやから!!〕

さゆりが泣き出した。

俺はどうしていいかわからんで
わかったとしかいえなかった。
泣きじゃくるさゆりをそのままにして
帰ることはできんかった。

⏰:06/08/02 15:59 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#70 [しゅん]
さゆりの家について
携帯を触っていると

〔誰と連絡しよん?〕
ッちさゆりに聞かれた。

「別に関係ねーし。なぁ、何で俺についてくるん?」
俺は聞いた。

〔好きやけにきまっとるやん!〕
やっぱり。

「無理。俺好きな女おるし。」

〔知っとる。みーちゃんやろ。一緒におるとこみた。
 みーちゃんの携帯にプリクラ貼ってあったん見てしまったし。〕

さゆりは知っとった。
俺らが付き合いよることを。
泣きながら
俺に


好き。しゅんが好きなん。
みーちゃんがしゅんの前に現れる前から。
お願いやから
あたしと付き合って。


そういわれた。

⏰:06/08/02 16:00 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#71 [しゅん]
みんなは
俺の立場やったらどうしますか?
きっぱり断れますか?

⏰:06/08/02 16:05 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#72 [しゅん]
この日
俺がきっぱり断っていたら
相手にしていなければ
あんなことにはならんやった。
全ては俺が悪い。
自業自得なのはわかっとるのに
今でもこの後悔は
俺のどこかに
ずーっとあるまま…

⏰:06/08/02 16:08 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#73 [しゅん]
さゆりに
告白されて
一時の間が俺らを緊張させて

この沈黙を破ったのは
さゆりだった

しゅん。もしあたしと付き合ってくれないなら
みーちゃんにこの事いうから。

そう言って
俺にキスしてきた。


俺はわけわからず
振り払った。

「お前あほか?調子のるな!帰る。」

そう言って
部屋を出ようとした。

⏰:06/08/02 16:42 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#74 [しゅん]
そのとき
〔あ〜〜〜みーちゃん?今ねお家にしゅんがいるの!かわるね〕

さゆりは未来に電話していた。
ちゃんと状況を説明しようと思い
さゆりから携帯を
無理やりとって
俺は言った。

「未来!!!ちゃんと話し聞いてくれ!俺のこと信じてくれ!」

未来は
『しゅん何でさーちゃんのお家に居るの?仲悪いっち言いよったやん。
 ウソ?何でさーちゃんがあたしに電話してくるん?意味わからん』

そう言いながら泣いていた。
俺は
今から行くからと伝えた。

⏰:06/08/02 16:42 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#75 [しゅん]
さゆりは俺から携帯を携帯を取り
未来にこう言った。
〔あのね、しゅんから無理やりチュウされちゃった。みーちゃんのこと好きかわからんっち〜あたしのこと気になるらしい。
 やから、しゅんとばいばいして?〕

⏰:06/08/02 16:52 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#76 [しゅん]
は??
まじなんこいつ。
意味わからん
もう何言っても無駄っち思って
さゆりの家を飛び出した。

未来の家の前について
何回も電話した

でない・・・

仕方なくメールで

《お願いやから出てきて。家の前におるから。話だけでいい聞いてくれ》

そう伝えた

⏰:06/08/02 16:56 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#77 [しゅん]
でも
連絡はこなかった。
家のチャイムを鳴らす勇気もなく
時間はたち

夜10時くらいかな。。。
俺は仕方なく帰った。

⏰:06/08/02 17:01 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#78 [しゅん]
感想板作ったからよかったら
そっちに感想お願いします。
励みになるからお願いします!!

⏰:06/08/02 17:17 📱:PC 🆔:drRkgUWY


#79 [しゅん]
その日俺は眠れんくて
何を考えても悔しい気持ちでいっぱいやった。
誰が悪いわけでもない
おれ自身がはっきりしてないで
こういうことが起きた。

携帯を握り締め
開けては
連絡しようか迷って
でも、する勇気がなかった。

連絡して、出てくれなかったら
もう俺らは終わってしまうような気がして
出来なかった。

今の俺なら
絶対している。
出ないなら
もう一度家まで言って
話をしてわかってもらえるまで
話をしたと思う。

でも、あのころの俺は
こんな思いをするのは初めてで
今までいかにいい加減に
恋愛してきたかがわかった。

⏰:06/08/03 09:36 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#80 [しゅん]
好きな女に泣かれて
どうしていいかわからなかった。
自分が泣かしてしまった
そういう思いと

さゆりに対する怒りが
俺の心をぐちゃぐちゃにした

⏰:06/08/03 09:40 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#81 [しゅん]
次の日になり
野球の練習に行ったが
身が入らず
監督さんに怒られっぱなしやった。

帰ってきても
未来から連絡は来てないで
来てないと思っていたくせに
ショックを受けた

⏰:06/08/03 09:47 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#82 [しゅん]
いかにいい加減に恋愛してきて
中途半端な男やったか
今まで
俺のこと好きっち言ってくれよった女を
どれだけいい加減に相手してきたか
かなり後悔した。
申し訳なくて
みんなこんな思いをさせてしまったかと思うと
胸が痛んだ。

⏰:06/08/03 10:36 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#83 [しゅん]
連絡を取らないまま
時がたって

さゆりから会ってほしいと
真剣な顔でいわれた。

どうしようか迷った。
未来の話だと思ったから
話は聞きたい。
でも
二人で話をするのは
なおさら
未来を傷つけることになる
そう思った。

さゆりに
「何の話か?」
と聞くと

みーちゃんの・・・

泣きそうな声で
ボソッと言った。

⏰:06/08/03 10:57 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#84 [しゅん]
俺は会って話すことにした
このままおっても
前に進まん
俺が動かんと

そう思いさゆりと話しをした。

⏰:06/08/03 11:17 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#85 [しゅん]
さゆりは元気がなさそうに
ごめんなさい。
そう言った。

〔あたしね ほんとにしゅんが好き。どうしようもないくらい。
 しゅんがみーちゃんのこと好きなのはわかる。でも冷たくせんで…
 お願い。〕
そう言われた。

⏰:06/08/03 11:22 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#86 [しゅん]
俺は
「それはごめん。でも、お前はそんなんして俺がお前に振り向くと思ったんか?」
そう聞いた。

したら
〔思ってない。でも、しゅんはみーちゃんばっかやもん。あたしが好きな気持ちに向き合ってくれてない。
 ダメならダメっちはっきりつき返してよ。無視じゃないではっきり言葉で言ってよ。いっつも曖昧なままやん。
 あたしどうしたらいいかわからんかった。〕


泣きながら言うさゆりをみて
俺がいけなかった。
そう思った。
何もかも
俺が悪い

⏰:06/08/03 11:33 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#87 [しゅん]
好きな女がいる
そうは言ったけど
お前とは戻る気なんかない
そうはっきり言ってない。

苦しんでいたのはさゆりやなと思った。

ごめん…


その言葉しか出てこんやった。

〔今ねみーちゃん
 めっちゃ寂しいと思う
 連絡とってないんやろ?

 あれからねみーちゃんに謝りたいで連絡した。
 会ったよ。
 あたしからは連絡せんっち言いよった。
 全部説明したかったけどさゆりの口からは聞きたくないっち言われた。
 やから、しゅんの口から話して

⏰:06/08/03 11:51 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#88 [しゅん]
もう付きまとったりせんから
冷たくせんでね・・・・




最後にこういわれた。

⏰:06/08/03 11:56 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#89 [しゅん]
さゆりと別れた後
未来にメールした。


今家の前におるから
出てきて。


電話をしなかったのは出ないかもしれないと
思ったから。
メールなら
見てくれるとおもった。

すると
未来が玄関から出てきた。

その姿はちょっと痩せたように見えて
胸が押し殺されそうやった。


出てきてくれてありがとう。

そう俺が言うと。

ちょっとだけ
ニコっと笑って

『入っていいよ。』
そう言われた。

⏰:06/08/03 12:04 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#90 [しゅん]
俺は言われるがまま
家に入り
見慣れた部屋に入った。

見慣れたはずなのに
違う部屋に来たような
そんな感覚やった。

⏰:06/08/03 14:39 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#91 [しゅん]
いつもは綺麗に整理整頓されているはずなのに
その日は
ちょっと散らかっていて
今までの間未来につらい思いを
させてしまったなと
改めて思った。
部屋の掃除をする余裕すらなかったんやと思う。

俺は
「今まで連絡せんでごめんな・・・。お前とちゃんと話したい」
そう言った。

未来は
『いいよ。ちゃんと話し聞くから。』
と答えた。

⏰:06/08/03 15:23 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#92 [しゅん]
さおりのことも
全部話した。
ありのままを話した。

俺は未来が一番大事で
お前のためだけに
喜ぶいろんなことを
してやりたい。
大好きや。

最後にこれを付け加えて。

⏰:06/08/03 15:41 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#93 [しゅん]
未来は
黙ったまま泣いていた。
『もういいよ。わかったから』
そう言って俺に抱きついてきた。

こいつマジかわいいと思いながら
俺も抱きしめ返した。

このとき
俺は
未来と一緒になるそう決めた

それなのに
このときは誓ったのに
俺は
どうして手を離してしまったのだろう...
もう二度と離さないと
心に決めたのに

⏰:06/08/03 15:50 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#94 [しゅん]
それからは
未来と一緒にいる時間が増えた。
毎日が楽しくてしかたなかった。

なのに。
やっぱり
俺らは結ばれない2人なんかな・・・

⏰:06/08/03 15:52 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#95 [しゅん]
冬が来て
受験まで
あとちょっとという時期がきた。

俺は相変わらず
筋トレしたり
友達と遊んだり
楽しい毎日を送っていた。


でもひとつだけ
今までと違うこと

それは
未来と合う時間が減った。

未来は塾が忙しくなり
俺が勉強を教えることもなくなった。

メールのやり取りも
少なくなって
毎日が休みのような
俺には
暇で仕方なかった。
どんなに友達と遊ぶといっても
一人の時間はある。
そのときいつも未来のことを思い出して
会えない苛立ちと戦っていた。

⏰:06/08/03 15:58 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#96 [しゅん]
未来は未来で
連絡すらしてこない。
今なら仕方ない、あとちょっとやから
と思えるが
あの時の俺はガキで
そんなこと思えるよーな
余裕のある男やなかった。

⏰:06/08/03 16:00 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#97 [しゅん]
そんな毎日を送っていたある日

俺はたまたま
未来の家の近くに
兄貴の買い物に付き合わされた

ちょうどと思い久しぶりに未来に連絡した。
でも、出ない。
やっぱりでないかと思い
兄貴と買い物を済ませた。

その帰り
チャリの2ケツが坂道を登りよって
きつそーっと思ってみていた。

⏰:06/08/03 16:04 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#98 [しゅん]
その2ケツとすれ違った瞬間
俺は自分の目を信じられなかった。

チャリの後ろに乗っていたのは
未来やった。

男と楽しそうに
笑いながら坂道を登っている。
男はきつそうに
顔をしかめながら
必死にチャリをこいでいる。

「は〜〜〜〜?」

俺は車の助手席からそう
声を漏らした。

兄貴が
あれ、未来やねん?
そう言って車をとめようとした。

俺は必死に
いい!!!!!
そのまま通り過ぎろ!
そう兄貴に怒鳴った。

兄貴はとっさに
状況をさとったのか
俺に言われたとおりチャリの横を
通り過ぎた。

⏰:06/08/03 16:10 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#99 [しゅん]
あいつは俺の電話に出てない。

やましいことがないのなら
電話に出るはず。
なのに出ない。。

そういうことか。
連絡がなかったのも
そういうことやったんや。
俺の中で何かが吹っ切れた。

そのときの俺は


手を離さない


そう誓ったあの日のことを
何もなかったように
頭の中は空っぽだった。。。

⏰:06/08/03 16:15 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


#100 [しゅん]
俺たちが付き合って1年がたとうとしていた。

でも、そういうことは重なる。
今までなんとも言ってこなかったさゆりが
久しぶり遊ぼーっち言ってきた。
俺は迷いもなく
承諾した。

⏰:06/08/03 16:39 📱:PC 🆔:8.A2fvoQ


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