○最後の四季○
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#241 [ゆり]
後ろから来た三上くんに
マジな顔して言った。
「こっから絶対しゃべんないで。」
「あ、はい」
三上くんは笑ってたけど
あたしはほんと
笑えない。
隼人が行く方へ
ゆっくりついて行く。
:06/09/06 00:58
:V703SH
:z39aFvJs
#242 [ゆり]
絶対うちら怪しい。
漫画みたいに
壁から二つ顔出して
隼人が入った場所を確認した。
「今の彼氏ー?」
「そうだよ。
てかしゃべんないでよッ」
壁の角で
コソコソ小声で話す。
心臓がハンパなく鳴ってる。
やばい。
:06/09/06 01:03
:V703SH
:z39aFvJs
#243 [ゆり]
「でかい声出さないからいいじゃん!
てか彼氏かっけーね!」
「うん」
あぁ息が荒くなる。
あたし変態っぽいじゃん。
「美男美女カッポ-じゃん☆
元カノとかどんなん〜」
「うん」
はぁー
落ち着こう。
羊を数えよう。
:06/09/06 01:07
:V703SH
:z39aFvJs
#244 [ゆり]
羊が一匹
羊が二匹
羊が…
目をつむって
唱えてた。
でも効果はなし。
心臓が破裂しそうなあたしを抜かして
三上くんが隼人達の個室の方へ行ってしまった。
それを止める余裕も
あたしにはなかった。
:06/09/06 01:10
:V703SH
:z39aFvJs
#245 [ゆり]
あぁもう
帰りたい。
あたし何やってんだろ…
携帯を見た。
隼人からメールが来てた。
三上くんの車に乗ってた頃に届いたやつだ。
画面に映ったのは
ごめん…
の一言。
:06/09/06 01:14
:V703SH
:z39aFvJs
#246 [ゆり]
着信も来てたから
メールに気付かなかった。
どんだけ余裕ないんだよ自分って思った。
「ごめんか…」
その3文字に
胸がたまらなく痛くなった。
:06/09/06 01:17
:V703SH
:z39aFvJs
#247 [ゆり]
携帯をバックにしまうと
三上くんが戻ってきた。
隼人の元カノの顔を覗いてきたらしい。
「ゆりチャンの圧勝だったよ〜」
「いえーい」
いえーいじゃないだろあたし。
どうすればいいの…
落ち着かないし
行くしかない…
:06/09/06 01:21
:V703SH
:z39aFvJs
#248 [ゆり]
「はぁ…」
一歩ずつ
足音立てない様に
ゆっくり進んだ。
「ゆりチャン怪しいよ!笑」
後ろから小さい声で
三上くんが言う。
「だって怖いッ」
この時の緊張感は
今も体が覚えてる。
:06/09/06 01:24
:V703SH
:z39aFvJs
#249 [れな
]
お返事ありがとう

なんだかんだで離れられなくて、結局は許しちゃうんかなって思うんだぁ。
そんな自分がれなは嫌い。裏切られても彼に依存し続けちゃう自分が嫌い。
永遠てきっとないけどでもあるって信じてて、辛い経験してやっぱりそんなのあるはずないんだなって思った考え方を変えてくれた彼に裏切られて、人に希望なんか持つもんじゃないって思う。考え方が汚いよね。
とりあえず出てきたら話してみます

ゆりさんやこの小説を見に来る人達には幸せになってほしいな


更新したら
ちゃんと見るねッ


:06/09/06 05:30
:SH902iS
:17SMYRZ6
#250 [ゆり]
れなチャン☆
あたしのコメントかってくらい自分に被りまくりデス(*´ω`*)本当にそうだよね。あたしもそんな自分が嫌って多々思うし…
彼氏サンが出てきたらちゃんと話してもらえるといいな(´Д`)
応援してくれてど-もありがとう!!
:06/09/06 11:49
:V703SH
:z39aFvJs
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