それでも君が

『なんや～冗談か!!笑』

「ん～好きやお??」

『･････』

へ？
今好きって言った??

夢か??

え??
え??
え

!!!!

『まぢ!!??』

「嘘に聞こえる??」

『うん』

「･･･ホントやさ

」

嘘みたい･･･

うれしかった。
すっごい
すっごい
うれしかった･･･

信じられなくて
夢じゃないかって
びっくりした･･･

『両思い･･??』

「やな☆笑」

調子に乗った友梨は･･･

『あ!!待った!!』

「何？」

『まだ付き合ってないよね？友梨達。』

「うん。なんで??」

『告るより告られたい』

･･･あほ。

調子に乗ってホザく友梨にも
博は絶対怒んなかった。

「俺に告れと？笑」

『やと嬉しいなぁ～みたいな??笑だめ???』

「しゃーなしやぞ??」

『うん♪』

やったやった

気分は絶好調

『あ"ー!!まって!!』

「何っ!!?」

『記念日25がいい･･･』

「はっ!?意味分からん笑」

『25がいい

』

「なんで25がいいんよ？」

最強なわがまま。

こんな図々しい奴
世界に絶対友梨ぐらい。

しかも理由は超単純。

『クリスマスが記念日って嬉しいじゃん♪』

とか言ってみたり･･･

「･･･」

あれ？
怒ったかな??

「なんじゃそりゃ!!笑」

笑った!!
よかったぁ～

その後少し話して
電話を切ったけど

興奮して
眠れなかった･･･

『はぁぁ～(〃´д｀』

"ん～好きやお??"

"やな☆笑"

何度も何度も
博の言葉を思い出しながら
幸せをかみしめた。

なんだかんだで
しっかりと爆睡したアタシは
張り切って学校へ行く。

「おはよう～」

『おっはよ～♪』

超ハイテンションな友梨に
呆れた顔でミナが言う。

「もぉ～またなんか良いことあったんやろぉ～??」

『ヘヘッ♪』

「わかりやすっ!!」

『そぉ??』

「かなり･･･で??何があったの？」

『何やと思う～??』

嬉しすぎて友梨の口角は
上がりっぱなし。

「じらすなよ～」

『あんね～笑』