それでも君が
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#490 []
――――――。


『そろそろ親来るから帰っていいよ。』

「来るまで待つ」


さっきからこの繰り返し。


『部活で来とることになっとるで,一緒に居るの見られたらかなりマズイろ・・・』

「なら俺も吹奏楽部って事にしようぜ!!いいねぇ〜そうしよ!!俺友梨ママ見てみたいし」

⏰:07/03/07 13:09 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#491 []
『ばかっ!!ウチの親怖いんやさ↓↓ヤバイでさ』

ウチの親が
この場面見たら
きっともの凄いことになるだろう・・・

だけど
何も知らない博は
一人で作戦練ってる・・・笑

「サックスやっけ?俺もサックスってことで。」

『はいはい・・・』

窓外が気になって・・・
会話に集中できない。

⏰:07/03/07 13:13 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#492 []
『ならリハーサルねっ。言ってみ?笑』

「初めまして。大山高校吹奏楽部でサックスやってます。担当は・・・担当・・・は・・・あっ!テナーサックスです。」

『演技下手っ!!!笑 それじゃあバレバレやん!』


「大丈夫!!本番はうまくやるし〜笑」

だからぁ・・・
博。笑い事じゃないんだよ。
なかなかピンチだからね?
この状況

⏰:07/03/07 13:17 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#493 []
必死で拒否する友梨なんて
お構いなしに

「サックスってどう吹くの?」

「怖いもの見たさってやつかな〜笑」

「俺親ウケいいで大丈夫やって」


なんて暢気な言葉並べて・・・

だけど友梨
嫌われたくなくてさ。

⏰:07/03/08 12:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#494 []
必死の頼みで
今日は引き下がってもらうことにした。

隣のコンビニにある公衆電話からお母さんに電話するため
席を立つ。

「俺も行くよ」

って博も着いてきてくれてさ。

博,テレフォンカードとかいう
懐かしいモノ持ってて
現金しかない友梨に
テレフォンカード貸してくれた。

⏰:07/03/08 12:20 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#495 []
『090・・・』

「090〜」

オウム返しする博。


あれ?
なんだっけ・・・

ヤバイ・・・
番号忘れた!!!


『あれ!?あーどうしよう!!まって!まって!090・・・』

「落ち着け??」

心配そうに見守る中
必死に思い出そうとする。

⏰:07/03/08 12:24 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#496 []
けど焦れば焦るほど
出てこなくて
とりあえずかけてみた。笑

そしたらさ。
奇跡みたい!繋がったんだ

携帯って怖いよね。
昔は覚えてたのに。
親のケー番くらい。


「トイレ行ってくる」

って小声で言うと
コンビニへ入っていった。

⏰:07/03/08 12:28 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#497 [ ◆xx9EArSOos]
>>343-500

⏰:07/03/08 13:47 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#498 []
友梨さん全部読ませていただきました
私,今年高校を卒業しました。
今,昔の友梨さんの様に母の事で悩んでいます
いつも豹変し,怒る母に対して困惑してしまい
また
そんなストレスから過食になりこんな私を母は自分のせいだとは微塵も思わず,冷たい言葉の暴力に悩んでいます‥
私もいつか友梨さんの様に昔みたいな親子になりたいです…
いつも陰ながら応援しています
ガンバってください
長文失礼しました

⏰:07/03/09 08:48 📱:N901iS 🆔:☆☆☆


#499 []
ァンカありがとございマス


返事ゎ感想板にします。
できれば,ァンカ以外のコメントゎ
感想板にお願いします。

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1538/f

⏰:07/03/09 13:25 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


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