それでも君が
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#119 [
]
:07/01/03 09:31
:D902iS
:☆☆☆
#120 [
]
『もう終わりにした。』
「そっか。アイツが好きだから?」
『うん・・・』
「そっか・・・」
裕クンに電話した。
お世話になったから報告っていうのもあるけど
誰かに言わないと
友梨はまた振り向いてしまいそうだから・・・
誰かに言わないと・・・
前に進めなくなりそうだから。
だから裕クンに話した。
:07/01/05 09:04
:D902iS
:☆☆☆
#121 [
]
泣きたかった・・・
でも
博の前では泣けなくて
博に会いに行くほどの
時間も足も勇気もない。
友梨は最低な人間です。
呼べば必ず来てくれる
裕クンを利用しました・・・
本当・・最低だよね。
:07/01/05 15:38
:D902iS
:☆☆☆
#122 [
]
「今から?わかった。」
やっぱり・・・
いつも絶対来てくれる。
『いつもんとこ?』
「寒いで家の前でいいよ」
『ありがと。』
五分くらいして
裕クンがきた。
『お願いしまぁす』
「おぅ!!」
:07/01/05 15:41
:D902iS
:☆☆☆
#123 [
]
いつもの光景・・・
いつもの匂いに
いつもの声・・・
でも友梨は裕クンにあったことを後悔することになる・・・
『どこでもいいから走って』
六つも下の友梨のわがまま。
いつも文句一つ言わないで
聞いてくれる。
:07/01/05 15:44
:D902iS
:☆☆☆
#124 [
]
そういう所
大人だなぁって思う。
「姫様相変わらずわがままですなぁ(笑)」
『うるさいなぁ。嫌ならいいよ。他の人に頼むから』
うそ。
他の人なんていないよ・・・
こんな友梨のわがまま
聞いてくれて
わかってくれる
最高のお兄ちゃんの
代わりなんていない
:07/01/05 15:49
:D902iS
:☆☆☆
#125 [
]
「すみませんねーじぃじが悪ぅございましたよ!!」
『分かればよしッッ!!笑』
たのしかったなぁ・・・
一時間以上走った。
着いたのは
静かに流れる河原
「降りるか。なんか話したいんじゃねぇの??」
わかってたんだ・・・
さすがだね。
:07/01/05 15:52
:D902iS
:☆☆☆
#126 [
]
『エスパーか???笑』
「かもな。で?話せよ。無理すんなよ??」
裕クンは煙草をふかしながら
座った
『うん』
友梨も少し距離を置いて
隣に座った。
そしてゆっくり話し出す・・・
電話じゃうまく話せなかったけど・・・
:07/01/05 15:56
:D902iS
:☆☆☆
#127 [
]
『友梨ね・・・
文博とやっちゃった・・・
セフレだってわかってんのに
どうでも良くなって・・・
体あげちゃった・・・
諦めたとか
わかってるとか・・・
ホントはただの強がりで
できるなら戻りたい。
もう一度振り向いて欲しい
そう思っとったんやと思う』
:07/01/05 15:59
:D902iS
:☆☆☆
#128 [
]
『でもね・・・
駅のホームにいたとき
昔振った人から
電話がきたの。
友梨のこと諦めるって。
前に進むって。
それ聞いて
友梨も前に進まんと・・・
って思った。
文博といたときは
文博の事考えてたけど
文博と離れてて
いつも考えるのは
博の事でね・・・』
:07/01/05 16:05
:D902iS
:☆☆☆
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