2006,夏恋
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#91 [さえ]
この小説大好きです(^□^)ノ
続きが気になります♪
:07/01/13 09:58
:W32SA
:7/1ZSidg
#92 [主]
:07/01/21 09:50
:N701i
:uhFXTn9c
#93 [主]
「みなみタチ、来てたんだ♪」
陽に焼けた肌、ポニーテール。
めぐみは笑顔で走ってきた。可愛いチアの衣裳を着て。
あんまり話す仲ではなかったが、会えば話をする。
そんな関係
「今日も暑いねー」
加奈と同じことを言って、めぐみは空を仰いだ。
あたしは顔から出る汗を、タオルで拭く。
本当に今日は暑い。
:07/01/21 09:59
:N701i
:uhFXTn9c
#94 [主]
そのあと、めぐみは先輩に呼ばれ
少ししか会話をせずに、あたしたちの視界から消えた。
そして両校の選手がグランドにきて、練習を始める。
ナカムラくん…
ナカムラくんは‥?
あたしの学校の選手に、中村くんの姿はなかった。
どんな遠くにいても、中村くんを見つけるのは
あたしの唯一の特技。
得点板の下に…
スタメン選手の名前が貼りだされる。
エースの場所
そこにいるのは
中村くんじゃなかった。
:07/01/21 10:07
:N701i
:uhFXTn9c
#95 [主]
「ねぇ、ミナミ‥なんで中村くんいないの?」
加奈も球場を見回し、中村くんの姿を探す。
もしかして、なにかあって怪我してアルプスにいるのかもっ………
そう信じて、ベンチに入れなかった野球部の方を見たけど、中村くんはいなかった。
そんな不安の中、試合開始のサイレンが鳴る。
あたしは試合どころじゃなかった‥‥。
「……………ッ。」
:07/01/21 10:11
:N701i
:uhFXTn9c
#96 [主]
「そういえば、エースって中村じゃなかったっけ」
「あー、なんか怪我して病院にいるって聞いたなぁ」
……………え?
あたしは、世界が止まったような気がして
なんの音も耳に入らなかった。
"‥怪我して病院にいるんだって‥"
汗と一緒に、この言葉がこだまして体から離れない。
あたしは、いつのまにか走りだしていた。
:07/01/21 10:16
:N701i
:uhFXTn9c
#97 [主]
病院もわからない、しかもその話が本当かどうかもわからない。
それでも、あたしは走っていた。
手に握る、お守りが汗でしめる。
このお守りは
中村くんにもらった
大切なお守り。
:07/01/21 10:21
:N701i
:uhFXTn9c
#98 [主]
昨日、明日試合だから部活早く終わるって
中村くんに公園に呼び出された。
でも、待ち合わせ時間の6:00を過ぎても中村くんはこなくてあたしは寝てしまった。
「おいッ‥‥しら‥いしッ、白石っ」
ん…………?
寝呆けながら目をあけると、中村くんの顔が目の前にあった。
「きゃッ………」
あたしはビックリして、目が覚める。
「……ぷッ」
:07/01/21 10:30
:N701i
:uhFXTn9c
#99 [主]
中村くんは思いっきり笑った。
あたしは頬を膨らまし、怒ったふりをする。
中村くんはそんなあたしを可愛いと言ってくれて、頭をポンポンッて撫でてくれた。
そんなことを言われたのは生まれて初めてで
きっと夜じゃなかったら、あたしの顔は真っ赤になっていた。
彼氏じゃないのに、そんなことされたら期待しちゃうよ‥‥。
:07/01/21 10:35
:N701i
:uhFXTn9c
#100 [主]
誰か見てますか?


:07/01/21 20:32
:N701i
:uhFXTn9c
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