2006,夏恋
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#61 [主]
匿名さん

ありがとう
ございます

⏰:07/01/08 10:04 📱:N701i 🆔:lomz9ptw


#62 [咲夜]
頑張ってくださぃ

⏰:07/01/08 10:40 📱:N700i 🆔:iZGZmf8o


#63 [主]
咲夜さん

ありがとう
ございます

こんな小説読んでくれて嬉しいです

⏰:07/01/08 10:46 📱:N701i 🆔:lomz9ptw


#64 [咲夜]
スゴク楽しいですょ 続きが楽しみですヾ(QεQ`*)

⏰:07/01/08 10:48 📱:N700i 🆔:iZGZmf8o


#65 [主]
咲夜さん

めっちゃ嬉しいデスまだまだ未熟ですが、よろしくお願いします

⏰:07/01/08 10:52 📱:N701i 🆔:lomz9ptw


#66 [主]
─"なにやってんだ…"─

あたしは中村くんの帽子をとり、ため息をついた。


時計の針はもう8:30をしめしている。

グランドも廊下も、そして職員室も電気が消え
あたしと外で鳴いている蝉はおいてけぼり。

そのとき…

⏰:07/01/08 11:43 📱:N701i 🆔:lomz9ptw


#67 [主]
ガラッ

「ハァッ、ハァ…ごめん。」


中村くんだった。
制服で、大きなエナメルを持ち、顔からは汗がでている。

「えっ、あっナカムラくん?」

「もぅ学校しめるらしいよ。はやくしろだって」

あたしと中村くんは誰もいない廊下を走った。
静かに時が流れる中、あたしたちは暑さも体にまとわりつく汗も
なにも気にせず

誰もいない廊下を走りつづける。
そして、知らない間に笑っいてた。

jpg 41KB
⏰:07/01/08 11:52 📱:N701i 🆔:lomz9ptw


#68 [主]
「…ッ、ギリギリセーフッ」

「ハァ‥ハァッ、間に合って、よかった…ね」

あたしたちがついたときは先生が校門を閉める前で、なんとか間に合った。

「白石たったあれだけで体力なくなってんの?おまえ一応運動部だろ〜?」

中村くんはあたしを見て笑った。あたしは
「うるさいなぁ〜」と一言いい、中村くんを見る。

─目が合った瞬間、何かを感じた─

中村くんはすぐ目をそらし、暑いと言って自分の顔に手で風をおくる。

あたしは恥ずかしさと、何か胸の奥にあるモヤモヤがとれなくて
中村くんから目がはなせなかった。

⏰:07/01/08 12:11 📱:N701i 🆔:lomz9ptw


#69 [主]
そのあと「いつまでみてんだよ」と、怒られ
あたしたちは小さな公園のブランコに腰をおろした。

中村くんは疲れてるにもかかわらず、あたしにたくさんのことを話してくれた。

部活のこと、クラスのこと、トモダチのこと…

あたしは、なんだか生まれて初めて話を聞く子供のようで

中村くんの口から出る一つ、一つのことばに目を輝かせていた。

⏰:07/01/08 12:22 📱:N701i 🆔:lomz9ptw


#70 [主]
でも、恋愛の話は一切してくれず
あたしは今、中村くんに彼女がいるのか気になった。

こんなにかっこよくて、しかも2年生なのにエースで…
まわりの女の子たちがほっとくはずない。

でも、今日まともに話したのにそんなの
あたしには聞く勇気すらなくて…

モヤモヤが残ったまま、中村くんとは手を振って別れた。

⏰:07/01/08 12:31 📱:N701i 🆔:lomz9ptw


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