もう二度と・・・
最新 最初 全 
#284 [林奈]
ジュンに別れを告げた事は後悔はしてない。
私も怒ってたとはいえ、元カノの話をしてしまった事は後悔してる。
「これからどうなるんだろう」
ふと私はつぶやいてた。
するとヒロコから出た提案。
「引っ越そう。このままじゃおちおち寝てられないよ」
私は二人に申し訳なくて涙が出た。
:07/05/06 17:38
:W43CA
:☆☆☆
#285 [林奈]
そんな私に二人は優しかった。
「林奈、あんたは悪くないから泣かないの!うちらは大丈夫だからさ」
二人は笑ってくれてた。
それだけでも救われた気がした。
:07/05/06 17:41
:W43CA
:☆☆☆
#286 [林奈]
何とかその夜は過ぎ、朝になってた。
ヒロコは親戚の人に電話をしていた。
未成年の私らがアパートを借りるには、保証人が必要だからだ。
ヒロコを可愛がっている親戚のおばさんが来てくれた。
:07/05/06 17:44
:W43CA
:☆☆☆
#287 [林奈]
全ての事情を話し、おばさんは怒った。
「保証人になるのは構わないよ。けどね、本当は親元にちゃんと帰った方がいいんだよ。そんな男はあんたらだけじゃどうにもならないと思うよ」
「わかってます。けど、実家には絶対戻りたくないんです」
必死に訴える私に、おばさんはやっと承諾してくれたんだ。
:07/05/06 17:48
:W43CA
:☆☆☆
#288 [林奈]
今までいたアパートの保証人もおばさん。ヒロコは一度も滞納した事はない。だからおばさんは、ヒロコを信用していたから、新しいアパートを探してくれた。
私は怖くて外にも出れない。
いくらジュンが仕事中だとしても、休んでまでどっかで待ち伏せしていたらとか考えたら、怖くて仕方なかったんだ。
:07/05/06 17:51
:W43CA
:☆☆☆
#289 [林奈]
私の不安を取り除こうと、トモミとヒロコは一緒にいてくれてた。
それが嬉しい反面、申し訳なかった。
けど、心底思ったことがある。
“血の繋がった親よりも、二人の方が何十倍も信じられる”ってこと・・・。
:07/05/06 17:54
:W43CA
:☆☆☆
#290 [林奈]
おばさんは、その日のうちにアパートを探してくれた。
そしてまた日が暮れて、夜になった。
急にまた恐怖心から体が震え始めた。
“ジュンが来る”
私はそればかり考えてたんだ。
:07/05/06 17:57
:W43CA
:☆☆☆
#291 [林奈]
予感が的中・・・。
ドンドンと玄関のドアを叩く音。
何も言わず、音だけが鳴り響いてた。
ヒロコが小さい穴からそっと覗く。
血相を変えて戻ってきた。
:07/05/06 18:00
:W43CA
:☆☆☆
#292 [林奈]
「ジュンが包丁持って突っ立ってる。警察呼ぶか?」
「警察はダメ!そうなったら私ら間違いなく家に戻される」
私は警察じゃなく、自分で何とかしなければならない。
勝手な思い込みをしていた。
あの時、警察に早く電話していればよかった・・・。
:07/05/06 18:02
:W43CA
:☆☆☆
#293 [林奈]
トモミ、ヒロコ、私のせいであんな辛くて苦しい思いさせて、本当にごめんね。
今でもあの時の事は心に引っかかったままで・・・。
二人が今幸せだとしても、私を憎んでなくても、本当に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんだ。
ごめんね・・・。
:07/05/06 18:15
:W43CA
:☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194