もう二度と・・・
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#176 [林奈]
けどその場のノリで作り笑い。
精一杯の作り方で、あの時マサは何を思ったんだろう。


悲惨な“運命”を聞いてからうちは親から縛られる事をあきらめた。何を言われたっていい。むしろこんな娘なんて追い出してくれ。
そんな気持ちを抱えて生きてくと決めた15歳の春だった。

⏰:07/04/30 12:47 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#177 [林奈]
うちは学校終わりにバイトをしようと思った。
情報誌で見つけたバイトは、オシャレなカフェ。
うちとかけ離れたようなオシャレさだけど、時給高いしまぁいいやと思った。

⏰:07/04/30 13:08 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#178 [林奈]
面接に行ったら即採用。
次の日からもうバイトを始めた。
うちに指導してくれると言う怖そうなお姉さんの、“ノリコ”さん。そしてもう一人バイトをしてた“トモミ”。ノリコさんはうちより4つ上の大学生。トモミは2つ上の高3。
接客業なのに最初、二人は無愛想で怖がった。

⏰:07/04/30 13:15 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#179 [林奈]
↑↑『怖がった』
じゃなくて『怖かった』です!ごめんなさい。


続き↓↓


怖かろうがうちは仕事を早く覚えて、時給を上げて欲しかった。毎日バイトをして、お金を貯めようと思ったんだ。
そのために、サオリとマサと遊べなくて、でも二人はバイトをしてるうちを応援してくれてた。

⏰:07/04/30 13:34 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#180 [林奈]
二人は週に何回もカフェに来てくれて、店長も二人を可愛がってた。
見た目はチャラチャラしてそうに見えるけど、二人の素直さに店長は気付いてた。


ノリコさんも次第に優しくなり、うちにとって店は安らぎだった。

⏰:07/04/30 13:46 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#181 [林奈]
トモミとも仲良くなり、バイト帰りによくご飯を食べに行くようになった。

そしてトモミは急にうちに聞いてきた。

「変な事聞くけど、林奈は援交したことある?」


「ないよ」


「うちはあるよ!簡単にお金稼げるし。今も時々してるんだよね」


以外だった。
真面目そうなのに、以外過ぎて言葉が出なかった。

⏰:07/04/30 13:56 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#182 [林奈]
「そうなんだ」


それしか言えずにうちは下を向いた。
すると、トモミはうちに言う。


「林奈もやってみない?お金ほしいって言ってたじゃん」


「そうだけどさぁ」

「林奈ならいっぱい稼げるよ」


ノブヒロと約束したはずなのに、揺らいだ自分。


あの時しっかりとした意志を持ってら・・・。
今こんなに情けなく思わずに済んだのに。

⏰:07/04/30 17:37 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#183 [林奈]
その日にうちは携帯を買った。
トモミはやるなら携帯は必需品と言ってきた。


トモミは仲間ができたと喜んでた。
けどうちは複雑。
もうやらないって決めたはずなのに、お金のために、自分の気持ちは半分決まってた。

⏰:07/04/30 17:42 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#184 [あやめ]
またまた書いちゃぃましたぁ★

スペースを使ってしまってごめんなさい!それならコメントすんなよって話しですけど…

このことを本にしたらどうでしょうか??多くの人に読んでもらいたいです…ぁたしが言う立場じゃないですけど…

⏰:07/05/01 00:10 📱:SH702iS 🆔:☆☆☆


#185 [林奈]
あやめさんコメントありがとうI
本にしたいってまでは思ってませんmでもうちの今までを読んでくれて何か感じてほしいのは事実です。
ただの自己満にしかすぎないけどねI

⏰:07/05/01 07:36 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


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