もう二度と・・・
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#296 [林奈]
トモミとヒロコは仕方なく外に出てくれた。
携帯だけ握りしめ、アパートの前の公園に行った。


時間はもう23時を回ってたのを覚えてる・・・。


公園に着き、目の前の光景に驚かずにはいられなかった。

⏰:07/05/06 18:24 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#297 [林奈]
私らを待ってたのはジュンだけじゃない。ジュンを含めて、六人の男達がいた。

私ら三人を囲み、ニヤニヤ笑う。


「何なのあんたら」

ヒロコがはむかった。


すると一人の男が言った。

⏰:07/05/06 18:26 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#298 [林奈]
「粋がいい姉ちゃんだな。お前らどうせ淫乱なんだろ?俺らの相手してくれたら許してやるよ」


「意味わからんし!あんたらの相手ってなにさ?」


そう聞いた瞬間、私ら三人はナイフと言う武器で脅されて体を捕まれた。

⏰:07/05/06 18:30 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#299 [林奈]
「騒ぐと刺すよ?」

またニヤリと笑い、私ら三人は別々の車に乗せられた。


この時初めて、“警察を呼べばよかった”そう思ったんだ。けど、後悔しても遅い現実。


“殺される”


真剣に感じたんだ。

⏰:07/05/06 18:32 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#300 [林奈]
「どこ行くの?あの二人だけには何もしないで」


何を言っても何を聞いても答えない男二人。


私は暗闇の中、気付かれないように携帯を触った。

⏰:07/05/06 18:34 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#301 [林奈]
手探りでメモリの1番を押す。
いちかばちか賭けてみた。携帯に慣れすぎて暗闇でも押せる自分を少し誇らしくも感じてしまった。

ノブヒロへと通話ボタンを押す。


“お願い!出て”


それを願った。

⏰:07/05/06 20:20 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#302 [林奈]
ノブヒロの声が聞こえないように、通話音量を最低にまで下げ、私はノブヒロに助けを求めた。


ノブヒロにこの状況が伝わるように分かる範囲で、男達に話しかけた。


「どこに向かってるの?私らをどうするの?」


あらゆる言葉を使った。

⏰:07/05/06 20:24 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#303 [林奈]
30分くらいしてから着いた暗い倉庫。チラッと見えた名前。


“鹿沼倉庫”


私は鹿沼倉庫の名前を意味もなくデカい声で叫んだ。


きっと男達は私を壊れた女と思っただろう。

⏰:07/05/06 20:27 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#304 [林奈]
倉庫に入れられ、出られないように鍵をかける。私ら三人を真ん中に集め、囲む六人の男。


ナイフをちらつかせ、ニヤニヤ笑うヤツら。


私は怒り狂った。

⏰:07/05/06 20:29 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#305 [林奈]
「お前ら気持ちわりぃんだよ」


「な―に言っちゃってんの?男をナメると怖いんだよ」


そしてジュンがおかしな事を言う。


「こいつらヤッちゃって」


ジュンの合図で私らは男達にそれぞれ押し倒された。

⏰:07/05/06 20:39 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


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