〇ニ番目の四季〇
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#73 [ゆり]
部屋は8畳くらいで
コンピューターとかベースとか置いてあってやっぱりかっこよかった。
「おー!綺麗〜」
「だろ?(笑)ジュース持ってくるから座ってて」
(律義だな(笑))
あたしは床に座ってそわそわしてた。
ガチャッ
「はい、ゆりちゃんはオレンジジュースね」
「わぁーい☆ありがとう」
コップを両手で持って飲んだ。
:06/05/28 16:37 :V703SH :a4CPZqco
#74 [ゆり]
「ほんと子供みたいだな(笑)」
あたしは子供らしさを演じてた。
彼女とは全く別のタイプでいたかったから。
それからベタだけどアルバムとか見せてもらった。
写真には彼女さんも映ってた。
:06/05/28 16:39 :V703SH :a4CPZqco
#75 [ゆり]
「わ〜彼女さん綺麗だね〜♪」
精一杯の強がりだった。
ベットにもたれて写真をめくる。
あたしの知らない場所
知らない顔
知らない高橋さん。
(あたしって一体なんなんだろ…)
急に虚しくなってきた。
:06/05/28 16:40 :V703SH :a4CPZqco
#76 [ゆり]
そんなあたしを分かり切った様に
肩を引き寄せてキスをする。
高橋さんお得意の黙らせ方。
「んん…」
口にジュースが入ってきた。
ごくんッごく…
数回に分けられて飲まされたジュース。
「上手に飲むね」
唇を離すと相変わらず軽く笑って
なにかしら言うんだこの人は。
:06/05/28 16:45 :V703SH :a4CPZqco
#77 [ゆり]
苦しくて息が上がる。
あたしばっかりドキドキして馬鹿みたい。
床には彼女さんとの写真、
指には彼女さんとお揃いの指輪。
…ほんと無神経な男。
あたしは苛々した。
:06/05/28 16:47 :V703SH :a4CPZqco
#78 [ゆり]
もともとかわいらしい性格なんかじゃない。
浮気する男なんて許せない。
なのに…
あたしはこの日
初めてを高橋さんにあげた。
いつかこうなるとは思ってた。
でもこれで完全に二番目になってしまった。
もうどうしようもない。
先にも進めないし
後にも戻れないんだ。
:06/05/28 16:49 :V703SH :a4CPZqco
#79 [まにャ]
隼人サンの小説読みま∪た(∩▽∩*)
すッごくよかったあ!隼人サンわゆリサンに出会うことによって、変われたンですね〜
人を愛することッて
難∪いけど…
素晴ら∪いですね!あた∪もい⊃か心から愛する人を見つけその人にいッぱいの愛を注ぎたい…
ゆリサンどうかこれカラも隼人サンとお幸せに応援∪ています!
小説も読んでいます頑張って下さい★
:06/05/28 18:33 :W32H :C3rmoVpg
#80 [ゆり]
まにャさん☆
ありがとォです!!嬉しい(;ω;)
愛する事わ難しいケド愛せる人に出会えた事に意味があるから。 大切にしていきたいです☆思い出も、これからもo(^-^)o
:06/05/28 19:19 :V703SH :a4CPZqco
#81 [ゆり]
それからはいつも高橋さんのペース。
夜に彼女を職場まで迎えに行き、
家まで送っていった後に
あたしに会いに来る。
こっちからは連絡しないようにしてたから、
来るか来ないかはその時までわからない。
:06/05/28 19:21 :V703SH :a4CPZqco
#82 [ゆり]
でもあたしは毎晩携帯を気にして
夜中まで連絡を待った。
連絡がない日は諦めて
シャワーを浴びて寝た。
連絡がきた日は走って車まで行き、
ドライブをして車でえっちしてっていうコースだった。
:06/05/28 19:23 :V703SH :a4CPZqco
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