Love is...

『やりたいの？』

「え？いいの？」

『別に初めてじゃないし』

「うんっ!!」

男って単純。
なんて生き物なの･･･

友梨は俊道の隣に座った。

俊道は友梨を抱いた。

「シャンプーAsieoce？」

『何でわかったの？』

「シャンプー当てるの得意」

どんな特技だか。
笑っちゃうよね。

そのまま布団に倒され
キスされそうになった時

アタシは拒んでしまった･･･

裕くんは大丈夫だったのに
おかしいな･･･

『ごめん!やっぱり無理!!』

鳥肌が立ってた

「ここまできて
それはないろ!!」

ですよね･･･

だけど無理なの。

「もう起ったし!! ///」

『ホントにごめん･･･』

ごめんなさい。
あなたを好きになれそうに
ありません･･･

「いいじゃん!なんで??」

よほど
卒業したかったんだろう
しつこかった

鬱陶しくて

『そんなにやりたきゃ
一人でやんなよ。』

「恥ずかしいにか!!」

『チキン笑』

鼻で笑った。

「チキンじゃねぇし!!
あぁ～いいよ!やってやるよ」

？

ムキになるところが
違う気がするけど･･･

好きじゃないし
こんな男どうでもよかった

所詮ただのメル友。
暇つぶしでしかなかった。

俊道は布団の中で
脱いでしまったらしく

「脱いだし!チキンじゃねぇ」

そう言うと
隣で自慰行為を始めた。

まさか本気でやるとは
思ってなくてビックリした。

恥ずかしくないの？
惨めじゃないの？

結局は抜きたかった
だけだろう。

行為が終わると

「誰にも言うなよ」

って。

誰に話すんだよ。
こんな気持ち悪い話。
逆に友梨が引かれるし。

『言うわけないし』

「よかった。」

ビビってんなら
最初からすんなっつーの!
めっちゃチキンやん。

バスの時間が近づき
帰ることにした。

解放されたかった。

早く･･･

早く･･･

タクシーを降りた
所まで来ると

｢バスで行こうぜ｣

市内を循環してる
100円で乗れるバス。

『これ３時半までに駅着く？』

「初めて乗る♪」

却下。
そんな危険な乗り物には
乗りません。

友梨は六時前に
学校まで行かなきゃいけない。
親に嘘付いてきたし･･･

３時半のバスに
乗り遅れるわけには
いかない。

なのにコイツは

「確か大丈夫やよ」

って言って
友梨の腕を掴むと
バスに押し入れた。

(ほんとかよ･･･)

これが間違いだった。
やっぱ歩けばよかった。