愛しき君へ…
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#101 [晃彦]
えりかが車に乗り込んで、少しだけ沈黙が続いた。
えりか「…今日バイトでゆうき君に会ったんだけど…」
晃彦「うん。」
えりか「自分でもびっくりなんやけど、すごいふっきれてた!!笑なんかねー、ゆうき君は憧れの人やったかも!笑」
晃彦「え…?そうなん?」
俺はちょっと戸惑った。
えりかは強がって言ってるかもしれないと思ったから。
:06/06/04 10:05
:N900iS
:5/9b4VvQ
#102 [あす]
:06/06/04 10:07
:SH902i
:jI88EzMg
#103 [晃彦]
えりか「なんかびっくり!二年近くずっと好きやったのに…」
晃彦「…。」
えりか「それよりも、昨日からずっとあっ君の事ばっか考えてた。」
―?
それはどういう意味…?
俺は固まった。
頭の中がぐるぐるした。
:06/06/04 10:10
:N900iS
:5/9b4VvQ
#104 [晃彦]
えりか「たった一日でこんな風に思うって自分でもびっくりなんやけど。けどかなり本気。」
どおいうこと?
えりかも俺が好きだって事?
俺はまじ混乱。
だってそんなわけねーし。
ありえねーし。
頭はぐるぐるで混乱して、俺は何も言えずにいた。
:06/06/04 10:13
:N900iS
:5/9b4VvQ
#105 [晃彦]
えりか「もー!なんか答えてよぉ…恥ずかしいし笑」
晃彦「え…えっと…どおゆうこと?」
えりか「えぇ?!まだ言わす気〜?笑」
晃彦「…うん。」
えりか「…好きって事かな。」
晃彦「え?」
俺は聞こえていたけど信じられなくてもう一度聞き返した。
えりか「えー!?もういわんし!!笑」
:06/06/04 10:19
:N900iS
:5/9b4VvQ
#106 [晃彦]
ずっと考えていた。
えりかに好きだと言われたらどんなに幸せか。
一度でいいから言われてみたいと。
それ以上に幸せな事ってあんのかなって。
そんな事ばかり考えていた。
現実にはないと思っていた。
:06/06/04 10:24
:N900iS
:5/9b4VvQ
#107 [晃彦]
俺はえりかを抱き締めた。
というより、抱きついた。笑
嬉しさと幸福な気分で胸がいっぱいで…また泣きそうになった。
俺涙腺弱すぎ。
えりかのぬくもりがした。
晃彦「もっかいゆって…?」
えりか「…大好き。」
:06/06/04 10:27
:N900iS
:5/9b4VvQ
#108 [晃彦]
人に言われて、こんなにも嬉しい言葉があったんだ。と気付いた。
こんな幸福な気分は生まれて初めてで…
えりかが「好き」と言ってくれた言葉を録音して、ずっと聞いていたいと思った。
そのあと、もっかいゆってと言ってももう言ってくれなかったけど、俺の耳にははっきり残っていた。
:06/06/04 10:33
:N900iS
:5/9b4VvQ
#109 [晃彦]
それからえりかは俺の彼女になった。
俺は本間に心から誓った。
えりかを絶対に大切にしようと。
絶対に傷つけたりしないと。
たくさんの愛を注いで誰よりも幸せにしてあげようと。
本気で誓った。
:06/06/04 10:41
:N900iS
:5/9b4VvQ
#110 [晃彦]
こんなに好きだと思えるのも幸せになれんのもお前だけやから。
絶対絶対大切にしよう。
そう誓ったのに―。
なんで人は弱くて、人を傷つけてしまうんやろう?
どうして大切な人を傷つけてしまうんやろう。
傷つけてからじゃどうにもならんのに。
俺の弱さのせいで…
ごめんな。
:06/06/04 10:44
:N900iS
:5/9b4VvQ
#111 [あやぽん]
:06/06/04 11:22
:SH700i
:BJgc3oN2
#112 [あす]
:06/06/04 12:07
:SH902i
:jI88EzMg
#113 [晃彦]
あやぽんさん。
あすさん。
読んでくれて感謝です☆やっぱ読んでくれる人いると嬉しいですね。
:06/06/04 13:16
:N900iS
:5/9b4VvQ
#114 [晃彦]
えりかと付き合ってからの俺は女遊びは一切やめた。
えりか以外の女なんかどーでもよかったから。
えりかがいれば良かったし別に苦じゃなかった。
えりかとの付き合いは俺にとって生まれて初めての本間に恋人って感じの付き合い。
えりかはやっぱ可愛くて…やっぱ俺はどんどん好きになっていった。
:06/06/04 13:20
:N900iS
:5/9b4VvQ
#115 [晃彦]
俺は仕事がおわるとすぐにえりかに会いに行った。
その当時、えりかは高校卒業をすぐにひかえていたけど、ファッションの専門学校入学が決まっていたから毎日一緒やった。
俺はツレとか仕事の先輩にえりかを紹介した。
ってか見せびらかしたかった。笑
「俺の彼女です。」って―。
:06/06/04 13:25
:N900iS
:5/9b4VvQ
#116 [晃彦]
えりかとならどんな事も楽しかった。
えりかはドライブが大好きやからよくドライブした。
えりか「ねー、あっ君?」
と後ろから俺の肩をたたいて、俺がふりむくとほっぺたに指をあてにくる。
えりかはそれが好きみたいで、いつもそれをしては喜んで笑ってた。
そんな無邪気なとこも可愛くて仕方なくて、俺はいつもわかっていながらひっかかってあげた。
えりかの笑顔がみたいから。
:06/06/04 13:31
:N900iS
:5/9b4VvQ
#117 [なぁ
]
てか

主さン
めたいい男

あたしも
主さンがえリかさン思う
気持ちを持ッた人に
出会ィたい

最後まで読むンで
頑張れ


+゚
:06/06/04 14:47
:SH901iC
:r8YSV7VY
#118 [晃彦]
なぁさん。
コメントありがとうございます☆男は惚れた女には弱いもんです…笑。これから先を読んで頂くと俺がいい人なんかじゃない事わかると思いますが…よかったらまた読んでください。
:06/06/04 15:16
:N900iS
:5/9b4VvQ
#119 [なぁ
]
人生何があるか
わからなィですよね


でもあたし
応援してるンで
マジ頑張ッて
書ィて下さィ


:06/06/04 15:58
:SH901iC
:r8YSV7VY
#120 [晃彦]
なぁさん。
応援ありがとうございます☆頑張るんでこれからも宜しく☆
:06/06/04 23:16
:N900iS
:5/9b4VvQ
#121 [晃彦]
その当時、えりかはまだ処女だった。
えりか「なんか恐いから、まだ待って?」
といつも言われていたから俺は素直に待っていた。
不思議なくらいそんな気分にはならなかった。
けど、焦りもあった。
早くえりかの体も俺のものにしたくて。
キスはたくさんした。
:06/06/04 23:19
:N900iS
:5/9b4VvQ
#122 [晃彦]
俺はあんまりキスが好きじゃなかったけどえりかとのキスは別!
えりかを見てるとキスしたくなる。
キスしたあとにえりかは絶対に照れ笑いをする。
そんなえりかを見るのも大好きで。
晃彦「なん照れてんのー?」
えりか「照れてないよっ!」
ムキになって言うのが可愛くて、いつもわざと言っていた。
:06/06/04 23:22
:N900iS
:5/9b4VvQ
#123 [晃彦]
こんなにキスしたくなったのも、キスが幸せだと感じたのも、俺は生まれて初めてだった。
えりかはやっぱり本間に純粋で、俺もそんなえりかのそばにいると心が洗われる気がした。
過去の自分は消したいと思った。
秘密をつくるのは嫌だけど、過去の俺は知られたくなかった。
:06/06/04 23:24
:N900iS
:5/9b4VvQ
#124 [晃彦]
俺は生まれて初めて嫉妬という言葉の意味も知った。
えりかを誰にも見せたくない。
とられたくない。
俺は実は驚くほど独占欲が強かったんだ。
デート中、ほかの男がえりかを見ている事があった。
俺はいつもおもいっくそ睨んでやった。
:06/06/04 23:27
:N900iS
:5/9b4VvQ
#125 [晃彦]
そんな目で俺のえりかをみんな!
たまに本間に見た目をとってやりたいとさえ思った。笑
えりかは純粋な上に鈍感で、そんな事まったく気付いていなかった。
俺は強烈な嫉妬心で、よく苦しんだ。
だけど俺だってこんな自分は好きじゃない。
ただ、自信がなかった。
:06/06/04 23:29
:N900iS
:5/9b4VvQ
#126 [晃彦]
俺は正直言って変に自信があるほうだけど、えりかに対しては本間自信がなかった。
えりかは一途に俺を想ってくれていたけど本間に愛されてるか自信がなかった。
俺はこんな人間やから、えりかに全部を見せたら嫌われそうで。
どんなに毎日会っていても、たくさんキスをして、たくさん愛の言葉を言い合っても、自信はなかった。
俺みたいなんじゃなくてもっと完璧な人間にえりかをとられてしまいそうで。
こんなに自信がない自分も初めてで戸惑う。
:06/06/04 23:48
:N900iS
:5/9b4VvQ
#127 [晃彦]
俺はえりかには本間弱いと思う。
えりかにだけは勝たれへんわ…。
えりかの前やと俺は本間女々しい男。
えりかが大好きで仕方ないから。
4月になって、えりかは高校を卒業し、専門学校に入学した。
:06/06/04 23:50
:N900iS
:5/9b4VvQ
#128 [晃彦]
相変わらず大好きで、毎日遊んでた。
たまたま俺が早く仕事がおわる日があって、えりかの学校まで車で迎えに行った。
何時に迎えに行くよとメールを入れたら
えりか「早く会いたぁーい(^O^)」
と返事が来て、うかれ気分で正門に車を停めてまっていた。
学校から出てくるえりかを探した。
その時―えりかの姿が見えた。
:06/06/05 00:18
:N900iS
:mILK3Bgo
#129 [晃彦]
胸がしめつけられるのを感じた。
えりかの横には知らない男。
明らかにえりかの事をずっと見ている。
えりかが前を向いて話していても視線は常にえりか。
俺の思い込みかもしれないけど、少しでも俺のえりかを見るな―。
俺の大好きな笑顔を誰かに見せんなよ…
:06/06/05 00:21
:N900iS
:mILK3Bgo
#130 [晃彦]
俺は体が熱くなるのを感じた。
同時に窓を開けて叫んでた。
晃彦「えりか!!おせーよ!!はよ乗れ!!」
俺は頭にきていたから勢いで言ったけど結構どなってたと思う。
えりかが焦ったようにすぐに男に別れをつげ、小走りで車へきた。
そのえりかの様子を最後まで見送る男。
:06/06/05 00:24
:N900iS
:mILK3Bgo
#131 [晃彦]
本間に腹が立つ…。
男と目が合った。
男は少し焦って軽く頭を下げたが俺はしらんぷりをした。
三個も下の相手に本当情けない。
けどどうしてもイライラがとまらなかった。
えりか「あっ君、なにおこってんの?」
ちょっと怒り気味に声をかけてくるえりか。
:06/06/05 01:01
:N900iS
:mILK3Bgo
#132 [晃彦]
晃彦「…今の誰?」
えりか「今の?専門でできた友達。佐藤君。」
晃彦「何話してたわけ?なんで二人なわけ?」
えりか「別に学校のこと!なんで友達と二人で歩いてたらあかんわけ?」
確かにそう。
当たり前の事かもしれやん。
:06/06/05 01:04
:N900iS
:mILK3Bgo
#133 [晃彦]
けど、じゃあえりかは…俺が友達の女の子と仲良くしてるの見ても嫌じゃない?
自分のやのにって思わない?
平気―?
俺は無理。
耐えれねーよ。
誰にも少しも渡したくない。
:06/06/05 01:07
:N900iS
:mILK3Bgo
#134 [晃彦]
こんなに好きなん俺だけ…?
あの頃は苦しかった。
自分に自信がなくて弱かったから。
嫉妬なんかしたくないのにどうしてもしてしまって、それでえりかにあたったりしてた。
恥ずかしいけどこんなにちゃんと恋愛したんはこれが初めてで
うまく愛せなかったんだ―。
:06/06/05 10:04
:N900iS
:mILK3Bgo
#135 [晃彦]
えりか「嫉妬やきすぎ!」
俺だってそんな事わかってる。
晃彦「うるさい。」
荒々しくえりかにキスをした。
強く抱き締めて、えりかのぬくもりを全身で感じた。
えりかの全部を確実に俺のもんにできたらいいのに。
どっかへ閉じ込めたい…笑
:06/06/05 10:09
:N900iS
:mILK3Bgo
#136 [晃彦]
いつものようにご飯を食べて、12時頃えりかの家に送った。
いつものようにキスをした。
抱き締めた。
えりか「好き。あっ君は?」
晃彦「…めっちゃ好き。」
それでバイバイした。
バイバイの時はいつでも悲しいな。
:06/06/05 10:14
:N900iS
:mILK3Bgo
#137 [晃彦]
好きって言葉を口にすると、いつももどかしい気持ちになるんだ。
そんな二文字じゃ表せらんねーよ。
この気持ちは。
きっと俺のこの気持ちは言葉なんかじゃあらわせない。
この世にそんな言葉があるのか?
好きとか愛してるとか、そんなレベルじゃない。
:06/06/05 10:17
:N900iS
:mILK3Bgo
#138 [晃彦]
あの頃、俺がもっと強かったらお前を傷つけんですんだのに。
本間に大好きやったのに…
…ごめんな。
えりかは休みの日は学校の課題で服屋の見学をしたり布を買いに行く事が多くなって、この日のデートも俺はそれの付き添いやった。
えりかが真剣に服を見ていた時やった。
えりか「こーゆーの作りたいん!」
晃彦「可愛いやん」
:06/06/05 11:09
:N900iS
:mILK3Bgo
#139 [晃彦]
その時俺の携帯がなった。
夏祭りで出会ったナオだった。
びっくりしてちょっと焦った。
えりか「ね、誰?」
えりかがぷくっと顔を膨らまして俺をみた。
晃彦「別に〜」
えりか「また女?」
俺は遊び人だったから女からメールがくる事がしょっちゅうで、その度に友達だよ。ってごまかしてた。
:06/06/05 11:39
:N900iS
:mILK3Bgo
#140 [あやぽん]
:06/06/05 12:12
:SH700i
:SYswww32
#141 [晃彦]
そしたらえりかはいつも
えりか「ふーん。」
と言ってふてくされていた。
だけど今日は違った。
俺の様子がおかしいのに気付いていたのかもしれない。
えりか「貸して〜♪」
そう言って俺の携帯をとっていった。
あまりにきゅうすぎて呆然としまった。
:06/06/05 13:18
:N900iS
:mILK3Bgo
#142 [晃彦]
俺の携帯を持って、店の隅の方に走っていった。
ヤバい。
そう思った時にはもう遅かったんだ。
えりかから笑顔が消えた。
立ち止まってそれからこっちに歩いてきて、俺に携帯を押しつけて、階段の方に歩いていった。
無言で、無表情で。
何もかもが崩れ去る気がした。
:06/06/05 13:24
:N900iS
:mILK3Bgo
#143 [晃彦]
俺は携帯を見つめたまま少しの間、呆然としていた。
携帯にはナオからのメールが開かれていて…
ナオ「久しぶり〜♪また遊ぼうよ☆ホテルでもいいから(^O^)笑」
目の前が真っ白になった。
えりかを失ってしまう…。
我に返ってえりかを追い掛けた。
:06/06/05 13:31
:N900iS
:mILK3Bgo
#144 [晃彦]
晃彦「えりか!待てよ!」
無言で早歩きのえりかを追い掛けた。
晃彦「話聞けって!」
えりかの腕をつかんだ。
えりかは本間に無表情で冷たい顔をしていた。
えりか「なに?」
晃彦「誤解してない?浮気とかちゃうし…」
えりか「じゃあどうゆう意味?」
:06/06/05 13:34
:N900iS
:mILK3Bgo
#145 [晃彦]
晃彦「お前と付き合うまで俺本間最低やったけど…お前は別やって!めっちゃ好きやし…」
俺は混乱してはっきりとは覚えていないけど、ばーっと言い訳みたいなんをした。
それを無言で聞いたえりかは、冷たくこう言った。
えりか「つまり、あたしと付き合う前は誰とでもできたんや?」
はっきりとそう言われて、言葉がつまった。
その通りだ。
俺は誰とでもできた男や。
:06/06/05 13:38
:N900iS
:mILK3Bgo
#146 [晃彦]
えりか「もういい…」
そう言って俺の腕をふりほどいて歩き始めた。
晃彦「待てって!俺本間かわったから!お前のことだけ愛してたやろ!」
えりかはとまらずにそのまま歩いた。
晃彦「ちょー待てって!」
俺が大きな声を出したもんやからえりかは立ち止まった。
:06/06/05 13:41
:N900iS
:mILK3Bgo
#147 [晃彦]
近寄って話をしようとするとえりかの目から涙が落ちるのに気付いた。
初めて泣かせた瞬間だった。
晃彦「ごめん…」
どうしようと戸惑っていると、えりかは小さな声でこう言った。
えりか「知ってたら…好きになんかならんかった。」
そう言ってもう二度と振りかえることもなく、立ち止まる事もなく、えりかは行ってしまった。
その言葉が胸に響いて、俺はその場にたちつくした。
:06/06/05 13:45
:N900iS
:mILK3Bgo
#148 [晃彦]
あやぽんさん。
読みやすいですか?たまにうち間違えあってすみません。いつもありがとうございます☆
:06/06/05 15:48
:N900iS
:mILK3Bgo
#149 [晃彦]
ひきとめたいけど、ひきとめる言葉が思いつかない。
今まで、去って行くものを欲しいと思った事も言った事もなかったから。
えりかが遠ざかって…
見えなくなった―。
大好きなえりかは、もう俺のもんじゃない。
俺は生まれて初めてこんなに悲しい思いをした。
と、同時に、こんな自分らしくない自分はもう嫌で
こんな事で傷ついてる自分はもう嫌だった。
もうえりかの事は胸にしまおう。
:06/06/05 17:47
:N900iS
:mILK3Bgo
#150 [晃彦]
えりかを好きになってから本間、自分が自分じゃないみたいやった。
恋ってこんなに辛いもんかよ?
どうやっても誰かを独占する事なんかできない。
俺ばっか好きみたいで…
気持ちがわからんくて、嫉妬しまくって…
もうこんな毎日は今日で終わり。
俺は俺らしく生きるし、やっぱえりかとは住む世界が違うんや。
:06/06/05 17:51
:N900iS
:mILK3Bgo
#151 [晃彦]
涙が出たけど必死でこらえた。
こんな事で泣く事じゃないし。
こんな事で落ち込む自分なんかかっこ悪いし。
俺はタバコをいっぱい吸って―
友達と馬鹿騒ぎしまくって、酒飲みまくって
えりかの事は忘れるんだ。
:06/06/05 17:53
:N900iS
:mILK3Bgo
#152 [晃彦]
女ならいっぱいいるやろう。
その事件があってから、三日くらいは遊んだり無茶しまくった。
あれから四日目。
ナオからメールがきた。
ナオ『晃彦〜遊ぼ〜♪』
即おっけいした。
:06/06/05 17:57
:N900iS
:mILK3Bgo
#153 [晃彦]
一人でいると淋しさが襲ってきたから。
そういえば、昔は一人でいる事に慣れてたし、誰かにこんなに会いたいとも思わへんかったな。
淋しいとかも感じやんかった。
人間って不思議なもんで、一度大切な人の温もりとか一緒におる幸せな時間を知ってしまったら淋しくなるもんなんやな。
どうしても温もりを求めてしまう―。
最後は人は一人。
そんな考え方が淋しいと初めて感じた。
:06/06/05 18:02
:N900iS
:mILK3Bgo
#154 [晃彦]
ナオと会うと、ナオは女やからえりかの事を思い出してしまった。
ナオの行動一つ一つに対して、えりかやったらこんなんやなぁとか、自然と考えてしまう。
ナオは髪の毛が明るくて、激しいパーマをかけている。
えりかの綺麗な長い髪が恋しくなった。
細いわけでもないのに短いスカート。
えりかの綺麗な足が見たいわ。
:06/06/05 18:05
:N900iS
:mILK3Bgo
#155 [晃彦]
こんなテンションの高い声じゃなくて…
優しいえりかの声で、「あっ君」って聞きたい。
可愛い笑顔を見たい。
今はもう別の誰かに見せてる…?
やっぱり俺はえりかを忘れるなんか無理ちゃうんか?
ナオ「晃彦…!?」
俺はもう耐えられなくなって涙がでた。
:06/06/05 18:10
:N900iS
:mILK3Bgo
#156 [晃彦]
近くに車を停めて俺は下をむいた。
帽子で顔をかくして。
ナオがキスしてきた。
ナオ「嫌なことはー、忘れさせてあげる♪」
そう言って俺のベルトに手をかけた。
俺は何も言わずにただその行為を見ていた。
:06/06/05 18:12
:N900iS
:mILK3Bgo
#157 [晃彦]
そう言えば、えりかと付き合ってもう半年以上たつけど一回もHしやんかったな。
えりかといてれるならそんなんは望まへんかった。
ナオがパンツをぬいで、俺のうえにまたがって―
腰をおろした。
これで本間に終わり。
:06/06/05 18:16
:N900iS
:mILK3Bgo
#158 [
なな
]
:06/06/05 18:22
:N701i
:CN3p3tPY
#159 [晃彦]
それからの俺は、しょっちゅうナオを抱いた。
淋しさを紛らわすために。
俺はまた虚しい毎日に戻った。
自分が何したいんかもわからへんし、今はとりあえず忘れたい。
ほんで昔の俺に戻るんや。
もう二度とこんな弱い自分は見たくねーから。
俺はやっぱ自分の事でいっぱいいっぱいで―自分だけが淋しいと思ってた。
:06/06/05 18:23
:N900iS
:mILK3Bgo
#160 [晃彦]
自分だけが辛いと思ってた。
あの時俺さえ強かったらえりかをこれ以上傷つける事はなかったのにな。
えりかと別れてから二週間がすぎた頃。
えりかからメールがきた。
えりか『会って話したい。』
俺はためらった。
会うときっとまた好きになる。
:06/06/05 18:28
:N900iS
:mILK3Bgo
#161 [晃彦]
それでまた辛い思いをする。
また忘れられなくなってしまう。
また一からだ。
俺はそんな気持ちはもう絶対に起こさないと決めて、会う事を決めた。
男らしくバイバイするんだ。
俺は全然平気って顔して。
最後に大好きなえりかを目にやきつけよう。
:06/06/05 18:31
:N900iS
:mILK3Bgo
#162 [晃彦]
ななさん。
感想ありがとうございます☆俺は辛いとか言う資格ないっす…。ぜひ最後まで読んでください。
:06/06/05 18:32
:N900iS
:mILK3Bgo
#163 [
]
ヤバィです



ほんとに感動しました

切ないですね

ずっと読むんで、頑張ってくださぃ

:06/06/05 18:37
:N902i
:MOuBYfwQ
#164 [我輩は匿名である]
:06/06/05 18:51
:D902i
:OvU6MWu2
#165 [晃彦]

さん。
ありがとうございます☆読みにくいと思いますが最後までよろしくお願いします。
:06/06/05 19:41
:N900iS
:mILK3Bgo
#166 [晃彦]
その翌日、仕事帰りにえりかと近くのコンビニに待ち合わせをして会った。
えりかはもう来ていた。
えりか「久しぶり…」
こんな事になる前は毎日一緒にいたからすごく久しぶりな感じがした。
長い髪は今日はストレートでやっぱりスカートからのぞく足がめちゃめちゃ綺麗で…
やっぱり可愛い。専門に行き始めてからますます綺麗になった気がする。
やっぱり好きだと思った。
けどもうそんな気持ちは持たないと決めていた。
:06/06/05 22:14
:N900iS
:mILK3Bgo
#167 [まぁ
]
めちゃめちゃ続きが気になりマス(>_<)頑張ってさぃ!!
:06/06/06 07:14
:D901iS
:hrM4pwBU
#168 [あやぽん]
:06/06/06 08:56
:SH700i
:aIOGq3rw
#169 [
ァミーゴ
]
:06/06/06 12:59
:N901iC
:9WMBS8YU
#170 [晃彦]
まぁさん、あやぽんさん、アミーゴさん。
読んでくれてありがとうございます☆すごい嬉しいです☆これから少し忙しいのでなかなか更新できないと思いますが、ちょくちょくしていくのでまた覗いてください!
:06/06/06 19:37
:N900iS
:GNB2E6m2
#171 [晃彦]
俺はえりかを見ないようにした。
気持ちがまた揺らぐのが恐かったから。
タバコをふかして、余裕でいた。
変にプライドがあったから
えりかがいなきゃ無理な男みたいに思われたくないって思いもあった。
少しの間沈黙で、気まずい雰囲気の中えりかが口を開いた。
:06/06/06 20:58
:N900iS
:GNB2E6m2
#172 [晃彦]
えりか「あれから…何してた?」
俺はえりかを一切見ずに、前だけむいて、タバコをふかして、思いっきり平然を装ってこう答えた。
晃彦「あ〜、女とおった!」
沈黙がつづいた。
えりか「…そっか…。」
こう答えたのはえりかなりのプライドだったようだ。
だけど俺は心のどっかで、やっぱり晃彦が好きだって必死になってくれるかもしれない。
泣いてくれるかもしれないって思ってたんだ。
:06/06/06 21:01
:N900iS
:GNB2E6m2
#173 [晃彦]
だから変にショックな気分になった。
えりか「この間のメールの人?」
晃彦「うん。」
えりか「付き合ってんの?」
晃彦「わからん。」
えりかはショックな様子じゃなかったし普通に話し掛けてきてた。
:06/06/06 21:04
:N900iS
:GNB2E6m2
#174 [晃彦]
えりか「二股やった?」
晃彦「ちが…!」
頭の中がそうじゃないって言葉でいっぱいになった。
そんなわけない、俺がどんなけ愛してたか…
だけど言葉にすると全部言い訳になりそうで言えなかったんだ。
:06/06/06 21:06
:N900iS
:GNB2E6m2
#175 [晃彦]
俺はお前と付き合ってからは本間にお前だけやった。
他のもんらいらんかった。
この気持ちは偽りない、本間の気持ち。
やけど俺の過去が。
えりかと付き合う前の俺が邪魔して―
胸はって言えない気がして―。
本間に上手に愛せやんかったと思う。
:06/06/06 21:08
:N900iS
:GNB2E6m2
#176 [晃彦]
俺は言葉をつまらせて…それ以上なにも言えなくなった。
えりか「あっ君てさー、今まで何人とやった?」
晃彦「…。」
答えられるわけがなかった。覚えていないくらいの人数だったから。
えりか「そんな人やとおもわんかった…。じゃあなんで?なんで付き合ってたわけ?」
えりかが怒りをぶつけるように言ってきた。
:06/06/06 21:12
:N900iS
:GNB2E6m2
#177 [晃彦]
えりか「あの日からも…ずっとやってたんや?」
晃彦「…。」
その通りだった。
もう本気で嫌われる。
頭が真っ白で言い訳さえもでてこない。
えりか「じゃあ…あたしはあっ君の何やったん?」
大切な人―。
えりか「好きじゃなかったん!?」
そんなわけない。
:06/06/06 21:15
:N900iS
:GNB2E6m2
#178 [晃彦]
えりか「なんか答えてよっ!」
晃彦「…。」
えりか「ねぇ!?」
えりかは完全にきれていた。
えりか「答えてよ…。」
その時だった。
えりかの声が震えだしたんは―。
:06/06/06 21:17
:N900iS
:GNB2E6m2
#179 [あやぽん]
了解したあー(・∀・)ノ
ゆッくリで

ですよ



頑張ってネ

ン


:06/06/07 02:29
:SH700i
:2yUQ4X92
#180 [」さくら」]
はじめましてI読んでて胸がキュンテってなりました剞フの自分を思い出したりしながら読んでますlお気に入りにも登録したんでフ無理せず書いてくださいね
:06/06/07 17:18
:W31SA
:6gDUAwvY
#181 [晃彦]
えりか「…嘘でもいい…もう嘘でもいいからっ…!嘘でも全部信じるから…だから…あたしだけが好きやったってゆって…。お願い…。」
えりかは強い女やった。
変にプライドも高い。
だから俺はえりかが泣いた事なんか、ゆうきに振られた時くらいしか見た事がなかった。
こんな必死で声を押し殺して言う姿も―
こんなセリフ言うえりかも―。
こんなえりかは初めてだった。
:06/06/07 21:09
:N900iS
:4PqJhKgA
#182 [晃彦]
さくらさん。
コメントありがとうございます☆すごい嬉しいです☆週末にはたくさん書くつもりなんでまた宜しくお願いします。
:06/06/07 22:05
:N900iS
:4PqJhKgA
#183 [」さくら」]
早く週末こないかな楽しみしてま〜すフフフ
:06/06/08 00:52
:W31SA
:☆☆☆
#184 [晃彦]
俺はその時思った。
俺は本当に愛されていたと。
えりかは本間に一途に俺を愛してくれていた。
よく考えれば簡単な事だった。
えりかは絶対に浮気なんかしやん、真面目で一生懸命で、まっすぐな目をした女や。
そんなえりかを一番近くで見ていたのは俺やった。
言葉だけじゃなく、態度とかいろんなもんで、俺を精一杯愛してくれた。
:06/06/08 18:21
:N900iS
:RSg2ndVw
#185 [コーン]
:06/06/08 21:50
:P901i
:5EMN3XTM
#186 [我輩は匿名である]
:06/06/09 01:22
:N901iS
:/Ts.DE0c
#187 [晃彦]
なんで今まで気付かんかったんやろう?
俺は今まで一度でも信じようと思ったか…?
傷つくのが恐くて…自分が傷つかないようにばっかり考えてた。
そして最も大切な人を傷つけてしまったんだ。
えりかを見ると、えりかは泣いていて―
こんな華奢な体で傷ついてる姿が痛々しくて…。
俺はなんてことをしてしまったんだろう。
:06/06/09 21:49
:N900iS
:x66/6Xe.
#188 [晃彦]
コーンさん。
なかなか更新できずにすみません(*_*)ちょくちょくしていくので宜しくお願いします☆
:06/06/09 22:20
:N900iS
:x66/6Xe.
#189 [晃彦]
今までの人生においてこんなに後悔したのは初めてだった。
こんなに自分が嫌いになったのも初めてやった。
人は本間に弱い―。
けど誰かを好きになって、その人が大切で守りたいとき、
それは自分が強くなかったらできやんのやって気付いた。
自分が強くなかったら誰かを愛するなんて無理なんや。
:06/06/10 10:55
:N900iS
:A/EZv3Rg
#190 [晃彦]
俺には、こんな傷ついたえりかを抱き締める資格はないと思った。
晃彦「本間ごめん…でもお前だけを本間に愛してる」
えりか「…うん。」
晃彦「もっかい…やりなおしたい…。」
無理だとわかっていたけど、俺は本音を言った。
えりかは少し考えてから口を開いた。
:06/06/10 10:57
:N900iS
:A/EZv3Rg
#191 [晃彦]
えりか「あたしも…すごい好きやったよ…?でもあたしにもプライドがある。」
晃彦「…うん。」
えりか「許し方なんか…わからん。」
俺は絶対に離れたくないと思った。
だけどそんな事は俺は言えない。
晃彦「わかった。でも好きでおんのは俺の勝手やんな?」
えりかは軽く笑った。
:06/06/10 11:00
:N900iS
:A/EZv3Rg
#192 [晃彦]
やっぱりえりかを見ているとすごく幸せな気分になる。
自然と笑顔がこぼれる。
俺にとって世界中でこんなにも可愛いものはない。
久々にえりかを見てつくずくそう思った。
えりか「あっ君。今までありがとう。あたし…弱くてごめんね。」
弱いんはえりかじゃない。
えりかは強いよ。俺をたくさん愛してくれたから―。
:06/06/10 11:04
:N900iS
:A/EZv3Rg
#193 [晃彦]
俺はえりかの手をとり、強くにぎった。
むくもりを感じた。
大切な人のぬくもりをずっと忘れずに強くなるために。
晃彦「俺…、強い男になるわ。」
えりかは微笑んだ。
そして車にむかった。
家まで送って―
いつもみたいにバイバイした。
:06/06/10 11:08
:N900iS
:A/EZv3Rg
#194 [晃彦]
涙はでない。
早く強い男になりたかったから。
傷ついたえりかを見た時、自分が傷つくよりも悲しいと思った。
もう傷つけたくないから。
強くなる。
お前を愛せる男になるよ。
俺はやっぱりお前しかいてへん事に気付いたから。
:06/06/10 11:11
:N900iS
:A/EZv3Rg
#195 [晃彦]
えりかは俺にとって大切な女の子。
俺が幸せにしてやりたい女の子―。
だからきっと迎えにゆくよ。
こんなに大切だと思うんも、愛しく思うんもお前しかいてないから。
俺は強くなってお前を守る。
俺はそう強く誓ったんや。
もう同じ過ちは繰り返さない。
:06/06/10 11:13
:N900iS
:A/EZv3Rg
#196 [晃彦]
えりかと会えない日々が続いた。
すごい淋しかったけどもう女に走ろうとは思わへんかった。
えりかのぬくもりじゃないと、淋しさは癒えへん事を知ってるから。
仕事を一生懸命頑張った。
そう言えば、昔えりかが言ってくれた。
:06/06/10 11:16
:N900iS
:A/EZv3Rg
#197 [晃彦]
えりか「なんかに一生懸命な男ってかっこいいわぁ!」
晃彦「じゃあ俺は?」
えりか「うーん、あっ君はね〜、仕事!」
晃彦「仕事?」
えりか「うん!あっ君って見た目チャラ男やん?笑そうゆう人って仕事とか適当〜なイメージあんのやけど、あっ君仕事すごい頑張るやん?」
晃彦「まぁ、好きやな。」
えりか「そぉゆうとこめっちゃ格好良いと思う!あ、調子のんなよー?笑」
:06/06/10 11:20
:N900iS
:A/EZv3Rg
#198 [晃彦]
晃彦「調子のっとこ〜笑」
そんな会話をしてたな。
だから仕事、頑張るわ。
えりか「あたしねー、あっ君のチャリ毛大好き!笑」
晃彦「は?チャリ毛?」
えりか「うん!笑可愛い!笑」
晃彦「可愛いー?!格好良いてゆえよ!
えりか「違うよー!可愛いん!笑」
晃彦「それって誉めてんの?」
:06/06/10 11:24
:N900iS
:A/EZv3Rg
#199 [晃彦]
えりか「もちろんっ!笑」
だからチャリ毛はのばしとくわ。笑
初めて映画に行った時はこう言ったな。
えりか「あたしね、彼氏と映画行くの初めてなん!」
晃彦「俺も。」
えりか「なんかずっと憧れてたぁー!デートって感じでよくない?」
晃彦「そやなぁ」
:06/06/10 11:28
:N900iS
:A/EZv3Rg
#200 [晃彦]
えりか「またいっぱい連れってねっ!」
―俺はお前のみたい映画全部つれてったれるような男になるわ!
えりか「指輪が欲しいっ!」
晃彦「ビーズの?笑」
えりか「カルティエの♪」
晃彦「はー?ガキがふざけんな!」
:06/06/10 11:30
:N900iS
:A/EZv3Rg
#201 [晃彦]
えりか「だって憧れなんやもん!いつか買ってね!」
晃彦「絶対無理!」
そんな事言いながら買ってやりたいって思ってたよ。
そんなもんくらいポンて買ってやれるような男になるよ。
お前がいつも笑顔でいてられように
最高に幸せにしてやれる男になるよ。
:06/06/10 11:32
:N900iS
:A/EZv3Rg
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