愛しき君へ…
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#121 [晃彦]
その当時、えりかはまだ処女だった。

えりか「なんか恐いから、まだ待って?」

といつも言われていたから俺は素直に待っていた。

不思議なくらいそんな気分にはならなかった。

けど、焦りもあった。

早くえりかの体も俺のものにしたくて。

キスはたくさんした。

⏰:06/06/04 23:19 📱:N900iS 🆔:5/9b4VvQ


#122 [晃彦]
俺はあんまりキスが好きじゃなかったけどえりかとのキスは別!

えりかを見てるとキスしたくなる。

キスしたあとにえりかは絶対に照れ笑いをする。

そんなえりかを見るのも大好きで。

晃彦「なん照れてんのー?」

えりか「照れてないよっ!」

ムキになって言うのが可愛くて、いつもわざと言っていた。

⏰:06/06/04 23:22 📱:N900iS 🆔:5/9b4VvQ


#123 [晃彦]
こんなにキスしたくなったのも、キスが幸せだと感じたのも、俺は生まれて初めてだった。

えりかはやっぱり本間に純粋で、俺もそんなえりかのそばにいると心が洗われる気がした。

過去の自分は消したいと思った。

秘密をつくるのは嫌だけど、過去の俺は知られたくなかった。

⏰:06/06/04 23:24 📱:N900iS 🆔:5/9b4VvQ


#124 [晃彦]
俺は生まれて初めて嫉妬という言葉の意味も知った。

えりかを誰にも見せたくない。

とられたくない。

俺は実は驚くほど独占欲が強かったんだ。

デート中、ほかの男がえりかを見ている事があった。

俺はいつもおもいっくそ睨んでやった。

⏰:06/06/04 23:27 📱:N900iS 🆔:5/9b4VvQ


#125 [晃彦]
そんな目で俺のえりかをみんな!

たまに本間に見た目をとってやりたいとさえ思った。笑

えりかは純粋な上に鈍感で、そんな事まったく気付いていなかった。

俺は強烈な嫉妬心で、よく苦しんだ。

だけど俺だってこんな自分は好きじゃない。

ただ、自信がなかった。

⏰:06/06/04 23:29 📱:N900iS 🆔:5/9b4VvQ


#126 [晃彦]
俺は正直言って変に自信があるほうだけど、えりかに対しては本間自信がなかった。

えりかは一途に俺を想ってくれていたけど本間に愛されてるか自信がなかった。

俺はこんな人間やから、えりかに全部を見せたら嫌われそうで。

どんなに毎日会っていても、たくさんキスをして、たくさん愛の言葉を言い合っても、自信はなかった。

俺みたいなんじゃなくてもっと完璧な人間にえりかをとられてしまいそうで。

こんなに自信がない自分も初めてで戸惑う。

⏰:06/06/04 23:48 📱:N900iS 🆔:5/9b4VvQ


#127 [晃彦]
俺はえりかには本間弱いと思う。

えりかにだけは勝たれへんわ…。

えりかの前やと俺は本間女々しい男。

えりかが大好きで仕方ないから。

4月になって、えりかは高校を卒業し、専門学校に入学した。

⏰:06/06/04 23:50 📱:N900iS 🆔:5/9b4VvQ


#128 [晃彦]
相変わらず大好きで、毎日遊んでた。

たまたま俺が早く仕事がおわる日があって、えりかの学校まで車で迎えに行った。

何時に迎えに行くよとメールを入れたら

えりか「早く会いたぁーい(^O^)」

と返事が来て、うかれ気分で正門に車を停めてまっていた。

学校から出てくるえりかを探した。

その時―えりかの姿が見えた。

⏰:06/06/05 00:18 📱:N900iS 🆔:mILK3Bgo


#129 [晃彦]
胸がしめつけられるのを感じた。

えりかの横には知らない男。

明らかにえりかの事をずっと見ている。

えりかが前を向いて話していても視線は常にえりか。

俺の思い込みかもしれないけど、少しでも俺のえりかを見るな―。

俺の大好きな笑顔を誰かに見せんなよ…

⏰:06/06/05 00:21 📱:N900iS 🆔:mILK3Bgo


#130 [晃彦]
俺は体が熱くなるのを感じた。

同時に窓を開けて叫んでた。

晃彦「えりか!!おせーよ!!はよ乗れ!!」

俺は頭にきていたから勢いで言ったけど結構どなってたと思う。

えりかが焦ったようにすぐに男に別れをつげ、小走りで車へきた。

そのえりかの様子を最後まで見送る男。

⏰:06/06/05 00:24 📱:N900iS 🆔:mILK3Bgo


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