愛しき君へ…
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#56 [晃彦]
俺はやっぱりえりかに夢中になっていくだけだった。
ゆうきの事を話されるのは辛いけど、嬉しそうに話すえりかも好きだった。
相変わらず長い髪は巻かれていて華奢な体が綺麗で…
俺はえりかの行動を何ひとつ見逃さないくらいえりかをずっと見ていた。
どうしようもないくらいはまっていく。
会うたびにまた好きになる。
:06/06/03 11:43
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:zj6kEQfM
#57 [晃彦]
俺は相変わらずコンパに顔をだしては名前もよく知らない女をお持ち帰り。
そんな毎日だった。
だけどえりかを目の前にするとそんな気持ちは不思議なくらい起こらなかった。
えりかに始めしていたようなチャラチャラした口説きかたもそんなのもまったくできない。
こんな俺はお前を傷つけてしまいそうだったから。
:06/06/03 11:46
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#58 [晃彦]
えりかは籠から出た事のない鳥のように、世間をまったく知らない。
男をまったく知らない。
本当に純粋で真っ白。
そんなえりかが大好きだったし絶対に傷つけちゃいけないと思った。
俺みたいな男が好きだという資格はない。
:06/06/03 11:49
:N900iS
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#59 [晃彦]
ゆうきの事ばっか可愛い顔して話すなよ…
俺なんかどーでもいいならそんな可愛い顔であっ君とか呼ぶなよ…
いくら辛くても
「あっ君!」
その一言でゆうきの話を聞くだけでもいいから会いたくなんだよ。
こんなの俺じゃないし。
お前は本間にずるい。
:06/06/03 11:56
:N900iS
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#60 [晃彦]
そんな毎日が流れて12月になった。
えりかの頭の中はクリスマスの事でいっぱいみたいで、クリスマスの話ばかり聞かされた。
この頃にはこんな関係が慣れていた。
相変わらず辛いけどえりかに会えるならそんな事どうだっていい。
今日もおきまりのドライブをしていた。
:06/06/03 12:01
:N900iS
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#61 [晃彦]
えりか「あたし、ゆうき君告白しようと思って…」
心臓がドクンッとなるのが聞こえた。
体中がなんだか熱くなり胸が気持ち悪くなった。
言葉がでてこない。
晃彦「…そっか。彼女いんのに?」
放心状態の俺。
:06/06/03 12:04
:N900iS
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#62 [晃彦]
えりか「別に彼女からとってどうこうなろうとか思わん。けど…気持ち伝えてもうやめたい。だってこんなんずっとしてるわけいかんし…」
晃彦「…うん。」
えりか「ゆうき君が幸せならそれでいい。」
晃彦「そか。」
えりか「本間は嫌やけど!笑いい子でいたいから!笑」
えりかはそういって笑ったけど声が震えているような気がした。
:06/06/03 12:12
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#63 [晃彦]
俺は抱き締めたいと思った。
けどできなくて、えりかの頭にポンッと手をおいた。
これが精一杯だった。
えりか「あっ君、振られるからちゃんと慰めてよ?」
晃彦「…うん。」
いっぱいいっぱいなえりかを見て、こっちまで悲しい気持ちになった。
:06/06/03 12:15
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#64 [晃彦]
振られてほしい気持ちと、傷ついたえりかを見たくないって気持ちが交じってどうにも言えない感じ。
えりかは本間にゆうきを好きだったから。
それは俺もよくわかってた。
俺はそんなゆうきが恨めしかった。
ゆうきになりたいと思った。
:06/06/03 12:18
:N900iS
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#65 [晃彦]
もしもゆうきがオッケイしたら…?
俺は喜んで祝福してあげられるか?
振られたってえりかが簡単に諦められるわけがない。
俺は本間に複雑な気分だった。
メールでいつ告白するか聞いた。
今日はその当日。
仕事は休みだった。
:06/06/03 12:52
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