遠距離恋愛
最新 最初 🆕
#303 [綾]
次の朝、ママとパパは車で先に茨城県へと出発した。
あたしは夕方までハルナとサエと過ごすため、1人で電車で行く事にした。

ハルナとサエとは当分会えないため、いっぱいプリクラを撮った。いっぱい語った。


夕方5時。そろそろだ。
あたしは駅まで送ってもらった。

ハルナ「じゃあ落ち着いたら連絡する事。」

サエ「遊び行くからね」

あたしは2人にピースをして改札口に入った。
2人に大きく手を振り、背を向けた時だった。

ハルナ「晴輝にメール打っとけよな!!」

晴輝..。

綾「わかったー」

あたしはそう言って、2人の姿が見えなくなるまで手を振った。

⏰:07/09/09 00:33 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#304 [綾]
電車が来るのは15分後。あたしはベンチに座りながら待った。

〜♪♪♪

大智くんから電話がきた。

大「今どこ??」

息がきれていた。多分走っていたのだろう。

綾「ホームだけど。」

大「わかった。」

一方的に電話を切られ、あたしは首をかしげた。電話を切ってすぐ、大声であたしの名前を呼ぶ声が。

声がする方を向くと、走って来る大智くんがいた。

⏰:07/09/09 00:38 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#305 [綾]
あたしの前につくと、息をはぁはぁとしながら、しゃがむ大智くん。

大「よかった。会えた。」

綾「何で...」

そうとう走ったんだろう。話すのも必死だった。上目使いで大智くんはあたしを見た。

大「バカ。見送るなんて当たり前だよ。」

綾「ありがとう...」

大「日にち大丈夫な時行くから。」

大智くんは立ち上がり、

大「俺、綾ちゃんの事好きだからさ。」

⏰:07/09/09 00:43 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#306 [綾]
あたしは目を合わせられなくて、下を向いてしまった。

大「好きなやつがいる事はわかってる。でも絶対そいつより、俺の事好きになってもらうから。」

あたしはその言葉で大智くんの方を向いた。目が合った瞬間大智くんは、手でグッとポーズをし、

大「よろしく〜」

バカだと思った。手震えてるの見えてるよ。

沈黙が続き、電車がきた。ドアが開き、あたしは乗った。

閉まる直前に

大「メール待ってる。」

そしてドアが閉まった。

⏰:07/09/09 00:50 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#307 [綾]
電車が動き始めた時にあたしは、大智くんに手を振った。でも大智くんは、振りかえさず、ただずっと見てただけ。
あたしは見えなくなるまで手を振った。

大智くんは見えなくなるまで、ずっと見てた。


それからあたしは、席に座り、友達みんなにメールを送った。


ハルナ:中学1年から2年間ありがとうね。ハルナにはいろいろお世話になった。いつも見守っててくれてありがとう。ピンチな時助けてくれてありがとう。
大好きだよ。また遊ぼうね。亮介くんと頑張って。

⏰:07/09/09 00:55 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#308 [綾]
サエ:小4の時転校してきたあたしに、1番最初に話かけてくれたのは、サエだよね。いっぱい話したね。バカしたね。サエは絶対いい選手になる。練習サボるなよ。翔と頑張って。大好きだよ。


翔:今日行くね。最初あんたの事見た時、チャラ男だと思ってた。ごめん。でもいろいろ話聞いてくれたね。綾に思い伝えてくれてありがと。サエの事よろしくね。

⏰:07/09/09 00:59 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#309 [綾]
みんなからメールが返ってきて、読みながらあたしは泣きそうだった。

あたしは4年間お世話になった東京の街を出た。

電話帳を開いて見た。
晴輝...あたし今日茨城県に行くよ。
ママ達が晴輝の親に言ったから知ってると思うけど、最後まで会えなかったね。

晴輝..今何してますか?

あたしは晴輝にメールを打った。

⏰:07/09/09 01:04 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#310 [綾]
晴輝:知ってると思うけど、綾は今日茨城県に行くよ。あの日、完璧に振られた日から会ってないね。一目でもいいから、晴輝に会いたかった。

今何してますか??

綾は、晴輝の事大好きだったよ。幸せになってください。元気でね。


送信しちゃった。中学生のガキがこんな文生意気かもしれないけど、これはあたしが本当に大好きだから。好きすぎてやばいから、打てた文なんだ。

⏰:07/09/09 01:09 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#311 [綾]
乗り換えの時も、電車の中でも、あたしは携帯を握り持っていた。

ママと待ち合わせの駅に着いた時まで持っていた。

でも、晴輝から返事はこなかった。

改札口を出ると、ママが待っていた。

ママ「よく1人で来れたね。えらいえらい。」

泣きそうだったあたしを見たママは、明るく接してた。

車に乗り、そのまま新しいマンションへと向かった。

ママ「パパは家で待ってるからね。荷物は、綾の新しい部屋にあるから。明日片づけなよ。」

⏰:07/09/09 01:14 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#312 [綾]
車の窓から外を見ると、コンビニやスーパーは普通にあるけど、田んぼが見えた。東京じゃ見なかった田んぼ。

初めて見るので、すごいと思っていた。

住宅地に入ると、何件か可愛いマンションがあちこちにあった。
あたしの新しい家は、5階建ての綺麗なマンション。

階は3階で、3LDKのマンションだった。

あたしの部屋は、玄関に1番近い部屋。隣はパパの仕事部屋。
手前がママとパパの寝室。

⏰:07/09/09 01:19 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194