遠距離恋愛
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#329 [綾]
綾「東京から来ました。高橋綾です。仲良くしてください!!」

あたしの自己紹介が終わった瞬間...

「茶髪だよー」
「スカート短かっ!!」
「ピアスしてるし。不良?」

クラスのみんながザワつき始めた。

後ろにいたママも焦り気味だった。

「まぁまぁ。東京からの転入生だし。茶髪なんか当たり前なんじゃね??」

1番後ろの窓側の席の男の子が言った。
一目見ただけでわかった。この人がこのクラスの頭だと。

⏰:07/09/10 23:48 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#330 [綾]
学ランのボタンを全部開け、Yシャツも出し、腰パン。髪もツンツンで、クラスの男子の中で1番目立っていた。

あたしは担任に席を教えてもらい行くと、その男の子の隣だった。

ママと担任は教室を出て行った。
その瞬間男の子は話をかけてきた。

「俺、山内祐介って言うんだ。よろしくな綾。」

祐介が言ったあと、みんな仲良くしようねとか、よろしくとか言ってきてくれた。

祐「しかし、1人だけ浮いてんな〜。」

綾「ここの学校は、厳しいの??みんな黒髪だし、スカートだって。」

祐「厳しいぜ。綾も黒髪にしてこいって言われると思うよ。俺も制服ちゃんと着ろってかなり言われるもん。」

⏰:07/09/10 23:57 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#331 [綾]
綾「そうなんだ。」

話していると、担任が帰ってきて、長い長い話が始まった。受験の話とか、授業の事とか。

今日は新学期の始めということで、午前で終わり。

あたしは1人で帰る事に。毎日ハルナがいたから、ちょっと寂しかった。
教室から出ようとすると、1人の女子が話かけてきた。

⏰:07/09/11 00:00 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#332 [綾]
今日はここまで

⏰:07/09/11 00:01 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#333 [綾]
「綾ちゃん!家どこ??」

その子は、ボーイッシュな子で、あたしが気になっていた子。

綾「住宅内のマンションだけど...」

「うちと近い!一緒に帰ろうよ!」

笑顔がすごく可愛くて、あたしの隣に来て言ってきた。

綾「いいよ。てか名前は?」

「ごめん。うちの名前はシュウって言うんだ。」

これがシュウと友達になったきっかけ。
帰り道、あたしとシュウはいろいろ話した。あたしが前通っていた学校の事や東京の事。ここの学校の事など。

シュウ「そうだ!綾は彼氏いるの??」

綾、シュウ。あたし達はちゃん付けなしで呼ぶ事になった。

⏰:07/09/11 23:42 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#334 [綾]
綾「いるよ!!」

シュウ「どんな人〜??」

あたしは、大智くんが前ダンス仲間と撮った写メを送ってきたから、それを見せた。大智くんは、写メの真ん中に写っている。

シュウ「超イケメンじゃん!羨ましいなぁ〜。いつから??」

綾「本当の事言うと、まだ付き合ったばっかりなんだ。」

晴輝の事はふせて、あたしは大智くんの事を話した。
大智くんはあたしの2個上で今高2。あたしが音楽室でサボってたところ、大智くんが来て、それが出会いの事。卒業式に校章を渡された事。あたしが引っ越す日に告白された事。

そしてこの間会いに来てくれて、付き合った事。

⏰:07/09/11 23:48 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#335 [綾]
シュウ「へぇ〜。遠距離恋愛とかすごいね。浮気とか不安にならない??」

綾「大智くんは、浮気するような人じゃないよ。」

嘘とかじゃなくて、あたしは本音で言った。
大智くんは、ずっとあたしの事思っててくれてたんだもん。

シュウ「そうだよね!でも何か綾、他にも違う男がいる気がする。」

綾「えっ...」

あたしは誤魔化すというより、きょどってしまった。

シュウ「あっ!何かあるんだ。うちの事は誤魔化せないよ。言っちゃいなよ。」

⏰:07/09/11 23:52 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#336 [綾]
シュウなら平気だよね。

綾「実はね...元彼の事引きずりながら、今大智くんと付き合ってるの。」

シュウ「どうゆう意味??」

シュウは何か心配そうな顔で聞いてきた。

綾「綾ね、中2の時に付き合ってた人がいたんだけど、クリスマス過ぎてすぐに振られちゃったの。理由もハッキリした理由じゃなくて。聞けないままなんだ。それから1回も会ってなくて、連絡も取れなくて。そのまま、忘れられないまま引っ越してきたの。」


シュウ「それで??」

あたし達は歩くのが疲れ、コンビニの前に座り込んだ。

⏰:07/09/11 23:58 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#337 [綾]
綾「それで、好きな奴いてもいいって。俺が1番になってみせるって。絶対幸せにするって、大智くんに告白されて、この人を好きになれば、晴輝..いや、元彼の事諦められるって。そう思ったから。」

シュウは下を向いたままだった。

綾「元彼の事引きずってるのに、綾最悪か。」

シュウ「そんな事ない!元彼の事は忘れて、絶対大智くんが1番になるよ。」

なぜかわからなかったけど、シュウの目には涙が溜まっていた。
何でだったのかな??

⏰:07/09/12 00:05 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#338 [綾]
あたし達はコンビニで別れた。家に着いてからあたしは、大智くんにメールを打った。

送信すると、すぐ電話がかかってきた。

大「どう??学校は??」

綾「友達できたよ。」

クラスがどんな感じだったとか、シュウに大智くんを見せた事などあたしは話した。


大「会いたい...」
綾「えっ??」

そう大智くんが言った瞬間、後ろから冷やかしの声が聞こえた。友達といたんだろう。

大「今週の日曜日、行っちゃダメ??」

綾「ダメー!!」

少しからかってみた。

⏰:07/09/12 00:10 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


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