遠距離恋愛
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#701 [綾]
晴輝が抱きしめてきて聞いてきた。

晴「ずっと押しながら歩いて疲れたべ??」

綾「全然。散歩好きだもん。」

あたしは晴輝の腕を握った。何か、震えてた。

晴「ごめんな。こんな足だからさ。綾と並んで、手繋いで歩けないし。」

あたしは黙った。

晴「黙っててごめん。俺、1週間前ぐらいに、先生に呼ばれたんだ。」

晴輝が言った時、あたしは嫌な予感がしたんだ。

⏰:07/10/22 20:31 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#702 [綾]
晴「俺な、病気の進行がかなり速いらしいんだ。」

ゾクッとした。抱きしめられたまま、あたしは話を聞いた。

晴「いつ死んでもおかしくないんだって。俺の死は近づいてる。」

あたしは涙が出てきた。いつ死んでもおかしくない。それは、晴輝があたしの傍からいなくなっちゃう事??
そんなの嫌だ。

晴「綾..」

晴輝があたしの名前を読んだ時、あたしは言った。

綾「死ぬとか言う言葉、簡単に言わないでよ!!」

⏰:07/10/22 22:17 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#703 [綾]
あたしは晴輝の膝からおり、立った。

綾「死ぬとか、何で軽々言うんだよ。」

涙が大量に出てきた。あたしは晴輝に背を向け、泣いた。

ガッシャーン!

大きな音が聞こえ、振り返ると晴輝が倒れていた。でも、あたしを見ている。

綾「晴輝!大丈夫!?」

あたしはすぐに晴輝の体を起こした。そしたら、晴輝は抱きしめてきた。

晴「立って抱きしめようと思ったけど、本当に俺立てなくなってんだな。」

⏰:07/10/22 22:23 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#704 [綾]
綾「バカ!無茶しないでよ。」

晴輝は少し黙り、震えた声で言った。

晴「本当は、死ぬのが近づいてるなんて言いたくなかったよ。本当は、めちゃくちゃ怯えてんだよ。」

抱きしめる力が強くなる。

晴「綾とまだ、全然過ごしてないよ。まだ嫌だよ。早すぎるよ。」

綾「晴輝..」

あたしが晴輝の顔を見ると、晴輝の目からは涙が流れていた。

晴「死にたくないんだよ。死ぬわけにはいかねぇんだよ。」

⏰:07/10/22 22:38 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#705 [綾]
あたしは、晴輝の事をジッと見た。泣きながら話す晴輝。今すぐにでも、抱きしめちゃいそうだ。

晴「俺、翔と約束したんだ。絶対に綾を離さないって。幸せにするって。」

晴輝が手を出してきた。あたしはその手を握った。

晴「この手で、俺は綾を幸せにしなきゃいけないんだよ。」

あたしは晴輝に抱きついた。本当にあたしは、晴輝が好き。

あたし達は何回もキスした。晴輝は絶対失いたくない。
あたしは、神様にずっと祈ってた。

⏰:07/10/22 23:12 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#706 [綾]
でもその想いは届かず、神様はあたしの目の前で晴輝の事を連れて行ってしまいました。
あたしの目の前で、晴輝は最後の最後まで苦しんでました。


「ただいまー!」

晴輝は、今日あたしの家に泊まる。
晴輝は、明日の朝に病院に戻らないといけない。運よく、明日も学校が休み。だからあたしが送っていくんだ。

ママ「晴輝待ってたよ。」

ママが笑顔で迎えてくれた。この日は3人でご飯を食べた。

綾「晴輝〜そろそろ寝るよ。」

⏰:07/10/23 14:27 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#707 [綾]
車椅子であたしの部屋に入ってきた晴輝は、黙り込んだ。

綾「どうしたの?」

晴「何で床に布団ひいてんの??」

綾「えっ..綾が床で寝ようと思って。だから晴輝はベットで。」

車椅子であたしの前に来て、手を握ってきた。

晴「一緒がいい。一緒に寝よ??」

ギュッと握る晴輝の手。悪いことをしちゃったな。あたしは反省した。

晴輝を壁側に寝かせ、あたしは隣に寝転がった。

⏰:07/10/23 14:31 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#708 [綾]
晴「明日もう帰るのか。かなり嫌だな。」

電気を消したから、部屋は暗い。でも月明かりで、うっすらと晴輝の顔が見える。
晴輝の顔を見ていたら、顔が近づいてきた。キスしてきた晴輝。
そして抱きしめてきた。

晴「綾、いつもありがとな。」

綾「何言ってんの。バカ。」

晴輝の体はいつも温かい。心臓の音が聞こえちゃうかな??あたしはこの時、かなり心臓がドキドキしていた。

この人と..ずっと一緒にいたいよ。

⏰:07/10/23 14:37 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#709 [綾]
晴「今日抱きしめたまま寝ていい??」

綾「うん...」

あたし達はそのまま眠りについた。
車の音、鳥の鳴き声。あたしはそれで目が覚めた。
晴輝はまだ眠っている。起こさないよう、あたしはベットから起き上がった。
時刻は9時。11時までに病院に行かなくちゃいけない。あたしは準備を始めた。


10時。大体準備が終わった時、晴輝が目を覚ました。

晴「おはよ。」

⏰:07/10/23 14:47 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#710 [綾]
まだ眠そうな晴輝。でもあたしは、着替えさせ、家を出た。
急がないと、11時過ぎてしまう。
電車をおり、急いで病院に向かった。でも、11時ちょっと過ぎてしまい、晴輝の部屋には、先生がいた。

「こらお前達。11時過ぎてるぞ。一緒にいたいのはわかるが、時間は守れ。」

お説教をされ、ぶつぶつ言う晴輝。

「帰ってきてすぐになんだが、検査するぞ。」

あたしは晴輝をパジャマに着替えさせ、先生が車椅子を押し、検査しに行った。

⏰:07/10/23 16:10 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#711 [綾]
待っている間、あたしは晴輝の荷物を片付けた。片付け終わっても、晴輝は帰ってこない。
1時が過ぎても帰ってこない。検査ってそんなに時間かかったっけ?

待っている時、翔が来た。

翔「よう!今日学校休みとかラッキーだよね!晴は??」

翔の手には、花があった。あたしはそれを花瓶に入れた。

綾「今検査中。でも全然帰ってこないの。サエは??」

翔「何か話してんのかもな。サエちゃん今日来れないって。」

⏰:07/10/23 16:15 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#712 [綾]
あたしは外泊中の事を翔に話した。あたしも翔から話を聞いた。そんな感じで過ごしてた。

綾「翔はさ〜サエとどうなの??長いよね。」

あたしが聞くと、翔は何も答えずただ笑っただけ。

あたしは何で笑ったのか、疑問に思ってた。その時、部屋のドアが開いた。
車椅子に乗った晴輝、普通に入ってきた。

綾「晴輝、遅かったじゃん。何してたの??」

すると晴輝は、むっとした顔をした。

晴「最悪今日の検査。いろんな所検査してさ〜。だから、かなり時間かかった。」

⏰:07/10/23 16:20 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#713 [綾]
ちょっと機嫌悪いみたい。

晴「綾〜リプトン買ってきてよ。」

そう晴輝が頼んできた。だからあたしは、病院を出てコンビニに向かった。晴輝に言われた通り、リプトンを買い、翔の分も買っていった。
部屋の前に着いた時、話し声が聞こえた。

晴輝の部屋は、1人部屋だから結構小さい。なので、ベットはドアから近く、話し声は時々廊下まで聞こえるんだ。

晴「今話した通り、俺はあと少しなんだわ。」

⏰:07/10/23 16:25 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#714 [綾]
その時、あたしはすぐわかった。晴輝が翔に、あの話をしている。あたしは、また泣きそうになってしまい、部屋に入れず、廊下に立ったまま。

2人の話し声は聞こえてくる。

翔「お前何言ってんの?意味わかんねぇよ。」

晴「意味わかれよ。さっきも先生に言われた。いつ死んでもおかしくないって。」

翔の声が小さいのか、時々聞こえない時がある。

翔「綾ちんはどうすんだよ。お前、また1人にするわけ?」

黙る晴輝。

翔「何とか言えよ!」

⏰:07/10/23 16:31 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#715 [綾]
翔が怒鳴り、何かを殴る音が聞こえた。ガンって、すごい音が。

晴「ふざけんな。何でてめぇが切れんだよ。こっちだって我慢してんだ。」

晴輝も少し大きな声を出した。

晴「1人にしたくねぇよ綾の事。ずっと一緒にいてぇよ。でも、どうする事も出来ねぇんだよ。治す事出来ねぇんだよ。」

翔「俺との約束はどうなるんだよ。綾ちん幸せにするって..」

翔の声が止まった。多分泣いているんだろう。

⏰:07/10/23 16:36 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#716 [綾]
晴「悪い。守れねぇ。」


2人に続く沈黙。あたしはバレてはいけないと思い、物音たてないよう、そこに立った。

晴「1つ聞いていいか?」

晴輝が口を開いた。でも翔の声が聞こえない。首で頷いたんだろう。晴輝はまた口を開いた。

晴「翔は、綾に惚れてたんだよな。てか今も惚れてんだろ。」

何を言ってんの晴輝は。翔はサエと付き合ってるんだよ??

何も答えない翔。何故か、ここに立っているのが辛くなってきた。

⏰:07/10/23 16:43 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#717 [綾]
晴「俺気づいてたよ。ずっと前から。でも翔は、俺が綾の事本気だから、付き合ってるから、諦めるためにサエと付き合ったんだろ。」

まだ何も言わない翔。晴輝は話続けた。

晴「サエと付き合ったけど、綾がまだ好き。お前が綾見る目見ればわかるって。惚れてんだろ??」

翔「悪い。」

翔が答えた。翔があたしを好き??でもサエに告られた日、あたしに想い伝えて、諦めるって言ってたじゃん。サエの事大切にするって。

でも翔は、サエと付き合ってからもずっとあたしの事好きだったの??

⏰:07/10/23 16:49 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#718 [綾]
晴「お前はわかりやすいんだよ。」

翔「本当にごめん。」

そろそろ入ろうかと思った時。

晴「悪いけど、俺はお前に綾の事頼むとか言わねぇよ。親友だとしても、綾は誰にも渡さない。」

あたしだって、晴輝の以外いく所なんてない。
あたしはビニール袋を握りしめ、ドアを開けた。

綾「リプトン買ってきたよー!」

何も聞いてないふりをした。2人は、びっくりした顔をしてた。急に開けたからな。翔の目は、少し赤かった。

⏰:07/10/23 17:39 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#719 [綾]
晴「急に開けてんじゃねぇよ。このチビ!!」

あたしは晴輝の頭を叩いた。それを見て翔は、笑ってた。



学校が始まり、あたしはまた遅刻をした。
昼休み担任に呼ばれた。

「お前、本当最近遅刻が多いぞ。遅刻でもう、欠席何日ぐらいになってると思ってんだ。」

やっぱり遅刻の事だった。

綾「すいません。」

⏰:07/10/23 17:44 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#720 [我輩は匿名である]
はぁ〜なにこれ。
キモいキモい

⏰:07/10/23 17:45 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#721 [綾]
「お前のお母さんから聞いているよ。毎日病院に行ってるんだってな。彼氏、病気なんだろ??」

あたしは軽く頷いた。すると担任はため息をついた。

「それは偉い事だ。でもな、それが遅刻の原因なら、病気に行くのを控えなさい。3日に1回とかでもいいだろ。」

遅刻の原因は、晴輝じゃない。あたしがいけない。病院から帰ってくるのが遅い時はある。
でも遅刻は晴輝が悪い訳じゃないよ。

あたしが平気だと思って。だからあたしが悪い。

⏰:07/10/23 17:49 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#722 [おまめ]
他に読んどる人いるんやきそう思うなら見に行くることなくない?





綾さん頑張って
いつも見てます

これみて彼氏を思う気持ち変わりました。
ありがとうございます。
今からもずっとみにきます

⏰:07/10/23 17:51 📱:SH703i 🆔:7zkC9nL6


#723 [綾]
綾「彼氏のせいじゃない。あたしのせいなんで。これから気をつけます。」

あたしが職員室を出ようとした時。

「留年しないようにな。」

留年と言う言葉。あたしは親からの反対をうけてまで、東京の高校に入った。留年なんて、ダメだよね。


教室に戻ると、マユミがあたしの席の前にいた。

マユミ「綾おかえり〜!」

いつも元気なマユミ。

⏰:07/10/23 17:53 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#724 [綾]
おまめさん

ありがとうございます
いつも読んでくれてるとか嬉しいです
今から用事があってまた夜に書くので、よかったら読んでください

⏰:07/10/23 17:56 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#725 [おまめ]
きます
朝昼夜見てますから

気をつけ

⏰:07/10/23 17:57 📱:SH703i 🆔:7zkC9nL6


#726 [綾]
マユミ「綾に相談ある〜!」

笑いながら言ってきたマユミ。でも、無理に笑ってるように見えた。

綾「どうしたの?」

ここは教室。ここはマズいと言って、向かったのは音楽室。
マユミは、ピアノの椅子に座り込んだ。

マユミ「今ね、彼氏がいるの。」

そう言って、待ち受け画面を見せてきた。そこには、マユミの彼氏のプリクラが。隣には、マユミがいた。

⏰:07/10/23 23:12 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#727 [綾]
マユミ「この人、マユミが中3の時に知り合った人なの。マユミが新宿にいたら、ナンパしてきてさ。」

画面を見ながら話すマユミ。

マユミ「今19歳なんだけど、まじで好きなんだ。」

綾「彼氏と何かあったの??」

黙るマユミ。あたしはマユミの肩に手を乗せた。

マユミ「でも、最近マユミに冷たいんだ。せっかく東京に来たのに、会ってくれないし、連絡もくれないの。」

何て言っていいのかわからなかった。

⏰:07/10/23 23:20 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#728 [綾]
マユミ「別れちゃおうかな〜って。」

綾「でも、まじで好きな人なんでしょ??」

マユミは頷いた。

マユミ「でもさ、あっちは遊びだと思う。てか、絶対そうだよ。」

ため息をつき、黙り込んだマユミ。少しして、話出した。

マユミ「普通遊びなら、許しちゃダメだよね。なのに大好きなの。すごく会いたいの。」

体が震え、泣き崩れるマユミ。

⏰:07/10/23 23:30 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#729 [綾]
綾「まだ、遊びかどうか決まった訳じゃないじゃん。自分で確かめてみなよ。」

マユミ「そうだよね。電話してみる。出るまで。」

チャイムが鳴ったが、マユミは1人音楽室に残った。
授業中、マユミが心配で心配で。授業が終わった瞬間、あたしは音楽室に向かった。
ドアを開けたら、椅子に座っているマユミ。

綾「マユミ?」

あたしが呼んだら、こっちを向いたマユミ。その瞬間に泣き出したマユミ。

綾「マユミどうしたの?」

⏰:07/10/23 23:37 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#730 [◆hB/ij5xC9Y]
>>687-750

⏰:07/10/24 01:01 📱:SH904i 🆔:CYgvh4eg


#731 [綾]
マユミ「遊びじゃなかった。彼氏、遊びじゃなかったよ。」

携帯を握りしめているマユミ。

綾「何があったの?教えて。」

涙を拭いて、マユミは話出した。マユミの話はこうだった。急に連絡が取れなくなったかと言うと、マユミの彼氏は仕事で忙しかったから。

東京に出てきたマユミと、一緒に暮らしたい。そのために、朝昼夜ずっと仕事をしていたらしい。

マユミ「一緒に暮らそうだって。一緒に。」

⏰:07/10/24 13:45 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#732 [綾]
綾「どうするの?」

あたしが聞くと、マユミは笑った。

マユミ「綾ごめん。綾と高校の思い出作りたかった。でもマユミ、決めた。高校やめる。」

綾「やめるって。」

マユミ「彼氏と一緒に住む。バイトして、マユミもお金稼ぐ。」

決意した顔のマユミ。その顔は、すごく綺麗だった。
次の日にもうマユミは、高校を辞め、彼氏との新しい生活が始まったんだ。

教室に入っても、元気に迎えてくれるマユミがいなくて、すごく寂しかった。

⏰:07/10/24 13:57 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#733 [綾]
ゴールデンウイーク中、あたしは毎日晴輝の所に行った。

綾「晴輝〜!」

晴「よう!!」

いつものように、元気よく出迎えてくれる晴輝。
何でこの人が病気なの?全然元気じゃん。

あたし達は、写真をいっぱい撮った。1個はもう全部使ってしまい、あと1個は、ラスト1枚しか撮れない。

綾「ね〜写真あと1枚しか撮れないよ??」

晴「今撮ろうか。」

あたしは晴輝にカメラを渡し、隣に行った。

⏰:07/10/24 16:14 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#734 [綾]
晴「撮るよー!」

あたしがピースをした時、晴輝はほっぺにキスをしてきた。

晴「はい!ラスト1枚撮りましたー!」

笑いながら言う晴輝。あたしは顔が赤いだろうと自分でわかるぐらい、熱かった。

綾「今日、出してくる。」

晴「早く見たいな。変顔とかもあるもんな。」

あの時、晴輝はすごい楽しみにしてたよね。見せれなかった。50枚の写真、あたしはちゃんと持ってるよ。

⏰:07/10/24 16:23 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#735 [綾]
晴「綾、俺の事好き?」

突然聞いてきた晴輝。

綾「好きだよ。大好き。」


晴「俺も。毎日来てくれてありがとね。」

何で急にこんな事言ってきたのか、わからなかった。でも晴輝は、わかってたんだね。
自分がもうすぐあたしの前からいなくなっちゃう事を。

その日はいつも通り、キスをして別れた。

帰り、あたしはカメラを出しに行った。

⏰:07/10/24 16:28 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#736 [綾]
2個渡し、できるのは翌日の12時ごろと聞いた。
明日はゴールデンウイーク最終日。早く晴輝に写真見せたい。


家に着くと、サエがマンションの前にいた。聞くと、ずっと帰ってくるのを待っていたらしい。

綾「ごめんね。で、どうしたの??」

サエ「翔くんと別れちゃったの。」

その事を聞いた時、晴輝と翔の会話を思い出した。

⏰:07/10/24 16:34 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#737 [綾]
サエ「暴露しちゃうと、あたし翔くんに1回も好きって言われた事ないの。あたしも最近、別にいいやみたいな。」

本当は嫌なんでしょ。声震えてるよ。

サエ「やっぱ、初恋は重いんだと思う。」

綾「サエ..」

サエ「もう吹っ切れた。別れたからって、田中くんのお見舞い行かないとかないから、安心して。別に気まずいとか思ってないから!」

わざと笑っているように見えるサエに、あたしは何も言えなかった。

⏰:07/10/24 16:41 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#738 [綾]
次の日、12時ごろに写真を撮りに行った。
病院までの道、あたしは50枚の写真を見た。

変顔、、2人ともありえない顔してる。
あたしが泣いた後の写真は、目が真っ赤だった。
すごい笑顔のもあったし、晴輝のふてくされた顔もあった。キスしている写真は、何だか照れくさかった。

写真を袋に入れ、部屋に入ったら晴輝の姿はなく、翔が1人で椅子に座っていた。

綾「翔、晴輝は?」

返事をしない翔。あたしは嫌な予感がした。

綾「ねぇ、晴輝は??」

あたしがもう1回聞くと、翔は言った。

⏰:07/10/24 16:48 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#739 [我輩は匿名である]
>>600-750

⏰:07/10/24 18:39 📱:SH904i 🆔:j7dQBcuE


#740 [綾]
翔「俺が部屋入ったら、何か苦しそうにしてて。先生が、運んでいった。」

晴輝、今どこなの?どこなのかわかんないから、あたしは部屋から動けなかった。
てゆうか、体が震えて動ける状態じゃない。

翔「先生が大丈夫って言ってたから。」

それでもあたしの震えは止まらない。

翔「すぐ戻ってくるよ。」

⏰:07/10/24 18:41 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#741 [綾]
あたしは思い出していた。公園で晴輝が言った事。

「いつ死んでもおかしくないんだって。俺の死は近づいてる。」

嫌だよそんなの。晴輝、早く戻ってきて。
それから何分待っただろう。先生が車椅子を押し、晴輝が戻ってきた。

晴「おう綾。いつ来たんだよ。」

顔色が悪い晴輝。

綾「晴輝、大丈夫なの?」

晴「何が?」

何もなかったように答える。バカ全部知ってるんだから。

⏰:07/10/24 18:59 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#742 [綾]
綾「バカ!嘘つくな!」

あたしが怒鳴ると、晴輝は驚いた顔をしてた。

翔「俺、今日は帰るよ。」

気を使ってくれたのか、翔と先生は部屋から出ていった。

晴「綾〜」

晴輝が呼んだけど、あたしは返事をしないで、背を向けて立ったまま。
車椅子で晴輝は、あたしの横に来た。そして、上目使いであたしを見る。

晴「何怒ってんだよ〜。」

あたしはしゃがみ、晴輝に言った。

⏰:07/10/24 19:35 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#743 [綾]
綾「苦しそうにしてたって、翔から聞いたよ。」

首をかき、困った顔をする晴輝。

晴「別に大丈夫なんだけどな。何か激痛がきただけ。」

あたしは晴輝の膝に手を置いた。首をかくのをやめた晴輝が、あたしを見る。

綾「大丈夫じゃないくせに。嘘つかないでよ。もっとさ、綾に頼ってよ。」

晴「ごめん..なさい。」

何の事に謝ったのかは、あたしにはわからない。嘘ついた事?頼ってない事で?

⏰:07/10/25 00:59 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#744 [綾]
晴「綾、頼みがある。」

綾「何??」

すると晴輝は、車椅子が動かないようにし、あたしに手を差し伸べてきた。あたしは理解できず、晴輝の手を握った。

晴「俺立ちたい。」

立ちたい。晴輝はもう歩けない足になっている。だから、立つ事というのはまったくしてないんだ。
歩けないと言っても、まったく動かないという訳じゃない。

あたしが手を貸せば、少しだけ立てるかも。でももし倒れたら、間違いなく体を撃ってしまう。

⏰:07/10/25 01:08 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#745 [綾]
綾「危ないよ。」

あたしはそう言って、手を離した。でも晴輝はすぐに、握りしめてきた。

晴「立ちたい。立って綾を抱きしめたい。」

あたしだって、普通に立つ晴輝を見たい。抱きしめてほしい。
あたしは何も言えないまま、晴輝を見た。

晴「お願いだよ。」

手を握る力が強まる。あたしは頷き、手を貸した。晴輝の体が車椅子から離れ、晴輝はあたしの体に掴まりながら立とうとする。
晴輝の体はフラフラ状態。

⏰:07/10/25 01:15 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#746 [チィコ]
はじめの方からずっと見てました
綾さんにお願いがあります。
私は16歳で余命半年と告げられました。
彼氏もいます。
一緒に病気と闘ってくれてます。
はるきさんの病名教えてもらえないでしょうか。

⏰:07/10/25 03:14 📱:P903i 🆔:kfwb1hWE


#747 [綾]
チィコさん

読んでくれてありがとうございます
晴輝の病気は、原因不明だし名前もあまり聞かないのなんです。
しかも晴輝はすごい進行が速くて、、
この小説には書けなかった症状もありました。
それは読んでる人の気分を悪くするので書きませんでした。

小説を書く時に病名は秘密にすると決めてたので、教える事はできないんです
わざわざコメントくれたのにすいません。

⏰:07/10/25 06:56 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#748 [綾]
綾「晴輝大丈夫?」

あたしはやっぱり心配になり、体を抑えながら聞いた。

晴「大丈夫大丈夫。」

晴輝の足がプルプル震えていて、今にも倒れそうだった。

でも、晴輝は立った。あたしの腕に掴まりながら、立った。

綾「晴輝、やったぁ。立ったよ!」

久しぶりに立った姿を見た。晴輝はものすごく背が大きかった。

⏰:07/10/26 08:31 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#749 [我輩は匿名である]
なんか嘘っぽいね
原因不明の病気ってことは『難病』って言われる病気なんでしょ?

原因不明だの進行が早いだの、こんだけ何もかも詳しく書いてるくせに病名だけ書けない意味が分からん。

⏰:07/10/26 10:56 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#750 [綾]
嘘じゃないんですよ

確かに原因不明とか進行が早いとは書きました。でも、症状は歩けなくなった事と苦しんでる事しか書いてませんよ?
他にもいろいろな症状ありました。
でもそれは、歩けなくなる事を言うより、読んでる人の気分を悪くするといけないから、避けています。
だから病名も書いてないんです。

嘘とか思う人が沢山いるかもしれないけど、これは嘘じゃありません。

⏰:07/10/26 11:37 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


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