【愛.金.水商売2】
最新 最初 全 
#151 [ゆ-ン//
]
あげ


:07/11/07 00:51
:SO903i
:☆☆☆
#152 [
ちぃ
]
ァゲ


:07/11/07 06:06
:F904i
:☆☆☆
#153 [主]
:07/11/07 15:40
:W51CA
:☆☆☆
#154 [主]
>>150続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「アッコ-、アッコ-のせいじゃないから、泣き止んで‥」
そぅいって私の大好きな手で涙を拭う兄チャン。
「何で、兄チャン、兄チャン、何でサキなん?何でサキなんよぉ‥」
私の高さに合わせてしゃがむ兄チャンに抱きつきながら、涙を流しながら訴えた。
:07/11/07 15:44
:W51CA
:☆☆☆
#155 [主]
「なぁ何で‥何でサキがこんな目に合わなあかんの?サキがなにした?サキがあいつに何したって言うんよぉ‥ッ」
きっと兄チャンも同じ事を思っているだろう。
だけど
どぅしてサキなんですか‥
サキじゃなければいい話じゃない
どぅして
どぅして
どぅしてなんですか
:07/11/07 15:46
:W51CA
:☆☆☆
#156 [主]
「アッコ-、サキちゃんの家行こう」
兄チャンは私の体を抱え車へと運ぶ。
車の中からの景色はとても綺麗で
真冬だけど明るく太陽が照っていて
私と同じくらいの女の子達が楽しそうに歩いている。
今の私たちと
別世界に思えた―‥
:07/11/07 15:49
:W51CA
:☆☆☆
#157 [主]
「行きそうな場所全部あたったけど見つからんかった‥」
いったい、あいつはどこに姿を消したのだろう‥
この小さな街の
どこに逃げたんだろう
逃げるくらいなら
逃げるくらいなら
最初から、こんなこと、しないでよ‥
:07/11/07 15:52
:W51CA
:☆☆☆
#158 [主]
「今はまずあいつよりサキやよ‥」
私たちの力じゃあいつを探し出す事さえ出来ないんだ‥
私たちの力だけじゃ、サキを救う事が出来ない。
本当に私たちは無力な人間で
人、一人を助ける事さえ出来ない――‥
:07/11/07 22:24
:W51CA
:☆☆☆
#159 [ゆ-ン//
]
あげます

最新まちL1

:07/11/08 01:49
:SO903i
:☆☆☆
#160 [主]
>>159ゆ-ンサン
いつもありがとう♪ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:07/11/08 20:40
:W51CA
:☆☆☆
#161 [主]
>>158続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『ピンポーン』
実家暮らしの一軒家のサキの家に着きチャイムを押す
もしかしたら家にいないかもしれない
『はい、どちら様?』
インター越しに聞こえる女性の声
:07/11/08 20:43
:W51CA
:☆☆☆
#162 [主]
「あの、梓です。サキちゃんいますか?」
女性はサキのお母さんだった。
『梓ちゃん‥久しぶり』
サキのお母さんとは何度か面識がある。
サキの家でご飯をご馳走になったり、中学生の頃はよく遊びにきていた。
『今開けるわね』
:07/11/08 20:46
:W51CA
:☆☆☆
#163 [主]
インターが切れてすぐ、玄関のドアが開いた。
サキのお母さんは目を赤くしていて、泣いていたのかなと思う。
「梓ちゃん‥」
そぅ言って私の隣にいる兄チャンにサキママは軽く頭を下げる。
「あの‥サキは‥」
:07/11/08 20:50
:W51CA
:☆☆☆
#164 [主]
「サキ、何があったの‥?」
この言葉にサキが家にいる事が分かる。
少し安心した。
あいつみたいに、どこか行方をくらましたらどぅしよぅかと思っていたから。
「いきなり帰ってきたと思えば泣きながら自分の部屋に閉じこもったの‥」
:07/11/08 20:59
:W51CA
:☆☆☆
#165 [主]
中から鍵をかけているから様子が分からないと‥。
「ミノルちゃんと喧嘩でもしたのかなと思ってドア越しに聞いたら、悲鳴をあげだすの‥」
あいつはたまにサキの家に来て、家族みんなとも仲良くしていたらしい。
サキがよく
"今日ミノもサキん家で一緒に鍋するねん♪"
とか言っていたのを思い出す。
:07/11/08 21:06
:W51CA
:☆☆☆
#166 [主]
サキのお母さんはあいつを可愛がっていたのを知っている。
だからこそ余計言えないよ‥
「えっと‥サキの様子がおかしかったんで心配で‥」
自分の子供がレイプされたなんて、実の母親が聞いたらどんなに悲しいか‥
言える訳がない‥
:07/11/08 21:54
:W51CA
:☆☆☆
#167 [主]
「本当に何も知らないの?」
私の目を真っ直ぐに見るサキのお母さんの目が苦しかった。
「はい‥」
サキ―‥
私達に何が出来る?
サキのお母さん、泣いてるよ‥――
:07/11/08 22:01
:W51CA
:☆☆☆
#168 [主]
「上がっていいですか?」
サキに会いたい‥
「えぇ‥」
そぅ言って兄チャンも一緒に家に上がらせてもらった。
サキのお母さんも一緒にサキの部屋の前までくる
:07/11/08 22:07
:W51CA
:☆☆☆
#169 [主]
"コンコン"
ドアをノックしても何も反応はない
「サキ、私‥」
「サキ、梓ちゃんも心配して来てくれたのよ‥」
私とサキのお母さんの声がかぶる
「サキちゃん‥」
:07/11/08 22:09
:W51CA
:☆☆☆
#170 [な]
あああげ
:07/11/09 21:12
:D903i
:☆☆☆
#171 [ゆ-ン//
]
最新まち

:07/11/09 23:30
:SO903i
:☆☆☆
#172 [まあ
]
いつでもいんで
更新まってます


:07/11/10 00:33
:P903i
:☆☆☆
#173 [主]
:07/11/10 20:49
:W51CA
:☆☆☆
#174 [主]
>>169続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
名前を呼んでも何も反応はない。
「サキ、ミノルちゃんと喧嘩したなら仲直りすればいいじゃない‥」
何も知らないお母さんが凍り付く言葉を放した。
「ちょ‥おばちゃん、私が話するんで三人にさせて下さい」
お母さんがいたら、本題に入れない‥
:07/11/10 20:53
:W51CA
:☆☆☆
#175 [主]
「そぅね‥梓ちゃん達だけの方が話しやすいわね‥」
少し寂しそうな表情を見せ、サキの部屋を後にしよぅとするお母さん
「いやぁ"ぁ"あ"ぁぁあや"ぁ"あぁぁあ"ぁ"ぁ"ぁぁあぁ」
突然聞こえるサキの悲鳴
お母さんは涙目になりながらもリビングに戻った。
:07/11/10 20:56
:W51CA
:☆☆☆
#176 [主]
何度聞いても聞き慣れやしないサキの泣き声
悲しいサキの悲鳴‥‥
お母さんの姿が見えなくなったのを確認し、私は優しくサキに話しかける。
「サキ、ドア開けて」
ドアをノックしながらサキに言う。
:07/11/10 21:00
:W51CA
:☆☆☆
#177 [主]
「や‥来ないで‥来ないで‥誰も来ないでぇ"ぇ"ぇえ!!」
私はドアのノブに手を置いたまま下にずれさがる
人を裏切るのは簡単で
人を痛めつけるのは簡単で
人の綺麗な心を奪い取るのは簡単で‥
その人の笑顔を取り戻すには、とてつもなく時間が必死で‥
:07/11/10 21:04
:W51CA
:☆☆☆
#178 [主]
時間が進むなら
時間を戻す方法を教えて下さい
砂時計のよぅに
一度時間が過ぎても
また繰り返し時間が戻るよぅに‥――
:07/11/10 21:05
:W51CA
:☆☆☆
#179 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄
「サキちゃん‥ドア開けてくれよ‥」
こんなに弱気な兄チャン初めてだ‥
何度も何度もサキの名前を呼んだ
何度も何度も
サキの顔が見たいと言った
だけどサキは、この一枚の壁を通してはくれなかった
:07/11/10 21:09
:W51CA
:☆☆☆
#180 [主]
一時間近くサキを呼び掛けたけど、ドアを開けてくれる様子はなく、私も兄チャンも諦め立ち上がり、サキの家を後にした。
サキ本人がいないと警察に行く事さえ出来ない
あいつを探す事も、投げやりになっている訳ではなく、無意味な事も認めたくないが認めるしかない
私たち二人が仕事を休んだところで、サキの力になれるのかな‥
:07/11/11 20:13
:W51CA
:☆☆☆
#181 [ゆ-ン//
]
あげる


:07/11/11 20:59
:SO903i
:☆☆☆
#182 [主]
:07/11/11 21:28
:W51CA
:☆☆☆
#183 [主]
>>180続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私たちが仕事を休んで、サキは笑顔に戻る?
何か解決に繋がる?
「兄チャン、明日は仕事行く?」
答えは何となく分かっていた。
「‥おう」
兄チャンも同じ気持ちだと。
:07/11/11 21:32
:W51CA
:☆☆☆
#184 [主]
今はただサキを待つ事しかできない。
私はサナエママに電話をし、明日から出勤すると伝えた。
それでも私と兄チャンは毎日毎日仕事以外の時間はサキの家に行った。
兄チャンと時間が合わない時は1人で行った。
サキのお母さんは兄チャンが一人で来ても、
"梓ちゃんの彼氏だから上がってね"
と優しかった。
:07/11/11 21:36
:W51CA
:☆☆☆
#185 [主]
それでもサキはドアを開けてくれる事はなかった
もちろん携帯電話は電源を切ったままで
ただ変わったといえば、ドアのむこうから聞こえるサキの悲鳴だけはなくなった。
でもそのかわりに
静かに涙を流す声が聞こえるよぅになった
:07/11/11 21:40
:W51CA
:☆☆☆
#186 [ゆ-ン//
]
最新まち

:07/11/12 00:25
:SO903i
:☆☆☆
#187 [まあ
]
主さんのぺーすで
頑張って下さい

:07/11/12 00:37
:P903i
:☆☆☆
#188 [主]
:07/11/12 22:33
:W51CA
:☆☆☆
#189 [主]
>>185続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
二週間近く過ぎ、兄チャンとサキの家をいつも通り訪問した。
「サキ、いつでもいいから一緒にまた飲みに行こうな」
返事などないドアに私はいつも一人で話しかける。
だけど今日は違った
「‥‥梓‥」
:07/11/12 22:38
:W51CA
:☆☆☆
#190 [主]
今日は、返事をしてくれた‥
ただそれだけの事が、本当に本当に嬉しくて‥
「‥サキ?」
「サキちゃん!」
サキが、サキが私の名前を呼んでくれたんだ
:07/11/12 22:40
:W51CA
:☆☆☆
#191 [主]
「梓‥梓‥ごめん‥」
久しぶりに聞いたサキの声は、弱った声をして
「サキ、顔が見たい‥」
正直サキの顔を見るのが怖かった。
「サキちゃん、俺も‥」
:07/11/12 22:44
:W51CA
:☆☆☆
#192 [主]
サキはトイレとお風呂だけする時に唯一顔を見せるとサキのお母さんが言っていた。
毎日オボンにのせて部屋の前に置くご飯には一切手を付けず、お茶だけがオボンから消えると‥。
トイレに立つ時に見るサキは日に日に痩せて、おばちゃんも辛くて見れないと‥
おばちゃんもただの喧嘩じゃない事には気づいていたらしい
ただ、何があったかはまだ知らないと‥
:07/11/12 22:54
:W51CA
:☆☆☆
#193 [ゆう]
すごく感動します

頑張って

:07/11/13 12:38
:N702iD
:☆☆☆
#194 [ゆ-ン//
]
最新まち


:07/11/14 01:33
:SO903i
:☆☆☆
#195 [主]
:07/11/14 20:48
:W51CA
:☆☆☆
#196 [主]
>>192続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「梓‥警察行こうかな‥」
ドア越しでも分かるサキの震えた声
そぅ言って静かに部屋のドアが開いた
兄チャンと一緒に部屋の中に入る
部屋を見て私は絶句した。
:07/11/14 20:55
:W51CA
:☆☆☆
#197 [主]
めちゃくちゃに荒れている部屋‥
雑誌や筆記用具が何もかもぐちゃぐちゃで、携帯電話はまっぷたつに割れて転がっている
飲み物がこぼれ床がシミになっている
テッシュが無造作にちりばめられていて
そして、覚悟はしていたけど‥
:07/11/14 20:59
:W51CA
:☆☆☆
#198 [主]
「サキ‥」
ガリガリにやせ細ったサキの姿‥―
おばちゃんの言葉を聞いて、ある程度の覚悟はしていた。
だけど、今目の前に立っているサキは、私の知るサキの姿じゃなかった‥
元々痩せ型のサキは
顔がこけて足や手首はガリガリ
ちらほらと体に斑点があった。
:07/11/14 21:01
:W51CA
:☆☆☆
#199 [主]
1ヶ月もない間に人はこれほどまで変わってしまう
愛する人の裏切りによって
「梓ぁ‥お腹減った‥」
二週間ぶりに私の顔を見たサキが言った初めての言葉だった。
:07/11/14 21:05
:W51CA
:☆☆☆
#200 [主]
私たちの様子を心配で見ていたのか
タイミングよく、涙を流しながらおばちゃんがメロンパンを持ってきた。
「サキ、サキ、サキぃ‥」
メロンパンをサキに差しだし子供のよぅに泣きじゃくりながら、サキに抱きつく母親の姿
本当に心配だったんだろう‥
:07/11/14 21:13
:W51CA
:☆☆☆
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