【愛.金.水商売2】
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#336 [主]
暖かな季節に包まれ、いろんな場所に黄色い可愛らしい花が咲く。
その黄色い花は
寿命がきても
白い綿に変身し
また暖かな風に乗って
新しい命を咲かす
春は必ずやってくる
:07/12/06 18:57
:W51CA
:☆☆☆
#337 [主]
一度枯れても
また新たに目を出す
そんなタンポポに生まれ変わりたい
辛い事があっても
傷つけられても
しょっぱい涙を流しても
また新しい気持ちで生まれ変わりたい
タンポポのよぅに
強くなりたい‥――
:07/12/06 19:01
:W51CA
:☆☆☆
#338 [主]
「あずさ‥」
しゃがみこんでいる後ろから私の名前を呼ぶ声
振り返るのが怖く動けずにいた私の横に何も言わず隣に腰をおろす圭チャン
「梓、タンポポ好きやったよな」
:07/12/06 20:06
:W51CA
:☆☆☆
#339 [主]
目の前のタンポポをプチっと取り、私の頭にちょこんと乗せる圭チャン。
「‥タンポポかわいそうやん」
やっと出た言葉がこれ。
ぎこちなく
何とも言えない顔で私の顔をのぞき込む
:07/12/06 22:07
:W51CA
:☆☆☆
#340 [主]
「タンポポって梓みたいやな」
私の頭を撫でながらよく分からない事を言う。
この手じゃないと思ってた。
私が甘えていい手はこの手じゃないと思ってた。
だけど‥
今は頭を撫でられただけで、触れられただけで涙が出そうで‥
:07/12/06 22:14
:W51CA
:☆☆☆
#341 [主]
二人の手を見比べたって何も結果が出る訳じゃないのに
"私は間違っていない"
と自分で自分の気持ちをごまかし逃げていたのかもしれない
だけど
本当に兄チャンの手は魔法みたいだった。
私を包み込んでくれる魔法の手だった。
:07/12/06 22:17
:W51CA
:☆☆☆
#342 [主]
圭チャンの手は
圭チャンの存在は
春の風のよぅな
暖かな
心暖まる
空気のよぅな
春の手
春がこないと私は成長しない
圭チャンの存在が
知らぬ間に空気になっていた。
私の一部になっていた。
:07/12/06 22:19
:W51CA
:☆☆☆
#343 [主]
「タンポポみたいに私小さくない‥」
「あはは、タンポポよりも綿みたいやな。目を離したらいつのまにかよそに姿を消す‥綿みたいやな‥」
そんな悲しそうな目しないでよ
何も言わなくていいから
"おかえり"
ってそぅ言って
"ただいま"
ってあなたの所にまた綿のよぅに目を咲かすから‥
:07/12/06 22:36
:W51CA
:☆☆☆
#344 [主]
「あずさ‥手出して」
素直に右手を差し出す私
「目つむれ」
言われた通りに目を瞑った瞬間、一粒の涙がこぼれた。
右手の薬指にそっと暖かな温もりが感じ
圭チャンと過ごした日々が蘇る
:07/12/07 03:33
:W51CA
:☆☆☆
#345 [主]
「また受け取ってくれるか‥?」
ペアリング
仲良く幸せに付けていた指輪
いつのまにかすれ違い
悲しく外された指輪
自分で捨てる事は出来なくて圭チャンの家においてきた。
俺だって捨てれずにいた。と
圭チャンの左手の薬指には昔の輝きが光っていた。
:07/12/07 09:52
:W51CA
:☆☆☆
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