【愛.金.水商売2】
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#595 [主]
そして
チューリップに背を向け歩き出す
何でかな
まだ明るい時間なのに、街がモノクロに見える。
私は目の輝きさえも失った
:08/02/13 13:05
:W51CA
:☆☆☆
#596 [主]
「もしもしサキ?」
いつもじゃ考えられない時間に電話をかける。
「‥おはよ、ココナ」
声だけなのに電話越しのサキの表示が頭に描かれる
きっと優しく微笑んでいると思うんだ
悲しみも含まれた微笑みで
:08/02/13 17:23
:W51CA
:☆☆☆
#597 [主]
「昨日ごめんな‥」
サキとすれ違いに早退してからサキから何度か心配の連絡が入っていたけど、私はとらなかった。
「ココナ、今からココナん家行っていい?」
「うん‥」
私は自分の家と帰りサキを待つ。
:08/02/13 17:27
:W51CA
:☆☆☆
#598 [主]
家に着くといつも真っ先に目にいく物
「君だけは捨てられへんよ‥」
うさぎの置物。
真っ赤な目をしたいつも泣いている寂しがり屋な君を一人に出来ない‥
だけど今は君が目の前にいると私の目まで赤くなりそうなの
:08/02/13 19:02
:W51CA
:☆☆☆
#599 [主]
ハンドタオルにうさぎを包み、タンスの奥の奥にしまい込む。
何分後かにサキが家に着き、話をする。
「ココナ辞めるん?」
寂しそうに‥だけど私を思いながらに話すサキ
:08/02/13 20:58
:W51CA
:☆☆☆
#600 [主]
「‥今辞めてきた」
サキは話しが勝手に進んでいる事に驚いてはいたけれど、結果が分かっていたかのよぅに話し続ける。
「これからどぉするん?」
明日から‥
働かず暮らしていく事は出来ない
家賃もかかれば光熱費も食事代も。
:08/02/13 21:01
:W51CA
:☆☆☆
#601 [主]
だけどもぅ私は決めていた。
「今日の夜店探しに行く」
水商売をあがるというのは私の考えの中に不思議となかった
もぅ体が夜の生活になってしまっているから。
:08/02/13 21:06
:W51CA
:☆☆☆
#602 [主]
「サキはチューリップ続けるな」
一緒に仕事をする事は出来なくなっちゃったけど、サキと私は今までと何も変わらないよね。
当たり前じゃんって笑顔を向けるサキ
サキ‥
これから先に変わっちゃったのは周りでも誰でもなく私だったんだよね‥
:08/02/13 21:31
:W51CA
:☆☆☆
#603 [主]
ーーーーー
―――
――
「梓‥変わったな」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そんな言葉をサキから言われるなんて
思いもしなかった―
:08/02/14 04:17
:W51CA
:☆☆☆
#604 [主]
「ココナ〜ざみぢい"ぃぃ"い"〜グズ」
鼻水を垂らしながら私に抱きつくサキ
私は微笑みながらあえてハンカチを差し出す
「う"ぅ"コ"コナァァア〜」
今までの私ならここで一緒に泣いていたよね
:08/02/14 17:19
:W51CA
:☆☆☆
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