夜 蝶 リ ナ
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#11 [元夜蝶Rina]
『おいっちいいよろうもん!』
って言われて
突き飛ばされた…
不意に突き飛ばされて
怪我した。
立てなかった。
先輩達は私を見て
笑っとる…
なにが楽しいんだか…
:07/12/11 08:22
:P902i
:quinGiPU
#12 [元夜蝶Rina]
その時、
『なんばしよっとか!』
って男の叫ぶ声がした。
その瞬間先輩達は
逃げて行った。
男の先輩がこっちに来る。
そしてあたしは
尻餅ついたままいると、
『大丈夫?怪我しとるやん!立てるか?あいつらから突き飛ばされたとね?』
と声かけてきた。
彼の名前は潤。
のちにあたしの彼氏になる。
:07/12/11 08:27
:P902i
:quinGiPU
#13 [元夜蝶Rina]
『大丈夫です。』
と私が言って立ち上がろうとする。
痛すぎてうまく立てない
潤が『大丈夫じゃなかやん!』
と笑いながらあたしを
起こしてくれた。
『とりあえず保健室連れてってやろうか?』
と潤は言う。
けど
『大丈夫やけん』
って言った。
『そっか…あっ!名前は?』
と潤が聞いてきた。
私は
『リナ!七瀬リナ!』
と言った。
『ふーん。じゃあ気を付けて帰れよ!』
と潤は自分の名前も言わず
どっか行っちゃった。
:07/12/11 08:40
:P902i
:quinGiPU
#14 [元夜蝶Rina]
潤は金髪で
身長もそこそこあり
ガタイもいい。
見た目はおもいっきり
ヤンキーだった。
学校なのに私服だったし
そんな奴が
あたしを助けるなんて
なんかうけるな…
まぁこれがあたしと潤の出会い。
:07/12/11 08:46
:P902i
:quinGiPU
#15 [元夜蝶Rina]
次の日
友達と帰宅途中
潤があたしの前に
単車に乗って現れた。
『リナおはよ!』
と潤が声かけてきた。
『オハヨってもう夕方やけどね!』
とかツッコンでみる。
『リナぁ番号教えてばい』
と潤が言う。
『いいよ。090XXXXXXXX!覚えた?つか名前なんなわけ?』
と言った。
『潤だよ!知っとけよ!ならまた後でかける!』
と言ってどっか行った。
:07/12/11 08:53
:P902i
:quinGiPU
#16 [元夜蝶Rina]
友達のアカリに
『ごめんね』
と謝った。
アカリは
『全然いいしッ!つか潤先輩やん!』
私
『アカリ知っとると?』
アカリ
『カッコイイで有名やし!』
確に…
アカリ
『でもなんか恐くて近寄れんよねー』
そうか?とか思いながら
家についてアカリとばいばい。
家でゴロゴロしてると…
:07/12/11 08:59
:P902i
:quinGiPU
#17 [元夜蝶Rina]
知らん番号から電話
とりあえずとってみる。
『はーい?』
ジュン
『俺だよ俺!』
あたし
『うん、で、誰?』
ジュン
『ジュンばい。今から遊ぼうヤ!家の近くまで迎え行く!』
あたし
『着替えるのめんどい』
ジュン
『そのままこい!でどこなん?わかった!今から行くけんまた連絡いれる!』
電話切って化粧した。
:07/12/11 09:05
:P902i
:quinGiPU
#18 [元夜蝶Rina]
今でも鮮明に覚えてる。
だってあなたはあたしの
人生を180度変えた人。
あたしに愛を教えてくれた人
そして同時に
私を必要以上に
縛りつけた人
:07/12/11 09:08
:P902i
:quinGiPU
#19 [元夜蝶Rina]
ジュンからの電話ー
『もう着いた。出てきて!!』
私は
『はいはーい』
と電話を切った。
家の近くまで行くと
単車が止まってた。
私は
『つかこれジュンの単車じゃないよねぇ…』
ジュン
『うん!免許も単車も窃盗♪はよ乗れよ!』
言われるままに
あたしは後ろに乗る
『どこ行くとー?』
と聞いてみた。
ジュンは
『俺ん家ー』
と言う。
はぁ?ジュンの家?
なんしに?
と思ってると
ジュンの家に着いた。
『今日みんなで飲み会だから』
とジュンは言う。
:07/12/11 09:17
:P902i
:quinGiPU
#20 [元夜蝶Rina]
『お邪魔しまーす。』
二階に上がった。
誰もいなかった
『誰もいないやん!』
と私が言うと
『これから来ると!』
とジュンがこたえた。
ジュンが煙草に火をつけて煙草を吸う。
煙草を吸う姿がやけに
格好よく見える。
一時の沈黙の中
ジュンが聞いてきた
『煙草吸わんと?』
『吸ってない。つか吸いきらん』
と私は笑いながら答える。『おしえちャる!』
と言ってきた。
:07/12/11 09:23
:P902i
:quinGiPU
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