大切な君へ-彼女は風俗嬢-
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#51 [*愛結*]
『……!!』
信じられない光景だった。
目を疑った。
足も止まった。
言葉も失った。
むしろ後退りをしたくらい。
ハメられた…。
そう思うしかなかった。
:08/01/23 02:50
:P902i
:EgrK6Z/s
#52 [*愛結*]
角のソファーにはマネージャー,店長,最近系列一部のオーナーになった元黒服,ふうさんがテーブルを囲みL字に座っていた。
カウンターには一人の黒服が開店準備をしていた。
ふうさんが近付きアタシの横を通った。
『美波ごめん…。』
小声で言うと店の鍵を閉めた。
:08/01/23 02:54
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:EgrK6Z/s
#53 [*愛結*]
『美波座りな?』
店長がアタシに言った。
『さぁ始めようか?』
マネージャーが真顔で言う。
一体このメンバーで何をするっていうの?
もう泣きそう…。
『だいたいはふぅから話は聞いたよ。』
話って何?
どこからどこまで?
:08/01/23 02:57
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:EgrK6Z/s
#54 [*愛結*]
『なぁ美波?お前何をしたか分かるな?夜長いもんな?これは立派な店に対する妨害に当たり損害だ。罰則になるのは書いてあったはずだ。』
『…。』
『そこで,美波には店に100万円払ってもらう事になった。』
『………??』
頭に?が3つ浮かんだ。
店の為にと皆が辞める中アタシは残ってあんなに頑張ったのに?
100万?
給料もまともに払わない店にアタシが払う?
『美波では100万は無理だよな?』
ええ無理ですとも。
:08/01/23 03:02
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:EgrK6Z/s
#55 [*愛結*]
『そこでだ。案を考えた。』
『なぁ!!テメェふざけんのもいい加減にしろよ?あ゙ぁ゙??』
-ガンッッ!!!
マネージャーが急に顔色を変えテーブルを蹴った。
男3人に囲まれた威圧感,この雰囲気に言葉。
殴られる!
と思い身を縮めた。
:08/01/23 03:06
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:EgrK6Z/s
#56 [*愛結*]
『新潟にでもお前売ってやるよ!ソープでしっかり稼いでこいや゙-!!!!』
テーブルには紙とペンがある。
『サインしようねぇ?』
店長がアタシにペンを握らせた。
:08/01/23 03:09
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#57 [*愛結*]
♪〜♪〜♪
マネージャーの携帯が鳴り周りは静まった。
『お疲れ様ですっ!』
『はい。今店の方に居ました。はい?あっ分かりました!失礼します!』
『おい!鍵あけとけ!たけさんが見えるぞ。』
間一髪!!
やっぱりたけさんは美波のヒーローだ☆
:08/01/23 03:12
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:EgrK6Z/s
#58 [*愛結*]
さっきまで偉そうだった3人が急に姿勢を正した。
5分もしないうちにたけさんが来た。
『お疲れ様ですっ!』
3人は立ち上がり頭を下げた。
『どうした〜?美波?泣きベソなんてかいて。何があった?俺が聞く。』
『なぁなにがあった?ふぅ?』
今までの経緯をすべてふぅさんが話した。
:08/01/23 03:15
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:EgrK6Z/s
#59 [*愛結*]
それを聞くとたけさんは顔色が変わった。
『お前ら何考えてんだぁ゙?100万?お前ら馬鹿か?何が100万だ。そんなに店に損害があるなら俺が100払おうか?社長の俺がだ。』
『いや………。』
明らかにマネージャーは困っていた。
『なぁ美波?バックレはねぇぜ?お前はお前でケツふかなきゃいけねぇな?』
『正当に20万でいいんじゃねぇか?無欠勤罰金だけの。』
『お前らどうだ?』
『たけさんがそうおっしゃるなら…。』
『ただし美波。今の店でとは言わない。系列に残れ。いいな?まぁ払い終わるまでだ。』
:08/01/23 03:21
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:EgrK6Z/s
#60 [*愛結*]
読んで下さってる方居ますか?


また時間があったら書きます。
寝オチ


:08/01/23 03:25
:P902i
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