大切な君へ-彼女は風俗嬢-
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#96 [*愛結*]
『腹減ったんだも〜ん!!まずお前も頼みな。あッうちらのきたよ☆美波ちゃん☆』
『お待たせしました〜。』
『食べよ食べよ☆』
『ぢゃ,わーも食べる!!』
わー???
『あ,わー青森人だからさぁ。俺って言えないんだよね(笑)』
『あッそうなんだぁ!!てかお疲れ様☆』
『お前何で涼の隣なの?美波ちゃんの隣行けし〜!!』
何だ普通に喋れたぢゃん。
:08/02/25 22:44
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#97 [*愛結*]
まず第一印象はあまり好みでは無かったかも…(笑)
今となれば,カッコイイけど☆
だって黒すぎなんだもん。
『おばちゃ〜ん☆わーチャーシュー麺ね☆』
『あいよ〜☆』
『これ食べたらさ,居酒屋行かね?』
『そうだね☆』
アタシ達は雄一の行きつけの居酒屋に行く事にした。
:08/02/25 22:49
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#98 [*愛結*]
外に出ると雪が散らついていた。
だって,もう年も暮れるんだもんね。
『さぶいよ〜!!こっから近い?』
『近い近い☆つーかすぐそこ!!』
『早く入ろうよぉ〜!!』
青森出身だけあって雄一だけはしゃんと歩いていた。
『ここだよ。入ろ☆』
:08/02/25 22:55
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#99 [*愛結*]
『雄一君いらっしゃい☆久し振りじゃ〜ん!!ゆっくりしてけ!!』
『おう☆サンキュ!!』
とりあえず3人で梅酒ロックを頼んで乾杯をした。
大した話はしなかったけど雄一がよく喋っていた(笑)
1時間程が絶ち涼が席を立った。
『涼今からホスト行くんだ〜☆だからここで!!仲良くねッ☆』
『まぁぢ?分かったぁ〜。気をつけてね☆』
2人きりになってしまった。
すかさず雄一は話し始めた。
:08/02/25 23:02
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#100 [*愛結*]
『答えたくなかったらいいんだ。でも聞きたいから聞くね?何故風俗?』
『キャバクラに愛想が尽きた☆疲れちゃった。』
雄一は黙ってた。
『まぁいいじゃん☆短期でやるだけだし☆』
『わーさ5年付き合ってたってたというか婚約者居たんだ。』
『フラれちゃってね。疲れたよ(笑)』
『そうなんだ…。引きずってないの?』
『今は全然☆大丈夫だよ。』
:08/02/25 23:11
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#101 [*愛結*]
アタシ達は,お互いの今までの恋愛を2時間位語っていた。
たったの2時間でも,アタシには沢山の彼を知れた気がした。
彼は決してチャラくない。
意外と一途なんだなぁと伝わってきた。
『帰ろうか?送るよ。』
:08/02/25 23:14
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#102 [*愛結*]
『車?』
『家近いから駐車場までタクシー乗ろ☆』
『いいよ〜。そのタクシーで家帰るよ?』
『もう少し話したいんだ。』
アタシ達は,タクシーに乗る事にした。
沈黙が嫌いなのか本当に話したいのか彼はタクシーでも喋っていた。
:08/02/25 23:17
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#103 [*愛結*]
『おじさん!!ココで☆』
『680円だよ〜。』
『ありがとう!!』
『コレ。さぁ乗って☆』
『オデッセィ好き〜!!結構イジッてるねぇ。』
『まぁね。少しドライブしていい?』
『え?うん。』
少し遠回りする事にした。
車内の空気が少し張り詰めた気がした。
:08/02/25 23:23
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#104 [*愛結*]
『わーの事恋愛対象に入らないかな?』
『アタシさ,あんま友達の期間長いと恋愛は無理。知り過ぎないうちなら入るよ。』
『そうなんだぁ。じゃあ候補に入れてもらえる?』
口調と表情が柔らかくてアタシはドキッとしてしまった。
でもアタシは答えなかった。
ちゃんと付き合って下さいと言われるまでは。
:08/02/25 23:28
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#105 [*愛結*]
今日は涼の家には行かなかった。
ホストと帰ってきそうで(笑)
アタシは彼が頭から離れなかった。
家に着くと,雄一からメールがきた。
Sub:無題
本文________________
今日はありがとう


楽しかった

おやすみ
----END---
何だか,心が温かくなった気がしたんだ。
まだ気付いていなかったんだこの頃は。
:08/02/25 23:34
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