あなたに出会えた事
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#1 [主]
ずーッと過去に書いた事がぁるんですが中途半端になってしまぃ...
改めて今気持ちの整理をするために書きます

荒らし・中傷はしなぃで下さい

:08/01/19 22:10
:D903i
:vkKS9Uw2
#2 [主]
私の名前はナオ。
当時19歳だった私は専門学校に通っていた。
地元から2時間かかる距離だったため一人暮らしをする事にした。
当時私には約3年半付き合っていた彼氏がいた。
彼の名前はヒサシ。
私の一つ上で20歳だった
:08/01/19 22:13
:D903i
:vkKS9Uw2
#3 [主]
ヒサシとも順調で一度別れた事があったもののよりも戻り好きだった...
プチ遠距離ではあったけど1ヶ月に2回は会っていた。
私の家は裕福でもなければ貧乏でもなくごくごく普通な家庭だった。
生活費や食費などは自分で払いたかった。
私はバイトをする事にした
居酒屋のバイトは楽しく月に7万くらい稼いだ。
:08/01/19 22:16
:D903i
:vkKS9Uw2
#4 [主]
学校もバイトも順調でヒサシとも順調だった。
いつからかな...?
ナオが変わったのは・・
地元を離れるまでのあたしは一途で束縛だって耐えてこれた。
でも...
都会に出て新しい仲間と出会ってつるむようになって少しづく変わっていったんだよね...
:08/01/19 22:19
:D903i
:vkKS9Uw2
#5 [主]
バイトがない日は友達と過ごしてた。
夜な夜な街に繰り出しナンパ待ちしたりヒサシに止められてた煙草もまた吸い始め遊びまくった。
男達に『彼氏ぃるの?』
って聞かれても
『いないよ〜』
って答えてた。
別にヒサシを嫌いになった訳じゃない。
もっと自由にいろんな人に出会いたかっただけ。
けどヒサシにはばれないように嘘ついてた...
:08/01/19 22:22
:D903i
:vkKS9Uw2
#6 [主]
悪いって思ってるから…
ならやめれば?
……やめれない。
楽しかったんだもん…
視野が広がったみたいに今まで知らなかった楽しさにはまっていった。
でもどんな男に会ってもヒサシが一番だって思ってたよ?
そんなのいい訳にしかならないよね...
:08/01/19 22:25
:D903i
:vkKS9Uw2
#7 [主]
あんなにたくさん遊んでたのにヒサシにバレる事は一度もなかった。
あたしって以外と起用なんだって思ってた。
そうじゃなかったんだよね?
ヒサシは気づいてない振りをしてたんだよね...
こんなナオでも離れたくないって思ってくれてたんだね...
ヒサシ…本当にバカでごめんね。
:08/01/19 22:27
:D903i
:vkKS9Uw2
#8 [主]
あたしは居酒屋のバイトを辞めた。
理由は終わりの時間が遅いから遊びに出れなかったから…
新しいバイトを探し家から近場でできる場所を選んだ。
求人誌をパラパラとめくり目が止まった。
【コーヒーレディーかぁ…】
時給もいぃし近いしさっそく電話をかけた。
そして数日後面接を受けて即採用。
:08/01/19 22:30
:D903i
:vkKS9Uw2
#9 [主]
ねぇ…
あの時あたしがこのバイトを選らんでなかっらあなたに出会う事はなかったのかなぁ??
運命なんて言葉言ってたらきりがないって今までは思ってた。
でもあの時あたしは本当に運命だって信じてたんだよ?
健チャン...
:08/01/19 22:32
:D903i
:vkKS9Uw2
#10 [主]
新しいバイトも慣れ楽しかった。
お客さんから番号渡されたり実際遊んだりもした事あったっけ。
ヒサシとも相変わらず順調だった。もうすぐヒサシとも4年の月日がたとうとしてた。
専門もあっというまに2年になり就職シーズンを迎えていた。
:08/01/19 22:34
:D903i
:vkKS9Uw2
#11 [主]
ある休日ヒサシがあたしの家に泊まりに来てた。
ヒ『なぁ就職どうするん?地元帰らないん?』
ナ『いや、帰るつもりだよ!!地元じゃなくても少し離れたとこで』
ヒ『なら一緒に暮らさん?二人の間の距離に家借りて』
ヒサシは恥ずかしそうに言ってきたね...
ナ『いぃよ!!楽しみやね〜』
二人で同棲生活の話とかたくさんしたよね。
あたし本当にあの時ヒサシと一生一緒にいるって思ってたよ。
でも...
:08/01/19 22:38
:D903i
:vkKS9Uw2
#12 [主]
ヒサシに不満があった訳でもない。
むしろ満足してた。
こんなにあたしの事想ってくれて大事にしてくれて…。
きっと世の中探してもそうはいないってくらい完璧だったと思う。
ナオにはもったいないくらいだったもん...
あの時ナオはヒサシとの将来を本当に考えてた。
でも...
あなたに出会ってあたしはヒサシとの将来よりあなたを選んだんだよね。
:08/01/19 22:41
:D903i
:vkKS9Uw2
#13 [主]
一目惚れなんて絶対ありえないって思ってた。
なのに…
初めてあなたを見た瞬間からあたしは恋をした。
あれは夏くらいやったよね…
健チャン。
:08/01/19 22:43
:D903i
:vkKS9Uw2
#14 [主]
いつも通り学校を終え、バイトに向かった。
いくらだるくても笑顔を振りまいてコーヒーを売り歩いてた。
その時上の人に教わりながら笑顔で仕事してた彼に目が止まった。
(新人さんかな?)
パチ屋のホールスタッフとして働いていた彼を見てなぜか胸がドキドキした
仕事中彼が気になって仕方なかった。
家に帰っても頭の中は彼の事ばかり。
(かっこよかったし背も高かったし何より笑顔がかなり可愛かったなぁ〜何歳なんやろ?)
そんな事を思いながらもヒサシと日課のメールのやりとりをしていた。
:08/01/19 22:51
:D903i
:vkKS9Uw2
#15 [主]
次の日バイトに行くのが楽しみだった。
(あの人いるかな〜)
いつもより念入りにお化粧をし、髪を巻いた。
ホールに入るなり彼を必死に探した。
(いたっ!!!!)
なれない手つきで必死に仕事を頑張っていた彼に今日も釘付けだった。
彼の横を通る度にドキドキしてた。
まさか本気で彼に恋するなんて思ってもみなかった。
:08/01/19 22:55
:D903i
:vkKS9Uw2
#16 [主]
月日が立つにつれ就職先を決めなければならない時期がきた。
ヒサシとの約束通り地元から近い場所に履歴書を送り面接日待ちだった。
でも彼に会えなくなるのが本当に嫌だった。
名前も知らなきゃ年も知らない。
彼女がいるかも分からない。
でもこのまま離れるのは嫌だったんだ…
ダメって分かってる。
でも自分の気持ちに嘘はつけなかった...
:08/01/19 22:57
:D903i
:vkKS9Uw2
#17 [主]
今までに何度も彼に話しかけようとしたりあたしの番号を書いた紙を渡そうともした。
でも実際ビビリのあたしにそんな事は出来なかった(笑)
でもようやくその時がきたっ。
2ヶ月かけてようやく彼に番号を書いた紙を渡せた。
:08/01/19 22:59
:D903i
:vkKS9Uw2
#18 [主]
ナ『後で見て下さい』
彼『?分かった』
紙を渡すなり走って逃げたあたしははたから見れば相当挙動不審だったと思う(笑)
顔を赤くし客に笑顔を振りまく余裕すらなくコーヒーカウンターに隠れた。
いわば仕事放棄(笑)
なんとも言えない達成感で胸がいっぱいだった。
あとは彼からの連絡を待つのみ
:08/01/19 23:02
:D903i
:vkKS9Uw2
#19 [主]
後から聞いた話、彼は紙に書かれた内容が気になりトイレに行くふりをして速攻見たらしい..(笑)
で仕事場の人に自慢げに言いふらしたらしい(笑)
バイトを終え家に帰り携帯とにらめっこ。
(もしかしたら連絡来ないかも…でもそうなった時はふっきらなきゃ!!
こんな中途半端な気持ちでヒサシと一緒に住めないしね…けじめつけなきゃ…)
ヒサシには悪いと思う。
でも自分でもビックリするくらい彼を好きになってたんだ…
ヒサシと彼を天秤にかけても答えは見えなかった。
だからまずは彼をちゃんと知りたかった…
今思えばほんま最低やと思う…
:08/01/19 23:07
:D903i
:vkKS9Uw2
#20 [主]
電話を待つ間時間が立つのが遅く感じた。
時計が12時を回った…
電話はならない。
何時に終わるかも分からないケド実際諦めてた。
(あ〜明日から仕事行きづらいなぁ...)
時計が深夜1時をすぎ諦めて寝ようとした時だった。
:08/01/21 01:04
:D903i
:58uPhQHs
#21 [主]
♪♪♪
普段鳴らない音楽が着信を知らせた。
登録されてない番号!!
あたしは勢いよく携帯をつかみ電話に出た。
ナ『もしもし!!』
彼『ごめんな連絡遅くなって。今終わったんだけど…誰か分かる?ワラ』
ナ『分かります!!連絡来ないかと思ってました』
彼『何でよ?ワラ』
ナ『なんとなく...』
:08/01/21 01:07
:D903i
:58uPhQHs
#22 [主]
それから少し話して
ナ『これから暇ですか?良かったら会ったり出来ますか?』
彼『予定ないしいいで〜どこで会う?』
ナ『んー…あたしの家きますか?』
彼『行っていん?ならおじゃまするわ〜』
そうしてある程度の場所をつげ電話を切った。
(まじうれしい…
いきなり会えるなんか思ってなかった。
部屋掃除しなきゃ!!汗)
:08/01/21 01:10
:D903i
:58uPhQHs
#23 [主]
普段は軽々しく知らない人を部屋にはあげたりしなかった。
でも彼は違った。
むしろ来てほしかった。
部屋に飾られていたヒサシとの写真を隠した。
……ごめんねヒサシ……
あの時こんな彼の事知らないままでいたら今でもヒサシの横にはナオがいたのかな…
でも後悔はしてないよ…あたしが選んだ道だから今更後戻りなんて出来ないもんね...
:08/01/21 01:12
:D903i
:58uPhQHs
#24 [主]
30分をすぎた頃電話がなった。
彼『もうすぐ着くよ!!』ナ『分かりました!!マッハで行きますね』
電話を切り鏡で念入りにチェックし家を出た。
もうすぐ着くとか言いながらあたしの方が着くの早かったし(笑)
少し待ったら自転車にまたがった彼の姿が見えた
彼『こんばんわ〜』
ナ『こんばんわ///』
ナ『とりあえず家行きますか!!』
彼『そやね!!』
:08/01/21 01:15
:D903i
:58uPhQHs
#25 [主]
家までの距離を自転車を押して二人で歩いた。
コンビニから家までが遠いだの文句言われたっけな(笑)
家につき自分の部屋に彼がいる事が妙にうれしかった。
とりあえず聞きたい事たくさんあるし質問攻めが開始された!!(笑)
:08/01/21 01:17
:D903i
:58uPhQHs
#26 [主]
ナ『てか急にビックリしたよね...』
彼『かなりなぁ〜何かと思ったし(笑)』
ナ『でも電話してくれて嬉しかった!!』
彼『そりゃするしっ!!』
とりあえずぎこちない会話の中で分かった事。
@名前は○○健剛(ケンゴA年は21歳
B彼女は………いない!!Cバイトじゃなく正社員
D寮に住んでる
くらいかな。
一番気になってたB番については言うまでもなく顔がニヤけた(笑)
:08/01/21 01:21
:D903i
:58uPhQHs
#27 [主]
あたし達はお互いの名前を
【健チャン・直チャン】
って呼び合う事にした。あたし以外に健チャンって呼ぶ友達はいない。
(お母さんはそう呼ぶらしい(笑))
ちょっと優越感を感じていた。
時間も遅いしする事ないしビデオを借りに行くことにした。
健チャンの自転車…
壊れてたケドあなたの後ろに座ってた時あたしの顔は真っ赤だったの知らかったやろ?
ずーっとこうしていたかったけどそれじゃ健チャンぶっ倒れちゃうよね(笑
:08/01/21 20:46
:D903i
:58uPhQHs
#28 [主]
お互いホラービデオ好きだったから借りたよね。
健チャンが選んだビデオ…
今まで見た中で一番訳分からんかったけど...
それも今となれば思い出だよ。
何でやろ...
幸せな時に限って時間がたつのが早く感じる…
もっと一緒にいたいのに
あたしも学校あるし
健チャンも仕事あるし…
本気で時間が止まってほしいって思ってた。
:08/01/21 20:50
:D903i
:58uPhQHs
#29 [主]
健『そろそろ帰らないといけんなぁ…』
ナ『…(T^T)
次はいつ会える?』
健『今日終わってから夜また暇やし遊べるよ!!』ナ『ヾ(^▽^)ノ
ほんまに!?なら待ってるね!!』
そう言って一度さよならした。
でも仕事場で会うんだけどね(笑)
それからほぼ毎日健チャンと一緒にいたよね。
仕事が終わったら家に来て時間になれば仕事に行って。
その繰り返しだった。
:08/01/21 20:54
:D903i
:58uPhQHs
#30 [ナオ]
健チャンと一緒にいてあなたを知れば知る程…
怖いくらい好きになっていく。
健チャンといたらヒサシの彼女としての自分…
忘れたくなる…
今は…
今だけは健チャンだけを見たいから…
健チャンといない時間はもちろんヒサシと連絡を毎日とっていた。
何事もなかったかのようにメールのやりとりしてた.
気づかれないようにいろんな嘘ついてた。
でもバレるまでそう時間はかからなかった…
:08/01/21 20:59
:D903i
:58uPhQHs
#31 [ナオ]
最低って分かってる!!
大切にしたい人が
二人もいちゃだめって分かってる...
ヒサシとは4年一緒にいたんだもん...
知らない所がないと言ってもいいくらいヒサシの全て分かってる...
でも健チャンは...
知らない事の方がたくさんある。
今の気持ちだけで動くならきっと健チャンをすぐ選ぶと思う。
毎日が楽しいし幸せだし何より大好きだったから
:08/01/21 21:03
:D903i
:58uPhQHs
#32 [ナオ]
でも...
それだけの理由で健チャンの全てを知らないのに…簡単にヒサシを切り捨てれなかった。
あたしにとってヒサシの存在も大きかった。
中途半端な気持ちで答え出したくなかった。
だからもう少しだけ時間を頂戴...
我が儘だって分かってる
最低だって分かってる
ちゃんと迷う気持ちがないくらいになったら答え伝えるから...
:08/01/21 21:08
:D903i
:58uPhQHs
#33 [ナオ]
健チャンと知り合って以前に履歴書送ったとこの面接日が近づいてきた。
こんな気持ちのまま就職決まってヒサシと同棲なんて出来なかった…
結局面接は行ったものの断ったというか落ちたに近いかな?
ヒサシも残念がってたけどあたしはそれで良かったと思ってる。
もしあのとき受かってたら今はヒサシと一緒に住んで結婚してるだろうなって思う。
:08/01/21 21:44
:D903i
:58uPhQHs
#34 [ナオ]
それから健チャンとは相変わらず毎日のように会ってた。
さすがにヒサシの事全く忘れるのは出来なかった。
だから一度地元に帰って最後にヒサシと健チャン。
答え出そうと思った。
なにも知らないヒサシはあたしに会えて嬉しそうだったね...
でもいつものあたしと様子が違うの分かったんだね。
4年も一緒にいたら心の中の気持ちまで分かってしまうんだ...
:08/01/21 21:48
:D903i
:58uPhQHs
#35 [ナオ]
きっとあたしの事をこんなにも分かってる人...
ヒサシしかいないと思う。
ヒサシはあたしを抱こうとした。
でも拒んだ。
あたしに抱かれる権利なんてないから。
だってあたしは
ヒサシじゃなく
健チャンを選ぶから...
:08/01/21 21:52
:D903i
:58uPhQHs
#36 [ナオ]
ヒサシの彼女として最後に過ごした二日間。
ちゃんと笑えてたかな?
ちゃんとヒサシだけを見れてたかな?
4年間のありがとう...伝わったかな?
最後に思い出作れたかな?
直接別れを言う勇気がなくてただただ
【ごめんね】
って気持ちでヒサシと過ごした二日間を終え地元を後にした。
:08/01/21 21:58
:D903i
:58uPhQHs
#37 [ナオ]
あたしを待ってくれてる健チャンの元へ帰った。
(けじめつけなきゃ…)
ヒサシにも。
健チャンにも本当の事を話して気持ち伝えなきゃ。
地元から帰るなり健チャンと待ち合わせドライブに出かける事にした。
楽しいドライブの中あたしの携帯は鳴り続けた。
:08/01/21 22:01
:D903i
:58uPhQHs
#38 [ナオ]
着信:ヒサシ
健チャンが隣にいるのにヒサシと別れ話なんて出来ない
あたしは携帯が鳴り止むのを待った。
何回か続けて携帯が鳴った後

が届いた。
ヒサシ→

【今どこ?】
ナオ→

【家…後で話があるから電話する…】
送ったとたん今度はTV電話からの着信が車内に鳴り響いた...
:08/01/21 22:04
:D903i
:58uPhQHs
#39 [ナオ]
(どうしよう…早く鳴り止んで…)
あたしの気持ちとは裏腹に着信音が鳴り止む事はなかった。
健『出なくていいの?』ナ『…う…うん。』
ヒサシには悪いと思う。
でもこんな状態でとてもじゃないけど電話に出る事も出来ず電源を...
切った。
:08/01/21 22:07
:D903i
:58uPhQHs
#40 [ナオ]
それから家に着き二人で部屋に上がった。
さっきの電話でどことなく気まずい感じがした。でも自業自得。
あたしは何とか一人の時間を作るためにお風呂に行くって健チャンに言って携帯を持ち風呂場にかけ込んだ。
電源を入れ問い合わせをする...
信じられない量の着信と

が入ってた。
今じゃなきゃダメなんだよね...
出来るなら一人の時にゆっくり話したかった。
でも今更こんな事言える立場じゃないのは分かってる。
ゆっくりと携帯を開き電話を...かけた。
:08/01/21 22:12
:D903i
:58uPhQHs
#41 [ナオ]
♪♪♪
プルル…ッ
ヒ『…もしもし』
ナ『ごめんヒサシ…話たい事あるから聞いてくれる?』
ヒ『今からナオの家行こうとしてるからその時聞くわ。だいたい検討はついてる』
ナ『家に来る!?…それは無理…会えない…』
ヒ『何で?俺が行ったら困る理由でもあるん?まだ一応俺の彼女なんよな?』
ナ『…ごめん…会えない……』
:08/01/21 22:17
:D903i
:58uPhQHs
#42 [ナオ]
ヒ『意味分からんし!!』ナ『ヒサシが来ても家にいないから…』
ヒ『男と会うん?』
ナ『(本当は今会ってるんだケド…)会う…』
ヒ『俺よりそいつ選ぶって事なん?』
ナ『…………』
ヒ『…ハァ。そいつの事好きになったん?』
ナ『ごめん…』
ヒ『…まじ最低やな。今考え直して俺と会う事選んでくれたら俺も考え直すから…俺と会って。』
:08/01/21 22:21
:D903i
:58uPhQHs
#43 [ナオ]
ナ『…会えない』
ヒ『…もう別れたいん?俺の事好きじゃない?』
ナ『好きだよ!!でも…それ以上に好きになった…だからこんな気持ちのままヒサシと付き合えない…だから…』
ヒ『待って俺が言う。 終わりにしよう』
ナ『…本当にゴメン…涙』
ヒ『最後に言わせて?』
:08/01/21 22:25
:D903i
:58uPhQHs
#44 [ナオ]
ヒ『俺はナオの事ほんまに好きやったし幸せやった。楽しい時間と思い出…ありがとな…涙』
ナ『うちも好きやったし幸せやった!!バカでごめんね…今までありがとう…涙』
ナ・ヒ『……………』
ヒ『じゃあ…ばいばい』
そう言って電話は切れた
終わったんだ...
電話を切ったとたんヒサシとの思い出全部よみがえってきた...
自分がどれだけ愛されてたか分かる...
健チャンにばれないようシャワーの水を出し声を出して泣いた...
:08/01/21 22:29
:D903i
:58uPhQHs
#45 [ナオ]
ヒサシ…
本当にごめんなさい... ヒサシがあんなにも愛してくれてたのにあたしはそれをこんな形で裏切った
ヒサシに出会えて本当に幸せでした。
きっと死ぬまでヒサシって存在はいい形で残していきたい...
忘れてって言われてもそんな簡単に忘れれる恋じゃなかったもん...
あたしの最後の我が儘…
絶対幸せになってね。
幸せにしてあげられなくてゴメンね...
本当に今までありがとう
:08/01/21 22:34
:D903i
:58uPhQHs
#46 [ナオ]
あたしは泣き顔がばれないよう
顔を洗い赤く腫れた目が少し収まるまでお風呂場にしゃがみこんだ。
少し落ち着きを取り戻し健チャンの待つ部屋へと戻った。
健『長かったな!!』
ナ『…ちょっとね…てか話さないといけない事があるんだ…聞いてくれる?』
健『うん…』
:08/01/21 22:37
:D903i
:58uPhQHs
#47 [ナオ]
今から話す事...
きっと健チャンはきっとひくと思う。
でもどれだけ最低な人間か分かってもらった上で伝えたい事があったから
一度に2人を失う覚悟もあった。
でも後悔はしないって決めたから...
これがあたしなりのけじめだから...
あたしは深呼吸をし話し始めた…
:08/01/21 22:41
:D903i
:58uPhQHs
#48 [ナオ]
休憩...
誰も見てないですよね


:08/01/21 22:41
:D903i
:58uPhQHs
#49 [我輩は匿名である]
見てるよN
:08/01/21 23:50
:W51S
:H/t9Al/E
#50 [ナオ]
匿名さん.
ぁりがとうございます

今から少しだケド更新します



:08/01/22 22:40
:D903i
:PlEIrMuw
#51 [ナオ]
ナ『あんなうちずっと黙ってた事があるんな…』健『うん』
ナ『うちほんまは彼氏がおったんな…でも健ちゃんを初めて見た時から一目惚れしてな…好きになってしまったん…』
健『彼氏いるんは何となく気づいてた…あれだけ電話鳴るとかおかしいやん?』
気づかれてたんだ...
それなのに知らないふりしてくれてたんだね...
あたしの口から聞くまで待っててくれたんだね…
:08/01/22 22:44
:D903i
:PlEIrMuw
#52 [ナオ]
ナ『黙っててごめんね…正直どっちが本当に好きか選べなかったん。でも健ちゃんと一緒にいてどんどん好きになってしまったんな...だからけじめつけて彼氏とはさっき…別れた…』
健『彼氏はそれを認めてくれたん?』
ナ『うん…』
健『そっか』
ナ『自分でもほんま最低やと思ってる。二人にした事は絶対許されないって分かってる...分かった上で聞いてほしんな』
:08/01/22 22:48
:D903i
:PlEIrMuw
#53 [ナオ]
ナ『好きです...
付き合って下さい』
(全てが終わるんだ…なにもかも失っちゃうんだよね…でも後悔はしない)
下を向き返事を待った。
:08/01/22 22:50
:D903i
:PlEIrMuw
#54 [ナオ]
健『いいよ!!付きあお』
えっ!!!???
ええっ!!!!!!??????
今いいって言った!!??
あたしは健ちゃんの顔をとっさに見た。
優しく笑った健チャンの顔今でも忘れないよ。
ナ『本当にいいの!?うちほんま最低な事したんだよ!?涙』
:08/01/22 22:52
:D903i
:PlEIrMuw
#55 [ナオ]
健『確かにした事は最低だと思う。でも…それでも俺を選んでくれて彼氏とも別れたんやろ?』
ナ『…うん…涙』
健『俺も前から好きだったよ(^-^)』
ナ『ほんまに?涙』
健『うん(^-^)』
堪えてた涙が一気に溢れてきた...
泣き虫でごめんね...
泣いてるあたしを優しく抱きしめてくれたね...
本当に嬉しかったんだよ
:08/01/22 22:56
:D903i
:PlEIrMuw
#56 [ナオ]
2006.10.12
あたし達の記念日
:08/01/22 22:58
:D903i
:PlEIrMuw
#57 [ナオ]
健ちゃんは今まで一緒にいても決して手を出してはこなかった。
いくら一緒の布団で寝ても触れてこなかった。
ずっと自分に魅力がないんだって思ってた。
時には誘惑したりもしてみたけど(笑)
あたしの心配をよそに健ちゃんは付き合ってない女とは絶対しないって決めてたらしい。
ジェントルマンやん!!
:08/01/22 23:01
:D903i
:PlEIrMuw
#58 [ナオ]
付き合ってたその日あたし達は結ばれたね...
すごく幸せだった...
触れられるとこ全てが心地よかったんだよ...
あんなにドキドキしてたんだもん。健ちゃんに聞こえてたかな???
でもね...
あたしも健ちゃんの胸の音。ちゃんと聞こえてたんだよ?
この日あたしは幸せの絶頂に達していた。
:08/01/22 23:04
:D903i
:PlEIrMuw
#59 [ナオ]
でもヒサシは一人なんだよね...
別れたその日に付き合うなんて最低だと思う...
でも誰に何と言われてもあたしはあの日で良かったって思ってる!!
傷つけた分
別の形ではあったけど自分にかえってくる。
それはまだ先の話...
ヒサシの事を思うと胸が痛む...
いっその事恨んでほしい
でもいつか友達と話せる時がきたらそのときはお互いの幸せ話し...
しようね
:08/01/22 23:08
:D903i
:PlEIrMuw
#60 [ナオ]
訂正


友達と話せるではなく
友達と【して】話せるに訂正します


すいませんm(_ _)m
:08/01/22 23:09
:D903i
:PlEIrMuw
#61 [ナオ]
それから少しづつあたしの部屋に健ちゃんの物が増えていった。
もともと毎日一緒にいたから自然と同棲してた。
親にもちゃんと話して分かってもらえた。
お父さんは一言
『出来婚』だけはするなよって言ってた…苦笑
あたしのお姉ちゃんがそうだったから...
でも避妊は一度もしたことはなかった。
:08/01/23 00:30
:D903i
:/lzBA0Go
#62 [ナオ]
当時あたしは一応まだ学生だった。
でも出来たら絶対産む覚悟はあった。
避妊ってしないのに慣れてしまったら今更つけよ?なんて言えないよね…
でもそれが嫌って訳でもなく特には気にならなかった。
ただ一つお父さん...
ごめんねって思ってた。
:08/01/23 00:32
:D903i
:/lzBA0Go
#63 [ナオ]
初めての同棲でとまどう事もたくさんあった。
料理に家事...
普段一人だった時はろくにしなかったし元々めんどくさがり屋だった!!汗
でも精一杯努力して頑張ってたなぁ〜。
初めて作ってあげたのは定番のオムライス!!
美味しいって全部きれいにたあらげてくれたね。
嬉しそうな顔見たくてあたし必死に慣れない事.頑張ったよ?
:08/01/23 00:35
:D903i
:/lzBA0Go
#64 [ナオ]
健ちゃんの友達にもカレー作って家に呼んだりしたよね
『ナオの料理なら食べさせても恥ずかしくない』って言ってくれたの嬉しかったよ?
ここであたしにとって大きな人生の決断が一つやってきた...
:08/01/23 00:37
:D903i
:/lzBA0Go
#65 [ナオ]
就職活動...涙
出来るものならプーしたかった(笑)
でも世の中そんな甘くないもんね(T^T)
あたしは医療事務の資格をとってた。
けど実際.実習とかしてみて自分には向いてないって思った。
親には悪いって思った…高い学費払ってもらったのにやりたくないなんて贅沢だよね...
:08/01/23 00:39
:D903i
:/lzBA0Go
#66 [ナオ]
悩みに悩んだあげくあたしは今バイトしてるコーヒーの仕事が楽しかった。
何より健ちゃんとも同じ建物で仕事出来るし…
そんな安易な考えでそのままコーヒーレディーの会社に就職した。
今ではお店を任されるようになって大変ではあるけど何とか頑張ってる!!
辞めたいとは思うけど(笑)
:08/01/23 00:42
:D903i
:/lzBA0Go
#67 [ナオ]
あたしの就職も決まり生活も落ち着いた。
街はもうX'masのイルミネーションでにぎわってた。
健ちゃんと過ごす初めてのX'masヾ(^▽^)ノ
プレゼントはお互い内緒で買いあう事にした。
健ちゃんは外見すごくお洒落で小物一つもすごいこだわりがある...
選ぶの大変だった...涙
:08/01/23 00:45
:D903i
:/lzBA0Go
#68 [ナオ]
悩みに悩んだあげくあたしはジッポと時計をあげる事にした。
X'mas当日はお互い仕事だったから別の日にはなっちゃったけど...
結局お互いプレゼントを渡すのが当日まで待てず前の日に交換した(笑)
早く喜ぶ顔見たいもんね
健ちゃんからは可愛いネックレスをもらった。
:08/01/23 00:47
:D903i
:/lzBA0Go
#69 [ナオ]
すごく嬉しかった...
さっそくナオの首につけてくれたよね...
今でも大切に肌身離さずつけてるよ??
健ちゃんにあげた時計は今ではベルトがちぎれちゃったけどそれくらいたくさん使ってくれてたんだよね...
ありがとう...
:08/01/23 00:49
:D903i
:/lzBA0Go
#70 [ナオ]
あの頃は喧嘩もなく毎日が幸せだったね...
すごく懐かしく感じる。
よくドライブに行ったよね
おきまりのコースは海に行って夜景見に行ってたよね。
今でも一番の思い出の場所だよ??
:08/01/23 00:52
:D903i
:/lzBA0Go
#71 [ナオ]
初めて夜景見に行った時あたしすごくキレーって興奮してたよね...
そんなあたしに健ちゃんはお決まりの台詞...
『ナオには負けるけどな(笑)』
って笑いながら言ってたよね...
お決まりすぎて笑えたけど本当はすごくすごく嬉しかったよ??
あの頃に戻れるものなら戻りたいな...
:08/01/23 00:54
:D903i
:/lzBA0Go
#72 [ナオ]
:08/01/23 00:55
:D903i
:/lzBA0Go
#73 []
最後まで見るので
頑張って下さい~~
:08/01/23 14:52
:W42S
:tKRMlA7c
#74 [ナオ]
ありがとぅございます

完結までまだまだですが見守ってて下さい


:08/01/23 19:57
:D903i
:/lzBA0Go
#75 [ナオ]
月日は流れ――
2月...
私は2年間慣れ住んだマンションを出なければいけなくなった。
契約が2年だったため慌てて物件探し!!
健ちゃんと新しい二人の住まい探し歩いたね...
あたしがいろいろ条件つけたから中々見つからなかったね(笑)
でもそんな中やっと見つけた今の住まいでもあるアパート...
:08/01/23 20:00
:D903i
:/lzBA0Go
#76 [ナオ]
この家ではいろんな思い出たくさんあるね。
引っ越しはとにかく大変だった...
引っ越す前に一度新しい我が家の場所を確認するために夜探したよね。
これが中々見つからない(笑)
一度きたはずなのに二人とも方向音痴で探すのに何回同じ道通ったんだろうね(笑)
今となればいい思い出..
:08/01/23 20:03
:D903i
:/lzBA0Go
#77 [ナオ]
引っ越すまでの間なにも問題がなかった訳じゃなかった。
一番の出来事は...
ヒサシ
最後にもう一度会って話しあったよね。
あれは突然の電話からはじまった。
:08/01/23 20:05
:D903i
:/lzBA0Go
#78 [ナオ]
ヒサシともあたしとも仲良かったあっくんから電話が鳴った。
あ『元気〜?』
ナ『元気よっ!!どしたんいきなり??ヒサシ元気してる?』
あ『これが元気じゃねんよ〜なぁ最後にもう一回ヒサシに会ってやって?あいつあんな別れかたになってすげー後悔してる..だから…頼むっ!!今彼氏いるんよな?それを承知でお願いっ!!』
ナ『…でも…』
心配そうに見つめる健ちゃんを不安なんかにさせたくなかった...
:08/01/23 20:09
:D903i
:/lzBA0Go
#79 [ナオ]
あんな別れ方になって正直あたしも最後に会って謝りたいって思ってた。
むしろあたしに断る権利なんてないと思った。
ヒサシが最後にそれを望むなら…叶えてあげたい。
事情を健ちゃんに話した
健『…いいよ!!会って話しておいで!!』
ナ『嫌じゃないの?』
:08/01/23 20:11
:D903i
:/lzBA0Go
#80 [ナオ]
健『そりゃ嫌っちゃ嫌だけど…信じてるから!!それでヒサシ君が納得してナオをあきらめれるなら俺は待ってるから』
少し寂しそうに笑ってた健ちゃん...
ごめんね...
あたしが悪いから...
最後にけじめつけてくるから待っててね...
:08/01/23 20:13
:D903i
:/lzBA0Go
#81 [ナオ]
ナ『もしもしあっくん?健ちゃんもいいって言ってくれたから会うわ!!
また地元帰る時に連絡するって伝えて』
あ『分かった!!ありがとな…彼氏さんにもお礼ゆっといて』
ナ『分かった!!じゃっ』
電話を切った。
正直ヒサシに会うのは怖かった...
今更どんな顔して会えばいんだろ...
複雑な気持ちの中
ヒサシに会う日がやってきた...
:08/01/23 20:16
:D903i
:/lzBA0Go
#82 [ナオ]
車で帰る道のり...
すごく長く感じた。
地元に着きとりあぇず実家で少しゆっくりしヒサシに連絡した。
ナ『もしもし?9時に迎えに来て』
ヒ『分かった。着いたらまた連絡する』
プーップー―――
(はぁ…なに話せばいんだろ…緊張する)
事情を知ってるお母さんも心配そうだった...
心配かけてごめんね…
時間が近づきヒサシから電話がなった。
:08/01/24 00:09
:D903i
:ZWhSHxg2
#83 [ナオ]
ヒ『着いたよ』
ナ『分かった。出るわ』
会う前に健ちゃんに電話をかけた...
健『もしもし?』
ナ『今から話してくる』健『分かった…待ってるからね…終わったら連絡して!!頑張ってな』
ナ『ありがと…ちゃんと話し合ってくるから待っててね.じゃあね…』
家を出ると見慣れてた車が止まっていた。
:08/01/24 00:11
:D903i
:ZWhSHxg2
#84 [ナオ]
...後ろに乗った方がいいのかな
...前に乗らないとやっぱだめなんかな
迷ってるとヒサシが前に座るよう手で合図した。
ガチャッ―――
久しぶりに見るヒサシは少し大人びて見えた。
懐かしい香り。
昔の事思い出しちゃうよ
:08/01/24 00:14
:D903i
:ZWhSHxg2
#85 [ちゃも]
続き待ってます

:08/01/24 09:00
:D901iS
:☆☆☆
#86 [ナオ]
ちゃもさん.
ありがとぅございます

少しだけど更新します

:08/01/24 19:49
:D903i
:ZWhSHxg2
#87 [ナオ]
車に置く小物とか一緒に選んだりしたよね...
今でも変わらず飾ってくれてるんだ.
車内だけはあのときのままなんだね...
なにを話したらいいか分からずとりあぇず...
ナ『げ…元気だった?』ヒ『元気やないわ!!』
ナ『だよね…ゴメン…』
会話のチョイスを間違ってしまった!!汗
:08/01/24 19:52
:D903i
:ZWhSHxg2
#88 [ナオ]
ヒ『とりあえずドライブしながら話そ?』
ナ『分かった!!どこドライブするん?』
ヒ『秘密!!最後にナオと行きたい場所あるから』
検討もつかないまま車は目的地へと走り出した。
ヒ『彼氏とはうまくいっとん?』
ナ『うん…今同棲してるんだ…』
ヒ『あっ君から聞いた!!ほんまは俺が一緒に住むはずやったのにな〜』
ナ『……ごめん…』
:08/01/24 19:55
:D903i
:ZWhSHxg2
#89 [ナオ]
ヒ『もう今は俺の事好きじゃない?』
ナ『嫌いで別れた訳じゃないから嫌いではないけど…』
ヒ『もう絶対おれとより戻るのはありえない?』ナ『ごめん……』
ヒ『はぁ〜俺ほんまはめちゃくちゃ後悔しとんなっ。あの時簡単にお終いにしなきゃ良かった…今ならナオのした事許せるから…もう一回やり直せない?』
あんなひどい見捨て方したのにそれでもあたしとやり直したいって真剣な顔で言ったヒサシを見てあたしは…泣きそうだった
:08/01/24 20:00
:D903i
:ZWhSHxg2
#90 [ナオ]
こんなにもあたしの事一途に思ってくれる人はこの先(今も含め)いないと思う...
愛し方が半端じゃないんだよね...
きっと今ヒサシを選べばこの先なに不自由なく幸せになれるって分かる!!
話しながらそっと差し出された手にあたしは…
応えられなかった...
あたしが今選んだ道をそう簡単には手放したくなかったしましてや健ちゃんを手放すなんて絶対出来ないもん...
先が見える幸せより
あたしは
先の見えない未来を選んだ。
:08/01/24 20:04
:D903i
:ZWhSHxg2
#91 [ナオ]
必死に涙を堪えてるナオを見てヒサシはそれ以上何も言わなかった...
車内には二人の鼻をすする音だけが響いていた。それから沈黙を破ったのはヒサシだっね。
二人の思い出話したくさんしたね。
初めてのUSJに泊まりがけでいった事...
よく些細な喧嘩してた事
ヒサシがよくやきもち妬いてた事...
4年間振り返ってたら時間があっと言う間に過ぎていった。
:08/01/24 20:09
:D903i
:ZWhSHxg2
#92 [ナオ]
あたしは最後に嘘偽りなく全てを話した。
少しでも嫌いになってくれたらって...
ヒサシに黙って遊びまくってた事や健チャンとのきっかけとか…
してきた事全て最低なのなヒサシは怒る表情一つせず黙って聞いててくれた
話し終わってあたし改めて自分の最低さに号泣したよね...
泣きたいのはヒサシの方なのに『泣かなくていんだよっ』て優しく微笑みかけてくれてたね...
:08/01/24 20:12
:D903i
:ZWhSHxg2
#93 [ナオ]
ヒサシはどこまで優しいの?
あたし一生償えない傷負わせちゃったね...
もうすぐ目的に着く頃に健ちゃんから着信が鳴った。
ナ『もしもし?』
健『まだ話してる?』
ナ『うん…』
健『そか…ならまた終わったら電話してな』
ナ『わかった…ゴメンね』
ヒサシには悪いって思う…
でも今のあたしにはあたしを待ってくれてる人がいる…
だから...
連れて行きたかった場所には行けなくなった...
:08/01/24 22:39
:D903i
:ZWhSHxg2
#94 [ナオ]
ナ『ごめんヒサシ…あたし帰らなきゃ…』
ヒ『そか…最後にナオが教えてくれた夜景一緒に行きたかったけど…仕方ないな…』
そう言って車は途中のコンビニで折り返した。
慣れひたしんだ街に近づいてきてヒサシは静かに車を止めた...
ヒ『あんな…俺今日ナオに手紙書いてきたんな…読んでいい?』
ナ『うん…聞かせて…』
:08/01/24 22:45
:D903i
:ZWhSHxg2
#95 [ナオ]
ナオへ...
この前はあんな形で別れた事今になってすごい後悔してる。もっとあの時ああしてあげてればとか今更だけど思う。
ナオと出会えて本当に良かったよ。たくさんの幸せもらったし俺はちゃんと幸せにしてあげれたかな?
今ならナオが求める事全部してあげれる。
俺が変わってナオが戻ってきてくれるなら何だってする。
今更でも遅いよな…
でも少しでも望みがあるなら待ちたいって思う。それからい大好きだから…別れた今でも気持ちは変わらない。
:08/01/24 23:00
:D903i
:ZWhSHxg2
#96 [ナオ]
むしろ失って大切さにすごく気づいた。
ごめんな。
もしまた月日が流れてナオがフリーで俺もフリーやったらその時は迎えに行くから(笑)
今までいっぱいごめんな
そしていっぱいありがと
大好きだよ ヒサシ
確実に覚えてないけどこんな感じだった...
:08/01/24 23:03
:D903i
:ZWhSHxg2
#97 [ナオ]
すごくすごく嬉しかった
失って気づくものって本当にたくさんあると思う
でも失ってからじゃ遅いんだよね...
今ならヒサシのその言葉分かる気がするよ??
読み終わったヒサシは泣いていた。
4年付き合って声を出して泣いたヒサシを見るのは
初めてだったね...
:08/01/24 23:05
:D903i
:ZWhSHxg2
#98 [ナオ]
ナ『…ほんまありがとな。こんなダメな奴でほんまゴメンな…でもヒサシの元に戻る事はない...気持ちはすごく嬉しいよ!!でも半端な気持ちで今の彼氏とも付き合っていけれないんな…だからヒサシはあたしを思う事よりもっといい人見つけて次は絶対幸せになって?もしあたし達が運命の二人ならこの先何らかの形で巡り会うと思う。でも今あたしは運命感じてるんだ…だから信じて頑張るから…ヒサシもほかに運命を感じる人見つけて…』
:08/01/24 23:10
:D903i
:ZWhSHxg2
#99 [我輩は匿名である]
:08/01/24 23:26
:SH904i
:PkH3yTfQ
#100 [ナオ]
匿名さん.
ありがとうございます

自分自身今書きながら泣きそうです

後悔しない恋なんて難しいと思うけど今の恋を自分なりに頑張って育んで行きたいです

話はまだまだ長いけど暖かく見守って下さい

:08/01/25 00:19
:D903i
:TTJdhap.
#101 [ナオ]
ヒサシは泣きながら歯を食いしばってた。
小さく震えていた拳をもう包み込んであげる事は出来ない...
ヒ『ナオとの思い出の写真やプリクラ、手紙に交換日記...たくさんあるけど持ってたら忘れられないから持ってて?』
ナ『うちは持っててあげられない…お互い捨てよ?でも一つだけ捨てずに持っておいてもいい?』ヒ『どれ?』
ナ『ユニバでとってくれた人形は飾っときたい!!』
:08/01/25 01:17
:D903i
:TTJdhap.
#102 [ナオ]
ヒ『あれか〜かなり気に入ってたもんな!!いいよ!!俺もならナオから貰ったネックレスは捨てずにとっとく。後は捨てるな…』
ナ『分かった!!じゃあそろそろ帰ろうか…』
ヒ『分かった…』
車の中は二人が好きだったHYのNAOが流れてた...
今この曲は反則だよ...
無言の中あたしの家へと着いた。
:08/01/25 01:22
:D903i
:TTJdhap.
#103 [ナオ]
ナ『着いたね…』
ヒ『あと15分だけ…』
その時健チャンからの着信が鳴った―
ナ『もしもし?』
健『まだ話してる?』
ナ『うん…もう帰るから…』
健『分かった…ならまた後でね…』
ナ『ごめんね…』
電話を切った瞬間...
:08/01/25 01:26
:D903i
:TTJdhap.
#104 [ナオ]
ヒサシに腕を捕まれた。
ナ『ごめんヒサシ…もう行かなきゃ…』
ヒ『最後に…キスしたい…』
ナ『ごめん…ほんまにごめんね…涙』
ギュッ―――
一瞬の間にあたしはヒサシの腕に包まれていた...
必死で涙を堪えてるのが伝わってくる...
そんなヒサシを突き放すのが辛かった。
でも突き放さなきゃだめだから...
健チャンが待ってる…
:08/01/25 01:29
:D903i
:TTJdhap.
#105 [ナオ]
そっとあたしの体からヒサシの体を離した。
ナ『ごめんね…ヒサシ絶対幸せになってな!!本当に4年間ありがとう!!幸せだったよ!!』
ヒ『ごめん…ナオも絶対幸せにしてもらえよ!!元気でな!!今までありがとう!!』
ナ『最後は笑顔でばいばい言わせてね?ヒサシ仕事無理しすぎないようにね。ぢゃ…ばいばい?』
:08/01/25 01:31
:D903i
:TTJdhap.
#106 [ナオ]
あの時ちゃんとヒサシだけを見てた頃のあたしの笑顔になれてたかな?
ヒサシは泣きながら笑ってたけどあの頃の優しい顔だったよ?
最後に笑顔でばいばいしてヒサシの車が見えなくなるまで手を振った。
これで本当のさよならだね。また会うときが来ると思うけどその時はまたあの笑顔が見れますように...
:08/01/25 01:35
:D903i
:TTJdhap.
#107 [ナオ]
ヒサシの車が見えなくなってあたしはそのまま道路にしゃがみ込んで泣き崩れた。
何であたしだけ幸せになってるんだろう…
何であんなに傷つけてしまったんだろう…
あんな終わり方をさせてしまった事すごく後悔する…
気づいたら健チャンに泣きながら電話をかけていた
:08/01/25 01:41
:D903i
:TTJdhap.
#108 [ナオ]
健『もしもし?終わった?大丈夫?』
ナ『今ばいばいした…涙 辛いよ…健チャンに会いたいよ…涙』
健『俺も会いたいよ…』ナ『今から帰る…』
その時すでに日付は変わっていた。
でも会いたい思いを我慢出来なかった。
健『大丈夫なん?運転出来る?俺はナオが帰って来るならナオの家に行って待ってるよ?』
ナ『大丈夫…ちょっと待ってな、今から家入ってお母さんに帰るの言うから…』
:08/01/25 01:44
:D903i
:TTJdhap.
#109 [ナオ]
寝ている母を起こし泣きながら帰りたいって伝えた。
母『どうしたの?何かあった?そんな状態で運転出来るの?』
ナ『大丈夫だから…せっかく帰ったのにトンボ帰りでゴメンな…お父さんにもまた帰るゆっといてな…じゃあばぃばい…』
ナ『健チャン?今から帰るから多分そっち着くの2時くらいになるけど待ってて…』
健『分かった!!なら俺もそのくらいには行くな!!気をつけて帰るんよ?』ナ『分かった』
:08/01/25 01:47
:D903i
:TTJdhap.
#110 [ナオ]
もともと一泊の予定だったから荷物も少なくすぐさま家を出ようとした。
寒い中母はわざわざ外に出て見送りしてくれた。
母『気をつけてね!!またゆっくり帰っておいで。寒いからこれホッカイロ持って行きなさい。』
ナ『ありがと…また帰るね!!着いたら

入れるわ。じゃあばいばい…』
母は車が見えなくなるまで見送ってくれていた。
:08/01/25 01:50
:D903i
:TTJdhap.
#111 [ナオ]
夜は車も少なくかなりのスピードで車を走らせた
長く感じた行きの道も帰りは待ってくれてる人がいるから早く感じた。
思ったよりも早く着き部屋の明かりが点いてるのを見るとなぜか安心した
階段を勢いよく上がり鍵を開け部屋に入る...
そこには愛しい健チャンの姿があった。
:08/01/25 01:52
:D903i
:TTJdhap.
#112 [ナオ]
あいにく眠さには勝てず寝てしまっていたけどあたしはおかまいなしに抱きついた。
健『ん〜?俺寝てた?お帰り...』
ナ『ただいま…』
何とも言えない感情に涙が溢れてきた。
泣いてるあたしをずっと優しく抱きしめてくれてたね...
健チャン…
あたし次は絶対大切な人幸せにするから!!
もう掴んだ手は離さないから!!
これからも一緒にいようね…
そしてあたしはそのまま健チャンの腕の中で安心して眠りについた。
:08/01/25 01:56
:D903i
:TTJdhap.
#113 [あぴ]
更新まってます

:08/01/25 13:17
:F704i
:JRBfQ9eE
#114 [ナオ]
あぴさん.
アリガトウござします


今日の夜また更新するんで覗いてやって下さい

:08/01/25 14:15
:D903i
:TTJdhap.
#115 [ナオ]
話は戻り引っ越しも無事終わり新しい我が家での同棲生活がスタートする
最初はキレイだったけど次第に部屋は散らかってくる...
二人とも掃除苦手なんだもんね(笑)
健チャンとももうすぐ半年を迎えようとしていた。
いたって順調で毎日が幸せだった。
でもあたしにとっては最大の事件が近づいてたんだね...
:08/01/25 23:35
:D903i
:TTJdhap.
#116 [ナオ]
あれはいつだったかな?
春が近づいていた頃だったかな...
健チャン...
あなたはあたしを残し消えたよね...
あの時あたし本当に死にたかったんだよ?
今でも思い出すだけで涙が出そうになる...
:08/01/25 23:38
:D903i
:TTJdhap.
#117 [ナオ]
当時信じれないかもしれないけど健チャンは携帯を持っていなかった。
常に一緒にいたしあたし意外と連絡とる必要もなかったみたいだし…
何かある時は公衆からかけてきた。
あれは健チャンが遅番の仕事だった時だよね...
:08/01/25 23:43
:D903i
:TTJdhap.
#118 [ナオ]
あたしはいつも通り健ちゃんを迎えに行ってた。
いつもの場所で今日はたまたま友達のカナも一緒に待っていた。
でもいくら待っても健ちゃんが来ることはなかった...
健チャンとの待ち合わせ時間が1時間半を過ぎようとしていた。
時計は深夜2時前だった.
:08/01/25 23:46
:D903i
:TTJdhap.
#119 [ナオ]
遅くなるときは必ず公衆から電話をかけてきてた
なのに今日は連絡がなかった。
さすがに時間も遅いからとりあえずカナを送り再び仕事場で健チャンを待つ事にした。
もしかしたら家に帰ってるかもしれない!!
そう思い一度家に帰る事にした...
:08/01/25 23:48
:D903i
:TTJdhap.
#120 [ナオ]
けど部屋の明かりはついていなかった...
(何で?何かあったの?事故にでも巻き込まれたのかな…)
頭の中は嫌な妄想でいっぱいだった...
今までこんな事なかったのに...
でも浮気だとは全く考えなかった.
あたしは精神的不安からすごい吐き気に襲われた
もう一度仕事場に行くことにし健チャンを待った。
:08/01/25 23:52
:D903i
:TTJdhap.
#121 [ナオ]
時計は4時を回っていた
車内は寒く体が震えてた
仕方なく車を置いたまま歩いて家に帰る事にした
もしかしたら健チャンが乗って帰ってくるかもしれないから...
まだ暗い夜道を泣きながら歩いて帰った...
連絡しようにも携帯がないし連絡のとりようがない…
:08/01/25 23:54
:D903i
:TTJdhap.
#122 [ナオ]
唯一知っている健チャンの仕事仲間の人に電話かけたかったけどこんな時間に電話するなんて非常識だし...
家の前まで着き部屋を見上げたけど明かりは消えたままだった…。
とりあえずベットに座り自分が何か健チャンが出て行くような事したのか考えてみた...
でも全く検討もつかずやっぱり何か事件に巻き込まれたんじゃないか...
それしか思い浮かばなかった。
:08/01/25 23:58
:D903i
:TTJdhap.
#123 [ナオ]
少しずつ空も明るくなってきた。
でもあなたは帰ってこなかった...
次の日はたまたま休みだった。
いなくなる前の日に一緒に出かけようって約束してたよね??
ねぇ...今健チャンの身に何が起こってるの!?
ねぇ...お願いだから帰ってきてよ…
:08/01/26 00:00
:D903i
:ojL9ph5I
#124 [ナオ]
この時あたしは初めて携帯の大切さに気づいた。
今までの半年間...
携帯のない生活を不便だとは思っていなかった。
こんな事が起こるなんて思いもしなかったから…
考えすぎて頭に頭痛が走る。精神的にも不安で何度も何度も吐いた。
何も食べてないから胃液が出るだけでよけいに苦しかった...
:08/01/26 00:05
:D903i
:ojL9ph5I
#125 [ナオ]
時計が朝の7時を迎えた頃あたしの知ってる限りの健チャンの職場の人達に電話をかけた。
ナ『朝早くにすいません...あたし○○の彼女なんですが昨日からいなくなってしまって…昨日の夜仕事が終わる頃どこかに行くとか行ってませんでしたか?もしかしたら寮にいるかもしれないんですけど部屋にいるか確認してもらいたいんですけど…お願いできますか…?』
仕『あ〜ちょっと待ってよ確認してみるから!!』
しばらく待って電話越しに健チャンの部屋を叩いて呼んでくれてる声が聞こえた。
:08/01/26 00:10
:D903i
:ojL9ph5I
#126 [ナオ]
仕『もしもし?おらんか寝取るかは分からんけど返事はないみたいだったよ』
ナ『そうですか…分かりました…ありがとうございました…』
手当たり次第に連絡はしてみたけどみんな分からないって言われた。
仕事場の人たちはあたしたちが付き合ってる事も知ってたから親切に応対してくれた...
あたしはなすすべがなくなった…
時間は朝の10時くらいだったかな...
:08/01/26 00:13
:D903i
:ojL9ph5I
#127 [ナオ]
ねぇ健チャン...
あたし何かした?
あたしの事、もういらなくなったの?
好きじゃなくなったの?
もうあたしの元には帰ってこないの?
ちゃんと今生きてるよね?事故になんてあってないよね?
お願いだから誰か...
誰でもいいから健チャンの居場所を教えて下さい…
:08/01/26 00:16
:D903i
:ojL9ph5I
#128 [ナオ]
一睡もせず何も口にしてないせいか立ちくらみが激しかった...
よろよろになりながらあたしは仕事場まで歩いて車を取りに行った。
車は移動された形跡もなく昨日あたしが止めた位置のままだった。
車に乗りまた家に戻る。ただひたすら健チャンの無事を祈り待つことしかできないあたし...
:08/01/26 00:18
:D903i
:ojL9ph5I
#129 [ナオ]
お昼をすぎた頃お姉ちゃんからの着信。
携帯が鳴る度に健チャンじゃないかってドキッとしてしまう…
ナ『…もしもし…』
姉『どしたん?元気ないやん!!何かあったん?』ナ『実はね…』
あたしは全てを話した。
姉『大丈夫?でも荷物とか全部あるんよな?絶対帰ってくるって!!今は信じて待ってよ?なんなら今からそっち行こうか?』
:08/01/26 00:21
:D903i
:ojL9ph5I
#130 [ナオ]
お姉チャンは結婚していて幸い近くに住んでいたから会うことにした…
一人でいても辛いばかりだし...
一緒にご飯食べに行ったけど何も口に出来なかった。
みるだけで気持ち悪くなる。
あたしの体は自分でも分かるくらいボロボロになってた…
お姉チャンはひたすらあたしを心配し涙を拭ってくれてたね...
:08/01/26 00:24
:D903i
:ojL9ph5I
#131 [ナオ]
途中会社の部長から電話がなった。
『もしもし?』
『お疲れー今日事務所来るってゆってたけど来れそう?』
…忘れてた。それどころじゃなかったし…
『すいません…実は…』
部長はあたしたちの事よく知ってる。
相談とかも乗ってくれてた。事情を全て話した。
:08/01/26 14:01
:D903i
:ojL9ph5I
#132 [ナオ]
『そうか…大丈夫か?何かあったら言っておいで。絶対帰ってくるからあんま考えんようにせんとだめだよ…』
『ありがとうございます…また帰ってきたら連絡しますね…』
夕方になりお姉チャンも子供の迎えもあるし送ってもらった。
一人になるとやっぱ辛い
夕方にカナが心配して家まで来てくれたね。
ゼリーとか食べやすい物買って来てくれたときほんまに嬉しかった。
:08/01/26 14:04
:D903i
:ojL9ph5I
#133 [ナオ]
運転出来る状態じゃなかったからカナの運転で健チャンが行きそうな場所…探し歩いたけどいなかった…
あの時携帯を解約させていなければ…
すごい後悔する…
健チャンの携帯は壊れてて電話を受け取る事しか出来なかった。
修理に出す訳でもなく料金滞納でいつのまにか解約されてたんだよね…
そんな事知らなかったけどないならないでいいって思ってたし…
:08/01/26 14:07
:D903i
:ojL9ph5I
#134 [ナオ]
空も暗くなり時間は10時を迎えていた。
カナも用事があったからばいばいした。
カナがいてくれて本当に助かったよ?
ありがとね...
家に着きあたしは置き手紙をかいた。
:08/01/26 14:09
:D903i
:ojL9ph5I
#135 [ナオ]
健チャンへ
どこに行ってたの?今歩いて探しに出てるからもし帰ったならすぐに連絡してね。
上着を何枚も羽織り歩いて探せる範囲を探した。
救急車の音が聞こえる度に泣きそうになった...
結局見つからず家に帰る事にした…
:08/01/26 14:11
:D903i
:ojL9ph5I
#136 [ナオ]
車が通る音がする度に飛び起き窓の外を見る。
健チャンじゃないかって気がして...
さすがに丸一日いなくなれば頭がおかしくなってくる...
ほかの人からしたらたかが一日行方不明になっただけで…て思うかもしれない。
でもあたしにとってこと一日はもっと長く感じた
もう嫌だ...
死にたい...
:08/01/26 14:14
:D903i
:ojL9ph5I
#137 [ナオ]
今の状況から逃げたかった。
最愛の人が目の前から消え生きる気力を失いそうになってた。
気づいたら包丁を片手に立ってた...
楽になりたい...
何も考えたくない...
その時
♪♪♪着信:お姉チャン
ふと我にかえり自分がしようとしてた事...
自分が怖くて泣き崩れてた。
:08/01/26 14:16
:D903i
:ojL9ph5I
#138 [ナオ]
気づいたら着信は鳴り止んでた。
健チャンはもう戻ってこない...そんな気がした...
あたしはベットに座りただ声を出して泣いた。
何で涙って枯れないんだろう...
あんなに泣いたのにまだ涙出てくる...
そして時計を見ると日付が変わっていた
:08/01/26 14:19
:D903i
:ojL9ph5I
#139 [ナオ]
誰も見てないですょね

見てくれているようなら少しだケド更新します

:08/01/27 00:03
:D903i
:W6Duzr8I
#140 [ミナ]
見てますI
更新楽しみにしてます~
:08/01/27 00:39
:W53CA
:yYQ1V0KY
#141 [ナオ]
ミナさん.
昨日は寝てしまいました

ゴメンね

夜また更新します

:08/01/27 12:40
:D903i
:W6Duzr8I
#142 [ナオ]
休憩中ですが少しだけ更新します

:08/01/27 12:53
:D903i
:W6Duzr8I
#143 [ナオ]
ただボーっと時計を見てた...
周りの音なんか何も聞こえなくなってた。
その時だった...
ガラッ―――
部屋の扉が開きそこに立っていたのは…
あたしの愛する健チャン。
:08/01/27 12:55
:D903i
:W6Duzr8I
#144 [ナオ]
訳が分からずパニックになった...
嬉しいとかよりも
何で?
何が起きたん?
って感じやった...
でもすぐに我に返り大声で泣き叫んだ。
ナ『う゛…健チャンが帰ってきた…涙』
:08/01/27 13:10
:D903i
:W6Duzr8I
#145 [ナオ]
ナ『どこ行ってたんよ!!めっちゃ心配したんよ!!でも…無事帰ってきてくれたからそれでぃい…涙』
健『ごめん…ほんまごめんな…』
今まで一緒に心配してくれてた人達に電話をかけた。
『健チャン帰ってきた…涙心配かけてごめんね…』
みんな良かったねって一緒になって泣いてくれた
そんなあたしの姿を見て健チャンが何を思ったかは分からないけど泣いていた...
:08/01/27 15:43
:D903i
:W6Duzr8I
#146 [ナオ]
健チャンが泣いてる姿は初めて見た。
この人は絶対泣かないんだって思ってた。
二人でいっぱい泣いたね覚えてる?
震えるあたしを泣きながら強く抱きしめてくれてたよね...
嬉しかったけど辛かった
ねぇ健チャン...
もう二度とあたしを一人にしないでね…
:08/01/27 15:46
:D903i
:W6Duzr8I
#147 [ナオ]
結局健チャンは昨日の夜から先輩の家に行ってたらしい。
帰る気はあったみたいだけどお酒飲んで気づいたら次の日になってた。
それからまた話して今に至るらしい...
健チャンなりにもあたしとの同棲でいろいろ悩みを抱えてたらしくそれを相談したらしい...
だからって連絡一つないのは絶対許せない。
あたしがこんなになるなんて思いもしなかったらしい...
:08/01/27 15:48
:D903i
:W6Duzr8I
#148 [ナオ]
改めてあたしが健チャンに対する思い
気づいたよね??
もぅ絶対こんな事しないってあの時約束したよね
でもあなたはこれからいろんな意味であたしを裏切って行くんだね…
最低だよ.
:08/01/27 15:53
:D903i
:W6Duzr8I
#149 [ナオ]
あの事件があってからすぐに携帯を持たせた。
コンビニに売ってるプリケだけどないよりはまし。
健チャン前の携帯支払いしてないからブラックリストに乗ってるらしく借りれなかったから仕方ない...
でも携帯があればあったでこの先あたしは裏切られる。
それはまだ先の話し。
:08/01/27 15:55
:D903i
:W6Duzr8I
#150 [ナオ]
あれから少し落ち着きを取り戻したあたし達。
休みの日に初めて遠出したよね。
日帰りだけど大阪に遊びに行った。
道に迷いながらも何とか車で目的地に着いた。
いっぱい買い物したり楽しかったね。
帰り道健チャン頑張って運転してたのに爆睡してごめんね(笑)
:08/01/27 15:58
:D903i
:W6Duzr8I
#151 []
過去の事思い出して
しんどくなったり
辛くなるかも
わからないけどホホ
ゆっくりと落ち着いて
書いて下さい
最後まで見るので
頑張って下さい~~
:08/01/28 16:56
:W42S
:ypvvCzB.
#152 [ナオ]
ななしサン.
暖かいコメントありがとぅございます

すごく嬉しいです

いつも更新少なくてスイマセン

今日夜仕事終わったらまた書くのでまたお願いします

:08/01/28 18:00
:D903i
:sh0Zqjvc
#153 []
全然いいですよ。~
ゆっくりでいいので
頑張って下さい
:08/01/28 19:49
:W42S
:ypvvCzB.
#154 [もあい]
最初の彼氏と今の彼氏の話が俺自身の恋愛体験と被りました。こんなんで泣くはずないの思ったのに電車の中にも関わらず涙が止まらなかったです。陰ながら応援してるので頑張ってください!
:08/01/28 23:11
:SH704i
:wvjx9.gk
#155 [ナオ]
ななしサン.
ありがとうございます

12時すぎに更新しますカラ見て下さいね

もあいサン.
ありがとうございます

辛い過去を思い出させてしまうかもしれないケドぅち自信も書きながら辛いケド頑張って書くので応援して下さい

:08/01/28 23:50
:D903i
:sh0Zqjvc
#156 [ナオ]
更新します

あれから些細な喧嘩はあったけど仲良くやってた
毎月記念日には撮れなくてもプリクラは絶対撮ってた。
夏に海に行きたかったけど結局行かなかったね..泳ぎはしなかったけど海にはよく行ったよね。
思いでの場所。
ある夜ドライブに出かけた。
たいていあたし達のドライブコースは決まってた
海に行って夜景を見る。あの日も同じコースでドライブしたね...
:08/01/29 00:27
:D903i
:9mqmdMWU
#157 [ナオ]
スカイラインに行っていつものように夜景見てた
周りに人もいなく健チャンやりたくなったね(笑)
野外でなんてした事なかったから正直戸惑ったけど結局夜景を見ながらベンチに腰掛けイン(笑)
途中まで良かったけど車が近づいて来て止まった
慌ててお互いズボンはいたりで慌てた!!
あの時健チャンあせって同じパンツの穴に両足入れてたよね(笑)
かなり笑けたけどいい思いでだよ...
:08/01/29 00:32
:D903i
:9mqmdMWU
#158 [ナオ]
それから健チャンは仕事場の人達とよく遊ぶようになった。
でもあたしは友達と休みあわないしいつも一人で待つばかり...
正直寂しかった。
そして初めの事件が起きたね...
あの時は飲みに行くって出かけた。あたしはいつものように一人健チャンを待った。
待てども待てども帰ってこない...
メールはちょくちょくしてた。何時かは忘れたけど夜の2時くらいに帰ってくるって言ってた...
:08/01/29 00:39
:D903i
:9mqmdMWU
#159 [ナオ]
でもとっくにその時間はすぎ空は少しずつ明るくなってきた...
また前みたいにいなくなるんじゃないか!!
そんな不安に襲われながらあたしは泣いた。
車の音がする度に前みたいにベランダに出て見る
でも帰って来ない...
遊ぶのはいいよ??
でも朝帰りはなくない??
しかも約束まで破って連絡は取れないし...
:08/01/29 00:43
:D903i
:9mqmdMWU
#160 [ナオ]
一緒に住んでなかったらこんなに気にする事はないと思う。
でも一緒に住んでる以上最低のルールは守りたい
あたしは遊ぶ時はいつも健チャンが仕事が終わるの遅い日とか。
ちゃんと迎えに行く時間にはばいばいしてた...
それは強制された訳じゃない。
自分がそうしたいからしてるだけ。
友達も大事だよ?
でもそれ以上に健チャンが大事だから。
あたしは一人になる寂しさを知ってる
だから同じ思いさせたくないんだもん...
:08/01/29 00:47
:D903i
:9mqmdMWU
#161 [ナオ]
でもそんな事おかまいなしな健チャン...
あの日は結局朝帰り。
あたしは一睡もせず待ってた。
不安で寝れる訳がない。
帰ってきてからあたしは泣きながら怒ったね…
ナ『何時やと思ってるん!?言った時間と違うやんか!!涙』
健『ごめん…』
ナ『心配したんだよ?』健『ごめん…』
:08/01/29 00:49
:D903i
:9mqmdMWU
#162 [ナオ]
あたしが怒ってる時いつも決まって健チャンはあたしの体を求める。
強引にいくら抵抗しても辞めない。
結局体で仲直りしようとしてくる...
あたしはそれが嫌い。
あの日も確かそうだった
あたしもでもバカだね…寂しかった分
健チャンに抱かれる事で埋めようとしてた...
やった後はお互い素直になって反省会。
:08/01/29 00:53
:D903i
:9mqmdMWU
#163 [ナオ]
二人で約束決めたよね?
遅くなる時は連絡する
いい加減には帰って
あたしの気持ちも考えて
納得してたよね?
でも一つも約束は守れなかったね...
それからも健チャンは同じ事を繰り返す。
前に比べ頻繁に飲みに行ったり遊びに行ったり。
その度にほぼ朝帰り。
夕方から遊びに行って何で朝まで?
て思うよ?
:08/01/29 00:57
:D903i
:9mqmdMWU
#164 [ナオ]
全く反省してない健チャンにあたしはいい加減限界がきた...
いつも泣いて
いつも待って
いつも怒って
いつも一人..
ほかの人からしたら寝とけばいいやん、結局帰ってくるだからって言う
でもあたしはまた帰ってこなくなるんじゃないかって不安で寝れない
いつもひどい吐き気に襲われる。
変な後遺症みたいな感じ
:08/01/29 01:00
:D903i
:9mqmdMWU
#165 [ナオ]
健チャンは信じてって言う
でも約束も守ろうとしない人の何を信じろって言うの?
今のあたしは健チャンの事一つも信用してない。
恋愛に必要な事...
『信頼関係』
健チャンはあたしの事信用してるのすごい分かる..
でも片方だけが信用してたって意味がないよ...
:08/01/29 01:03
:D903i
:9mqmdMWU
#166 [ナオ]
次こそは約束守ってくれるって信じても裏切られる…
ひどい時には連絡がつかない状態にされる。
健チャンはあと何回あたしを裏切ったら気が済むの??
もう限界だよ...
もうあなたとの将来...
見えなくなった。
もう傷つきたくない
もう裏切られたくない
だから…
健チャンと離れたい...
:08/01/29 01:06
:D903i
:9mqmdMWU
#167 [ナオ]
それがあたしの出した答えだった。
まだ21歳だもんね…
遊びたい時期だと思う。
でもあたしは健チャンさえいれば遊べなくたっていいって思ってた。
正直周りにつきあい悪くなったって言われてた。
でもそれでいいって思ってた。
あたしばかり離れたくないって思うの疲れたよ。
遊びたいなら遊べばいい
でもあたしは耐えれないから…
だからあたしは覚悟決めた
:08/01/29 01:09
:D903i
:9mqmdMWU
#168 [ナオ]
別れを告げる時がきた
何も知らない健チャン…
いつものように夜健チャンを迎えに行きいつもならそのまま帰宅...
でも今日はあたしから夜景見に行きたいってドライブに誘ったよね。
健チャンは陽気に歌を唄ったり...
でもあたしは無言。
さすがにあたしの異変に気づき健チャンも何言われるか感づいたのかな?
車内は静かになった。
ただステレオから流れる音楽を聴いていた…
:08/01/29 01:13
:D903i
:9mqmdMWU
#169 [ナオ]
車の中でずっと考えてた
本当にこれでいいの?
健チャンを失った後あたしは立ち直れるの?
この先も我慢して辛い思いしていくか...
楽になるか...
正直どっちも嫌。
でも…
でも…
こうするしかないんだって言い聞かせた。
そして目的地の夜景スポットに着いた…
:08/01/29 01:17
:D903i
:9mqmdMWU
#170 [ナオ]
ここは思い出の場所。
だからあえてこの場所を選んだ。
そして長い沈黙の中あたしは深く深呼吸して話し出した…
:08/01/29 01:18
:D903i
:9mqmdMWU
#171 [ナオ]
今日はここまでにします


また明日書きます

感想や意見があれば聞かせて下さい

少ない更新ですいません

:08/01/29 01:21
:D903i
:9mqmdMWU
#172 []
早く続きがみたいです
自信を持って
頑張って下さい~~
:08/01/30 21:07
:W42S
:XvU.K526
#173 [ナオ]
すいません

腸炎にかかり死んでました

苦笑
少しだけど今書こうとしてたので見て下さい

:08/01/30 21:18
:D903i
:aF67PrpE
#174 [ナオ]
ナ『なぁ健チャン…ぅちないっつも約束破って裏切られるのもう限界なん…遊びたい気持ち分かるよ?でも約束も守れないのに遊んでほしくない』
健『…ごめん』
ナ『毎回また健チャンがいなくなるかもって心配で気が変になる…何で約束守れないん?』
健『遊んでたら楽しいし時間なんか忘れてしまう…』
ナ『それでうちが傷ついてるのは分からない?』
健『ばいばいしてから気づく…それまでは忘れてる…』
ナ『最低やな…』
:08/01/30 21:24
:D903i
:aF67PrpE
#175 [ナオ]
ナ『なぁうちはいつも友達と遊ぶ時も時間考えて帰ってくるよね?』
健『誰も早く帰れなんかゆうてねーし』
ナ『ゆわれてないよ?でもそれは同棲してるんだし夫婦みたいなもんやし最低のルールやん?うちは健チャンの事いつも一番に考えてるもん…』
健『たまにの息抜きくらいしたい…』
ナ『したらいいよ!!でも約束は守ってや!!』
健『守る…』
ナ『守れてないじゃん』
健『………』
:08/01/30 21:27
:D903i
:aF67PrpE
#176 [ナオ]
ナ『なぁ…うちか友達と遊ぶのやったらどっちを選ぶ?』
健『選べない…』
ナ『……涙』
ナ『うちばかりなんか好きすぎて疲れたわ…』
健『…ごめん…』
ナ『なぁ遊んでもいいけど門限決めよ?もしそれを守りたくないならもうぃいよ…』
健『門限何時?』
ナ『なら3時。夕方から遊びに行くなら十分やろ?』
健『……』
:08/01/30 21:31
:D903i
:aF67PrpE
#177 [ナオ]
曖昧な態度の健チャンを見てると嫌になる…
ナ『もういいよ…まだ若いし遊びたい時期だと思う。約束も守れない上に遊びたいならそうしたらいいよ?でもうちはもう耐えられないから…健チャンが遊ぶことを選ぶなら…もう無理やし…』
健『…無理って?』
ナ『終わりやろ』
健『嫌だ!!別れたくない…約束守るから…』
ナ『今までだってそう言って守れなかったやろ?』
健『次から絶対守るから…信じて…』
:08/01/30 21:35
:D903i
:aF67PrpE
#178 [ナオ]
信じて…
あたしはこの先もあなたを信じて裏切られて行くとも知らずに信じようって決めたんだよね...
今では後悔もしてる...
でも懲りずに信じつづけてる自分がいる...
それくらい好きだから…
:08/01/30 21:37
:D903i
:aF67PrpE
#179 [ナオ]
ナ『絶対守る?もう裏切らない?』
健『守る!!約束する』
ナ『分かった…信じるから…涙』
健チャンは泣いてるあたしを強く抱きしめた。
せっかくのキレイな夜景が涙でにじんでよく見えなかった...
ねえ健チャン??
あの時本当は離れたくなかったんだよ?
もしあたしを選んでくれなかったらって思うと今でも怖い。
あたしの変な強がりだけど健チャンの気持ち確かめたかったから…
あたしを選んでくれて本当にありがとう…
もう裏切らないでね...
:08/01/30 21:41
:D903i
:aF67PrpE
#180 [ナオ]
でも人ってそうは簡単にかわれない生き物なんだなって改めてこの後気づかされていく…
裏切られる事になれていく自分が嫌だ。
裏切る事になれていく健チャンが嫌だ。
少しずつあたしの中で限界に近づいていく...
好きだけど…
好きだけじゃやっていけない事もあるんだって…気づいたんだ。
:08/01/30 21:44
:D903i
:aF67PrpE
#181 [ナオ]
それから遊びに出ても最初の1回は門限の3時を守って帰宅した。
たったの1回でも嬉しかった。
守ろうとする気持ちが嬉しかった。
でもほんまに1回だけって…(笑)
もうちょい頑張れやって思う…(笑)
そして第2の事件が起きた。
:08/01/30 21:47
:D903i
:aF67PrpE
#182 [わか]
あげます(^ー^)
:08/01/30 22:01
:P902i
:☆☆☆
#183 [ナオ]
わかサン.
ありがとうございます

もう少し頑張って更新しますね


:08/01/31 00:29
:D903i
:vH3AycGg
#184 [ナオ]
約束を決めてから2度めの飲み会。
夕方に待ち合わせ場所まで送り届け約束を再確認した。
ナ『約束…分かってるよね?』
健『分かってる!!ちゃんと守るよ!!大好き』
その言葉を信じ送り出した。
あたしも誰かと遊んで時間つぶそうと思ったケド平日休みのあたしとは皆休みが合わず断られた。
(仕方ない…帰ってくるまで打ちに行ったりして待ってようか…)
こーゆう日に限って打ちに行ってもすぐ負けるんだよなぁ(T^T)
:08/01/31 00:33
:D903i
:vH3AycGg
#185 [ナオ]
早めの時間に帰宅し健チャンとも最初の方はメールしてたケド途中から連絡がとれなくなった…
一人不安になりながらも信じてただ待ち続ける..
そんな事とは知らず健チャンは楽しく飲んでる…
多分周りの人がゆうにあたしは乙女チャンらしい。
あたしだけを見てほしい
あたしのそばにいて。
自分では認めたくないけどそうだと思う…
だって離れたら不安で仕方ないんだもん...
:08/01/31 00:36
:D903i
:vH3AycGg
#186 [ナオ]
待ってる間って中々時間が進まない。
何度時計を見ても変化がない。
いくら電話を掛けても
『おかけになった電話は電波の届かない場所にあるか〜』
アナウンスが流れる度に辛くなる。
信じてるけど待てない。
今すぐ健チャンの声が聞きたい…
ちゃんと帰るからって安心させてほしい…
でも願いは届かず約束の時間が迫っていく...
:08/01/31 00:38
:D903i
:vH3AycGg
#187 [ナオ]
3時が過ぎた…
また裏切られた…
もう嫌だ…
辛い…
健チャンにとってあたしっていったい何?
また許してもらえるとでも思ってるの?
あたしだって限界はある
もう信じれないよ…
:08/01/31 00:40
:D903i
:vH3AycGg
#188 [ナオ]
3時を過ぎてからは更に時間がたつのが遅く感じる。
何度も電話をかけたが結果は同じ。
健チャンはそうゆう人なんだって諦めてしまえばいい話かもしれないケド…
その分自分が我慢するのは耐えられない。
もう疲れた…
気づいたら手首を切ってた。
死ぬ勇気はない。
ただ辛い気持ちをぶつけたいだけ。
だからかすり傷程度だった…
:08/01/31 00:43
:D903i
:vH3AycGg
#189 [ナオ]
健チャンのために何度涙を流してきたんやろ…
この涙の意味ちゃんと分かってる?
あたしの事好きならこんな辛い思いさせないと思う。
今頃何してるかな…
あたしの事なんて忘れて楽しんでるんだろうな…
そう思うと辛くて辛くて涙が止まらなかった。
:08/01/31 00:45
:D903i
:vH3AycGg
#190 [ナオ]
泣き疲れたあたしはモウロウとした意識の中ただボーっとしていた。
時計が6時前を指した頃だった...
ガチャッ――
家の扉が開く音がした…
部屋のドアを開けあたしは健チャンを睨みつけた...
:08/01/31 00:47
:D903i
:vH3AycGg
#191 [ナオ]
ナ『なぁ何時やと思ってるん…約束また破ったんだね…』
健『ごめん…ほんまごめんなさい…』
ナ『もう聞き飽きた。まじ限界やから…何回裏切ったら気が済むん?』
健『…次は絶対守る』
ナ『次は?もう次なんてないから。別れよ。』
気持ちが高ぶって本心で言ったかは覚えてない。
けどあたしの本能がそうしろって言ったんだと思う。
後悔はない。
なのに涙が止まらない。
:08/01/31 00:51
:D903i
:vH3AycGg
#192 [ナオ]
健『嫌だ…別れたくない…』
ナ『なら距離置いて。顔も見たくない。』
健『嫌だ…』
ナ『する事しといて何でも健チャンの思うようになるなんて思わないで!』
怒りのあまりあたしは号泣した...
そんなあたしを抱きしめようとする健チャン...
ナ『離して!!涙』
健『やだ!!ごめん…ほんまにごめん…』
あたしは健チャンの腕の中で泣いた。
:08/01/31 00:54
:D903i
:vH3AycGg
#193 [ナオ]
もう二度とこの腕に抱きしめられる事がなくなると思うと辛い...
ねぇお願いだから…
あたしの決心が鈍る前にその腕を離して…
ナ『お願いだから離して…本当に嫌だ…』
健『愛してる!!ナオの事好きだから離れたくない…約束守るから…お願い…』
あたしだって離れたくないよ...
もう一度信じていいのかな?涙
ねぇ本当にナオの事愛してる?
あたしは本当に健チャンの事愛してるよ?
:08/01/31 00:59
:D903i
:vH3AycGg
#194 [ナオ]
あたしの決意も弱かった
結局また許してしまう自分がいる...
だって好きなんだよ?
簡単に離れられない…
あたしはどうしたらいいの??
結局ただ離れたくないってだけで自分の辛い気持ちを押し殺し我慢した。
健チャンは自分の思うように行って満足?
あたしは満足してない。
この先もずっと…
:08/01/31 01:02
:D903i
:vH3AycGg
#195 []
どうしたんですか??
腸炎大丈夫なんですかぁ??
:08/02/01 23:42
:W42S
:99XSm8h6
#196 [ナオ]
そのままインフルでダウンしてました


明日夜必ず書きます

いつも見てくれてるのにスイマセン

:08/02/02 00:53
:D903i
:qdbFFcJU
#197 []
インフルエンザ
大丈夫ですかぁKホホ
ナオさんの体が心配なので
無理しないで下さいね~
:08/02/02 01:07
:W42S
:OorNdPNE
#198 [ナオ]
ななしサン.
大分良くなったので今から更新しますね

:08/02/02 23:43
:D903i
:qdbFFcJU
#199 [ナオ]
あたしはいつも不安の中生きている。
そしてある日―
あたしの親に健チャンを会わす日がきた。
もっと早くに紹介したかったけどあたしと出会う前.健チャンは1年間親と縁を切って名古屋に住んでいた。
親と縁を切るなんてあたしには想像がつかない。
でもいろんな事情があったみたい...
:08/02/02 23:46
:D903i
:qdbFFcJU
#200 [ナオ]
あたしも健チャンとの将来を考えるなら親とは仲直りしてほしかった。
あたしのお父さんもその考えの一人だった。
親と連絡とるまで会わない!!
いつも言ってたね...
あたしの事を思っての意見…嬉しかったよ?
健チャンもようやく決心し親と仲直りした。
初めは少し緊張してたね
でもあたしの事を考えて親に会いに行ってくれた
ありがと...
:08/02/02 23:49
:D903i
:qdbFFcJU
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