あなたに出会えた事
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#1 [主]
ずーッと過去に書いた事がぁるんですが中途半端になってしまぃ...
改めて今気持ちの整理をするために書きます

荒らし・中傷はしなぃで下さい

:08/01/19 22:10
:D903i
:vkKS9Uw2
#2 [主]
私の名前はナオ。
当時19歳だった私は専門学校に通っていた。
地元から2時間かかる距離だったため一人暮らしをする事にした。
当時私には約3年半付き合っていた彼氏がいた。
彼の名前はヒサシ。
私の一つ上で20歳だった
:08/01/19 22:13
:D903i
:vkKS9Uw2
#3 [主]
ヒサシとも順調で一度別れた事があったもののよりも戻り好きだった...
プチ遠距離ではあったけど1ヶ月に2回は会っていた。
私の家は裕福でもなければ貧乏でもなくごくごく普通な家庭だった。
生活費や食費などは自分で払いたかった。
私はバイトをする事にした
居酒屋のバイトは楽しく月に7万くらい稼いだ。
:08/01/19 22:16
:D903i
:vkKS9Uw2
#4 [主]
学校もバイトも順調でヒサシとも順調だった。
いつからかな...?
ナオが変わったのは・・
地元を離れるまでのあたしは一途で束縛だって耐えてこれた。
でも...
都会に出て新しい仲間と出会ってつるむようになって少しづく変わっていったんだよね...
:08/01/19 22:19
:D903i
:vkKS9Uw2
#5 [主]
バイトがない日は友達と過ごしてた。
夜な夜な街に繰り出しナンパ待ちしたりヒサシに止められてた煙草もまた吸い始め遊びまくった。
男達に『彼氏ぃるの?』
って聞かれても
『いないよ〜』
って答えてた。
別にヒサシを嫌いになった訳じゃない。
もっと自由にいろんな人に出会いたかっただけ。
けどヒサシにはばれないように嘘ついてた...
:08/01/19 22:22
:D903i
:vkKS9Uw2
#6 [主]
悪いって思ってるから…
ならやめれば?
……やめれない。
楽しかったんだもん…
視野が広がったみたいに今まで知らなかった楽しさにはまっていった。
でもどんな男に会ってもヒサシが一番だって思ってたよ?
そんなのいい訳にしかならないよね...
:08/01/19 22:25
:D903i
:vkKS9Uw2
#7 [主]
あんなにたくさん遊んでたのにヒサシにバレる事は一度もなかった。
あたしって以外と起用なんだって思ってた。
そうじゃなかったんだよね?
ヒサシは気づいてない振りをしてたんだよね...
こんなナオでも離れたくないって思ってくれてたんだね...
ヒサシ…本当にバカでごめんね。
:08/01/19 22:27
:D903i
:vkKS9Uw2
#8 [主]
あたしは居酒屋のバイトを辞めた。
理由は終わりの時間が遅いから遊びに出れなかったから…
新しいバイトを探し家から近場でできる場所を選んだ。
求人誌をパラパラとめくり目が止まった。
【コーヒーレディーかぁ…】
時給もいぃし近いしさっそく電話をかけた。
そして数日後面接を受けて即採用。
:08/01/19 22:30
:D903i
:vkKS9Uw2
#9 [主]
ねぇ…
あの時あたしがこのバイトを選らんでなかっらあなたに出会う事はなかったのかなぁ??
運命なんて言葉言ってたらきりがないって今までは思ってた。
でもあの時あたしは本当に運命だって信じてたんだよ?
健チャン...
:08/01/19 22:32
:D903i
:vkKS9Uw2
#10 [主]
新しいバイトも慣れ楽しかった。
お客さんから番号渡されたり実際遊んだりもした事あったっけ。
ヒサシとも相変わらず順調だった。もうすぐヒサシとも4年の月日がたとうとしてた。
専門もあっというまに2年になり就職シーズンを迎えていた。
:08/01/19 22:34
:D903i
:vkKS9Uw2
#11 [主]
ある休日ヒサシがあたしの家に泊まりに来てた。
ヒ『なぁ就職どうするん?地元帰らないん?』
ナ『いや、帰るつもりだよ!!地元じゃなくても少し離れたとこで』
ヒ『なら一緒に暮らさん?二人の間の距離に家借りて』
ヒサシは恥ずかしそうに言ってきたね...
ナ『いぃよ!!楽しみやね〜』
二人で同棲生活の話とかたくさんしたよね。
あたし本当にあの時ヒサシと一生一緒にいるって思ってたよ。
でも...
:08/01/19 22:38
:D903i
:vkKS9Uw2
#12 [主]
ヒサシに不満があった訳でもない。
むしろ満足してた。
こんなにあたしの事想ってくれて大事にしてくれて…。
きっと世の中探してもそうはいないってくらい完璧だったと思う。
ナオにはもったいないくらいだったもん...
あの時ナオはヒサシとの将来を本当に考えてた。
でも...
あなたに出会ってあたしはヒサシとの将来よりあなたを選んだんだよね。
:08/01/19 22:41
:D903i
:vkKS9Uw2
#13 [主]
一目惚れなんて絶対ありえないって思ってた。
なのに…
初めてあなたを見た瞬間からあたしは恋をした。
あれは夏くらいやったよね…
健チャン。
:08/01/19 22:43
:D903i
:vkKS9Uw2
#14 [主]
いつも通り学校を終え、バイトに向かった。
いくらだるくても笑顔を振りまいてコーヒーを売り歩いてた。
その時上の人に教わりながら笑顔で仕事してた彼に目が止まった。
(新人さんかな?)
パチ屋のホールスタッフとして働いていた彼を見てなぜか胸がドキドキした
仕事中彼が気になって仕方なかった。
家に帰っても頭の中は彼の事ばかり。
(かっこよかったし背も高かったし何より笑顔がかなり可愛かったなぁ〜何歳なんやろ?)
そんな事を思いながらもヒサシと日課のメールのやりとりをしていた。
:08/01/19 22:51
:D903i
:vkKS9Uw2
#15 [主]
次の日バイトに行くのが楽しみだった。
(あの人いるかな〜)
いつもより念入りにお化粧をし、髪を巻いた。
ホールに入るなり彼を必死に探した。
(いたっ!!!!)
なれない手つきで必死に仕事を頑張っていた彼に今日も釘付けだった。
彼の横を通る度にドキドキしてた。
まさか本気で彼に恋するなんて思ってもみなかった。
:08/01/19 22:55
:D903i
:vkKS9Uw2
#16 [主]
月日が立つにつれ就職先を決めなければならない時期がきた。
ヒサシとの約束通り地元から近い場所に履歴書を送り面接日待ちだった。
でも彼に会えなくなるのが本当に嫌だった。
名前も知らなきゃ年も知らない。
彼女がいるかも分からない。
でもこのまま離れるのは嫌だったんだ…
ダメって分かってる。
でも自分の気持ちに嘘はつけなかった...
:08/01/19 22:57
:D903i
:vkKS9Uw2
#17 [主]
今までに何度も彼に話しかけようとしたりあたしの番号を書いた紙を渡そうともした。
でも実際ビビリのあたしにそんな事は出来なかった(笑)
でもようやくその時がきたっ。
2ヶ月かけてようやく彼に番号を書いた紙を渡せた。
:08/01/19 22:59
:D903i
:vkKS9Uw2
#18 [主]
ナ『後で見て下さい』
彼『?分かった』
紙を渡すなり走って逃げたあたしははたから見れば相当挙動不審だったと思う(笑)
顔を赤くし客に笑顔を振りまく余裕すらなくコーヒーカウンターに隠れた。
いわば仕事放棄(笑)
なんとも言えない達成感で胸がいっぱいだった。
あとは彼からの連絡を待つのみ
:08/01/19 23:02
:D903i
:vkKS9Uw2
#19 [主]
後から聞いた話、彼は紙に書かれた内容が気になりトイレに行くふりをして速攻見たらしい..(笑)
で仕事場の人に自慢げに言いふらしたらしい(笑)
バイトを終え家に帰り携帯とにらめっこ。
(もしかしたら連絡来ないかも…でもそうなった時はふっきらなきゃ!!
こんな中途半端な気持ちでヒサシと一緒に住めないしね…けじめつけなきゃ…)
ヒサシには悪いと思う。
でも自分でもビックリするくらい彼を好きになってたんだ…
ヒサシと彼を天秤にかけても答えは見えなかった。
だからまずは彼をちゃんと知りたかった…
今思えばほんま最低やと思う…
:08/01/19 23:07
:D903i
:vkKS9Uw2
#20 [主]
電話を待つ間時間が立つのが遅く感じた。
時計が12時を回った…
電話はならない。
何時に終わるかも分からないケド実際諦めてた。
(あ〜明日から仕事行きづらいなぁ...)
時計が深夜1時をすぎ諦めて寝ようとした時だった。
:08/01/21 01:04
:D903i
:58uPhQHs
#21 [主]
♪♪♪
普段鳴らない音楽が着信を知らせた。
登録されてない番号!!
あたしは勢いよく携帯をつかみ電話に出た。
ナ『もしもし!!』
彼『ごめんな連絡遅くなって。今終わったんだけど…誰か分かる?ワラ』
ナ『分かります!!連絡来ないかと思ってました』
彼『何でよ?ワラ』
ナ『なんとなく...』
:08/01/21 01:07
:D903i
:58uPhQHs
#22 [主]
それから少し話して
ナ『これから暇ですか?良かったら会ったり出来ますか?』
彼『予定ないしいいで〜どこで会う?』
ナ『んー…あたしの家きますか?』
彼『行っていん?ならおじゃまするわ〜』
そうしてある程度の場所をつげ電話を切った。
(まじうれしい…
いきなり会えるなんか思ってなかった。
部屋掃除しなきゃ!!汗)
:08/01/21 01:10
:D903i
:58uPhQHs
#23 [主]
普段は軽々しく知らない人を部屋にはあげたりしなかった。
でも彼は違った。
むしろ来てほしかった。
部屋に飾られていたヒサシとの写真を隠した。
……ごめんねヒサシ……
あの時こんな彼の事知らないままでいたら今でもヒサシの横にはナオがいたのかな…
でも後悔はしてないよ…あたしが選んだ道だから今更後戻りなんて出来ないもんね...
:08/01/21 01:12
:D903i
:58uPhQHs
#24 [主]
30分をすぎた頃電話がなった。
彼『もうすぐ着くよ!!』ナ『分かりました!!マッハで行きますね』
電話を切り鏡で念入りにチェックし家を出た。
もうすぐ着くとか言いながらあたしの方が着くの早かったし(笑)
少し待ったら自転車にまたがった彼の姿が見えた
彼『こんばんわ〜』
ナ『こんばんわ///』
ナ『とりあえず家行きますか!!』
彼『そやね!!』
:08/01/21 01:15
:D903i
:58uPhQHs
#25 [主]
家までの距離を自転車を押して二人で歩いた。
コンビニから家までが遠いだの文句言われたっけな(笑)
家につき自分の部屋に彼がいる事が妙にうれしかった。
とりあえず聞きたい事たくさんあるし質問攻めが開始された!!(笑)
:08/01/21 01:17
:D903i
:58uPhQHs
#26 [主]
ナ『てか急にビックリしたよね...』
彼『かなりなぁ〜何かと思ったし(笑)』
ナ『でも電話してくれて嬉しかった!!』
彼『そりゃするしっ!!』
とりあえずぎこちない会話の中で分かった事。
@名前は○○健剛(ケンゴA年は21歳
B彼女は………いない!!Cバイトじゃなく正社員
D寮に住んでる
くらいかな。
一番気になってたB番については言うまでもなく顔がニヤけた(笑)
:08/01/21 01:21
:D903i
:58uPhQHs
#27 [主]
あたし達はお互いの名前を
【健チャン・直チャン】
って呼び合う事にした。あたし以外に健チャンって呼ぶ友達はいない。
(お母さんはそう呼ぶらしい(笑))
ちょっと優越感を感じていた。
時間も遅いしする事ないしビデオを借りに行くことにした。
健チャンの自転車…
壊れてたケドあなたの後ろに座ってた時あたしの顔は真っ赤だったの知らかったやろ?
ずーっとこうしていたかったけどそれじゃ健チャンぶっ倒れちゃうよね(笑
:08/01/21 20:46
:D903i
:58uPhQHs
#28 [主]
お互いホラービデオ好きだったから借りたよね。
健チャンが選んだビデオ…
今まで見た中で一番訳分からんかったけど...
それも今となれば思い出だよ。
何でやろ...
幸せな時に限って時間がたつのが早く感じる…
もっと一緒にいたいのに
あたしも学校あるし
健チャンも仕事あるし…
本気で時間が止まってほしいって思ってた。
:08/01/21 20:50
:D903i
:58uPhQHs
#29 [主]
健『そろそろ帰らないといけんなぁ…』
ナ『…(T^T)
次はいつ会える?』
健『今日終わってから夜また暇やし遊べるよ!!』ナ『ヾ(^▽^)ノ
ほんまに!?なら待ってるね!!』
そう言って一度さよならした。
でも仕事場で会うんだけどね(笑)
それからほぼ毎日健チャンと一緒にいたよね。
仕事が終わったら家に来て時間になれば仕事に行って。
その繰り返しだった。
:08/01/21 20:54
:D903i
:58uPhQHs
#30 [ナオ]
健チャンと一緒にいてあなたを知れば知る程…
怖いくらい好きになっていく。
健チャンといたらヒサシの彼女としての自分…
忘れたくなる…
今は…
今だけは健チャンだけを見たいから…
健チャンといない時間はもちろんヒサシと連絡を毎日とっていた。
何事もなかったかのようにメールのやりとりしてた.
気づかれないようにいろんな嘘ついてた。
でもバレるまでそう時間はかからなかった…
:08/01/21 20:59
:D903i
:58uPhQHs
#31 [ナオ]
最低って分かってる!!
大切にしたい人が
二人もいちゃだめって分かってる...
ヒサシとは4年一緒にいたんだもん...
知らない所がないと言ってもいいくらいヒサシの全て分かってる...
でも健チャンは...
知らない事の方がたくさんある。
今の気持ちだけで動くならきっと健チャンをすぐ選ぶと思う。
毎日が楽しいし幸せだし何より大好きだったから
:08/01/21 21:03
:D903i
:58uPhQHs
#32 [ナオ]
でも...
それだけの理由で健チャンの全てを知らないのに…簡単にヒサシを切り捨てれなかった。
あたしにとってヒサシの存在も大きかった。
中途半端な気持ちで答え出したくなかった。
だからもう少しだけ時間を頂戴...
我が儘だって分かってる
最低だって分かってる
ちゃんと迷う気持ちがないくらいになったら答え伝えるから...
:08/01/21 21:08
:D903i
:58uPhQHs
#33 [ナオ]
健チャンと知り合って以前に履歴書送ったとこの面接日が近づいてきた。
こんな気持ちのまま就職決まってヒサシと同棲なんて出来なかった…
結局面接は行ったものの断ったというか落ちたに近いかな?
ヒサシも残念がってたけどあたしはそれで良かったと思ってる。
もしあのとき受かってたら今はヒサシと一緒に住んで結婚してるだろうなって思う。
:08/01/21 21:44
:D903i
:58uPhQHs
#34 [ナオ]
それから健チャンとは相変わらず毎日のように会ってた。
さすがにヒサシの事全く忘れるのは出来なかった。
だから一度地元に帰って最後にヒサシと健チャン。
答え出そうと思った。
なにも知らないヒサシはあたしに会えて嬉しそうだったね...
でもいつものあたしと様子が違うの分かったんだね。
4年も一緒にいたら心の中の気持ちまで分かってしまうんだ...
:08/01/21 21:48
:D903i
:58uPhQHs
#35 [ナオ]
きっとあたしの事をこんなにも分かってる人...
ヒサシしかいないと思う。
ヒサシはあたしを抱こうとした。
でも拒んだ。
あたしに抱かれる権利なんてないから。
だってあたしは
ヒサシじゃなく
健チャンを選ぶから...
:08/01/21 21:52
:D903i
:58uPhQHs
#36 [ナオ]
ヒサシの彼女として最後に過ごした二日間。
ちゃんと笑えてたかな?
ちゃんとヒサシだけを見れてたかな?
4年間のありがとう...伝わったかな?
最後に思い出作れたかな?
直接別れを言う勇気がなくてただただ
【ごめんね】
って気持ちでヒサシと過ごした二日間を終え地元を後にした。
:08/01/21 21:58
:D903i
:58uPhQHs
#37 [ナオ]
あたしを待ってくれてる健チャンの元へ帰った。
(けじめつけなきゃ…)
ヒサシにも。
健チャンにも本当の事を話して気持ち伝えなきゃ。
地元から帰るなり健チャンと待ち合わせドライブに出かける事にした。
楽しいドライブの中あたしの携帯は鳴り続けた。
:08/01/21 22:01
:D903i
:58uPhQHs
#38 [ナオ]
着信:ヒサシ
健チャンが隣にいるのにヒサシと別れ話なんて出来ない
あたしは携帯が鳴り止むのを待った。
何回か続けて携帯が鳴った後

が届いた。
ヒサシ→

【今どこ?】
ナオ→

【家…後で話があるから電話する…】
送ったとたん今度はTV電話からの着信が車内に鳴り響いた...
:08/01/21 22:04
:D903i
:58uPhQHs
#39 [ナオ]
(どうしよう…早く鳴り止んで…)
あたしの気持ちとは裏腹に着信音が鳴り止む事はなかった。
健『出なくていいの?』ナ『…う…うん。』
ヒサシには悪いと思う。
でもこんな状態でとてもじゃないけど電話に出る事も出来ず電源を...
切った。
:08/01/21 22:07
:D903i
:58uPhQHs
#40 [ナオ]
それから家に着き二人で部屋に上がった。
さっきの電話でどことなく気まずい感じがした。でも自業自得。
あたしは何とか一人の時間を作るためにお風呂に行くって健チャンに言って携帯を持ち風呂場にかけ込んだ。
電源を入れ問い合わせをする...
信じられない量の着信と

が入ってた。
今じゃなきゃダメなんだよね...
出来るなら一人の時にゆっくり話したかった。
でも今更こんな事言える立場じゃないのは分かってる。
ゆっくりと携帯を開き電話を...かけた。
:08/01/21 22:12
:D903i
:58uPhQHs
#41 [ナオ]
♪♪♪
プルル…ッ
ヒ『…もしもし』
ナ『ごめんヒサシ…話たい事あるから聞いてくれる?』
ヒ『今からナオの家行こうとしてるからその時聞くわ。だいたい検討はついてる』
ナ『家に来る!?…それは無理…会えない…』
ヒ『何で?俺が行ったら困る理由でもあるん?まだ一応俺の彼女なんよな?』
ナ『…ごめん…会えない……』
:08/01/21 22:17
:D903i
:58uPhQHs
#42 [ナオ]
ヒ『意味分からんし!!』ナ『ヒサシが来ても家にいないから…』
ヒ『男と会うん?』
ナ『(本当は今会ってるんだケド…)会う…』
ヒ『俺よりそいつ選ぶって事なん?』
ナ『…………』
ヒ『…ハァ。そいつの事好きになったん?』
ナ『ごめん…』
ヒ『…まじ最低やな。今考え直して俺と会う事選んでくれたら俺も考え直すから…俺と会って。』
:08/01/21 22:21
:D903i
:58uPhQHs
#43 [ナオ]
ナ『…会えない』
ヒ『…もう別れたいん?俺の事好きじゃない?』
ナ『好きだよ!!でも…それ以上に好きになった…だからこんな気持ちのままヒサシと付き合えない…だから…』
ヒ『待って俺が言う。 終わりにしよう』
ナ『…本当にゴメン…涙』
ヒ『最後に言わせて?』
:08/01/21 22:25
:D903i
:58uPhQHs
#44 [ナオ]
ヒ『俺はナオの事ほんまに好きやったし幸せやった。楽しい時間と思い出…ありがとな…涙』
ナ『うちも好きやったし幸せやった!!バカでごめんね…今までありがとう…涙』
ナ・ヒ『……………』
ヒ『じゃあ…ばいばい』
そう言って電話は切れた
終わったんだ...
電話を切ったとたんヒサシとの思い出全部よみがえってきた...
自分がどれだけ愛されてたか分かる...
健チャンにばれないようシャワーの水を出し声を出して泣いた...
:08/01/21 22:29
:D903i
:58uPhQHs
#45 [ナオ]
ヒサシ…
本当にごめんなさい... ヒサシがあんなにも愛してくれてたのにあたしはそれをこんな形で裏切った
ヒサシに出会えて本当に幸せでした。
きっと死ぬまでヒサシって存在はいい形で残していきたい...
忘れてって言われてもそんな簡単に忘れれる恋じゃなかったもん...
あたしの最後の我が儘…
絶対幸せになってね。
幸せにしてあげられなくてゴメンね...
本当に今までありがとう
:08/01/21 22:34
:D903i
:58uPhQHs
#46 [ナオ]
あたしは泣き顔がばれないよう
顔を洗い赤く腫れた目が少し収まるまでお風呂場にしゃがみこんだ。
少し落ち着きを取り戻し健チャンの待つ部屋へと戻った。
健『長かったな!!』
ナ『…ちょっとね…てか話さないといけない事があるんだ…聞いてくれる?』
健『うん…』
:08/01/21 22:37
:D903i
:58uPhQHs
#47 [ナオ]
今から話す事...
きっと健チャンはきっとひくと思う。
でもどれだけ最低な人間か分かってもらった上で伝えたい事があったから
一度に2人を失う覚悟もあった。
でも後悔はしないって決めたから...
これがあたしなりのけじめだから...
あたしは深呼吸をし話し始めた…
:08/01/21 22:41
:D903i
:58uPhQHs
#48 [ナオ]
休憩...
誰も見てないですよね


:08/01/21 22:41
:D903i
:58uPhQHs
#49 [我輩は匿名である]
見てるよN
:08/01/21 23:50
:W51S
:H/t9Al/E
#50 [ナオ]
匿名さん.
ぁりがとうございます

今から少しだケド更新します



:08/01/22 22:40
:D903i
:PlEIrMuw
#51 [ナオ]
ナ『あんなうちずっと黙ってた事があるんな…』健『うん』
ナ『うちほんまは彼氏がおったんな…でも健ちゃんを初めて見た時から一目惚れしてな…好きになってしまったん…』
健『彼氏いるんは何となく気づいてた…あれだけ電話鳴るとかおかしいやん?』
気づかれてたんだ...
それなのに知らないふりしてくれてたんだね...
あたしの口から聞くまで待っててくれたんだね…
:08/01/22 22:44
:D903i
:PlEIrMuw
#52 [ナオ]
ナ『黙っててごめんね…正直どっちが本当に好きか選べなかったん。でも健ちゃんと一緒にいてどんどん好きになってしまったんな...だからけじめつけて彼氏とはさっき…別れた…』
健『彼氏はそれを認めてくれたん?』
ナ『うん…』
健『そっか』
ナ『自分でもほんま最低やと思ってる。二人にした事は絶対許されないって分かってる...分かった上で聞いてほしんな』
:08/01/22 22:48
:D903i
:PlEIrMuw
#53 [ナオ]
ナ『好きです...
付き合って下さい』
(全てが終わるんだ…なにもかも失っちゃうんだよね…でも後悔はしない)
下を向き返事を待った。
:08/01/22 22:50
:D903i
:PlEIrMuw
#54 [ナオ]
健『いいよ!!付きあお』
えっ!!!???
ええっ!!!!!!??????
今いいって言った!!??
あたしは健ちゃんの顔をとっさに見た。
優しく笑った健チャンの顔今でも忘れないよ。
ナ『本当にいいの!?うちほんま最低な事したんだよ!?涙』
:08/01/22 22:52
:D903i
:PlEIrMuw
#55 [ナオ]
健『確かにした事は最低だと思う。でも…それでも俺を選んでくれて彼氏とも別れたんやろ?』
ナ『…うん…涙』
健『俺も前から好きだったよ(^-^)』
ナ『ほんまに?涙』
健『うん(^-^)』
堪えてた涙が一気に溢れてきた...
泣き虫でごめんね...
泣いてるあたしを優しく抱きしめてくれたね...
本当に嬉しかったんだよ
:08/01/22 22:56
:D903i
:PlEIrMuw
#56 [ナオ]
2006.10.12
あたし達の記念日
:08/01/22 22:58
:D903i
:PlEIrMuw
#57 [ナオ]
健ちゃんは今まで一緒にいても決して手を出してはこなかった。
いくら一緒の布団で寝ても触れてこなかった。
ずっと自分に魅力がないんだって思ってた。
時には誘惑したりもしてみたけど(笑)
あたしの心配をよそに健ちゃんは付き合ってない女とは絶対しないって決めてたらしい。
ジェントルマンやん!!
:08/01/22 23:01
:D903i
:PlEIrMuw
#58 [ナオ]
付き合ってたその日あたし達は結ばれたね...
すごく幸せだった...
触れられるとこ全てが心地よかったんだよ...
あんなにドキドキしてたんだもん。健ちゃんに聞こえてたかな???
でもね...
あたしも健ちゃんの胸の音。ちゃんと聞こえてたんだよ?
この日あたしは幸せの絶頂に達していた。
:08/01/22 23:04
:D903i
:PlEIrMuw
#59 [ナオ]
でもヒサシは一人なんだよね...
別れたその日に付き合うなんて最低だと思う...
でも誰に何と言われてもあたしはあの日で良かったって思ってる!!
傷つけた分
別の形ではあったけど自分にかえってくる。
それはまだ先の話...
ヒサシの事を思うと胸が痛む...
いっその事恨んでほしい
でもいつか友達と話せる時がきたらそのときはお互いの幸せ話し...
しようね
:08/01/22 23:08
:D903i
:PlEIrMuw
#60 [ナオ]
訂正


友達と話せるではなく
友達と【して】話せるに訂正します


すいませんm(_ _)m
:08/01/22 23:09
:D903i
:PlEIrMuw
#61 [ナオ]
それから少しづつあたしの部屋に健ちゃんの物が増えていった。
もともと毎日一緒にいたから自然と同棲してた。
親にもちゃんと話して分かってもらえた。
お父さんは一言
『出来婚』だけはするなよって言ってた…苦笑
あたしのお姉ちゃんがそうだったから...
でも避妊は一度もしたことはなかった。
:08/01/23 00:30
:D903i
:/lzBA0Go
#62 [ナオ]
当時あたしは一応まだ学生だった。
でも出来たら絶対産む覚悟はあった。
避妊ってしないのに慣れてしまったら今更つけよ?なんて言えないよね…
でもそれが嫌って訳でもなく特には気にならなかった。
ただ一つお父さん...
ごめんねって思ってた。
:08/01/23 00:32
:D903i
:/lzBA0Go
#63 [ナオ]
初めての同棲でとまどう事もたくさんあった。
料理に家事...
普段一人だった時はろくにしなかったし元々めんどくさがり屋だった!!汗
でも精一杯努力して頑張ってたなぁ〜。
初めて作ってあげたのは定番のオムライス!!
美味しいって全部きれいにたあらげてくれたね。
嬉しそうな顔見たくてあたし必死に慣れない事.頑張ったよ?
:08/01/23 00:35
:D903i
:/lzBA0Go
#64 [ナオ]
健ちゃんの友達にもカレー作って家に呼んだりしたよね
『ナオの料理なら食べさせても恥ずかしくない』って言ってくれたの嬉しかったよ?
ここであたしにとって大きな人生の決断が一つやってきた...
:08/01/23 00:37
:D903i
:/lzBA0Go
#65 [ナオ]
就職活動...涙
出来るものならプーしたかった(笑)
でも世の中そんな甘くないもんね(T^T)
あたしは医療事務の資格をとってた。
けど実際.実習とかしてみて自分には向いてないって思った。
親には悪いって思った…高い学費払ってもらったのにやりたくないなんて贅沢だよね...
:08/01/23 00:39
:D903i
:/lzBA0Go
#66 [ナオ]
悩みに悩んだあげくあたしは今バイトしてるコーヒーの仕事が楽しかった。
何より健ちゃんとも同じ建物で仕事出来るし…
そんな安易な考えでそのままコーヒーレディーの会社に就職した。
今ではお店を任されるようになって大変ではあるけど何とか頑張ってる!!
辞めたいとは思うけど(笑)
:08/01/23 00:42
:D903i
:/lzBA0Go
#67 [ナオ]
あたしの就職も決まり生活も落ち着いた。
街はもうX'masのイルミネーションでにぎわってた。
健ちゃんと過ごす初めてのX'masヾ(^▽^)ノ
プレゼントはお互い内緒で買いあう事にした。
健ちゃんは外見すごくお洒落で小物一つもすごいこだわりがある...
選ぶの大変だった...涙
:08/01/23 00:45
:D903i
:/lzBA0Go
#68 [ナオ]
悩みに悩んだあげくあたしはジッポと時計をあげる事にした。
X'mas当日はお互い仕事だったから別の日にはなっちゃったけど...
結局お互いプレゼントを渡すのが当日まで待てず前の日に交換した(笑)
早く喜ぶ顔見たいもんね
健ちゃんからは可愛いネックレスをもらった。
:08/01/23 00:47
:D903i
:/lzBA0Go
#69 [ナオ]
すごく嬉しかった...
さっそくナオの首につけてくれたよね...
今でも大切に肌身離さずつけてるよ??
健ちゃんにあげた時計は今ではベルトがちぎれちゃったけどそれくらいたくさん使ってくれてたんだよね...
ありがとう...
:08/01/23 00:49
:D903i
:/lzBA0Go
#70 [ナオ]
あの頃は喧嘩もなく毎日が幸せだったね...
すごく懐かしく感じる。
よくドライブに行ったよね
おきまりのコースは海に行って夜景見に行ってたよね。
今でも一番の思い出の場所だよ??
:08/01/23 00:52
:D903i
:/lzBA0Go
#71 [ナオ]
初めて夜景見に行った時あたしすごくキレーって興奮してたよね...
そんなあたしに健ちゃんはお決まりの台詞...
『ナオには負けるけどな(笑)』
って笑いながら言ってたよね...
お決まりすぎて笑えたけど本当はすごくすごく嬉しかったよ??
あの頃に戻れるものなら戻りたいな...
:08/01/23 00:54
:D903i
:/lzBA0Go
#72 [ナオ]
:08/01/23 00:55
:D903i
:/lzBA0Go
#73 []
最後まで見るので
頑張って下さい~~
:08/01/23 14:52
:W42S
:tKRMlA7c
#74 [ナオ]
ありがとぅございます

完結までまだまだですが見守ってて下さい


:08/01/23 19:57
:D903i
:/lzBA0Go
#75 [ナオ]
月日は流れ――
2月...
私は2年間慣れ住んだマンションを出なければいけなくなった。
契約が2年だったため慌てて物件探し!!
健ちゃんと新しい二人の住まい探し歩いたね...
あたしがいろいろ条件つけたから中々見つからなかったね(笑)
でもそんな中やっと見つけた今の住まいでもあるアパート...
:08/01/23 20:00
:D903i
:/lzBA0Go
#76 [ナオ]
この家ではいろんな思い出たくさんあるね。
引っ越しはとにかく大変だった...
引っ越す前に一度新しい我が家の場所を確認するために夜探したよね。
これが中々見つからない(笑)
一度きたはずなのに二人とも方向音痴で探すのに何回同じ道通ったんだろうね(笑)
今となればいい思い出..
:08/01/23 20:03
:D903i
:/lzBA0Go
#77 [ナオ]
引っ越すまでの間なにも問題がなかった訳じゃなかった。
一番の出来事は...
ヒサシ
最後にもう一度会って話しあったよね。
あれは突然の電話からはじまった。
:08/01/23 20:05
:D903i
:/lzBA0Go
#78 [ナオ]
ヒサシともあたしとも仲良かったあっくんから電話が鳴った。
あ『元気〜?』
ナ『元気よっ!!どしたんいきなり??ヒサシ元気してる?』
あ『これが元気じゃねんよ〜なぁ最後にもう一回ヒサシに会ってやって?あいつあんな別れかたになってすげー後悔してる..だから…頼むっ!!今彼氏いるんよな?それを承知でお願いっ!!』
ナ『…でも…』
心配そうに見つめる健ちゃんを不安なんかにさせたくなかった...
:08/01/23 20:09
:D903i
:/lzBA0Go
#79 [ナオ]
あんな別れ方になって正直あたしも最後に会って謝りたいって思ってた。
むしろあたしに断る権利なんてないと思った。
ヒサシが最後にそれを望むなら…叶えてあげたい。
事情を健ちゃんに話した
健『…いいよ!!会って話しておいで!!』
ナ『嫌じゃないの?』
:08/01/23 20:11
:D903i
:/lzBA0Go
#80 [ナオ]
健『そりゃ嫌っちゃ嫌だけど…信じてるから!!それでヒサシ君が納得してナオをあきらめれるなら俺は待ってるから』
少し寂しそうに笑ってた健ちゃん...
ごめんね...
あたしが悪いから...
最後にけじめつけてくるから待っててね...
:08/01/23 20:13
:D903i
:/lzBA0Go
#81 [ナオ]
ナ『もしもしあっくん?健ちゃんもいいって言ってくれたから会うわ!!
また地元帰る時に連絡するって伝えて』
あ『分かった!!ありがとな…彼氏さんにもお礼ゆっといて』
ナ『分かった!!じゃっ』
電話を切った。
正直ヒサシに会うのは怖かった...
今更どんな顔して会えばいんだろ...
複雑な気持ちの中
ヒサシに会う日がやってきた...
:08/01/23 20:16
:D903i
:/lzBA0Go
#82 [ナオ]
車で帰る道のり...
すごく長く感じた。
地元に着きとりあぇず実家で少しゆっくりしヒサシに連絡した。
ナ『もしもし?9時に迎えに来て』
ヒ『分かった。着いたらまた連絡する』
プーップー―――
(はぁ…なに話せばいんだろ…緊張する)
事情を知ってるお母さんも心配そうだった...
心配かけてごめんね…
時間が近づきヒサシから電話がなった。
:08/01/24 00:09
:D903i
:ZWhSHxg2
#83 [ナオ]
ヒ『着いたよ』
ナ『分かった。出るわ』
会う前に健ちゃんに電話をかけた...
健『もしもし?』
ナ『今から話してくる』健『分かった…待ってるからね…終わったら連絡して!!頑張ってな』
ナ『ありがと…ちゃんと話し合ってくるから待っててね.じゃあね…』
家を出ると見慣れてた車が止まっていた。
:08/01/24 00:11
:D903i
:ZWhSHxg2
#84 [ナオ]
...後ろに乗った方がいいのかな
...前に乗らないとやっぱだめなんかな
迷ってるとヒサシが前に座るよう手で合図した。
ガチャッ―――
久しぶりに見るヒサシは少し大人びて見えた。
懐かしい香り。
昔の事思い出しちゃうよ
:08/01/24 00:14
:D903i
:ZWhSHxg2
#85 [ちゃも]
続き待ってます

:08/01/24 09:00
:D901iS
:☆☆☆
#86 [ナオ]
ちゃもさん.
ありがとぅございます

少しだけど更新します

:08/01/24 19:49
:D903i
:ZWhSHxg2
#87 [ナオ]
車に置く小物とか一緒に選んだりしたよね...
今でも変わらず飾ってくれてるんだ.
車内だけはあのときのままなんだね...
なにを話したらいいか分からずとりあぇず...
ナ『げ…元気だった?』ヒ『元気やないわ!!』
ナ『だよね…ゴメン…』
会話のチョイスを間違ってしまった!!汗
:08/01/24 19:52
:D903i
:ZWhSHxg2
#88 [ナオ]
ヒ『とりあえずドライブしながら話そ?』
ナ『分かった!!どこドライブするん?』
ヒ『秘密!!最後にナオと行きたい場所あるから』
検討もつかないまま車は目的地へと走り出した。
ヒ『彼氏とはうまくいっとん?』
ナ『うん…今同棲してるんだ…』
ヒ『あっ君から聞いた!!ほんまは俺が一緒に住むはずやったのにな〜』
ナ『……ごめん…』
:08/01/24 19:55
:D903i
:ZWhSHxg2
#89 [ナオ]
ヒ『もう今は俺の事好きじゃない?』
ナ『嫌いで別れた訳じゃないから嫌いではないけど…』
ヒ『もう絶対おれとより戻るのはありえない?』ナ『ごめん……』
ヒ『はぁ〜俺ほんまはめちゃくちゃ後悔しとんなっ。あの時簡単にお終いにしなきゃ良かった…今ならナオのした事許せるから…もう一回やり直せない?』
あんなひどい見捨て方したのにそれでもあたしとやり直したいって真剣な顔で言ったヒサシを見てあたしは…泣きそうだった
:08/01/24 20:00
:D903i
:ZWhSHxg2
#90 [ナオ]
こんなにもあたしの事一途に思ってくれる人はこの先(今も含め)いないと思う...
愛し方が半端じゃないんだよね...
きっと今ヒサシを選べばこの先なに不自由なく幸せになれるって分かる!!
話しながらそっと差し出された手にあたしは…
応えられなかった...
あたしが今選んだ道をそう簡単には手放したくなかったしましてや健ちゃんを手放すなんて絶対出来ないもん...
先が見える幸せより
あたしは
先の見えない未来を選んだ。
:08/01/24 20:04
:D903i
:ZWhSHxg2
#91 [ナオ]
必死に涙を堪えてるナオを見てヒサシはそれ以上何も言わなかった...
車内には二人の鼻をすする音だけが響いていた。それから沈黙を破ったのはヒサシだっね。
二人の思い出話したくさんしたね。
初めてのUSJに泊まりがけでいった事...
よく些細な喧嘩してた事
ヒサシがよくやきもち妬いてた事...
4年間振り返ってたら時間があっと言う間に過ぎていった。
:08/01/24 20:09
:D903i
:ZWhSHxg2
#92 [ナオ]
あたしは最後に嘘偽りなく全てを話した。
少しでも嫌いになってくれたらって...
ヒサシに黙って遊びまくってた事や健チャンとのきっかけとか…
してきた事全て最低なのなヒサシは怒る表情一つせず黙って聞いててくれた
話し終わってあたし改めて自分の最低さに号泣したよね...
泣きたいのはヒサシの方なのに『泣かなくていんだよっ』て優しく微笑みかけてくれてたね...
:08/01/24 20:12
:D903i
:ZWhSHxg2
#93 [ナオ]
ヒサシはどこまで優しいの?
あたし一生償えない傷負わせちゃったね...
もうすぐ目的に着く頃に健ちゃんから着信が鳴った。
ナ『もしもし?』
健『まだ話してる?』
ナ『うん…』
健『そか…ならまた終わったら電話してな』
ナ『わかった…ゴメンね』
ヒサシには悪いって思う…
でも今のあたしにはあたしを待ってくれてる人がいる…
だから...
連れて行きたかった場所には行けなくなった...
:08/01/24 22:39
:D903i
:ZWhSHxg2
#94 [ナオ]
ナ『ごめんヒサシ…あたし帰らなきゃ…』
ヒ『そか…最後にナオが教えてくれた夜景一緒に行きたかったけど…仕方ないな…』
そう言って車は途中のコンビニで折り返した。
慣れひたしんだ街に近づいてきてヒサシは静かに車を止めた...
ヒ『あんな…俺今日ナオに手紙書いてきたんな…読んでいい?』
ナ『うん…聞かせて…』
:08/01/24 22:45
:D903i
:ZWhSHxg2
#95 [ナオ]
ナオへ...
この前はあんな形で別れた事今になってすごい後悔してる。もっとあの時ああしてあげてればとか今更だけど思う。
ナオと出会えて本当に良かったよ。たくさんの幸せもらったし俺はちゃんと幸せにしてあげれたかな?
今ならナオが求める事全部してあげれる。
俺が変わってナオが戻ってきてくれるなら何だってする。
今更でも遅いよな…
でも少しでも望みがあるなら待ちたいって思う。それからい大好きだから…別れた今でも気持ちは変わらない。
:08/01/24 23:00
:D903i
:ZWhSHxg2
#96 [ナオ]
むしろ失って大切さにすごく気づいた。
ごめんな。
もしまた月日が流れてナオがフリーで俺もフリーやったらその時は迎えに行くから(笑)
今までいっぱいごめんな
そしていっぱいありがと
大好きだよ ヒサシ
確実に覚えてないけどこんな感じだった...
:08/01/24 23:03
:D903i
:ZWhSHxg2
#97 [ナオ]
すごくすごく嬉しかった
失って気づくものって本当にたくさんあると思う
でも失ってからじゃ遅いんだよね...
今ならヒサシのその言葉分かる気がするよ??
読み終わったヒサシは泣いていた。
4年付き合って声を出して泣いたヒサシを見るのは
初めてだったね...
:08/01/24 23:05
:D903i
:ZWhSHxg2
#98 [ナオ]
ナ『…ほんまありがとな。こんなダメな奴でほんまゴメンな…でもヒサシの元に戻る事はない...気持ちはすごく嬉しいよ!!でも半端な気持ちで今の彼氏とも付き合っていけれないんな…だからヒサシはあたしを思う事よりもっといい人見つけて次は絶対幸せになって?もしあたし達が運命の二人ならこの先何らかの形で巡り会うと思う。でも今あたしは運命感じてるんだ…だから信じて頑張るから…ヒサシもほかに運命を感じる人見つけて…』
:08/01/24 23:10
:D903i
:ZWhSHxg2
#99 [我輩は匿名である]
:08/01/24 23:26
:SH904i
:PkH3yTfQ
#100 [ナオ]
匿名さん.
ありがとうございます

自分自身今書きながら泣きそうです

後悔しない恋なんて難しいと思うけど今の恋を自分なりに頑張って育んで行きたいです

話はまだまだ長いけど暖かく見守って下さい

:08/01/25 00:19
:D903i
:TTJdhap.
#101 [ナオ]
ヒサシは泣きながら歯を食いしばってた。
小さく震えていた拳をもう包み込んであげる事は出来ない...
ヒ『ナオとの思い出の写真やプリクラ、手紙に交換日記...たくさんあるけど持ってたら忘れられないから持ってて?』
ナ『うちは持っててあげられない…お互い捨てよ?でも一つだけ捨てずに持っておいてもいい?』ヒ『どれ?』
ナ『ユニバでとってくれた人形は飾っときたい!!』
:08/01/25 01:17
:D903i
:TTJdhap.
#102 [ナオ]
ヒ『あれか〜かなり気に入ってたもんな!!いいよ!!俺もならナオから貰ったネックレスは捨てずにとっとく。後は捨てるな…』
ナ『分かった!!じゃあそろそろ帰ろうか…』
ヒ『分かった…』
車の中は二人が好きだったHYのNAOが流れてた...
今この曲は反則だよ...
無言の中あたしの家へと着いた。
:08/01/25 01:22
:D903i
:TTJdhap.
#103 [ナオ]
ナ『着いたね…』
ヒ『あと15分だけ…』
その時健チャンからの着信が鳴った―
ナ『もしもし?』
健『まだ話してる?』
ナ『うん…もう帰るから…』
健『分かった…ならまた後でね…』
ナ『ごめんね…』
電話を切った瞬間...
:08/01/25 01:26
:D903i
:TTJdhap.
#104 [ナオ]
ヒサシに腕を捕まれた。
ナ『ごめんヒサシ…もう行かなきゃ…』
ヒ『最後に…キスしたい…』
ナ『ごめん…ほんまにごめんね…涙』
ギュッ―――
一瞬の間にあたしはヒサシの腕に包まれていた...
必死で涙を堪えてるのが伝わってくる...
そんなヒサシを突き放すのが辛かった。
でも突き放さなきゃだめだから...
健チャンが待ってる…
:08/01/25 01:29
:D903i
:TTJdhap.
#105 [ナオ]
そっとあたしの体からヒサシの体を離した。
ナ『ごめんね…ヒサシ絶対幸せになってな!!本当に4年間ありがとう!!幸せだったよ!!』
ヒ『ごめん…ナオも絶対幸せにしてもらえよ!!元気でな!!今までありがとう!!』
ナ『最後は笑顔でばいばい言わせてね?ヒサシ仕事無理しすぎないようにね。ぢゃ…ばいばい?』
:08/01/25 01:31
:D903i
:TTJdhap.
#106 [ナオ]
あの時ちゃんとヒサシだけを見てた頃のあたしの笑顔になれてたかな?
ヒサシは泣きながら笑ってたけどあの頃の優しい顔だったよ?
最後に笑顔でばいばいしてヒサシの車が見えなくなるまで手を振った。
これで本当のさよならだね。また会うときが来ると思うけどその時はまたあの笑顔が見れますように...
:08/01/25 01:35
:D903i
:TTJdhap.
#107 [ナオ]
ヒサシの車が見えなくなってあたしはそのまま道路にしゃがみ込んで泣き崩れた。
何であたしだけ幸せになってるんだろう…
何であんなに傷つけてしまったんだろう…
あんな終わり方をさせてしまった事すごく後悔する…
気づいたら健チャンに泣きながら電話をかけていた
:08/01/25 01:41
:D903i
:TTJdhap.
#108 [ナオ]
健『もしもし?終わった?大丈夫?』
ナ『今ばいばいした…涙 辛いよ…健チャンに会いたいよ…涙』
健『俺も会いたいよ…』ナ『今から帰る…』
その時すでに日付は変わっていた。
でも会いたい思いを我慢出来なかった。
健『大丈夫なん?運転出来る?俺はナオが帰って来るならナオの家に行って待ってるよ?』
ナ『大丈夫…ちょっと待ってな、今から家入ってお母さんに帰るの言うから…』
:08/01/25 01:44
:D903i
:TTJdhap.
#109 [ナオ]
寝ている母を起こし泣きながら帰りたいって伝えた。
母『どうしたの?何かあった?そんな状態で運転出来るの?』
ナ『大丈夫だから…せっかく帰ったのにトンボ帰りでゴメンな…お父さんにもまた帰るゆっといてな…じゃあばぃばい…』
ナ『健チャン?今から帰るから多分そっち着くの2時くらいになるけど待ってて…』
健『分かった!!なら俺もそのくらいには行くな!!気をつけて帰るんよ?』ナ『分かった』
:08/01/25 01:47
:D903i
:TTJdhap.
#110 [ナオ]
もともと一泊の予定だったから荷物も少なくすぐさま家を出ようとした。
寒い中母はわざわざ外に出て見送りしてくれた。
母『気をつけてね!!またゆっくり帰っておいで。寒いからこれホッカイロ持って行きなさい。』
ナ『ありがと…また帰るね!!着いたら

入れるわ。じゃあばいばい…』
母は車が見えなくなるまで見送ってくれていた。
:08/01/25 01:50
:D903i
:TTJdhap.
#111 [ナオ]
夜は車も少なくかなりのスピードで車を走らせた
長く感じた行きの道も帰りは待ってくれてる人がいるから早く感じた。
思ったよりも早く着き部屋の明かりが点いてるのを見るとなぜか安心した
階段を勢いよく上がり鍵を開け部屋に入る...
そこには愛しい健チャンの姿があった。
:08/01/25 01:52
:D903i
:TTJdhap.
#112 [ナオ]
あいにく眠さには勝てず寝てしまっていたけどあたしはおかまいなしに抱きついた。
健『ん〜?俺寝てた?お帰り...』
ナ『ただいま…』
何とも言えない感情に涙が溢れてきた。
泣いてるあたしをずっと優しく抱きしめてくれてたね...
健チャン…
あたし次は絶対大切な人幸せにするから!!
もう掴んだ手は離さないから!!
これからも一緒にいようね…
そしてあたしはそのまま健チャンの腕の中で安心して眠りについた。
:08/01/25 01:56
:D903i
:TTJdhap.
#113 [あぴ]
更新まってます

:08/01/25 13:17
:F704i
:JRBfQ9eE
#114 [ナオ]
あぴさん.
アリガトウござします


今日の夜また更新するんで覗いてやって下さい

:08/01/25 14:15
:D903i
:TTJdhap.
#115 [ナオ]
話は戻り引っ越しも無事終わり新しい我が家での同棲生活がスタートする
最初はキレイだったけど次第に部屋は散らかってくる...
二人とも掃除苦手なんだもんね(笑)
健チャンとももうすぐ半年を迎えようとしていた。
いたって順調で毎日が幸せだった。
でもあたしにとっては最大の事件が近づいてたんだね...
:08/01/25 23:35
:D903i
:TTJdhap.
#116 [ナオ]
あれはいつだったかな?
春が近づいていた頃だったかな...
健チャン...
あなたはあたしを残し消えたよね...
あの時あたし本当に死にたかったんだよ?
今でも思い出すだけで涙が出そうになる...
:08/01/25 23:38
:D903i
:TTJdhap.
#117 [ナオ]
当時信じれないかもしれないけど健チャンは携帯を持っていなかった。
常に一緒にいたしあたし意外と連絡とる必要もなかったみたいだし…
何かある時は公衆からかけてきた。
あれは健チャンが遅番の仕事だった時だよね...
:08/01/25 23:43
:D903i
:TTJdhap.
#118 [ナオ]
あたしはいつも通り健ちゃんを迎えに行ってた。
いつもの場所で今日はたまたま友達のカナも一緒に待っていた。
でもいくら待っても健ちゃんが来ることはなかった...
健チャンとの待ち合わせ時間が1時間半を過ぎようとしていた。
時計は深夜2時前だった.
:08/01/25 23:46
:D903i
:TTJdhap.
#119 [ナオ]
遅くなるときは必ず公衆から電話をかけてきてた
なのに今日は連絡がなかった。
さすがに時間も遅いからとりあえずカナを送り再び仕事場で健チャンを待つ事にした。
もしかしたら家に帰ってるかもしれない!!
そう思い一度家に帰る事にした...
:08/01/25 23:48
:D903i
:TTJdhap.
#120 [ナオ]
けど部屋の明かりはついていなかった...
(何で?何かあったの?事故にでも巻き込まれたのかな…)
頭の中は嫌な妄想でいっぱいだった...
今までこんな事なかったのに...
でも浮気だとは全く考えなかった.
あたしは精神的不安からすごい吐き気に襲われた
もう一度仕事場に行くことにし健チャンを待った。
:08/01/25 23:52
:D903i
:TTJdhap.
#121 [ナオ]
時計は4時を回っていた
車内は寒く体が震えてた
仕方なく車を置いたまま歩いて家に帰る事にした
もしかしたら健チャンが乗って帰ってくるかもしれないから...
まだ暗い夜道を泣きながら歩いて帰った...
連絡しようにも携帯がないし連絡のとりようがない…
:08/01/25 23:54
:D903i
:TTJdhap.
#122 [ナオ]
唯一知っている健チャンの仕事仲間の人に電話かけたかったけどこんな時間に電話するなんて非常識だし...
家の前まで着き部屋を見上げたけど明かりは消えたままだった…。
とりあえずベットに座り自分が何か健チャンが出て行くような事したのか考えてみた...
でも全く検討もつかずやっぱり何か事件に巻き込まれたんじゃないか...
それしか思い浮かばなかった。
:08/01/25 23:58
:D903i
:TTJdhap.
#123 [ナオ]
少しずつ空も明るくなってきた。
でもあなたは帰ってこなかった...
次の日はたまたま休みだった。
いなくなる前の日に一緒に出かけようって約束してたよね??
ねぇ...今健チャンの身に何が起こってるの!?
ねぇ...お願いだから帰ってきてよ…
:08/01/26 00:00
:D903i
:ojL9ph5I
#124 [ナオ]
この時あたしは初めて携帯の大切さに気づいた。
今までの半年間...
携帯のない生活を不便だとは思っていなかった。
こんな事が起こるなんて思いもしなかったから…
考えすぎて頭に頭痛が走る。精神的にも不安で何度も何度も吐いた。
何も食べてないから胃液が出るだけでよけいに苦しかった...
:08/01/26 00:05
:D903i
:ojL9ph5I
#125 [ナオ]
時計が朝の7時を迎えた頃あたしの知ってる限りの健チャンの職場の人達に電話をかけた。
ナ『朝早くにすいません...あたし○○の彼女なんですが昨日からいなくなってしまって…昨日の夜仕事が終わる頃どこかに行くとか行ってませんでしたか?もしかしたら寮にいるかもしれないんですけど部屋にいるか確認してもらいたいんですけど…お願いできますか…?』
仕『あ〜ちょっと待ってよ確認してみるから!!』
しばらく待って電話越しに健チャンの部屋を叩いて呼んでくれてる声が聞こえた。
:08/01/26 00:10
:D903i
:ojL9ph5I
#126 [ナオ]
仕『もしもし?おらんか寝取るかは分からんけど返事はないみたいだったよ』
ナ『そうですか…分かりました…ありがとうございました…』
手当たり次第に連絡はしてみたけどみんな分からないって言われた。
仕事場の人たちはあたしたちが付き合ってる事も知ってたから親切に応対してくれた...
あたしはなすすべがなくなった…
時間は朝の10時くらいだったかな...
:08/01/26 00:13
:D903i
:ojL9ph5I
#127 [ナオ]
ねぇ健チャン...
あたし何かした?
あたしの事、もういらなくなったの?
好きじゃなくなったの?
もうあたしの元には帰ってこないの?
ちゃんと今生きてるよね?事故になんてあってないよね?
お願いだから誰か...
誰でもいいから健チャンの居場所を教えて下さい…
:08/01/26 00:16
:D903i
:ojL9ph5I
#128 [ナオ]
一睡もせず何も口にしてないせいか立ちくらみが激しかった...
よろよろになりながらあたしは仕事場まで歩いて車を取りに行った。
車は移動された形跡もなく昨日あたしが止めた位置のままだった。
車に乗りまた家に戻る。ただひたすら健チャンの無事を祈り待つことしかできないあたし...
:08/01/26 00:18
:D903i
:ojL9ph5I
#129 [ナオ]
お昼をすぎた頃お姉ちゃんからの着信。
携帯が鳴る度に健チャンじゃないかってドキッとしてしまう…
ナ『…もしもし…』
姉『どしたん?元気ないやん!!何かあったん?』ナ『実はね…』
あたしは全てを話した。
姉『大丈夫?でも荷物とか全部あるんよな?絶対帰ってくるって!!今は信じて待ってよ?なんなら今からそっち行こうか?』
:08/01/26 00:21
:D903i
:ojL9ph5I
#130 [ナオ]
お姉チャンは結婚していて幸い近くに住んでいたから会うことにした…
一人でいても辛いばかりだし...
一緒にご飯食べに行ったけど何も口に出来なかった。
みるだけで気持ち悪くなる。
あたしの体は自分でも分かるくらいボロボロになってた…
お姉チャンはひたすらあたしを心配し涙を拭ってくれてたね...
:08/01/26 00:24
:D903i
:ojL9ph5I
#131 [ナオ]
途中会社の部長から電話がなった。
『もしもし?』
『お疲れー今日事務所来るってゆってたけど来れそう?』
…忘れてた。それどころじゃなかったし…
『すいません…実は…』
部長はあたしたちの事よく知ってる。
相談とかも乗ってくれてた。事情を全て話した。
:08/01/26 14:01
:D903i
:ojL9ph5I
#132 [ナオ]
『そうか…大丈夫か?何かあったら言っておいで。絶対帰ってくるからあんま考えんようにせんとだめだよ…』
『ありがとうございます…また帰ってきたら連絡しますね…』
夕方になりお姉チャンも子供の迎えもあるし送ってもらった。
一人になるとやっぱ辛い
夕方にカナが心配して家まで来てくれたね。
ゼリーとか食べやすい物買って来てくれたときほんまに嬉しかった。
:08/01/26 14:04
:D903i
:ojL9ph5I
#133 [ナオ]
運転出来る状態じゃなかったからカナの運転で健チャンが行きそうな場所…探し歩いたけどいなかった…
あの時携帯を解約させていなければ…
すごい後悔する…
健チャンの携帯は壊れてて電話を受け取る事しか出来なかった。
修理に出す訳でもなく料金滞納でいつのまにか解約されてたんだよね…
そんな事知らなかったけどないならないでいいって思ってたし…
:08/01/26 14:07
:D903i
:ojL9ph5I
#134 [ナオ]
空も暗くなり時間は10時を迎えていた。
カナも用事があったからばいばいした。
カナがいてくれて本当に助かったよ?
ありがとね...
家に着きあたしは置き手紙をかいた。
:08/01/26 14:09
:D903i
:ojL9ph5I
#135 [ナオ]
健チャンへ
どこに行ってたの?今歩いて探しに出てるからもし帰ったならすぐに連絡してね。
上着を何枚も羽織り歩いて探せる範囲を探した。
救急車の音が聞こえる度に泣きそうになった...
結局見つからず家に帰る事にした…
:08/01/26 14:11
:D903i
:ojL9ph5I
#136 [ナオ]
車が通る音がする度に飛び起き窓の外を見る。
健チャンじゃないかって気がして...
さすがに丸一日いなくなれば頭がおかしくなってくる...
ほかの人からしたらたかが一日行方不明になっただけで…て思うかもしれない。
でもあたしにとってこと一日はもっと長く感じた
もう嫌だ...
死にたい...
:08/01/26 14:14
:D903i
:ojL9ph5I
#137 [ナオ]
今の状況から逃げたかった。
最愛の人が目の前から消え生きる気力を失いそうになってた。
気づいたら包丁を片手に立ってた...
楽になりたい...
何も考えたくない...
その時
♪♪♪着信:お姉チャン
ふと我にかえり自分がしようとしてた事...
自分が怖くて泣き崩れてた。
:08/01/26 14:16
:D903i
:ojL9ph5I
#138 [ナオ]
気づいたら着信は鳴り止んでた。
健チャンはもう戻ってこない...そんな気がした...
あたしはベットに座りただ声を出して泣いた。
何で涙って枯れないんだろう...
あんなに泣いたのにまだ涙出てくる...
そして時計を見ると日付が変わっていた
:08/01/26 14:19
:D903i
:ojL9ph5I
#139 [ナオ]
誰も見てないですょね

見てくれているようなら少しだケド更新します

:08/01/27 00:03
:D903i
:W6Duzr8I
#140 [ミナ]
見てますI
更新楽しみにしてます~
:08/01/27 00:39
:W53CA
:yYQ1V0KY
#141 [ナオ]
ミナさん.
昨日は寝てしまいました

ゴメンね

夜また更新します

:08/01/27 12:40
:D903i
:W6Duzr8I
#142 [ナオ]
休憩中ですが少しだけ更新します

:08/01/27 12:53
:D903i
:W6Duzr8I
#143 [ナオ]
ただボーっと時計を見てた...
周りの音なんか何も聞こえなくなってた。
その時だった...
ガラッ―――
部屋の扉が開きそこに立っていたのは…
あたしの愛する健チャン。
:08/01/27 12:55
:D903i
:W6Duzr8I
#144 [ナオ]
訳が分からずパニックになった...
嬉しいとかよりも
何で?
何が起きたん?
って感じやった...
でもすぐに我に返り大声で泣き叫んだ。
ナ『う゛…健チャンが帰ってきた…涙』
:08/01/27 13:10
:D903i
:W6Duzr8I
#145 [ナオ]
ナ『どこ行ってたんよ!!めっちゃ心配したんよ!!でも…無事帰ってきてくれたからそれでぃい…涙』
健『ごめん…ほんまごめんな…』
今まで一緒に心配してくれてた人達に電話をかけた。
『健チャン帰ってきた…涙心配かけてごめんね…』
みんな良かったねって一緒になって泣いてくれた
そんなあたしの姿を見て健チャンが何を思ったかは分からないけど泣いていた...
:08/01/27 15:43
:D903i
:W6Duzr8I
#146 [ナオ]
健チャンが泣いてる姿は初めて見た。
この人は絶対泣かないんだって思ってた。
二人でいっぱい泣いたね覚えてる?
震えるあたしを泣きながら強く抱きしめてくれてたよね...
嬉しかったけど辛かった
ねぇ健チャン...
もう二度とあたしを一人にしないでね…
:08/01/27 15:46
:D903i
:W6Duzr8I
#147 [ナオ]
結局健チャンは昨日の夜から先輩の家に行ってたらしい。
帰る気はあったみたいだけどお酒飲んで気づいたら次の日になってた。
それからまた話して今に至るらしい...
健チャンなりにもあたしとの同棲でいろいろ悩みを抱えてたらしくそれを相談したらしい...
だからって連絡一つないのは絶対許せない。
あたしがこんなになるなんて思いもしなかったらしい...
:08/01/27 15:48
:D903i
:W6Duzr8I
#148 [ナオ]
改めてあたしが健チャンに対する思い
気づいたよね??
もぅ絶対こんな事しないってあの時約束したよね
でもあなたはこれからいろんな意味であたしを裏切って行くんだね…
最低だよ.
:08/01/27 15:53
:D903i
:W6Duzr8I
#149 [ナオ]
あの事件があってからすぐに携帯を持たせた。
コンビニに売ってるプリケだけどないよりはまし。
健チャン前の携帯支払いしてないからブラックリストに乗ってるらしく借りれなかったから仕方ない...
でも携帯があればあったでこの先あたしは裏切られる。
それはまだ先の話し。
:08/01/27 15:55
:D903i
:W6Duzr8I
#150 [ナオ]
あれから少し落ち着きを取り戻したあたし達。
休みの日に初めて遠出したよね。
日帰りだけど大阪に遊びに行った。
道に迷いながらも何とか車で目的地に着いた。
いっぱい買い物したり楽しかったね。
帰り道健チャン頑張って運転してたのに爆睡してごめんね(笑)
:08/01/27 15:58
:D903i
:W6Duzr8I
#151 []
過去の事思い出して
しんどくなったり
辛くなるかも
わからないけどホホ
ゆっくりと落ち着いて
書いて下さい
最後まで見るので
頑張って下さい~~
:08/01/28 16:56
:W42S
:ypvvCzB.
#152 [ナオ]
ななしサン.
暖かいコメントありがとぅございます

すごく嬉しいです

いつも更新少なくてスイマセン

今日夜仕事終わったらまた書くのでまたお願いします

:08/01/28 18:00
:D903i
:sh0Zqjvc
#153 []
全然いいですよ。~
ゆっくりでいいので
頑張って下さい
:08/01/28 19:49
:W42S
:ypvvCzB.
#154 [もあい]
最初の彼氏と今の彼氏の話が俺自身の恋愛体験と被りました。こんなんで泣くはずないの思ったのに電車の中にも関わらず涙が止まらなかったです。陰ながら応援してるので頑張ってください!
:08/01/28 23:11
:SH704i
:wvjx9.gk
#155 [ナオ]
ななしサン.
ありがとうございます

12時すぎに更新しますカラ見て下さいね

もあいサン.
ありがとうございます

辛い過去を思い出させてしまうかもしれないケドぅち自信も書きながら辛いケド頑張って書くので応援して下さい

:08/01/28 23:50
:D903i
:sh0Zqjvc
#156 [ナオ]
更新します

あれから些細な喧嘩はあったけど仲良くやってた
毎月記念日には撮れなくてもプリクラは絶対撮ってた。
夏に海に行きたかったけど結局行かなかったね..泳ぎはしなかったけど海にはよく行ったよね。
思いでの場所。
ある夜ドライブに出かけた。
たいていあたし達のドライブコースは決まってた
海に行って夜景を見る。あの日も同じコースでドライブしたね...
:08/01/29 00:27
:D903i
:9mqmdMWU
#157 [ナオ]
スカイラインに行っていつものように夜景見てた
周りに人もいなく健チャンやりたくなったね(笑)
野外でなんてした事なかったから正直戸惑ったけど結局夜景を見ながらベンチに腰掛けイン(笑)
途中まで良かったけど車が近づいて来て止まった
慌ててお互いズボンはいたりで慌てた!!
あの時健チャンあせって同じパンツの穴に両足入れてたよね(笑)
かなり笑けたけどいい思いでだよ...
:08/01/29 00:32
:D903i
:9mqmdMWU
#158 [ナオ]
それから健チャンは仕事場の人達とよく遊ぶようになった。
でもあたしは友達と休みあわないしいつも一人で待つばかり...
正直寂しかった。
そして初めの事件が起きたね...
あの時は飲みに行くって出かけた。あたしはいつものように一人健チャンを待った。
待てども待てども帰ってこない...
メールはちょくちょくしてた。何時かは忘れたけど夜の2時くらいに帰ってくるって言ってた...
:08/01/29 00:39
:D903i
:9mqmdMWU
#159 [ナオ]
でもとっくにその時間はすぎ空は少しずつ明るくなってきた...
また前みたいにいなくなるんじゃないか!!
そんな不安に襲われながらあたしは泣いた。
車の音がする度に前みたいにベランダに出て見る
でも帰って来ない...
遊ぶのはいいよ??
でも朝帰りはなくない??
しかも約束まで破って連絡は取れないし...
:08/01/29 00:43
:D903i
:9mqmdMWU
#160 [ナオ]
一緒に住んでなかったらこんなに気にする事はないと思う。
でも一緒に住んでる以上最低のルールは守りたい
あたしは遊ぶ時はいつも健チャンが仕事が終わるの遅い日とか。
ちゃんと迎えに行く時間にはばいばいしてた...
それは強制された訳じゃない。
自分がそうしたいからしてるだけ。
友達も大事だよ?
でもそれ以上に健チャンが大事だから。
あたしは一人になる寂しさを知ってる
だから同じ思いさせたくないんだもん...
:08/01/29 00:47
:D903i
:9mqmdMWU
#161 [ナオ]
でもそんな事おかまいなしな健チャン...
あの日は結局朝帰り。
あたしは一睡もせず待ってた。
不安で寝れる訳がない。
帰ってきてからあたしは泣きながら怒ったね…
ナ『何時やと思ってるん!?言った時間と違うやんか!!涙』
健『ごめん…』
ナ『心配したんだよ?』健『ごめん…』
:08/01/29 00:49
:D903i
:9mqmdMWU
#162 [ナオ]
あたしが怒ってる時いつも決まって健チャンはあたしの体を求める。
強引にいくら抵抗しても辞めない。
結局体で仲直りしようとしてくる...
あたしはそれが嫌い。
あの日も確かそうだった
あたしもでもバカだね…寂しかった分
健チャンに抱かれる事で埋めようとしてた...
やった後はお互い素直になって反省会。
:08/01/29 00:53
:D903i
:9mqmdMWU
#163 [ナオ]
二人で約束決めたよね?
遅くなる時は連絡する
いい加減には帰って
あたしの気持ちも考えて
納得してたよね?
でも一つも約束は守れなかったね...
それからも健チャンは同じ事を繰り返す。
前に比べ頻繁に飲みに行ったり遊びに行ったり。
その度にほぼ朝帰り。
夕方から遊びに行って何で朝まで?
て思うよ?
:08/01/29 00:57
:D903i
:9mqmdMWU
#164 [ナオ]
全く反省してない健チャンにあたしはいい加減限界がきた...
いつも泣いて
いつも待って
いつも怒って
いつも一人..
ほかの人からしたら寝とけばいいやん、結局帰ってくるだからって言う
でもあたしはまた帰ってこなくなるんじゃないかって不安で寝れない
いつもひどい吐き気に襲われる。
変な後遺症みたいな感じ
:08/01/29 01:00
:D903i
:9mqmdMWU
#165 [ナオ]
健チャンは信じてって言う
でも約束も守ろうとしない人の何を信じろって言うの?
今のあたしは健チャンの事一つも信用してない。
恋愛に必要な事...
『信頼関係』
健チャンはあたしの事信用してるのすごい分かる..
でも片方だけが信用してたって意味がないよ...
:08/01/29 01:03
:D903i
:9mqmdMWU
#166 [ナオ]
次こそは約束守ってくれるって信じても裏切られる…
ひどい時には連絡がつかない状態にされる。
健チャンはあと何回あたしを裏切ったら気が済むの??
もう限界だよ...
もうあなたとの将来...
見えなくなった。
もう傷つきたくない
もう裏切られたくない
だから…
健チャンと離れたい...
:08/01/29 01:06
:D903i
:9mqmdMWU
#167 [ナオ]
それがあたしの出した答えだった。
まだ21歳だもんね…
遊びたい時期だと思う。
でもあたしは健チャンさえいれば遊べなくたっていいって思ってた。
正直周りにつきあい悪くなったって言われてた。
でもそれでいいって思ってた。
あたしばかり離れたくないって思うの疲れたよ。
遊びたいなら遊べばいい
でもあたしは耐えれないから…
だからあたしは覚悟決めた
:08/01/29 01:09
:D903i
:9mqmdMWU
#168 [ナオ]
別れを告げる時がきた
何も知らない健チャン…
いつものように夜健チャンを迎えに行きいつもならそのまま帰宅...
でも今日はあたしから夜景見に行きたいってドライブに誘ったよね。
健チャンは陽気に歌を唄ったり...
でもあたしは無言。
さすがにあたしの異変に気づき健チャンも何言われるか感づいたのかな?
車内は静かになった。
ただステレオから流れる音楽を聴いていた…
:08/01/29 01:13
:D903i
:9mqmdMWU
#169 [ナオ]
車の中でずっと考えてた
本当にこれでいいの?
健チャンを失った後あたしは立ち直れるの?
この先も我慢して辛い思いしていくか...
楽になるか...
正直どっちも嫌。
でも…
でも…
こうするしかないんだって言い聞かせた。
そして目的地の夜景スポットに着いた…
:08/01/29 01:17
:D903i
:9mqmdMWU
#170 [ナオ]
ここは思い出の場所。
だからあえてこの場所を選んだ。
そして長い沈黙の中あたしは深く深呼吸して話し出した…
:08/01/29 01:18
:D903i
:9mqmdMWU
#171 [ナオ]
今日はここまでにします


また明日書きます

感想や意見があれば聞かせて下さい

少ない更新ですいません

:08/01/29 01:21
:D903i
:9mqmdMWU
#172 []
早く続きがみたいです
自信を持って
頑張って下さい~~
:08/01/30 21:07
:W42S
:XvU.K526
#173 [ナオ]
すいません

腸炎にかかり死んでました

苦笑
少しだけど今書こうとしてたので見て下さい

:08/01/30 21:18
:D903i
:aF67PrpE
#174 [ナオ]
ナ『なぁ健チャン…ぅちないっつも約束破って裏切られるのもう限界なん…遊びたい気持ち分かるよ?でも約束も守れないのに遊んでほしくない』
健『…ごめん』
ナ『毎回また健チャンがいなくなるかもって心配で気が変になる…何で約束守れないん?』
健『遊んでたら楽しいし時間なんか忘れてしまう…』
ナ『それでうちが傷ついてるのは分からない?』
健『ばいばいしてから気づく…それまでは忘れてる…』
ナ『最低やな…』
:08/01/30 21:24
:D903i
:aF67PrpE
#175 [ナオ]
ナ『なぁうちはいつも友達と遊ぶ時も時間考えて帰ってくるよね?』
健『誰も早く帰れなんかゆうてねーし』
ナ『ゆわれてないよ?でもそれは同棲してるんだし夫婦みたいなもんやし最低のルールやん?うちは健チャンの事いつも一番に考えてるもん…』
健『たまにの息抜きくらいしたい…』
ナ『したらいいよ!!でも約束は守ってや!!』
健『守る…』
ナ『守れてないじゃん』
健『………』
:08/01/30 21:27
:D903i
:aF67PrpE
#176 [ナオ]
ナ『なぁ…うちか友達と遊ぶのやったらどっちを選ぶ?』
健『選べない…』
ナ『……涙』
ナ『うちばかりなんか好きすぎて疲れたわ…』
健『…ごめん…』
ナ『なぁ遊んでもいいけど門限決めよ?もしそれを守りたくないならもうぃいよ…』
健『門限何時?』
ナ『なら3時。夕方から遊びに行くなら十分やろ?』
健『……』
:08/01/30 21:31
:D903i
:aF67PrpE
#177 [ナオ]
曖昧な態度の健チャンを見てると嫌になる…
ナ『もういいよ…まだ若いし遊びたい時期だと思う。約束も守れない上に遊びたいならそうしたらいいよ?でもうちはもう耐えられないから…健チャンが遊ぶことを選ぶなら…もう無理やし…』
健『…無理って?』
ナ『終わりやろ』
健『嫌だ!!別れたくない…約束守るから…』
ナ『今までだってそう言って守れなかったやろ?』
健『次から絶対守るから…信じて…』
:08/01/30 21:35
:D903i
:aF67PrpE
#178 [ナオ]
信じて…
あたしはこの先もあなたを信じて裏切られて行くとも知らずに信じようって決めたんだよね...
今では後悔もしてる...
でも懲りずに信じつづけてる自分がいる...
それくらい好きだから…
:08/01/30 21:37
:D903i
:aF67PrpE
#179 [ナオ]
ナ『絶対守る?もう裏切らない?』
健『守る!!約束する』
ナ『分かった…信じるから…涙』
健チャンは泣いてるあたしを強く抱きしめた。
せっかくのキレイな夜景が涙でにじんでよく見えなかった...
ねえ健チャン??
あの時本当は離れたくなかったんだよ?
もしあたしを選んでくれなかったらって思うと今でも怖い。
あたしの変な強がりだけど健チャンの気持ち確かめたかったから…
あたしを選んでくれて本当にありがとう…
もう裏切らないでね...
:08/01/30 21:41
:D903i
:aF67PrpE
#180 [ナオ]
でも人ってそうは簡単にかわれない生き物なんだなって改めてこの後気づかされていく…
裏切られる事になれていく自分が嫌だ。
裏切る事になれていく健チャンが嫌だ。
少しずつあたしの中で限界に近づいていく...
好きだけど…
好きだけじゃやっていけない事もあるんだって…気づいたんだ。
:08/01/30 21:44
:D903i
:aF67PrpE
#181 [ナオ]
それから遊びに出ても最初の1回は門限の3時を守って帰宅した。
たったの1回でも嬉しかった。
守ろうとする気持ちが嬉しかった。
でもほんまに1回だけって…(笑)
もうちょい頑張れやって思う…(笑)
そして第2の事件が起きた。
:08/01/30 21:47
:D903i
:aF67PrpE
#182 [わか]
あげます(^ー^)
:08/01/30 22:01
:P902i
:☆☆☆
#183 [ナオ]
わかサン.
ありがとうございます

もう少し頑張って更新しますね


:08/01/31 00:29
:D903i
:vH3AycGg
#184 [ナオ]
約束を決めてから2度めの飲み会。
夕方に待ち合わせ場所まで送り届け約束を再確認した。
ナ『約束…分かってるよね?』
健『分かってる!!ちゃんと守るよ!!大好き』
その言葉を信じ送り出した。
あたしも誰かと遊んで時間つぶそうと思ったケド平日休みのあたしとは皆休みが合わず断られた。
(仕方ない…帰ってくるまで打ちに行ったりして待ってようか…)
こーゆう日に限って打ちに行ってもすぐ負けるんだよなぁ(T^T)
:08/01/31 00:33
:D903i
:vH3AycGg
#185 [ナオ]
早めの時間に帰宅し健チャンとも最初の方はメールしてたケド途中から連絡がとれなくなった…
一人不安になりながらも信じてただ待ち続ける..
そんな事とは知らず健チャンは楽しく飲んでる…
多分周りの人がゆうにあたしは乙女チャンらしい。
あたしだけを見てほしい
あたしのそばにいて。
自分では認めたくないけどそうだと思う…
だって離れたら不安で仕方ないんだもん...
:08/01/31 00:36
:D903i
:vH3AycGg
#186 [ナオ]
待ってる間って中々時間が進まない。
何度時計を見ても変化がない。
いくら電話を掛けても
『おかけになった電話は電波の届かない場所にあるか〜』
アナウンスが流れる度に辛くなる。
信じてるけど待てない。
今すぐ健チャンの声が聞きたい…
ちゃんと帰るからって安心させてほしい…
でも願いは届かず約束の時間が迫っていく...
:08/01/31 00:38
:D903i
:vH3AycGg
#187 [ナオ]
3時が過ぎた…
また裏切られた…
もう嫌だ…
辛い…
健チャンにとってあたしっていったい何?
また許してもらえるとでも思ってるの?
あたしだって限界はある
もう信じれないよ…
:08/01/31 00:40
:D903i
:vH3AycGg
#188 [ナオ]
3時を過ぎてからは更に時間がたつのが遅く感じる。
何度も電話をかけたが結果は同じ。
健チャンはそうゆう人なんだって諦めてしまえばいい話かもしれないケド…
その分自分が我慢するのは耐えられない。
もう疲れた…
気づいたら手首を切ってた。
死ぬ勇気はない。
ただ辛い気持ちをぶつけたいだけ。
だからかすり傷程度だった…
:08/01/31 00:43
:D903i
:vH3AycGg
#189 [ナオ]
健チャンのために何度涙を流してきたんやろ…
この涙の意味ちゃんと分かってる?
あたしの事好きならこんな辛い思いさせないと思う。
今頃何してるかな…
あたしの事なんて忘れて楽しんでるんだろうな…
そう思うと辛くて辛くて涙が止まらなかった。
:08/01/31 00:45
:D903i
:vH3AycGg
#190 [ナオ]
泣き疲れたあたしはモウロウとした意識の中ただボーっとしていた。
時計が6時前を指した頃だった...
ガチャッ――
家の扉が開く音がした…
部屋のドアを開けあたしは健チャンを睨みつけた...
:08/01/31 00:47
:D903i
:vH3AycGg
#191 [ナオ]
ナ『なぁ何時やと思ってるん…約束また破ったんだね…』
健『ごめん…ほんまごめんなさい…』
ナ『もう聞き飽きた。まじ限界やから…何回裏切ったら気が済むん?』
健『…次は絶対守る』
ナ『次は?もう次なんてないから。別れよ。』
気持ちが高ぶって本心で言ったかは覚えてない。
けどあたしの本能がそうしろって言ったんだと思う。
後悔はない。
なのに涙が止まらない。
:08/01/31 00:51
:D903i
:vH3AycGg
#192 [ナオ]
健『嫌だ…別れたくない…』
ナ『なら距離置いて。顔も見たくない。』
健『嫌だ…』
ナ『する事しといて何でも健チャンの思うようになるなんて思わないで!』
怒りのあまりあたしは号泣した...
そんなあたしを抱きしめようとする健チャン...
ナ『離して!!涙』
健『やだ!!ごめん…ほんまにごめん…』
あたしは健チャンの腕の中で泣いた。
:08/01/31 00:54
:D903i
:vH3AycGg
#193 [ナオ]
もう二度とこの腕に抱きしめられる事がなくなると思うと辛い...
ねぇお願いだから…
あたしの決心が鈍る前にその腕を離して…
ナ『お願いだから離して…本当に嫌だ…』
健『愛してる!!ナオの事好きだから離れたくない…約束守るから…お願い…』
あたしだって離れたくないよ...
もう一度信じていいのかな?涙
ねぇ本当にナオの事愛してる?
あたしは本当に健チャンの事愛してるよ?
:08/01/31 00:59
:D903i
:vH3AycGg
#194 [ナオ]
あたしの決意も弱かった
結局また許してしまう自分がいる...
だって好きなんだよ?
簡単に離れられない…
あたしはどうしたらいいの??
結局ただ離れたくないってだけで自分の辛い気持ちを押し殺し我慢した。
健チャンは自分の思うように行って満足?
あたしは満足してない。
この先もずっと…
:08/01/31 01:02
:D903i
:vH3AycGg
#195 []
どうしたんですか??
腸炎大丈夫なんですかぁ??
:08/02/01 23:42
:W42S
:99XSm8h6
#196 [ナオ]
そのままインフルでダウンしてました


明日夜必ず書きます

いつも見てくれてるのにスイマセン

:08/02/02 00:53
:D903i
:qdbFFcJU
#197 []
インフルエンザ
大丈夫ですかぁKホホ
ナオさんの体が心配なので
無理しないで下さいね~
:08/02/02 01:07
:W42S
:OorNdPNE
#198 [ナオ]
ななしサン.
大分良くなったので今から更新しますね

:08/02/02 23:43
:D903i
:qdbFFcJU
#199 [ナオ]
あたしはいつも不安の中生きている。
そしてある日―
あたしの親に健チャンを会わす日がきた。
もっと早くに紹介したかったけどあたしと出会う前.健チャンは1年間親と縁を切って名古屋に住んでいた。
親と縁を切るなんてあたしには想像がつかない。
でもいろんな事情があったみたい...
:08/02/02 23:46
:D903i
:qdbFFcJU
#200 [ナオ]
あたしも健チャンとの将来を考えるなら親とは仲直りしてほしかった。
あたしのお父さんもその考えの一人だった。
親と連絡とるまで会わない!!
いつも言ってたね...
あたしの事を思っての意見…嬉しかったよ?
健チャンもようやく決心し親と仲直りした。
初めは少し緊張してたね
でもあたしの事を考えて親に会いに行ってくれた
ありがと...
:08/02/02 23:49
:D903i
:qdbFFcJU
#201 [ナオ]
やっとお父さんに紹介出来る日は嬉しくて仕方なかった。
お母さんとは何度か顔を会わせてたね。
あたしの地元に帰るまでいろんな事話した...
ナ『緊張してる?』
健『大丈夫♪』
なんて余裕かましてたくせにいざ直面したら緊張してたね(笑)
なんかお父さんと健チャンが話してるの違和感あったけどこれで一安心。
高いお酒をお土産にあげてご機嫌なお父さんが可愛く見えた(笑)
:08/02/02 23:53
:D903i
:qdbFFcJU
#202 [ナオ]
日帰りで帰ったからゆっくりは出来なかったけど楽しかったね健チャン。
あたしの
お父さん
お母さん
すごい自慢だよ。
この場をかりて一言。
【2人の子供で本当に良かったよ。神様に感謝してる。ありがとう…】
:08/02/02 23:56
:D903i
:qdbFFcJU
#203 [ナオ]
途中帰りにラブホに泊まる事にした。
ラブホでのまったり感..すごい安らぐ...
優しくあたしを包み込んでくれる健チャンがとっても大好きだよ!!
:08/02/02 23:58
:D903i
:qdbFFcJU
#204 [ナオ]
それから健チャンとも無事に1年を迎え順調に思えた。
でも幸せって続かない…
あたしはまた健チャンに裏切られるんだよね…
あたしは一気にどん底に落とされたんだ...
今でも思い出すだけで逃げたくなる…
あれは寒い12月の出来事だった...
:08/02/03 00:01
:D903i
:KUJoKr6Y
#205 [ナオ]
新しく買った健チャンの携帯のメモリは本当に少なかった。
必要な人のみ.
だから新しくメモリが増えればすぐ気づく...
【土井ちゃん】
が1ヶ月前くらいから加わった。
健チャン自らゆったよね?
健『今日仕事場に後輩が打ちにきて番号聞いてきたんよ』
ナ『男?』
健『うん』
だから安心しきってた。
:08/02/04 01:44
:D903i
:CuDvKFR.
#206 [ナオ]
依然に土井チャンという人物から着信があった。
健『車の事聞かれた』
あたし何も聞いてないのにそう言ってきたよね?
でも別にこの時は何とも思わなかった...
まさかこの土井チャンがきっかけであんな事が起こるなんて思ってもみなかった…
:08/02/04 01:46
:D903i
:CuDvKFR.
#207 [ナオ]
12月も終わりに近づいてきた頃だった。
いつものように部屋で健チャンとくつろいでた時だった...
――♪♪♪――
【着信:土井チャン】
出ようとしたけど間に合わずあたしの目の前で掛け直す健チャン。
――♪♪♪――
健『もしもし?
うん…うん…』
電話の内容は仕事場の忘年会の話。
何で仕事の話なのに土井チャンが電話してくるの?
そして...
聞こえちゃったんだ…
電話越しに話してる奴…
女の声だった...
:08/02/04 01:50
:D903i
:CuDvKFR.
#208 [ナオ]
一気に気持ちが高ぶる。
早く電話を切って!!
短い電話だったが長く感じた。
電話を切った瞬間…
ナ『なぁ今の何なん。女の声やったよなぁ!!男じゃなかったん!?誰なんよ!!??』
一気に質問責め...
中々言おうとしない健チャンに苛立ち
ナ『言わないなら別れるから』
健『仕事場のバイトの子……』
ナ『どいつ?』
健『ショートカットの…』
――プチッ――
:08/02/04 01:53
:D903i
:CuDvKFR.
#209 [ナオ]
ショートカットの女―
こいつは以前からあたしが嫉妬してた相手。
あたしとつきあってるの知ってて気安く健チャンに話しかけたり笑いかけたりする姿を何度も見さされていた...
あたしはこいつが
大嫌い…
あたしの目の前でもどうどうとしてるあいつ…
こいつが原因で何度も健チャンと喧嘩になってた。
:08/02/04 01:55
:D903i
:CuDvKFR.
#210 [ナオ]
嫉妬するあたしに最後はキレル健チャン。
あたしはただ
【俺にはナオだけだよ】
その自信がほしかったカラ
前にも言ったけどあたしは恋愛に関しては乙女チャン。
あたし以外の女と話すなんてありえない。
ましてや笑いあってるなんて殴りたくなる。
束縛だって激しい。
嫌なら別れてもいいとまで言ってた…
:08/02/04 01:58
:D903i
:CuDvKFR.
#211 [ナオ]
でも別れたくないって言ってくれる健チャンに少し安心しきってた矢先の今回の事件―
そりゃヒステリックにもなるわなぁ(笑)
話は戻り―
ナ『意味分からん!!何で嘘ついてまでそんな事するん!?』
健『言ったらダメってゆうがん!!』
ナ『当たり前やし!!仕事場同じなら仕事場で話せばいいやろ!!』
:08/02/04 02:01
:D903i
:CuDvKFR.
#212 [ナオ]
健『話したらナオ怒るがん!!』
ナ『休憩所とか見えんとこで話せばいいやん!』
健『あっそ。ならこれからは見えないとこでたくさん話させてもらうわ』
ナ『話したいなら話せば!?』
健『そうさせてもらうわ』
この開き直った態度に切れたあたし...
:08/02/04 02:03
:D903i
:CuDvKFR.
#213 [ナオ]
何かを叫びながらも殴った。
―ドンッ―
痛ッ……
健チャンがあたしを突き飛ばした。
近くにあったエアコンのリモコンを床に叩きつけ見るも無惨にバラバラになっていた…
健チャンが…
切れた…
:08/02/04 02:05
:D903i
:CuDvKFR.
#214 [ナオ]
あたしからしたらここで逆ギレする健チャンが意味不明だった。
何であんたがキレルん?悪いことしたのは自分やろ?
そんなにあいつが大事なんや…
健チャン前に言ったよね?
ナ『もしバイトの女の子に番号聞かれたら?』
健『教える必要ない』
って…
:08/02/04 02:07
:D903i
:CuDvKFR.
#215 [ナオ]
あれは嘘だったの?
あいつだから教えたんだ
裏切られた
嘘つかれた
嫌だ
嫌だ
あたしは上着を羽織り頭の中が真っ白のまま家を飛び出した...
家を飛び出したのは初めてだった...
ただ泣きながら夜道を走った...
後ろから追いかけてくる様子はなかった…
:08/02/04 02:11
:D903i
:CuDvKFR.
#216 []
色んな事があったんですね
辛かったですねm
ちゃんと見てるのでゆっくり頑張って下さい~~
:08/02/06 23:20
:W42S
:dCEX0AFo
#217 [ナオ]
ぁりがとうございます

彼氏の就活とかで中々最近書けなくてスイマセン

明日更新するので見てくださいね

:08/02/07 01:36
:D903i
:Sgqz75fU
#218 [ナオ]
書きます

あたしは泣きながらただただ歩いた。
近くの河原の土手に降り川を見ながら泣いた...
別に浮気をしたって決まった訳じゃない…
でもあたしは嘘をつかれたショックで泣いた…
明日は健チャン仕事場の忘年会。
あいつも来る...
行かせたくなかった…
だって行ったらあたしの知らないところであいつと楽しそうに笑うんでしょ?
嫌だよ…
:08/02/07 20:06
:D903i
:Sgqz75fU
#219 [ナオ]
あいつの方がいいならいけばいい。
中途半端な態度は嫌い。
違う人からしたらそんなん浮気でもないし気にしすぎだって思うかもしれない。
でもあたしは無理…
辛すぎて皆に電話をかけた。とにかく誰かに大丈夫だよって言ってほしかった。
あたしはえづくまで泣きながら
『もう嫌だ…ヴッ…健チャンと別れたい…涙』
電話でそう言ってた。
:08/02/07 20:10
:D903i
:Sgqz75fU
#220 [ナオ]
本心なのか?
それとも一時の気の迷いかは分からない。
ただ今の現状から逃げたかった…
でもそれは逃げでしかない。向き合わなきゃ…
帰って話さなきゃ…
でも中々泣きやむ事も出来ず落ち着くまでHYのNAOを聞いてた。
この曲はヒサシとめよく聞いてたな…
:08/02/07 20:12
:D903i
:Sgqz75fU
#221 [ナオ]
ヒサシならあたしをこんな形で裏切ったりは絶対しない。
ヒサシならあたしを一番に扱ってくれる。
ヒサシなら…
比べちゃダメって分かってる。でも考えてしまう
ヒサシといた方が幸せだったのかなって…
あたし本当にあんないい男簡単に捨ててしまったんだね…
今更だけど今のこの状態考えると後悔する...
:08/02/07 20:14
:D903i
:Sgqz75fU
#222 [ナオ]
冷静になってくると体のふるえが止まらない。
12月の夜はやっぱり寒かった…
その時携帯が鳴った。
【着信:健チャン】
しばらく着信音を聴きそれでも鳴り止まないから電話に出た…
:08/02/07 20:16
:D903i
:Sgqz75fU
#223 [ナオ]
ナ『………』
健『どこおるん?』
ナ『どこでもいいやん』
健『探してるけど見つからない!!まじどこ!?』
ナ『自分どこおる?』
健『向こうの橋の土手のとこ』
ナ『あたし手前の橋の土手にいる…でも来ないで…顔見たくないから。落ち着いたら帰るから』
それだけ伝え電話を切った。
すると

が届いた...
:08/02/07 20:19
:D903i
:Sgqz75fU
#224 [ナオ]
健【行くから。】
ナ【来ないで。】
健【…分かった】
その時健チャンが見えた。
あたしはバレないよう身を隠した。
健チャンが帰るのを確認してあたしはまた考える..
でも考えても考えても頭の中はゴチャゴチャで整理出来ない。
もう向き合うしかないかな…あたしは腰をあげ家に向かって歩きだした。
:08/02/07 20:21
:D903i
:Sgqz75fU
#225 [ナオ]
家の近くまで来たとき後ろから足音が聞こえ振り向くと健チャンがいた…
(まだ探してたんだ)
次第に近づく足音…
あたしも歩く早さをあげた.でも追いかけて来る
本当は嬉しかった…
必死に探してくれる健チャンにまた泣きそうだった.
でも素直になれない...健チャンが歩きながら顔を覗かせるけどソッポを向くあたし…
だって顔見たらむかつくのに笑ってしまいそうだから…
:08/02/07 20:25
:D903i
:Sgqz75fU
#226 [ナオ]
無言のまま家に着いた。
あたしは別の部屋で腰を下ろししゃがみ込んだ…
健チャンも隣に来て座った
優しくあたしに問いかける…
でもあたしはきつく突き放す…
向き合うって決めたはずなのにあいつの事聞く勇気がなかった…
何も話さないあたしに健チャンは先にお風呂に入って行った。
:08/02/07 20:27
:D903i
:Sgqz75fU
#227 [ナオ]
その間に健チャンのご飯をこしらえ寝室に行き横になった。
こんな時までご飯してあげるとか...自分でも何やってんだろって感じ…
やっぱ好きなのかな...
風呂から出た健チャンはご飯を食べ終えてから寝室にきた...
そして話し合いが始まったんだよね…
:08/02/07 20:29
:D903i
:Sgqz75fU
#228 [ナオ]
ナ『何で嘘ついたん?』健『ごめん…』
ナ『どっちから番号聞いたん?』
健『むこう…』
ナ『何で教えたん?前自分ようたよな?聞かれても教えないって』
健『そんな深く考えてなかった…』
ナ『あたしが傷つくの分かるよな?』
健『そんな深く考えてなかった…』
ナ『考えろや!!少し考えたら分かるやろ!?ほんま最悪やし…』
健『……』
ナ『とりあえず削除して』
健『分かった!!』
:08/02/07 20:32
:D903i
:Sgqz75fU
#229 [ナオ]
あたしの目の前であいつの名前は削除された。
ナ『もうあいつに電話するなって言って』
健『分かった』
ナ『明日の忘年会行きたいん?』
健『行かん』
ナ『何で?』
健『何でも』
ナ『後になって行きたいとか言うなよ。今なら行くって言っても許す』
健『いかん』
ナ『分かった。うちからもあいつに電話かけて来るなって言うから』
健『言えばいいよ』
:08/02/07 20:36
:D903i
:Sgqz75fU
#230 [ナオ]
何か自分でも何様?
て思うけどこれでも気が晴れない…
許せない…
何されても許せない。
もちろん今回の話し合いで別れよって伝えたけど健チャンはそれを拒む。
離れられないしあたしの怒りは明日の忘年会でさらに爆発する...
その日は泣き疲れて寝た
そして健チャン忘年会当日.
あたしは昨日の今日でまた裏切られる事になる…
本気で殺したいって思った日でもあったね…
:08/02/07 20:39
:D903i
:Sgqz75fU
#231 [ナオ]
当日はお互い夕方まで仕事だった。
でも...
あたしの視界にあいつと健チャンの姿が映ると辛い.
仕事中にも関わらずあたしは泣いた。
化粧もボロボロにりながら目を真っ赤にさせ

を売り歩いた。
でもやっぱ限界...
あいつを見てたら今にも殴りそう...
あたしは早退し健チャンが終わるまで車で待機した
:08/02/11 22:03
:D903i
:leh8iyCw
#232 [ナオ]
休憩中に健チャンがメールをよこした。
どしたん?
ホールにいないけど何処におるん?
あたしはただ一言
やっぱり今日の忘年会行ってほしくないって送った。
でも返事は
行く...
だった。
夕方になり健チャンも終わり一旦家に帰った。
あたしは泣きながら行かないでってお願いした。けど無理やった...
会社の付き合いだし仕方ないのは分かるけど
あいつがいるのは不安だった
:08/02/11 22:06
:D903i
:leh8iyCw
#233 [ナオ]
健チャンも家を出る時間が近づいてきた。
泣いてぐずるあたしをずっと抱きしめてくるてたよね...
大丈夫だから...
そう言ったよね?
夕方からだったし12時には帰る...
そう言ったよね?
あたしは泣きながら健チャンを待ち合わせ場所まで送り届け
約束守ってね?
そう言って健チャンはうなずきキスをしてくれた。
去っていく後ろ姿を見届けまた一人泣きながら家に帰った。
:08/02/11 22:09
:D903i
:leh8iyCw
#234 [ナオ]
暗い部屋に一人...
寂しくて泣いてばっかり
でも健チャンはメールしてくれてた。
最初だけは…
夜も8時をすぎた頃返事が返ってこなくなり電話をかけてみた。
『おかけになった電話は電波の届かない〜』
ありえない!!
何度かけ直してもつながらない。
:08/02/11 22:12
:D903i
:leh8iyCw
#235 [ナオ]
嫌だ!!
何があったの!?
何で電源切るの??
一人でパニックをお越してた時...
友達からの誘い。
一人でいても辛いだけ…あたしは友達と会うことにした。
会ってる間も何度も電話をかけたが結果は同じ。
もう健チャンを信じて12時の連絡を待つしかなかった。
何度も電話をかけてしまいそうになるからあたしは電源を切った...
:08/02/11 22:14
:D903i
:leh8iyCw
#236 [ナオ]
友達はそんな男ほっとけって言う...
強がって
『ほんまもう知らんわ〜電話もかけんし!!』
なんて言ってもせっかく切った電源をONにしまた電話をかける...
友達の前では平然を装って見せるけど今にも泣き出しそうだった...
そして約束の時間は無情にもすぎていった...
また嘘つかれたんだ…
ねぇ健チャン?
今どこで何しているの?あいつと楽しく騒いでるの?
あたしの存在忘れたの?
:08/02/11 22:18
:D903i
:leh8iyCw
#237 [ナオ]
悔しくて悔しくて…
あたしは泣き出した…
友達はずっと肩をさすってくれた。
一人じゃなくて良かった
時間も夜中の2時を回りさすがに次の日仕事だから解散する事に...
暗い部屋に帰って一人また泣いた。
何度かけてもつながらない携帯...
気がおかしくなったあたしはまた自分を傷つける
:08/02/11 22:20
:D903i
:leh8iyCw
#238 [ナオ]
人ってそう簡単には変われないんだ...
健チャンもこの先きっと変わる事はないだろう...
健チャンといてもあたし
―幸せになれない―
何度裏切れば気が済む?何度傷つけタラ気が済む?
出来もしない約束なんていらない。
形だけの信頼なんていらない。
あたしは...
信じ続ければいつか...幸せを生むって信じてた
でも実際は...
どん底に何度も落とされ這い上がれなくなるまで傷つけられただけだった
:08/02/11 22:26
:D903i
:leh8iyCw
#239 [ナオ]
もう嫌だ...
何度そう思っただろう..
でも信じたい
好きだから
あなたが愛しいから
でも結局は同じ事の繰り返しだったんだね...
もういいよね?
あたし楽になりたい
もうあたしを解放して
いろんな気持ちをぶつけたいのに大事な相手がいない。
苛立つ中時間だけがただ過ぎていく...
そして外はすっかり明るくなり朝の6時をすぎた頃あなたは帰ってきたね
:08/02/11 22:31
:D903i
:leh8iyCw
#240 []
書かないのですかぁホ
:08/02/19 14:21
:W42S
:YjySAvA2
#241 [我輩は匿名である]
あなた自分は悲劇のヒーローみたいに書いてるけど、あんたは、それ以上に元カレにひどい事してんだよ
自分勝手に振って元カレと比べたりして被害者ぶってんなよ
:08/02/19 23:52
:SH903i
:Qhq3L8Mc
#242 [ナオ]
名無しさん.
いつもありがとうございます

今別れる危機が訪れたりしてて落ち着いたら書くので待っててください

本当にすいません

匿名さん.
あなたの言うとおり自分勝手に元彼を傷つけてきたのはあの当時は気づかなかったけど今になってすごく分かるし反省もしてます

今自分に起きてる事は自業自得だと思うしそれをふまえて最後完結しようと思ってます...
見てて腹がたつのは分かります...
もし最後まで見て下さるならまた意見お願いします

:08/02/20 00:28
:D903i
:njl9BYtY
#243 [我輩は匿名である]
頑張れよ。キツイ事言ったけど応援してるから
:08/02/20 08:17
:SH903i
:03m2RC3Q
#244 [ナオ]
ぁりがとうございます

今休憩中なので少し更新します

:08/02/20 14:38
:D903i
:njl9BYtY
#245 [ナオ]
いつものパターン...
黙って部屋に入ってきてあたしを見るなり謝る。
そしていつもの台詞。
ナ『別れよ』
健『嫌だ…ごめん…』
ナ『何で嘘ついた?何で電源切るん?』
健『切ってない!!飲み過ぎて居酒屋からカラオケに移動して電波なくていつのまにか寝てた…』
ナ『ずっと5時間も寝てたわけ?』
健『うん…ごめん…』
ナ『電波ないのに気づいた時点で外出るなりして一言そうあたしに言えなかった?』
健『ごめん…』
:08/02/20 14:44
:D903i
:njl9BYtY
#246 [ナオ]
ナ『もーえーよ。別れようやほんま。疲れた』
健『嫌だ…』
話ても拉致あかん...
気づけば時間も昼前になってるし...
ナ『考えさせて』
そう言って仕事あるしあたしは一人用意して家を出た。
いつもなら送ってもらうけど今日は歩いて行く事にした。
でも仕事に行く気になれなくていつもの河原に腰を下ろしただ泣いた...
:08/02/20 14:47
:D903i
:njl9BYtY
#247 [ナオ]
何でいつも裏切られる?何でいつも傷つく?
もう何も信じれない...
どうやったらうまくいくんだろう...
友達のこーチンに相談した.それで一言一番考えさせられた言葉…
『どうしたらいいか考えてるうちはまだ別れたくないんじゃないかな?』
確かに…
口では別れるって言うけどどんなに傷ついても側にいたいのは事実。
ただ健チャンが変わるかあたしが我慢するか。
でもあたしは我慢出来ないから今こうなってる…
けどこのままじゃ何も変わらないよね...
あたしも変わる努力しなくちゃ...
:08/02/20 14:51
:D903i
:njl9BYtY
#248 [ナオ]
結局その日はシフトに入ったものの早退した。
あたしの体に異変が起きたのはその頃かな?
―血尿―
ビックリした...
医学の本で原因を調べたらいろんな理由はあったけどたいてい
―ストレス―
って書かれてた。
健チャンにこの事話したら自分のせいだってすごく落ち込んでたね...
うん。
おまえのせいやわ。
:08/02/20 14:55
:D903i
:njl9BYtY
#249 [ナオ]
健チャンもあれからあたしを大事にしてくれた。
あたしだけを見てくれてた。
幸せだった―
あたしの部長やこーチンとかに散々説教されて落ち込んでたね(笑)
でもね...
落ち込む時でさえあたしは嬉しかった。
だってその時健チャンの頭の中はあたしでいっぱいでしょ?
どんな時でもあたしで埋めつくしてほしい。
あたしって悪魔かな?
:08/02/20 14:58
:D903i
:njl9BYtY
#250 [ナオ]
それから健チャンは1月で今の仕事を辞めた。
体がキツイから―
でもあたしは嬉しかった
だってあいつと職場が違えば嫉妬する事もなくなるって思ってたから...
でもそんなの関係なかったよね。
あなたはまたあたしを裏切るんだもんね。
そんなにあいつが好き?そんなにあいつが大事?
あたしって何?
あたしが健チャンの彼女だよね?
胸はって言っていんだよね?
:08/02/20 15:01
:D903i
:njl9BYtY
#251 [ナオ]
新しい仕事も決まり新たな生活が始まった。
健チャンは営業の仕事についた。
朝は早く夜は遅い。
帰る時間も決まってなくて確実に2人の時間は減っていったね…
それでもあたしは今でも一緒にいれる事が幸せだったよ?
別れなくて良かったって思ってた。
あれから何もなかったし
いや正確に言えばあたしが何も知らなかっただけだよね…
:08/02/20 15:04
:D903i
:njl9BYtY
#252 [ナオ]
健チャンのメモリーに登録されてる人であたしも何故か登録してた。
でもね?
番号が2人とも一致しないのおかしくない?
それに何故か胸騒ぎがしたんだ…
健チャンに何であたしが登録してる番号と健チャン登録してる番号が違うのって聞いたら...
携帯最近変えたやって。
そう言ったよね?
それでも信じれないあたしは...
ならその番号にかけて女が出たら嘘って事だよね
って言った。
:08/02/20 15:07
:D903i
:njl9BYtY
#253 [ナオ]
『そんな疑うんならかければ!!何で信じてくれんのん…』
って落ち込んでたね。
それは演技だったんだ。
あたしは疑いつつもまんまとだまされた。
あの時ほんまにかけてればあんな事にはならなかったのかな?
あんたってつくづく酷いね...
騙されてるあたしを見て心の中では笑ってた?
あたしと離れたくないって言いながら何やってんの?
健チャンが何をしたいのか全くわからないよ...
そして数週間後...
最悪の事件が起きた。
:08/02/20 15:10
:D903i
:njl9BYtY
#254 [ナオ]
すいません

まだ気持ちの整理が出来てなくて一旦書くのを今日はここまでにします

また明日書きます...
本当にすいません

:08/02/20 15:11
:D903i
:njl9BYtY
#255 []
ナオさんのペースでゆっくり頑張って下さい~
それまで、待ってます
:08/02/21 09:07
:W42S
:izh7zz.Q
#256 [ナオ]
ありがとうございます

いつも名無しサンの言葉に救われてます

また夜書きます

:08/02/21 14:58
:D903i
:u5jdqaDQ
#257 [我輩は匿名である]
:08/02/21 16:46
:N601i
:LBjvyLIY
#258 [ナオ]
我輩サン.
ありがとうございます

また夜書きますね

:08/02/21 16:51
:D903i
:u5jdqaDQ
#259 [ゆい]
ずっと応援してます

書くの辛いと思うけど、最後までずっと見守ってます


:08/02/21 17:31
:F904i
:LmQC8D8.
#260 [ナオ]
ゆいサン.
ありがとうございます

見にくかったり意見などあれば教えて下さい

:08/02/21 18:10
:D903i
:u5jdqaDQ
#261 [ナオ]
その日はちょうど健チャンの前の職場の皆でお好み焼きをすることになってた。
あたしも誘ってくれてカナの3人で向かうことにした。
あたしが健チャンに
『あいつ来るかな?』
って聞いたら
『どんなかなぁ』
って答えたよね?
本当は来ること知ってたくせに。
正直二人が話すとこ見たくもないしあたしは内心不安で仕方なかった。
:08/02/22 00:40
:D903i
:wiD9O0Lw
#262 [ナオ]
待ち合わせ場所に行くと何人かもう集まってた。
最初はあいつもいないし来ないのかなって思ってた。
でも違う子から
『○○チャンも来る』
て聞いた時?だった
あたしが○○って?
て聞いたらあいつだった
待って...
健チャンあたしにはあいつの名前違う風にゆってたよ?
意味分からない。
何であいつの名前まで今まで嘘つく必要があるのか全くわからなかった。
健チャンは何食わぬ顔してたけどあたしは一気に機嫌が悪くなった。
:08/02/22 00:43
:D903i
:wiD9O0Lw
#263 [ナオ]
名前を嘘つかれた事.
あいつが来る事.
頭の中はパニック状態だった...
でも場の空気悪く出来ないしあたしは平然を装ったけど今にも泣きだしそうだった。
たまらず部屋を出て声を殺して外で一人泣いた。
健チャンの様子がおかしい
ふいに一人コーヒーを買いに出たりしてた。
怪しいと思い2回目はあたしもついて出た。
:08/02/22 00:46
:D903i
:wiD9O0Lw
#264 [ナオ]
なのに健チャンは
『やっぱめんどくさいし買うの止める』
ってすぐ戻ったよね。
もう意味分からない行動に泣きそうになる...
結局夜中の3時になってもあいつは来なかった。
明日も仕事だからあたしと健チャンは先にカナをおいて帰る事にした...
車まで行った時。
『煙草忘れた』
そう言ってまたお店に戻ったよね?
あたしは一人車で待ってた。
:08/02/22 00:48
:D903i
:wiD9O0Lw
#265 [ナオ]
健チャンが戻って来てそのまま車を走らせた。
あたしはもちろん苛立ちから無言だった…
でも健チャンはあたしが元気なかったとかいろいろ言ってきたね。
誰のせいでこうなってると思ってるの?
あたしだって楽しみたかった。
でもそんな気になれる訳がない。
駐車場に着きあたしは話し出した...
:08/02/22 00:51
:D903i
:wiD9O0Lw
#266 [ナオ]
ナ『何で名前嘘ついてたん?』
健『ごめん…』
ナ『んま意味分からんなぁ自分』
健『あの時言っても信じてくれないかなって』
ナ『は?いやいや普通に前登録してた土井チャンって名前がそうならそうって言えや』
健『ごめん…』
ナ『ほんまもうだるいわ。つか先部屋あがって。一人で考えたいけ』
健『嫌だ…』
ナ『いや、嫌だとか意味分からん。邪魔やけ上がれって』
:08/02/22 00:54
:D903i
:wiD9O0Lw
#267 [ナオ]
健『嫌だ』
ナ『どうやったら上がってくれるん?』
健『ナオが上がれば』
ナ『うちは一人になりたいん!!言ってる意味分かる?おめーだって機嫌悪い時にほっとけゆうやろ?それと一緒やて』
こんな言い合いを20分くらい続けた...
結局部屋に上がらない健チャンにしびれを切らしあたしは一緒に部屋にあがる事にした。
:08/02/22 00:56
:D903i
:wiD9O0Lw
#268 [ナオ]
一緒にお風呂になんか入る気にもなれずあたしは一人部屋で考えてた。
てかもう絶対なんかあるよね...
風呂から上がった健チャンにあたしは怒りをぶつけた。
でもごめんの一点張り。
ナ『てかもう正直ゆうてな。もうわかってるから…次は誰の名前であいつの番号登録しとん?』
健『………』
ナ『言わないと別れるよ?』
健『………○○』
バンッ――
:08/02/22 00:59
:D903i
:wiD9O0Lw
#269 [ナオ]
ナ『ほんまええ加減にしてや!!意味分からんな自分。前削除したのに何しとん?ほんまもう限界やわ。別れて』
健『嫌だ……』
ナ『嫌ならこんな事するなや!!何回裏切ったら気が済むん!?』
健『………』
ナ『なぁなんか喋れや』
健『………』
ナ『てか何で消したのにまた登録しとん?』
健『あれからまたかかってきたから……』
ナ『は?で何でまた登録する必要あるん?てか今からあいつに電話して』
:08/02/22 01:03
:D903i
:wiD9O0Lw
#270 [ナオ]
健『電話してどうするん?』
ナ『かけてくるな言え』
あたしは嘘の名前で登録されてたあいつに電話をかけ健チャンの耳元に電話をあてた。
○『もしー?』
テンションの高い声。
健『…………』
○『もしもしー?』
健『…………』
○『おーい?』
健『…………』
ガチャッ―
あたしは電話を切った…
:08/02/22 01:06
:D903i
:wiD9O0Lw
#271 [ナオ]
バシッ―
ナ『何でなんも言わんの?そんなにあいつ切りたくないん?ならハッキリどっちか選べや!!』
あたしは指輪をはずし健チャンの携帯と指輪を並べあたしかあいつか選べって叫んだ...
でもいくら待っても選ぼうとしない健チャンが本当にむかついた。
ナ『なぁ別れる?』
健『嫌だ…』
ナ『嫌ならさっさうち選んであいつに電話してや!!あたしはあいつと切らんと健チャンとはつき合えないから!!』
健『…………』
:08/02/22 01:09
:D903i
:wiD9O0Lw
#272 [ナオ]
もう限界...
もうどうでもいい...
てかもう死にたい...
あたしは部屋を飛び出し台所から包丁を持ってきた…
刃先を自分のお腹にむけナ『選ばないなら死ぬよ?』
自分でも何やってんのかわからなかった…
必死に健チャンがあたしから包丁を奪おうとする。
力には勝てなくてあっさり奪いとられあたしから包丁を遠ざけた...
:08/02/22 01:12
:D903i
:wiD9O0Lw
#273 [ナオ]
ナ『離して!!』
健『ほんまやめって!!』
包丁が無理なら...
あたしはハサミを取り刺そうとした...
でまた奪われる
こっから記憶があまりないけどこんなにヒステリックを起こすのはこれで2度めだった…
健チャンに両腕をつかまれ身動きが出来なくなって少し冷静になった
:08/02/22 01:15
:D903i
:wiD9O0Lw
#274 [ナオ]
でもね?
こんな状況にも関わらず涙は一粒も流れなかった
もうあたしが限界だったのかな...
ナ『なぁ別れよ?選んだけど言いずらいよな?だからあたしから言ってあげる…』
健『……何でおればっか友達きられなきゃおえんの!?』
逆切れですか…
:08/02/22 01:17
:D903i
:wiD9O0Lw
#275 [ナオ]
ナ『うちがいつ他に誰かキレゆうた?こいつだけやろ?何でこいつがそんな必要な訳?』
健『相談とか聞いてもらったりしてた…』
ナ『なら男友達にしたらえんやないん?』
健『女じゃないと分からない事とかあるが』
ナ『ならカナにしろや?あいつも女やろ?』
健『………』
:08/02/22 01:19
:D903i
:wiD9O0Lw
#276 [ナオ]
健『分かった…電話するわ!!なんて言えばえん』
ナ『電話するな』
健『………』
中々電話をかけない健チャンに再び切れた...
ナ『はよしろや!!』
健『………』
ナ『ほんまにうち選ぶんやな?』
健『うん』
ナ『携帯貸して。』
健『何で?』
ナ『あんたがせんのんやったらうちかけるわ』
:08/02/22 01:22
:D903i
:wiD9O0Lw
#277 [ナオ]
あたしは健チャンから携帯を奪い部屋を出ようとした。
健『ここで話てや』
ナ『は?女同士の話やから聞く必要ないわ』
そう言ってあたしは部屋を出て車に乗った。
怒りのあまり体がふるえていたのを覚えてる。
こんなんしたことないのに緊張とか全くなかった
ただただこの怒りを早くあいつにぶつけたかった
:08/02/22 01:25
:D903i
:wiD9O0Lw
#278 [ナオ]
そしてあたしは迷わず電話をかけた...
○『もしー?』
ナ『あっもしもし?健チャンの彼女なんやけど今周りに誰かおる?』
○『え?うん…』
ナ『悪いんゃけどちょい外出てくれん?話たい事あるんよ』
○『分かりました!!ちょっと待って下さいね…………いいですよ』
ナ『いきなりごめんな!てか前健チャンに電話かけんでって言われた?』
○『あー言われた』
ナ『なのにかけてきてるよな?何でなん?』
○『用事とかで…』
ナ『かけるな言われたのにかける必要あるん?』
○『悪いかなって思ったけど急用とかで』
以外に冷静にお互い話、こっからが本番...
:08/02/22 01:30
:D903i
:wiD9O0Lw
#279 [ナオ]
健チャンの立場もあるしあたしは下手に話を進める事にした。
そして今まで健チャンが○○の番号を内緒で登録してた事など話した。
ナ『て訳なんよ…だから○○チャンは悪くないかもしれんけどうちと健チャンの中では連絡とったら浮気ってなってるんな?だからこれからも電話とかせんでほしい』
○『そっか〜でも竹君ほんま彼女さんの事大事に思ってるで?よく自慢話されるしな(笑)ほんまうちと竹君はそんなん違うし安心して!!』
ナ『うん…』
:08/02/24 14:19
:D903i
:OoPB809s
#280 [ナオ]
○『実際自分の目でうちらの会話とか見たら分かるけん!!また皆で飲んだりする時はおいで?てか今までも竹君に連れておいでってようたんやけどね!!』
ナ『そうなん??そんなん言われた事ないわ』
○『ほんま?なら次からはおいでなー電話もせんようにするから』
ナ『分かった!!なんかごめんな…ありがと』
○『いいよいいよ!!早く仲直りしなよ?』
ナ『うん。また何かあったら電話してい?』
○『いいよー』
そう言って少し話して電話を切った。
:08/02/24 14:23
:D903i
:OoPB809s
#281 [ナオ]
結局最悪の状況ではない事は分かった。
ただ健チャンの空回り...
なんだか直接あいつと話をしたらスッキリした。
部屋に戻ると健チャンは下を向き座っていた。
ナ『終わったよ』
健『うん…』
ナ『何話したか気になる ?』
健『うん』
ナ『別に喧嘩にはなって ないから安心して。 普通に話したし、二 人がそんな関係じゃ ないのは分かったか ら…でも!!もう登録 はしないで』
健『分かった』
:08/02/24 20:18
:D903i
:OoPB809s
#282 [ナオ]
ナ『もう裏切らないって約束出来る?』
健『絶対する!!』
ナ『でもあたしは二人の言ったこと100%信じた訳じゃないから。』
健『うん…』
ナ『あたしも浮気でもするかなーいつも一人傷ついてばっかやし、あたしが1回浮気しても健チャンが今まであたしにしてきた事に比べたらたいした事ないやろ?』
健『嫌だ…』
ナ『知らんし。自業自得やろ』
健『嫌だ…ごめん』
ナ『許す気ないしな』
健『………』
:08/02/24 20:21
:D903i
:OoPB809s
#283 [ナオ]
健『これからはナオを大切にするし信じてもらえるように頑張るから』
ナ『期待してないから』
時間は朝の6時くらいだった。
1時間も寝れないけどお互い何も話さず布団に入った。
いつもなら朝食の支度をして健チャンを起こすのだがこの日は動く気がしなかった。
一人起きて支度する健ちゃん...
苛立ちはまだ収まらない
でも…
いってらっしゃいのチュウをあたしから迫った。
:08/02/24 20:26
:D903i
:OoPB809s
#284 [ナオ]
何でかな...
むかつくはずなのに
許せないはずなのに
健チャンに触れたくなる...
素直じゃないあたしなりの精一杯の態度で
ナ『チュウは?』
って冷たく言う。
健チャンはすごく嬉しそうに優しくキスしてくれた。
ナ『いってらっしゃい』
健『いってきます』
:08/02/24 20:29
:D903i
:OoPB809s
#285 [ナオ]
一人になってカナに電話をした。
カ『もしもーし』
ナ『昨日カナ○○に会った?』
カ『結局あたしも4時くらいに帰ったけど来なかったよ』
ナ『そかー』
カ『てか気にしたらだめだよ?昨日ナオチャン達が出た後に1回竹チャンだけ戻ってきたが…その時に意味深な事言ってた』
ナ『何よったん?』
カ『うーん…なんか○○チャンに今日待っててって言われてたけど待っても来ないから先帰るって伝えてって言ってた…』
:08/02/24 20:34
:D903i
:OoPB809s
#286 [ナオ]
ナ『は?て事は昨日も電話してたって事?』
カ『多分…そうじゃないとそんな事言わないと思う…』
ナ『意味分からんわ。ちょーもう1回○○に電話して聞くわ』
カ『あんま考えすぎないようにね…』
ナ『ありがと!!またなんかあったら言うな』
カ『了解!!』
電話を切った後再び怒りがこみ上げてきた。
てか何が待っててな!!
んま腹立つ!!
あたしは再び電話をかけた...
:08/02/24 20:37
:D903i
:OoPB809s
#287 [ナオ]
○『はーい』
ナ『何回もごめんな』
○『いーよ!どした?』
ナ『てか昨日健チャンに電話したよな?待っててとかゆうたらしいな』
○『あー言った!!久々に会えるの楽しみやったけん』
ナ『何で?』
○『深い意味はないよ!!ほんま竹君はお兄ちゃんみたいな感じやし心配するような事はほんまないから』
だったら心配さすような行動とんなや...
ナ『んーてかないろいろ教えてほしんやけど今まで一緒に皆で遊んだんって何回くらいある?』
○『忘年会に新年会とあと焼き肉行ったり!!それは全部聞いてるよね』
ナ『焼き肉?聞いてない…他には?』
:08/02/24 20:41
:D903i
:OoPB809s
#288 [ナオ]
○『ないなー忘年会の時に家まで送ったかな』
ナ『は?そうなん?あいつうちには拓チャンに送ってもらったってようたし…』
○『そうなん?』
ナ『それは二人きり?』○『違うで!!他にも乗ってたよ』
ナ『あーほんま腹たつは…今な別れようか迷ってるんよ…』
○『何でよ?別れたら後悔するやろ?あたしのせいで今そうなってるならほんま誤解やから竹君は昨日もいったけどうちから見ても彼女さんオンリーやもん』
:08/02/24 20:44
:D903i
:OoPB809s
#289 [ナオ]
ナ『自信ないしな』
○『自信持ちやって』
ナ『うーん…』
この後はいつのまにか励まされてた...笑
電話を切った後考えた。
話してみたらいい子やって分かったけど一言謝ってほしかったけどそれはなかった。
でも素直に信じる事は出来ないのは確か。
健チャンが他にもいくつも嘘をついてた事がわかりさらに怒りがこみ上げてくる...
:08/02/24 20:48
:D903i
:OoPB809s
#290 [ナオ]
なんかもう疲れた...
信頼関係って絶対大事だよね?
でも今のあたしには健チャンの言ってる事や行動、全てが信じれない。
この先もあたしはきっと疑い続けて生きてくんだろうなって思うと…
怖い。
逆にあたしに疑われる毎日でいつかは健チャンもそれが嫌になる時がくると思う。
その時は終わりだろうなって考えてしまう。
健チャンは信じてもらえるように頑張るって言ったよね?
でも今までもそう言って裏切ってきた。
だからまたきっと…
あっ―
すでに信じる事なんて出来ない状態なんだ…
:08/02/24 20:53
:D903i
:OoPB809s
#291 [ナオ]
少なくてもヒサシとつきあってた時はヒサシがあたしの事を信じ続けてくれたからうまくいってたんだよね…
あたしはそんなに強くなれない…
改めてヒサシのすごさが分かる。
今健チャンがしてる事はあたしがヒサシにしてきた事に比べたら可愛いもんなんだよね...
罰があたったんだ。
ヒサシはもっと辛かったんだよね...
謝っても一生償いきれない傷をつけた。
:08/02/24 20:58
:D903i
:OoPB809s
#292 [ナオ]
自然と涙がこみ上げる…
今の状態が辛いからじゃない。
ヒサシに対しての申し訳なさから...
一度人を傷つけた人間はそう簡単に幸せにはなれないのかな…
こんな事で健チャンと別れたらヒサシに申し訳ないよ.
ヒサシはあんなに傷つけられたのにこんなあたしに【幸せになってな】
そう言って背中押してくれたんだもんね…
:08/02/24 21:03
:D903i
:OoPB809s
#293 [ナオ]
それを簡単に無駄にはしたくない。
ごめんねヒサシ..
あたしは相変わらず今でもダメな人間だよ...
もう一度頑張るから。
だって約束したよね?
お互い幸せになろって。
あたし健チャンと向き合って幸せになるから…
:08/02/24 21:06
:D903i
:OoPB809s
#294 []
いつも見ているので頑張って下さい~
応援しています
:08/02/26 23:57
:W42S
:Xfmg.hMY
#295 [愛]
愛の元彼と被りすぎてて、すごく共感できました
もう嘘つく人はなおらんし、愛は耐えれんくて別れたけど。。
何回裏切られても大好きやったから未練たらたらです。。
主頑張ってください
自分を大切にしてね
:08/02/28 08:30
:SH903iTV
:0522uH.Y
#296 [ナオ]
名無しサン.
ほんまいつもいつもぁりがとうございます

嬉しいです


愛さん.
コメありがとぅございます


共感してくれる方がいて嬉しい?です

愛サンは別れた事を後悔してますか?
少しですが更新します

:08/02/28 19:27
:D903i
:5ZUrRP4o
#297 [ナオ]
ヒサシは今幸せですか?
今の彼女をあたしの時のように大事にしる?
ヒサシならきっと幸せにしてあげてるよね.
きっとこの先ヒサシ以上に思いやる気持ちがある人は現れないと思う...
ヒサシ以外の人と付き合って初めて気づいた。
どれたけ愛されてたか.
こんなあたしを好きになってくれてありがと...
どおか幸せになって
離れてても願ってるカラ…
:08/02/28 19:36
:D903i
:5ZUrRP4o
#298 [ナオ]
友達に言われた。
嘘をつく人はなおらないって。
確かに健チャンは毎度毎度嘘ばかりだ...
そんな健チャンを信用するのはもちろん不可能。
でも一緒にいる以上はもう裏切らないって言葉を信じるしかない。
信じてまた裏切られたら?そう思うだけで不安が襲ってくる...
:08/02/28 19:43
:D903i
:5ZUrRP4o
#299 [ナオ]
毎日不安の中で生きてる
携帯チェックはしない日がない。
もう癖になってる...
見ても満足する訳じゃない。
また着歴を消してたら…
それしか思えない。
健チャンを信じれる日なんか来るのかな。
健チャンは信じてもらえるように頑張るって言ってたよね?
:08/02/28 19:50
:D903i
:5ZUrRP4o
#300 [ナオ]
あたしからしたら何を頑張るのか分からない。
別に普通に生きてくれてたら嘘つかないよね?
嘘つかないように頑張るとか...
何だろ…
価値観の違い?
なんかな…
うちからしたら当たり前の事やし頑張るまでもないやろって思う…
健チャン早く結婚して子供欲しいねって言うけど..
信じれるようになるまで待ってね。
あたしだって幸せな家庭を作りたい。
健チャンの子供がほしいよ?年も年やしね...
もう23才になるもん..
これが健チャンに与える最後のチャンスだから...
:08/02/28 20:00
:D903i
:5ZUrRP4o
#301 [ナオ]
訂正
23才×
22才です


:08/02/28 20:26
:D903i
:5ZUrRP4o
#302 [かなや(´σ3`)CHU☆彡]
かなや
:08/02/28 22:06
:W41SH
:vE54LuMA
#303 [ナオ]
かなやさん.
よく分からないケドありがと


:08/02/28 22:14
:D903i
:5ZUrRP4o
#304 [ナオ]
最近よく思う事がある。
あたしばかり傷ついて健チャンは傷つく辛さを知らない...
なら分からせてやりたい!!
傷ついて初めて分かる事もあると思う...
少なくともあたしは自分が傷ついてヒサシの辛さが分かったから…
仕事中に若いお客さんから番号を聞かれた時、
何度教えてしまおうかと思ったか…
:08/02/29 20:22
:D903i
:xtiqXE6o
#305 [ナオ]
でもやっぱ出来ない..
昔のあたしなら簡単に教えてたのに…
自分が傷つく辛さを知った以上、健チャンに同じ苦しみをさせたくないって思ってしまう...
言ってる事が矛盾してるのは分かる。
出来るものなら傷つかずに気づいてほしい。
あたしって甘いのかな…友達は浮気してやれとか遊べとか言ってくれる。
でも…
健チャン以外の人と遊んだってちっとも楽しくないと思う
認めたくないけどそれだけ健チャンしか見えてないしすごく愛してるから…
:08/02/29 20:28
:D903i
:xtiqXE6o
#306 []
大丈夫ですかぁ
私生活でも無理しないで下さいね~~
:08/03/03 22:18
:W42S
:54e0X5DI
#307 [ナオ]
名無しサン.
ありがとうございます

今から更新します

でもね…
あなたを信じたあたしがバカだった…
何でかな...
幸せを感じれる時なんてない。
辛い事ばかり...
あたしの幸せは1ヶ月も続かないって定めなんだ
:08/03/05 21:38
:D903i
:5mvaCPms
#308 [ナオ]
ある日.
あたしは仕事を終え家に帰った。
もちろん健チャンはまだ帰ってなかった。
でもある事に気づいた…
おかしい。
あきらかにあたしが家を出た後から物が動いている。はじめは泥棒!?
って思ったけどお金を取られた様子もない...
となると…
健チャンしかいない。
とりあえず帰りを待つ事にした。
夜になり仕事を終えた健チャンが帰宅した。
:08/03/05 21:41
:D903i
:5mvaCPms
#309 [ナオ]
健『ただいま〜あ〜今日も疲れたぁ〜』
毎日そう言って家のドアを開けて入る。
ナ『お帰り。てか今日家に帰った?』
健『は?帰ってない』
ナ『ほんまに?なんかキッチンの物があきらかに動いてるんだけど』
健『…あっ今日1回湯を沸かしに帰ったわ』
ナ『何でまた湯?』
健『先輩が車の調子悪いから湯を貸してって言われたから』
ナ『そうなん。でも普通帰ったなら帰った事忘れなくない?』
健『一瞬だったけ忘れとっただけやって』
:08/03/05 21:44
:D903i
:5mvaCPms
#310 [ナオ]
あからさまに怪しい。
湯くらいコンビニにもあるしわざわざ帰るか?
話がまったくかみ合わない。
ナ『…てか仕事ほんまいきょん?』
健『行っとるし!!子供じゃないんやから』
ナ『ならいいけど…』
何でかな...
あたしが嫌な予感がした時って必ず当たる...
この後健チャンは今日契約がとれたってあたしの機嫌をとろうと言ってきた。
でもあたしは胸騒ぎがして素直に喜んであげられなかった...
むしろそれでよかったんだよね...
:08/03/05 21:47
:D903i
:5mvaCPms
#311 [ナオ]
それからも健チャンは毎日朝早くから夜遅くまで仕事を頑張っていた…
らしい。
毎日疲れたの一点張りであたしの事かまってくれなかった。
仕事頑張ってるし仕方ないなって何度も泣きながら自分をおさえてた...
喧嘩になる事だってたくさんあった。
いつも結局あたしが我が儘扱いされてたね...
ほんまに仕事してたんならあたしが悪いって思ってた。
でも...
あたし見ちゃったんだ..
:08/03/05 21:50
:D903i
:5mvaCPms
#312 [
]
最初から読んでます

気になる

:08/03/09 17:29
:F904i
:3Xx0mZd6
#313 [ナオ]

サン.
コメぁりがとうござぃます

少しですが更新します

:08/03/09 22:10
:D903i
:lRvYyAWE
#314 [ナオ]
あの日はあたしがたまたま仕事が休みだった.
健チャンを朝いつも通り送り届け久しぶりにお姉ちゃんとご飯を食べに行ったりしてた。
久しぶりに小さい甥っ子達に会ってたくさん元気もらえた...
この日もいつも通り健チャンと連絡をとってた。

な『忙しい


今日はどこに営業行ってるん

』

健『ぼちぼちやなぁ

今日は○○やで

』

な『そか

うちだけ遊んでごめんな

』

健『気にするな

ほなまた連絡するな

』
こんなやりとりをした。
:08/03/09 22:14
:D903i
:lRvYyAWE
#315 [ナオ]
あたしもたまにの息抜きに楽しんだ。
時間も7時くらいになりお姉ちゃんfamilyに家まで送ってもらった。
その帰り道...
旦那が異変に気づいた…旦『なぁあれナオチャンの車よな?』
健チャンがこの仕事を始めてから車を健チャンに使わせていた。
あたしはチャリ通(笑)
あたし達の前を走る車に一瞬目を疑った…
もろうちの車やん!!
何で?
○○にいるんじゃないの!?終わるにしては早すぎる!!
あたしはすぐに健チャンに電話をかけた。
:08/03/09 22:19
:D903i
:lRvYyAWE
#316 [ナオ]
普段なら終わったら必ず連絡してくる。
もしかして早く終わった後にあいつのとこにいくつもり!?
いろんな妄想の中呼び出し音が耳元に響く...
車内は沈黙。
幼い子供2人も空気を察したのか黙っている。
プルルル―
フロント越しに健チャンが携帯を取る様子が見えた
健『もしもし?』
ナ『お疲れー今電話大丈夫?』
健『いいで!どした?』
ナ『今日って現場○○よなぁ?今どこにおる?』
健『まだ○○におるよ』
はい。
嘘ついた。
:08/03/09 23:05
:D903i
:lRvYyAWE
#317 [ナオ]
○○はここから約30分はかかる場所。
また嘘つくんだ...
怒りが一気に押し上げてくるのが分かる。
今まで冷静に話してたあたしだがキレタ(笑)
ナ『ほんなー今うちらの前を走ってる車は誰なんかなぁ?』
健『は!?』
ナ『今あんたの後ろ走りょんやけど?』
健『……今事務所に行ってて今から○○に向かうんよ……』
ナ『ふーん、なら何でさっき○○におるってゆったん?』
健『聞き間違えた…』
ナ『意味分からんわ!!しかも自分あきらかに○○に行く方向に走ってなかったよなぁ?まぁええわ。とりあえずこの先のミスドに入れや』
健『信じてくれんの?』
ガチャッ―
電話を一方的に切った…
:08/03/09 23:11
:D903i
:lRvYyAWE
#318 [ナオ]
車内は相変わらず重たい空気。
幼い子供はあたしのキレ具合に泣きそうになってた...
なのに
『ねーね大丈夫?健たん悪いんしたん?さながめっしたげゆわ』
って言って慰めてくれてた...
あたしは
『ごめんね…』って泣きながら抱きしめた。
これから起こる現実から逃げ出したくなる...
そして車はミスドの駐車場へと入った。
:08/03/09 23:17
:D903i
:lRvYyAWE
#319 [ナオ]
あたしの頭の中はもうぐちゃぐちゃだった。
でももしかしたら本当に仕事で今から現場に向かう途中だったのかもしれない...
最後の最後まであたしは信じたかった。
皆にお礼を言い車を降り自分の車に乗り込んだ。
気まずい。
でも黙っててもどうしようもないし...
とりあえず口を開いた。
:08/03/10 00:20
:D903i
:JZq4A17Q
#320 [ナオ]
ナ『今から○○行くんよな?』
健『うん…先輩達と待ち合わせしてる…』
ナ『ほんまぁ。ならうちも行くわ。自分の目で見なきゃ納得できない』
健『ばれたら怒られるが』
ナ『まぁそん時はそん時やろ。いいから早く向かおうや』
健『…うん』
待ち合わせ場所とやらに向かう途中、車内は沈黙だった。
あたしって本当につくづき健チャンの事信じれなくなってるんだな...
:08/03/10 00:25
:D903i
:JZq4A17Q
#321 [ナオ]
車は走り続ける...
どうか…
健チャンが言った言葉に嘘がありませんように
もう裏切られたくない。傷つきたくない。
でもそんな願いも虚しく車は待ち合わせ場所とやらを通過した。
ナ『もういいよ…とりあえずどっかわき道に車止めろ』
街灯もなく真っ暗な中、車は静かに停車した...
:08/03/10 00:29
:D903i
:JZq4A17Q
#322 [ナオ]
ナ『覚悟は出来てるんよな?正直に話せや』
健『………』
ナ『黙ってても意味ないやろ!!はよ話せや』
車内にあたし怒鳴り声が響く―
健『………ほんまは仕事クビになってた……』
ナ『は!?意味分からん!!いつから!?』
健『4日目でクビになった……』
:08/03/10 00:32
:D903i
:JZq4A17Q
#323 [ナオ]
頭の中が真っ白になった
4日目って...
健チャンがこの仕事を始めたのは約1ヶ月とちょっと前くらいから。
って事は??
ナ『てか1ヶ月丸々何しょったん!?ならこの1ヶ月間あんたうちに嘘ついてたの!?毎日仕事行くふりして騙してたん!?』
健『……ごめんなさい…でも次の仕事は探したりしてた……』
ナ『毎日ならどこにいたん?1ヶ月も…』
健『駐車場で寝たり…』
:08/03/10 00:38
:D903i
:JZq4A17Q
#324 [ナオ]
呆れた...
もうこいつに何の魅力も感じない...
ナ『最悪やな自分。でもらえると思ってた給料はどうするつもりなん?うちだけの給料じゃやっていける訳ないやん!!』
健『日払いとかで探す…』
ナ『いやいや。だったら1ヶ月も時間あったんやから探すやなくてそうしとけや。そもそも自分1人の生活やないんで?何でもっと早くに言わなかったん!?』
健『怒られると思ったから…』
はい?
あんた何歳なん?
:08/03/10 00:41
:D903i
:JZq4A17Q
#325 [ナオ]
ナ『情けないなほんま。嘘を隠し続ける事の方が悪いって分からん?子供じゃないんやからそんな理由通じない。そりゃクビになってもまだ次の仕事探して決めてたならいいよ?あんた何もしてないやん!!』
健『…ごめんなさい』
ナ『で。どうすん?』
健『仕事探す!!』
ナ『いや、そうじゃなくて…別れようや』
健『…一緒にいたい』
ナ『こんなんで俺についてこいとか言えるん?こんなんでうち幸せになれるん?もうたいがいあんたの嘘には愛想つきたわ!!』
:08/03/10 00:46
:D903i
:JZq4A17Q
#326 [ナオ]
健『……ごめん…』
ナ『まじええ加減にしてや。何回裏切れば気が済むん!?』
健『もう裏切らない…』ナ『そう言って毎回嘘ついて裏切るやん。もうほんま信じれない。』
健『………』
ナ『黙ってるんやったらうち明日も仕事やしとりあえず家の方面向かってや。時間遅くなるし』
健チャンはエンジンをかけ車は走り出した。
:08/03/10 00:51
:D903i
:JZq4A17Q
#327 [
Lip
]
ホントにいろいろあったんですね


ナオさん

ヒサシさんに戻ってほしい


更新待ってます

:08/03/11 01:40
:SH902iS
:L6L.yTvY
#328 [名古屋嬢]
今日一気に読んだ
分かりやすい
気持ち分かる
けどゥチ浮気しまくりで彼氏2人ぉるけど1人ゎ3年半でもぅ1人ゎ半年なんだけど浮気とかってバレんょ
最低だけどもぅ治らんのだが

だから彼氏とかの浮気現場とか探ってみぃー
絶対怪しいにぃ


ただきづつかないで

男ゎいくらでもぉる

探りなぁ
まぁうちが言ぇる事ぢゃなぃけど
頑張って幸せになりん

:08/03/13 03:17
:P905i
:tyrB.7cA
#329 [ナオ]
Lipさん.
コメありがとぅございます


ほんまいろぃろありました

リアルに現在進行系なので先の事はまだ分からないケドこれからも見守っててください

名古屋嬢さん.
コメぁりがとうございます


今のぅちにはグサッと刺さる意見でした

ワラ
まぁ浮気は本当のとこは分からないケドしてないって言い切る彼を信じてみます

これでまた浮気発覚した時は...殺します

ワラ
頑張って幸せになれるように今後も暖かく見守ってて下さい

:08/03/13 18:14
:D903i
:/pbgdjY.
#330 [ナオ]
車内はもちろん沈黙...
あたしの鼻をすする音だけが響いてた。
頭の中で整理しようとしても出来ない...
でも正直浮気とかじゃなくて良かったって思う自分がいる...
実際は1ヶ月の間に浮気してたかどうか分からないけど…してないって言い切る彼を信じたかった
じゃないとあたし...
壊れてしまう。
:08/03/13 18:19
:D903i
:/pbgdjY.
#331 [ナオ]
もう誰もがそんな奴別れた方がいいって言うと思う..
でも好きになったら負けなんだ。
何されても離れられない。
あたしは完璧に健チャンに依存してる…
恋人同士に必要なのはもちろん愛。
でもあたしは愛と同じくらい信頼関係は必要だと思う。
なのに何度も裏切られあたしの中では信用なんて言葉はもう存在しなかった...
なのに離れられないあたしはどうしたらいんだろう...
そんな事を考えながら車は家に着いた。
:08/03/13 18:24
:D903i
:/pbgdjY.
#332 [ナオ]
でもあたしは一緒に部屋にあがる気にはなれないから『一人で考えたい』そう言い残し健チャンを置いて一人車を走らせた..でも…考えても答えは見つからない。
親友のこーちんに電話をかけた。
こーちんもあたしと似たように男運の悪さに悩んでた...
訳を話、こーちんは言ってくれた。
こ『分かるわその気持ち…どうしようもない奴って分かってても、どんなに傷つけられても好きになったら負け。離れられないのはなーちん自身が分かってるやろ?でもな、傷つく覚悟の上で付き合ってても辛いだけやで?健チャンはきっとこの先も変わらないと思う。でも信じたいんよな?信じる気持ちがある限りそばにいたら?信じる気もなくなった時は離れなきゃだめな時やで?』
:08/03/13 23:39
:D903i
:/pbgdjY.
#333 [
]
:08/03/15 04:55
:P902iS
:Cf8zZQNo
#334 [
]
:08/03/15 04:56
:P902iS
:Cf8zZQNo
#335 [我輩は匿名である]
:08/03/15 12:52
:F904i
:☆☆☆
#336 [ナオ]

さん.
我輩さん.
アンカー?
ぁりがとうござぃます

:08/03/15 15:31
:D903i
:dv5UcWJU
#337 [ナオ]
確かにそうだ...
今までもそう。
信じたいって気持ちがあるからこそ健チャンのそばにい続けた...
今回の事だって信じたいって思う…
あたしが本当に信じれなくなるとすれば...
本気の浮気。
迷う必要なんてないんだよね。
どんなにダメ男だろうといい所だってたくさんある。
幸せな時間だってたくさんある。
健チャンが本当の最低ヤローになるまであたしはあなたの隣にいたい...
:08/03/15 15:35
:D903i
:dv5UcWJU
#338 [ナオ]
ねぇ健チャン?
あたしまだ信じていい?健チャンのそばで幸せになりたいんだ...
お願いだからあたしの幸せこれ以上壊すような事しないでね…
こーチンの電話で決心をしたあたしは家に帰った。
健チャンは一人起きて待ってた。
あたしは一つだけ条件を出したよね...
【5日以内に仕事を決めてね】
って。
:08/03/15 15:38
:D903i
:dv5UcWJU
#339 [ナオ]
健チャンは頑張るって指切りしてくれた。
でも実際入る予定だった給料が全くないとなれば生活が出来ない...
あたしだけの給料じゃどうにもならないし。
あたしはコンパニオンを掛け持ちする事にした。
みんなはあたしがそこまでする必要ないって言うけど一緒に住んでる以上あたしも頑張らないと…
あたしが夜をするのは初めてで正直抵抗があったしいやだったけど...
健チャンも頑張るならあたしだって頑張らなきゃ。
:08/03/15 15:41
:D903i
:dv5UcWJU
#340 [ナオ]
健チャンは約束通り仕事を5日以内に決めた。
次はコンクリート関係の仕事。
毎日朝は5時から6時には出る...
あたしも毎日先に起きてご飯の用意をして見送って仕事までの時間寝る。
それを繰り返してた...
健チャンの帰りが遅い日は夜11時前くらい。
正直ふつうに考えたらありえないくらい働いてる
あたしの中で不安が高まる...
:08/03/16 00:27
:D903i
:dNUVk23E
#341 [ナオ]
前の時もそうだった。
朝早くから夜遅くまで…
でも実際は働かずにフラフラしてただけだった。
だからもしかしたら今回も…そう思ってしまう。
疑いだしたらキリがないのは分かってる。
でも自分の中でそれを閉じこめるのは無理...
だから毎日口に出して健チャンに質問ばかり...
健チャンだってきっと毎日疑われてばかりでいやになると思う..
でも…
:08/03/16 00:30
:D903i
:dNUVk23E
#342 [ナオ]
あたしだって辛い...
疑われるより常に不安に襲われて疑わなきゃいけない方あたしは辛いと思う。
毎日が無事に過ぎるのがこんなに幸せなんだって改めて思う...
―ある夜―
あたしは仕事がラストまでで夜が遅かった。
健チャンはその日は先に帰ってた。
あたしが帰ろうと片づけをしてたら電話がなった
健『今から仕事場の人に渡したい物があるらしいから会ってくるわ』
ナ『そうなん..どこで待ち合わせなん?』
健『家のすぐ近くの古一だよ』
ナ『何時に帰るん?』
健『分からんなぁ』
ナ『ほんまに仕事の人なん?』
:08/03/16 00:37
:D903i
:dNUVk23E
#343 [ナオ]
健『うん!!なんなら見に来れば?』
ナ『そうするわ』
電話を切った後あたしは健チャンのいる古一まで向かった。
なんか...
そこまで疑う自分も情けなく感じる。
車の中から健チャンを監視.
実際に仕事場の男の人が現れ二人は隣にある焼き肉屋に入っていった。
安心したあたしは家に帰りご飯の用意をしてた。
すると健チャンから電話が鳴った...
:08/03/17 22:54
:D903i
:PCf/F3qY
#344 [ナオ]
健『なんか今から居酒屋行こう言われたけ行ってもいい?』
ナ『は?今から?明日仕事何時から?』
健『朝の5時半から』
ナ『今からゆーて何時やおもよん?』
健『だって断りずらいがん!!』
ナ『てかほんまにその人といくん?その人と別れた後に皆のとこ行くつもりなんじゃねん?』
健『違うし』
ナ『知らん。勝手にしたら』
一方的に電話を切った。なんかもう疑うのに疲れた...
つきあいとかあるのは分かるけど今のあたしには理解出来ない…
こんな女だと健チャンも疲れるよね。
:08/03/17 22:58
:D903i
:PCf/F3qY
#345 [ナオ]
今日のご飯は健チャンお手製のビーフシチューと健チャンの好きなカツをしようと思ってた...
シチューを一人温めカツの用意をした。
一緒に食べるの楽しみにしてたのにな...
静まりかえった部屋に鍋の煮える音が響く…
なんか泣きそう…
その時だった―
:08/03/21 00:23
:D903i
:CZon2Yz6
#346 [ナオ]
♪♪♪♪
健チャンからの着信を知らせるあなたが大好きな氣志團のメロディー(笑)
ナ『何?』
素っ気なく電話に出たあたし..可愛くないね..
健『居酒屋断ったから今から帰るけ待っててな、なーちん』
ナ『は?何で?行かなくてえん?』
健『うん!!ちゃんと断ったけ大丈夫よ』
ナ『断れるくらいなら最初からうちに確認なんかしなくたっていいやん』
本当はうれしいけど素直になれない…
ほんまは
『早く会いたいから帰ってきてね

』
って言いたいのに…
:08/03/21 00:27
:D903i
:CZon2Yz6
#347 [ナオ]
健『ごめんな…まぁ今から帰るわ…』
ナ『分かった』
一人分しか用意してなかったカツを二人分用意し直した。
階段を上がる音が聞こえ健チャンが部屋に入ってきた。
あんなに冷たい態度をとったのに健チャンは下手に出てあたしをかまってくれる...
うれしいくせにそれを冷たくあしらう。
でも実際明日仕事が朝の5時集合って分かっててしかも新入りの健チャンを夜の11時から居酒屋に連れて行こうとする上司も理解出来ない…
:08/03/21 00:35
:D903i
:CZon2Yz6
#348 [ナオ]
健『日曜に上の人が一緒に作業着見に行こうって誘われた』
ナ『は?作業着くらい一人で見に行けるのに何でわざわざ一緒に行く必要があるん?』
健『知らんよそんなん。言われたんやもん』
ナ『てかやっぱほんまに仕事の人なん?今日も実は居酒屋も皆で集まるつもりだったんやないん?』
健『違うし!!』
ナ『なんかふつうに考えたら上の人が言ってる事も理解出来ないし…』
健『俺に言われても…』
だんだん機嫌が悪くなる二人…
:08/03/21 00:39
:D903i
:CZon2Yz6
#349 [ナオ]
あたしだって過去にいろいろなきゃ普通に疑ったりしないけど今の健チャンの言葉一つ一つを信じれる自信はない...
なんか...
あたし健チャンだけじゃなく人、一人が信じれなくなってきてる。
正直今まで生きてきてこんなにも周りの人が敵に思えたのは初めてだ...
こんなのあたしじゃない。
本当のあたしが…
消えていく...
:08/03/21 00:44
:D903i
:CZon2Yz6
#350 [ナオ]
なんか今の状況が辛すぎて泣けてくる...
あたしは今親も騙してる
お母さんは健チャンの就職の事とか今まであった過去の事とか全く知らない
むしろ言えない…
だって言ったらお母さんやお父さんは健チャンを嫌うでしょ?
そんなろくでもない奴とは別れろって普通の親なら言うと思う。
やっぱ自分の子供の幸せを願うのが親だし...
:08/03/21 00:47
:D903i
:CZon2Yz6
#351 [ナオ]
でもそこまで分かってて嘘をついてまで―
あたしは
あなたを守ろうとしてる
でもそんなあたしの気持ちを健チャンは知るはずもないだろうけど...
健チャンを守る事に精一杯で自分の本当の幸せを考える余裕もなかった。
何食わぬ顔で今あたしの目の前にいる健チャンが…
初めて遠い存在に感じた
一番近くにいるのに
何も分かってくれない
辛い...
:08/03/21 00:52
:D903i
:CZon2Yz6
#352 [ナオ]
涙が溢れ出てあたしは
一言『ごめんね』
そう言って寝室から出た
ソファーに座り声を殺して泣いた...
もう全てが嫌になった。
人を信じれない事
親にまで嘘つく事
疑う事に疲れた事
幸せが見えない事
健チャンに対する気持ちが
分からなくなってしまった事...
あたしは今...
幸せなのかな??
:08/03/21 00:57
:D903i
:CZon2Yz6
#353 [ちぇけ]
最初から読みました~
すごく辛いのに、彼氏の事を信じ続けてるナオさん…本当に尊敬しますK~
頑張ってるナオさんに、幸せがくるように願いますイ
これからも頑張ってください。!
:08/03/21 09:14
:W52SA
:cGgolnbU
#354 [ナオ]
ちぇけサン.
コメントぁりがとぅござぃます


この話は現在進行形なので先の事は自分でも分からないけど幸せになれるよぅ頑張ります

見守ってて下さい

:08/03/21 12:10
:D903i
:CZon2Yz6
#355 [ナオ]
距離を置こうか本気で考えた...
こーチンの

に泊めてもらえばいいしな。
でもきっと離れたら不安で仕方ないんだろうな…
今頃何してるかな?
浮気してないかな?
仕事行ってるかな?
とか...
あたしは離れる勇気がないんだ。
不安になって病む方が辛いと思う。
だったら側にいて自分の目で確かめた方が安心するしな...
結局いつもこんな考えだから何一つ変わらないんだろうなって自分でも分かってる。
あたしは本当に弱い女…
:08/03/21 14:37
:D903i
:CZon2Yz6
#356 [ナオ]
結果離れる勇気もなく健チャンの思うつぼの私。
どうすれば一番いいのか悩んでも答えは見つからずあたしは布団に戻りいつのまにか眠りについた
朝いつものように健チャンを送り届けた後、今日は仕事が休みだったため眠りについた...
そして夜はコンパニオン
初めてだからすごく緊張した...
夕方から用意を始めいつもより念入りに化粧をして私服での宴会だったためワンピースを着て待ち合わせ場所に向かった。
:08/03/21 14:41
:D903i
:CZon2Yz6
#357 [ナオ]
同じコーヒーレディーの仕事仲間の人と一緒に事務所まで行き今日一緒に行く女の子達と出勤時間まで雑談をしていた。
時間になり車で送迎。
車内で軽く説明を聞き、ライターの付け方などを教わった。
今日は養老乃瀧っていう居酒屋での宴会らしい。
部屋に入るまで相手の人数や年齢は分からないらしい...
緊張しながら皆の後をついていき部屋をあける。
すると…
:08/03/21 14:46
:D903i
:CZon2Yz6
#358 [ナオ]
20人くらいの男がわんさかいた...
に対して女は4人。
あたしは呆気にとられていた。
とりあえずチーフを先頭に前に正座して座りあいさつをした。
皆の真似をしてあたしも『サナです。今日はお呼びいただきありがとうございます』
そう言って頭を下げた。
サナはあたしの夜の世界での名前。
お客さんは以外にも若く19歳〜35歳くらいの団体だった。
:08/03/21 15:35
:D903i
:CZon2Yz6
#359 [ナオ]
一人で6人程相手をした。初めてで訳も分からずひたすら笑ってお酒をついでいた...
正直疲れる。
皆酔っぱらって気安く触ってくるし殴りたくなる..
あたしがトイレに行くと席をたったらおない年の子がついてきた。
相当こいつも酔ってた。中々トイレに入ろうとしない彼はあたしの手を握ってきて
『さなチャン可愛い〜』
そう言いながら抱きついてきた...
『早くトイレ行かなきゃサナ漏れるから(笑)』
そう言ってあしらおうとしても離れようとしない
:08/03/21 15:42
:D903i
:CZon2Yz6
#360 [ナオ]
すると2人ほどまたトイレに来たようであたしは助けを求めた。
『この子離れないんで助けて下さい』
皆は酔っぱらってふざけてそいつをはやし立てる
『犯せ』とか『脱がせ』など言いたい放題。
そいつはあたしを女子トイレに連れ込もうとしてきた。
さすがに怖くなった。
あたしの帰りが遅いのを心配して女の子が様子を見に来てくれ何とか助かった...
でもあんな怖い思いをした後に笑ってお酒なんてつげない...
:08/03/21 15:46
:D903i
:CZon2Yz6
#361 [ゆあ]
今日で全部読みました。
わかりやすくて見入っちゃいましたw
そんなつらい経験わしたこと有りませんが気持ちわかります。
さなさんわ凄い強いと思います。これからも頑張って下さい応援してます!
:08/03/21 21:56
:F905i
:5ixyiy3g
#362 [ナオ]
ゆあサン.
コメントぁりがとうござぃます

そう言ってもらえて嬉しいです

自分自身こんないろんな不幸がおとずれるなんて思ってなかったです...
最後まで見守って下さい

:08/03/21 22:16
:D903i
:CZon2Yz6
#363 [ナオ]
それでも客をもちあげるのが仕事...
馴れ馴れしく肩にもたれかかってきて
『番号教えてや〜』
ってしつこい奴を軽く無視して何とか2時間にわたる業務終了...
すごく長く感じる2時間だった。
その日に給料5千円をもらった。
時給で考えると高い!!
でも…
その分やっぱ精神的にも辛かった...
事務所で次はいつ来れるか聞かれたけど分かり次第言いますと答え次の予定をたてなかった。
:08/03/22 15:11
:D903i
:0BxiV9RU
#364 [ナオ]
なんか健チャンのためにここまで我慢するのが嫌に思えた...
やる前は頑張るって意気込んでたけどやってみると実際無理...
でもこんなにちやほやされたのいつぶりやろ。
健チャン以外の男と話したり飲んだりしたのは仕事ではあるけど健チャンと付き合って以来だな...
あたしはずっと健チャン一筋で生きてきたんだなって改めて思った。
でも実際感じた事は人それぞれだとは思うけど健チャンも皆で飲みに行ってた時に女の子もいたらあんな感じに盛り上がったりするのかなって少し寂しく感じた...
:08/03/22 15:16
:D903i
:0BxiV9RU
#365 [ナオ]
テンション低いまま帰宅してご飯の用意をして健チャンの帰りを待った。
帰宅した健チャンに今日の出来事を全部話した。
『俺のせいでごめんな』
って落ち込んでた...
『どうしてもやばくなったら実家に金借りるからコンパニオン行かなくていいよ』
って言ってくれた。
だったら最初からそう言ってくれれば良かったのに…
あたしは健チャンの言葉に甘え二度と行かない事にした。
:08/03/22 15:21
:D903i
:0BxiV9RU
#366 [ナオ]
それから落ち着きを取り戻したあたし。
でもまた新たに不満がたまってくる...
健チャンは現場の仕事を今してる。
だから日によってや天気によっては仕事が休みになる事が多い。
ひどい時には週に3回しか仕事がない...
日給制だから仕事がなければ給料もない。
あたしは週にだいたい6回は出勤....
なんかばからしくなる。
:08/03/22 15:24
:D903i
:0BxiV9RU
#367 [

◆hB/ij5xC9Y]
:08/03/24 00:59
:SH904i
:ZrWRwCFg
#368 [ナオ]
:08/03/24 15:24
:D903i
:e41WmGB2
#369 [ナオ]
そうは言ってもあたしの会社は歩合制。
働かなきゃ金にならないのが現実...
健チャンが休みの日に寝てる間も働かなきゃならない。
仕事場でも上司とうまくいってない。
毎日ストレスを感じる…
ある日の夜―
健チャンと二人ご飯を食べてたら知らない番号から電話が鳴った。
誰だろう?
そう思いながら電話にでるとあっ君だった。
:08/03/24 15:28
:D903i
:e41WmGB2
#370 [ナオ]
健チャンに土井ちゃんの番号を消させた以上あたしも男の番号を全て消してたから分からなかった。
あ『久しぶり〜』
ナ『あーあっ君かぁ!!どしたん?元気?』
あ『あーって番号消してたんかよ!!笑』
ナ『すまん(笑』
あ『どんな?彼氏とはうまくいきょうる?』
ナ『まあ何とかね〜ヒサシは?元気?彼女とは続いてる?』
あ『元気やで。ちゃんと続いてるから安心し』
ナ『そか〜良かった』
その後たわいもない事を話して電話を切った。
:08/03/24 15:32
:D903i
:e41WmGB2
#371 [ナオ]
ヒサシもまだ続いてるんや.
良かった…
心からそう思える。
ヒサシならきっと今幸せなんだろうな...
彼女の事大事にしてあげてるんだろうな。
この頃からかな?
ヒサシに会いたいなって思うようになったのは...
別に深い意味はない。
ただ今なら素直な気持ちであの時の事ちゃんと謝れる。
でも彼女サンの立場になったら今更会ってほしくなんかないよね...
:08/03/24 15:36
:D903i
:e41WmGB2
#372 [ナオ]
久々に更新します

ヒサシに対する思いを封印しあたしは新たにヒサシの幸せを見守る事にした。
そして3月の終わり頃━あたしと健チャンは急展開を迎える事になる...
:08/04/05 15:34
:D903i
:8EIvEiYw
#373 [ナオ]
━ある日━
あたしは仕事に行く用意を終え、帰りに歯医者に寄る予定だったので生活費を棚から出そうとした。
棚を開けお金をしまってある袋を開ける...
はっっ!!??
金がない!!??
確か最後に確認した時には6万あったはず!!
頭がパニックになった。仕事が休みだった健チャンをたたき起こした。
:08/04/05 15:38
:D903i
:8EIvEiYw
#374 [ナオ]
ナ『なぁ!!生活費全部ないんだけど!!』
健『俺知らんよ?』
ナ『知らんってうちか健チャンしかいないし!!』
健『だってほんま知らんもん...』
ナ『………』
パニック状態の頭をフルに活動しあたしはある作戦にでた。
《優しく問いつめ作戦》
ナ『なぁ??今なら怒らないからほんまの事言って??』
健『………』
ナ『後々分かったらうち切れるよ??』
健『……した』
ナ『なんて?』
健『かず君に貸した…』
ひっかかったな!!
:08/04/05 15:44
:D903i
:8EIvEiYw
#375 [ナオ]
そうと分かれば優しさはここまで。
あたしは一気に怒りをぶつけた。
ナ『は?何考えとん自分?誰の金だと思ってるん?あんた先月働いてなかったんだからあれあたしの給料なんですけど』
健『…ごめんなさい』
ナ『謝ってすままぁ。で貸したのはいいとしてうちらの生活費はどうするつもりなん?』
健『前のクビになったとこの3万入るからいいかなって…』
ナ『入るゆーてもまだまだやん!!今すぐ電話して返してもらって』
:08/04/05 15:46
:D903i
:8EIvEiYw
#376 [ナオ]
健チャンは黙って電話をかけた。
しばらくして...
健『でない…』
ナ『んま腹立つわ。もう仕事行かないといけんからちゃんと話つけといてな』
健『分かった…』
そう言い残しあたしは仕事に向かった。
でも…
なんか感づいたんだ...
嫌な予感ってやつ?
あたしは自らかず君に電話をかけた。
━♪♪♪♪━
ナ『もしもし?』
か『あー今忙しいけすぐかけ直すわ!!』
ナ『分かった!!』
電話を切った後、健チャンに電話をかけた。
━♪♪♪━
ナ『かず君電話でたよ』
健『ほんま?ならもう一回かけてみる...』
ナ『おん』
:08/04/05 15:51
:D903i
:8EIvEiYw
#377 [ナオ]
電話を切ったあとあたしは販売に戻った。
しばらくしてかず君から着信がありかけ直した。━♪♪♪━
ナ『もしもし?急にごめんなぁ』
か『えーよえーよ!!てかなさっき健チャンからも電話あって彼女が俺にかけ間違えたらしいけかけ直さなくていいって言われたんやけど何か気になってかけてみた』
ナ『は?あいつそんなんようたん?てかなかず君健チャンから5万借りた?』
か『は?借りてないで?だいち会ってないし』
ナ『そかー…分かった。ありがと。それ聞きたかっただけだから!!』
か『了解ー』
:08/04/05 15:55
:D903i
:8EIvEiYw
#378 [ナオ]
はぁ...
あたしの嫌な予感は的中した。
やっぱりあのお金は健チャンが使ったんだ...
へこむと同時に一気に怒りがこみ上げてきた。
すぐさま健チャンに電話をかけた...
━♪♪♪━
ナ『なぁ自分かず君になんてゆーたんかなぁ?かけ直さなくていい?ふざけんなや!!てか、かず君金借りてないようるよ。どーいう事なん』
:08/04/05 15:57
:D903i
:8EIvEiYw
#379 [ナオ]
健『………』
ナ『黙ってたら分からんやろ!!しかもうち仕事中やし早くゆーてくれんかなぁ!!』
健『………』
こんなやりとりが約5分くらい続いた。
あまりにも何も喋らない健チャンに一瞬携帯の調子が悪くてあたしの声が聞こえてないのかと思い一度電話を切った。
そして再び電話をかけた…
:08/04/05 16:00
:D903i
:8EIvEiYw
#380 [ナオ]
健『…はい』
ナ『はいじゃねーし!!さっさ答えろや!!まじイライラするわ』
健『………』
ナ『はぁ…健チャンが使ったんよな?』
健『…ごめん』
ナ『何に使った?』
健『3万はパチンコで2万は仕事場の人に貸した...』
ナ『まじ最低やな。』
プープー
あたしは呆れて電話を切った。当然その後仕事に戻ったが集中出来ないしイライラするし最悪だった。
:08/04/05 16:03
:D903i
:8EIvEiYw
#381 [ナオ]
とりあえず仕事を終え、家に帰った。
健チャンは結局仕事が入ったみたいで家にはいなかった。
一人で悩んでてもどうしていいか分からずこーちんに相談し、直接会いに着てくれる事になった。
ガストを待ち合わせにしあたしは用意を終え家を出た...
この日はこーチンの彼氏も一緒に来ててあたしの話を親身に聞いてくれた。
:08/04/05 16:07
:D903i
:8EIvEiYw
#382 [ナオ]
こーチン達に話を聞いてもらってあたしは大分楽になれた。
もう一度頑張るって事でみんなも応援してくれたんだったよね...
ほんまにありがと…
時間も遅くなり解散する事にした。
健チャンから途中遅くなるって

が入ってから連絡がつながらなくなってた。
あたしは不安になり帰る時から家に着いてからもひたすら電話を鳴らし続けてた。
時間が夜の11時になっても帰って来なくてあたしは不安に耐えきれずこーチンに電話をかけた...
:08/04/05 16:34
:D903i
:8EIvEiYw
#383 [ナオ]
こ『はいはい?』
ナ『健チャンがまだ帰って来ないよ...(涙』
こ『遅くね?』
ナ『仕事場の人の番号分かるけどなんか怖くて電話出来ない...』
こ『ならあたしがかけてあげるわ』
ナ『ほんまに?ありがと...』
こ『まだ仕事中ですかって聞いたらいんよな』
ナ『うん…なら番号送るわ…ありがと…』
:08/04/05 16:37
:D903i
:8EIvEiYw
#384 [ナオ]
本当はあの時うすうす気づいてたんだ...
健チャンがまた勝手に仕事辞めてるんじゃないかって...
電話を掛けるのが怖かったのは緊張するからとかじゃなく自分の耳で他人から本当の事を聞かされるのが怖かった...
どうせ知るならちゃんと健チャン自身の口で聞きたかったのもあるけど。
電話を切った直後━
ガラッ━
:08/04/05 16:40
:D903i
:8EIvEiYw
#385 [ナオ]
一瞬訳が分からなかった。
あたしのいた部屋の隣の寝室から健チャンが姿を現した...
????
ナ『は?何で?』
健『本当はなおがこーチンと会ってた時に帰ってきてた...』
ナ『意味分からん!!何でなら早く出てこなかったん?うちずっと電話かけ続けてたよなぁ?』
健『出て行きづらかったから…』
ナ『ほんま何がしたいんか分からんし!!心配しとんの分かるやろ?』
健『ごめん…』
あたしは健チャンを無視して再びこーチンに電話をかけた。
:08/04/05 16:45
:D903i
:8EIvEiYw
#386 [ナオ]
こ『はいはい?』
ナ『ごめん…なんか隣の部屋に隠れてたわ…』
こ『は?何で?』
ナ『出て行きづらかったんだってさ…』
こ『意味分からんな』
ナ『ほんまなぁ…だから電話いいから!!ごめんな何回も...』
こ『えーよ気にするな!!ちゃんと話合うんよ?』
ナ『分かった.また連絡するね!!』
そしてあたしにとってここからの2日間がドラマの世界のような悲劇が訪れようとしていた事をこの時思いもしなかった…
:08/04/05 16:49
:D903i
:8EIvEiYw
#387 []
ナオさん
あまり、自分を傷つけないでくださいホ
自分を守るのはやっぱり自分ですよホ
僕も彼女の事で無理しすぎてしんどくなったけど、
どっかで自分が気付いて行動をしなかったらずっとそのままで
自分を自分で傷つけると思います
辛いと思いますが自分が動かないと何も変わらないと思います
一人で寂しくて、しんどかったら
何でも聞くのでメールでもください
:08/04/07 23:38
:W42S
:6IERxxL6
#388 [ナオ]
名無しさん.
ありがとうございます

この話はつい最近完結したんですが書いてたら辛くて中々かけなくてすいません

ななしさんは住まいはどこですか?
:08/04/08 00:11
:D903i
:PL62BAn2
#389 [ナオ]
結局話し合いの末、お金はきっちり返してもらう事になった。
次の日...
あたしが仕事中に健チャンからメールが届いた。
健『親父が倒れて運ばれたから今から行ってくるな

』
このときあたしは何かが引っかかったんだ...
だから…
ナ『あたしも行く

』
って返事送った。
中々いいよって返事くれなかったけど結局一緒に行く事になった。
仕事を早退し二人で病院に向かった...
:08/04/08 00:20
:D903i
:PL62BAn2
#390 [ナオ]
車内はほぼ沈黙の状態に近かった...
でもあたしはこの時まだ信じてたから大丈夫だからねって健チャンの手をずっと握りしめてた…
病院に着いたもののあたしは車で待ってるよう言われた。
会った事もなかった納得し2時間くらい一人待ち続けた...
待ってる間いろんな思いが駆けめぐる…
:08/04/08 00:23
:D903i
:PL62BAn2
#391 [ナオ]
今まで何度も裏切られて来たけど昨日のお金の件に関してはやっぱりきつかった...
あたしの中できっと限界はすぎてたんだ。
でもまだ離れる勇気がなかった。
きっと一緒にいてもこの先健チャンは何一つ変わらないと思う…
何かもっと大きなきっかけがあれば…
今なら離れられる。
そうこう考えてるうちに面会時間が終わったらしく健チャンが戻ってきた。
ナ『おじちゃんどんな様子?』
健『まだ意識戻らないみたい』
ナ『そか…』
:08/04/08 00:27
:D903i
:PL62BAn2
#392 [ナオ]
ナ『てかなガス代明日中に払わないと止められるって電話あった』
健『…まじで』
ナ『金ないしどうするつもりなん?』
健『明日おかんに借りるわ…』
ナ『でもそれじゃ夕方までに間に合わないよ。てか前の仕事場のとこの給料日過ぎてるよなぁ?どうなっとん?』
健『今日朝電話したら用意してるようた』
ナ『なら今から行こうや』
健『うん…』
:08/04/08 00:31
:D903i
:PL62BAn2
#393 [ナオ]
車を走らせ前の仕事場に向かった。
4日でクビにはなったけど計算では3万はある。
実際に仕事場に着いたが誰もいない。
何度電話をしてもだれも出ない。
あたしはイライラに達していた。
ナ『なぁどうなっとん?用意しとく言われたんよなあ?』
健『うん…とりあえず帰る?いつ帰ってくるか分からんし…』
ナ『いやいや金ないと困るし待とうや』
健『うん…』
:08/04/08 00:37
:D903i
:PL62BAn2
#394 [ナオ]
なんだか健チャンがそわそわしてる。
多分違う人が見たらふつうに見えるだろうけどあたしには分かる。
何か隠してるわこいつ…
結局1時間待っても戻ってくる様子もない。
ふつうに考えたらありえないよね?
給料渡す約束してるのに誰もいないし連絡もとれないなんて...
:08/04/08 00:40
:D903i
:PL62BAn2
#395 [ナオ]
だからあたし聞いたんだ…
ナ『なぁ…なんかやっぱ隠してるよね?ほんまの事話してや』
健『何もないよ?』
ナ『うちの感って今まで全部当たってるよな?だから今回も当ててあげるわ。ほんまはもう給料もらってるんやない?』
健『…違うよ』
━間が怪しい━
いつもの優しさ作戦に出る事にした。
ナ『なぁ怒らないから言って?嘘つかないって約束したよね?』
健『………』
:08/04/08 00:45
:D903i
:PL62BAn2
#396 [ナオ]
ナ『黙ってても分からないよ?』
健『……もらってた』
プチッ━━
ナ『は?また嘘ついてたん?ふざけんなや。ならその3万どしたん?』
健『……』
ナ『黙ってても分からんやろ。さっさ言えや』
健『パチンコとか1ヶ月働いてなかった時の食費とか…』
ナ『ほんまええ加減にしろや!!なぁほんま金ないやん!!どーすん?』
健『誰かに借りる…』
ナ『はぁ…てかあんたはほんまこのまま黙っててどーするつもりだったん?いつかはばれるやろ?』
:08/04/08 00:49
:D903i
:PL62BAn2
#397 [ナオ]
健『ごめん…』
ナ『ほんま呆れるわ。なら今の仕事場の人に電話して給料日払いでもらえるか聞いてみて』
健『分かった…』
ナ『あたしの携帯で掛けて』
健『分かった…』
そうして電話をとなりで掛ける健チャン...
プルルルル━
受話器から音が漏れる。
画面が通話中になり健チャンが話始めた。
が!!
:08/04/08 00:52
:D903i
:PL62BAn2
#398 [ナオ]
話してるはずなのにあたしの携帯に着信が鳴り響く…
は?何で?
ナ『なぁ何?今話してたよなぁ?何で着信が鳴る訳?とりあえず早く出ろや』
健チャンは電話に出て話をしてるがなんかおかしい…
話してるにもあたしは関わらず携帯を取り上げた。
そしたら…
画面はふつうの待ち受け画面だった…
は?何?話してるふり?
意味分からん。
:08/04/08 00:56
:D903i
:PL62BAn2
#399 [ナオ]
ナ『なぁ意味分からんのんやけど。何がしたいん自分』
健『…仕事場の人に頼りたくない…』
ナ『頼る頼らないじゃなくて自分が働いた金やろ?頼るとかじゃなくない?』
健『…そうだけど』
ナ『はぁ……』
なんかもう全部分かっちゃったんだ...
自分の感が鋭すぎて嫌になる...
でも現実から逃げてちゃだめだね…
だからあたしはすべて受け止める覚悟を決めた。
:08/04/08 00:59
:D903i
:PL62BAn2
#400 [ナオ]
ナ『なぁまた仕事辞めたんじゃないの?』
健『やめてないよ』
ナ『なら何でさっき意味不明は行動とったん』
健『別に…』
ナ『なぁ嘘つくの直すつもりないん?もううち分かってるから…だからこれ以上嘘つき続けるなら別れよ。』
健『別れたくない…』
ナ『ならちゃんと話してや』
健『…仕事辞めた』
:08/04/08 01:02
:D903i
:PL62BAn2
#401 [ナオ]
やっぱりか...
ナ『ほんま最悪やな…呆れるわ…何で同じ事繰り返すの?でいつから辞めてたん?』
健『先週の土曜…』
ナ『で辞めてどうするつもりなん?何でまたそうやってうちの事だますばっかするん?』
健『……』
ナ『なぁ生活費どうするん?あんた一人だけの生活じゃないの分からないん?』
健『ごめん…』
ナ『ならまた仕事行くふりして何してたん?』
:08/04/08 01:05
:D903i
:PL62BAn2
#402 [ナオ]
健『河原で求人誌見たりしてた…』
ナ『で次の仕事は?』
健『中々いいのない』
ナ『んな事知るか。てか家帰ろうや。ここにいても意味ないし』
健『………』
車内は沈黙だった。
気づくとあたしの頬に涙が流れてた…
ただただ溢れ出る涙を拭う事もせず
ただ
ただ
外の星を見つめてた。
その涙を指で受け止めようとした健チャンの手を…
はらいのけた。
:08/04/08 01:10
:D903i
:PL62BAn2
#403 [ナオ]
辛い━
今までのあたしは払いのけた健チャンの手を自らまた握りしめてしまう...
だめな奴って分かってるのに...
あたしがあなたを
変えてあげたい.
あなたなら
変われるんだよ.
あたし達は
まだやり直せるんだよ.
そう信じたいっていう気持ちが勝ってしまう。
でもね...
あたしは…
あたしじゃあなたを変えてあげられないって事を前から気づいてた。
でも気づかない振りをしてたんだ...
:08/04/08 01:17
:D903i
:PL62BAn2
#404 [ナオ]
でもこのままじゃ
あたしも
あなたも
ダメになるよね...
だから
あたし決めた。
━別れようって━
それが
あたしのために
なるなら...
それが
あなたのために
なるのなら...
:08/04/08 01:20
:D903i
:PL62BAn2
#405 [みひろ]
全部読ませてもらいました。
これからも応援してるので過去を伝えるのは辛いと思いますが無理しないで頑張って下さい


:08/04/08 02:49
:SH903iTV
:vJ1WXQpc
#406 [ナオ]
みひろさん.
ありがとぅございます

あと少しで完結なのでおつき合い下さい

:08/04/08 08:34
:D903i
:PL62BAn2
#407 [ぶう
]
:08/04/08 13:12
:P904i
:☆☆☆
#408 [ナオ]
ぶうさん.
ありがとうございます

また今日の夜か明日書きます

:08/04/08 20:26
:D903i
:PL62BAn2
#409 [ナオ]
自分の中で覚悟を決めた頃家に着いた。
部屋に入り重たい空気の中二人ともソファーに腰掛ける...
先に口を開いたのはあたしだったね…
ナ『なぁ別れよ?』
健『……嫌だ』
ナ『ほんまきついよ』
健『………』
無言のまま時間が過ぎていく...
健『…俺じゃあナオを幸せに出来ないから俺と別れてナオが幸せになるなら……』
ナ『なるなら?別れてくれる?』
健『俺にはナオはふさわしくないよね…』
ナ『分かった…なら二人のためにも…別れよ…最後にギューって抱きしめて?』
:08/04/09 07:23
:D903i
:CmDHUIAc
#410 [ナオ]
多分今までで一番強く健チャンはあたしを抱きしめた...
すごく居心地が良かったこの腕の中も
もうあなたに包まれる事もないんだね..
ナ『健チャン…今までありがとう…あたしと出会ってくれてありがとう』
健『ヴ……グスッ』
ナ『あたしと過ごした時間は幸せだった?』
健『うん…(涙)』
ナ『あたしも幸せだったよ。いっぱい大好きだったし愛してたよ』
そう言うと健チャンは何かの糸が切れたかのように声を出して泣き出した。
えづくくらい泣いてた。でもあたしは…
涙は出なかった…
本当に別れの時がきたんだって実感がわかなかったからかな…
1時間以上健チャンは泣き続けた。
あたしはずーとあなたの腕の中で頭を撫でてあげてたよね…
:08/04/09 07:30
:D903i
:CmDHUIAc
#411 [ナオ]
ナ『もう泣きやんで?』
健『…俺な…グスッ…ずっと嘘ついたり裏切ったりしてたの…グスッ…ダメだって分かってた…でも…グスッ…いざその時になったらすぐ嘘言ってしまう…ナオを幸せにしたいって思う自分と…グスッ…ナオを傷つけてしまう自分がいた…グスッ…いっぱき傷つけてごめん…(大泣き』
ダメだって分かってる…今ここで
あたしがあなたを
引き寄せたら
またお互い
同じ事を
繰り返すって
分かってる。
あんなに辛い思い
してきたはずなのに…
今は幸せだった
時間しか思い出せない。
:08/04/09 07:35
:D903i
:CmDHUIAc
#412 [ナオ]
情に流されたらダメだって自分に強く言い聞かせる。
でも…
言い聞かせる前に
気持ちより先に
あたしは力一杯
大きな体のあなたを
抱きしめ返していた...
ナ『今ならもう一度変われる?』
健『変わりたいって思ってる…グスッ…でも自信がなぃ…グスッ』
ナ『今まであたしは健チャン一人に変われって押しつけてきた…これからは一緒に…変われるようもう一度二人で頑張ろ?今の健チャンなら変われるよ…あたしも支えるから』
健『こんな俺でもそばにいてくれるの?(涙)』
ナ『やっぱり離れる事なんて出来ない…』
:08/04/09 07:41
:D903i
:CmDHUIAc
#413 [さやか]
:08/04/09 08:51
:SH902iS
:r7TlQTxo
#414 [ナオ]
さやかサン.
ありがとうございます

あと少し応援ょろしくお願いします

:08/04/09 09:30
:D903i
:CmDHUIAc
#415 [ナオ]
こんなに大好きで
こんなに愛おしくて
ずっと側にいて
何度傷つけられても離れられなかった人...
一度は別れを覚悟したはずなのに...
自分でもどうしたらいいかなんて分からない。
何が正しくて
何を信じて
何の気持ちを最優先したらいいか分からない。
ただ気づいたら...
離れたくないって本能がそう叫んでた。
今なら変われるって勝手に信じて健チャンにプレッシャーかけてたんだよね...
そして次の事件であたし達はこの先の未来を共に歩くか離れて歩くかが決まるんだよね。
:08/04/09 11:36
:D903i
:CmDHUIAc
#416 [あか
]
なんか共感出来る所がいくつもあるや


何だか過去の事思い出してしまった

でもいい思い出になってる事は確か


久々にキューンってなったあ

最後まで頑張って書いて下さいね

:08/04/09 22:06
:SH903i
:AcUxPJZA
#417 [ナオ]
あかサン.
コメントありがとうございます

読んでいただいて共感していただけたら本当に嬉しいです

気持ちの整理をつけながら少しづつですが完結させますね


:08/04/10 01:08
:D903i
:gVjfqUhs
#418 [ナオ]
あたしの言葉を聞いて健チャンは更に泣き出した。
今になってあたしも涙が溢れてきた...
きっとそれは
また一緒にいられるって安心感からだったと思う
二人で目を真っ赤にして抱きしめあった。
今度はあたしも強くあなたを抱きしめ返した。
やっぱり居心地がいい..
あたしの居場所はここしかないんだ...
:08/04/10 12:26
:D903i
:gVjfqUhs
#419 [ナオ]
ナ『なぁもう一度前のパチ屋で働かない?あたしもいるし一からやり直そ?』
健『一回働いてたとこに戻るの抵抗あるけどナオがそうしてほしいなら…』
ナ『同じ場所だからちゃんと働いてるか確認出来るし正直安心する…』
健『分かった!!ならちょっと電話してみる』
そう言って前の仕事場の人に電話をかけまた戻りたいって頼んでくれた。
また折り返しかけるって言われて電話を切った。
健『今度は真面目に働くから!!ごめんな…』
ナ『一緒に頑張ろうね!!でもほんま生活費どうしよう…給料日まだ先やし…』
:08/04/10 12:32
:D903i
:gVjfqUhs
#420 [ナオ]
健『明日また親父の病院行くしその時おかんから借りる!!』
ナ『でもとりあえずガス代の一万はすぐほしんだけど…明日の午前中に支払うって言っちゃってたし…』
健『ならばあチャンにとりあえず先に借りるわ。病院行く前に実家いってくる!!』
ナ『分かった!!』
:08/04/10 12:35
:D903i
:gVjfqUhs
#421 [ナオ]
泣き疲れたあたし達は布団に入り手をつないで眠りについた…
この手が永遠に離れないよう強く握りしめて。
でも…
この夜が
あたしと
健チャンが
恋人同士の
関係でいられる
最後の夜に
なるなんて…
思いもしなかった…
:08/04/10 14:55
:D903i
:gVjfqUhs
#422 [ナオ]
朝いつも通りに起きた。あたしは仕事に行くため化粧をし始めた...
健チャンはお父さんの所に行くために着替えてた..
あたしがふいに
ナ『おばあチャンにお金借りるんよな?電話してみたら?』
健『そうやな!!』
そう言ってあたしの携帯を差し出した。
最近は電話する時いつもあたしの携帯を使わせる…
スピーカーを使って話してもらわないといけないきらいあたしは健チャンを疑ってたから…
:08/04/12 14:56
:D903i
:tQ436sec
#423 [ナオ]
プルルル━♪
呼び出し音が鳴る。
?『はいもしもし』
男の声だった。
その瞬間からスピーカーの音が消え健チャンはたんたんと話を進める。
健『お兄ちゃん?おばあちゃんに変わって〜』
しばらくして電話を切った。
健『いいってさ!!』
ナ『何でスピーカ消したん?怪しい。』
健『何も怪しくない』
ナ『ならもう一回次は最後までスピーカーで話してや!!』
健『また電話かけて何話せばえん?』
ナ『適当に何時くらいに行くわ〜とか』
:08/04/12 14:59
:D903i
:tQ436sec
#424 [我輩は匿名である]
レイプで妊娠、中絶、高校中退、キャバ嬢泡落ち、ホスト狂い、自殺未遂…
そんなこんな色々あったけど
私は今幸せです。
━━━━━完━━━━━
:08/04/12 18:44
:PC
:L0.5OpnI
#425 [ナオ]
我輩さん.
残念ながらどれもあてはまらんわ(笑)
:08/04/12 19:20
:D903i
:tQ436sec
#426 [ナオ]
そして再び電話を掛ける健チャン...
プルルル━♪
?『はいもしもし』
健『あっお兄チャン?』
?『あなたさっきからどこにかけてるの?うちは石田ですよ?』
ガチャッ━
電話を切る健チャン…
てか何?
石田?
あんた竹内よな?
どゆ事?
頭がパニックになった…
:08/04/12 19:24
:D903i
:tQ436sec
#427 [我輩は匿名である]
成人迎えてこの付き合い

本当情けないし

見てて本当2人に苛回るわ

10代の俺からみても馬鹿馬鹿しいというか本当2人ともマジ子供やね

そんなんで恥ずかしくないん

人間の恥やんか
:08/04/13 08:02
:D905i
:☆☆☆
#428 [
]
:08/04/13 10:51
:F904i
:K9n7HMR.
#429 [ゆう]
早く続きが見たいです!!
頑張って下さいp(^^)q
:08/04/13 12:01
:P904i
:☆☆☆
#430 [ノ ン]
全部見ましたぁ


共感できる、、


幸せになッてほしいデス

辛いと思ウけど
更新

楽しみにしてマス

:08/04/13 14:58
:N905imyu
:fr9dzM/w
#431 [ナオ]
匿名サン.
ほんまおっしゃる通りですわ

でもこの恋であたし自身成長はできました

今後は人間の恥と言われぬ恋をしていきます


サン.ゆうサン.
ありがとうございます

気持ちの整理つけながら完結させます

ノンサン??.
ありがとうございます

共感してもらえると嬉しいです

あと少し見守ってて下さい

:08/04/13 15:22
:D903i
:U4w5NJ.k
#432 [ナオ]
ナ『え…?てかどうゆう事なん?』
健『………』
ナ『親と仲直りしたんよな?それ嘘だったん』
健『………』
ナ『うちの親に会う時オトンに仲直りしないと会わないって言われて仲直りしたってゆーたやん!!ならうちだけじゃなくうちの親まで騙してたんだ……最低だね……』
健『ごめん……』
ナ『謝っても許せる訳ないよ。ならお父さんが入院したのは嘘だったんよな?何であんな嘘ついたん?しかもわざわざ市内じゃない病院まで行こうとして』
健『アコムで金借りようと思った……』
:08/04/13 15:43
:D903i
:U4w5NJ.k
#433 [ナオ]
ナ『は?ならアコムで借りた金をうちには親から借りたって嘘つくつもりだったん?』
健『………』
ナ『ほんまたいがいにせえや…ならこのままバレなきゃあたし一緒に借金背負っていく事になってたんよな…ありえん』
健『ごめん…』
ナ『ごめんとかもう今更いいから…』
もうあたしの中であなたに対して愛って感情が無くなった瞬間だった...
この人はあたしの事なんて何も考えてくれてないんだ…
あたしは今まであなたにしてきた事…
なんだったんだろ。
悔しくて悔しくて今にも泣きだしそうだった..
:08/04/13 16:00
:D903i
:U4w5NJ.k
#434 [YUI]
分かる!め-ッちャ共感できる!今の彼氏と付き合ッて01年半。お互い仕事辞めてお互いの生活費がなくてあたし風俗にはしッた。それと同時に彼氏わ遊び始めて、あたしわストレスで08キロ↓腸炎、生理不順…でも疑ッてもやぱどッかで希望持つんよね!頑張ッて完結させてやあ☆
:08/04/13 17:50
:P905i
:9ajYQhXA
#435 [ノ ン]
頑張ッてネ


主SAN中国地方の方?
彼氏も岡山で
言葉の書き方が
似てるカら親近感わきました



:08/04/13 19:28
:N905imyu
:fr9dzM/w
#436 [ナオ]
YUIさん.
コメありがとうございます

YUIさんも大変だったんですね

あたしもストレスで血尿でした

笑
でもほんまその人に溺れてしまったら簡単には手放せないですょね

共感してもらえて嬉しいです

ノンサン.
そうなんですかー

実は岡山ですね(笑)
特徴あるからすぐバレますね

今から更新します

:08/04/13 22:24
:D903i
:U4w5NJ.k
#437 [ナオ]
でも泣いたらダメな気がした...
涙を見たらまた情に流されてしまいそうだから…
あたしは今まで何度離れようと思っても無理だった。
昨日だってそう。
でも…
同じ事の繰り返しだよね?
あたしの決めた答え間違ってないよね?
健チャン...
あなたは変われない━
あたしがあなたを..
ダメにしてた...
ごめんね。
:08/04/13 22:27
:D903i
:U4w5NJ.k
#438 [ナオ]
ナ『ごめん…もう限界やわ…もう健チャンの何がほんまで何が嘘か分からない…』
健『………ごめん』
ナ『うち親にまで嘘つかれてたのは悔しいよ…なぁもううち無理だよ』
健『嫌だ…』
ナ『なら親と仲直りちゃんとするん?』
健『すぐには無理だけどする…』
ナ『今まで出来なくて今更出来る訳ないよ!!今すぐ電話してやなら』
健『…出来ない』
ナ『すべてが自分の思うようになるなんて思わないで…別れよ』
どのくらい時間がたったんだろう…
一秒一秒が遅く感じる…
:08/04/13 23:26
:D903i
:U4w5NJ.k
#439 [ナオ]
そしてようやく...
健チャンはうなずいた。
それはあたし達の…
終わりを意味するんだ。
1年5ヶ月。
常に一緒にいたあたしはもっと長い時間を共に過ごしてたような気がする…
今まで辛かった事も
たくさんあった。
今まで幸せだった事も
たくさんあった。
永遠なんて...
ないんだ...
:08/04/13 23:31
:D903i
:U4w5NJ.k
#440 [ナオ]
つき合い始めた頃は誰がこんな結末を想像しただろう…
あたしは結婚を本気で考えて...
健チャンはほんまはどうだったのかな?
いろんな思いが
頭をよぎる。
でも現実から
逃げたらだめ。
あたし達は同棲してた。別れるとなれば問題がたくさん出てくる。
:08/04/13 23:34
:D903i
:U4w5NJ.k
#441 [ナオ]
ナ『ここ家賃高いしあたしは出るよ』
健『俺も出る…』
ナ『あと使ったお金と最後の家賃半分と最後の支払い半分と合わせて13万…返して』
健『分かった…』
ナ『て言ってもそんな金ないよな?今からアコム行こっ!!どうせ貸し金に手出すつもりだったんやろ?』
健『うん…』
ナ『その前に部長に電話してくるわ。今日仕事休むから』
:08/04/13 23:37
:D903i
:U4w5NJ.k
#442 [ナオ]
そう言い残しあたしは部屋を出て車で電話をかける事にした。
━♪♪♪━
部『もしもし』
ナ『お疲れ様です…あの実は…』
あたしはすべてを話した。部長は今まであった事たいてい知ってた。
相談乗ってもらってた。
部長は前から早く別れろって言ってたけどあたしが離れられないの知ってて何かと力になってくれてた...
そして今回も行くとこがないなら会社が借りてるアパートが一つあるからそこにお金貯まるまでいていいよって言ってくれた…
:08/04/13 23:40
:D903i
:U4w5NJ.k
#443 [ナオ]
部長の優しさとすべてを話して現実を受け止めたとたんに...
涙があふれ出た。
声をあげてワンワン泣いてた。
まるで子供みたいに…
こんなに泣いたのいつぶりだろ…
最近は人としての感情を失って心から泣く事も笑う事も出来なかった..
泣いてるあたしを部長は優しく
大丈夫
よく頑張ったねっ
てなだめてくれてた...
:08/04/13 23:43
:D903i
:U4w5NJ.k
#444 [ナオ]
あたしは今からアコムに行く事を説明しひとまず電話を切った。
泣き顔を健チャンに見られたくなくて車で一人涙を拭いた。
なのに…
何度拭いても溢れ出てくる。
あたしは別に頑張ってた訳じゃない。
でも部長の頑張ったねって言葉が胸に響いた。
別に同情してもらいたい訳じゃない。
でも確かに今まで健チャンと過ごしてきた時間を誰かに分かってほしかったんだ...
あたしと健チャンが歩んできた時間がちゃんと存在してたって思いたかった
:08/04/13 23:50
:D903i
:U4w5NJ.k
#445 [ナオ]
しばらくしてようやく涙が収まりあたしは部屋に戻った。
ナ『うち会社が借りてるアパートに行かせてもらう事になっから…健チャンも前のとこ受かれば寮に入りーな…』
健『そか…分かった』
ナ『ならアコム行こ』
あたし達は用意をしてアコムに行った。
でも結局健チャンの身分を証明出来る免許証も期限切れてるし保険証もないし借りれなかった…
帰りに引っ越しの用意をするためにガムテープなどを買って帰った。
:08/04/13 23:54
:D903i
:U4w5NJ.k
#446 [ナオ]
家に着いた頃、健チャンの前の会社から電話が鳴った。
たぶん返事を聞かされるんだろう…
二人とも受かると思ってたけど結果は…
今人が足りてるからって採用してもらえなかった。
ナ『これからどうするの?家は?』
健『どっか違うパチ屋受けるわ…』
:08/04/14 00:01
:D903i
:FjHgU3Bo
#447 [ゆい]
見てます!!
頑張って下さいp(^-^)q
:08/04/18 19:33
:P904i
:☆☆☆
#448 [ナオ]
ゆいサン.
ありがとうございます

ドタバタしてて中々更新出来なくてすいません

休憩中なので少し更新します

:08/04/20 12:02
:D903i
:dFJFyJNc
#449 [ナオ]
ナ『分かった…なるべく早く見つけーな…』
健『分かった…』
少しずつ二人の物を別々の段ボールに閉まっていく。
ぎゅうぎゅうだった衣類のタンスも見る見るカラになっていく…
二人の思いでの写真やプリクラは分けて持つ事にした。
お互い今までは思い出の物は捨ててたけど捨てらられなかった…
:08/04/20 12:06
:D903i
:dFJFyJNc
#450 [ナオ]
最初は二人とも落ち込んでたりしたけどなんだかんだ言って別々に暮らすまではまだ少し時間がかかるから実感が沸かなかったせいもあり、次第に今まで通りの会話の二人に戻っていった。
夜になりあたしは部長と会い貸してもらえる部屋を見に行った。
家賃は3万。
今まで一人暮らしをしてた時は見た目から中身まですごくこだわってた。
だから家賃も6万とか…
でも今は贅沢言える状態ではないのは確か。
新しい住まいはお風呂もトイレも一緒。
見た目も古い。
あからさまに女の人が住んでる様子はなかった。
不安の中、荷物を何々持ってくるか見積もった。
:08/04/20 12:11
:D903i
:dFJFyJNc
#451 [ナオ]
帰りに部長がご飯を持たせてくれた。
今までは正直部長を見下してた部分がすごくあったけど今回の事で改めて感謝した。
あたしは一人では生きられない…
誰かに支えてもらわなきゃ生きていけない…
でもいつも心の中は一人だと思ってた。
でもこんなにもあたしの事を心配し手をさしのべてくれる人がいる事を今になって気づいた…
今までみんな...
ごめんね...
:08/04/20 12:16
:D903i
:dFJFyJNc
#452 [ナオ]
でも逆に健チャンは...
あたしと別れ支えてくれる人はいるのかな?
実際友達に仕事が決まるまで泊まらせてほしいって頼んでも断られてた。
健チャンは改めて本当の意味で一人になるんだなって思うと手をさしのべてあげたくなる。
でもその行為がまた健チャンをダメにするのは分かってるから……
あたしはその手を自分で払いのけた。
:08/04/20 12:19
:D903i
:dFJFyJNc
#453 [ナオ]
結局別れてから4日後くらいにあたしは新しい住まいに引っ越す事に決めた。
残り少ない二人の生活を最後に満喫するために最後にドライブに夜景を見に行ったりした。
車内に流れる音楽が別れの曲で今の自分達に当てはまりすぎて二人とも涙こぼれそうになっね…
だんだん本当の別れを実感してくるにつれてあたしは何度も泣きそうになった。
だって…
あんな事されても
まだ健チャンの事を
愛してるから…
そして家を出る前日の夜がやってきた...
:08/04/20 12:25
:D903i
:dFJFyJNc
#454 []
ナオさんよく頑張りましたねK
辛いと思うけど、それが一番よかったと思います~~
またなんかあったら言ってくださいね
なんでも聞きますよ
:08/04/23 23:18
:W42S
:KEBD6aiU
#455 [みか]
:08/04/24 04:23
:L704i
:r9k993Ng
#456 [ナオ]
久々更新すいません…
別れてからもいろいろ問題があって

名無しサン.
最初から最後までいつも見守っててくれてありがとう

すごい支えられました

絶対完結させます

みかサン.
アンカーありがとう

:08/04/29 01:27
:D903i
:wXUSc6SM
#457 [ナオ]
部屋は片づいて何もない
ただ明日運ぶ大きな家具やベットがあるだけ…
あんなに暖かかった部屋が何だか急に寂しくなったね…
まるであたしの気持ちを表してるみたいだった。
何もない部屋であたし達は最後の時間を過ごしたね。
:08/04/29 01:29
:D903i
:wXUSc6SM
#458 [ナオ]
このアパートに引っ越してからいろいろあったな…
健チャン失踪事件
から始まり
最後はお金での
裏切り…
あたしは
何度裏切られ
傷つけられて
きたのかな…
思い出すだけで
涙が出てくる。
:08/04/29 01:32
:D903i
:wXUSc6SM
#459 [ナオ]
ベットの中で手をつないで寝るのが習慣になってたよね。
いつも寝る前に声を揃えて言ってた言葉。
『今日も一日愛しとったよ

明日も一日愛してるからね

仕事頑張ろうねー』
って…
《明日も一日愛してる》
ねぇ健チャン…
あたし達に明日は
ないんだよね…
:08/04/29 01:37
:D903i
:wXUSc6SM
#460 [ナオ]
最後の夜も自然と手をつないでいたね。
ナ『明日でお別れだね…なんか実感わかないや』
健『そうやな…』
ナ『うちとすごした時間は幸せだった?本当にうちの事大好きだった?』
健『幸せだったし大好きだったよ…ナオは?』
ナ『あたしもだよ』
健『離れたくない…』
ナ『もうあの頃には戻れないよ…今更後悔しても遅いんだよ…』
:08/04/29 01:40
:D903i
:wXUSc6SM
#461 [ナオ]
健チャンがあたしの手を握る力が強くなる…
健『幸せにしてあげられなくてごめんな…』
ナ『ほんまそれやしー次はいい人見つけなきゃねっ(笑)』
健『俺…いつになるか分からないけどナオに認めてもらえる男になるから…』
ナ『ほんまいつになるやらねー(笑)』
健『大好きだよ…涙』
ナ『泣かないの(笑)』
:08/04/29 01:47
:D903i
:wXUSc6SM
#462 [ナオ]
本当は辛いよ?
泣きたいよ?
でもわざと明るく振る舞ってた…
お願い健チャン...
これ以上そんな言葉いわないで…
健『俺一生ナオの事好きだから』
ナ『なら一生独身だね(笑)』
健『独身でいいし…』
ナ『そんな事言わずにいい人見つけてね』
健『やだ…』
ナ『うちを困らせないの(笑)』
健『………』
ナ『あーでもいろいろあったねほんま』
:08/04/29 01:55
:D903i
:wXUSc6SM
#463 [ナオ]
健『ナオがオボンで俺を叩いて番号渡してきたよな〜』
ナ『すぐそれ言うな(笑)』
健『嬉しかったもん』
ナ『よくドライブ行ったね〜野外セックス失敗したり?(笑)』
健『それ禁句…』
ナ『あとあと〜』
何時間話してたんだろ…
一つ一つ思い出を掘り起こしては笑ったり怒ったり…
:08/04/29 01:58
:D903i
:wXUSc6SM
#464 [ナオ]
気づくと空は少しずつ明るくなってたね…
お互い眠いはずなのに一分でも…
一秒でもそばにいる思い出がほしかった。
ナ『あ〜改めて思い出したら楽しかった』
健『うん……』
ナ『ん?どしたの?』
ガバッ――
気づくとあたしは健チャンの腕の中にいた。
:08/04/29 02:01
:D903i
:wXUSc6SM
#465 [ナオ]
強く…
強く抱きしめられてた…
健『やっぱり嫌だよ…離れたくない…涙』
あたしも
強く…
強く健チャンを抱きしめ返した。
ナ『健チャン…今までいっぱいありがと…出会えて良かったよ…』
健『ヴッ……涙』
ナ『さっ明日も忙しいしそろそろ少しでも寝るかっ!!』
首を横にふる健チャン。
ナ『寝るの!!あたしはオネムです〜』
そう言って健チャンに背中をむけた…
:08/04/29 02:05
:D903i
:wXUSc6SM
#466 [ナオ]
あたしは声を殺して泣いた。
震えるあたしの体を
健チャンは後ろから
ずっと…
抱きしめてた。
きっと泣いてたのバレてたのかな…
いっそこんなに離れる事が辛いならもう一度やり直す事だって可能...
でも今よりもっと辛い事が待ち受けてるのも確かだと思う。
現実から目をそらさないようあたしはそのまま健チャンの方を向く事はなかった…
:08/04/29 02:09
:D903i
:wXUSc6SM
#467 [ナオ]
結局お互い寝ないまま朝になった。
二人とも口数が少ないまま引っ越しの最終仕上げをした。
昼になり業者が来てあたしの荷物を次のアパートに移した。
お母さんや甥っ子のチビも手伝いに来てくれた。
:08/04/29 02:11
:D903i
:wXUSc6SM
#468 [我輩は匿名である]
:08/04/30 14:32
:F904i
:ZBJIkyfo
#469 [ナオ]
アンカーありがとうございます

少しですが更新します

新しい住まいに無理矢理家具を入れた部屋は狭かった。
甥っ子達は頑張って本を本棚にならべてくれた。
また見事にバラバラやし逆さまやしユニークな感じに仕上がってた(笑)
:08/04/30 19:55
:D903i
:/IaB9F9.
#470 [ナオ]
チビ『ねぇね何でお家変わったの?』
ナ『健チャンとばいばいしたからだよ』
チビ『もういないん?』
ナ『んー会う事はないかなっ』
チビ『ならこれからはいっぱい俺んち遊びに来てくれる?』
チビ2『ねぇねといっぱい遊びたい』
ナ『そうだね!!家も近いしいっぱい遊びに行くねっ』
知らない間に健チャン一筋だったあたしはこんなに小さい甥っ子と姪っ子に寂しい思いをさせてたんだね…
ごめんね。
ミズキ。
ごめんね。
サナ。
:08/04/30 19:59
:D903i
:/IaB9F9.
#471 [ナオ]
ふいにチビ達が言った言葉にあたしはチビ達の前なのに泣いちゃったね…
サナ『…ねえね楽しい?』
ナ『ん?何で?』
ミズキ『泣きそうな顔してるから…』
ナ『ほんま?ねえねなら大丈夫!!ありがとね』
ミズキ『俺は男だから女のねえねを守る!!』
サナ『サーチャンもまもりゅ』
ねえ健チャン?
こんなに小さな子供達があたしを守るって言ってるよ?
健チャン…
あたしはあなたに一番守ってもらいたかったよ…
あたしは悔しくて泣き出した。
:08/04/30 20:05
:D903i
:/IaB9F9.
#472 [ナオ]
お母さんは気を使って子供達を連れて近くにあった自動販売機に飲み物を買いに行った…
情けないな…
きっとお母さんだって自分の娘が目の前で泣いているのを見て辛かったと思う。
だってお母さんの目にはうっすら涙が溜まっていた…
あたしに声をかけるときも声が震えていた…
何やってんだろな...
大の大人が。
自分だけが辛いならまだしも皆にも辛い思いさせてしまった事が悲しかった。
:08/04/30 20:10
:D903i
:/IaB9F9.
#473 [ナオ]
あたしは急いで涙を拭いた。
心配かけたらダメ!!
15分後、皆は戻ってきた。
ナ『お帰りー!!遅かったね?』
出来る限り平然を装って作り笑いをした。
なんか3人でニヤニヤしてこっちを見てくる…
ナ『な…何よ?笑』
3人『……せーのっ』
チビ達の手には近くの公園で摘んだであろう小さな小さな花束があった。
ナ『…くれるの?』
チビ『元気出た?』
ナ『出る出る!!わぁ可愛いねっ…二つもありがとね…元気になったよ』
:08/04/30 20:16
:D903i
:/IaB9F9.
#474 [ナオ]
チビ『やったね!!』
3人で顔を見合わせ喜ぶ姿が最近の中で一番幸せを感じた時間だった。
皆心配してくれてる…
早く前を向かなきゃ…
花をコップに飾った。
一番目につくところに置いた。
それを満足そうに見つめる子供達。
あー…暖かいな…
あたしの心は幸せでいっぱいになれた。
ありがとね皆。
:08/04/30 20:19
:D903i
:/IaB9F9.
#475 [ナオ]
空も薄暗くなった頃チビは親の元に。
お母さんは実家に帰らなくてはならない。
母『ちゃんとご飯食べるのよ?何かあったらすぐ連絡してきなさい』
チビ『ねえねまた遊びにきてね★ばいばい』
ナ『分かってるって!!皆今日はありがとね…ほんま助かった。また遊びに来てね〜気をつけて帰ってな。ばいばい…』
皆が帰ってから一人ぼっちになったら急に寂しくなった…
:08/05/01 22:45
:D903i
:zWJEeY6.
#476 [ナオ]
これからは一人なんだよね…
はぁ…
なんだか疲れた。
気づいたら眠ってた…
携帯の呼び出し音で目を覚ました。
着信;健チャン
ナ『ごめっ寝てたわ』
健『部屋片づいた?』
ナ『何とかね〜健チャンはなにしてた?』
健『仕事の面接行ってきて採用された!!寮に入れるわ』
ナ『良かったやん』
:08/05/01 22:54
:D903i
:zWJEeY6.
#477 [ナオ]
健『………』
ナ『少し会って最後に話しようか…』
健『ほんまに?なら待ってるな』
健チャンはまだ前のアパートにいた。
次行くとこが決まるまでは退去せずに借りたままにしたから…
あたしは用意をし車を走らせた。
あたしが愛した
健チャンの元に―
最後のけじめをつけに。
:08/05/01 22:59
:D903i
:zWJEeY6.
#478 [

◆hB/ij5xC9Y]
:08/05/19 01:40
:SH904i
:hmfqcuVE
#479 [ゆこ
]
:08/05/19 10:31
:D904i
:l4if55Do
#480 [我輩は匿名である]
:08/05/19 13:36
:SH904i
:R.3.k1vM
#481 [ナオ]
皆さん.
長い間の放置すみせんでした


やっとこの話に本当の終わりが来たので今日の夜から一気に頑張って書き上げます

見てくれていた方..
最後まで目を通していただければ嬉しいです

:08/05/27 16:45
:D903i
:keDw1ClA
#482 [ナオ]
車を走らせ見慣れた景色が目に入る..
もうこの景色を見ることはないんだろうな…
あたしはこれで健チャンと最後の別れになるって思ってた。
でも二人で続く未来が待ち受けているとは思ってもみなかった..
アパートに着きあたしは使い慣れた鍵で部屋へと入る。
電気も止めたため月明かりの光を頼りに寝室へと向かう。
:08/05/27 16:49
:D903i
:keDw1ClA
#483 [ナオ]
何もない部屋で健チャンは隅の方へ座り煙草を吸っていた。
健『お帰り…』
ナ『ただいま…』
健『もう二度とナオにお帰りって言えないんだよな…』
ナ『そうだね…』
健『部屋は片づいた?』
ナ『大分ね!!』
健『そか……』
ナ『なぁうちらこの先もう会ったり連絡したりするのやめよ?多分ひきずってしまうし前に進めないから…』
健『やだ…』
:08/05/27 16:55
:D903i
:keDw1ClA
#484 [ナオ]
ナ『お願い分かって?』
健『やだ…ナオに彼氏が出来るまででもいいから連絡とったり友達としておらせて…お願い』
ナ『………』
正直あたしもキッパリ離れる勇気はなかった。
何だかんだ言ってもあたしは弱い人間。
一人になる勇気がまだなかったのかもしれない…
だからあたしは健チャンとは友達として繋がっていようって決めた。
でもこの選択が…
あたしをさらに苦しめる事になるんだね…
:08/05/27 16:58
:D903i
:keDw1ClA
#485 [ナオ]
ナ『分かった…』
健『ほんまに!?ありがとう!!』
すごく嬉しそうな健チャンを見てたらまだ愛されてるんだって余計辛くなった…
何でかな...
嫌いになって離れるのは分かる。
でも..
好きなのに…
こんなにもまだ健チャンの事が好きなのにあたしは自ら離れたんだろ…
好きだったらどんな事も乗り越えられるって前は思ってた。
でもやっぱ好きだけじゃダメなんだね…
あたしは今だにこの答えを見つけられていない。
:08/05/27 17:02
:D903i
:keDw1ClA
#486 [ナオ]
この日が二人の最後になる訳じゃないって思ったらお互い気が楽になったのか普段の二人に戻っていた。
恋人としては最後だけどこの先も側にいる訳だし寂しさなんてなかった…
結局朝を二人で迎えあたしは新しい家に。
健チャンは新しい仕事場の寮へと帰った。
今日からあたしは一人。新しい道を歩み出す。
:08/05/27 17:06
:D903i
:keDw1ClA
#487 [ナオ]
気持ちを新たに健チャンと知り合った場所であったパチ屋から身を引き、新しい店舗を管理する事になった。
住んでる場所からは少し距離はあったけど通うのにも慣れ新しいパチ屋での販売にも慣れてきた。
毎日仕事も充実していた
ただ…
夜が辛かった。
今まで隣にいた人が急にいなくなって二人で寝ていたベットに今は一人。
こんなに広かったかな…
夜になると寂しくて自然と泣いていた。
:08/05/27 17:10
:D903i
:keDw1ClA
#488 [ナオ]
あの日から健チャンとは毎日メールのやりとりをしていた。
付き合っていた頃と変わらない内容。
ただ一つ違うといえば…大好きって言葉を伝え合うことはなかった…
自然とそれにも慣れてきた。
ただ一つ。
問題がまだ解決していないことがある。
それはお金…
:08/05/27 17:19
:D903i
:keDw1ClA
#489 [ナオ]
半分の7万は返してもらったけど家を出る際に家賃やら前払いだったからそれで支払った。
自分の給料を手にしたが支払いやら今まで滞納してた分を払ったら手元には3万しか残らなかった…
貯金もないし健チャンは働いてないから給料入らないからお金ないし...
アコムに行かせようにも保険証が手元にまだ来てないから借りれない。
残りの7万を返してもらえないあたしは1ヶ月苦しむ事になった…
:08/05/28 00:14
:D903i
:JxPcjNFg
#490 [ナオ]
お金もなく毎日が苦しい中あたしは健チャンに会った時はご飯おごってあげてた…
だって健チャン本当に千円くらいしかなかったんだもん...
そんな中事件が起きた。
その日はふつうに健チャンが泊まりに来てて次の日の朝あたしがシャワーを浴びて部屋に戻りふと何げなしに財布を見た。
なんか違和感を感じ中身を確認したら千円足りなかった…
お金がない時は毎日計算して使ってたから中身を間違う事はない。
健チャンの財布を確認すると昨日までは千円だったのに二千円になってる…
………。
:08/05/28 00:19
:D903i
:JxPcjNFg
#491 [ナオ]
寝たフリをしていた健チャンに声をかけた。
ナ『なぁ…金取った?』
健『はぁ!?取ってないし』
ナ『でもあたしの財布から千円消えて健チャンの財布の中千円増えてる』
健『ほんま取ってないし!!何で疑うかな…』
ナ『いやだってあからさまやん…』
しばらくこのやり取りをしてついに白状した。
ってかこの状況でシラ切る方が難しいだろう…
健『ごめん…』
ナ『…てか何しとん』
健『………』
ナ『自分がした事分かってるん!?泥棒やん』
:08/05/28 00:24
:D903i
:JxPcjNFg
#492 [ナオ]
健『…ごめんなさい』
ナ『何で取ったん?』
健『金なかったから』
ナ『うちもないし!!てか誰のせいでこんな苦しい生活してる思っとん』
健『俺……』
ナ『うちもないのにご飯食べさせたりしてるよなぁ?それなのにまじ最低やな自分…』
健『……ごめんなさい』
正直このときは本当に悔しかった。
何で?
いくら元カノだからってお金を勝手に取っていい訳ない!!
金額は少なくてもした事が許せなかった…
すごく裏切られた感がこみ上げてくる…
:08/05/28 00:29
:D903i
:JxPcjNFg
#493 [ナオ]
あたしも仕事があるからひとまず健チャンを寮に送り届ける事にした。
もちろん車内は沈黙…
ただ一言帰り際に
ナ『しばらく会いたくないし連絡しないで』
そう言い残し健チャンの元から離れた。
仕事に向かう途中イライラが収まらなくて泣きそうになった…
あたしっていったい健チャンの何なんだろ…
たんなるヒモ?
都合のいい女?
あたしだって服も買えないし
飲みにだって行けない。
いっぱい我慢して文句一つ言わなかったのにさすがにキレていいよね…
:08/05/28 00:33
:D903i
:JxPcjNFg
#494 [ナオ]
でもやっぱあたしはバカ.
こんな事までされたら普通は愛想つきるよ?
でもあたしは
普通じゃなかった。
異常だったね…
その日の夜健チャンからの着信を知らせるランプが目についた..
でも出なかった。
その日から2日たった。健チャンは連絡をしてこない。
望んでたはずなのに…
健チャンの事が心配で仕方なかった。
ちゃんとご飯食べてるかな?
ちゃんと生きてるかな?
:08/05/28 00:37
:D903i
:JxPcjNFg
#495 [ナオ]
実際お金ないから食料も買えないのは分かってる
皆は自業自得なんだからほっとけって言うけど…
やっぱあたしは健チャンを完璧に嫌いになれない…
3日たった夜。
あたしは仕事帰りになけなしのお金で

でカップラーメンとおにぎり、お茶と煙草を買って健チャンの寮に向かった。
:08/05/28 00:41
:D903i
:JxPcjNFg
#496 [ナオ]
バカだって分かってる…
でも頭で分かってても気持ちがついてこない…
だからあたしは思うがままに行動する。
寮に着き健チャンに久しぶりに電話をかけた.
健『もしもし!?』
ナ『久しぶり…てか今寮の駐車場いるから出てきて…』
健『え!?何で!?』
ナ『いいから…』
健『分かった!!』
内心ちゃんと寮にいた事が嬉しかった。
遊び歩いてなかったのが嬉しかったのかな…
もう彼女でもないのにこんな事でいちいち安心しても意味ないのにね…
待つこと数分―
駆け足で近づいてくる健チャンの姿が目に入った。
:08/05/28 00:46
:D903i
:JxPcjNFg
#497 [ナオ]
助手席に乗り込んできた健チャンはちょっと前に会ったはずなのに見て分かるくらい痩せていた。
健『いきなりビックリしたし!!どしたん??』
ナ『いや別に…元気かなって…』
健『元気じゃないな』
ナ『ちゃんと食べてるの?』
健『金ないし寮の飯だけだから一日一食だけ』
ナ『そか…たいした物じゃないけどこれ…』
そう言ってコンビニ袋を差し出した
:08/05/28 00:57
:D903i
:JxPcjNFg
#498 [ナオ]
健『え…くれるの?』
ナ『うん…食べなきゃ倒れるよ…』
健『ありがと…』
そう言ってあたしを抱きしめようとした。
でもそれを拒否した。
ナ『じゃ明日朝早いから帰るわ…』
健『来たばっかりじゃん!!もう少しだけいてほしい…』
ナ『それ渡しに来ただけだから…それにやっぱまだ許せないし…』
健『…ごめんな…』
ナ『じゃまたねっ』
名残惜しそうに車から降りる健チャンの後ろ姿を見てると辛かった。
:08/05/28 01:03
:D903i
:JxPcjNFg
#499 [ナオ]
辛いなら少しでもいたら楽になる?
いや…
きっとあたしはまたはまってはだめな道に足を踏み入れてしまいそうだったから…
近すぎる距離を少しずつ離す努力をしなきゃ…
だってあたし達が再び結び合う事は二度とないんだから…
:08/05/28 01:08
:D903i
:JxPcjNFg
#500 [ナオ]
自分だけの今の感情で走っていいなら今すぐあたしはあなたの胸に飛び込むでしょう…
でも…
お母さんに言われた。
また付き合うなら親子の縁は切るからって…
冷たい言い方だけどあたしの幸せを願ってるからこその本音。
うちだって分かってる。
健チャンとまた一緒にいても苦しく辛い未来しか待っていない事は…
だからお願い。
あたしの気持ちが完璧に離れるまでは友達としてでいいから…
隣にいさせて下さい。
必死に自分の感情を抑えながら健チャンの後ろ姿を見送って車を走らせた。
:08/05/28 01:13
:D903i
:JxPcjNFg
#501 [ナオ]
家に着いてからメールが届いていた事に気づく。
健チャンから謝りのメールとありがとうの気持ちが書かれていた。
あたしがこんなんだから健チャンはあたしを頼ってしまうんだよね…
あたしが健チャンをダメにしてるんだよね…
分かってる!!
分かってるけど…
どうしていいか
分からない…
いっそ出来るならあたしの中から感情という部分を取り除いてほしい..
:08/05/28 01:15
:D903i
:JxPcjNFg
#502 [ナオ]
それからは毎日連絡も取り合い時間が合えば会っていた。
今はお金を稼ぐのが大事だから仕事をもちろん優先し2週間休みなしで働き続けていた。
連勤も終わり久々にゆっくり健チャンと会う事になった。
でも会えばまた傷つく…
何でなのかな...
早く健チャンと縁を切れって事なのかな?
あたしはこの日を境に少しずつおかしくなった。
:08/05/28 01:19
:D903i
:JxPcjNFg
#503 [ナオ]
ナ『久しぶりやな!!元気だった??って毎日メールしてるから分かるか』
健『体しんどいわ』
ナ『ずっと何してたん?誰かと遊んだ?』
健『誰とも遊んでないわ…えらいしな』
ナ『でもうち知ってるよ?遊んだの…』
何となくかな…
直感だったけど分かる。
こいつ嘘ついたって。
だからあたしはかまをかけてしまう。
知らなきゃ傷つかなくて済むのに知りたいって気持ちがそれを上回ってしまう…
少しの沈黙の後
あたしは頭が真っ白になっていた。
:08/05/28 01:22
:D903i
:JxPcjNFg
#504 [ナオ]
健『あー1回だけ友達がメールしてる子と会うの1対1じゃ嫌だからついてきって2対2で会った。でもそれはお金なくてご飯おごってくれるって言ったから行ったんよ?女が目的じゃないし俺はナオ以外今は考えれないしな…』
はい???
何か意味分からない…
でも彼女じゃないから何も言えないしただ何かバカみたいに一人働いてる間に楽しんでたんだって思うと腹が立った…
聞かなきゃいいのに口が勝手に動いてしまう。
:08/05/28 01:26
:D903i
:JxPcjNFg
#505 [ナオ]
ナ『そ…そうなんだ!!楽しかった?てか可愛かった?』
なるべく平然を装って話すあたし。
でもあからさまに機嫌は悪くなってたけど…
健『楽しくないし不細工やったし最悪だったけどご飯食べれたしなっ』
ナ『ご飯のためなら行くんやね…』
健『金ないから普段食べれないから…でも番号交換とかしてないし』
ナ『なら携帯見せて』
健『はい…』
差し出された携帯の電話帳を見て更に後悔した。
:08/05/28 01:31
:D903i
:JxPcjNFg
#506 [ナオ]
土井チャンとちゃっかりまた交換してんじゃん…
いつのまに会ったんだよ
あたしの様子に気づいた健チャンは
健『あとこの前皆で会った時に土井チャンもいたから…』
ナ『どっちから聞いたん?』
健『俺……』
ナ『そっかぁ…いんじゃない?別に。もう付き合ってる訳やないもんね。素直にうちが変わる姿を見ててって言われて信じて待ってたのが間違いやったね〜バカらしっ』
健『違うし!!』
ナ『何が?』
健『変わるとこ見てほしいって思ってる…』
:08/05/28 01:34
:D903i
:JxPcjNFg
#507 [ナオ]
ナ『うん。だから見たよ?見た結果このありさまやん。よく分かった』
健『………』
なんかバカみたい。
戻れないって分かってたよ?
でも心のどこかで本当に健チャンが変わればまたお母さんや周りの皆が認めてくれるかもって信じてたから…
でもやっぱ無理だね。
現実をつきつけられてその小さな可能性を打ち砕いた。
:08/05/28 01:37
:D903i
:JxPcjNFg
#508 [りな]
:08/05/28 01:39
:SO704i
:1Eoa0zf2
#509 [ナオ]
ナ『うちなやっぱまだ健チャンの事好きだからこんなん聞いたら辛い。嫉妬もするし否定出来る立場じゃいの分かってるけど耐えれない…やっぱ友達として見れないよ…だからもうキッパリ離れよ』
健『嫌だ……離れたくない……』
ナ『自分はいいかもしれんよ?でもうちの立場にもなったら分かるよな?辛いのはもう嫌だ…』
健『…………』
後は何を言ったか忘れたけどあの時結構パニックに陥って胸につかえてた気持ちを全部ぶつけた。
気づけばあたしの部屋に着いていた…
:08/05/28 01:41
:D903i
:JxPcjNFg
#510 [ナオ]
とりあえず部屋にあがり話し合いをしたけどお互い譲らず解決しないままだった。
でも健チャンはあたしの目の前で土井チャンを削除し連絡取らないからって携帯を見せてきた。
別にそんなことをしてほしい訳じゃないの…
もう今更って感じ…
何であたしこんなに苦しんでるんだろう…
何であたしこんなに健チャンから離れられないんだろう…
もう訳が分からない…
:08/05/28 01:44
:D903i
:JxPcjNFg
#511 [ナオ]
結局最後は健チャンの我が儘をまた受け入れる。
―友達としている事を―
そしてあたしは彼に抱かれる。
今のあたし達は…
友達以上恋人未満。
これほど辛いものはないんだなって初めて思う。
好きだけどその上はなく好きだけどその下はない
あたしはいったい何がしたいんだろう…
健チャンはいったい何を求めてあたしに会うのだろう…
お金?
体?
あたしの存在?
わかんないや…
:08/05/28 01:48
:D903i
:JxPcjNFg
#512 [ナオ]
その日からあたしは一日も早く健チャンを思う気持ちを断ち切ろうと負けじと紹介やら美容員に行った時にナンパされた美容師とメールを始めた。
もちろん健チャンとも毎日連絡はとっていた。
でも結局は無闇にメールをしたって気持ちが薄れていく事もなく…
ただただまるで操り人形のように男達と連絡を取り合っていた。
でも逆にそれが辛かった。
気が紛れる所か傷口が広がる一方で…
楽しくないし他の男とメールしてても頭から健チャンの存在が離れようとしない
:08/05/28 01:53
:D903i
:JxPcjNFg
#513 [ナオ]
りなさん.
アンカーぁりがとぅ

:08/05/28 01:53
:D903i
:JxPcjNFg
#514 [ナオ]
あたしは日に日に精神的にも肉体的にも弱っていった…
そんな中たまに家族と連絡をとれば
【ナオは強いから大丈夫だよ。早く忘れな】
とか
【健チャンは最低だよ】
とか..
言葉の一つ一つがあたしを更にどん底に追いやっていく。
あたしは強いの?
全然強くなんかない!!
あたしは弱いよ?
あたしは強くなきゃ
だめなの?
何で簡単に
そんな事言うの? もう嫌だよ…
もう疲れたよ…
:08/05/28 01:59
:D903i
:JxPcjNFg
#515 [ナオ]
ス――ッ…。
ポタッ。
ポタッ。
気づけばあたしの左手首から血が流れていた。
10カ所以上…
誰も本当のあたしなんか分かってない。
誰もあたしの気持ちなんか分かってくれない。
誰も…
誰も…
もうこんな苦しい思いするくらいなら楽になりたい…
生きてたっていいことなんてないんだもん…
:08/05/28 02:03
:D903i
:JxPcjNFg
#516 [ナオ]
遠のく意識の中携帯が鳴っているのに気づいた。
右手を必死に伸ばし携帯を握る。
やだ…
やだ…
怖い…
死にたくない…
電話越しに聞こえる声が誰なのか分からないけどただ助けてって叫んでた
プツッ――――――
:08/05/28 02:07
:D903i
:JxPcjNFg
#517 [ナオ]
気づけば病院のベットの上だった。
点滴をされ左手首には包帯が巻かれていた。
あれ?
何で?
周りを見渡すとお姉ちゃんがあたしの手を強く握って泣いていた。
後から聞いた話あの電話はお姉ちゃんからであたしの家から2分の距離に住んでいた姉はただ事ではないと察し家に来たらしい。
普段鍵を閉め忘れる癖がこんなとこで役に立つなんて…
:08/05/28 02:09
:D903i
:JxPcjNFg
#518 [ナオ]
ナ『お姉ちゃん…』
姉『バカ!!何やっとんよ…バカ…』
ナ『ごめん…』
ただひたすら強く握りしめられた手をあたしも必死に握り返した。
生きてて良かった…
本当に心からこのときそう思えた…
あたしのために泣いてくれる人はちゃんといる。
あたしは生きている価値あるよね?
あたし生きてていいんだよね?
あたしはひとりぼっちが怖くて逃げてしまった。
でもあたしは一人じゃないんだね。
:08/05/28 02:13
:D903i
:JxPcjNFg
#519 [ナオ]
傷は思ったょりも浅くあたしはただ軽い貧血も起こしていたらしい。
今になって思えばあの時の自分が一番嫌い…
強くなる努力もせずにただただ逃げるだけしか出来ない弱い人間。
退院もすぐに出来た。
仕事は一日だけ休ませてもらう事にした。
休んだ日は家にお姉ちゃんが来てくれた。
:08/05/28 02:17
:D903i
:JxPcjNFg
#520 [ナオ]
姉『少しは落ち着いた?』
ナ『うん…』
バチッ!!!
あたしの右頬がジンジンと痛む。
突然の出来事で目が丸くなる…
でもお姉ちゃんの目を見て久しぶりに素直に泣けた…
いっぱい泣いて
いっぱい鼻水垂らして
まるで子供みたいに。
お姉ちゃんはただあたしの背中を優しく子供を寝かす時のように叩いてくれてた。
:08/05/28 02:20
:D903i
:JxPcjNFg
#521 [ナオ]
少しずつ落ち着きを取り戻したお姉ちゃんは話し出した…
姉『なぁもういいよ?ナオは頑張ったよ?もう止めよう…そんなに辛いならもう忘れよ?忘れる事も辛いと思うよ?でもな今を乗り切ったら時間が解決してくれるから。……あんなお母さんがナオの事聞いてショックで仕事中倒れたんな…母さん今ガンの疑いあるの知ってるよな?いつガンになってもおかしくない状態なんよ?心配かけてどうするん?
:08/05/28 02:25
:D903i
:JxPcjNFg
#522 [ナオ]
一気にあたしの大事な人を二人も奪わないでよ…お願いだから…』
こんなに静かに泣いてるお姉ちゃん初めて見た…
ナ『母さんは今は!?』
姉『大丈夫だよ…でも無理はさせれないけどね…母さんが言ってた…高君(あたしの兄)は小さい頃に心臓病で今でも胸に大きな傷がある。好きで自分の体に傷つけた訳じゃないのに何でナオは元気な体なのに自ら傷つけて死のうとしたんだろうって…自分が知らないうちにナオを追い込んでたんだって泣いてた…』
:08/05/28 02:30
:D903i
:JxPcjNFg
#523 [ナオ]
ナ『…………涙』
お兄ちゃんだって
大きな傷を背負って今も元気に強く生きてるのに
あたしは…
大好きなお母さんまで追いつめて…
何やってんだ…
後悔がどんどんあたしを追いつめてくる。
ナ『ごめんなさい…ごめんなさい…ごめん…』
ただ謝る事しか出来なくて
自分が情けなくて
でも逃げる勇気も立ち向かう勇気もなくて
一人さまよって…
でも前を向くから…
あたし頑張るから…
ごめんなさい…
:08/05/28 02:34
:D903i
:JxPcjNFg
#524 [ナオ]
泣き疲れてあたしはいつの間にか寝ていた。
起きるとお粥と手紙が机の上に置いてあった。
ナオへ。
目さめたらお粥食べな。あたしは子供いるから帰らないといけないけど辛くなったらいつでも呼んでね?
こんなに近くにいるんだから頼ってよ…
あたしそんなに頼りないお姉ちゃん?
あたしもナオが道に迷った時は一緒に正しい道探してあげるぐらい強くなるから一緒に強くなろ。もうあんな事しないって約束してね…
:08/05/28 02:38
:D903i
:JxPcjNFg
#525 [ナオ]
あたしは泣きながらお粥を少し口に運んで食べた
『しょっぱ……』
相変わらず料理は下手な姉ちゃんだけどすごく暖かかった…
携帯を見ると充電が切れていて充電し電源を入れると健チャンから大量の電話とメールがきてた。
心配してくれてたんだ…
あたしはすべてのメールを読み終えて携帯を閉じた
:08/05/28 02:41
:D903i
:JxPcjNFg
#526 [ナオ]
あれから1年半か…
付き合いだした頃から一つずつ思い出して行く。
どこで間違いだしたのかは分からないけど…
今思い返せば辛い事の方が多かったな…
それなのに離れれず側にいたいって思ってた。
それはやっぱりいい所もたくさん見てきたから信じていたかったのかも…
好きだけじゃどうにもならない事がある。
あたしは身を持って初めて痛感した…
:08/05/28 02:45
:D903i
:JxPcjNFg
#527 [ナオ]
少しずつ
少しずつ
思いだし
あたしはあなたとの物語の最後に近づいてきた。
もう離れよう。
キッパリ縁を切ろう。
今は辛くてもいつかまた
幸せになれる日が来る事
を信じて歩み出そう。
あたしは携帯を握りしめ
健チャンに電話をかけた。
:08/05/28 02:49
:D903i
:JxPcjNFg
#528 [ナオ]
今日はここまでにします


話をいくつか省略したため読みずらくなってたらすいません

後少しで完結します

正直小説を完結させる決心もまだ出来てないですが逃げずに書くので見て下さい

また明日書きます

:08/05/28 02:51
:D903i
:JxPcjNFg
#529 [ゆき]
随分と前から、読ませてもらっていました

これからも応援していますので、完結に向けて頑張ってください

:08/05/28 10:00
:P904i
:zBWhJ6dI
#530 [ナオ]
ゆきサン.
ありがとう


完結させるまでに長い時間をかけてしまいすいません

頑張るので応援ょろしくお願いします

:08/05/28 18:19
:D903i
:JxPcjNFg
#531 [ナオ]
今日書けそうにないです

気持ち混乱して

明日は必ず書きます

すいません

:08/05/28 23:53
:D903i
:JxPcjNFg
#532 [ナオ]
訂正を一つ

526の内容の
あれから一年半は健チャンと付き合い始めた頃から今までです。
今書いてる内容は本当につい最近の出来事です。
ややこしくてすいません…
:08/05/29 00:00
:D903i
:oFxLA.Gc
#533 [ゆき]
マイペース

に、整理しながらゆっくり仕上げていってください


整理整頓…
なんて、ホントは凄く大変な作業だし、エネルギーも使います

ましてや、『気持ち

』の整頓なんて長い月日がかかってしまう場合だってあるかもしれません

焦らず…
ていねいに

キレイに

整理していってください。
:08/05/29 15:13
:P904i
:.KzScPaQ
#534 [ナオ]
ゆきサン.
ほんまありがとう

焦らず…
ゆっくり…
整理して前向けるように頑張ります


本当に暖かい応援ぁりがとうございます

:08/05/29 18:12
:D903i
:oFxLA.Gc
#535 [ナオ]
――♪♪♪――
健『もしもし!?ずっと連絡出来なかったけど何かあったん!?』
ナ『ごめんね…体調悪くて…』
健『大丈夫なん!?』
ナ『うん!!平気』
健『なら良かった…』
ナ『心配してくれてありがと……近々会える日ある?話がしたい…』
健『俺今遅番だから土曜日は?早番になるから早く終わるし。てか話って何?』
ナ『なら土曜うち仕事終わったら迎えに行くね。会ってから話すよ』
健『気になる…でもいい話じゃないよね…?』
ナ『いいか悪いかはずっと先じゃないと答え分からないかな…』
:08/05/29 18:17
:D903i
:oFxLA.Gc
#536 [ナオ]
健『俺嫌だからね…』
ナ『また土曜日にね』
健『…分かった』
電話を切った後胸が苦しくて苦しくて自分で決めたはずなのに愛しい声を聞いただけで泣きたくなる…
あたし…
間違ってないよね?
これで…
いんだよね?
:08/05/29 18:40
:D903i
:oFxLA.Gc
#537 [ナオ]
自分で決めた事なのに苦しくなって…
あたしは弱い…
気づくとあたしはカミソリを握っていた。
このもやもやをぶつける場所もない…
だから自分を傷つけてただ流れてく血を見て自己嫌悪に陥ってた..
手首にまで刃を近づけた時にお母さんの顔がとっさに浮かんだ…
約束したもんね...
あたしはカミソリをクローゼットの奥に閉まった。
:08/05/29 22:59
:D903i
:oFxLA.Gc
#538 [ナオ]
しばらくボーっとしていると携帯が鳴った。
登録されてない番号のため画面には名前が表示されていなかった…
でも分かるよ?
今でも覚えてる。
でも何で今頃?
あたしは頭がパニックになっていた。
でるかでまいか悩んだあげくあたしは通話ボタンを押した…
:08/05/29 23:02
:D903i
:oFxLA.Gc
#539 [ナオ]
ナ『…はい…』
『久しぶり…分かる?』
分かるよ…
何年あなたの声を隣で聞いてきたと思ってるの?
ナ『久しぶり…分かるよ…ひさしだよね。』
懐かしい声。
健チャンと付き合ってた頃もひさしの存在はかすかながらあったもんね…
変な意味じゃなくて大切な人だったって。
:08/05/29 23:05
:D903i
:oFxLA.Gc
#540 [ナオ]
ひ『正解!!よく分かったな(笑)』
ナ『分かるよ…ひさしこそうちの番号よく分かったね?』
ひ『何か覚えやすいし忘れれんかったなぁ』
ナ『そか…元気?てか急にどったの?』
ひ『元気…じゃないかな(笑)てかこの前誕生日おめでとう』
ナ『何かあったん?てかよく覚えてるね!!もう22になってもうたわぁ』
ひ『おばさん(笑)』
ナ『ひさしのが年上やろ(笑)てかほんまどした?』
:08/05/29 23:10
:D903i
:oFxLA.Gc
#541 [ナオ]
ひ『…俺今なおが住んでる街に住んでるんよ。仕事辞めて出てきた。今は新しい仕事してる。』
ナ『そうなん!!聞いてないよ!?彼女と同棲?』
ひ『言ってないもん(笑)いや、一人暮らし…てか別れた…』
ナ『えっ…そうなんゃ…最近?』
ひ『最近じゃな…てかごめんな彼氏おるのに電話して…ただ誕生日おめでとうって言いたかった』
ナ『別れたよ…うち』
ひ『は!?そうなん!?何で別れたん!?』
ナ『いろいろね…』
:08/05/29 23:15
:D903i
:oFxLA.Gc
#542 [ナオ]
ひ『……なぁ今から少しでいいから会える?』
ナ『……うん…』
素直に会いたいと思った
今のあたしなら過去にしてきた過ちを素直に謝れると思うから…
何より今は一人でいたくなかったのかも…
自分の家の場所を伝え電話を切りあたしは1年半ぶりにひさしと二人で会う事になった。
:08/05/29 23:21
:D903i
:oFxLA.Gc
#543 [ナオ]
急な展開に多少パニックになった。
まさかひさしと会う日が来るなんて思ってもみなかったんだもん…
ひさしと別れる時に言った言葉。
もしうちらが運命の相手なら必ずまた巡り会えるからって...
一瞬ほんまに運命の人なんかなって思った。
少なからず健チャンとの未来は全く見えなかった。
今あたしがこんな状態でひさしに会えば少なからずよりかかってしまいそうになる…
そんな都合のいい事なんて出来る訳ないけど。
会う約束をした事を少し後悔しながら支度をした…
:08/05/29 23:42
:D903i
:oFxLA.Gc
#544 [カズ]
最初から 何回も何回も 読ませてもらってます

携帯小説ゎ 実ゎ ナオさんが 初めてです

わくAドキAの しっぱなしです

ゆっくり じっくり 完結して下さいね

頑張ってね

:08/05/30 00:57
:N901iS
:I9IE3ltk
#545 [ナオ]
カズサン.
コメントぁりがとう


初めてがうちのとか…
何か申し訳なぃです

常に暗い話ばっかだけど読者の方にも気持ちが伝わるように頑張って書きます


励ましぁりがと

:08/05/30 01:28
:D903i
:pfXR62Rw
#546 [ナオ]
30分程してひさしから到着したとの電話がありあたしは急いで待ち合わせ場所に向かった。
別に可愛く見せる必要もないとは思うけど念入りに髪を巻き化粧をし出る前には全身をチェックした。
ここで過ちが一つ…
その日の夜は蒸し暑くあたしは何の気なしに七分の服を着て出かけた事。
後々後悔する事になる…
待ち合わせ場所に着き見覚えのある車が目についた。
あたしは深く深呼吸をし車に乗った…
:08/05/30 01:33
:D903i
:pfXR62Rw
#547 [ナオ]
ナ『よっ!!久しぶり』
ひ『久しぶりっ!!てか自分かなり痩せたな』
ナ『ほんま??嬉しいわ〜綺麗になった?笑』
ひ『痩せたとゆーかやつれた感じ!?でも…綺麗になってる…』
実際ひさしと別れてから就職したあたしは痩せた
健チャンと別れてからはさらに3キロ落ちていた。
ナ『ありがとっ。ひさしも男前になったやん』
ひ『あっやっぱり?(笑)知ってる知ってる』
ナ『言うね〜』
:08/05/30 01:37
:D903i
:pfXR62Rw
#548 [ナオ]
ひ『冗談よ(笑)てかどうする?飯でも食べに行く?』
ナ『うん!!中華食べたいなっ』
ひ『相変わらず中華すきやなぁ〜』
ナ『まぁね(笑)』
久々の再会とは思えないほど自然としゃべれた..
話したい事
いっぱいあったし…
会話が途切れる事はないまま中華屋に着いた。
:08/05/30 01:39
:D903i
:pfXR62Rw
#549 [ナオ]
とりあえずメニューを決めあたしは一服。
ひ『煙草まだ吸ってるんやね〜』
ナ『やめれませんわ』
ひ『……』
ナ『てか何か聞いてほしい事あったんやろ?うちで良ければ聞くよ』
ひ『……うん。聞いてほしいってか一人が寂しかったって感じかな…』
ナ『まぁ寂しいのはうちも今そうやし分かる』
ひ『でも俺、元カノの事諦めず追いかける。やっぱ好きやしなっ』
ナ『そか!!頑張れ』
ひ『なおは?もう戻る気ないん?』
:08/05/30 01:43
:D903i
:pfXR62Rw
#550 [ナオ]
そう言われた瞬間..
あたしの顔は凍り付いた
だからひさしもそれ以上何も聞いてこなかった…
やっぱ優しいなひさし..
その後も何とか楽しく食事をして店を出る事に。
レジで出そうとしたら
『いいからっ』
って払ってくれた...
あんな事したあたしにひさしはどこまで優しくしてくれるんだろ…
:08/05/30 01:46
:D903i
:pfXR62Rw
#551 [ナオ]
店を出たあたし達はこの後どうするか話し合った
結果。
ひさしの家に行く事に。
だからと言って自分で言うのもあれだけど決して軽い訳じゃない。
ひさしだから安心して家に行ける。
勝手に大丈夫って決めつけてたあたしはバカだったけどね…
:08/05/30 01:49
:D903i
:pfXR62Rw
#552 [ナオ]
ひさしの部屋は広いけどやっぱちらかってた(笑
5月なのにこたつがまだ出てるのは相当笑えた…
あたしはこたつに。
ひさしはベットに腰を下ろした。
たわいない会話をしたり昔話をしたり楽しい時間が過ぎていった。
:08/05/30 01:51
:D903i
:pfXR62Rw
#553 [ナオ]
ナ『……ひさし?』
ひ『ん?どした?』
ナ『本当にいっぱい傷つけてごめんね…あたしねひさしにしてきた事を自分がされて初めて気づいたんだ…。すごく辛いし耐えれなかった…。それをずっとひさしは耐えてたんだって思ったら…本当にごめんなさい…あの頃のあたしはバカだった。ひさしと離れて初めて大切さに気づけた。今自分に起きてる事は罰だって思ってる。でもちゃんと人の痛みをわかる事ができて良かった。ひさしと離れたのも健チャンと付き合ってきたのも無駄じゃなかったって思ってるんだ…』
:08/05/30 01:56
:D903i
:pfXR62Rw
#554 [ナオ]
ひ『…ん。確かになおと別れた時は本当に辛かったし死にたかったし、立ち直るまでに半年はかかったけど、その半年で俺は自分で成長出来たと思ってる。だから元カノと付き合ってる時はなおにはしてあげれなかった事もしてきたつもり。ちゃんとまめに会いに行ったり電話したり…でもなおの時にもしてやれなかった自分も悪いって思ってるんよ?でも気づかせてくれてありがとな…。俺だってなおと別れた事も元カノと付き合った事も後悔してないよ!!だからそんな謝んなって』
:08/05/30 02:00
:D903i
:pfXR62Rw
#555 [ナオ]
ナ『うん…(涙)うちなひさしに了解を得ずに小説書いてるんな…今まであった事とかもちろんひさしと別れた時の事やひさしに対する気持ちとか…いつかひさしに見てもらえたらなって…』
ひ『……知ってるよ』
ナ『えっ!?』
ひ『あっ君から聞いた』
そういえば小説を書き始めた頃あっ君に教えたんだっけ…
ナ『……見た?』
ひ『途中までな。なおが苦しんでる内容なんか興味本位で見るとか無理やった…見たら助けたくなってまうしな…でも俺に対する気持ちとか読んだけど嬉しかった。ありがとな…』
多分あたしはこの小説を書き始めた頃から一番に見てほしかった相手はひさしだった…
それが何年後になったって構わないって思ってた
見て素直な気持ちを聞いてほしかっただけなんだけど…
:08/05/30 02:08
:D903i
:pfXR62Rw
#556 [ナオ]
ナ『正直まだ完結させれてないけどいつかちゃんと完結してあたしもひさしも後ろを振り向かないくらい強くなったらその時はまた最後まで見てくれる?』
ひ『わかった!!でもどっちが先に強くなるかな(笑)?』
ナ『多分ひさしやね』
ひ『俺もそう思う』
顔を見合わせて二人で笑いあった。
あんな終わり方をしたあたし達だったけどこうしてまた笑いあえる事は出来るんだね…
神様…
ひさしと再び会わせてくれてありがとう。
あたしはこれでまた一つ強くなれる気がします…
:08/05/30 02:12
:D903i
:pfXR62Rw
#557 [ナオ]
ギュッ――
さっきまで距離を置いて座ってたのに一瞬あたしがテレビの方を見た隙にあたしの体はひさしに包まれていた…
ビックリした。
ひ『聞いたらダメだって分かってるけどやっぱ無理だ…その手の傷はどしたん…?』
まるで手首に心臓があるみたいに確かに傷口から
ドクッ―
ドクッ―
と音が体中を伝わる。
:08/05/30 02:17
:D903i
:pfXR62Rw
#558 [ナオ]
ナ『……何でもな…』
ひ『何でもない訳あるかっ!!』
怒鳴られた…
ひ『こんなに傷つけて…そんなに辛かった?苦しかったん?』
ナ『……………』
ひ『……ヴッ』
???
ひさしが泣いてる?
ひ『なんか悔しいはまじで…こんなになるんだったら俺は無理矢理にでもなおから離れなきゃ良かった……ごめんな……何もしてやれなくて…』
:08/05/30 02:20
:D903i
:pfXR62Rw
#559 [ナオ]
ナ『ひさし?ひさし?お願い泣かないで…ひさしは何も悪くない…健チャンも何も悪くない…悪いのはあたしだから…弱い自分がだめなだけ…でもなっもうしないってオカンと約束したから大丈夫!!傷は完璧には消えないかもしれないけど…見る度に思い出して泣きそうになるかもしれないけど…あたしはもう大丈夫だから安心して?心配かけてごめんな…ありがと』
ひ『………涙』
ひさしはさらに強くあたしを抱きしめた…
前は居心地が良かったひさしの腕の中...
でも今は
あたしの居場所じゃないって思った...
それが逆に寂しくて泣けてきた。
:08/05/30 02:26
:D903i
:pfXR62Rw
#560 [ナオ]
こんなにいい奴が目の前にいるのに…
ドキドキしない…
もうひさしは男としてでは大切だった人...
いつの間にか過去の人として整理されてた。
もしかしたらもう二度と好きになってはいけないんだって言い聞かせてるのかもしれないけど…
ひさしの腕の中であたしは不覚にも健チャンに抱きしめられていた頃を思い出してしまった…
健チャンもひさしも。
あたしの
帰る場所じゃない。
だから…
やっぱり消さなきゃ…
:08/05/30 02:30
:D903i
:pfXR62Rw
#561 [ゆき]
こんにちは

小説…
お疲れさまです

ナオさん

死のう!
なんて、そんな悲しくて残酷な事だけはしないでください

こんな言葉しか見つからないけど…
ごめんなさい

また更新楽しみに待っています

:08/05/30 14:04
:P904i
:ykHXOuk2
#562 [ナオ]
ゆきサン.
いつもぁりがと


今は少しずつだけど前向いてきてるカラ死ぬとか後ろむいたりしない

落ちた時は助けてくれる仲間がいるって気づけたカラ頑張る

また後で更新するので見て下さいね

:08/05/30 14:11
:D903i
:pfXR62Rw
#563 [ナオ]
静まり帰った部屋にはひさしのすすり泣く音だけが響いてた。
少し冷静になったひさしはゆっくりあたしの体を離し肩に手を置きじっと見つめてきた…
そして…
ひさしの顔が近づいてきたんだ。
今だけの雰囲気に流されてもいいかなって正直思ったけど…
直前になって顔を背けた
:08/05/30 20:17
:D903i
:pfXR62Rw
#564 [ナオ]
ナ『……ひさし元カノの事諦めずに追いかけるんでしょ?こんな元々カノに手出したらだめじゃんかぁ(笑)』
ひ『………なんかもう自分でもよく分からなくなってきた……』
ナ『だめだめ!!気をしっかり持ちなさい少年』
ひ『何だよ少年って…』
ナ『いや…意味はないかな…(笑)』
ハッとひさしが笑った。
ナ『うちは正直男がまだ怖いん…健チャンだってそう…会えば結局は体求めてくるし…でもひさしは違うって勝手に思ってるからよろしく(笑)』
:08/05/30 20:22
:D903i
:pfXR62Rw
#565 [ナオ]
ひ『そんなん言われたら俺何も出来ないな(笑』
ナ『何もしなきゃいんだって(笑)』
ひ『分かった!!でも我慢の限界来たら帰らすな(笑)』
ナ『了解やなぁ(笑)』
その後はお互い元の位置に座り直しテレビを見ながら語った。
時間も遅くなったとこで
ナ『そろそろ帰るかな!!』
ひ『帰る?なら送ってくな』
ナ『ありがとっ』
家まで送ってもらいひさしとばいばいした。
真っ暗な部屋に帰るのはやっぱり寂しい…
もうお帰りって言ってくれる健チャンはいない…
:08/05/30 20:26
:D903i
:pfXR62Rw
#566 [ナオ]
健チャンも同じ様に思ってるのかな?
寂しいのはあたしだけなのかな…
今頃何してるのかな…
紹介してもらった子と会ったりしてるのかな…
ねぇ…
あたし達はどこで間違ったのかな?
出会わなければ良かった?
ねぇ…
健チャンはあたしと出会えて幸せだった?
一緒に過ごした時間は無駄じゃなかった?
あたしは…
分からないや…
:08/05/30 20:31
:D903i
:pfXR62Rw
#567 [ナオ]
今日も眠れない夜を過ごす。
何度も後ろを振り返りそうになってはまた前を向こうとする。
その繰り返し―
いつになったら健チャンが過去の人になるんだろ…
あたしはいつまで胸の奥に大きな思いを背負って生きて行けばいんだろう
毎日同じ事を考えながら
それでも時間は確実に未来へ進んでいく…
約束の土曜日はあっと言う間にやってきた。
:08/05/30 20:35
:D903i
:pfXR62Rw
#568 [リョー☆]
全部見たで

お前と連絡とらんくなってから二年半?ぐらいの間の事。すんごい辛かったんやな。あのホームランドームで会った時おった奴はそん時の男やんな?あん時からしんどい思いしよったんよな?
あの男一発しばいときゃよかったって思うわ

これ見たら連絡してきてな!会って話したいけん

:08/06/01 06:29
:SH905i
:NrVGPyv2
#569 [我輩は匿名である]
:08/06/01 08:51
:D704i
:ypEn5EFE
#570 [我輩は匿名である]
>>569 の者です

さっき更新されてるとこまで読みました

感動と切なさを感じました。主の状況に親友とかがなっていたら、自分は怒ると思いました。やっぱ幸せになってもらいたいから

これ読んで、いろいろあると思うけど‥健チャンは人としてひどいと思います

けど、そうなった生い立ちにはきっと何かあると思うからそこは分かってあげたいです。改めて好きだけじゃいけないなと感じました。まだ傷は完璧に癒えてないかもしれないけど、少しずつ前に進んで下さい

私は健チャンをバネにひさしクンと改めて一から付き合ってほしいと思いました

お互い成長したと思うし

生意気なこと言ってすいません

何が言いたいのか分からなくなってしまいましたが‥

応援してます

:08/06/01 10:25
:D704i
:ypEn5EFE
#571 [ナオ]
リョー.
ありがと

りょーとは調度この小説の初めの頃の内容の時に知り合ったね

んまあれからいろいろあったょ


でもあの時と比べてすごく強くなれた



まぁついでやし最後まで見てってね

:08/06/01 12:36
:D903i
:9Z.VJ6gg
#572 [ナオ]
匿名さん.
コメありがとうございます


この小説は実は書き始めた頃から健チャンと二人で思い出しながら書いていました…
思い出してはあの時はごめんねって…
一つ一つお互い反省して最後はやっぱり結婚しました

って終わらせたいねって

自分でもこんな結末は想像してなかったし別れる前からはあたし一人で書いてきて寂しかった

健チャンは小さい頃から親に愛情を注いでもらってなかったから…
きっと愛し方が分からなかったと思う

でも今あたしは健チャンの事恨んでないし次は幸せになってほしいって思ってます

うちも何が言いたいか分からなくなったけどあと少し頑張ります

:08/06/01 12:43
:D903i
:9Z.VJ6gg
#573 [はまやらわ]
さげ藁
:08/06/01 12:45
:SO905iCS
:☆☆☆
#574 [我輩は匿名である]
お返事ありがとうございます


やっぱり親からの愛情はその子の将来に大きく関わってくるんだと保育を勉強している身から改めて感じてます


きっと愛されてなかった分、誰かに自分の存在を認めてほしくて主さんに必要とされてる事を実感したくて「嘘」という事で確かめていたんでしょうね

すごく不安だったと思います。主さんも辛かったと思いますが、健チャンの方がもっと辛かったと思います

きっと小さい頃に誰かからその寂しさや不安を埋めてくれる関わりがあったらここまでなかったかもしれないですね

この小説のひさしクン、主さん、健チャンには本当に幸せになってもらいたいです

応援してます

貴重なスペースありがとうございました

:08/06/01 12:57
:D704i
:ypEn5EFE
#575 [ゆき]
おはようございます

ナオさん

あと少しで完結かな


頑張ってくださいね

私も今は関西に彼と暮らしているので、彼を送り出した後に時間を見つけては読んでいます

色んな恋の形があるんだなぁーなんて少し感心しながら

『愛情』の話しも…
なるほどー

って思ったり

勉強になるところが沢山ありますよ


:08/06/03 07:50
:P904i
:9gPFV8YI
#576 [ナオ]
我輩さん.
お返事遅れました

本当に言ってる通りだと思います

愛情に不安を感じあたしに嘘をついて何か求めていたのかもしれません

でもそれに耐える事が出来なかったあたしはこの先の健チャンの人生が不安でなりません

でもだからといって手をさしのべる事も出来ないですが…

あたしも健チャンもひさしも幸せになってほしいと願ってます

話しが完結しても何か変かがあれば書きますね

:08/06/03 16:31
:D903i
:MFPTxKb2
#577 [ナオ]
ゅきさん.
いつもありがとう


話し事態は完結するけどこの先もその後を書いて行くつもりです

あたしの生き方を見て何か元気になってもらぇたら嬉しい限りです

ゆきさんも同棲してるんですね

なら話しも理解してもらいやすい部分もあったと思います

この小説を読んで勉強になったなど意見をもらえて嬉しいです


健チャンとの物語もラストですがおつきあい下さいね

:08/06/03 16:34
:D903i
:MFPTxKb2
#578 [ナオ]
お互い仕事が朝からだったため会うのは夕方。
仕事中も頭の中がぐじゃぐじゃで集中出来なかった…
今日でさよなら。
もう決めたんだ。
もう迷わない。
あたしは…
幸せを求めて歩き出す。
気持ちとは裏腹に情や思い出たちがあたしの邪魔をする。
仕事を終え必死に涙を拭きながらあたしは本気で愛したあの人の元へ向かった…
:08/06/03 16:40
:D903i
:MFPTxKb2
#579 [ナオ]
この道を通る度にきっと健チャンの事を思い出す。
だからしばらくは遠回りをしてでも違う道を明日からは通おう…
せめて今日だけは…
あたしと健チャンをつなぐ道を気持ち良く走りたくてあたしは二人の思いでの曲を大音量で聞きながら走った。
近づくにつれ緊張してくるのが分かる。
最後…最後…
って思えば思うほど走るスピードも遅くなる…
:08/06/03 16:44
:D903i
:MFPTxKb2
#580 [ナオ]
あたしを追い越して行く車を眺めて思った…
世の中皆
後ろ向きな人もいれば
前向きな人もいる…
あたしも…
後ろ向きな人達を追い越して前を向いて行く。
何度も何度も呪文のように言い聞かせ待ち合わせ場所に着いた。
愛しいあの人の姿が目に入る。
どんなにたくさん周りに人がいたって…
あたしはあなたを一番に見つけだせるよ?
あたしがそうだった様にあなたもあたしをすぐ見つけて歩み寄ってくる。
:08/06/03 16:48
:D903i
:MFPTxKb2
#581 [ナオ]
ナ『お疲れっ!!とりあえず車乗って?』
健『お疲れ〜乗ったら一生降りないよ(笑)』
ナ『いや、引きずり出すから大丈夫(笑)』
相変わらず冗談を言いながらあたし達は車を走らせた。
多分ふつうなら思い出の場所を選ぶだろう…
でもあたしはあえて選ばなかった…
また情に流されたくなかったから。
車内は二人の好きな音楽が流れている。
いつもの二人の会話。
何も変わらない風景。
違うのは…
あたしの気持ちの中だけ
健チャンも予想はしてると思う…
でも一切その事には触れないようにしていた。
:08/06/03 16:53
:D903i
:MFPTxKb2
#582 [mai]
今日全部読みました!
すごく共感できるとこが
多くはまリました

!
主さんはすごく成長したと
思います(;_;)
最後まで応援してます。
頑張って下さい


:08/06/03 21:31
:N902iS
:☆☆☆
#583 [

◆hB/ij5xC9Y]
:08/06/04 13:53
:SH904i
:bYKYCF5Y
#584 [ナオ]
maiサン.
コメントぁりがとうございます

共感してくれて嬉しいです

強く…なってなぃです

あたしはやっぱりダメ女ですね

その話しもまた書きますね





サン.
いつもアンカーぁりがとうございます

:08/06/04 15:28
:D903i
:YzwJKfe2
#585 [ナオ]
あえて最後の場所に選んだのはあたしの家。
この家には何の思い出もないし何よりゆっくり話が出来ると思ったから…
部屋にあがりソファーに座るあたしと健チャン。
気まずい沈黙が続く…
ナ『…何かうちらってこのままいても意味のない時間過ごしていく事になると思うんだ…』
あえて前ぶりもなくいきなりあたしは本題に入った。
:08/06/04 15:32
:D903i
:YzwJKfe2
#586 [ナオ]
健『意味なくはない』
ナ『うーん…このままいてもあたしは健チャンの事ずっと好きでいてしまうんな…でも戻る事はないって分かってるし…戻れないって分かっててそばにいるのは辛い…』
健『何で戻れないって言い切れるん?』
ナ『だって健チャンはあたしに変わる姿見せるとかいいながらそーゆー事してんじゃん』
健『なおだって美容師さんとかと連絡とってるじゃん…』
ナ『確かにね…あたしは出来るなら健チャンを忘れたかったから…別れてから女と遊んだり紹介受けたりしてる姿見たらもう無理って思うよ…』
:08/06/04 15:36
:D903i
:YzwJKfe2
#587 [ナオ]
健『……無理ならこのまま友達でいよ…離れるのは嫌だ……』
ナ『健チャンはうちが誰と連絡とろうがそれでもあたしと繋がっていたいって思えるかもしれんけどあたしはそんなに割り切れないし強くない…』
健『………』
ナ『だからってお互いだれとも連絡とらないって決めたところであたし達はもう別れたんだからそんな束縛出来ないし…それじゃ付き合ってた頃と何も変わらないよ?』
健『………』
ナ『もう耐えれないから…分かって…あたし…前に進みたいよ…』
健『離れるのは寂しくないん?』
ナ『寂しいし辛いよ!!あたしだって簡単に答出したわけじゃないよ?たくさん悩んで苦しんで…出した答えなの…』
:08/06/04 15:42
:D903i
:YzwJKfe2
#588 [ナオ]
健『……どうしても無理なん?』
ナ『うん……今あたしが健チャンのそばにいても健チャン自身も成長しない』
健『………』
ナ『離れてたって本当に二人が思い続けてたらお互い成長出来た時に会いに行けばいいじゃん!!その時どっちかに大切な人がもう出来ていた時は…幸せになってねって背中押してあげれるくらい強くなってればいい』
健『うん……』
:08/06/04 15:47
:D903i
:YzwJKfe2
#589 [ナオ]
あたしは何とか健チャンをなだめて納得させた…
ナ『じゃー…アドとかお互い消そ?残してたらかけてしまいそうだし』
健『………分かった』
お互いの携帯を手にして別れてからもお互い

マークのついてた健チャンとあたしの名前を…
削除した。
常に受信ボックスはお互いの名前で埋め尽くされ名前で表示されてた

もアドレス表示へと変わった。
ナ『メールも消すね』
健『俺は消したくない』
ナ『アドレス分かるから絶対送らないって約束出来るなら残しててもいいけど…』
:08/06/08 12:25
:D903i
:QyQ1w/rE
#590 [ナオ]
健『分かってる…』
ナ『あたしは送らないって言い切れないから消すね…』
大切に保護していた記念日のメールや喧嘩した後の愛のこもったメール…
どの保護メールにも
【大好き…愛してる】
って必ず書かれていた。
最後に一つ一つ読み返しながら消していった…
それを寂しそうに見る健チャンの姿を見るのが辛かった…
思い出のプリ画や写メ。
ムービーもすべて削除した。
:08/06/08 12:29
:D903i
:QyQ1w/rE
#591 [ナオ]
あたしの携帯から
健チャンが消えた。
全てを消し終わり
悲しいような…
すっきりしたような…
複雑な感じだった。
ナ『指輪はどうしよ』
健『俺は違う指につけときたい…』
ナ『ならうちもそうするね…これは捨てられないから…』
お互い左手の中指に指輪をはめる事にした。
友達としての証として。
:08/06/08 12:32
:D903i
:QyQ1w/rE
#592 [ナオ]
ナ『これで終わりかぁ…ちゃんと元気に頑張るんだよ?』
健『でも俺、消しても番号もアドも覚えてるしなぁ〜かけるかもよ?』
ナ『絶対だめ!!』
健『一応頑張ってはみるけど…』
ナ『うちはぶっちゃけ覚えてないからこっちからかける事はないかな…』
健『そか…まぁまた会える機会はあるやろっ』
ナ『どうかな(笑)』
健『無理矢理機会つくるし(笑)』
ナ『どうやって?』
健『ナオの部屋の前で待ち伏せとか?(笑)』
ナ『それ機会っつか単なるストーカーやし…』
健『まあね(笑)』
:08/06/08 12:36
:D903i
:QyQ1w/rE
#593 [ナオ]
この時は本当に健チャンと二度と関わる事はないって思ってた。
口ではいろいろ言っても会いにきたり連絡はないだろうなって…
だって健チャンはもうあたしの事なんて好きじゃないって思ったし…
何より女の子と楽しそうにメールや電話してるみたいだしね…
でも違った…
あたし達はいつになれば本当に離れれるんだろ…
ねぇ健チャン…
これ以上あたしを苦しめないでよ…
あたしはどこまで傷つけばいいの?
:08/06/08 12:39
:D903i
:QyQ1w/rE
#594 [ナオ]
その日が最後と思ってたあたしは帰り際に健チャンの背中を見送るのが辛くて仕方なかった…
自分の中でピリオドをつけてあたしはその日から前を向いて歩いた。
とにかく今は仕事!!
お金もないしがむしゃらに働いた。
少しずつ健ちゃんと連絡をとれない事にも慣れてきていた。
やっぱまだ思い出したりはするけどそれでも前を向いてた。
でも…
:08/06/08 12:43
:D903i
:QyQ1w/rE
#595 [カエСНαη
]
<Font Size="-1"><Div Align="center">
なぉサン
私も昔全く同じよぉな
経験しました

歳も近いし、
住んでるのも広島だから
ちかぃかな

今、私はシンママで二人の子供と暮らしてます

私も何年か前に振った元彼と今も連絡とってます

あの時この人を選んでたら…って
電話しながら泣く事もよくあります

でも今は寂しい時や悩みをなんでも聞いてくれるいぃ友達です

なぉさんも辛いかもしれないけど前を向いてプラス思考に一緒にがんばりましょう

:08/06/11 23:27
:SH903i
:☆☆☆
#596 [なお]
長い間の放置…
本当にすいませんでした…
この一ヶ月の間にいろいろあったので書きます

:08/07/15 03:31
:SH903i
:29sQP4hQ
#597 [なお]
私は会社から借りていた借金を返済しながらとにかく働いた。
健チャンとは二週間近く連絡をとってなかった。
毎日鳴っていた携帯が急に鳴らなくなって寂しかったせいもあり何人かの人を紹介してもらっては結局メールのやりとりがめんどくさくなり自然消滅…
そんなつまらない毎日を過ごしていた。
そんなある日…
:08/07/15 03:35
:SH903i
:29sQP4hQ
#598 [なお]
知らない番号から着信があった。
誰だろうって思いながら電話に出た…
ナ『もしもし?』
『久しぶり…』
懐かしい声…
たった数週間聞いてなかっただけなのに長い間聞いてなかった感じがした。
ナ『何で番号分かるの?』
健『覚えてるから…』
ナ『用件は?』
健『そんな嫌がらなくたっていいじゃん…』
寂しそうに呟く健チャン…
でもあたしは一刻も早く電話を切りたかった…
だって…
声を聞いただけで振り返ってしまいそうな自分がいたから。
:08/07/15 03:41
:SH903i
:29sQP4hQ
#599 [なお]
せっかく前を向いてあなたの事少しずつ忘れようとしてたのに…
降り出しに戻ってしまう。
そしてこの一本の電話をきっかけにあたしはこの先自分を見失っていく事になったんだ…
結局あの日の用件は貸していた漫画をどうしたらいいかって内容だった。
あの時あたしは健チャンに会いたくなかったから漫画はいらないから売るなり好きにしてって伝えた。
:08/07/15 03:45
:SH903i
:29sQP4hQ
#600 [
のぁ
]
:08/07/15 07:23
:SH903i
:8UPjq3D.
#601 [
のぁ
]
:08/07/15 07:24
:SH903i
:8UPjq3D.
#602 [
のぁ
]
:08/07/15 08:27
:SH903i
:8UPjq3D.
#603 [なお]
:08/07/15 16:56
:SH903i
:29sQP4hQ
#604 [なお]
その日一日頭の中は健チャンの事でいっぱいだった。
もう一度声が聞きたい…
溢れる感情を押さえながら必死に自分と戦った。
そして届いた一通の空メールは紛れも無く健チャンからだった…
自分の中で我慢していたものが一気に爆発した感情じがした。
:08/07/15 17:10
:SH903i
:29sQP4hQ
#605 [なお]
なんでかな…
忘れたいはずなのに。
過去にしたいはずなのに。
消そうとすればするほど…
辛くて苦しくて…
今を我慢すればまた明るい未来が待ってる!
って頭で考えても気持ちがついてこない…
分かんないよ…
:08/07/15 17:13
:SH903i
:29sQP4hQ
#606 [なお]
連絡を再び取るようになりあたしの気持ちを知ってか知らずか健チャンはずかずかとあたしの中に入って来る。
だからあたしはあえて冷たく接した。
そしてあたしが言った一言で自分の本当の気持ちに後々気付く事になる…
:08/07/15 17:47
:SH903i
:29sQP4hQ
#607 [なお]
健チャンが近くにいたらダメになる自分が怖かった。
だから…
ナ『近くにおったら会いたくなるし前に進めないから県外にでも行ってよ』
冗談まじりに言った。
半分本気で行ってほしかったし半分は会えなくなるのが怖かった。
言った時健チャンは悲しそうだった…
それからしばらくして健チャンに
『再来月給料入ったら県外行くわっ』て言われた。
:08/07/15 18:30
:SH903i
:29sQP4hQ
#608 [なお]
ナ『それがいいと思うよ。何も知らない町で一人で生きて自分が今までどれだけ甘チャンだったか実感したらいい。それで一からまたかわればいい。頑張って』
そう答えた。
これで良かったんだ…
健チャンに会えるのは後二ヶ月しかない。
それまでは…
好きな気持ち隠さず側にいてもいいのかな…
:08/07/15 18:33
:SH903i
:29sQP4hQ
#609 [なお]
日に日に時間は過ぎていく。実際に県外に行かない限り実感は沸かない。
ある日…
あたしは友達と遊んでいたら健チャンから電話が鳴った
友達も健チャンとは顔見知りだから途中電話を変わって二人は楽しそうに話してた
別に嫉妬とかはしない。
そして二人の会話を聞いてたら県外に行く話しになったみたいだった。
しばらく話してた満足したのか電話をあたしに差し出して来た友達。
健チャンにばいばいを告げ電話を切った後友達から聞かされた健チャンの本音…
:08/07/15 18:38
:SH903i
:29sQP4hQ
#610 [なお]
友達『健チャンほんまに県外行くんやってな〜』
ナ『らしいわぁ…まあそれでいんようちらには…』
友達『健チャンに口止めされたケド言ってたで?』
ナ『何を?』
友達『県外行って変われたら1番になおにみせに行きたいんだって』
ナ『…何のために?』
友達『そこまでは聞いてないケド自分のために変わるのはもちろんやけどなおのためにも変わろうとしてるんちゃう?』
聞きたくなかった…
:08/07/15 18:42
:SH903i
:29sQP4hQ
#611 [なお]
聞いたら余計に辛くなる…
行かないでって言いたくなる…
あたしは急に泣き出した。
そんなあたしにビックリしている友達…
自分の力じゃ抑え切れないこの気持ちをどうしたらいいの?
:08/07/16 01:10
:SH903i
:pNfmtrUs
#612 [なお]
自分の気持ちだけで動いていいならいますぐ健チャンの元に帰りたい…
それはずっと閉じ込めてた本音。
でも家族の顔が頭を過ぎる
健チャンと今後よりを戻すなら縁を切るから。
別れた時に言われた言葉。
健チャンをとるか
家族をとるか
選べる訳ないじゃん…
:08/07/16 01:14
:SH903i
:pNfmtrUs
#613 [なお]
毎日悩んでる中健チャンの束縛?が発揮されてきた。
今まであたしの携帯を見ようともしなかった健チャンがあたしが寝てる間にチェックしてた…
携帯の光で目が覚めたあたしは健チャンから携帯をとりあげた。
ナ『何してんの?』
健『別に…ってか○○ってダレ?』
ナ『紹介の人やけど…』
健『ふーん』
あからさまに機嫌が悪い…
:08/07/18 18:36
:SH903i
:s6ciaMuc
#614 [なお]
長い間放置して
今更って思われるかもしれないけど
あれから2ヶ月の間でいろんな事がありました。
自分勝手ですが更新したいと思います。
すいません…
:08/09/18 16:47
:D903i
:aOLtnNyk
#615 [なお]
続き↓↓↓
ナ『自分やって女の子と連絡とってるやん』
健『誰もだめとか言ってないし』
ナ『なら何?』
健『別に…』
あからさまにふてくされた態度に腹が立つ。
ナ『意味分からんわ』
そう言って携帯を奪い取り再び眠りについた。
ふと目が覚めふとあたりを見渡すと健チャンはソファーに座ったままボーっとしてた。
:08/09/18 16:50
:D903i
:aOLtnNyk
#616 [なお]
あの時健チャンは何を考えていたの?
何でそんなに寂しい表情だったの?
でもあの時のあたしには声を掛ける勇気はなかった。
ただずっと目をつむりあなたに背を向けたままこぼれそうな涙をこらえてた…
あたしだって苦しい。
どうしたらいいのか分からないのに…
優しくなんて出来なかった…
:08/09/18 17:11
:D903i
:aOLtnNyk
#617 [なお]
そんな中事件は起きた。
健チャンが給料をもらってほぼ全財産を電車に置き忘れてしまった。
本当にこの人は金に縁がないんだなって思った…
お金がないならご飯も食べれないしたばこも吸えない。好きな物だって買えない。
でもあたしもあのときは苦しかったから貸す余裕すらなかった。
きっと健チャンに対する気持ちが本気じゃなかったらこの時点で冷めてたと思う…
:08/09/18 17:55
:D903i
:aOLtnNyk
#618 [なお]
会える日は質素ながらもご飯を作ったりして食べさせてた。
でも会わない日は健チャンは下手したら何も口に出来なかった。
日に日に痩せていく
健チャン…
精神的にも苦しかったんだと思う…
人に話せば自業自得だろって言われる。
確かにそうだと思う…
でもそんな健チャンを見るのが辛かった。
:08/09/18 17:58
:D903i
:aOLtnNyk
#619 [なお]
健チャンも同じ事考えてたね…
『これ以上迷惑かけたくない。』
そう言ってきた。
イコール=会わないって事だよね…
何も言えなかった。
どうせ後少しで会えなくなるんだもん…
:08/09/18 18:03
:D903i
:aOLtnNyk
#620 [なお]
たちまち健チャンのプリケの携帯も止まってしまい健チャンから連絡が来なくなった。
これで良かったのかな…
毎日がパッとしなくて生きてる意味を少しずつ失っていった。
まるでお人形のように笑えなくなったし涙すら出てこない。
心が無の状態やった…
:08/09/18 18:08
:D903i
:aOLtnNyk
#621 [なお]
そんなあたしを励まそうと友達が声をかけてくれた。
『もっと幸せな事が待ってるんだから頑張って生きよ?』
幸せ…?
幸せって何なん?
何も不満なく楽しいのが幸せなん?
分からん…
なぁ健チャン…
あんたは今幸せ…?
:08/09/18 18:12
:D903i
:aOLtnNyk
#622 [なお]
あたしの幸せは…
どんなに傷ついてもどんなに辛くても大好きな人と一緒に生きる事…
じゃないのかなって今なら思う。
だからあたしの幸せには健チャンが必要なんよ…
健チャンはだらしないししっかりしてないし誰が見てもダメな奴って思うかもしれん!!
でも…
うちには健チャンしか
おらん…
健チャンしか愛せん…
だから遠くになんていかんといて…
:08/09/18 18:19
:D903i
:aOLtnNyk
#623 [なお]
せっかく自分の気持ちに気づけたのに遅かったんだよね…
健チャンだって辛かったよね?
好きな人に県外に行ってなんて言われたら…
ごめんね…健チャン。
久々の連絡に勇気を出して気持ちを伝えた。
でも…
あなたの意志は固かった
自分があの時言った言葉にすごい後悔した。
よく喧嘩で言い合いになって軽はずみで言ってしまう言葉とか、冗談で言った一言とか。
知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまう…
自分のバカさに嫌気がした…
:08/09/18 20:36
:D903i
:aOLtnNyk
#624 [なお]
でも後悔したまま終わりたくなかったからそれでも行かないでって…
我が儘だって分かってるけどあたしのそばで一からやり直してって…
何度も気持ち伝えた。
うざいくらいに(笑
でもあたしもバカだから一人でいる寂しさに耐えられなくて健チャンの事好きなのに違う人とメールして気分紛らわせてた…
矛盾してるよね。
そんなあたしに健チャンはますます気持ちが離れていった。
:08/09/19 09:29
:D903i
:QzSDhDVE
#625 [なお]
もちろん健チャンも違う子とメールしてた。
でもうちらはカップルやないし言う権利ないし…
気持ちがすれ違ったまま毎日がただ過ぎていく。
再び連絡を取るようになってからは会うようになった。
相変わらずお金がない健チャンに少しだけど手助けしてた。
こんな事くらいしかうちには出来ないし…
でも次第にそれが不安になってきたんな…
:08/09/19 09:39
:D903i
:QzSDhDVE
#626 [なお]
健チャンから
『会いたい』って言われても素直に受け止められなくなってた。
ご飯食べたいから…
たばこが吸いたいから…
あたしに会ってるのかなとか。
変に不安になって辛かった。
会う度に少ないけどその日のたばこ代とか貸す日もあった。
自分でも分かってて会ってるけど耐えれなくなってきて健チャンに聞いた。
:08/09/19 09:42
:D903i
:QzSDhDVE
#627 [なお]
ナ『うちに会うのって本当に会いたいって思うから?それとも生活が助かるから?』
健『会いたいからに決まってるし!!』
ナ『そか…なんか不安になってしまったん…変な事聞いてごめんな…』
健『俺もごめんな…でもほんま後少しやし一緒におりたいからやから』
ナ『うん…』
普通に今思えば本当にそう思ってても思ってなくてもそう答えるよね…
健チャンの気持ち聞いたからって胸がスッキリしなかった。
聞かなきゃ良かったな…
:08/09/19 09:56
:D903i
:QzSDhDVE
#628 [なお]
でも健チャンの言葉を信じて会い続けてたある日。
別れてから行った美容院で担当してくれた美容師さんに番号聞かれたから何度か連絡取って会ったりもしてた。
何でも話せてよき相談相手やった。
お金がないからデリしようかなって迷ってた時も
『絶対だめやから!!ご飯とか俺が出来る事はしたるからデリとかはだめ』
そう言って大量の食料品を両手に持って来てくれた事も何度かあった。
:08/09/19 10:10
:D903i
:QzSDhDVE
#629 [なお]
その優しさに甘えてたあたしもダメやって思ってしばらく連絡もしてなかった。
そんな君から久々に連絡がきた。
仕事が終わり家に帰りながら電話にでると君は家の前で待ってたね。
ビックリした…
『久しぶり!!』
そう言って笑った君をあたしはこの後傷つけてしまった…
:08/09/19 10:13
:D903i
:QzSDhDVE
#630 [なお]
この時は健チャンしか見えてなかったから部屋にあげる気はなかったから外で話してた。
彼『元気?ちゃんと飯食ってるか?』
ナ『元気やで〜心配してくれてありがと!!』
彼『あれから元彼とはどんな?』
ナ『うん…いろいろあったんやけどやっぱうち元彼が忘れられん…だから出来ればより戻りたいって悩んでて…』
彼『…な……んで?』
ナ『へ?』
:08/09/19 10:16
:D903i
:QzSDhDVE
#631 [なお]
彼『何でそんな傷つけるばっかする奴がえん?俺じゃだめなん?』
一瞬訳が分からなかった
ナ『俺じゃだめなんってどゆ事!?』
彼『最初みた時からずっと気になっとったんよ…なおの事が…』
ナ『気になっとるとかそんなそぶりなかったよね!?連絡もまちまちやし』
彼『仕事忙しいから確かに連絡はあんま出来なかったけど…でも!!食料とか持って行ってたやろ!?好きでもない奴にそこまでせんやろ??』
:08/09/19 10:32
:D903i
:QzSDhDVE
#632 [なお]
ナ『…何も考えずに甘えたりしてごめん…』
彼『そんなあいつがえん…?』
ナ『うん…健チャンじゃなきゃイヤだ…』
彼『………』
ナ『……ごめん』
彼『…なお…』
振り向こうとした瞬間、彼の腕につつみこまれそうになった…
ナ『ごめん……』
彼は腕を止め立ち上がった。
彼『……帰るわ…』
:08/09/19 10:36
:D903i
:QzSDhDVE
#633 [なお]
彼『これ後で食べや』
そう言っておにぎりやサラダが入ったコンビニの袋を差し出してきた。
ナ『悪いよ…』
彼『いいから!!体崩したら皆心配すんで!!』
ナ『ありがと…』
彼『またな…頑張りや!!いつでも髪切りに来いよ』
ナ『まけてくれる?』
彼『俺の女になればな』
ナ『ケチー(笑)』
彼『元気でな…』
ナ『おう!!』
そう言って車に乗った彼を見えなくなるまで見送った。
:08/09/19 10:39
:D903i
:QzSDhDVE
#634 [なお]
きっと彼みたいな人と一緒にいたら苦しみや悲しみを経験する事はそうないと思う…
いっそ楽になりたいならその逃げ道だって確かにあったけどそこに愛がなければ意味がない。
あたしがほしいのは愛がある幸せ…
とにかく時間がない…
後悔しないためにもぶつかっていくのみ。
:08/09/19 12:21
:D903i
:QzSDhDVE
#635 [なお]
そんなあたしに少しずつ健チャンは考えるようになった。
健チャン自身もすごく悩んでた…
そして健チャンの給料日が近づいたある日あたし達は会う約束をした。
きっと考えた答えを聞かせてくれるんだろう…
県外に行くか
そばにいるか
どっちになっても健チャンが考えて出した答えなら受け止めなきゃ…
:08/09/19 12:27
:D903i
:QzSDhDVE
#636 [なお]
仕事を終え健チャンを迎えに行った。
いつものように明るく振る舞って楽しい雰囲気でひとときを過ごしあたしの家へ向かった。
今から何を話すかお互いが分かってるから…
少しずつ空気が重くなっていくのが分かった。
:08/09/19 12:30
:D903i
:QzSDhDVE
#637 [なお]
健『あれからいろいろ考えたんやけどな…』
重い空気を破ったのは健チャンやった。
健『やっぱ今のままのおれじゃナオを幸せにする自信がないんな…』
ナ『……』
健『そりゃ戻れるなら戻りたいけど傷つけないって約束も出来ないし自分自身あの時と変われてないって分かってる』
ナ『………』
健『聞いてる?』
ナ『……うん』
:08/09/19 12:33
:D903i
:QzSDhDVE
#638 [なお]
やばい…
泣きそう…
健『でも…』
ナ『でも!?』
健『やっぱそばにおりたい!!俺がナオの事を幸せにしたい』
ナ『……』
健『だからそばにおるから俺が変わる姿見ていてほしい…』
ナ『うん…』
健『ちゃんと変われたらもう一度やりなおそ』
ナ『うん……涙』
:08/09/19 12:36
:D903i
:QzSDhDVE
#639 [我輩は匿名である]
感動して読んでマス

つくづくナォさんはぃぃ人なんだなって実感しました

生きて行く中で波乱万丈な人生をみんな持ってぃますョネ

みんな頑張ってぃます

ナォさんもきっと今までの分幸せになります

頑張ってくださぃ

:08/09/19 17:09
:N905i
:Doq1MwCs
#640 [
]
一気に読みました

俺も小説書いてます

系統は全く違うんですが

でもナオさんの健ちゃんサンに対する想いッてわかります

もぅ「好き」とか「愛してる」とかぢゃなくて「存在が自分」なんですね

自分もそんな人がいます

健ちゃんサンの気持ちもナオさんの気持ちもわかります

だから「大切」ッて気持ち大事にしてください

俺は自分に自信がなぃカラ「待ってろ」なんて言えません

言ったら相手は絶対待つ女ですから。何回裏切っても,側にいる女です

でもそいつが,俺と別れて『俺以上に変な男に騙されないか,とか心配になります

』それなのに「守ってやる」なんて言えません

自分が何しても女が切れないのを後目に都合が良いこと言えちゃいます

偽善者すぎる自分にイラつきます

後悔してもいいと思います

でも今の自分の気持ちに正直にいけば,悔やんだりしても,後悔したッて思わなければいいと思います

そんなに簡単じゃないですケド

長々とすみません

完結まで読ませてください

なおサンのペースでいいんで焦らず,ゆっくり一緒に進んでいきましょう

あの夏も海も空も [3gp/497KB]
:08/09/19 17:37
:P904i
:v/ygIvNU
#641 [なお]
匿名さん.
ありがとうございます

一人一人いろんな波乱を乗り越えたりしてる中で自分の悩みなんてチッポケって思うけど精一杯今を大事に生きていきたいんで頑張ります

コメント励みになりました

ありがとうです

:08/09/19 18:03
:D903i
:QzSDhDVE
#642 [なお]

さん.
コメありがとうございます

何て小説書かれてるんですか?また時間がある時に見させてほしい

すごい素直な意見も分かります

自分もひさしと付き合ってた時似たような気持ちがあったから

でも変にかっこつけるより自分の事をちゃんと分かってる

サンはステキだと思います

焦らずに一つ一つ大事にすべきものを考えてお互いがんばりましょうね

:08/09/19 18:07
:D903i
:QzSDhDVE
#643 [なお]
続き書きます

すごく嬉しかった…
あの時あの瞬間がすごく幸せだった。
頑張って気持ち伝え続けて良かった…
あたしの幸せに今日ここから新しく近づいていくんだ…
いつかそれがあたしだけじゃなく二人の幸せって言い合えるようになりたいね…
健チャン。
:08/09/19 18:10
:D903i
:QzSDhDVE
#644 [なお]
あたしが泣きやむまでずっと手をつないでくれてたね…
そんなあなたが本当に愛おしくてたまらなかった
もう離したくない。
健チャンが生きていてくれるからあたしも生きていける。
ねぇ健チャン?
あなたも
あの時あの瞬間が
幸せでしたか?
:08/09/19 18:13
:D903i
:QzSDhDVE
#645 [なお]
県外の話がなくなり再び友達以上恋人未満の関係が続いた。
よりを戻すかは健チャン次第。
あたしは信じて待つ事しか出来ないけど…
あたし自身も治すべき所はもちろんある。
だから自分を磨く事にした。
:08/09/19 18:16
:D903i
:QzSDhDVE
#646 [なお]
といっても具体的に思いつかず結局何もしてなかった(笑
別れる前まで問題になってた事。
親との事。
免許の事。
女?関係。
ギャンブル。
あげればきりがない…
でも今となればどれもむきになる必要なんてないって思えてきた。
気になると言えば女関係だけど…
結局付き合ってた時も土○チャンとやましい事はなく相談だけだったけど二人で会ったりもしてた…
:08/09/19 18:28
:D903i
:QzSDhDVE
#647 [なお]
腹は立つけど…
今なら過去の事として許せる。
今は電話帳消せとか言うつもりもない。
でもちゃんと別れてから連絡とってた女にも目の前で元カノと戻るから連絡出来ないってハッキリ言ってくれてた。
さいわい健チャンの携帯はプリケだからiモードに接続が出来ないため出会い系なんてまず出来る訳もない。
完璧に信じるまで時間はかかるけど信じる努力をしないと相手も努力はしないって思ってる。
同じ過ちを繰り返さないためにも信じる事にした
:08/09/19 18:33
:D903i
:QzSDhDVE
#648 [なお]
ギャンブルは…
やっぱ問題ありだね…
健チャンなりに考えて打つのはやっぱ辞められないから1円パチンコに行くようになった。
使ってもしれてる。
おかげでお金のへりもぜんぜん違ってる。
親の事は無理に仲直りさせてもだめだって分かったから健チャンが先を考え肝心な時に会いに行ってくれればそれでいい。
:08/09/19 18:36
:D903i
:QzSDhDVE
#649 [なお]
免許は…
しばらく無免でもいい。犯罪?だけど健チャンの意志で取りに行ってくれたらいい。
何でやろ…
前はあんなにいやだったのに今ならこんな風に考えれる…
最初からそう出来てたらこんな事にはならなかったのかな…
:08/09/19 18:39
:D903i
:QzSDhDVE
#650 [なお]
でも…
その試練があったからこそあたし達は一度は離れたものの向き合えるようになったんだよね…
離れる勇気も大事なんだなってすごく分かった。
好きとか愛してる以上にかけがえのない存在なら離れても何度でもやり直せるんだね。
あの時別れたのにはちゃんと意味があったんだって思ったら全部が無駄じゃなかったって思えた。
:08/09/19 18:45
:D903i
:QzSDhDVE
#651 [なお]
もしまたつまづいてもすぐ立ち上がってもう一度一緒にやり直していきたいなっ…
こんな風に思えるようになった自分は少しは成長したのかな…
今まで支えてくれてた皆にすごい感謝する。
この場を借りて…
ありがとう。
:08/09/19 18:48
:D903i
:QzSDhDVE
#652 [なお]
あの日から健チャンは本当に変わっていった。
目で見て分かるくらい。
それは一時的なのかもしれないよ?
でも信じる努力が大事。
もう自分の気持ちに負けたくないから。
それでも神様はあたし達に新たな試練を与えた。
神様は意地悪だね…
:08/09/19 18:53
:D903i
:QzSDhDVE
#653 [なお]
今日はここまでにします

読んで下さった方ありがとうございます

また日曜になりますが更新します

:08/09/19 18:54
:D903i
:QzSDhDVE
#654 [我輩は匿名である]
お返事ありがとデス

すごく気になるぅ


文才あるぅ

完結までゆっくり期待しまつにん

おつデス

:08/09/19 23:03
:N905i
:Doq1MwCs
#655 [
]
:08/09/20 22:17
:P904i
:.Ba9FlS6
#656 [なお]
匿名さん.
今日まちまちですが更新するのでまた覗いてやって下さい


サン.
アンカーありがとうございます

:08/09/21 08:55
:D903i
:w7ZlNBHs
#657 [なお]
ちょうどその頃、あたしは仕事がうまくいっていなかった。
チーフになってただがむしゃらに頑張って売り上げを伸ばすのに必死だったのに…
結果がついてない月だってある。
そのたびに部長から嫌みを言われるようになりあんなに信頼していた部長がだんだん嫌になってきた。
:08/09/21 08:58
:D903i
:w7ZlNBHs
#658 [なお]
何をしても気に入らないのか陰で悪く言われ噂が自然と耳に入る度に嫌になってくる…
一緒に働いてた子にも裏切られたり精神的にきつかった。
毎日嫌がらせのように鳴る電話に泣いてた。
我慢しなきゃだめなのは分かる。社会人だし…
でもまがった事が嫌いなあたしはどうしても納得がいかなかった。
:08/09/21 09:00
:D903i
:w7ZlNBHs
#659 [なお]
だから毎日ぶつかって毎日悔しくて泣いて…
相当ストレス溜まってたんだろうな…
健チャンにあたったって仕方ないのにね。
ちょっとした事ですぐ喧嘩になったりしたね…
健チャンだってちゃんとうちの気持ち分かってくれてたと思う。
嬉しいはずなのに…
あたしの気持ちなんて知らないくせに!!
ってよく言ってた…
:08/09/21 09:28
:D903i
:w7ZlNBHs
#660 [なお]
弱いあたしはこのまま逃げてしまいたくなった。
仕事も。
健チャンからも。
幸せとは別に平和な日々を求めてた。
だから…
実家に帰ろうって思った。
もちろん親はこころよく了解してくれた。
:08/09/21 09:30
:D903i
:w7ZlNBHs
#661 [なお]
あの時の自分は後先考えずに行動してた…
何も考えたくなかっただけなのかもしれない。
毎日が苛立ちと吐き気で苦しくて苦しくて…
クローゼットの奥に
閉まっていた物を…
手にとってしまった
:08/09/21 10:01
:D903i
:w7ZlNBHs
#662 [なお]
もうしないって
約束したはずなのに…
そんな約束すら思い出す余裕もなく無我夢中で切りつけて…
落ち着く。
で自己嫌悪に陥る…
もう何も持たずにとにかく実家に帰ろう。
このままじゃ自分がダメになる。
毎日心配して電話をくれる健チャンには悪いけど…
:08/09/21 10:04
:D903i
:w7ZlNBHs
#663 [なお]
自分が嫌で
自分に腹がたって…
今日も泣いた。
いつものように電話をくれる健チャンから着信。
ナ『…はい…』
健『今終わった!!てか泣いてる!?また何か言われたん??』
ナ『…別に…』
健『大丈夫…??』
ナ『…うん…』
健『ほんまに??』
ナ『…うん…またかけるわ…お疲れ』
そう言って電話を切る。だって心配かけたくないから…
迷惑かけたくないから…
一人で苦しむのが一番いんだよきっと。
誰かを巻き添えに辛い思いをさせてしまうのが嫌だから…
:08/09/21 10:09
:D903i
:w7ZlNBHs
#664 [ち]
:08/09/22 14:41
:F905i
:OwjDRzNU
#665 [なお]
仕事が落ち着かなくて長い間放置してすいません

少しずつまた更新します

なんでかな…
涙が自然と流れ出てくる。泣いたってスッキリしないのに…
しばらくして泣き疲れてるとインターホンが鳴った。
:08/10/14 12:51
:D903i
:u.dKaf5I
#666 [なお]
こんな時間に誰やろって少し怖くなった。
居留守をしてみたけど鳴り続ける音が近所迷惑に思いおそるおそる穴から外を見た。
………!!!
あたしは慌てて鍵をあけドアをあけた。
ナ『健チャン…』
健『あー疲れたっ』
汗だくの健チャンはそういいながら部屋に入っていった。
ナ『なんで?』
健『泣いてるんやないかなと思ってなっ』
:08/10/14 12:54
:D903i
:u.dKaf5I
#667 [なお]
ほんまドラマのワンシーン?ってくらいあの時はうれしかった。
真夏の夜中に自転車で一時間近くかけて来てくれたのが嬉しくて…
また泣けてきた。
ナ『ありがと…』
健『素直に会いたいって最初から言えばいいのになぁ(笑)』
ナ『だって…』
健『まぁ口に出して言わなくても俺ぐらいになると気持ちが通じてるから分かるけど(笑)』
ナ『(笑)』
:08/10/14 14:02
:D903i
:u.dKaf5I
#668 [なお]
健『今日も仕事うまいこといかんかった?』
ナ『…うん…』
健『なおはどうしたいん?』
ナ『どうするんが一番いいのか分からん…』
健『ならぁ…どうしたら気持ちが少しでも楽になる?』
ナ『辞めたい…仕事場に行く度に苦しくなる…でも今は会社のアパートに住んでるし辞めれない…』
:08/10/14 14:20
:D903i
:u.dKaf5I
#669 [なお]
健『俺も考えたんやけどとりあえず引っ越そ』
ナ『でもお金ない…』
健『分かっとるよ…俺も出すから!!だから早く楽になろ?そんな辛い思いしてるなお見てられんわ…』
ナ『でも…』
健『いいから!!なっ?そうしようや』
ナ『…(涙)』
健『まずは出きる事からやってこうなっ』
そういって泣いてるあたしをあやしてくれた。
:08/10/14 23:33
:D903i
:u.dKaf5I
#670 [なお]
今までの健チャンとは違う!
あたしは別れてから何度も彼に救われた…
こんなに大切にされて…こんなに愛されて…
確かにまだ完璧やないし不安な事もある。
でも…
やっぱりあたしが一番に心を開ける相手も一番に分かってくれる相手も…
全部健チャンなんだ。
:08/10/14 23:36
:D903i
:u.dKaf5I
#671 [なお]
あたしの隣には大好きな健チャンが気持ちよさそうにあたしにしがみついて眠っている。
そんな健チャンの頭を優しくなでる…
ねぇ健チャン?
あたしたちもう一度やり直せるかな?
別れて約半年。
お互いがこんなに思いあって必要としあってる。
本当の幸せの意味をもう一度二人で見つけたい…
ねぇ健チャン。
大好きだよ!!
おでこにキスをして寄り添うように眠りについた
:08/10/14 23:43
:D903i
:u.dKaf5I
#672 [なお]
この日から暇さえあれば家を探しに行った。
『引っ越せる』
そう思ったら仕事でいくら辛くても耐えれた…
休みを健チャンと合わせ二人で家を探しに行った。
健チャンの仕事場の近くに気に入る物件があり
敷金礼金も安く交渉出来たのでそこに住む事に決めた。
とりあえずお金が用意出きるまでの間頭金を五千円入れキープしといてもらった・
:08/10/15 09:37
:D903i
:J6HXRo4g
#673 [なお]
その日はそのまま健チャンが泊まりに来た。
健『いい部屋見つかって良かったな』
ナ『うん、ありがとねほんま…』
健『ええよ、それに今度は近いし毎日でも行けるしな』
ナ『毎日!?(笑)』
健『おえんの?

』
ナ『それって同棲?』
健『みたいなもんかな(笑)』
ナ『せめて半同棲かな!!だってつき合ってないよ?うちら…』
健『なぁ…より戻してほしい』
:08/10/15 09:46
:D903i
:J6HXRo4g
#674 [なお]
ナ『うちが仮にいいよっていったら?』
健『

!!めっちゃ嬉しいし大事にする!!』
ナ『なら仮に嫌だっていったら?』
健『…

でもまだナオに認めてもらえてないって事やし頑張る…』
健チャンの表情の変化が妙に笑えた。
ナ『まだやっぱ不安な気持ちがあるんな…前より頑張って変わってくれたんも分かるんよ?でもやっぱ自信がないん…』
健『そっか…』
ナ『健チャンは何でそんなにうちがいいの?』
健『大好きだから!!』
:08/10/15 09:50
:D903i
:J6HXRo4g
#675 [なお]
ナ『じゃなくて、うちのこういう所が好きとかあるやん!!』
健『全部…』
ナ『ほんまぁ(笑)喜ぶとこなんだろうけどなんかここってとこがないし寂しいわ』
健『ならナオは何で俺じゃなきゃダメなん?』
ナ『健チャンじゃなきゃだめとか言った!?笑』
健『心の中で言ってるのが聞こえたんよ(笑』
ナ『(笑)そうゆうバカな所も好きだし今は誰よりもうちを大事にしてくれるとこが好きかな』
健『やっぱり?(笑』
ナ『すぐ調子に乗るとこは嫌い(-_-)』
健『(*´д`*)』
:08/10/15 09:55
:D903i
:J6HXRo4g
#676 [
]
:08/10/16 21:57
:N906imyu
:0H8bJV5s
#677 [なお]
長い間放置してごめんなさい…
あれからいろいろあった事をまた書いていきます

ナ『でもこれからはたいて一緒に住むようになると思うし恋人としてる事は変わりないし…どうせなら戻ろっか…??』
健『ほんまに!?』
ナ『うん…』
健『なら今日からナオはと俺は恋人同士やな』
ナ『そうなるね!!』
:08/11/11 23:20
:D903i
:kRk6ce56
#678 [なお]
ナ『ちょうど前の記念日の日にちと同じだね』
健『あれは?前つきあってた時の年数の続きからまた数える?それともまた最初から?』
ナ『どっちがいいかな』
健『なら継続なっ!!』
そんな小さい事気にしてくれる健チャンが可愛く思えた。
ナ『でも実際別れてからも会ったりしてたしあんま彼氏彼女になったって実感ないな(笑)』
:08/11/11 23:26
:D903i
:kRk6ce56
#679 [なお]
健『まぁやることしとったしな(笑)』
ナ『嫌がってもやめてくれんからなぁ(笑)』
健『なぁなーチン?』
ナ『ん?』
健『大事にするけな』
ナ『んっ…』
8月12日…
あたし達の新たな記念日になったね…
:08/11/11 23:31
:D903i
:kRk6ce56
#680 [なお]
正直もう戻る事はないって思ってた。
別れてからも傷つく事もたくさんあったし…
でも変わったのは確か。それが一時的なのかずっと続くのかは分からない
でもこれだけは言える。どんなに辛い過去があったからって
大切な人を嫌いになんてなれなかった。
お互いが本当に思い続ければ何度離れても結ばれるんだなって。
こんなあたしにももう一度明るい未来を夢見れるんだなって。
:08/11/11 23:39
:D903i
:kRk6ce56
#681 [なお]
健チャンもあたしと離れてあたしへの思いを再確認してくれた。
そして何より過去の自分を反省して人間として変わってくれたね…
再びこんなに強く愛しあえるんだったらもっと早くに離れる決断をすれば良かったなって思う。
過去の傷は
決して消えない。
でも少しずつ…
過去ばかり見ずに前を向いて生きたい。
:08/11/13 09:36
:D903i
:TqBtByyo
#682 [なお]
ねぇ健チャン?
もう絶対離さないでな。
絶対幸せになろな?
:08/11/13 09:51
:D903i
:TqBtByyo
#683 [なお]
よりが戻りお盆まっただ中の14日に引っ越しをした。
会社には引っ越す事も言わず夜逃げ状態みたいに静かに行った。
健チャンは仕事だったから一人で業者の人と暑い中タオル巻いて頑張った。
新しい新居もすぐに片づきあっと言う間に引っ越しは終わった。
一服しながらホッと一息ついたら極度の開放感からか泣けてきた。
:08/11/13 09:55
:D903i
:TqBtByyo
#684 [なお]
それだけ会社のアパートがきつかったんだなって実感した。
でも別れた時、アパートに入らせてもらって本当に助かった。
だから部長ときちんと向き合って辞めるならどうどうと辞めたい。
逃げるようにトブのは大人として恥ずかしいし…
もう一人じゃないしね…
後少しの辛抱。
:08/11/13 09:58
:D903i
:TqBtByyo
#685 [なお]
夕方になり仕事を終えた健チャンが帰宅した。
インターホンを何度も鳴らし電話みたいな外に通じる機械を手に取った。
ナ『健チャンやろ?』
健『違います〜宅配便です〜』
ナ『(笑)待ってくださいね、今開けます』
こんなバカなやり取りが楽しかったな…
ナ『お帰り』
健『ただいま!!ここが新しい新居かぁ〜結構片づいたな!!』
ナ『気に入った?』
健『うん!!毎日これからはここに帰ってくるんよ(^-^)』
ナ『これ鍵な!!なくさないようにな』
:08/11/13 10:07
:D903i
:TqBtByyo
#686 [なお]
嬉しそうに鍵を受け取る健チャン。
ナ『とりあえず必要なものとか買いに行きたいんよ』
健『いいで。ちょっと休んだら行こうな』
一服して百均やらカーテンやら一気に買いあさった。
引っ越し初日。
このまま一日が平和に終わると思ってた…
けど…
さっそく問題が起きたよね…
:08/11/13 10:11
:D903i
:TqBtByyo
#687 [なお]
その日の夜。
部屋で二人くつろいでたら健チャンの携帯が鳴った.
どうやら職場の人らしくチラチラあたしの顔を伺ってくる。
曖昧な返事ばかりをしていた健チャンが電話を切った。
:08/11/13 10:19
:D903i
:TqBtByyo
#688 [なお]
ナ『どしたん?』
健『いや〜田中君が皆でボーリングに行こうって…彼女さんもよかったらって言ってる』
ナ『え〜今日引っ越しとかもあって疲れた』
健『ならそう伝えるわぁ〜』
ナ『ん?健チャンは行くつもりなん?』
健『やっぱ…ダメ…よな…?』
ナ『行きたいん?』
健『なーチンさえよければ行きたい…な』
ナ『…せっかく今日は引っ越し祝いしたかったのに…』
健『分かった分かった!!行かん行かん』
ナ『何その態度?』
:08/11/13 10:23
:D903i
:TqBtByyo
#689 [なお]
そこから軽く言い合いになった。
でもこれじゃ前と何も変わらないもんね…
あたしも変わる努力しなくちゃね。
ナ『行きたいなら行っていいよ?』
健『なーチンは?』
ナ『DVDでも借りて見とくわ〜だいち健チャン断ったら皆も行かんのやろ?それもだるいしなっ』
健『ごめんなっ…』
ナ『いい加減には帰って来られよ!!』
健『分かった(>_<)ありがとな…』
ナ『いいえ〜』
態度は悪いけどあたしなりの精一杯の優しさ。
健チャンにもたまには息抜きさせてあげたいし…
前と同じこと繰り返したくないしね…
:08/11/13 10:27
:D903i
:TqBtByyo
#690 [なお]
前はあたしが縛りすぎて嘘をついてまで遊びに出てた健チャン。
あたしにも原因はあったんだなって今なら分かるから。
待ち合わせの時間になり健チャンは遊びに出た。
申し訳なさそうな顔であたしを見て抱きしめてきた。
健『早く帰るから待っててな(T^T)』
ナ『楽しんでね〜』
相変わらず素っ気ない態度で素直になれないまま健チャンを見送った。
:08/11/13 10:33
:D903i
:TqBtByyo
#691 [なお]
時間は夜の12時。
今から誰か誘っても
捕まらないし…
おとなしくビデオを借りに出た。
この頃健チャンとはまって見ていたのがテニスの王子様(笑)
3本くらい借りて帰宅。お風呂に入りビデオを見た。
見ている最中も健チャンとはメールのやり取りをしてた。
また意地が悪いあたしは
な

『3時までに帰らなかったら鍵閉めるからそのまま寮に帰って』
など子供じみた事を言って困らせてた(笑
:08/11/13 10:46
:D903i
:TqBtByyo
#692 [なお]
そんな事をいいつつも眠たくなり3時まで待てずに寝た(・∀・)
ガチャガチャっと玄関で音がした。
心の中で
(チェーンし忘れた(゚Д゚))って内心ハッとした。
でも時計を見ると…
2時58分(笑)
合格です!!
安心しそのまま眠いから寝ようとしたが
健チャンは時間を守ったのを誉めて
もらいたいのか、
あたしの機嫌をとりたいのか
やたら絡んでくる…
:08/11/13 10:50
:D903i
:TqBtByyo
#693 [なお]
そんな所は全く変わってないね。
でも自分でも本当に成長したって思う。
前のあたしなら健チャンがいない間不安で眠る事なんて出来なかった…
でも今は違う。
それだけ前程健チャンの事を愛してないかって言われたらむしろ前より気持ちは強まってるし…
前より信用してるかって言われたらそうでもない
なら何があたしをそこまで変えたんだろう…
一人で待つのは寂しいけど裏切られる辛さを知ってるから…
それに比べたらたかが3時間くらい我慢出来たんだろうね。
:08/11/13 11:03
:D903i
:TqBtByyo
#694 [なお]
でもそのお陰でお互いがすごく楽になれた。
過去に経験した事をいかせれたらきっとうまくいくって信じてる…
次の日はお互い朝から仕事だった。
あたしはシフトが終わった後に部長と話をしようと思い電話をかけた。
久しぶりに掛ける電話に手がふるえたのを今でも覚えてる…
:08/11/13 11:48
:D903i
:TqBtByyo
#695 [なお]
案外ふつうに話せた。
夕方になり事務所に行き部長と係長とあたしでひたすら話合った。
あたしが何度辞めたいと伝えても
『チーフの立場がもったいないだとか辞めてもあたしのためにならない』
など訳の分からない言い方をされ話にならなかった…。
とにかく今は働きたくなかった。
だから5日程連休をもらいまた後日改めて話をする事にして事務所を後にした。
:08/11/13 11:51
:D903i
:TqBtByyo
#696 [なお]
なんか人間ってあっけないなって思った…
やっぱり会社って組織は必要な人間には必要以上に良くし、不必要と判断した人間には空気同然の扱いになる。
分かってるけど…
なんか寂しかった…
口では辞めるなとか言うくせにあたしを必要としてる様には全く思えない扱いだった。
必要ないって思うなら早く切り捨ててよ…
あの時、
側に健チャンがいてくれて本当に良かった…
ありがと…。
:08/11/13 11:57
:D903i
:TqBtByyo
#697 [なお]
あの頃の事を思うと健チャンに対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
仕事を逃げるように休むなんてただの甘えにしかすぎない…
毎日特になにをする訳でもなく健チャンが仕事から帰るまで寝る。
そんな生活だった。
そんなあたしに文句一つ言わず生活のために朝早く出る日もあれば夜遅い日もある。
疲れてるはずなのにいつもあたしの精神状態を気にしてくれてた…
:08/11/13 14:14
:D903i
:TqBtByyo
#698 [なお]
ほんま人って変わるんやなって改めて実感。
それと同時にあたしは今すごく幸せ者なんだって思った。
せめてもの償いで出来る日はマッサージをしてあげた(笑
健チャンを見てると申し訳ないのもあるしいつまでもこのままじゃいられないから…
あたしは部長に電話をかけ急遽夜会って話をする事にした。
:08/11/13 14:24
:D903i
:TqBtByyo
#699 [なお]
相変わらず話は拉致があかずあたしは苛立ちを押さえるのに必死だった。
でもここで引き下がったら同じ事の繰り返し…
あたしは部長に
『この会社に入って3年半、本当によくしてもらいました。人間としても勉強させて頂いて上の立場にもならせてもらって…あたしは売上を伸ばす事で必死でした。今までも何度か辞めたいと思う事はありました。それでもまだ頑張れるって気持ちでただがむしゃらにやってきて…でも今こんなに限界を感じたのは初めてなんです…
:08/11/13 14:34
:D903i
:TqBtByyo
#700 [なお]
少し休めば良くなるとかそんな簡単な事じゃなくこの仕事自体も会社の人間の目も正直怖いです。手を抜いてる訳でもないのに上からの指示や扱い、あたしと頑張ってる仲間との間も悪くされとてもじゃないけど仕事が出来ないです。会社がどんなものなのか今回ここでお世話になって勉強になりました。甘いのは自分だというのも分かってます。分かった上で一度身を引かせて下さい。
もう一度ほかの会社も見て勉強したいんで…
辞めさせてもらえないならとぶまでです。
辞めさせてもらえるなら約束の1ヶ月は責任をもって頑張らせてもらいます。』
:08/11/13 14:48
:D903i
:TqBtByyo
#701 [なお]
本当に言いたい事はこんな事なんかじゃない…
悔しくて悔しくて拳を握りながら部長の目を見て話した。
部長もようやく頷いてくれた。
『辞めた後また戻りたくなったらいつでも戻っておいでな』
って言われた。
(誰が戻るもんか…)
あたしは愛想笑いをして用も済んだので足早にレストランを出た。
:08/11/13 14:51
:D903i
:TqBtByyo
#702 [なお]
すごくスッキリした。
帰って健チャンに話すと喜んでくれた。
『また次のとこで頑張ろう』って言ってくれた…
後1ヶ月。
この1ヶ月は本当に辛くて長かったけどいい勉強になった…
あたしも少し落ち着いたから久しぶりに休みがあったお母さんに会う事にした。
久しぶりお母さんに会えて嬉しかった。
マッサージに連れて行ってあげたりちょっとだけ親孝行してみた(笑)
ゆっくり話したかったから喫茶店に入る事に。
:08/11/13 15:00
:D903i
:TqBtByyo
#703 [なお]
母『本当に久しぶりにこうやってゆっくりしたね。落ち込んでるかなって思ったけど顔も元気そうだったから安心した』
ナ『何とか大丈夫だよ!!心配かけたね…』
母『でも部長とちゃんと話が出来たなら良かったわね、でも…やっぱりいろいろお世話になったんだから最後まできちんとやりなさいよ?』
ナ『分かってるって』
この日は調度まだ8月の終わりくらいだったから服も当然半袖というか七分だったあたし。
:08/11/13 15:11
:D903i
:TqBtByyo
#704 [なお]
やっぱ過去につけた傷は見える訳で…
母さんもチラチラ見てるのが分かった。
ナ『見る?』
あたしは腕を出そうとした。
母『いや!!いい…』
ナ『お願い。見て』
母は半目で変な顔になってるのにも関わらずあたしの腕をジッと見た。
震える手で傷を優しく撫でてくれた…
:08/11/13 15:14
:D903i
:TqBtByyo
#705 [なお]
ナ『大分目立たなくなってきたから…ごめんね、大事な体に傷つけて…』
母『辛かったのよね…こうでもしなきゃ収まらないくらい辛かったのよね…』
うっすら目に涙が溜まってるのが分かった。
ナ『辛かった。でも傷つけて母さんが悲しむ方がもっと辛かったから…絶対もうしないから…』
お母さんはうんうんと頷きながら下を向いてた。
:08/11/13 15:17
:D903i
:TqBtByyo
#706 [なお]
どんなに小さな傷だろうと悲しむ人がいる以上、あたしは二度としないってあの日再び誓った。
その事だけは今でも
この先も後悔していくと思う…
傷をつけても残るのは弱さや悲しみや虚しさ…
自分だけじゃなく周りの誰かの心にも傷をつけてしまう場合もある…
いい事なんてちっともないよ…
もし同じような過ちを犯しそうになった時はまだ物にあたるなりした方がましだと思う。
お母さん…
バカな事してごめんね。
:08/11/13 15:27
:D903i
:TqBtByyo
#707 [我輩は匿名である]
といいつつまた健ちゃんと付き合ってるよね
:08/11/13 16:12
:SH905i
:Wn25c5/E
#708 [なお]
以前と何ら変わりがなければ付き合ってなかったですね…
この先の事は分からないですがあたしは健チャンが運命の人だと信じてますm(_ _)m
見てて腹がたつかもしれないですがあたしには彼じゃなきゃダメなんで…
不快な思いをさせてしまったならすいません

:08/11/13 16:38
:D903i
:TqBtByyo
#709 [なお]
母『やっぱり切ったのは…健チャンの事で傷ついたからなの…?今は?連絡とったりしてないよね?』
ナ『……健チャンのせいなんかじゃない!!仕事の事もそうだし…皆が悪い訳じゃないけど別れてからお母さんもやしお姉チャンやみんなになおチャンなら大丈夫だからってなおチャンは強いって言われるのがプレッシャーだった…あたしはそんな強い子じゃない…皆はあたしの事を思って言ってくれたんは分かってる。でも…あたしはやっぱり健チャンが好きなんよ…』
:08/11/13 16:42
:D903i
:TqBtByyo
#710 [なお]
母『別れてから連絡とってるの?』
ナ『黙ってれば皆がいやな思いしなくて済むんだろうけど嘘はつきたくないから言うね…』
あたしは別れてからの事をお母さんに話した。
健チャンの過去を知ってる以上大げさに変わったってアピールしても無駄だからありのままを話した…。
お母さんは途中途中相づちをうってくれてたけど目は笑ってなかった…
:08/11/13 16:45
:D903i
:TqBtByyo
#711 [なお]
でも…
一番分かってほしいのはお母さんだから…。
あたしは真剣やった。
健チャンのお陰で今あたしはこうして元気でいられるんだもん…
もう昔の健チャンやない。
一気に喋り話が終わったあたしはコーヒーを一気に飲みほした。
:08/11/13 16:48
:D903i
:TqBtByyo
#712 [なお]
少しの間沈黙だった…
母『そっか…正直ゆうとお母さんもそんな気がしてた。引っ越しの時だってお金ないはずなのに貯金があるからって言ってたのも何か隠してるなって思ったし…』
ハァ…とため息をついたお母さんが今度は一気に話始めた。
母『健チャンはでも本当になおチャンの事を思ってるのは分かる。あんた達が別れた時お母さんやお姉チャン達が引っ越しの手伝いに行った時、よくあの場所に健チャンがいたなって思う。ふつうならあんな事して皆の前に顔出しにくいでしょ?なのに逃げずにちゃんといた。あたしあのときあんたがトイレ行ってる間に健チャンに言ったのよ…』
:08/11/13 16:52
:D903i
:TqBtByyo
#713 [なお]
ナ『なにを?』
母『もう二度と会う事はないと思うけど健チャンも頑張りなさいねって』
ナ『………』
母『やっぱし大事な娘をあそこまで傷つけてあたしだって嫌みの一つくらい言いたかったし…でもそんな事を言われたにも関わらずもう一度やり直すって事は相当な覚悟はあると思う。それは認めてあげる。でも変わったって言ってもそれが当たり前なのよ?当たり前の事をこの先もできるかどうかが大事なの。同じ過ちを繰り返してまたあんたが傷ついてほしくないよ母さんわ。でもそれでも健チャンがいいなら傷つく覚悟も多少はなきゃいけないよ?でも今のあんたを見てるとほんとに顔つきが変わったし幸せそうだしね!!何よりあんたの人生なんだから親がいちいち好きな相手を決める権利ないんだしなおチャンが幸せならお母さんはなにも言わずに見守る事にする!!』
:08/11/13 17:11
:D903i
:TqBtByyo
#714 [なお]
ナ『オカン…ぁりがと…』
母『あたしはいいとしてもお父さんやお姉チャン達を納得させるのは大変よ〜まぁお父さんは何とかあたしから話すけど』
ナ『頼むわぁ…また時間がたってからでいいからね!!お姉チャンにはまたおいおい話すわ…お兄は…あんま関わってないしまた話すわ(笑)』
母『まぁ今日話てくれて良かった。なおチャンもこれからいろいろ頑張りなさいねっ』
ナ『うん!!健チャンと一緒に頑張る』
:08/11/18 19:35
:D903i
:tdg/EvHs
#715 [なお]
正直絶対お母さんには反対されるって思った…
でもきっと心の中では不安だと思う。
当たり前か…
あたしは昔からよく
『お母さんの幸せってなに?』って聞いてた。
そのたびにお母さんは
『あんた達子供が幸せならお母さんも幸せ』
そう言ってた。
あたし…
絶対幸せになるから…
お母さん。
ほんまありがとね。
:08/11/18 19:41
:D903i
:tdg/EvHs
#716 [なお]
その後は普通に親子の時間を楽しんだ。
普段は遠いから中々会えないけど休みを合わせてまた会う約束をした。
夜になり帰る母を見えなくなるまで見送った。
もう22才になるのにお母さんとの別れが辛くて泣きそうだったのを覚えてる…
恥ずかしい奴やなって今になって思う。
でもそんくらいオカンが大好きやって事だね!!
:08/11/18 19:56
:D903i
:tdg/EvHs
#717 [なお]
あれからあたしにとって毎日が平和だった。
仕事もあと半月くらいになった。
この頃から美容師さんから電話が鳴り出した。
健チャンといる時はもちろん電話には出なかったし一人の時も出ないようにしてた…
それでもだいたい日曜の夜か月曜に電話はかかってきた。
:08/11/18 20:07
:D903i
:tdg/EvHs
#718 [なお]
このまま放置しても拉致があかんしあたしは久々に美容院に行く事に。
お金がなくて3ヶ月ぶりの美容院。
指名はもちろんたっチャン
今日はちゃんと話し伝えたかったから…
久びさに見る彼は髪も伸び大人っぽく見えた。
:08/11/18 20:22
:D903i
:tdg/EvHs
#719 [なお]
電話をさんざんまくっていた分、少し会いずらかった。
あたしは受付をすまし店の中のイスに座り雑誌を見て待ってた。
少しして奥の部屋から出てきた彼。
あたしを見るなり
彼『うわっビックリしたわ〜予約の名前見たけど名字覚えてなかったけ分からんかった(笑)』
って笑いとばしてた。
:08/11/18 20:25
:D903i
:tdg/EvHs
#720 [なお]
ナ『ひどいわ自分〜』
彼『ごめんごめん!!今日はどうする?』
ナ『カラーとカット』
彼『了解!!色はどうする?混ぜる?』
ナ『今より明るくしたいのと〜長さは変えないでほしいのと巻きやすくしてほしい。あとは任せるわ〜』
彼『OK。なら移動するで』
あたしは鏡の前のイスに座った。
あたしの髪を触りながら彼『大分のびたな〜』
って話かけてきた。
:08/11/18 20:31
:D903i
:tdg/EvHs
#721 [なお]
ナ『てか電話ごめんなでれなくて…』
彼『ええよ!!戻ったんやろ?元彼と』
ナ『うん!!今は一緒に住んでる…』
彼『そっかぁ〜次は幸せになられよ?』
ナ『当たり前!!応援してくれる?』
彼『それはどうかな(笑)でもたまには話したいし美容院に顔出してな!!仕方ないけノロケ話も聞いてやるわ』
ナ『美容院は来るよ。ここの店高いけど腕はいいしなによりマッサージが気持ちいいしな(笑)』
:08/11/18 20:37
:D903i
:tdg/EvHs
#722 [なお]
彼『腕には自信ありますからね〜笑』
その後はたわいもない事話して約3時間かけてあたしの髪は完成した。
ナ『この後デートやから髪巻いてほしいな〜』
彼『嫌みか(笑)なら可愛く巻いてやるわっ』
そう言ってあたしの髪を見る見る巻いてってくれる。
あたしは少しでもその技を盗みたくて鏡越しにたっチャンの手元を見てたら『見すぎだから』
ってつっこまれた。
自分じゃ出来ないアレンジもしてもらい大満足だった。
彼『気に入った?』
ナ『かなり!!さすがやわ〜ありがとねっ』
彼『良かった!!』
:08/11/18 20:51
:D903i
:tdg/EvHs
#723 [なお]
会計を済ませこの美容院は担当の人が駐車場まで一緒に出てきて誘導してくれるから二人で店を出た。
あたしは車に乗り込み窓を開けた。
ナ『今日はありがと!!ほんま今までも助けてもらったのとかほんま感謝してるから。仕事頑張ってね!!また髪染めに来るねっ』
彼『こちらこそ☆ほんまちゃんと幸せにしてもらうんよ?また遊びに顔出してな!!気をつけて帰れよっ』
ナ『ならね〜バイバイ』
彼はあたしに聞こえる程度に
『アイラービュー』
って言いながら手を振っていた。
:08/11/18 20:56
:D903i
:tdg/EvHs
#724 [なお]
こんなあたしを何だかんだ見守ってくれるたっチャンに本当に感謝してる。
この先もこの美容院に通うつもりでいるからまたノロケ話聞いてなっ…
たっチャン…ありがとね!!
その後は連絡は来なくなった。
美容院から帰り今日は健チャンと休みが一緒だから街に買い物に行く事に。
:08/11/18 21:07
:D903i
:tdg/EvHs
#725 [なお]
それから毎日が幸せだった。
毎日がこんなに幸せでいいのかなって思うくらい幸せだった。
けど…
どんなに幸せだって別れの危機は突然訪れるもんなんだよね…
:08/11/20 09:35
:D903i
:6L7GAW2c
#726 [なお]
あれはある夜だった。
いつもの様に部屋で二人くつろいでたら普段全く鳴らない健チャンの携帯が鳴った。
ディスプレイには
【仕事 小林さん】
と表示されていた。
健チャンは以前に携帯に登録してある人は皆男だって言ってた。
だから何の疑いもなかったし普通に健チャンもあたしの目の前で出た。
:08/11/20 09:38
:D903i
:6L7GAW2c
#727 [なお]
健『はい…はい…』
何やら伝言を頼まれているようだった。
けど嫌でも聞こえてるくる女の高い声…
なんかこの状況前にも経験した事あるな…
一気に胸が苦しくなってくる。
あの時の事がフラッシュバックされてくる…
あたしは健チャンの携帯に耳を近づけ会話を聞いていた。
:08/11/20 09:41
:D903i
:6L7GAW2c
#728 [なお]
電話の内容は本当にただ急用の電話だった。
健チャンが電話を終え携帯を握ったままあたしを見る。
終始無言の二人…
ナ『え?てかまた嘘ついた訳?』
健『別れてから就職してその時は一人身やったし教えてもいいかなって思って…』
ナ『いやいや、誰もそんなん聞いてないし教えるんは自由よ?ただ女なら女って言ってくれてたら良かったんじゃない?』
:08/11/20 09:44
:D903i
:6L7GAW2c
#729 [なお]
健『消せって言われると思って…』
ナ『前のうちなら言うけど今のうちは土井チャンのメモリだって消せって言ってないよね?いまだに登録してるよね?』
健『………』
ナ『別に登録したけりゃすればいいよ?うちも別れてから出会った人の登録してるし。ただ嘘が嫌いって言ってるん!』
健『別になんもないよ…しかも事務の人だしおばさんだし…』
あたしも相変わらず勘がするどいからすぐ嘘って分かってしまう。
そんな自分が嫌になる。
:08/11/20 09:48
:D903i
:6L7GAW2c
#730 [なお]
結局といつめたらホールの子で同い年らしい。
番号を聞かれた時
『今度遊ぼう』って言い合ってたらしい。
確かにあの時は別れてたし何を言おうが何をしてようが関係ない。
ただやっぱ過去と同じ嘘を繰り返す健チャンに腹がたって怒りをぶつけた。
:08/11/20 09:54
:D903i
:6L7GAW2c
#731 [なお]
ナ『うちは嘘が嫌いってゆってるよね?何で同じ事ばっか繰り返すん?そんな行動ばっかするから疑われるんじゃん!!』
健『はいはい…全部俺だけが悪いんですよ…』
いつもそう。
言い合いになったらそうやって嫌なのを露骨に出してまともに話をしようとせず逃げる健チャン。
健『消せばえんじゃろ、消せばっ』
ナ『別に登録しときたいならしたらいいよ、ただ嘘ついてた事を謝ってほしいのっ』
:08/11/20 09:58
:D903i
:6L7GAW2c
#732 [なお]
健『はい、全部俺が悪かったです。すいません』
ナ『悪かったって思ってないやろ?何その態度』
そっから喧嘩がエスカレートし話は嫌な方向に…
ナ『同じ事ばっか繰り返すならうち嫌だから』
健『嫌だって?』
ナ『一緒にいたくない』
健『………』
:08/11/20 10:00
:D903i
:6L7GAW2c
#733 [なお]
ナ『あたしだって変わる努力してるよ?前は信じようともせず電話帳消させてたけど今は違う。あたしの中で土井チャンは正直嫌だけど…信じようとしてるから消してって言わないし…健チャンも変わるよう努力してよ!!』
健『………ない』
ナ『はっ?』
健『変われる自信ない』
ナ『何それ。ならもう無理じゃん』
健『………』
ナ『なら別れるって事でえんやな……』
健『……うん』
はぁ〜…
ほんまあっけないな…
:08/11/20 10:04
:D903i
:6L7GAW2c
#734 [なお]
ナ『寮に帰りやっ』
健『何で?』
ナ『付き合ってないんなら一緒に寝る必要ないじゃん』
健『あっそ…わかった』
そう言って家を出ようとする健チャン。
自分で言っときながらそれを引き留めようとする自分。
健『何?』
ナ『………』
健『離して。自分が寮に帰れって言ったんやろ?望みどうりそうしてあげるけん離して』
あたしは力なく手を離した。
:08/11/20 10:07
:D903i
:6L7GAW2c
#735 [なお]
バタンッ―
静まり返った部屋に一人ただ立ち尽くす。
何故か異様に冷静だった
きっと心の中でこれで本当に別れるわけないって思ってたからかな…
とりあえずお風呂に入る事にした。
嫌な事を一気に洗い流したかったから。
30分後お風呂からあがり部屋に入ったあたしは外でもの音がしたので、窓を覗いた。
:08/11/20 10:15
:D903i
:6L7GAW2c
#736 [なお]
そこには何故かいるはずのない健チャンが座っていた。
しかも外は雨が降ってたから濡れてるし…
お風呂も入り冷静になったあたしは健チャンがいる事が一瞬嬉しかった反面何がしたいのか意味が分からず腹も立った。
とりあえず雨も降ってるし風邪引かれてもあれやしあたしは外に出て健チャンの横にすわった。
:08/11/20 10:18
:D903i
:6L7GAW2c
#737 [なお]
ナ『何しとん?風邪引くから中に入りや!!』
健『ほっといて…』
ナ『いやいや風邪引いたら困るやろ?』
健『大丈夫…』
ナ『はぁ…早く入れって!!こんな時間に近所迷惑にもなるし!!』
腕を無理矢理引っ張ろうとするあたしを払いのける健チャン。
健『ほっとけや!!』
ナ『だっら意味分からん事すんなや!!寮に帰るなら帰れやっ!!何がしたいん自分!!』
あたしを睨みつけ健チャンは雨の中歩き出した。
:08/11/20 10:21
:D903i
:6L7GAW2c
#738 [なお]
あたしはタオルを取り追いかけた。
夜中の雨の中。
ほんまいい迷惑な二人。
ナ『もう…早く家帰ろ?うちも風邪引くし』
健『先帰ればええやん!!てか一人にしてや』
ほんま意味分からん…
一人になりたいなら寮に帰ればいい話なのに…
ナ『いい加減には帰りやっ風邪引くから』
そう言ってタオルを健チャンをの頭にかけあたしは雨に濡れながら家に帰った。
:08/11/20 10:24
:D903i
:6L7GAW2c
#739 [なお]
健チャンなりに考えての行動だと思うけどあたしには理解出来なかった。
それからしばらくして健チャンが戻ってきた。
帰るなり
お風呂に入る健チャン。
まぁ風邪引いたら
だめやしね…。
あたしはとりあえず座って待つ事に。
:08/11/20 10:33
:D903i
:6L7GAW2c
#740 [なお]
少しして風呂から上がった健チャンはソファーに座る…と思いきやベッドに普通に入った。
はっ(゚Д゚)?
あたしは唖然とこの状況を考えたけどこのまま寝るのは不自然だと思い、健チャンを起こす。
ナ『なぁ!!何で戻ってきたん?』
健『なーチンの事を思って戻ってきたけど寮に帰った方が良かった?』
良かったもなんも…
だったら最初から家にすぐ帰ればいいのに…
:08/11/20 10:38
:D903i
:6L7GAW2c
#741 [なお]
ナ『一人になって少しは冷静になったん?』
健『少しはなっ』
ナ『でっどうすん?』
健『何が?』
ナ『別れるか別れないのかって事』
健『…努力する』
ナ『別れないって事?』
健『うん…』
ナ『うちも努力するし健チャンも気をつけてな。努力する程の事でもない思うけど…』
健『はぁいぃー』
ナ『別に小林さんのも消せとも言わんし信じるけ好きにして』
健『はぁいぃー』
:08/11/20 10:42
:D903i
:6L7GAW2c
#742 [なお]
あたしも布団に入った。
まだすねてるのか怒ってるのか分からないけど健チャンはあたしに背を向けたままだった。
ナ『まだ機嫌悪い?』
健『別にっ』
ナ『ならこっち向いて』
健『何で?』
ナ『何でもっ』
嫌々体を動かしこっちを向く健チャンにキスをした
その後は普通によりそって寝た。
:08/11/20 10:45
:D903i
:6L7GAW2c
#743 [なお]
ほんとはね。
健チャンが家に戻ってきてくれて嬉しかったよ?
だって別れたくないって事だったからだよね?
前とは違うあたし達。
どんなに喧嘩したって―
どんなに腹がたっても―
どんなにうたがっても―
きっともう離れる
事はない気がする。
先の事は分からないけどあたしはもう何があっても離れない。
本気の浮気とかは怖いけど他に目がいかないくらい夢中にさせれるように努力すればいい話。
:08/11/20 10:56
:D903i
:6L7GAW2c
#744 [なお]
100パー愛していくから!
あたしにとっての幸せは健チャンと生きる事。
だから毎日が幸せだよ?
あの喧嘩以来あたし達は喧嘩する事もなく平和に毎日が過ぎていった。
:08/11/20 11:01
:D903i
:6L7GAW2c
#745 [ん]
:08/11/20 22:52
:N906imyu
:TZffaWLw
#746 [なお]
んサン?
アンカーありがとぅ
ございます

こんな小説でもまだ見てくれてる人がいるって思うと嬉しいです

明日朝から仕事なので仕事のあいまに更新していくので良かったら見て下さいね

:08/11/21 00:12
:D903i
:wb9YlcsQ
#747 [れい]
明日学校なのにも関わらず一気に読ませてもらっちゃいました


スゴク感動して泣きまくりデス(笑)
私もこんな深く人を愛してみたいと思いました

これからも更新楽しみにしています

:08/11/21 03:28
:SH904i
:4rxFW3Lg
#748 [なお]
れいサン.
貴重な睡眠時間に読んでいただき嬉しいです

コメントも励みになります

ありがとぅございます

毎日少しの更新ですがまた見に来て下さいね


:08/11/21 09:24
:D903i
:wb9YlcsQ
#749 [なお]
更新していきます

こんなに今、
毎日が幸せなのに過去のあたしは苦しむ事が多かったのは何でなんだろう…?
でもあの過去も幸せになるための試練だったって思えば前を向ける。
でもあたしはやっぱり…
一人過去に捕らわれたままで踏み出せない部分がある。
:08/11/21 09:28
:D903i
:wb9YlcsQ
#750 [なお]
未だに夢にまで出てきてうなされる。
昨日の夜も
見てしまった…。
寝言で叫ぶくらい夢の中は苦しくて辛くて…
過去の記憶を何度も思い出さされる。
朝ハッと目が覚めると涙が流れてる時もある。
あたしはこの先もこの夢から抜け出せず心の中にモヤモヤを残したまま生きるのは辛いよ…
弱虫でごめんね…。
:08/11/21 09:32
:D903i
:wb9YlcsQ
#751 [なお]
もう疑ってる訳じゃないんだよ?
でもあたしの心はあの事を知ってしまった日からさらに傷が深くなった…
ねぇ健チャン?
もう解放されたいよ…
苦しいのは嫌だよ…
何でかな…
過去の事なのに…
何をそんなにおびえる必要があるんだろ…
強くなりたい。
:08/11/21 09:42
:D903i
:wb9YlcsQ
#752 [なお]
最初に聞かされたのは本人からじゃなかった。
二人の共通の友達から。
別れてから聞いたからまだ良かったけど別れる前に聞いてたらあたし気が変になってたね…
健チャンと土井チャンが
内緒で会ってた事を―
:08/11/21 09:44
:D903i
:wb9YlcsQ
#753 [なお]
あたしと同棲してる時に会ってた訳だから逆にすごいねって思う。
あたしはずっと二人に騙されてたんだね…
それを聞いた時すぐ健チャンに確認とったら否定はしなかったね。
でもあたしの事を相談してたって…
あたしは電話だけだと思ってたし正直きつかった
:08/11/21 09:47
:D903i
:wb9YlcsQ
#754 [なお]
でも健チャンからしたらもう【過去の話】で済まされるんだよね…
もちろんその事も分かった上でよりを戻した。
頭では分かってても夢を見る度に思い出して夢の中の事が正夢にならないか怖くて怯える自分。
この話を健チャンには笑って冗談みたいに
『また健チャンが土井チャンと浮気する夢見たし〜』
って言ってるけど本当は
怖いんだよ?
気づいてる?
:08/11/21 09:50
:D903i
:wb9YlcsQ
#755 [なお]
あたしはつい二日前に自分なりに挑戦したんだ…
過去の現実から
逃げないために。
あたしは自分の小説を何度も読み返したりしてる。
でもどうしても土井チャンの名前が出てきた所から先が読めない…
現実から目をそらして逃げようとしてた。
でもいつまでたっても変わらない自分が嫌だからゆっくりゆっくり読み返したんだ。
:08/11/21 09:53
:D903i
:wb9YlcsQ
#756 [なお]
一人で読む勇気がないからこーチンに一緒にいてもらった。
声を出して読んだ。
所々誤字脱字があって笑いながら読んでた。
けどやっぱ悔しいね…
繊細に思い浮かぶ
あのシーン。
涙が止まらなかった。
二人して泣いたね。
でも読みながら泣いたら少しスッキリ出来たよ?
読んで良かったって思う
:08/11/21 10:04
:D903i
:wb9YlcsQ
#757 [なお]
誰にだって消せない辛い過去や記憶はある。
楽しい過去ほど忘れて
辛い過去は頭に残る。
人は一生それを抱えていくんだよね…
あたしだけじゃなくたくさんの人もそうだと思う
この小説はリアルタイムで健チャンも見てるから今日の夜あたしの心の中を見てどう思うんだろう…
もうあんな思いは嫌だ…
それでも消せない過去を抱えてあたしは毎日過ごしてる。
心の底から幸せと感じるまでまだ少し時間が必要みたいだよ…
:08/11/21 10:11
:D903i
:wb9YlcsQ
#758 [なお]
弱いあたしでごめんな?
でもあたしは健チャンが隣にいてくれるだけで幸せな気持ちになるから。
それは忘れないでな?
辛い過去に負けない
明るい未来を作ろうね。
この小説もそろそろ完結させてもいいよね?
健チャン。
:08/11/21 10:20
:D903i
:wb9YlcsQ
#759 [なお]
小説を更新した日。
11月21日にあたしは健チャンとドライブをした。
あたし達は暇があればよくドライブをするのが日課だった。
今日も最初は楽しく話も盛り上がってた。
あたしは急に話を切りだしたね…
ナ『あっ小説更新したから読んであげるっ!!今回書いたのは大事な事だからちゃんと聞いてな?』
健『分かった!!ならちょっと曲変えるな』
そう言って加藤ミリヤの静かな曲をチョイスした。
:08/11/23 09:35
:D903i
:B.JcQ1dI
#760 [なお]
あたしは静かに読みはじめた。
健チャンも真剣に聞いてくれていた。
あたしが秘めてた胸の中の気持ちを吐き出した。
涙が出てくる。
それを必死にこらえ声を震わせながら読み終えた
ナ『読んだよっ』
健『うん…』
ナ『うちが土井チャンの事でこんなに苦しんでたの気づいてた…?』
健『……いや…』
ナ『やっぱなぁ〜何か自分でも分からんくらいその事をひきずってるんな…すげぇ楽になりたいんよ…どしたらいいかな?』
:08/11/23 09:43
:D903i
:B.JcQ1dI
#761 [なお]
健『………』
ナ『無視?』
健『考えてる…』
ナ『健チャンに言ったって仕方ないって分かってるけどあたしだけこんなに苦しいのは嫌だ…』
健『もう絶対あんな思いさせない!!』
ナ『だったら小林さんのもしないやろ…』
健『…どうしてあげたら楽になるんやろ…』
ナ『一緒に死ぬ?笑』
健『ダメっ!!俺婚姻届けもらってくる!!』
ナ『で?』
健『名前を書く!』
ナ『で?』
健『印鑑を押す』
ナ『で?』
健『なーチンに渡す!!』
ナ『それはどうゆう意味?笑』
健『それだけ愛してる』
ナ『ほんまか…』
:08/11/23 09:51
:D903i
:B.JcQ1dI
#762 [なお]
ナ『仮にうちが同じ事をして気が済むって言ったら?たとえば美容師に相談聞いてもらうために二人で会うとか』
健『嫌だっ!!きれるじゃ済まない(笑)』
ナ『腹がたつ?』
健『たーつぅー』
ナ『まぁあたしもずっとその気持ち抱えてるんだけどね(笑)』
健『ごめん…』
ナ『まぁ土井チャンの電話帳もこっそり消したしねっ許してやるわ』
健『いつのまに?(笑)ぜんぜん知らんかったわ!!まぁ別にいらんけど』
ナ『まぁ今度会ったら一発殴らせてもらうわ☆』
健『おぅ!!殴ってやれっヽ(*`Д´)ノ』
ナ『いっとくけどあんたも殴るよ?』
健『やだ(´・ω・`)』
:08/11/23 09:56
:D903i
:B.JcQ1dI
#763 [なお]
最後は明るい?話題でドライブ終了―
結局どうしたら苦しまずにいられるのかは分からなかった。
でもそれは自分が一番分かってる。
仕返しをしようが
二人を殴ろうが…
何も解決しない事も。
ただ健チャンには気づいてほしかったから…
あたしはあなたが思ってるほど強くないって事。
でも今の健チャンならちゃんと分かってくれた。
:08/11/23 10:23
:D903i
:B.JcQ1dI
#764 [なお]
これであたしの不安は完璧じゃないけど取り除かれた…
その日の夜にふと健チャンにこんな質問をしてみた
ナ『ねぇ健チャンの幸せって何なん?』
健『なーチンと一緒にいる事っ』
ナ『一緒にいるだけでいいの?』
健『支えてもらうっ』
ナ『支えてあげるじゃなくて支えてもらいたいの?』
健『うん(*≧m≦*)』
何か健チャンらしいね(笑)
今だって健チャンはあたしに腕まくらをしてもらって抱きついてきてる。
逆だよねほんま(笑)
そんな健チャンが愛おしくて大好きだよ…
:08/11/23 14:46
:D903i
:B.JcQ1dI
#765 [なお]
過去のあたしは
こんなにも幸せを感じていただろうか。
一度は見失ってしまった【愛】だったけど…
二人が思い続ければ再びこうして結ばれる。
いろんな過去があったけどあたしは一つ一つ忘れない。
過去があたしを強くいさせてくれる。
過去があるからあたしたちは今一緒にいる。
あっというまにすぎていった2年間…
来年春。
あたし達は結婚します。
:08/11/23 15:03
:D903i
:B.JcQ1dI
#766 [彩]
更新

お疲れ様です

+゚
初めて

させてもらうん
ですが、最初からずと
読ませてもらってました(∀)>〃
色々ココに

きれない程
辛い事も楽しい事も
あったと思います


だけど大変な中更新
ご苦労様です


何かこの小説ゎ自分と
重ねてしまうとこが
あって色んな事を
考えさせてもらいました‥
自分の彼氏ゎあたしに
お金を借りたり
DVだったりで毎日に
泣いて過ごしてるとき
この小説を読みながら
自分だけが辛いんぢゃ
ないんだって頑張って
きました


ぁッ、結婚おめでとぉ
ござぃます!!!
(-ω-。)

(。-ω-)
これからも二人仲良く
末長くお幸せに‥

・ω・

長々と意味のわからない
内容の

でごめんなさぃ

完結まで応援してるので
頑張って下さい´・∀・

:08/11/24 18:48
:N902i
:WNXfevro
#767 [なお]
彩サン.
コメントありがとうです

本当にすべてをここに書いたらいつ書き終わるやらになるので大分省略はしました

基本的に辛い事ばかり書いてたけど楽しい事もたくさんありました

彩さんも彼氏さんの嫌な部分は痛いくらい分かってても楽しい事もあるから耐えてしまうんですょね

あたしもそうでした

でも健チャンのためにも一度別れました

自分が彼をダメにしてたから…
彩さん達にも二人が幸せになる道はきっとあると思います

二人がうまくいく事を心から応援しています

明日また更新するのでまた見にきて下さい

本当にありがとうございました

:08/11/24 22:42
:D903i
:8O0kubJA
#768 [なお]
更新します

ねぇ健チャン…?
あたし達やっと正式に結ばれるんだね…
正直結婚は怖い。
理想と現実は違うってゆうしね…
やっぱ結婚したら簡単に離婚するなんて口にできる訳ないし。
あたしだけが不安な訳じゃないと思う。
もちろん健チャンだって思う事はたくさんあるんだろうな…
:08/11/25 09:26
:D903i
:piQe65jU
#769 [なお]
【恋人】から【夫婦】
これからは今以上にお互いが支えあって生きていかなきゃね。
いつか産まれてくる
あたし達の子供…。
早く会いたいね。
たくさん愛すからね。
元気な天使が舞い降りてくれますように…
:08/11/25 09:30
:D903i
:piQe65jU
#770 [なお]
ここ最近体の調子がすぐれなかったあたし。
口内炎が何個も口に出来お腹がすごく張る。
(お腹は元々でてるけどね(笑))
二人して冗談で
『お腹に赤チャンおるんかなっ』って言ってたね。
優しくお腹を触ってまだ見ぬ我が子に勝手に名前をつけて呼んだりしてたね(笑
:08/11/25 09:35
:D903i
:piQe65jU
#771 [なお]
いつか本当に命を授かる時がきたら…
ママとパパは命をかけてでもあなたを守るから…
楽しみに待ってるね。
:08/11/25 09:38
:D903i
:piQe65jU
#772 [なお]
ねぇ健チャン…
【あなたに出会えた事】であたしは
たくさん傷つき
たくさん泣いて
たくさん笑って
たくさん怒って
そして…
愛の大切さを学びました
あなたに出会うまでのあたしは自分の人生がこんなにも波乱に満ちあふれてるとは思わなかった。
:08/11/25 10:00
:D903i
:piQe65jU
#773 [なお]
あなたに出会いあたしは自分でも怖いくらい愛に溺れ、あなたに依存して毎日が必死だった。
―恋は人を変える―
本当にそうだと思う。
あたしはあなた色にどんどん染まっていった。
周りが見えないくらい夢中であたしは気づかぬ内にあなたを追いつめダメ男にしてたね…
:08/11/25 10:06
:D903i
:piQe65jU
#774 [なお]
何であたしばっかり傷つくのってあの頃は思ってたけど…
そうじゃないんだよね。
もし同じ様な思いをしている人がいるなら伝えたい。
これが正しいとは言えないけど少なくてもあたしは
【相手だけを責めるのではなく自分も変わる努力をする事】
前のあたしに出来なかった事。たったそれだけの努力で相手がこんなにも変わってくれるケースもあると思う。
:08/11/25 10:15
:D903i
:piQe65jU
#775 [なお]
健チャン。
あたしと出逢ってくれてありがとうね…
心からお礼を言いたい。
ひさし?
あたし約束通り幸せになれたからね。
ひさしも今幸せ?
ひさしには一生の傷をつけてしまったね…
自分勝手だけど…
ひさしに出会えた事も心からお礼がいいたい…
ありがとう。
:08/11/25 10:29
:D903i
:piQe65jU
#776 [なお]
健チャンに出逢えて
あたし本当に幸せだよ
ありがとうね!!
この先もずっとずっと
愛していくからね。
ずっとずっと…
一緒に…
歩んでいこうね。 【終わり】
:08/11/25 10:43
:D903i
:piQe65jU
#777 [なお]
あとがき―
今まで応援して下さった方々、本当にありがとぅございました


この小説はリアルタイムで書いていたため完結までに約1年半くらいかかってしまいました

最初はもっと早くに幸せに結婚しましたって終わる予定だったんですが…予定は未定で別れるやらして結局グダグタになりました

汗
健チャンとの人生を書いてきてすごくいろいろあったけどこの小説は二人にとって大切な思い出です

これからも二人に波乱が待ち受けていたら…
また続編を書くかもしれないですがその時はまたよろしくお願いします

本当に皆さんありがとうございました

また健チャンの方からも感謝の気持ちを書かす機会があればコメさせていただきます

:08/11/25 10:59
:D903i
:piQe65jU
#778 [なお]
あきへ.
もう見てくれてないかな…あきはあたしの小説を最初からずっと見てコメしてくれてたよね

あきにはたくさん話聞いてもらったり励ましてくれたり助けられた

あの時健チャンと別れた時あたしは本当にもう戻る事はないって思ってた…
でもやっぱあたしは健チャンじゃなきゃダメだった.
でも今あたしは幸せだからね?
あきのおかげで頑張れました

この場を借りて…
今までありがとうね

:08/11/25 17:12
:D903i
:piQe65jU
#779 [ちはや]
すべて読ませてもらいました
途中おもわず泣いてしまい
ました
ナオさんわよく
頑張ってると思います
来春結婚するんですね
心から祝福しています
どうかこれ以上ない幸せに
なることを祈ってます
:08/11/26 11:41
:N706i
:☆☆☆
#780 [なお]
ちはやサン.
コメントありがとうございました

あたしも昨日最初から読み直して泣いてしまぃました

ワラ
今思えば本当に自分でもょく頑張ったなって思います

いろんな過去があったけど今はとても幸せです

暖かいコメントぁりがとぅございました

:08/11/26 12:46
:D903i
:DkfrdVlo
#781 [くっちゃん]
初めから‥
読ましても
らいました
感動して泣
けましたよ
(笑)
勉強になり
ました。
結婚いいで
すねっ★
頑張ってく
ださいね

:08/11/29 00:25
:D705i
:9mkBCl0E
#782 [なお]
くっちゃんサン.
コメありがとう
ございます


いろんな恋が
ありますよね

あたし自身も勉強に
なりました

くっちゃんサンは
いい恋して下さいね

:08/11/29 09:45
:D903i
:7Vu/OwTw
#783 [
マミ
]
初めから読ませてもらいました

色々と考えさせられました

私は、結婚していて子供もいます

何度も旦那には裏切られて‥

気分が沈んでる時に、これを読みました。私も、もう一度信じてみようという気持ちになりました

なおサンも幸せな家庭を築いて下さいね

:08/11/29 21:11
:SH904i
:☆☆☆
#784 [なお]

マミ

サン.
コメぁりがとう
ございます

結婚されてるんですね

あたしも正直結婚してもまた裏切られるんぢゃないかって不安になる事があります

でも疑う事ばかりだとあたしも辛いし相手も辛いですよね

この小説を読んで頑張ろうって思っていただけたのは嬉しいです

あたしも頑張るのでマミサンもお子さんのためにも頑張って下さいね

:08/11/29 23:48
:D903i
:7Vu/OwTw
#785 [我輩は匿名である]
:08/11/30 01:11
:SH903i
:☆☆☆
#786 [なお]
匿名サン.
アンカーありがとう
ございます

:08/11/30 01:24
:D903i
:MoUb4DUQ
#787 [我輩は匿名である]
:08/11/30 02:27
:SH903i
:☆☆☆
#788 [まみ]
:08/11/30 09:25
:F906i
:6gBxSgOA
#789 [なお]
まみサン.
匿名サン.
アンカーありがとう
ございます

:08/11/30 14:07
:D903i
:MoUb4DUQ
#790 [くっちゃん]
くっちやんも
頑張ります

なおサンも

、
めちや2に…
無理ワほど2
に頑張ってく
ださいね


この小説を書
いてくれてあ
りがとうっ

出会わせてく
れてありがと
うございます
:08/11/30 22:40
:D705i
:w8mNO6JE
#791 [なお]
くっちゃんサン.
お互いがんばり
ましょうね

こちらこそ
読んで頂いて
ありがとうございます

また続編を書く時は
よろしくお願いします

:08/11/30 23:59
:D903i
:MoUb4DUQ
#792 [我輩は匿名である]
よかったです
なんか勉強になりました
旦那さんとお幸せに

:08/12/01 01:45
:SH903i
:☆☆☆
#793 [なお]
匿名サン.
コメントありがとう
ございます


頑張って幸せに
なります

:08/12/01 15:11
:D903i
:JuburfKQ
#794 [なお]
匿名サン.
読んで頂いてありがとうございます


頑張って幸せに
なります

:08/12/01 15:12
:D903i
:JuburfKQ
#795 [なお]
間違えた(゚Д゚)汗
すいませんm(_ _)m
:08/12/01 15:13
:D903i
:JuburfKQ
#796 [ゆう]
最初からずーっと
読ませて頂きました
あたしは今,彼氏と会えない状況にいます…(遠距離とかではなくてホ)
けどこれは,神様からの試練だと受け止めてまた会える日まで頑張っています
正直辛いですm
けど彼氏を信じて自分を信じれば,必ずまた笑って過ごせる日がくるって信じてます~
これから先,不安な事だらけだと思いますが,頑張ってください。h
自分,そして旦那さんを信じて,歩んでいってほしいです~
心から応援してます
この小説で色々学ぶ事や共感する事がありました。
お互い頑張っていきましょう
:08/12/05 23:23
:W52SA
:x5eqHUz.
#797 [なお]
ゆうサン.
読んで頂きありがとうございます

共感する所もあったなら読むの辛かったと思います

信じて待つって口で言うのは簡単だけど実際は辛いですよね…
でもそれがゆうサンの支えになってるならあたしも応援してます


いつかゆうサンと彼氏サンが笑って会える日が来たらいぃですね

あたし自身もすごい勉強になった恋でした

お互いこれからも信じる気持ちを大切に頑張って生きましょうね

:08/12/06 09:29
:D903i
:7rHnet2o
#798 [あき]
今回はくまの絵文字をやめて名前にします♪笑
なお頑張ったなぁ。
今までいっぱい悩んだなぁ。
いっぱい苦しんだなぁ。
いっぱい傷ついたなぁ。
でも、いっぱい成長したなぁ。
本間に本間に頑張ったなぁ。
これからは幸せを感じてゆっくり二人で暮らして行きや♪
いっぱい幸せにしてもらえよ、
なおは幸せになれる価値がちゃんとあるから大丈夫やからなぁ(・∀・)♪
少し早いけど、
結婚おめでとう♪
じゃ、またなぁ★
:08/12/08 21:27
:W42S
:5h2kP/MQ
#799 [なお]
あき…
見てくれたんゃ…

ほんまあきは最初からずっとコメントしてくれてすごい励まされてた。
リアルタイムで相談も聞いてくれて救われた

うちほんまに大袈裟かもしれんケド辛くて毎日泣いてた。
でもいろんな過去があった分強くなれたかな…
もうこの幸せを逃したくないから頑張るね

あきも絶対絶対幸せになってね


ほんまぁりがと

:08/12/08 23:26
:D903i
:iac/ItpI
#800 [えりか
]
超号泣しました


幸せになれて見てる
こっちまで嬉しいで

時々また戻るん?とか
また許すん?とか
本当にいい話見れて
私も幸せで〜す


健ちゃん

いまある幸せを
当たり前だなんて
思わないで下さい
なーちゃんが
もしいなくなった時
あなたは絶対後悔
だらけの人生を歩む
いまある幸せは
神様が健ちゃんなら
なーちゃんを幸せに
できると1%でも
神様が健ちゃんを
信じたからだと思う
神様もなーちゃんも
大切にしていって下さい
信じる気持ちの
大切さを教えてくれて
ありがとう

:08/12/09 11:19
:P906i
:QxX9Ec/s
#801 [なお]
えりかサン.
コメントぁりがとうございます

今回は健チャンに感想を言って頂いたので責任をもって健チャンに返事させますね(笑
ちなみに彼は小説にも書いた通りプリケの携帯なのでi-mode接続が出来ないため(笑)あたしの携帯から返事させます

えりかサンありがとう

:08/12/09 17:26
:D903i
:BKSHDtHE
#802 [なお]
初登場

(笑)
ここ健チャンからです↓↓
分かりました


えりちゃんの言葉を忘れずになーちゃんを幸せにするから、えりちゃんも幸せになることを健ちゃんは祈っときます


そのかわりえりちゃんは俺らのこと祈っといてください


俺は頑張るぜぃ


:08/12/09 17:33
:D903i
:BKSHDtHE
#803 [えりか
]
私もクリスマスで
1年になる彼氏が
居るんですけど

いままでは
付き合っても1ヶ月で
別れたり結構の
男と付き合いました

いまの彼氏は私が
ちゃらいのはよく
知ってるんですけど
いまの彼氏とは
再来年結婚する予定で

健ちゃんなーちゃん達
かっぷるを心から
応援しています


辛い事があった分
幸せは訪れますよ


私は神様信じて
毎日幸せに暮らしてます

いま大きな問題に
対面していますが‥
私と彼氏は
頑張って乗り越えてみせます

:08/12/09 23:35
:P906i
:QxX9Ec/s
#804 [彩]
お返事どもです


遅くなりましたが
お疲れ様です


完結してよかったです

本当に色々ぁる中
更新ぁりがとぉ
ござぃます!!!
これからもまだまだ
大きな壁に直面する
かもしれませんが、
2人力を合わせて
幸せな家庭を築いて
下さい


早いですが‥
おめでとぉござぃます

+゚
:08/12/10 00:12
:N902i
:sMI3Vp92
#805 [◇ALOE]
:08/12/10 00:24
:F905i
:VPOaTXDA
#806 [◇ALOE]
:08/12/10 00:39
:F905i
:VPOaTXDA
#807 [我輩は匿名である]
小説終わったんなら 感想版でも立てて そっちで話して
:08/12/10 08:42
:P704i
:☆☆☆
#808 [なお]
えりかサン.
えりかサンも結婚されるんですね

おめでとうございます

二人が信じ続ければ今ある壁も乗り越えられると思います

二人支え合って頑張って下さいね

あたし達も頑張ります

彩サン.
ありがとうございます

何とか完結出来て本当に良かったです

完結してからさっそくいろんな試練はありますが頑張って生きます

読んで頂きありがとうございました

:08/12/10 09:18
:D903i
:nxDd029U
#809 [なお]
ALONサン.
アンカーありがとうございます

匿名サン.
感想版のやり方知らなくて作り方が分からないのですいません。
:08/12/10 09:20
:D903i
:nxDd029U
#810 [
]
全部読ませてもらいました。初コメントです。
正直、けんチャンは正真正銘のだめ男です。なんでこんな人と?ってすごい思いました。
最初は優しい元彼のところに戻れないから。とか、ひとりが寂しいだけだから。とか情があるだけ。って思ってました。
でも、主サンは主サンの気持ちに正直に生きてください。
あたしは応援してます。
彼氏が頼れない分、あなたの周りには頼れるひとが人一倍います。
お幸せに。
:08/12/12 20:53
:SH902i
:☆☆☆
#811 [なお]

サン.
コメントありがとうございます

よくアンカーして下さってましたょね??
最初は正直寂しいのもありましたね…あたしもあの頃の健チャンはダメ男って言い切れます。でもヒサシに戻ろうと思えば戻るきっかけもありました。
でも…ヒサシにはない魅力を健チャンは持っていて、あたしはそこに惹かれ続けてました。ヒサシなら間違いなく幸せに暮らせてたけど…あたしはその幸せ以上に今彼といれる事が幸せです

今は言う事なしってまではいかないケド彼なりに頑張ってくれてます

この小説を読んで頂いて本当にありがとうございました

:08/12/12 23:02
:D903i
:XnuD8ZCo
#812 [
]
あげ

:09/01/14 01:40
:D903i
:kGRSul.Y
#813 [ゆうき]
一気に読ませて貰いました。映画とか小説で泣いた事ありませんでした。ありがとうございます。なおさんは、楽しい事はすぐ忘れて辛い事とか自分にマイナスになる事は忘れないって言ってましたが、これから忘れる暇がないくらい辛い事を思い出す暇がないくらい楽しい思い出を作って行けばいいと思います。今はどうなってるのか分かりませんが、なおさんみたいに一途に慣れる人って素敵だと思います。書いてくれてありがと。
:09/01/18 06:29
:W61SH
:ghEewXBg
#814 [我輩は匿名である]
ずっと読ませて頂いてました。初めてコメントします。
何度も何度も読み返し何度も何度も胸が苦しくなりました。
私も過去の彼の嘘や裏切りから抜け出せず、少しのことでも疑い、信じられなくなっていました。それでも好き過ぎて、離れられなくて。
最近になって、やっと彼の信じろ!って言葉に耳を傾け、少しずつ信じてられるようになってきました。
未だに過去を思い出しては苦しくなるんですけどね

彼だけでなく私もナオさんのように成長していきたいと思います。
健ちゃんといつまでも幸せでいてくださいね

長文すみませんでした。
:09/01/18 14:27
:F904i
:p/K2dEBk
#815 [我輩は匿名である]
:09/01/19 03:10
:P705i
:☆☆☆
#816 [
愛海
]
最初カラ全て読みました

読ンでて「こンな男捨てればいいのに…」トカ「同じコトの繰り返しで嫌にならないのかな…」トカいっぱい思いましたぁ

でも..私も彼氏が居ますが色々迷惑かけちゃってます

浮気トカお金ぢゃないですよ

性格面で色々直せって言われていて..でも何度もA同じコトを繰り返して彼氏に「もぅ無理

」トカ「嫌な思い何回させたら気が済むンだ

」って毎回A言われますが今でも見捨てず愛してくれてます

彼氏いわく「お前ぢゃないと駄目

自分でも不思議だヶドな!!」って言ってくれます

主サンと一緒でずっと支えてくれます

今年,結婚予定です


あたしも彼氏を大切にし少しずつでも変われたなって思います

主サンは今,仲良く出来てますか

幸せになって下さい

:09/01/19 20:16
:P906i
:☆☆☆
#817 [なぉ]
久々に覗いたら皆サンから暖かいコメント頂いていて嬉しいです


ありがとうございます

長文になりますがみなさんにお返事します

匿名サン.
アンカーありがとう

ゆうきサン.
こちらこそ読んで頂いてありがとうございます

やっぱ辛い過去は今でも時に思い出したりしちゃうケド、その分楽しい思い出を増やせていけたらいいなって思います

コメぁりがとうございました

匿名サン.
あたしと同じ様な経験をしてたなら気持ちすごい伝わってくれたかな?お互い苦しい時あると思うケド一緒に頑張りましょうね

コメありがとうございました

愛海サン.
長文ぁりがとうございます

あたしとは逆な感じなんですね

素敵な彼氏がいて羨ましいです

愛海サンも変わる努力をしてるのはいい事ですね

大切な人のためにも頑張って下さいね

結婚

幸せになって下さいね

コメありがとうございました

後.続編というかあれからのあたし達の話をゆっくりですが書いて行くので暇がある時はまた覗いてやって下さい

皆様.本当にありがとうございました

長文ですいません

なぉ
:09/01/19 20:58
:D903i
:NF5iwoU6
#818 [ぁゃ]
読ませていただきました。
自分と重なる部分がたくさんあって、すごぃ気持ちが分かって泣いちゃいました(/_・、)
あたしも彼氏に何度も嘘をつかれ、裏切られてきました。
そのたびに精神的にもおかしくなって、痩せたり自分傷つけたりしてきました(T^T)
信じることが怖いし疑ってばっかりでした。そんな自分がほんとに嫌いでした。
けど彼のことはやっぱり好きで彼じゃなきゃだめで…
愛ってこわいですね。
いつのまにか依存してたんですよね。
よくヒステリーも起こして、泣きながら彼に本音ぶつけてました(笑
でも今思うんですよね、お互い子供だったなって。
やっぱ好きだと独占欲が強くなっちゃって…自分が辛いばかり言ってた気がします。
今は彼もかなり変わり大事にしてくれてます。あたしもあたしなりに変わったと思います。
付き合っていくって、許し合う・譲り合う心と分かり合おうとする心と少しの妥協が必要なんだなと思います(笑
思いやる心ですね★☆
なおさん、けんちゃんとどうか末永く幸せでいてください!
祈っておりますヾ(´ω`=´ω`)ノ
長々すみませんでした!
:09/01/20 01:38
:D905i
:Ime05/tQ
#819 [なぉ]
あゃサン.
コメントありがとうございます


気持ち伝わって嬉しいです

確かに子供だったのかもしれないです

あたしは結局まだ子供のままです

ワラ
あゃサンも今大事にされてるなら良かった

幸せになって下さいね

あたしも頑張ります


:09/01/20 01:52
:D903i
:ULCv.mew
#820 [我輩は匿名である]
昨日から読みました

完結お疲れ様でした

私も旦那と付き合いはじめた時に裏切られました

それから旦那の事は心のどこかで疑ってしまう自分がいました

結婚してからも何回か嘘つかれたりしました

子供もいるのに遊びを優先されるのがいやでした

いくら今は約束守ってるからといって100%信用できるかって言われたらできません

不安だってゆえば怒られるから本人には絶対言えません

だけど自分なりに頑張って信じる努力してるつもりです


やっぱお互い努力ですよね

なおさん達もこれから子供できたり大変だと思うけど頑張ってください

長々すみません

応援してます


:09/01/22 08:23
:N906imyu
:☆☆☆
#821 [なぉ]
匿名サン.
コメントありがとうございます


今は結婚してるんですね


やっぱそんな簡単には信用は出来ないですよね

でもあたしも匿名サンを見習って努力しなきゃ

子供が出来ても今みたいにうだうだ悩んでても仕方ないですもんね

すごい勉強になるコメありがとうございました

:09/01/22 09:29
:D903i
:aFAw7w4Y
#822 [我輩は匿名である]
:09/01/26 00:39
:N906imyu
:VINVnAFY
#823 [我輩は匿名である]
なおさん
めちゃ感動しました咐~
とても辛かったと思いますが私はとてもうらやましいですe
たくさんの愛を感じられたなおさんは幸せだと思いますi
今もケンさんと順調ですか?
幸せでいてください!★
:09/01/26 19:47
:W54T
:E7WaBZ8E
#824 [なぉ]
匿名サン.
アンカーありがとうございます

匿名サン.
コメントありがとうございます

辛い事はたくさんありましたがあたしもいっぱいの愛をしれて幸せでした

今も順調ですょ

見てくれてありがとうございました

:09/01/26 22:51
:D903i
:4ETeJ57s
#825 [みいちゅ]
:09/01/27 02:21
:W61SA
:qekJNs0g
#826 [◆y666666666]
:09/01/27 04:04
:SH905i
:☆☆☆
#827 [みいちゅ]
:09/01/27 04:05
:W61SA
:qekJNs0g
#828 [みいちゅ]
一気に読みましたっ(ω)!
むっちゃ感動
しましたっ(;ω;
ゥチの彼氏わ
だいぶ抜けてて
友達に
そんな彼氏でいいん?
ゆわれるけど.
やっぱり好きなんですっ!
むっちゃ好きやけど
時々とてつもなく
不安になることが
あります...(;ω;
でも.好きねんから
できることやって
できるとこまで
自分も頑張ろ思え
ましたっ!
ありがとお
ございましたっ(∀)!
幸せになって
下さいっ(゚ω゚+)
:09/01/27 04:21
:W61SA
:qekJNs0g
#829 [なぉ]
◆y666666666サン??
あげ??ありがとう

みいちゅサン.
これを読んでいただいて何か伝わったなら良かったです

自分が頑張れるとこまで頑張ったら結果がどうあれあたしは後悔しなかったです

お互いがんばりましょうね

読んでくださってありがとうございます

:09/01/30 09:39
:D903i
:wnFQCrRU
#830 [Fママ]
最新から最後まで見ました!
今、なおさんはどぅしてるのでしょう?
続きが気になります…
どうか、神様があなたを守って下さいますように!
頑張らなくってもゆっくり歩んでいけれたらいいんですよ!
無理せずに、頑張らないで下さい☆
:09/08/04 00:29
:932SH
:TrV/L.1k
#831 [まい]
なおさんの過去が今のあたしと同じだ、、、
ただ辛いの
:09/09/02 13:39
:SH906i
:wi211nPU
#832 [まい]
今日初めて読みました..
私も元かれに
『好きな人できたから〜』
って言うて別れ告げて
もう1年10ヵ月。
別れた日に今の男と
付き合って
最初の方わ仕事もしてて
いい感じの付き合い
やったけど同棲しだして
仕事続かんわ
仕事行ったとか言いながら
遊んでるわ
女のメモリ男の名前に
するわ、嘘つくわ
別れ話したら『ごめん』
とか『信じて』とか
そんなんばっかで
話ならんわ、
財布から金抜かれるわ
しまいに私もいらだちから
手首、腕を切るように
なって男に包丁渡して
『殺せ!』って
叫んだりしました…
:09/09/11 03:28
:W64SA
:tlR538BY
#833 [まい]
>>832 続き
なおさんとほぼ同じ
経験してます
今も男わ仕事してないし
私は昼間の仕事と
夜の仕事とかけもち
してて男にご飯、煙草
買ったりって感じです。
ちなみに私が限界が来て
実家戻る時に親が
つけた条件が『別れて
一切連絡とらん』事やった
んですよ..
でもそんな奴(今の男)
でも好きなんで
親に内緒で付き合って
ます(`+Lq)d
なおさん!!
人わかわれますか?
私の今の男は
昔の健さんにそっくりです。
どうにか変わってほしい…
:09/09/11 03:29
:W64SA
:tlR538BY
#834 [なぉ]
久々に来たらあがってた

読んでくれてぁりがとう

正直ゆうと今私の隣にいる人ゎ健チャンぢゃない…
でも今すごく愛してくれて大事にしてくれる人に出会えて幸せです。
人ゎ変わる気持ちがあれば変わりますよ。
でも健チャンタイプの人間ゎ甘えれる環境を与えてるあたし達にも原因があるんですよね


正直その人達わあたし達といる限り変わらないと思います

別れた時ゎ辛かったけど今ゎ別れて良かったって思えますよ

:09/09/11 15:39
:N703iD
:ffxkD1L2
#835 [なぉ]
短ぺんでその後を
書きます★★★
:09/09/11 17:13
:N703iD
:ffxkD1L2
#836 [なぉ]
あれからのあたし...
いろいろあったな。
本気で結婚する気だったのにやっぱり始めから無理だったのかな..
健チャンと過ごした2年半。
決して無駄だっとは思わないからね?
:09/09/11 17:16
:N703iD
:ffxkD1L2
#837 [なぉ]
最後に結婚するってこの小説を完結してからの事。
健チャンとは順調だった。
ある日健チャンは倒れた。
ちょうどその日は夜中で健チャンは会社の人たちと飲み会に行ってたね。
あたしも友達とカラオケしてたら知らない人からの着信。
出てみると上司だった。
電話の内容は健チャンが急に倒れて意識不明で今救急に来てるからすぐに来てほしいとの事。
急な事に頭がパニックになりながら夜中の3時に車を走らせて病院にむかった。
:09/09/11 17:21
:N703iD
:ffxkD1L2
#838 [なぉ]
救急に着くなりあたしは静まり返った廊下を走った。
治療室の前には仕事場の人たちが泣いてた。
正直こんなシーンドラマ以外ありえないって思ってたから現実なのか夢なのか分からなかった…
着くなり看護婦さんが
「彼女さん?すぐに来て」
って言われて治療室に入った。
そこには裸で下半身だけシーツで隠されてる健チャンがいた。
:09/09/11 17:26
:N703iD
:ffxkD1L2
#839 [なぉ]
健チャンを見るなりすぐに泣き叫んでたね…
先生に
「健チャン大丈夫だよね?死なないよね?」って
気が狂ったかのように叫んでた。
「今は危ない状態だからご家族に連絡をしないといけないから実家の番号分かるかな?」
って聞かれて心臓が早くなるのを感じた。
健チャンの手を握って
『なーちんだよ!!分かる??健チャン苦しいね、辛いね、なーちんここにいるから頑張ろうねっ』
って泣きながら手を強く握り締めてた。
:09/09/11 17:29
:N703iD
:ffxkD1L2
#840 [なぉ]
そしたら健チャンは左手をゆっくり動かしてあたしの頬を優しく震える手で撫でたよね。
その手を握り締めて
『健チャン分かるの?なーちんここにおるからね』
って泣いてた。
健チャンの目は閉じたままだったけど涙が流れてた。
健チャンがあたしに反応を示したのを見て先生は、
『意識が戻りつつある!!あれだけ何しても反応がなかったのに彼女さんの存在が本当に大きいんだね』
って言われた。
その後すぐにCTに運ばれた健チャンはICUに入った。
今は安定したからこのまま目が覚めるまで様子をみようって…
あたしは会社の人たちに状況を説明してまた目が覚めたら連絡すると伝え健チャンのいるICUにむかった。
:09/09/11 17:36
:N703iD
:ffxkD1L2
#841 [なぉ]
迎う途中安心感からか
涙が止まらなかった。
大事な人がいなくなるなんて誰しも普段考えたりしないと思う。
一緒にいて当たり前。
生きてるのが当たり前。
でも当たり前じゃないんだよねきっと……
冷静にさっきの出来事を思い出すと怖くなって立っていられなくなってそのまま廊下に崩れ落ちるようにあたしは倒れた。
:09/09/11 17:38
:N703iD
:ffxkD1L2
#842 [なぉ]
しばらく泣いて何とか立ち上がって健チャンの待つ部屋へたどり着いた。
中に入る前に完璧に消毒をおこなって入った。
白いカーテンで区切られてて部屋の中には心電図の機械音がやたらに響いてた。
健チャンのいるベッドのカーテンをあけると体中に機械をつけて裸で横になる健チャンが眠ってた。
それを見てまた涙が止まらなくなっちゃったね...
:09/09/11 18:15
:N703iD
:ffxkD1L2
#843 [なぉ]
ベッドの横の椅子に座り心電図をずっと眺めてた。
少しでも数値が下がっただけで怖くなって健チャンの手を握り締めてた。
ICUの窓から丁度朝日が昇のが見えた。
こんな形で朝日を見るとか切ないよね……
健チャン早く目を覚ましてよ..
:09/09/11 18:19
:N703iD
:ffxkD1L2
#844 [なぉ]
頭がボーっとして放心状態のまま2日後に健チャンは目を覚ました。
ゆっくり目をあける健チャンを見て泣きながら抱きついた。
健チャンは自分に何が起きてたのかあまり覚えてなかったみたいだけで治療室であたしが手を握って叫んでたのは覚えてたらしい。
もう1日入院をして検査をした健チャンは無事退院出来た。
それでもやっぱり安静は必要だったけど、どちらかといえばあたしの方が精神的にまいってて死んでた。
:09/09/11 18:23
:N703iD
:ffxkD1L2
#845 [なぉ]
それから少しずつ落ち着きを取り戻しはじめたけど、今回の事で尚更あたしは健チャンに対して不安で仕方なかった。
またいつ倒れるか分からない。
そう思えば必要以上に心配してしまってた。
健チャンが生きててくれて本当に嬉しくてあの時もし死んでたらきっとあたしも死んでたと思う。
あたしは更に健チャンに依存しはじめてそれを健チャンは嫌がるようになった...
:09/09/11 18:26
:N703iD
:ffxkD1L2
#846 [なぉ]
気持ちのすれ違いが見え始め、自分自身で自暴自棄に入ったり…
あの頃のあたし達はまだまだ子供で結婚をゴールだと勘違いしてたね。
依存って何でするんだろ?
好きだから?
きっと不安だからだね。
あたしは一緒にいても不安で満たされなくてそれは2年半たった時でも変わらなかった。
そんなんでこの先いいのかなって真剣に考え始めた…
:09/09/11 18:31
:N703iD
:ffxkD1L2
#847 [なぉ]
人って追われれば逃げたくなるもので、
追われなくなると追いたくなるもの。
あたし達はそれを繰り返し2人が向き合う時は少なかったんじゃないかな…
結婚がリアルにせまるにつれて不安はつのる一方であたしも健チャンも逃げたね。
まだまだあたし達にはその覚悟があるようでなかったんだよね。
:09/09/11 18:35
:N703iD
:ffxkD1L2
#848 [なぉ]
どちらからでもなくお互いが同じ時期に無理だって気付いた。
好きだけど…
大好きだけど…
愛してるけど…
けどけどけど。
そんな幼かったあたし達が出した答えは...
【別れ】だった。
:09/09/11 18:37
:N703iD
:ffxkD1L2
#849 [なぉ]
これで別れたらもう二度と戻る事はないだろう。
でもどうせなら...
きれいな思い出のまま
健チャンを過去にしたかった.
とりあえず距離を置いてはみたものの気持ちは変わらなかったね。
最低なことに健チャンは距離おいてる間に他にいこうとしてたしね。笑
所詮そんなもんだったんだよね...
一生冷めない愛なんてないのかな...
あたし達が今まで一緒に過ごして乗り越えてきた事は無駄じゃなかったよね?
:09/09/11 18:41
:N703iD
:ffxkD1L2
#850 [なぉ]
いろんな事があった
2年半…。
あたしは成長出来た。
健チャンは出来てなかった。
もうお別れだね。
あたし達は納得して答えを出して友達としては繋がっていようねって約束をかわした。
別れてすぐ健チャンには女が出来た。
辛くて淋しくて後悔はないけど乗り越えられなくてあたしは自分をまた傷つけてた。
淋しさが耐え切れず自分を好きになってくれた人と付き合ってはみたものの本気になんてなれるはずもなく自己嫌悪に陥る。
:09/09/11 18:46
:N703iD
:ffxkD1L2
#851 [我輩は匿名である]
:09/09/11 19:30
:SH906i
:eda.kGDs
#852 [なぉ]
それでも一人よりはましで好きになる努力もした。
何もかもが中途半端なまま月日は流れあたしは仕事を変えた。
この転職がきっかけで
あたしはもう一度本気の恋愛が出来たんだ...
:09/09/12 05:39
:N703iD
:ceH85PBw
#853 [なぉ]
職場には若い子は少なくて同い年の男の子が2人と後はおっさんやおばさん。
正直最初は絶対つまんないやって思ってた。
でも皆すごく可愛がってくれてそれなりに落ち着いてきた。
そんな中同い年の男の子とふざけた言い合いが出来る仲になり毎日が楽しくなってきた。
:09/09/12 05:42
:N703iD
:ceH85PBw
#854 [なぉ]
彼氏は好きだけど…
相手もあたしの事きっと都合のいい奴だと思ってると思う。
我儘言わないし嫉妬なんてしないし監視しないしまさに自由をお互いが与えてた。
だから毎週日曜の夜は仲いい美容師の男ツレ2人とカラオケ行ったり自由な生活だった。
毎日満たされないけど
無でもない。
何かしら淋しさを埋められてた。
:09/09/12 05:46
:N703iD
:ceH85PBw
#855 [なぉ]
そんな中職場の子と

をするようになった。
メールのやりとりが楽しくてアホみたいにずっと連絡してたね。
ある日職場の皆で仕事終わりにご飯に行った。
朝方まで語って解散した後に仲いい男の子とドライブする事になった。
ふざけた言い合いをしながら海を見に行った。
海を見ながら自然体でいれる自分が楽で癒されてた。
そしたら竜が急に真面目な顔つきになって言ってくれたよね…
:09/09/12 05:54
:N703iD
:ceH85PBw
#856 [我輩は匿名である]
:09/09/12 12:04
:F905i
:HsjzQdYE
#857 [

◆hB/ij5xC9Y]
:09/11/04 06:24
:SH904i
:cbz3LyMA
#858 [☆彩☆]
なおさん、書かないのですか〜?
最初から読ませていただいてます。
今なおさんが幸せに過ごしている事を祈ってます☆★
:09/11/10 02:40
:N08A3
:Rcf0KTKE
#859 [なぉ]
放置すいませんでした

こんな小説今だに見てくれる方がいて嬉しいです

続き書いていきます

:09/11/12 10:09
:N703iD
:PtZszAPo
#860 [なぉ]
竜『…まじな話してい?俺なおチャン入ってきた時から気になってたんよ、こうやって仲良くなれてほんま嬉しい』
なお『またまた〜笑』
竜『いやほんまだって!!』
しばらく沈黙…
なお『まじめな話してい?うち彼氏おるんよ実は…』
竜『えっ?』
なお『でもスキになれなくてなんかずるずる…』
竜『好きじゃないのに付き合ってるの?』
なお『好きなんは好きだけど本気になれない感じ』
:09/11/12 10:14
:N703iD
:PtZszAPo
#861 [なぉ]
竜『………』
なお『うち前の人と本気で付き合ってて結婚も考えてた…でも結局は別れちゃって何か恋愛がめんどくさくなったんな…付き合っても結局そうなるなら始めから付き合わなきゃいいって思うようになったら本気に向き合えなくて…』
竜『…………』
なお『過去にいっぱい裏切りとかあって人も今は信じれないしね…』
竜『うん………』
あたしと竜は仕事中上司からの指示で腕にサポーターをしてる。
あたしはリスカが目立つから隠せって言われてた。
:09/11/12 10:20
:N703iD
:PtZszAPo
#862 [なぉ]
竜は今日私服にも関わらず腕にサポーターしてて気になって聞いてみた。
だいたい検討はついてたんだけど....
なお『竜のその腕ってやっぱ……薬の注射の後?』
竜『注射じゃないよ』
なお『見せて?』
竜『えっ見せたくない』
なお『うちも見せるし』
竜『んー…ひかない?嫌いにならない…?』
なお『大丈夫』
:09/11/12 10:23
:N703iD
:PtZszAPo
#863 [なぉ]
竜は嫌々ながら見せてくれた。うまく表現できないけど肌のメラニン色素?とやらがなくなって所々白い肌?があった。
竜『……引いた?引いたよねやっぱ…』
なお『引かないよ!!でもこれは何で?』
竜『………嫌いにならない?』
なお『ならないよっ』
竜『なおチャンも過去の事少し話してくれたけん俺もなら少し話すな…』
:09/11/12 10:28
:N703iD
:PtZszAPo
#864 [なぉ]
竜『俺この仕事入る前は東京とか横浜とか大阪とか一人てんてんとしとったんな、で薬とかもやってたしほんまカスだった…俺も裏切られたりもあって人を信用出来なくなったしほんま地元帰ってきて最後のチャンスにかけて変わりたくてこの仕事はじめたんだ…』
なお『そか……』
竜『嫌いになった?でも薬はほんま絶対もうしないから!!約束する!!』
なお『そんな簡単にやめられるもんなん?』
竜『やめる!!そんな頻繁にしてないし俺』
薬ってうちの中で1度手を出したら辞められないものだってうちは思ってた。
友達がそうだったし…
:09/11/12 10:35
:N703iD
:PtZszAPo
#865 [なぉ]
なお『そか…』
竜『引いた…よな?』
なお『引かないよ!!』
竜『なおチャンは何でリスカしとったん?』
なお『元彼と付き合ってて裏切られたり嘘つかれたりで辛くて切ってた』
竜『そか…』
しばらく沈黙…
まだ知り合って間もないのにこんな自分の事を話せたのは初めてだった。
空も明るくなってきて空気が気持ち良くて海の音が本当に過去の思い出を浄化してくれてるみたいだった..
:09/11/12 10:40
:N703iD
:PtZszAPo
#866 [☆彩☆]
書いてくれてて嬉しいです


忙しい中、ありがとぉございます


毎回楽しく読ませてもらってます!
なおさんのペースでゆっくり書いてください

:09/11/13 04:39
:N08A3
:QfORKPVg
#867 [なぉ]
放置すいません

少しずつまた書きます


続き--------------
夏の終わりの朝は少し肌寒くて風が気持ち良かった。
しばらく景色を眺めた後に竜が言った。
:09/11/27 21:57
:P10A
:17CSqq3g
#868 [なぉ]
竜『なぁ…今の彼氏のこと好きじゃないんよな?』
な『好きじゃないけど嫌いじゃないかな』
竜『別れてよ』
な『……うーん…』
竜『何か嫌だ…好きなら仕方ないけど嫌いなら付き合う意味ないじゃん』
な『だね…でもうち卑怯な女だから…竜とはまだ知り合って間もないし信じるとか真剣な付き合いとか今出来ないし恋愛に対して冷めたというか…本気で元カレと恋愛して傷ついて…どうせ別れるならどうせ傷つくなら最初から真剣になるのがバカらしくなったみたいな感じかな?』
:09/11/27 22:02
:P10A
:17CSqq3g
#869 [なぉ]
竜『…分かるよ?わかるけど…あーなんて言えばいんだろっ!!』
頭を抱えて下を向く竜。
竜『俺は今まで生きてきて本気で人を好きになった事なかったんな、だから分からない部分もあるけど…でも何か違うと思う…』
竜が言いたい事はよくわかる。
分かるけど…信じるとか愛すとか今はもう分からないんだもん…
竜と出会うまではそう思ってた。なのに何でだろう…
竜と出会ってまだ短いのにこの人とはこの先ずっといたいって何故か思った。
でもそれを口に出して言うのはあまりにもまだ早いから胸の奥に閉まっとこ…
:09/11/27 22:08
:P10A
:17CSqq3g
#870 [なぉ]
結局あたしは竜の問いに対して答える事は出来ずにきづけば竜の仕事の時間が近づいていた。
な『そろそろいこっか』
竜『うん…』
海沿いを走りながら竜を寮まで送り届けた。
家に帰りずっと考えた。
自分は何がしたいんだろ…
楽な生き方を選んだはずなのに中途半端でそれが嫌でまた前向きになって…
自分自身よく分からなくなって頭がぐちゃぐちゃになったからとりあえず寝た。
その日を境に竜との距離は近づいていった…
:09/11/27 22:17
:P10A
:17CSqq3g
#871 [なぉ]
彼氏は丁度地元にT週間ほど帰るらしく離れてみてゆっくり考えるには丁度良かった。
実際離れてみて連絡はあまり来なくてもその分、竜が毎日連絡をくれた。
そして気付いた…
あたしが彼をちゃんと好きじゃないように彼もあたしの事ちゃんと好きじゃないんだなって………
気付いたとたん虚しくなってきた。
彼からの愛情は伝わらない変わりに竜からの愛情は日に日に伝わってた。
まだ彼女でもないあたしを大事に思ってくれて一緒にいればいるほど気持ちが伝わってくる。
:09/11/27 22:24
:P10A
:17CSqq3g
#872 [なぉ]
言い方は悪いけど、竜がうちを好きでいてくれるから自分も少しずつ竜に惹かれはじめてた…
結局今自分の中で分かった答えは今の彼と一緒にいてもちっとも楽じゃないし意味が無いんだって事。
彼は年下で学生だったしまだ若い。
遊びの感覚でうちと付き合ってるんだろうしうちが別れを切り出したってお互い傷つかないよね…
そう勝手に思ってた。
だから彼が地元から帰ってきたら別れを伝えようって決心した。
それを竜に伝えると分かりやすく喜んでた。
そして彼が地元から帰ってきてT0日ぶりくらいに彼に会う事になった。
:09/11/27 22:29
:P10A
:17CSqq3g
#873 [なぉ]
久々に会ってみても気持ちはやっぱ変わる事はなくでも直接言う勇気がなく一緒にいても中々言えなかった。
部屋でビデオを見ながら彼があたしに言った。
彼『なおちゃんこっちおいで』って。
でもあたしは首を横にふった。
彼『何かあった?なんか距離感じるよ?』
な『……そう?』
若干微妙な空気に耐えられなくなりあたしは苦し紛れに嘘をついた。
な『今日夜仕事場の飲み会あったの忘れてたから今日はもうばいばいしなきゃ』
彼『そうなん?なら俺なおちゃんちでこのまま寝て待ってるわ』
な『何時になるか分からないしまたおいでっ』
またおいでって…
別れをこの後伝えるのに自分が自分で嫌になった…
:09/11/27 22:36
:P10A
:17CSqq3g
#874 [なぉ]
何とか彼を説得し駅まで送ってくれると言ったので用もないのに準備をして車に乗った。
車の中で彼が
『今度はさ休みあえば映画行かない?最近打ちに行くばかりでまともなデートさせてあげれてなかったし』
次の予定なんかもう無いのになにも知らない彼が無邪気に笑って言うもんだから泣きそうになった。
な『ねぇひとつ聞いてもいい?』
彼『なに?』
な『うちの事…ちゃんと好き?』
彼『なに急に?好きに決まってるよ!!』
な『そか…』
彼『うん…てか何かやっぱあった?』
な『いや、なんもないよ!!急にごめんね…』
彼『うん…』
:09/11/27 22:41
:P10A
:17CSqq3g
#875 [なぉ]
丁度駅に着き車を止めて彼があたしの頭を撫でて
彼『着いたよ。あまり飲みすぎるなよ、またね』
って笑いかけてきた。
あたしは別れを覚悟したはずなのに急に寂しくなって弱さに負けそうになった時竜の顔が浮かんだ。
彼の目を見て
な『ありがと、バイバイ』
って笑った。
彼からしたら送ってくれたお礼とまたねのバイバイだと思うと思う。
でもあたしが言った意味は【今までありがとう。ばいばい】だった。
車を降りて彼を見送った後あたしはあてもなく歩いた
そして彼に別れの

を作成して送った…
しばらくたっても返事は無く竜からはまだ別れてないの?って

が来るしでなんかつかれた。
:09/11/27 22:49
:P10A
:17CSqq3g
#876 [なぉ]
近くの公園の入り口に座りタバコに火を付けた。
何やってんだろな自分…
好きじゃないとか言いながらいざ別れるとなったら寂しくなって…
この時すでに竜の事は好きだったにも関わらずハッキリしない自分に嫌けがして…
自分の最低さに泣けた。
人目も気にせず泣いて少し落ち着いてから彼に電話をかけた。
いつもの彼のメロディーコールが流れてすぐに彼は電話に出た。
:09/11/27 22:54
:P10A
:17CSqq3g
#877 [なぉ]
彼『…はい』
な『メール見た?』
彼『うん…』
な『ごめんね勝手で…』
彼『…まじで言ってる?』
な『うん…』
彼『まじかよ………』
な『ごめんねほんま、お互い真剣じゃないし付き合ってても何も変わらなかったしまだしょうは若いしこれから楽しい事たくさんあるよ。』
彼『意味分かんないよ』
な『ごめんね…』
気付いたらまた涙が流れてた。何に泣いてるかは分からない…
彼『俺、気持ちのつたえかたとか下手だったかもしれないけどちゃんと好きだったから…それだけは間違えんといて…』
な『うん…今になって分かったけどうちもちゃんと好きだった…』
:09/11/27 23:03
:P10A
:17CSqq3g
#878 [なぉ]
彼『なら良かった…その言葉聞けて良かった。実はなおチャンと付き合ってて年上だから合わせなくちゃって無理してた…会いたくても素直に会いたいって言えなかったし…』
なお『そか…逆にうちも年上だからって会いたいとかうちから言えないって勝手に思ってた…』
彼『なんかお互い気を使いすぎて近づけなかったね』
なお『そうだね…』
彼『でも…付き合った時間は短かったけど出会えて良かった!!ありがと』
なお『こちらこそありがとねっ!!まだまだ若いししっかり遊んで学校も頑張ってね』
:10/01/07 03:47
:P10A
:gTPFPAE.
#879 [なぉ]
彼『なおチャンも頑張ってね、陰ながら応援してる』
なお『ありがと。じゃあ元気でね…』
彼『うん…じゃあね…』
耳元にプーップーッっと機械音が流れた。
終わったんだ…
電話を切った途端に自分の身勝手さに涙が止まらなかった。
人を好きになる事は簡単だと思う。
でも人を愛す事は難しい事なんだよね……
好きと愛してるの違いって何なんだろう…
相手の全てを愛しいと受け止めれるとこなのかな…
こんな自分を本気で愛してくれる人はいるのかな…
:10/01/07 03:53
:P10A
:gTPFPAE.
#880 [なぉ]
しばらく泣いてあたしは竜に電話をかけた。
〜♪♪♪♪♪〜
竜『はい…』
なお『今ちゃんと別れたから…今どこにいるの?』
あたしの居場所を竜に伝えしばらく待つと竜が歩いてきた。
なんか気まずくてお互いずっと無言だった。
竜はそんなあたしにいつもみたいに笑ってほしいって言ったけど笑える状態ではなく落ちたままのあたし。
悪いって思うけど元気になれなくて結局微妙な感じの空気の中コンビニで大量に食料を買いヤケグイした。
:10/01/07 03:59
:P10A
:gTPFPAE.
#881 [なぉ]
それから………
竜とは常に一緒にいた。
好きになってまだ間もないあたし達がはたして本当にこの先お互い愛する事は出来るのかな……
好きが愛に変わる瞬間をまだこの時は感じれてなかった。
そして一緒にいるようになって分かった事。
それは竜が以前あたしが健チャンに対して依存していたように竜も完璧にあたしに依存していた。
:10/01/07 04:06
:P10A
:gTPFPAE.
#882 [なぉ]
美容師達からの誘いがあれば不機嫌になり、常に一緒にいたがる竜。
そんな竜に不満を感じる事も正直あった。
付き合う前から友達とは遊びたいって言ってたしなんで分かってくれないの?って思ってた。
でも違うよね…
:10/01/07 04:08
:P10A
:gTPFPAE.
#883 [なぉ]
あたしも昔はそうだった。
あたしが嫌だって泣いてた事を平気で今はしようとしている。
むしろ竜が悪いみたいに決めつけて………
自分の勝手さに気づいた時、健チャンもきっとこんな気持ちだったんだなって分かった。
相手に愛されてる自信がなきゃできない行動。
あたしあの頃の自分となにも成長出来てないじゃん…
同じ過ちを繰り返そうとしていた自分に気付けた時からあたしの中で少しづつ何かが変わってきた…
:10/01/07 04:13
:P10A
:gTPFPAE.
#884 [なぉ]
:10/01/07 04:17
:P10A
:gTPFPAE.
#885 [なぉ]
それからのあたしは竜をちゃんと見るようになった。
竜自身と向き合えば向き合う程、竜があたしの事を本気で愛してくれてるのが分かった…。
竜は今まで人を本気で愛した事はないって言ってた。
竜は初めての自分にとまどいつつも全力であたしにぶつかってくれた…
逆にあたしは初めてここまで愛されていかに今まで愛されてなかった事に気付いた。
:10/01/08 00:32
:P10A
:oF2Z8g7M
#886 [なぉ]
いや…
その人なりに愛してくれてたのかな…
そう信じたい。
あたしにもあたしなりの愛し方はある。
でも前回みたいな依存した愛し方はしない。
ちゃんと信じて向き合える相手だからこそできる愛し方をしていこう…
:10/01/08 04:57
:P10A
:oF2Z8g7M
#887 [なぉ]
その前にまずはあたしの過去をちゃんと竜に知ってほしくてあたしはこの小説を竜に見てもらった。
別に見せなくてもいい事かもしれないけど竜が思ってるような女じゃないから…
だめな部分も見てあたしの過去の全てを受け止めてほしかったから。
竜が小説を読んだ結果・・・
当然のごとく落ちた。
あたしにもあんなに愛してた人がいたって分かって悲しんでた。
こうなる事も初めから分かってた。
分かってた上で新たな自分と付き合っていきたかったから……
そして過去以上に竜を愛しあたしの愛が伝わっていったらなって決めたから…
:10/01/08 05:03
:P10A
:oF2Z8g7M
#888 [なぉ]
竜はあたしに何度も
『本当に元彼には未練はないの?』
って何度も何度も聞いてきた。
あたしはその度に
『ない』って言い切った。
でもその言葉を信じるまで時間はかかった。
でもそれでいい。
ゆっくりでいんだよ。
健チャンに対して未練は本当にない。
ただあるとすれば…
幸せになってほしいって思う。
その気持ちを持つ事くらい許してね?竜・・・
それからしばらく月日は流れ竜は正式にあたしに告白してくれた。
その場所は・・・
あたしが過去何度も涙を流してたあの土手。
でもその日から悲しい思いでの場所ではなく、幸せな思い出の場所に変わったんだよ・・・
:10/01/08 05:09
:P10A
:oF2Z8g7M
#889 [なぉ]
あたしの悲しかった記憶の部分を少しずつ幸せな記憶へと変えてくれる竜。
冷めきってた心が竜のおかげで温もりを取り戻していけたよ…
本当にありがとう・・・
初めは正直こんなに愛してくれてるけどいつかは少しずつ冷めていってしまうんじゃないかって不安もあった。
でもいつまでたっても竜は変わらずにあたしを見てくれたね・・・
あたしの愛は伝わってる?
竜はあたしに出会えた事で幸せを感じれてますか?
あたしは・・・
本当に幸せです。
:10/01/08 05:14
:P10A
:oF2Z8g7M
#890 [なぉ]
それから月日は流れ---
あたし達は変わらず順調にいってた。
料理には自信があったあたしは毎日作れる日は竜に手料理をふるまった。
初めて作った日から竜は毎回あたしの手料理を写メで撮ってた。
タイトルまでつけて幸せそうな顔でいつも写メを眺めてはあたしに『幸せだな』って微笑んでくれたね・・・
:10/01/22 00:08
:P10A
:hGCoMoz.
#891 [なぉ]
小さな事でも喜んでくれて本当に幸せだった。
そして竜は以前からあたしを親に会わせたがってた。
竜は片親でお母さんしかいなかったのでお母さんと妹、妹の子供と対面する日がきた。
当日すごく緊張したのを覚えてる…
初めて会った印象は竜にどことなく似た優しいお母さんだった。
:10/01/22 00:12
:P10A
:hGCoMoz.
#892 [なぉ]
皆でガストへ行き食事をとる事に。
緊張して食べれないかなって思ったけどしっかり食べました(笑)
竜を見てお母さんや妹は表情が変わったとかあたしと出会う前の竜と比べて本当に変わったってビックリしてたね。
竜が席をたった時にお母さんに
『なおチャンのお陰で竜は本当に今幸せみたいで安心した。本当にありがとう…優しい子だから、これからもよろしくしてやってね』
って言われた。
:10/01/22 00:15
:P10A
:hGCoMoz.
#893 [なぉ]
あたしは過去の竜を知らない。
でも皆がそうやっていい方に竜が変わったって言ってくれて嬉しかった…
こうやって家族にも会わせてくれて竜があたしに対して真剣だってますます伝わったよ。
竜の家族に会ってあたしの親にも会わせた。
あたしの両親は竜をすごく気に入ってたね。
過去の恋愛でたくさん心配かけてきたけど…
竜なら安心して任せられるって言ってくれた。
お父さんも気に入ってくれたみたいで竜と仲良く将棋をしたりお酒を飲んでご機嫌だった。
:10/01/22 00:19
:P10A
:hGCoMoz.
#894 [なぉ]
竜もあたしの両親を気に入ってくれて安心した。
皆がこんなに祝福してくれるって初めてだった・・
過去あたしはヒサシと付き合いヒサシ以上にあたしを愛してくれる人はいないって思ってた…
でも違ったね・・・
こんなにもあたしを愛してくれる人がちゃんといた。
出会えた事自体が奇跡なのに更に運命の人だったなんて…
生きてて良かった。
何もかもが嫌になって死にたかった時、あたしは幸せになれないって決めつけてたけど諦めなくて良かったって本当に思う。
:10/01/22 00:25
:P10A
:hGCoMoz.
#895 [なぉ]
竜も同じ事を言ってた。
生きてて良かったって…
ありがとうね・・・
毎日が幸せな中事件が起きたね---
それは久々にあたしの前に現れた彼がきっかけだった。
竜と同じ職場で仕事をしてる時、健チャンが来たんだ…
:10/01/22 00:30
:P10A
:hGCoMoz.
#896 [なぉ]
健チャンはあたしを見つけるなり近づいてきた。
久々に見る元彼。
何も変わってないね…
あの頃と変わらない笑顔であたしにこう言ったね。
健『久しぶり!!きちゃった。彼氏も今日おる?』
な『どしたん急に??彼氏は〜あっあっこにおるよ』
健『いや〜まぁ辛い事とかあって顔見たくなって…彼氏あれか!!男前やな』
な『大丈夫?何があったん?彼氏はえ-男よそりゃ』
:10/01/31 03:44
:P10A
:solAzLIY
#897 [なぉ]
健『そかそか〜な-ちんうまくいきょんなら良かったわ。』
な『ありがと!!健チャン大丈夫なん?』
健『おん、大丈夫。せっかくやし適当に遊んで帰るわな!!頑張ってな仕事』
な『うん…あんま金使いすぎんようになっ』
そう言って姿を消した。
竜は健チャンの顔をプリクラで見た事あるからもちろん健チャンの存在には気づく。
言うまでもなく機嫌が悪くなった竜…
あたしに対しても冷たく接してきた。
:10/01/31 03:48
:P10A
:solAzLIY
#898 [なぉ]
まぁ分からなくはないが…
案の定仕事終わってから竜はあたしに
『なんであいつがきとん?何しにきたん?』
って質問攻め。
あたしに言われても…
ってな感じでだんだんあたしも苛立ってきて。
だんだん喧嘩が激しくなってきたあたし達。
竜は機嫌が悪くなると喋らなくなるし人が変わる。
あたしはいつも喧嘩をしたら竜の前から姿を消す。
:10/01/31 03:53
:P10A
:solAzLIY
#899 [かなや]
:10/02/04 17:31
:F902iS
:Bp8y5D2Y
#900 [我輩は匿名である]
一気に読みました

共感して泣いてしまいました

今はナオさんどうなったか気になります


:10/07/25 03:08
:P10A
:OR7ADGNA
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