あなたに出会えた事
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#501 [ナオ]
家に着いてからメールが届いていた事に気づく。
健チャンから謝りのメールとありがとうの気持ちが書かれていた。
あたしがこんなんだから健チャンはあたしを頼ってしまうんだよね…
あたしが健チャンをダメにしてるんだよね…
分かってる!!
分かってるけど…
どうしていいか
分からない…
いっそ出来るならあたしの中から感情という部分を取り除いてほしい..
:08/05/28 01:15
:D903i
:JxPcjNFg
#502 [ナオ]
それからは毎日連絡も取り合い時間が合えば会っていた。
今はお金を稼ぐのが大事だから仕事をもちろん優先し2週間休みなしで働き続けていた。
連勤も終わり久々にゆっくり健チャンと会う事になった。
でも会えばまた傷つく…
何でなのかな...
早く健チャンと縁を切れって事なのかな?
あたしはこの日を境に少しずつおかしくなった。
:08/05/28 01:19
:D903i
:JxPcjNFg
#503 [ナオ]
ナ『久しぶりやな!!元気だった??って毎日メールしてるから分かるか』
健『体しんどいわ』
ナ『ずっと何してたん?誰かと遊んだ?』
健『誰とも遊んでないわ…えらいしな』
ナ『でもうち知ってるよ?遊んだの…』
何となくかな…
直感だったけど分かる。
こいつ嘘ついたって。
だからあたしはかまをかけてしまう。
知らなきゃ傷つかなくて済むのに知りたいって気持ちがそれを上回ってしまう…
少しの沈黙の後
あたしは頭が真っ白になっていた。
:08/05/28 01:22
:D903i
:JxPcjNFg
#504 [ナオ]
健『あー1回だけ友達がメールしてる子と会うの1対1じゃ嫌だからついてきって2対2で会った。でもそれはお金なくてご飯おごってくれるって言ったから行ったんよ?女が目的じゃないし俺はナオ以外今は考えれないしな…』
はい???
何か意味分からない…
でも彼女じゃないから何も言えないしただ何かバカみたいに一人働いてる間に楽しんでたんだって思うと腹が立った…
聞かなきゃいいのに口が勝手に動いてしまう。
:08/05/28 01:26
:D903i
:JxPcjNFg
#505 [ナオ]
ナ『そ…そうなんだ!!楽しかった?てか可愛かった?』
なるべく平然を装って話すあたし。
でもあからさまに機嫌は悪くなってたけど…
健『楽しくないし不細工やったし最悪だったけどご飯食べれたしなっ』
ナ『ご飯のためなら行くんやね…』
健『金ないから普段食べれないから…でも番号交換とかしてないし』
ナ『なら携帯見せて』
健『はい…』
差し出された携帯の電話帳を見て更に後悔した。
:08/05/28 01:31
:D903i
:JxPcjNFg
#506 [ナオ]
土井チャンとちゃっかりまた交換してんじゃん…
いつのまに会ったんだよ
あたしの様子に気づいた健チャンは
健『あとこの前皆で会った時に土井チャンもいたから…』
ナ『どっちから聞いたん?』
健『俺……』
ナ『そっかぁ…いんじゃない?別に。もう付き合ってる訳やないもんね。素直にうちが変わる姿を見ててって言われて信じて待ってたのが間違いやったね〜バカらしっ』
健『違うし!!』
ナ『何が?』
健『変わるとこ見てほしいって思ってる…』
:08/05/28 01:34
:D903i
:JxPcjNFg
#507 [ナオ]
ナ『うん。だから見たよ?見た結果このありさまやん。よく分かった』
健『………』
なんかバカみたい。
戻れないって分かってたよ?
でも心のどこかで本当に健チャンが変わればまたお母さんや周りの皆が認めてくれるかもって信じてたから…
でもやっぱ無理だね。
現実をつきつけられてその小さな可能性を打ち砕いた。
:08/05/28 01:37
:D903i
:JxPcjNFg
#508 [りな]
:08/05/28 01:39
:SO704i
:1Eoa0zf2
#509 [ナオ]
ナ『うちなやっぱまだ健チャンの事好きだからこんなん聞いたら辛い。嫉妬もするし否定出来る立場じゃいの分かってるけど耐えれない…やっぱ友達として見れないよ…だからもうキッパリ離れよ』
健『嫌だ……離れたくない……』
ナ『自分はいいかもしれんよ?でもうちの立場にもなったら分かるよな?辛いのはもう嫌だ…』
健『…………』
後は何を言ったか忘れたけどあの時結構パニックに陥って胸につかえてた気持ちを全部ぶつけた。
気づけばあたしの部屋に着いていた…
:08/05/28 01:41
:D903i
:JxPcjNFg
#510 [ナオ]
とりあえず部屋にあがり話し合いをしたけどお互い譲らず解決しないままだった。
でも健チャンはあたしの目の前で土井チャンを削除し連絡取らないからって携帯を見せてきた。
別にそんなことをしてほしい訳じゃないの…
もう今更って感じ…
何であたしこんなに苦しんでるんだろう…
何であたしこんなに健チャンから離れられないんだろう…
もう訳が分からない…
:08/05/28 01:44
:D903i
:JxPcjNFg
#511 [ナオ]
結局最後は健チャンの我が儘をまた受け入れる。
―友達としている事を―
そしてあたしは彼に抱かれる。
今のあたし達は…
友達以上恋人未満。
これほど辛いものはないんだなって初めて思う。
好きだけどその上はなく好きだけどその下はない
あたしはいったい何がしたいんだろう…
健チャンはいったい何を求めてあたしに会うのだろう…
お金?
体?
あたしの存在?
わかんないや…
:08/05/28 01:48
:D903i
:JxPcjNFg
#512 [ナオ]
その日からあたしは一日も早く健チャンを思う気持ちを断ち切ろうと負けじと紹介やら美容員に行った時にナンパされた美容師とメールを始めた。
もちろん健チャンとも毎日連絡はとっていた。
でも結局は無闇にメールをしたって気持ちが薄れていく事もなく…
ただただまるで操り人形のように男達と連絡を取り合っていた。
でも逆にそれが辛かった。
気が紛れる所か傷口が広がる一方で…
楽しくないし他の男とメールしてても頭から健チャンの存在が離れようとしない
:08/05/28 01:53
:D903i
:JxPcjNFg
#513 [ナオ]
りなさん.
アンカーぁりがとぅ

:08/05/28 01:53
:D903i
:JxPcjNFg
#514 [ナオ]
あたしは日に日に精神的にも肉体的にも弱っていった…
そんな中たまに家族と連絡をとれば
【ナオは強いから大丈夫だよ。早く忘れな】
とか
【健チャンは最低だよ】
とか..
言葉の一つ一つがあたしを更にどん底に追いやっていく。
あたしは強いの?
全然強くなんかない!!
あたしは弱いよ?
あたしは強くなきゃ
だめなの?
何で簡単に
そんな事言うの? もう嫌だよ…
もう疲れたよ…
:08/05/28 01:59
:D903i
:JxPcjNFg
#515 [ナオ]
ス――ッ…。
ポタッ。
ポタッ。
気づけばあたしの左手首から血が流れていた。
10カ所以上…
誰も本当のあたしなんか分かってない。
誰もあたしの気持ちなんか分かってくれない。
誰も…
誰も…
もうこんな苦しい思いするくらいなら楽になりたい…
生きてたっていいことなんてないんだもん…
:08/05/28 02:03
:D903i
:JxPcjNFg
#516 [ナオ]
遠のく意識の中携帯が鳴っているのに気づいた。
右手を必死に伸ばし携帯を握る。
やだ…
やだ…
怖い…
死にたくない…
電話越しに聞こえる声が誰なのか分からないけどただ助けてって叫んでた
プツッ――――――
:08/05/28 02:07
:D903i
:JxPcjNFg
#517 [ナオ]
気づけば病院のベットの上だった。
点滴をされ左手首には包帯が巻かれていた。
あれ?
何で?
周りを見渡すとお姉ちゃんがあたしの手を強く握って泣いていた。
後から聞いた話あの電話はお姉ちゃんからであたしの家から2分の距離に住んでいた姉はただ事ではないと察し家に来たらしい。
普段鍵を閉め忘れる癖がこんなとこで役に立つなんて…
:08/05/28 02:09
:D903i
:JxPcjNFg
#518 [ナオ]
ナ『お姉ちゃん…』
姉『バカ!!何やっとんよ…バカ…』
ナ『ごめん…』
ただひたすら強く握りしめられた手をあたしも必死に握り返した。
生きてて良かった…
本当に心からこのときそう思えた…
あたしのために泣いてくれる人はちゃんといる。
あたしは生きている価値あるよね?
あたし生きてていいんだよね?
あたしはひとりぼっちが怖くて逃げてしまった。
でもあたしは一人じゃないんだね。
:08/05/28 02:13
:D903i
:JxPcjNFg
#519 [ナオ]
傷は思ったょりも浅くあたしはただ軽い貧血も起こしていたらしい。
今になって思えばあの時の自分が一番嫌い…
強くなる努力もせずにただただ逃げるだけしか出来ない弱い人間。
退院もすぐに出来た。
仕事は一日だけ休ませてもらう事にした。
休んだ日は家にお姉ちゃんが来てくれた。
:08/05/28 02:17
:D903i
:JxPcjNFg
#520 [ナオ]
姉『少しは落ち着いた?』
ナ『うん…』
バチッ!!!
あたしの右頬がジンジンと痛む。
突然の出来事で目が丸くなる…
でもお姉ちゃんの目を見て久しぶりに素直に泣けた…
いっぱい泣いて
いっぱい鼻水垂らして
まるで子供みたいに。
お姉ちゃんはただあたしの背中を優しく子供を寝かす時のように叩いてくれてた。
:08/05/28 02:20
:D903i
:JxPcjNFg
#521 [ナオ]
少しずつ落ち着きを取り戻したお姉ちゃんは話し出した…
姉『なぁもういいよ?ナオは頑張ったよ?もう止めよう…そんなに辛いならもう忘れよ?忘れる事も辛いと思うよ?でもな今を乗り切ったら時間が解決してくれるから。……あんなお母さんがナオの事聞いてショックで仕事中倒れたんな…母さん今ガンの疑いあるの知ってるよな?いつガンになってもおかしくない状態なんよ?心配かけてどうするん?
:08/05/28 02:25
:D903i
:JxPcjNFg
#522 [ナオ]
一気にあたしの大事な人を二人も奪わないでよ…お願いだから…』
こんなに静かに泣いてるお姉ちゃん初めて見た…
ナ『母さんは今は!?』
姉『大丈夫だよ…でも無理はさせれないけどね…母さんが言ってた…高君(あたしの兄)は小さい頃に心臓病で今でも胸に大きな傷がある。好きで自分の体に傷つけた訳じゃないのに何でナオは元気な体なのに自ら傷つけて死のうとしたんだろうって…自分が知らないうちにナオを追い込んでたんだって泣いてた…』
:08/05/28 02:30
:D903i
:JxPcjNFg
#523 [ナオ]
ナ『…………涙』
お兄ちゃんだって
大きな傷を背負って今も元気に強く生きてるのに
あたしは…
大好きなお母さんまで追いつめて…
何やってんだ…
後悔がどんどんあたしを追いつめてくる。
ナ『ごめんなさい…ごめんなさい…ごめん…』
ただ謝る事しか出来なくて
自分が情けなくて
でも逃げる勇気も立ち向かう勇気もなくて
一人さまよって…
でも前を向くから…
あたし頑張るから…
ごめんなさい…
:08/05/28 02:34
:D903i
:JxPcjNFg
#524 [ナオ]
泣き疲れてあたしはいつの間にか寝ていた。
起きるとお粥と手紙が机の上に置いてあった。
ナオへ。
目さめたらお粥食べな。あたしは子供いるから帰らないといけないけど辛くなったらいつでも呼んでね?
こんなに近くにいるんだから頼ってよ…
あたしそんなに頼りないお姉ちゃん?
あたしもナオが道に迷った時は一緒に正しい道探してあげるぐらい強くなるから一緒に強くなろ。もうあんな事しないって約束してね…
:08/05/28 02:38
:D903i
:JxPcjNFg
#525 [ナオ]
あたしは泣きながらお粥を少し口に運んで食べた
『しょっぱ……』
相変わらず料理は下手な姉ちゃんだけどすごく暖かかった…
携帯を見ると充電が切れていて充電し電源を入れると健チャンから大量の電話とメールがきてた。
心配してくれてたんだ…
あたしはすべてのメールを読み終えて携帯を閉じた
:08/05/28 02:41
:D903i
:JxPcjNFg
#526 [ナオ]
あれから1年半か…
付き合いだした頃から一つずつ思い出して行く。
どこで間違いだしたのかは分からないけど…
今思い返せば辛い事の方が多かったな…
それなのに離れれず側にいたいって思ってた。
それはやっぱりいい所もたくさん見てきたから信じていたかったのかも…
好きだけじゃどうにもならない事がある。
あたしは身を持って初めて痛感した…
:08/05/28 02:45
:D903i
:JxPcjNFg
#527 [ナオ]
少しずつ
少しずつ
思いだし
あたしはあなたとの物語の最後に近づいてきた。
もう離れよう。
キッパリ縁を切ろう。
今は辛くてもいつかまた
幸せになれる日が来る事
を信じて歩み出そう。
あたしは携帯を握りしめ
健チャンに電話をかけた。
:08/05/28 02:49
:D903i
:JxPcjNFg
#528 [ナオ]
今日はここまでにします


話をいくつか省略したため読みずらくなってたらすいません

後少しで完結します

正直小説を完結させる決心もまだ出来てないですが逃げずに書くので見て下さい

また明日書きます

:08/05/28 02:51
:D903i
:JxPcjNFg
#529 [ゆき]
随分と前から、読ませてもらっていました

これからも応援していますので、完結に向けて頑張ってください

:08/05/28 10:00
:P904i
:zBWhJ6dI
#530 [ナオ]
ゆきサン.
ありがとう


完結させるまでに長い時間をかけてしまいすいません

頑張るので応援ょろしくお願いします

:08/05/28 18:19
:D903i
:JxPcjNFg
#531 [ナオ]
今日書けそうにないです

気持ち混乱して

明日は必ず書きます

すいません

:08/05/28 23:53
:D903i
:JxPcjNFg
#532 [ナオ]
訂正を一つ

526の内容の
あれから一年半は健チャンと付き合い始めた頃から今までです。
今書いてる内容は本当につい最近の出来事です。
ややこしくてすいません…
:08/05/29 00:00
:D903i
:oFxLA.Gc
#533 [ゆき]
マイペース

に、整理しながらゆっくり仕上げていってください


整理整頓…
なんて、ホントは凄く大変な作業だし、エネルギーも使います

ましてや、『気持ち

』の整頓なんて長い月日がかかってしまう場合だってあるかもしれません

焦らず…
ていねいに

キレイに

整理していってください。
:08/05/29 15:13
:P904i
:.KzScPaQ
#534 [ナオ]
ゆきサン.
ほんまありがとう

焦らず…
ゆっくり…
整理して前向けるように頑張ります


本当に暖かい応援ぁりがとうございます

:08/05/29 18:12
:D903i
:oFxLA.Gc
#535 [ナオ]
――♪♪♪――
健『もしもし!?ずっと連絡出来なかったけど何かあったん!?』
ナ『ごめんね…体調悪くて…』
健『大丈夫なん!?』
ナ『うん!!平気』
健『なら良かった…』
ナ『心配してくれてありがと……近々会える日ある?話がしたい…』
健『俺今遅番だから土曜日は?早番になるから早く終わるし。てか話って何?』
ナ『なら土曜うち仕事終わったら迎えに行くね。会ってから話すよ』
健『気になる…でもいい話じゃないよね…?』
ナ『いいか悪いかはずっと先じゃないと答え分からないかな…』
:08/05/29 18:17
:D903i
:oFxLA.Gc
#536 [ナオ]
健『俺嫌だからね…』
ナ『また土曜日にね』
健『…分かった』
電話を切った後胸が苦しくて苦しくて自分で決めたはずなのに愛しい声を聞いただけで泣きたくなる…
あたし…
間違ってないよね?
これで…
いんだよね?
:08/05/29 18:40
:D903i
:oFxLA.Gc
#537 [ナオ]
自分で決めた事なのに苦しくなって…
あたしは弱い…
気づくとあたしはカミソリを握っていた。
このもやもやをぶつける場所もない…
だから自分を傷つけてただ流れてく血を見て自己嫌悪に陥ってた..
手首にまで刃を近づけた時にお母さんの顔がとっさに浮かんだ…
約束したもんね...
あたしはカミソリをクローゼットの奥に閉まった。
:08/05/29 22:59
:D903i
:oFxLA.Gc
#538 [ナオ]
しばらくボーっとしていると携帯が鳴った。
登録されてない番号のため画面には名前が表示されていなかった…
でも分かるよ?
今でも覚えてる。
でも何で今頃?
あたしは頭がパニックになっていた。
でるかでまいか悩んだあげくあたしは通話ボタンを押した…
:08/05/29 23:02
:D903i
:oFxLA.Gc
#539 [ナオ]
ナ『…はい…』
『久しぶり…分かる?』
分かるよ…
何年あなたの声を隣で聞いてきたと思ってるの?
ナ『久しぶり…分かるよ…ひさしだよね。』
懐かしい声。
健チャンと付き合ってた頃もひさしの存在はかすかながらあったもんね…
変な意味じゃなくて大切な人だったって。
:08/05/29 23:05
:D903i
:oFxLA.Gc
#540 [ナオ]
ひ『正解!!よく分かったな(笑)』
ナ『分かるよ…ひさしこそうちの番号よく分かったね?』
ひ『何か覚えやすいし忘れれんかったなぁ』
ナ『そか…元気?てか急にどったの?』
ひ『元気…じゃないかな(笑)てかこの前誕生日おめでとう』
ナ『何かあったん?てかよく覚えてるね!!もう22になってもうたわぁ』
ひ『おばさん(笑)』
ナ『ひさしのが年上やろ(笑)てかほんまどした?』
:08/05/29 23:10
:D903i
:oFxLA.Gc
#541 [ナオ]
ひ『…俺今なおが住んでる街に住んでるんよ。仕事辞めて出てきた。今は新しい仕事してる。』
ナ『そうなん!!聞いてないよ!?彼女と同棲?』
ひ『言ってないもん(笑)いや、一人暮らし…てか別れた…』
ナ『えっ…そうなんゃ…最近?』
ひ『最近じゃな…てかごめんな彼氏おるのに電話して…ただ誕生日おめでとうって言いたかった』
ナ『別れたよ…うち』
ひ『は!?そうなん!?何で別れたん!?』
ナ『いろいろね…』
:08/05/29 23:15
:D903i
:oFxLA.Gc
#542 [ナオ]
ひ『……なぁ今から少しでいいから会える?』
ナ『……うん…』
素直に会いたいと思った
今のあたしなら過去にしてきた過ちを素直に謝れると思うから…
何より今は一人でいたくなかったのかも…
自分の家の場所を伝え電話を切りあたしは1年半ぶりにひさしと二人で会う事になった。
:08/05/29 23:21
:D903i
:oFxLA.Gc
#543 [ナオ]
急な展開に多少パニックになった。
まさかひさしと会う日が来るなんて思ってもみなかったんだもん…
ひさしと別れる時に言った言葉。
もしうちらが運命の相手なら必ずまた巡り会えるからって...
一瞬ほんまに運命の人なんかなって思った。
少なからず健チャンとの未来は全く見えなかった。
今あたしがこんな状態でひさしに会えば少なからずよりかかってしまいそうになる…
そんな都合のいい事なんて出来る訳ないけど。
会う約束をした事を少し後悔しながら支度をした…
:08/05/29 23:42
:D903i
:oFxLA.Gc
#544 [カズ]
最初から 何回も何回も 読ませてもらってます

携帯小説ゎ 実ゎ ナオさんが 初めてです

わくAドキAの しっぱなしです

ゆっくり じっくり 完結して下さいね

頑張ってね

:08/05/30 00:57
:N901iS
:I9IE3ltk
#545 [ナオ]
カズサン.
コメントぁりがとう


初めてがうちのとか…
何か申し訳なぃです

常に暗い話ばっかだけど読者の方にも気持ちが伝わるように頑張って書きます


励ましぁりがと

:08/05/30 01:28
:D903i
:pfXR62Rw
#546 [ナオ]
30分程してひさしから到着したとの電話がありあたしは急いで待ち合わせ場所に向かった。
別に可愛く見せる必要もないとは思うけど念入りに髪を巻き化粧をし出る前には全身をチェックした。
ここで過ちが一つ…
その日の夜は蒸し暑くあたしは何の気なしに七分の服を着て出かけた事。
後々後悔する事になる…
待ち合わせ場所に着き見覚えのある車が目についた。
あたしは深く深呼吸をし車に乗った…
:08/05/30 01:33
:D903i
:pfXR62Rw
#547 [ナオ]
ナ『よっ!!久しぶり』
ひ『久しぶりっ!!てか自分かなり痩せたな』
ナ『ほんま??嬉しいわ〜綺麗になった?笑』
ひ『痩せたとゆーかやつれた感じ!?でも…綺麗になってる…』
実際ひさしと別れてから就職したあたしは痩せた
健チャンと別れてからはさらに3キロ落ちていた。
ナ『ありがとっ。ひさしも男前になったやん』
ひ『あっやっぱり?(笑)知ってる知ってる』
ナ『言うね〜』
:08/05/30 01:37
:D903i
:pfXR62Rw
#548 [ナオ]
ひ『冗談よ(笑)てかどうする?飯でも食べに行く?』
ナ『うん!!中華食べたいなっ』
ひ『相変わらず中華すきやなぁ〜』
ナ『まぁね(笑)』
久々の再会とは思えないほど自然としゃべれた..
話したい事
いっぱいあったし…
会話が途切れる事はないまま中華屋に着いた。
:08/05/30 01:39
:D903i
:pfXR62Rw
#549 [ナオ]
とりあえずメニューを決めあたしは一服。
ひ『煙草まだ吸ってるんやね〜』
ナ『やめれませんわ』
ひ『……』
ナ『てか何か聞いてほしい事あったんやろ?うちで良ければ聞くよ』
ひ『……うん。聞いてほしいってか一人が寂しかったって感じかな…』
ナ『まぁ寂しいのはうちも今そうやし分かる』
ひ『でも俺、元カノの事諦めず追いかける。やっぱ好きやしなっ』
ナ『そか!!頑張れ』
ひ『なおは?もう戻る気ないん?』
:08/05/30 01:43
:D903i
:pfXR62Rw
#550 [ナオ]
そう言われた瞬間..
あたしの顔は凍り付いた
だからひさしもそれ以上何も聞いてこなかった…
やっぱ優しいなひさし..
その後も何とか楽しく食事をして店を出る事に。
レジで出そうとしたら
『いいからっ』
って払ってくれた...
あんな事したあたしにひさしはどこまで優しくしてくれるんだろ…
:08/05/30 01:46
:D903i
:pfXR62Rw
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